JP7112277B2 - 遠隔立会システム、及び遠隔立会方法 - Google Patents
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Description
また、山岳トンネルの施工にあたっては、事前にボーリング作業等による地質調査が行われ、トンネルを施工する予定の地山における地質や強度等が調査され、地質の強度に応じた支保パターンが計画される。さらに、トンネルを掘削しながら、掘削土をサンプリングして地質調査を行い、実際のトンネルの掘削断面(切羽)を観察することにより、実際の支保パターンが決定される(例えば、特許文献1参照)。
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態の施工データ記憶装置10が適用される施工データ管理システム1の構成図である。施工データ管理システム1は、例えば、山岳トンネルの施工について、施工に関する各種情報(以下、施工データという)を管理し、ユーザの所望する施工データを提示するシステムである。
掘削データ取得部202は、表示制御部204の指示に基づいて、掘削データ記憶部102を参照し、所定の調査データを取得する。調査データ取得部201は、取得した掘削データを表示制御部204に出力する。
覆工データ取得部203は、表示制御部204の指示に基づいて、覆工データ記憶部103を参照し、所定の調査データを取得する。調査データ取得部201は、取得した覆工データを表示制御部204に出力する。
表示制御部204は、入力情報に基づいて調査データ取得部201、掘削データ取得部202及び覆工データ取得部203を制御し、ユーザが要求する施工データを取得する。表示制御部204は、取得した施工データを表示装置30に送信する。
施工データ301は、事前地質である。事前地質は、事前に調査されたトンネル坑内の地質とトンネルの位置との関係を示す。
施工データ302は、TD(Tunnel Distance、トンネル距離)である。TDは、坑口からの距離を示す。
施工データ303は、測点(例えば、トンネルに沿って施工される道路の基準点)からの距離を示す。
施工データ304は、弾性波速度である。弾性波速度は、地山に照射した弾性波が伝搬する速度を示す。弾性波速度は、地山の硬さに応じて弾性波の伝搬速度が変化する性質を利用して、地山の硬さを推定する情報に用いられる。
施工データ305は、地山強度比を示す。地山強度比は、ボーリング調査により抽出された地山のサンプル用いて測定された一軸圧縮強度と鉛直土被り圧の比を示す。
施工データ306は、設計段階において選択された支保パターンの番号を示す。支保パターンは、吹付コンクリートの吹付厚、ロックボルトの本数や長さ、及び支保工の種類の組合せを示す。設計段階における支保パターンは、例えば切羽評価点に応じて選択される。
施工データ312は、吹付コンクリートの吹付厚である。施工データ313は、ロックボルトの長さである。施工データ314は、支保工の種類である。吹付厚、ロックボルト長さ及び支保工の種類は、支保パターンの実績に応じて決定される。
施工データ315は、切羽の展開図である。施工データ316は、切羽の縦断図である。展開図及び縦断図は、切羽の地質や湧水の様子を観察した担当者等により作成される。
施工データ318は、上半水平測線である。上半水平測線は、掘削した内空の上半部分の水平方向の距離の変位度合いを示す。上半水平測線は、掘削した内空が地山から荷重を受けることにより生じる。上半水平測線は、掘削した直後から変位が収束する(例えば、一日の変位量が所定の閾値以下となる)まで継続して計測される。施工データ318には、例えば、変位が収束した時点における変位量の合計値が示される。
施工データ320は、切羽の湧水量である。湧水量は、例えば、切羽の状態を観察した担当者等により測定される。
施工データ331は、設計時におけるコンクリートの基準となる強度(設計基準強度)である。設計基準強度は、地山の硬さや内空の状態に応じた構造計算により決定される。
施工データ332は、コンクリートの呼び強度である。呼び強度は、設計基準強度に、生コン工場が品質(強度)を保証する環境と打設現場の環境との相違により、現場で打設したコンクリートの強度が出ない可能性を考慮して決定される。
