JP7276819B2 - 補助操作パネル及び包装関連装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ピロー包装機、ラッピング包装機、上包み包装機、箱詰め装置等の包装関連装置の補助操作パネルに関するものである。
包装関連装置には、筒状に成形された包材の中に被包装品を順次充填し、シールや切断等を施して包装体を製造するピロー包装機、被包装品を裁断された包装材で包むようにして包装するラッピング包装機、包装材料で1個または複数個の被包装品をおおう上包み包装機、製品を箱詰め等する箱詰め装置等があり、ピロー包装機には、包材を上下方向(縦方向)に送って被包装品を充填する縦ピロー包装機と、包材を左右方向(横方向)に送って被包装品を充填する横ピロー包装機等がある。
このような包装関連装置には、装置本体を制御するための制御装置が設けられ、制御装置にパラメータ等を与えたり、制御装置から情報を受け取って処理するコンピュータを搭載した操作パネルが装置本体の所定の位置に設置され、操作パネルを操作して、包装関連装置の製造条件等の各種条件の入力・設定、情報の処理等が行われる。
そして、生産する製品を切り換える際には、これから生産しようとする製品について、操作パネルに登録されている各種調整機器の設定値を表示して、調整機器を設置値に合わせる設定・調整作業を行う必要がある。
このような調整機器とその設定・調整作業としては、例えば、縦ピロー包装機では、巻取り包材の左右方向の位置め部材とその位置設定・調整作業、日付印字送り方向位置調整ローラとその位置設定・調整作業、日付印字左右位置装置とその位置設定・調整作業が挙げられ、横ピロー包装機では、テンションローラとその角度・距離設定・調整作業が挙げられる。
ところで、各種調整機器は、装置本体の種々の場所に取り付けられ、操作パネルから離れた場所に取り付けられる調整機器も多い。例えば、縦ピロー包装機では、操作パネルは装置本体の正面側左上に設置され、巻取り包材の左右方向の位置め部材は、操作パネルかた離れた装置本体の背面側にある巻取り包材シャフトに取り付けられ、日付印字送り方向位置調整ローラや日付印字左右位置装置も操作パネルから離れた装置本体の背面側に取り付けられている。
この場合、操作パネルから離れた場所に位置する調整機器の設定・調整作業を行う場合、作業者は、一度操作パネルの位置まで行って操作パネルを操作してその調整機器の設置値を表示して確認した後、設定・調整作業を行う場所に戻って、その調整機器の設定・調整作業を行う必要あり、作業効率が悪いという問題がある。
このため、設定・調整作業を行う調整機器の位置する場所から作業者が移動せずに、その調整機器の設定・調整作業を行えるようにするための種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1(特開2017-76155号公報)には、製箱機、箱詰機、ピロー包装機、フィルム包装機、その他の包装機について、包装機のラインの全体または部分を構成するライン構成装置と、ライン構成装置において設定ないし調整が必要な部位の近傍に配置されるタッチパネル式の表示面を有する複数の端末装置と、各端末装置と無線接続したタッチパネル式の表示部を有する主装置とを有し、主装置は、作業名入力手段と設定情報等を記憶した記憶手段等を具備する包装ラインシステムが開示されている。
しかしながら、特許文献1の包装ラインシステムにおいては、主装置(中央制御装置)に設けられた作業名入力手段(作業名入力部)から入力された作業名に基づいて主装置(中央制御装置)から設定情報等が端末装置に送信されて表示されるため、端末装置を主装置から独立した装置として操作して設定情報等を表示させることができず、主装置での作業名入力等の各種条件入力作業に先立って、あるいは並行して端末装置を使用した調整部位の設定・調整等を行うことができないという問題がある。
また、特許文献1の包装ラインシステムでは、ライン構成装置を操作する操作パネルが故障した場合、端末装置にライン構成装置を操作する機能がなく、包装ラインシステムの生産を継続できない。
この点、特許文献2(特開2009-255224号公報)には、旋盤本体及びローダを操作するための主操作盤と、搬出コンベアを操作するための副操作盤を備えた加工機械であって、副操作盤は、盤本体と、盤本体の搬出コンベアに対する相対位置及び相対方向を検知する検知手段と、検知手段の検知結果に基づき表示部の表示を変更する表示変更手段とを備えている加工機械が開示され、副操作盤は、主操作盤から独立して操作するようになっている。
しかしながら、特許文献2の加工機械の副操作盤は、加工機械の一部である搬出コンベアを操作するものであり、包装関連装置の操作パネルのような製品の包装を行う場合の各種条件の入力・設定等を行うものではない。
