JP2021011290A - 条件変更確認装置及びピロー包装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピロー包装機の運転開始後に、既に設定されている各種条件のうち特定の条件を変更した場合、他の条件を変更する操作が必要である旨を表示し、作業者にその変更する操作を促すに際し、作業者が変更する操作が必要な他の条件を見過ごしたり、忘れたり等することがないようにする。【解決手段】ピロー包装機本体10と、ピロー包装機本体10で生産を行うために必要な各種条件を設定・変更するための入力表示部34を有する操作パネル30を備えたピロー包装機1において、設定された各種条件のうち特定の条件の変更が行われた場合の変更情報を取得する変更情報取得部31aと、変更情報取得部31aが取得した変更情報に基づき、特定の条件の変更に対応して他の条件の変更が必要なことを表すメッセージ情報を生成して入力表示部34に送出するメッセージ情報生成送出部31bと、他の条件の変更を確認したことを示す確認情報を取得する確認情報取得部31dとを備えた条件変更確認装置。【選択図】図1

Description

本発明は、ピロー包装機において、既に設定されている各種条件のうち特定の条件を変更した場合に、作業者に必要な他の条件の変更を促すための条件変更確認装置、及び、ピロー包装機に関するものである。
ピロー包装機は、筒状に成形された包材の中に被包装品を順次充填し、シールや切断等を施して包装体を製造する包装機械であり、ピロー包装機には、包材を上下方向(縦方向)に送って被包装品を充填する縦ピロー包装機と、包材を左右方向(横方向)に送って被包装品を充填する横ピロー包装機等がある。
このようなピロー包装機には、包装機本体を制御するための制御装置が設けられ、制御装置にパラメータ等を与えたり、制御装置から情報を受け取って処理するコンピュータを搭載した操作パネルが設置され、操作パネルを操作して、ピロー包装機の製造条件等の各種条件の入力・設定、情報の処理等が行われて、製品(包装体)の生産が行われる。
この場合、既に設定されている製造条件等の各種条件を変更することがあるが、特定の条件を変更した場合は、他の条件を変更する操作が必要となり、その操作を怠ると、不良品を排出できなかったり、余計な作業が必要になる等の作業ロスが生ずる。
例えば、製造される包装体(袋)の長さを変更した場合、包装機本体の特定経路区間、例えば、包材のレジスターマーク(以下「レジマーク」という。)を検出した位置からエンドシール・切断される位置までの経路区間に袋(被包装品と包装する袋)何個分に相当する包材が存在するか(以下、ある経路区間のパス長さ分の包材に相当する袋の個数を「シフト数」という。)等の設定を変更する操作が必要となり、この操作を怠ると不良品の排出が的確になされず、良品の中に不良品が紛れ込んだり、不良品を選別する作業が必要になる等の作業ロスが生ずる。
このため、既に設定されている製造条件等の各種条件のうち特定の条件を変更した場合、操作パネル等に他の条件を変更する操作が必要である旨のメッセージ等を表示し、作業者にその変更する操作を促すことが考えられるが、単にメッセージ等を表示するだけでは、表示されているメーセージ等を見過ごしたり、メッセージ等を見てもその内容を忘れる等して必要な操作が行われないおそれがあるという問題があり、特に変更が必要な他の条件が多数ある場合は、この問題が顕著となる。
ところで、包装機においては、作業者が必要な作業や操作を怠らないようにするためのメッセージ等を表示する各種システムが提案されている。
例えば、特許文献1(特開2002−255127号公報)には、確認スイッチ操作でもって、包装機運転を開始する上での第1懸案を表現したあと、第1スイッチ操作では第2懸案を表現し、このように予め設定した運転上の各種懸案をそれぞれスイッチ操作で段階的に表現する手順であって、これら各記録懸案の順列表現が完了しない限り、起動スイッチを操作しても前記包装機の起動モータへの通電を規制するコンピュータプログラム(包装機運転準備の手順プログラム)が開示されている。
この特許文献1では、運転者識別データ入力部から制御器に、氏名など運転者の判断を可能にするデータを入力され、制御器は確認スイツチを閉鎖し、モニターまたはスピーカでもって例えば「包材の種類、大きさは的確か?」という第1懸案を問い掛け、第1懸案問い掛けに応じ運転者が第1スイッチを閉鎖すると、制御器はモニター又はスピーカを通して第2懸案、例えば「包装機に運転障害物は無いか?」という問い掛け、かかる質問に対応した後、第2スイツチを閉鎖すると第3懸案が、さらに第3スイッチを閉鎖すると第4懸案を次々と問い掛け、最終懸案「包装機の回で人が作業していないか?」という質問に対しスイッチを操作すると、起動スイツチの自動的な閉鎖でモータは駆動し包装機を起動するようになっている。
しかしながら、特許文献1の包装機運転準備の手順プログラムは、包装機の運転開始に当り、各手段の状況、点検、包材の的確性、シール温度などの確認を必要とする事項を予め定めておき、各事項を予め定めた順序でモニターに表示等するものであり、包装機の運転開始後に、既に設定されている製造条件等の各種条件のうち特定の条件を変更した場合に生じる必要な事項(操作)を表示するものではない。
この点、特許文献2(特開2012−256134号公報)には、袋詰商品の生産ラインに用いられる各種の装置と複数の操作表示部とがネットワークを介して接続され、前記操作表示部が自身の管理下にある複数の装置と交信して、管理下にある各装置の稼動状況を表示するとともに、各装置の運転条件や動作指令を各装置に送信するようにした装置間情報伝達システムであって、前記各操作表示部が、メッセージを入力する入力手段と、メッセージの宛先を指定する宛先指定手段と、入力されたメッセージを指定された宛先に送信するとともに、自身が宛先とされたメッセージを受信するメール通信手段とを備えた装置間情報伝達システムが開示されている。