施工データ333は、コンクリート打設後28日経過時におけるコンクリートの強度の平均(σ28強度-平均)である。σ28強度-平均は、例えば、打設後28日経過時に打設現場における複数の箇所において打設されたコンクリートの各々の強度を計測した場合における、各々の強度の平均値である。
施工データ335は、コンクリートに含まれる空気量の最大値(空気量-最大値)である。コンクリートの品質を保つために、コンクリートに含まれる空気量の範囲が規定されており、空気量-最大値は、コンクリートの品質を示す指標として用いられる。
施工データ336は、コンクリートに含まれる塩化物の総量(塩化物総量)である。コンクリートに含まれる塩化物の量が多いと塩害(例えば、錆)が発生する要因となり得る。塩化物総量は、コンクリートの品質を示す指標として用いられる。
施工データ337は、打設現場で測定した単位コンクリート(例えば、1[kg])当たりに含まれる水分量(現場単位数量)である。生コン工場で配合されたコンクリートの水分量を打設現場で計測することにより、コンクリートの品質を確保する。現場単位数量は、コンクリートの品質を示す指標として用いられる。
施工データ340は、覆工作業後に形成された内空の形状(覆工内空出来形)の基準となる高さ(基準高)である。施工データ341は、覆工内空出来形の幅である。施工データ342は、覆工内空出来形の高さである。覆工内空出来形基準高、覆工内空出来形幅、覆工内空出来形高さの各々は、覆工内空出来形の内空形状における所定の箇所を計測することにより決定される。施工データ340~342には、例えば、設計時における覆工内空の形状と覆工内空出来形との差分値が示される。
施工データ343は、覆工コンクリートの表面を評価(表面評価)した結果である。表面評価は、覆工コンクリートの表面の状態を観察した担当者等により決定される。表面評価は、例えば、クラックの有無や湧水の有無等、覆工コンクリートの表面を評価する項目ごとに評価した評価区分に対応する点数の合計点により決定される。ここで、覆工コンクリートの表面を評価する項目は、例えば、覆工コンクリートの表面を評価する帳票に記載される。担当者は、帳票に記載された評価項目に従って覆工コンクリートの表面を評価し、評価した区分に対応する点数を帳票に記入することにより表面評価を行う。
施工データ345は、コンクリート打設後において、コンクリート表面状態に変化があった場合に、その箇所に補修が行われたか否か(補修有無)を示す。
図4~図10は、第1の実施形態の表示制御部204が行う処理を説明する図である。
図4(a)に示すように、表示制御部204は、トンネルの位置(TD及び測点)に対応した施工データ317(天端沈下)を表示させる場合、例えば、縦軸に沈下量、横軸にトンネル位置とするグラフで天端沈下の沈下量を表示させる。これにより、ユーザは、沈下量が大きい(或いは小さい)トンネル位置を容易に把握できる。また、グラフの縦軸で示す沈下量を、例えば、トンネルの施工において許容される沈下量の範囲とした場合には、ユーザは、トンネルの全体について天端の沈下量が許容範囲内であるか否かを容易に把握できる。
領域401の断面名称は、例えば、掘削作業ごとの切羽を一意に識別する名称である。つまり、ここでの断面名称は、トンネル位置に対応して一意に命名される名称であり、「トンネル位置」の一例である。
領域404では、第1縦軸に沈下量、第2縦軸に切羽はなれ、横軸に時間(測定した日付と延べ日数)とするグラフで天端沈下の「沈下量」及び「切羽はなれ」が示される。この例ではグラフ405が沈下量、グラフ406が切羽はなれを示すグラフである。
図5(a)に示すように、表示制御部204は、トンネルの位置(TD及び測点)に対応した施工データ318(上半水平測線)を表示させる場合、例えば、縦軸に変位量、横軸にトンネル位置とするグラフで上半水平測線の変位量を表示させる。これにより、ユーザは、変位量が大きい(或いは小さい)トンネル位置を容易に把握できる。また、グラフの縦軸で示す変位量を、例えば、トンネルの施工において許容される変位量の範囲とした場合には、ユーザは、トンネルの全体について上半水平方向の変位量が許容範囲内であるか否かを容易に把握できる。