また、特許文献2の加工機械の副操作盤に表示されるのは、作業者が加工機械を見る視認風景等であって、搬出コンベアの設定値ではない。
さらに、特許文献2の加工機械では、主操作盤が故障した場合、副操作盤に主操作盤の代替機能がなく、加工機械による加工(生産)を継続できない
特開2017-76155号公報 特開2009-255224号公報
本発明が解決しようとする課題は、包装関連装置において、操作パネルから離れた位置にある特定の調整機器の近傍に設けた表示装置に特定の調整機器の設定値を表示して、特定の調整機器の設定・調整作業を行うに際し、操作パネルとは独立して表示装置が操作できるようにし、特定の調整機器の設定・調整作業の効率化を図ることであり、また、操作パネルが故障しても包装関連装置の生産を継続するための操作ができるようにすることである。
請求項1の発明は、包装関連装置本体と、該包装関連装置本体を制御する演算制御部を有する包装関連装置制御部を収納する制御ボックスと、枠体と、前記包装関連装置本体を操作するための主操作パネルを備えた包装関連装置に使用される補助操作パネルであって、前記包装関連装置本体は、前記制御ボックスと前記枠体で形成する空間内に収納されて、特定の調整機器を含む調整機器を備え、前記包装関連装置制御部は、前記包装関連装置が生産する製品毎に前記調整機器の設定値を、前記特定の調整機器の設定値が前記特定の調整機器以外の調整機器の設定値と識別して表示できるように記憶した設定値記憶手段を備え、前記主操作パネルは、前記制御ボックスの上部又は前記包装関連装置本体の上方であって前記特定の調整機器から離れた位置に取り付けられて、前記設定値記憶手段に記憶された設定値を表示する第1の表示手段を備え、前記補助操作パネルは、前記制御ボックスの上部又は前記包装関連装置本体の上方の前記主操作パネルから離れた位置であって、前記特定の調整機器の近傍に取り付けられ、前記設定値記憶手段に記憶された設定値のうち前記特定の調整機器の設定値を表示する第2の表示手段備え、前記補助操作パネルは、前記主操作パネルとは独立して操作できる補助操作パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項2の発明は、前記包装関連装置は縦ピロー包装機であり、前記特定の調整機器の設定値は、巻取り包材の左右方向の位置決めを行う位置決め部材の位置、日付印字装置の左右方向の位置、日付印字送り方向位置調整ローラの位置のいずれかを含む請求項1記載の補助パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項3の発明は、前記包装関連装置は横ピロー包装機であり、前記特定の調整機器の設定値は、テンションローラの角度と距離を含む補助パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項4の発明は、前記主操作パネルが故障したときに、前記包装関連装置本体が生産を継続するために前記包装関連装置本体を操作する機能を備えた補助パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項5の発明は、包装関連装置本体と、該包装関連装置本体を制御する演算制御部を有する包装関連装置制御部を収納する制御ボックスと、枠体と、前記包装関連装置本体を操作するための主操作パネルと、該主操作パネルを補助する補助操作パネルを備えた包装関連装置であって、前記包装関連装置本体は、前記制御ボックスと前記枠体で形成する空間内に収納されて、特定の調整機器を含む調整機器を備え、前記包装関連装置制御部は、前記包装関連装置が生産する製品毎に前記調整機器の設定値を、前記特定の調整機器の設定値が前記特定の調整機器以外の調整機器の設定値と識別して表示できるように記憶した設定値憶手段を備え、前記主操作パネルは、前記制御ボックスの上部又は前記包装関連装置本体の上方であって前記特定の調整機器から離れた位置に取り付けられて、前記設定値記憶手段に記憶された設定値を表示する第1の表示手段を備え、前記補助操作パネルは、前記制御ボックスの上部又は前記包装関連装置本体の上方の前記主操作パネルから離れた位置であって、前記特定の調整機器の近傍に取り付けられ、前記設定値記憶手段に記憶された設定値のうち前記特定の調整機器の設定値を表示する第2の表示手段を備え前記補助操作パネルは、前記主操作パネルとは独立して操作できる包装関連装置を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項6の発明は、前記包装関連装置は縦ピロー包装機であり、前記特定の調整機器の設定値は、巻取り包材の左右方向の位置決めを行う位置決め部材の位置、日付印字装置の左右方向の位置、日付印字送り方向位置調整ローラの位置のいずれかを含む包装関連装置を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項7の発明は、前記包装関連装置は横ピロー包装機であり、前記特定の調整機器の設定値は、テンションローラの角度と距離を含む包装関連装置を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項8の発明は、前記補助操作パネルは、前記主操作パネルが故障したときに、前記包装関連装置本体が生産を継続するために前記包装関連装置本体を操作する機能を備えた包装関連装置を提供して、上記課題を解決するものである。