しかしながら、特許文献2の装置間情報伝達システムは、包装機の運転開始後に作成したメッセージを表示するものであるが、袋詰商品の生産ラインに用いられる各種の装置に接続された共通の複数の操作表示部の間でメッセージの送受信を行い、受信したメッセージを表示するものであって、特定の装置について、既に設定されている製造条件等の各種条件のうち特定の条件を変更した場合に生じる必要な操作をメッセージとして表示するものではない。
特開2002−255127号公報 特開2012−256134号公報
本発明が解決しようとする課題は、ピロー包装機において、運転開始後に、既に設定されている各種条件のうち特定の条件を変更した場合、操作パネル等に他の条件を変更する操作が必要である旨を表示し、作業者にその変更する操作を促すに際し、作業者が変更する操作が必要な他の条件を見過ごしたり、忘れたり等することがないようにして、確実に必要な他の条件を変更する操作が行われるようにすることである。
請求項1の発明は、ピロー包装機本体と、該ピロー包装機本体を操作し、該ピロー包装機本体で生産を行うために必要な各種条件を設定・変更するための入力表示部を有する操作パネルを備えたピロー包装機において、設定された前記各種条件のうち特定の条件の変更が行われた場合の変更情報を取得する変更情報取得手段と、前記変更情報取得手段が取得した変更情報に基づき、前記特定の条件の変更に対応して他の条件の変更が必要なことを表すメッセージ情報を生成して前記入力表示部に送出するメッセージ情報生成送出手段と、前記他の条件の変更を確認したことを示す確認情報を取得する確認情報取得手段とを備えた条件変更確認装置を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項2の発明は、前記メッセージ情報生成送出手段が生成したメッセージ情報が存在することを示すメッセージアイコンを生成して前記入力表示部に送出するメッセージアイコン生成送出手段をさらに備えた条件変更確認装置を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項3の発明は、前記確認情報取得手段が確認情報を取得したか否かを示すチェックアイコンを生成して前記入力表示部に送出するチェックアイコン生成送出手段をさらに備えた条件変更確認装置を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項4の発明は、前記チェックアイコンは、前記確認情報取得手段が確認情報を取得したことを示す確認アイコンと前記確認情報取得手段が確認情報を取得していないことを示す未確認アイコンとからなる条件変更確認装置を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項5の発明は、前記特定の条件は、前記ピロー包装機本体が生産する袋の長さであり、前記他の条件は、前記ピロー包装機本体の特定経路区間における前記袋を形成する包材のパス長さに相当する前記袋の個数となるシフト数である条件変更確認装置を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項6の発明は、ピロー包装機本体と、該ピロー包装機本体を操作し、該ピロー包装機本体で生産を行うために必要な各種条件を設定・変更するための入力表示部を有する操作パネルと、条件変更確認装置を備えたピロー包装機であって、前記条件変更確認装置は、設定された前記各種条件のうち特定の条件の変更が行われた場合の変更情報を取得する変更情報取得手段と、前記変更情報取得手段が取得した変更情報に係る特定の条件に対応して、他の条件の変更が必要なことを表すメッセージ情報を生成して前記入力表示部に送出するメッセージ情報生成送出手段と、前記他の条件の変更を確認したことを示す確認情報を取得する確認情報取得手段とを備えたピロー包装機を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項1に記載の発明の条件変更確認装置においては、ピロー包装機の運転開始後に、既に設定されている各種条件のうち特定の条件を変更した場合、操作パネル等に他の条件を変更する操作が必要である旨を表示し、作業者にその変更する操作を促すに際し、作業者が変更する操作が必要な他の条件を見過ごしたり、忘れたり等することがないようにして、確実に必要な他の条件を変更する操作が行われるという効果を奏する。
請求項2に記載の発明の条件変更確認装置においては、さらに、作業者は、メッセージ情報があり、必要な条件の変更操作があることを容易に知ることができるという効果を奏する。
請求項3に記載の発明の条件変更確認装置においては、さらに、作業者は、未だ変更していない他の条件を容易に知ることができるという効果を奏する。
請求項4に記載の発明の条件変更確認装置は、請求項3の発明と同様の効果を奏する。
請求項5に記載の発明の条件変更確認装置においては、ピロー包装機の運転開始後に、既に設定されている袋長さを変更した場合、操作パネル等にシフト数を変更する操作が必要である旨を表示し、作業者にその変更する操作を促すに際し、作業者が変更するシフト数を見過ごしたり、忘れたり等することがないようにして、確実に変更が必要なシフト数を変更できるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明のピロー包装機においては、ピロー包装機の運転開始後に、既に設定されている各種条件のうち特定の条件を変更した場合、操作パネル等に他の条件を変更する操作が必要である旨を表示し、作業者にその変更する操作を促すに際し、作業者が変更する操作が必要な他の条件を見過ごしたり、忘れたり等することがないようにして、確実に必要な他の条件を変更する操作が行われるという効果を奏する。