領域414では、第1縦軸に変位量、第2縦軸に切羽はなれ、横軸に時間(測定した日付と延べ日数)とするグラフで上半水平測線の変位量及び切羽はなれが示される。この例ではグラフ415が変位量、グラフ416が切羽はなれを示すグラフである。
図6(a)に示すように、表示制御部204は、トンネルの位置(TD及び測点)に対応した施工データ319(切羽評価点)を表示させる場合、例えば、縦軸に評価点、横軸にトンネル位置とするグラフで切羽評価点を表示させる。これにより、ユーザは、評価点が大きい(或いは小さい)トンネル位置を容易に把握できる。また、グラフの縦軸で示す点数から、例えば、適正な支保パターンが選定されているか否かを容易に把握できる。
領域421には、測点No.と、測点No.に対応する断面番号とが記載される。ここでの断面番号は、断面(切羽)を一意に特定する番号である。つまり、断面番号は、「トンネル位置」の一例である。
図7(a)に示すように、表示制御部204は、トンネルの位置(TD及び測点)に対応した施工データ330(覆工スパン)を表示させる。トンネル位置と覆工スパンとを対応させて表示させることより、ユーザは、覆工スパンに記載された番号とトンネル位置との関係を容易に把握できる。
なお、覆工スパンとトンネル位置との関係は、一回の覆工作業で打設したトンネルの長手方向の距離であるスパン長により決定される。スパン長は、例えば、覆工に関する帳票である覆工帳票に記載される(図10(b)の覆工帳票520を参照)。
一覧表430は、各種施工データを覆工スパンNo.に対応させて表示する。これにより、ユーザは、所定のトンネル位置に対応する施工データの詳細を容易に把握できる。以下では、一覧表430に表示された詳細な数値で示される施工データを施工詳細データと称する。
図8(a)に示すように、表示制御部204は、覆工スパンNo.3~6の範囲における一覧表430を表示させる。この例では、覆工スパンNo.4の覆工内空出来形の基準高が「+5」、つまり、設計より5[mm]大きいことが示されている。これにより、ユーザは、覆工内空出来形の基準高の詳細(ここでは、実際の数値)を容易に把握できる。
図9(a)に示すように、表示制御部204は、覆工スパンNo.3~6の範囲における一覧表430を表示させる。この例では、覆工スパンNo.4の表面評価が23.4点であることが示されている。これにより、ユーザは、表面評価の詳細(ここでは、実際の点数)を容易に把握できる。
図10(a)に示すように、表示制御部204は、覆工スパンNo.3~6の範囲における一覧表430を表示させる。この例では、覆工スパンNo.4の状変有無が「なし」であることが示されている。これにより、ユーザは、状変有無の詳細(ここでは、有無を示す情報)を容易に把握できる。
図11は、第1の実施形態の施工データ管理装置20が行う処理の流れを示すフローチャートである。
施工データ管理装置20は、調査データ取得部201により掘削データを取得し(ステップS100)、掘削データ取得部202により覆工データを取得する(ステップS101)。
施工データ管理装置20は、表示制御部204により掘削データ及び覆工データの各々を、トンネル位置に対応付けて表示装置30に表示させる(ステップS102)。ここで、施工データ管理装置20は、表示装置30に表示させる施工データのうち、所定の施工データには、その施工データに対応する帳票をリンクさせる。また、施工データ管理装置20は、所定の施工データには、その施工データに対応する一覧表をリンクさせる。
施工データ管理装置20は、帳票とリンクさせた施工データが選択された場合、帳票を表示装置30に表示させる(ステップS104)。
一方、施工データ管理装置20は、帳票とリンクさせた施工データが選択されていない場合、一覧表とリンクさせた施工データが、ユーザ等により選択されたか否かを判定する(ステップS105)。施工データ管理装置20は、一覧表とリンクさせた施工データが選択された場合、一覧表を表示装置30に表示させる(ステップS106)。
施工データ管理装置20は、表示装置30に表示させた一覧表に記載された施工詳細データが、ユーザ等により選択されたか否かを判定する(ステップS107)。施工データ管理装置20は、帳票とリンクさせた施工詳細データが選択された場合、帳票を表示装置30に表示させる(ステップS107)。