請求項1に記載の発明の補助操作パネルにおいては、主操作パネルから離れた位置にある特定の調整機器の近傍に設けた補助操作パネルの第2の表示手段に特定の調整機器の設定値が表示され、主操作パネルとは独立して補助操作パネルが操作できるため、調整機器の設定作業や調整作業の効率化を図ることができるという効果を奏する。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
請求項3に記載の発明は、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
請求項4に記載の発明の補助操作パネルにおいては、さらに、主操作パネルが故障しても包装関連装置本体の生産を継続するための操作ができるという効果を奏する。
請求項5に記載の発明の包装関連装置においては、主操作パネルから離れた位置にある特定の調整機器の近傍に設けた補助操作パネルの第2の表示手段に特定の調整機器の設定値が表示され、主操作パネルとは独立して補助操作パネルが操作できるため、調整機器の設定作業や調整作業の効率化を図ることができるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明は、請求項5の発明と同様の効果を奏する。
請求項7に記載の発明は、請求項5の発明と同様の効果を奏する。
請求項8に記載の発明の包装関連装置においては、さらに、主操作パネルが故障しても包装関連装置本体の生産を継続するための操作ができるという効果を奏する。
本発明の包装関連装置が縦ピロー包装機である場合の制御部分の構成を示すブロック図である。 縦ピロー包装機1の全体構成を表した斜視図である。 縦ピロー包装機制御部20の演算制御部21と記憶部22の構成を示すブロック図である。 製品パラメータ・設定値テーブル22aのパラメータテーブル部分の構成を説明する説明図である。 製品パラメータ・設定値テーブル22aの設定値テーブル部分の構成を説明する説明図である。 入力表示部34に表示される基本画面(トップ画面)の構成の例を示した画面構成図である。 入力表示部34に表示される製品切換画面の構成の例を示した画面構成図である。 入力表示部34に表示される目次画面の構成の例を示した画面構成図ある。 入力表示部34に表示される設定値表示画面の構成の例を示した画面構成図である。 入力表示部44に表示される特定調整機器の設定値(特定設定値)表示画面の構成の例を示した画面構成図である。 縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)が生産する製品を切り換えるために入力表示部44に表示される製品切換画面を説明するための説明図である。 横ピロー包装機の概略構成を表した正面図と平面図である。
[包装関連装置(縦ピロー包装機)の制御部分の構成]
図1は、本発明の包装関連装置が縦ピロー包装機である場合の制御部分の構成を示すブロック図である。
図1において、1は本発明の包装関連装置となる縦ピロー包装機、10は本発明における包装関連装置本体となる縦ピロー包装機本体、20は本発明における包装関連装置制御部となる縦ピロー包装機制御部、21は演算制御部、22は本発明における設定値記憶手段となる記憶部、23は送受信部、30は主操作パネル、40は補助操作パネル、31、41は演算処理部、32、42は記憶部、33、43は送受信部、34は本発明における第1の表示手段となる入力表示部、44は本発明における第2の表示手段となる入力表示部、L1、L2は通信回線である。
縦ピロー包装機1の制御部分は、縦ピロー包装機本体10に接続された縦ピロー包装機制御部20と、縦ピロー包装機制御部20に通信回線L1を介して接続された主操作パネル30と、縦ピロー包装機制御部20に通信回線L2を介して接続された補助操作パネル40とから構成されている。
そして、縦ピロー包装機制御部20は、演算制御部21、記憶部22及び送受信部23を備え、主操作パネル30は、演算処理部31、記憶部32、送受信部33及び入力表示部34を備え、補助操作パネル40は、演算処理部41、記憶部42、送受信部43及び入力表示部34を備えている(詳細は後述する)。
[縦ピロー包装機1の全体構成]
図2は、縦ピロー包装機1の全体構成を表した斜視図である。