本発明のピロー包装機が横ピロー包装機である場合の制御部分の構成を示すブロック図である。 横ピロー包装機1の全体構成を表した斜視図である。 製品パラメータテーブル22aの構成を説明する説明図である。 入力表示部34に表示される基本画面(トップ画面)の構成の例を示した画面構成図である。 入力表示部34に表示される目次画面の構成の例を示した画面構成図である。 コンピュータ31の条件変更確認装置の動作を示したフローチャートである。 入力表示部34に表示されたメッセージアイコンの例を示した画面構成図である。 入力表示部34に表示されたメッセージ情報の例を示した画面構成図である。 入力表示部34に表示された良品チェック画面の例を示した画面構成図である。 入力表示部34に表示された日付印字検査画面の例を示した画面構成図である。
[ピロー包装機(横ピロー包装機)の構成]
図1は、本発明のピロー包装機が横ピロー包装機である場合の制御部分の構成を示すブロック図である。
図1において、1は本発明のピロー包装機となる横ピロー包装機、10は横ピロー包装機本体、20は横ピロー包装機制御部、21は演算制御部、21aは動作制御部、22は記憶部、22aは製品パラメータテーブル、23は送受信部、30は操作パネル、31はコンピュータ、31aは変更情報取得部、31bはメッセージ情報生成送出部、31cはメッセージアイコン生成送出部、31dは確認情報取得部、31eはチェックアイコン生成送出部、33は送受信部、34は入力表示部、CLは通信回線である。
横ピロー包装機1の制御部分は、横ピロー包装機本体10に接続された横ピロー包装機制御部20と、横ピロー包装機制御部20に通信回線CLを介して接続された操作パネル30とから構成されている。
横ピロー包装機制御部20は、演算制御部21、記憶部22及び送受信部23を備え、操作パネル30は、コンピュータ31、送受信部33及び入力表示部34を備えている(詳細は後述する)。
そして、コンピュータ31は、本発明の条件変更確認装置を構成する変更情報取得部31a、メッセージ情報生成送出部31b、メッセージアイコン生成送出部31c、確認情報取得部31d、チェックアイコン生成送出部31eを備えている(詳細は後述する)。
[横ピロー包装機本体10]
図2は、横ピロー包装機本体10の概略構成を表した図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図である。
図2において、11は包材(包装材料)供給部、11a、11bはシャフト、12は包材送り部、12aは駆動ローラ、12bは押えローラ、12cはテンションアーム、12dはテンションローラ、12eは日付印字装置、12fはカメラ、12gは光センサ、13は被包装品供給部、13aは供給コンベア、14は製筒部、14aは製筒器(フォーマ)、15は紙引き部、15aは駆動ローラ、15bは押えローラ、16はセンターシール部、16a、16bはセンターシールブロック、17は目付け部、17a、17bは目付けローラ、18はエンドシール・切断部、18a、18bはエンドシールブロック、19は包装体排出部、19aは排出コンベア、grはガイドローラ、M1、M2は巻取り包材、Fiは包材(フィルム)、CPは被包装品、TFは筒状包材、Baは袋、Pcは包装体、csはセンターシール部分、esはエンドシール部分、P1は紙継ぎ位置、P2は印字不良検出位置、P3はレジマーク検出位置、P4はエンドシール・切断位置である。
横ピロー包装機本体10は、包材(包装材料)供給部11、包材送り部12、被包装品供給部13、製筒部14、紙引き部15、センターシール部16、目付け部17、エンドシール・切断部18、包装体排出部19等から構成される。
包材供給部11は、シャフト11a、11bに取り付けられた巻取り包材M1、M2を繰り出す巻取り包材供給装置(図示せず)等を備え、巻取り包材M1、M2から包材Fiを繰り出し、紙継ぎ位置P1で繰り出した包材Fiを巻取り包材M1(M2)からM2(M1)に切り換える。
包材送り部12は、駆動ローラ12aと押えローラ12bで包材Fiを挟み込み、モータ(図示せず)により駆動ローラ12aを回転させて、包材Fiを一定長さだけ送り出し、テンションアーム12cに取り付けられたテンションローラ12dにより、包材Fiを製筒部14に案内する。
日付印字装置12eは、包材Fiに日付を印字する。
カメラ12fは、印字不良検出位置P2で包材Fiに印字された日付を撮影し、撮影した画像を日付印字不良判定装置(図示せず)に送る。
光センサ12gは、レジマーク検出機(図示せず)のレジマーク検出部を構成し、レジマーク検出位置P3で包材Fiに設けられたレジマークを読み取り、読み取った信号をレジマーク検出機本体(図示せず)に送る。
被包装品供給部13は、ベルトコンベア13a上に被包装品(製品)CPを載せ、筒状包材TFの中に被包装品CPを充填する。
製筒部14は、製筒器(フォーマ)14aにより包材Fiを筒状包材TFに成形(製筒)する。
紙引き部15は、駆動ローラ15aと押えローラ15bで筒状包材TFの重ね合せされた端部を挟み込み、モータ(図示せず)により駆動ローラ15aを回転させて、筒状包材TFを一定長さだけ送り出す。
センターシール部16は、ヒータ(図示せず)で加熱したセンターシールブロック16a、16bで重ね合せされた筒状包材TFの端部を挟み込み、筒状包材TFにセンターシールcsを施す。