一方、施工データ管理装置20は、ステップS105で一覧表とリンクさせた施工データが選択されない場合、及びステップS107で帳票とリンクさせた施工詳細データが選択されない場合、ステップS103の処理に戻る。
なお、上記では、ステップS103の処理の後に、ステップS105の処理が実施される例を記載して説明したが、ステップS105の処理の後に、ステップS103の処理が実施されてもよい。
また、第1の実施形態の施工データ管理装置20では、掘削データ及び覆工データが選択された場合に、対応する帳票を表示させる。これにより、ユーザはトンネル全体の施工データを俯瞰した上で、所望のトンネル位置の所望の施工データに対応する帳票に記載された内容を容易に参照することができる。このため、例えば、トンネル施工後、発注者側によるトンネルの維持や管理を目的として定期的な点検が行われる際に、トンネルの状態が変化した箇所について、掘削時における地質調査の結果と覆工時のコンクリートの状態とを見比べることができ、状態が変化した原因の究明や、対応策の取り決めを早期に実現させることが可能となる。
また、第1の実施形態の施工データ管理装置20では、所定のトンネル位置の周辺の施工データの一覧表を表示させる。これにより、ユーザは所望のトンネル位置やその周辺の施工データを俯瞰した上で、所望の施工データの詳細な数値等を容易に参照することができる。
また、第1の実施形態の施工データ管理装置20では、一覧表に記載した施工詳細データが選択された場合に、対応する帳票を表示させる。これにより、ユーザは一覧表を俯瞰した上で所望の施工データに対応する帳票に記載された内容を容易に参照することができる。
ここで、第1の実施形態の変形例について説明する。本変形例では、施工データとして画像データが用いられる。以下では、掘削データとして切羽写真の画像データが用いられる場合を例示して説明するが、これに限定されない。ここで用いられる画像は、施工に関するものであればよく、覆工作業後のコンクリートの表面を撮像した画像であってもよいし、掘削土の画像であってもよいし、打設時のコンクリートの画像であってもよい。
図12(b)に示すように、表示制御部204は、トンネルの位置に対応した切羽写真を表示させる場合、例えば、画像の一部(この例では画像の左下の部分)が重なるようにして表示させる。これにより、ユーザは、切羽写真の画像群をトンネルの斜視図のように示すことができ、トンネルの形状を容易に把握できる。
次に第2の実施形態について説明する。本実施形態では、施工データ管理装置20が遠隔立会システム2に適用される。遠隔立会システム2は、現場にいる施工者(以下、現場側の担当者ともいう)と、現場から離れた事務所などにいる立会者(以下、承認側の担当者ともいう)とが、施工現場における立会を遠隔にて行うシステムである。以下の説明においては、上述した実施形態と相違する構成について説明し、上述した実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
図13は、第2の実施形態の施工データ管理装置20が適用される遠隔立会システム2の構成例を示すブロック図である。遠隔立会システム2は、例えば、施工データ記憶装置10、施工データ管理装置20、現場側端末70、承認側端末80及び通信ネットワーク90を備える。施工データ記憶装置10、施工データ管理装置20、現場側端末70及び承認側端末80は、通信ネットワーク90を介して通信可能に接続されている。
現場側端末70は、立会にて確認される確認事項を施工データ記憶装置10に記憶させる。現場側端末70は、立会にて確認される確認事項が、承認されているものであるか否かに関わらず、その確認事項を施工データ記憶装置10に記憶させてよい。
入力部72には、現場側の担当者の入力操作などにより、立会にて確認される測定値等のデータが入力される。撮像部75は、立会に必要な測定の様子や、現場の様子を示す動画や静止画を撮像する。
表示部73は、入力部72により入力された測定値や、撮像部75により撮像された動画や静止画などの画像などを表示する。記憶部74は、入力部72に入力された測定値や、撮像部75により撮像された動画や静止画などの画像を記憶する。