図2において、11は包材(包装材料)供給部、12は張力調整部、12aは搖動機構、13は日付印字部、13aは日付印字装置、13bは昇降ローラ、14は被包装品供給部、14aはホッパー、14bは充填筒、15は製筒部、15aは製筒器(フォーマ)、15bは押さえ部材、15cはスライドローラ、16は包材送り部、16aはプーリー、16bは送りベルト、17は縦シール部、17a、17bは縦シールブロック、18は横シール・切断部、18a、18bは横シールブロック、19は包装体排出部、19aはベルトコンベア、50は制御ボックス、50aは正面、51は枠体、52a、52bは正面開閉パネル、53a、53bは背面開閉パネル、54は側面パネル、55は上面パネル、F1は包材(フィルム)、g1はガイドローラ、M1は巻取り包材、P1は包装体、tsは縦シール部分、ysは横シール部分である。
図2に示すように、縦ピロー包装機1は、縦ピロー包装機本体10、主操作パネル30、補助操作パネル40、制御ボックス50、枠体51から構成され、縦ピロー包装機本体10は、制御ボックス50と枠体51で構成される空間内に収納されている。
縦ピロー包装機本体10は、包材(包装材料)供給部11、張力調整部12、印字部13、被包装品供給部14、製筒部15、包材送り部16、縦シール部17、横シール・切断部18、包装体排出部19等から構成される。
包材供給部11は、巻取り包材M1を繰り出す巻取り包材供給装置(図示せず)等を備え、巻取り包材M1から包材F1を繰り出す。
張力調整部12は、複数のローラやフレーム等を搖動する搖動機構12aを備え、包材供給部11から繰り出される包材F1に急激な張力がかからないようにその張力を調整する。
日付印字部13は、日付印字装置13a、昇降ローラ13b等を備え、包材F1に日付印字を行う。
被包装品供給部14は、上部がホッパー14aとなっている充填筒14b、被包装品投入装置(図示せず)等を備え、被包装品投入装置より投入されるスナック菓子等の被包装品をホッパー14aで受けて充填筒14bに充填する。
製筒部15は、製筒器15a、押さえ部材15b、スライドローラ15c等を備え、包材供給部11より繰り出されて日付印字部13で日付が印字された包材F1を、スライドローラ15cで案内し、製筒器15aで筒状に成形して押さえ部材15bにより充填筒14b外周面に押し付ける。
包材送り部16は、プーリー16a、送りベルト16b、モータ(図示せず)等を備えた一対の包材送り機構を充填筒14bの両側に配置し、充填筒14bの外周面を包んでいる包材Fiを、一定の長さだけ下方に送る。
縦シール部17は、縦シールブロック17a、17b、ヒータ(図示せず)等を備え、充填筒14bの外周面包んで重ね合わされた包材F1の両端部分に縦シールを施して縦シール部分tsを形成する。
横シール・切断部18は、横シールブロック18a、18b、ヒータ(図示せず)、切断装置(図示せず)等を備え、被包装品が充填された縦シール済包材に対して横シールを施して横シール部分ysを形成し、横シール部分ysの中央部を切断して、被包装品が袋詰めされた包装体P1を生成する。
包装体排出部19は、ベルトコンベア19a等を備え、包装体P1をベルトコンベア19aにより排出する。
制御ボックス50は、縦ピロー包装機制御部20を収納するボックスであり、右側面側に配置された枠体51とで、縦ピロー包装機本体10を収納する空間を形成する。
枠体51は、正面開閉パネル52a、52b、背面開閉パネル53a、53b、側面パネル54、上面パネル55及び骨格(図示せず)を備え、各パネルが骨格に組み付けられて箱体を形成する。
縦ピロー包装機本体10の各部は、枠体51を形成する骨格等に取り付けら、制御ボックス50と枠体51とで形成される空間に収納される。
そして、制御ボックス50の正面50aの上部には主操作パネル30が取り付けられ、主操作パネル30から離れた位置である制御ボックス50の背面の上部には補助操作パネル40が取り付けられている。
また、枠体51の正面開閉パネル52a、52bと背面開閉パネル53a、53bは左右に開閉でき、正面開閉パネル52a、52bを開いて、ベルトコンベア19aより排出される包装体P1を枠体51の外に搬出することができ、背面開閉パネル53a、53bを開いて巻取り包材MRを枠体51の中に搬入することができる。
[縦ピロー包装機本体10の調整機器]
縦ピロー包装機本体10の調整機器(以下単に「調整機器」という。)には、巻取り包材M1を取り付けるシャフト取り付けて巻取り包材M1の左右方向の位置決めを行う位置決め部材(図示せず)、日付印字装置13a、日付印字送り方向位置調整ローラとなる昇降ローラ13b、スライドローラ15c、縦シールブロック17a、17b等がある。