目付け部17は、目付けローラ17a、17bで筒状包材TFのセンターシールcsを挟み込み、モータ(図示せず)により一方の目付けローラ17aを回転させてセンターシールcsに目付けを施す。
エンドシール・切断部18は、エンドシール・切断位置P4において、ヒータ(図示せず)で加熱したエンドシールブロック18a、18bで筒状包材TFの先端部を挟み込んでエンドシールを施してエンドシール部分esを形成し、エンドシール部分esの中央部を切断して、被包装品CPが袋Baに詰め込まれた包装体Pcを生成する。
包装体排出部19は、包装体Pcを排出コンベア19aにより排出する。
[横ピロー包装機制御部20]
図1に示すように、横ピロー包装機制御部20は、演算制御部21、記憶部22及び送受信部23を備え、演算制御部21は動作制御部21aを備え、記憶部22は製品パラメータテーブル22aを備えている。
動作制御部21aは、操作パネル30で設定された製品について、記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録されたパラメータ、または、送受信部23から送られてくるパラメータに基づいて、横ピロー包装機本体10の駆動機器、例えば、包材送り部12のモータ、センターシール部16やエンドシール・切断部18の各種ヒータの動作を制御する。
また、演算制御部21は、測定情報管理部(図示せず)を備えは、横ピロー包装機本体10に設けられた測定機器、例えば、センターシール部16やエンドシール・切断部18の各種ヒータの温度を測定する温度センサーが測定した情報を取得し、送受信部23に送る。
さらに、演算制御部21は、生産情報管理部(図示せず)を備え、横ピロー包装機本体10から、生産された包装体Pcに関する情報、例えば、出来高(包装体Pcの生産数量)、空袋の数量、運転時間等を取得し、送受信部23に送ると共に記憶部22の生産情報テーブル(図示せず)に登録する。
記憶部22は、製品パラメータテーブル22a、生産情報テーブル(図示せず)等を記憶し、生産情報テーブルには、実際に生産された製品について、出来高、空袋、ロス袋、稼動率、運転時間、停止時間、待機時間等の生産実績が登録されている。
図3は、製品パラメータテーブル22aの構成を説明する説明図である。
製品パラメータテーブル62aには、No.(登録番号)、製品名、生産能力、袋長さ、製品長さ、ヒータ温度(ヒータバー手前、ヒータバー奥、エンドシーラ上、エンドシーラ下)、「日付検査タイミング」、シフト数(シフト1、シフト2、シフト3)等が登録されている。但し、「No.(登録番号)」、「製品名」、「生産能力」、「袋長さ」、「製品長さ」、「ヒータ温度(ヒータバー手前、ヒータバー奥、エンドシーラ上、エンドシーラ下)」、「日付検査タイミング」、「シフト数(シフト1、シフト2、シフト3)」といった項目名自体は登録されておらず、登録されているのは項目名を除いた部分である。
No.は、横ピロー包装機1(横ピロー包装機本体10)が生産を行う製品を特定する番号であり、01〜99まで用意されている。
No.と製品名は、操作パネル30の入力表示部34に表示される製品名登録画面から入力され、送受信部31から通信回線CLにより縦ピロー包装機制御部20の送受信部21に送信され、送受信部21で受信されて記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
生産能力、袋長さ、製品長さ、ヒータ温度(ヒータバー手前、ヒータバー奥、エンドシーラ上、エンドシーラ下)、「日付検査タイミング」、シフト数(シフト1、シフト2、シフト3)等の数値は、横ピロー包装機本体10の駆動機器(モータ、ヒータ等)や調整機器を動作させるための条件を示す値となるパラメータである。
例えば、「生産能力」のパラメータ「300」は「300bpm」(bpmは1分間に生産される袋の個数である)、すなわち、1分間に300個(袋)生産されることを意味し、「袋長さ」のパラメータ「80」は「80mm」、すなわち、袋Ba(1袋)の長さが80mmであることを意味し、「ヒータバー手前」に対応するパラメータ「110」は「110℃」、すなわち、手前のヒータバーの温度が「110℃」であることを意味する。
また、シフト1は、紙継ぎ位置P1からエンドシール・切断位置P4までのシフト数を表し、シフト2は、印字不良検出位置P2からエンドシール・切断位置P4までのシフト数を表し、シフト3は、レジマーク検出位置P3からエンドシール・切断位置P4までのシフト数を表し、「シフト1」に対応するパラメータ「50」は、シフト1のシフト数が「50」であることを意味している。
パラメータは、操作パネル30の入力表示部34に表示される各種パラメータ設定画面、例えば、生産能力・袋仕様設定画面、ヒータの温度設定画面等から入力され、送受信部33から通信回線CLにより縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信され、送受信部23で受信されて記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
そして、上述のように動作制御部21aが、製品パラメータテーブル22aに登録された01〜99までのNo.(登録番号)から指定されたNo.のパラメータに基づいて、横ピロー包装機本体10の駆動機器、例えば、包材送り部12のモータ、センターシール部16やエンドシール・切断部18の各種ヒータの動作を制御する。
[操作パネル30]
操作パネル30は、図1に示すようにコンピュータ31、送受信部33及び入力表示部34を備えている。
コンピュータ31は、演算処理部や記憶部を備え、横ピロー包装機本体10に対応した専用のプログラムが組み込まれ、各種処理を行うと共に操作パネル30を統括的に制御する。