通信部71は、通信ネットワーク90を介して施工データ管理装置20及び承認側端末80との通信を行う。通信部71は、入力部72により入力された測定値や、撮像部75により撮像された動画や静止画などの画像などを施工データ記憶装置10に送信して記憶させる。
なお、現場側端末70は、タブレット端末に限定されることはなく、ノート型或いはデスクトップ型のパーソナルコンピュータであってもよい。
承認側端末80は、承認側の担当者にて立会を行う対象とする確認事項を、施工データ管理装置20により表示させる。
通信部81は、通信ネットワーク90を介して施工データ管理装置20及び現場側端末70との通信を行う。通信部81は、施工データ管理装置20から施工データを表示させるための表示データを受信する。
入力部82には、承認側の担当者の入力操作などにより、立会の内容が承認された際にその承認されたことを示すデータが入力される。
表示部83は、施工データ管理装置20から受信した表示データを表示する。記憶部84は、施工データ管理装置20から受信した表示データや、及び承認された内容等を記憶する。
図14は、第2の実施形態の現場側端末70の動作を説明する図である。図14(a)は、現場側の担当者による測定の様子を示す図である。図14(b)は、現場側端末70の表示画面の表示例を示す図である。図14(c)は、現場側端末70の表示画面の表示の一部を示す図である。
領域731には、コンベックスを用いて吹付けコンクリートの厚さを測定する様子を示す画像が表示される。この画像は、吹付けコンクリートの厚さの測定値と共に撮像される、いわゆる立会写真に相当する。
領域732には、吹付けコンクリートの厚さの測定値が、設計値や誤差及び測点の情報などと共に表示される。この表示は、撮影内容等を表現する道具として立会時に使用される、いわゆる黒板に相当する。
領域733には、承認済みか否かを示すアイコンが表示される。このアイコンは、例えば、未承認である場合にはグレーの背景に未承認である旨を示す文言が、承認済みである場合にはオレンジの背景に承認済みである旨を示す文言がそれぞれ表示される。
領域734には、立会の内容が承認されたか否かを示すアイコンが表示される。このアイコンは、領域733のアイコンと同様に、承認されたか否かで互いに異なる色の背景、及び互いに異なる文言で表示されるようにしてよい。
例えば、承認側の担当者により承認する操作がなされた場合、領域733、及び734のアイコンの背景色や文言が変化する。これにより、立会の内容が承認されたことが現場側端末70に示される。
領域735は、表示内容を変更する場合に操作されるボタンのアイコンが表示される。このボタンは、例えば、現場側の担当者により操作され、押下されると別の表示画面(例えばホーム画面など)に遷移する。
図15は、第2の実施形態の承認側端末80の表示画面の表示例を示す図である。
図15に示すように、承認側端末80の表示部83は、施工データ管理装置20から受信した、現場にて撮像された画像等の施工データ、及び承認を行うための操作アイコン等を表示する。この例では、表示部83の表示画面は、領域831~834の各々に画像が表示されている。
領域832には、例えば、現場側端末70の様子をリアルタイムに撮像したライブ画像が表示される。この現場側端末70の様子を撮像した画像は、施工データ記憶装置10に記憶され、施工データ管理装置20を介して承認側端末80に送信されたものであってもよいし、現場側端末70から、施工データ記憶装置10や施工データ管理装置20を介さずに、直接、承認側端末80に送信されたものであってもよい。
例えば、現場側の担当者と承認側の担当者とがリアルタイムに立会を行う場合に、承認側の担当者の指示に応じた範囲が撮像される。承認側の担当者の指示とは、例えば、「測定値が明確に見えるようにズームしてください」等の指示である。現場側と承認側との双方の担当者同士の会話は、現場側端末70の通信部71と承認側端末80の通信部81とを用いて行われてもよいし、双方が携帯する携帯電話等の通信装置が用いられてもよい。
なお、この例では、領域831の現場側端末70の表示画面と領域832のライブ画像とが同じ画像である場合を示しているが、これに限定されることはない。領域831の現場側端末70の表示画面と領域832のライブ画像とは互いに異なる画像であってよい。