送受信部33は、コンピュータから送られてくる各種データを通信回線CLを介して縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信し、横ピロー包装機制御部20の送受信部23から通信回線CLを介して送信される各種データを受信してコンピュータ31に送る。
入力表示部34は、タッチパネル式の表示画面を有し、コンピュータ31に組み込まれた専用プログラムによって作成された各種画面を表示する。
コンピュータ31の演算処理部は、変更情報取得部31a、メッセージ情報生成送出部31b、メッセージアイコン生成送出部31c、確認情報取得部31d、チェックアイコン生成送出部31eを備えている。
変更情報取得部31aは、横ピロー包装機本体10で生産を行うために必要な各種条件(以下「生産必要条件」という。)が設定された後、設定された生産必要条件のうち特定の条件の変更が行われた場合の変更情報を取得し、取得した変更情報をコンピュータ31の記憶部に一時的に保存する。
生産必要条件には、製品パラメータテーブル22aに登録されたパラメータ(生産能力、袋長さ、折り径、ヒータ温度(縦、縦予熱、横前、横後)、日付検査タイミング、シフト数(シフト1、シフト2、シフト3)等の数値)が挙げられ、特定の条件には、袋長さ等が挙げられる。
変更情報は、変更された特定の条件の種別を表す情報である。例えば、袋Baの長さが変更された場合の変更情報は、「袋長さ」となる。
メッセージ情報生成送出部31bは、変更情報取得部31aが取得した変更情報に基づき、特定条件の変更に対応して他の条件の変更が必要なこと表すメッセージ情報を生成し、生成したメッセージ情報をコンピュータ31の記憶部に一時的に保存した後、入力表示部34に送出する。
メッセージアイコン生成送出部31cは、メッセージ情報生成送出部31bが生成したメッセージ情報が存在することを示すメッセージアイコンを生成して入力表示部34に送出する。
確認情報取得部31dは、他の条件の変更を確認したことを示す確認情報を取得し、取得した確認情報をコンピュータ31の記憶部に一時的に保存する。
チェックアイコン生成送出部31eは、確認情報取得部31dが確認情報を取得したか否かを示すチェックアイコンを生成して入力表示部34に送出する。
このチェックアイコン生成送出部31eが送出するチェックアイコンは、確認情報取得部31dが確認情報を取得したことを示す確認アイコンと、確認情報取得部31dが確認情報を取得していないことを示す未確認アイコンとからなる。
ここで、操作パネル30の入力表示部34に表示される画面と、この画面を使用した横ピロー包装機本体10の操作、生産必要条件のうち特定の条件の変更操作について説明する。
図4は、入力表示部34に表示される基本画面(トップ画面)の構成の例を示した画面構成図であり、図において、40は基本画面、41〜43は表示部、44〜48はボタン(スイッチ)である。
図4に示すように、基本画面40の左側にある表示部41には、No.(登録番号)「01」、製品名「aaaa」、「生産能力300bpm」、「袋長さ80mm」、「出来高30000個」と、横ピロー包装機1が生産している製品の名称等と生産能力、生産数量「出来高」等の運転状態が表示されている。
基本画面40の右側にある表示部42には、「ヒータバー手前 110 110」、「ヒータバー奥 110 110」、「エンドシーラ上 120 120」、「エンドシーラ下 120 120」と、センターシール部46とエンドシール・切断部48のヒータの設定温度と測定温度が表示されている。
これらの表示部41、42に表示されている情報は、演算制御部21から通信回線CLを介して送られてきた情報である。
基本画面40の上部にある表示部43には、例えば、「起動スイッチで調整できます。」といったメッセージが表示される。
また、基本画面40において、右上部にはボタン44が表示され、左側上部にはボタン45(45a、45b、45c)が表示され、下部にはボタン46〜48が表示されている。
ボタン44は、基本画面40に表示する製品を切り換える製品切換画面に移動するボタンであり、ボタン45(45a、45b、45c)は、表示部42に表示する内容を切り換えるボタンであり、ボタン46は、ヒータの温度設定画面に移動するボタンであり、ボタン47は、メモ設定画面に移動するボタンであり、ボタン48は、目次画面に移動するボタンである。
図5は、入力表示部34に表示される目次画面の構成の例を示した画面構成図であり、図において、50は目次画面、51はボタン群、52はボタン(スイッチ)である。
図4に示す基本画面40において、ボタン48にタッチすると図5に示す目次画面50が入力表示部34に表示される。
目次画面50には、「1.製品名登録」、「2.生産能力・袋仕様」、「3.良品チェック」等の文字が付された18個のボタンからなるボタン群51が表示され、目次画面50の右下隅に、基本画面40に移動するボタン52が表示されている。
ボタン群51のうち「1.製品名登録」の文字が付されたボタンは、製品名登録画面(図示せず)を表示させるボタンであり、このボタンにタッチすると、製品名登録画面が入力表示部34に表示され、この画面を操作して製品名を登録・変更することができる。
ボタン群51のうち「2.生産能力・袋仕様」の文字が付されたボタンは、生産能力・袋仕様設定画面(図示せず)と表示させるボタンであり、このボタンにタッチすると、生産能力・袋仕様設定画面が入力表示部34に表示される。
この生産能力・袋仕様設定画面においては、製品名登録画面(図示せず)で入力し、記憶部22の製品パラメータ登録テーブル22aに登録されているNo.の製品について、生産能力と袋仕様(袋長さ、製品長さ)を入力・変更することができ、入力・変更した生産能力と袋仕様は、パラメータとして送受信部33から通信回線CLにより横ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信され、送受信部23で受信されて記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