図16は、第2の実施形態の遠隔立会システム2の動作例を示すシーケンスチャートである。
まず、現場側端末70は、例えば、現場側の担当者により吹付けコンクリートの厚さなどの施工データが測定され(ステップS200)、測定された施工データを施工データ記憶装置10に送信する(ステップS201)。
施工データ記憶装置10は、現場側端末70により送信された施工データ(測定された施工データ)を受信し(ステップS202)、受信した施工データを記憶する(ステップS203)。
施工データ管理装置20は、承認側端末80から要求された施工データに基づいて、施工データ記憶装置10を参照し(ステップS205)、当該承要求された施工データを取得する。そして、施工データ管理装置20は、取得した施工データを表示させる表示データを承認側端末80に送信する(ステップS206)。ここで、施工データ管理装置20が送信する表示データは、覆工スパン番号などトンネル位置に対応付けられた測定値や測定の様子を示す画像等の施工データを表示させるためのデータである。
承認側端末80は、承認された施工データ(承認済み施工データ)を施工データ記憶装置10に送信する(ステップS209)。
施工データ記憶装置10は、承認側端末80により送信された施工データ(承認済みの施工データ)を受信し(ステップS210)、受信した施工データを記憶する(ステップS211)。
本実施形態の遠隔立会システム2が、このような試験室にて行われる測定の立会に用いられてもよい。この場合、立会は、試験室にいる現場側の担当者による現場側端末70と、その試験室から遠隔の場所にいる承認側の担当者による承認側端末80との間で行われる。
Claims (10)
- 現場側端末と、施工データ管理装置と、承認側端末とを備え、掘削作業と覆工作業とが含まれるトンネルの施工において施工現場における立会を行う遠隔立会システムであって、
前記現場側端末は、
前記掘削作業における掘削に関する掘削データ、及び前記覆工作業における覆工に関する覆工データを含む施工データを施工データ記憶装置に記憶させ、
前記施工データ管理装置は、
前記承認側端末からの要求に応じて前記施工データを前記トンネル内の長手方向における位置を示すトンネル位置に対応付けて表示させる第1データを前記承認側端末に送信する表示制御部と、
前記施工の作業内容が記載された帳票を前記施工データに対応付けて記憶する記憶部から前記表示制御部の指示に応じて前記帳票を取得する帳票取得部
を有し、
前記表示制御部は、表示させた前記施工データのうち前記帳票と対応付けられた前記施工データが選択された場合に選択された前記施工データに対応する前記帳票を前記帳票取得部から取得し、取得した前記帳票を表示させる第2データを前記承認側端末に送信し、
前記承認側端末は、
前記第1データを用いて前記施工データを表示し、表示した前記施工データが選択された場合において前記施工データに対応する前記帳票を前記施工データ管理装置に要求し、前記第2データを用いて前記帳票を表示し、表示された前記帳票を承認することにより前記帳票に対応する前記施工データを更新し、更新した前記施工データを前記施工データ記憶装置に記憶させる、
ことを特徴とする遠隔立会システム。 - 前記帳票取得部は、前記掘削作業の作業内容が記載された帳票である掘削帳票を前記掘削データに対応付けて記憶する掘削データ記憶部から、前記表示制御部の指示に応じて前記掘削帳票を取得する掘削データ取得部
を更に備え、
前記表示制御部は、表示させた前記掘削データのうち、前記掘削帳票と対応付けられた前記掘削データが選択された場合、前記選択された掘削データに対応する前記掘削帳票を前記掘削データ取得部から取得し、取得した前記掘削帳票を表示させる
請求項1に記載の遠隔立会システム。 - 前記帳票取得部は、前記覆工作業の作業内容が記載された帳票である覆工帳票を前記覆工データに対応させて記憶する覆工データ記憶部から、前記表示制御部の指示に応じて前記覆工帳票を取得する覆工データ取得部を備え、
前記表示制御部は、表示させた前記覆工データのうち、前記覆工帳票と対応付けられた前記覆工データが選択された場合、前記選択された覆工データに対応する前記覆工帳票を前記覆工データ取得部から取得し、取得した前記覆工帳票を表示させる