ボタン群51のうち「3.良品チェック」の文字が付されたボタンは、良品チェック画面を表示させるボタンであり、良品チェック画面には、横ピロー包装機1が生産する包装体Pcに不良品がでないような調整値やシフト数等の設定・変更を行うための各種項目の一覧が表示される(詳細は後述する。)
ここで、製品パラメータテーブル22aに登録されている製品名「aaaa」の袋長さ「80」を「85」に変更する場合は、以下のような操作を行う。
まず、図4に示す基本画面40において、ボタン48にタッチして図5に示す目次画面50を入力表示部34に表示させる。
次いで、目次画面50において、「2.生産能力・袋仕様」の文字が付されたボタンにタッチすると生産能力・袋仕様設定画面が表示される。
この生産能力・袋仕様設定画面には、製品パラメータ登録テーブル22aに登録されている製品名「aaaa」の生産能力「300」、袋長さ「80」、製品長さ「40」が、それぞれの入力表示ボックスに表示されている。
そして、袋長さの入力表示ボックスに表示されている数値「80」を「85」に変更することにより、製品名「aaaa」の袋長さ「80」を「85」に変更することができる。
[条件変更確認装置の動作]
図6は、コンピュータ31の条件変更確認装置の動作を示したフローチャートであり、以下、図6のフローチャートに基づいて、条件変更確認装置の動作について説明する。
まず、生産必要条件のうち特定の条件が変更された場合、変更情報取得部31aが変更情報を取得し、取得した変更情報をコンピュータ31の記憶部に一時的に保存する(S1)。
具体的には、製品名「aaaa」について、袋長さ「80」が「85」に変更されたとすると、変更情報取得部31aが取得した変更情報は「袋長さ」となる。
次いで、メッセージ情報生成送出部31bが、変更情報取得部31aが取得して保存した変更情報に基づき、特定の条件の変更に対応して他の条件の変更が必要なこと表すメッセージ情報を生成し、生成したメッセージ情報をコンピュータ31の記憶部に一時的に保存する(S2)。
この後、メッセージアイコン生成送出部31cが、メッセージ情報生成送出部31bが生成して保存したメッセージ情報が存在することを示すメッセージアイコンを生成して入力表示部34に送出し(S3)、入力表示部34にメッセージアイコンが表示される。
図7は、入力表示部34に表示されたメッセージアイコンの例を示した画面構成図であり、図において、MIはメッセージアイコンである。
図7に示すように、封筒をイメージした図形からなるメッセージアイコンMIは、基本画面40の右上隅に表示される。
このように基本画面40においてメッセージアイコンMIが表示されることにより、作業者は、メッセージ情報があり、しなければならない条件の変更操作があることを容易に知ることができる。
基本画面40においてメッセージアイコンMIがタッチされると、メッセージ情報生成送出部31bが、一時的に保存したメッセージ情報を入力表示部34に送出し(S4)、送出されたメッセージ情報は入力表示部34に表示される。
図8は、入力表示部34に表示されたメッセージ情報の例を示した画面構成図であり、図において、60はメッセージ情報表示画面、61、62は表示部、63、64はボタン(スイッチ)である。
図8に示すように、メッセージ情報表示画面70の上側は、図8に示す基本画面40と同じ構成であり、右上隅にはメッセージアイコンMIが表示されている。
メッセージ情報表示画面60において、中央部の表示部61、62には、メッセージ情報生成送出部31bが送出するメッセージ情報が表示されるが、表示部61には、メッセージ内容が表示され、表示部62には、メッセージ情報の種別を表す見出しが表示される。
具体的には、特定の条件「袋長さ」の変更に対応して、変更が必要な他の条件は、シフト1〜3を含む各種シフト数となるから、表示部61に表示されるメッセージ内容は、各種シフト数を設定・変更できる画面である良品チェック画面となり、表示部62に表示されるメッセージ情報の見出しは、「シフトの確認」となる。
図8では、表示部61に「画面を確認して下さい」の文字と良品チェック画面を表す画像が表示され、表示部62に「シフトの確認」の文字が表示されている。
また、「移動」の文字が付されたボタン63は、良品チェック画面に移動するボタンであり、「戻る」の文字が付されたボタン73は、基本画面40に戻るボタンである。
このようにメッセージアイコンMIをタッチするだけで、表示部61、62にメッセージ情報が表示されることから、作業者は、変更が必要な他の条件の種別と内容を容易に知ることができる。
なお、図9では、表示部61のメッセージ内容と表示部62の見出しは同時に表示されるが、先に表示部62に見出しを表示し、表示された見出しがタッチされることにより、表示部61にメッセージ内容が表示されるようにしてもよい。
この後、メッセージ情報が表示された画面(図8のメッセージ情報表示画面60)において画面移動が選択されたか否かが判断され(S5)、画面移動が選択された場合は、変更が必要な他の条件を含む各種操作項目の一覧を表示する画面、具体的には良品チェック画面が入力表示部34に表示され(S6)、同時にチェックアイコン生成送出部31eが、確認情報取得部31dが確認情報を取得したか否かを示すチェックアイコンを生成して入力表示部34に送出し、画面移動が選択されない場合は処理を終了する。