請求項1又は請求項2に記載の遠隔立会システム。 - 前記表示制御部は、表示させた前記トンネル位置が選択された場合、前記トンネル位置に対応する前記掘削データ及び前記覆工データの一覧である施工データ一覧表を表示させる
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の遠隔立会システム。 - 前記帳票取得部は、
前記表示制御部の指示に応じて、前記掘削データに対応する掘削作業の作業内容が記載された帳票である掘削帳票を記憶する掘削データ記憶部から、前記掘削帳票を取得する掘削データ取得部と、
前記表示制御部の指示に応じて、前記覆工データに対応する覆工作業の作業内容が記載された帳票である覆工帳票を記憶する覆工データ記憶部から、前記覆工帳票を取得する覆工データ取得部
を備え、
前記表示制御部は、
表示させた前記施工データ一覧表の前記掘削データのうち、前記掘削帳票と対応付けられた前記掘削データが選択された場合、前記選択された掘削データに対応する前記掘削帳票を前記掘削データ取得部から取得し、取得した前記掘削帳票を表示させ、
表示させた前記施工データ一覧表の前記覆工データのうち、前記覆工帳票と対応付けられた前記覆工データが選択された場合、前記選択された覆工データに対応する前記覆工帳票を前記覆工データ取得部から取得し、取得した前記覆工帳票を表示させる
請求項4に記載の遠隔立会システム。 - 前記掘削データには、支保工、吹付けコンクリート、ロックボルト、掘削土、切羽、掘削した内空の形状及び湧水のうち少なくとも一つに関して検知されたデータを含まれる
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の遠隔立会システム。 - 前記覆工データには、覆工スパン、覆工コンクリート、打設日、打設した数量、打設時における環境、覆工した内空の形状、覆工コンクリートにおける表面のうち少なくとも一つに関して検知されたデータを含まれ
請求項1から請求項6の何れか一項に記載の遠隔立会システム。 - 前記掘削データには、前記トンネル位置ごとに掘削に関する状況が撮像された画像が含まれる
請求項1から請求項7の何れか一項に記載の遠隔立会システム。 - 前記帳票取得部は、前記施工にあたり事前に調査した調査データを取得する調査データ取得部を備え、
前記表示制御部は、前記調査データを、前記掘削データ及び前記覆工データと共に前記トンネル位置に対応付けて表示させる
請求項1から請求項8の何れか一項に記載の遠隔立会システム。 - 現場側端末と、施工データ管理装置と、承認側端末とを備え、掘削作業と覆工作業とが含まれるトンネルの施工において施工現場における立会を行う遠隔立会システムを用いた遠隔立会方法であって、
前記現場側端末が、前記掘削作業における掘削に関する掘削データ、及び前記覆工作業における覆工に関する覆工データを含む施工データを施工データ記憶装置に記憶させる記憶工程と、
前記施工データ管理装置の表示制御部が、前記承認側端末からの要求に応じて、前記施工データを前記トンネル内の長手方向における位置を示すトンネル位置に対応付けて表示させる第1データを前記承認側端末に送信し、
前記施工データ管理装置の帳票取得部が、前記施工の作業内容が記載された帳票を前記施工データに対応付けて記憶する記憶部から前記表示制御部の指示に応じて前記帳票を取得し、
前記表示制御部が、表示させた前記施工データのうち前記帳票と対応付けられた前記施工データが選択された場合に選択された前記施工データに対応する前記帳票を前記帳票取得部から取得し、取得した前記帳票を表示させる第2データを前記承認側端末に送信する表示制御工程と、
前記承認側端末が、前記第1データを用いて前記施工データを表示し、表示した前記施工データが選択された場合において前記施工データに対応する前記帳票を前記施工データ管理装置に要求し、前記第2データを用いて前記帳票を表示し、表示された前記帳票を承認することにより前記帳票に対応する前記施工データを更新し、更新した前記施工データを前記施工データ記憶装置に記憶させる更新工程
を有することを特徴とする遠隔立会方法。
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