この場合、ステップS5では、入力表示部34のメッセージ情報表示画面(図8のメッセージ情報表示画面60)において、ボタン63にタッチされた場合は、画面移動が選択されと判断され、ボタン64がタッチされた場合は画面移動が選択されないと判断される。
図9は、図8のメッセージ情報表示画面60において、ボタン63にタッチされて画面移動が選択された場合、入力表示部34に表示された良品チェック画面の例を示した画面構成図であり、図において、70は良品チェック画面、71はボタン群、71a、71b、71c、72はボタン、CIaは確認アイコン、CIbは未確認アイコンである。
図9に示すように、良品チェック画面70の左上隅には、画面の種別を表す「良品チェック」の文字が表示され、その下に「レジマーク」、「つなぎ目検出」、「日付印字検査」等の文字が付された12個のボタンからなるボタン群71が表示され、良品チェック画面70の右下隅に、基本画面40に移動するボタン72が表示されている。
ボタン群71のうち「レジマーク」の文字が付されたボタン71aは、レジマーク画面(図示せず)を表示させるボタンであり、ボタン71aにタッチすると、レジマーク画面が入力表示部34に表示され、この画面を操作してレジマーク検出機の検出レベルの設定・変更、シフト3(レジマーク検出位置P3からエンドシール・切断位置P4までのシフト数)の設定・変更等をすることができる。
ボタン群71のうち「つなぎ目検出」の文字が付されたボタン71bは、つなぎ目検出画面(図示せず)を表示させるボタンであり、ボタン71bにタッチすると、レジマーク画面が入力表示部34に表示され、この画面を操作してシフト1(紙継ぎ位置P1からエンドシール・切断位置P4までのシフト数)の設定・変更等をすることができる。
ボタン群71のうち「日付印字検査」の文字が付されたボタン71cは、日付印字検査画面を表示させるボタンであり、ボタン71cにタッチすると、日付印字検査画面が入力表示部34に表示され、この画面を操作して日付印字位置の設定・変更、シフト2(印字不良検出位置P2からエンドシール・切断位置P4までのシフト数)の設定・変更等をすることができる(詳細は後述する)。
ボタン群71の各ボタンの右側には、確認アイコンCIaまたは未確認アイコンCIbが表示されている。
確認アイコンCIaは、確認情報取得部31dが確認情報を取得したことを示すチェックアイコンであり、未確認アイコンCIbは、確認情報取得部31dが確認情報を取得していないことを示すチェックアイコンである。
すなわち、チェックアイコン生成送出部31eは、良品チェック画面70に表示されたシフト数の設定・変更を行う操作項目について、確認情報取得部31dが確認情報を取得した操作項目については、確認アイコンCIaを生成して入力表示部34に送出し、確認情報取得部31dが確認情報を取得していない操作項目については、未確認アイコンCIbを生成して入力表示部34に送出する。
図9では、ボタン71aとボタン72bに確認アイコンCIaが表示され、ボタン71cに未確認アイコンCIbが表示されている。
ボタン群71のうち、確認アイコンCIaと未確認アイコンCIbのいずれも表示されてボタンは、シフト数の設定・変更を行わない設定画面を表示するボタンである。
このように特定の条件(袋長さ)が変更されたことにより、他の条件(シフト数)の変更が必要な場合、他の条件(シフト数)を変更するための操作項目の一覧が表示された画面(良品チェック画面70)において、確認アイコンCIaと未確認アイコンCIbが表示され、作業者は、未だシフト数を変更していない操作項目を容易に知ることができる。
次いで、各種操作項目の一覧から選択された操作項目の設定入力画面、具体的には、図9の良品チェック画面70において、ボタン群71のうちタッチされたボタンの設定入力画面が入力表示部34に表示される(S8)。
図10は、良品チェック画面70において、ボタン71cにタッチされた場合に、入力表示部34に表示された日付印字検査画面の例を示した画面構成図であり、図において、80は日付位置検査画面、81、82は入力表示ボックス、83、84はボタン(スイッチ)である。
日付位置検査画面80は、画面の左上に表示された「日付印字検査」の文字、画面の中央に上下に表示された「日付検査タイミング」、「排出シフト数」の文字とその右側にある入力表示ボックス81、82、画面の左上の「シフト2確認」の文字が付されたボタン83、画面の右下にある「トップ」の文字が付されたボタン84から構成される。
入力表示ボックス81には、製品パラメータテーブル22aの日付検査タイミングに格納されている数値「60」が表示され、入力表示ボックス83には、製品パラメータテーブル22aのシフト2に格納されている数値「30」が表示されている。
今、特定の条件(袋長さ)が変更されたことにより、各種シフト数の変更が必要となり、シフト1とシフト3は変更されて、シフト2は変更されていないことから、シフト2の変更操作が必要となる。
シフト2の変更操作は、日付印字検査画面80にテンキー(図示せず)を表示させ、テンキーの数値をタッチすることにより、シフト2を「30」から例えば「28」に変更することができる。
次いで、他の条件の変更を確認したことを示す確認情報が入力されたか否かが判断され(S9)、確認情報が入力された場合は、 確認情報取得部31dが、入力された確認情報を取得し、取得した確認情報をコンピュータ31の記憶部に一時的に保存する。
具体的には、日付印字検査画面80において、ボタン84がタッチされることにより確認情報が入力され、入力表示部34の表示画面が日付印字検査画面80から良品チェック画面70に切り換わる。
この後、他の操作項目が選択されたか否かが判断され(S11)、選択された場合はステップS8に戻って、選択された操作項目の設定入力画面が入力表示部34に表示される。また、ステップS9で確認情報が入力されない場合、具体的には、ボタン84がタッチされずにボタン85がタッチされた場合は処理を終了する。
これにより作業者は、特定の条件(袋長さ)が変更されたことにより、他の条件(シフト数)の変更が必要な場合、未だ変更していない他の条件(シフト2)の変更操作を確実に行うことができる。
本発明の条件変更確認装置は、ピロー包装機において、運転開始後に、既に設定されている各種条件のうち特定の条件を変更した場合、操作パネル等に他の条件を変更する操作が必要である旨を表示し、作業者にその変更する操作を促すに際し、作業者が変更する操作が必要な他の条件を見過ごしたり、忘れたり等することがないようにして、確実に必要な他の条件を変更する操作が行われ、縦ピロー包装機と横ピロー包装機に利用できる。
1 横ピロー包装機
10 横ピロー包装機本体
11 包材(包装材料)供給部
11a、11b シャフト
12 包材送り部
12a 駆動ローラ
12b 押えローラ
12c テンションアーム
12d テンションローラ
12e 日付印字装置
12f カメラ
12g 光センサ
13 被包装品供給部
13a 供給コンベア
14 製筒部
14a 製筒器(フォーマ)
15 紙引き部
15a 駆動ローラ
15b 押えローラ
16 センターシール部
16a、16b センターシールブロック
17 目付け部
17a、17b 目付けローラ
18 エンドシール・切断部
18a、18b エンドシールブロック
19 包装体排出部
19a 排出コンベア
20 横ピロー包装機制御部
21 演算制御部
21a 動作制御部
22 記憶部
22a 製品パラメータテーブル
23 送受信部
30 操作パネル
31 コンピュータ
31a 変更情報取得部
31b メッセージ情報生成送出部
31c メッセージアイコン生成送出部
31d 確認情報取得部
31e チェックアイコン生成送出部
33 送受信部
34 入力表示部
40 基本画面
41〜43 表示部
44〜48 ボタン
50 目次画面
51 ボタン群
52 ボタン(スイッチ)
60 メッセージ情報表示画面
61、62 表示部
63、64 ボタン(スイッチ)
70 良品チェック画面
71 ボタン群
71a、71b、71c、72 ボタン
80 日付印字検査画面
81、82 入力表示ボックス
83、84 ボタン(スイッチ
CL 通信回線
gr ガイドローラ
M1、M2 巻取り包材
Fi 包材(フィルム)
CP 被包装品
TF 筒状包材
Ba 袋
Pc 包装体
cs センターシール部分
es エンドシール部分
P1 紙継ぎ位置
P2 印字不良検出位置
P3 レジマーク検出位置
P4 エンドシール・切断位置。
MI メッセージアイコン
CIa 確認アイコン
CIb 未確認アイコン

Claims (6)

  1. ピロー包装機本体と、該ピロー包装機本体を操作し、該ピロー包装機本体で生産を行うために必要な各種条件を設定・変更するための入力表示部を有する操作パネルを備えたピロー包装機において、
    設定された前記各種条件のうち特定の条件の変更が行われた場合の変更情報を取得する変更情報取得手段と、
    前記変更情報取得手段が取得した変更情報に基づき、前記特定の条件の変更に対応して他の条件の変更が必要なことを表すメッセージ情報を生成して前記入力表示部に送出するメッセージ情報生成送出手段と、
    前記他の条件の変更を確認したことを示す確認情報を取得する確認情報取得手段と
    を備えたことを特徴とする条件変更確認装置。
  2. 前記メッセージ情報生成送出手段が生成したメッセージ情報が存在することを示すメッセージアイコンを生成して前記入力表示部に送出するメッセージアイコン生成送出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の条件変更確認装置。
  3. 前記確認情報取得手段が確認情報を取得したか否かを示すチェックアイコンを生成して前記入力表示部に送出するチェックアイコン生成送出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の条件変更確認装置。
  4. 前記チェックアイコンは、前記確認情報取得手段が確認情報を取得したことを示す確認アイコンと前記確認情報取得手段が確認情報を取得していないことを示す未確認アイコンとからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載した条件変更確認装置。
  5. 前記特定の条件は、前記ピロー包装機本体が生産する袋の長さであり、前記他の条件は、前記ピロー包装機本体の特定経路区間における前記袋を形成する包材のパス長さに相当する前記袋の個数となるシフト数であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載した条件変更確認装置。
  6. ピロー包装機本体と、該ピロー包装機本体を操作し、該ピロー包装機本体で生産を行うために必要な各種条件を設定・変更するための入力表示部を有する操作パネルと、条件変更確認装置を備えたピロー包装機であって、
    前記条件変更確認装置は、
    設定された前記各種条件のうち特定の条件の変更が行われた場合の変更情報を取得する変更情報取得手段と、
    前記変更情報取得手段が取得した変更情報に係る特定の条件に対応して、他の条件の変更が必要なことを表すメッセージ情報を生成して前記入力表示部に送出するメッセージ情報生成送出手段と、
    前記他の条件の変更を確認したことを示す確認情報を取得する確認情報取得手段と
    を備えたことを特徴とするピロー包装機。
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