巻取り包材M1の左右方向の位置決めを行う位置決め部材は、リング状のストッパーであり、このリング状のストッパーの基準点(原点)からの位置(距離)は、縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)が生産する製品毎に定められ、その定められた位置にリング状のストッパーが取り付けられ、巻取り包材M1の左右方向の位置の設定・調整が行われる。
日付印字装置13aは左右方向に移動可能となっており、その左右方向の位置は、縦ピロー包装機1が生産する製品毎に定められ、その定められた位置に日付印字装置13aが移動され、日付印字装置13aの左右方向の位置の設定・調整が行われる。
昇降ローラ13bは上下方向に移動して包材F1に印字する日付の送り方向の位置(日付印字送り方向位置)を調整するもので、昇降ローラ13bの位置は、縦ピロー包装機1が生産する製品毎に定められ、その定められた位置に昇降ローラ13bが移動され、日付印字送り方向位置の設定・調整が行われる。
スライドローラ15cは、製筒器15aの手前にスライド可能に取り付けられ、その位置は、縦ピロー包装機1が生産する製品に使用される製筒器15aの大きさ(サイズ)によって決まり、その決められた位置にスライドローラ15cが移動され、スライドローラ15cの位置の設定・調整が行われる。
縦シールブロック17a、17bは、充填筒14bから離れる方向に移動可能となっており、その位置は縦ピロー包装機1が生産する製品(袋)の折り径等によって決まり、その決められた位置に縦シールブロック17a、17bが移動され、縦シールブロック17a、17bの位置の設定・調整が行われる。
そして、上記調整機器のうち、巻取り包材M1の左右方向の位置決めを行う位置決め部材(リング状のストッパー)、日付印字装置13a、昇降ローラ13bが補助操作パネル40の近傍に位置し、特定の調整機器(以下「特定調整機器」という。)となる。
[縦ピロー包装機制御部20]
図3は、縦ピロー包装機制御部20の演算制御部21と記憶部22の構成を示すブロック図であり、図において、21aは動作制御部、21bは測定情報管理部、22aは製品パラメータ・設定値テーブルである。
演算制御部21は、動作制御部21a、測定情報管理部21bを備えている。
動作制御部21aは、主操作パネル30で設定された製品について、記憶部22の製品パラメータ・設定値テーブル22aに登録されたパラメータ、または、送受信部23から送られてくるパラメータに基づいて、縦ピロー包装機本体10の駆動機器、例えば、包材送り部16のモータ、縦シール部17や横シール・切断部18の各種ヒータの動作を制御する。
測定情報管理部21bは、縦ピロー包装機本体10に設けられた測定機器、例えば、縦シール部17や横シール・切断部18の各種ヒータの温度を測定する温度センサーが測定した情報を取得し、送受信部23に送る。
また、演算制御部21は、生産情報管理部(図示せず)を備え、縦ピロー包装機本体10から、生産された包装体P1に関する情報、例えば、出来高(包装体P1の生産数量)、空袋の数量、運転時間等を取得し、送受信部23に送ると共に記憶部22の生産情報テーブル(図示せず)に登録する。
記憶部22は、製品パラメータ・設定値テーブル22a、生産情報テーブル(図示せず)等を記憶し、生産情報テーブルには、実際に生産された製品について、出来高、空袋、ロス袋、稼動率、運転時間、停止時間、待機時間等の生産実績が登録されている。
図4は、製品パラメータ・設定値テーブル22aのパラメータテーブル部分の構成を説明する説明図である。
製品パラメータテーブル22aのパラメータテーブル部分には、No.(登録番号)、製品名、生産能力、袋長さ、折り径、ヒータ温度(縦、縦予熱、横前、横後)等が登録されている。但し、「No.(登録番号)」、「製品名」、「生産能力」、「袋長さ」、「折り径」、「ヒータ温度(縦、縦予熱、横前、横後)」といった項目名自体は登録されておらず、登録されているのは項目名を除いた部分である。
No.(登録番号)は、縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)が生産を行う製品を特定する番号であり、01~99まで用意されている。
No.と製品名は、主操作パネル30の入力表示部34に表示される製品名登録画面(後述する)から入力され、送受信部31から通信回線L1により縦ピロー包装機制御部20の送受信部21に送信され、送受信部21で受信されて記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
生産能力、袋長さ、折り径、ヒータ温度(縦、縦予熱、横前、横後)等の数値は、縦ピロー包装機本体10の駆動機器(モータ、ヒータ等)や調整機器を動作させるための条件を示す値となるパラメータである。
例えば、「生産能力」のパラメータ「80」は「80bpm」(bpmは1分間に生産される袋の個数である)、すなわち、1分間に80個(袋)生産されることを意味し、「袋長さ」のパラメータ「250」は「250mm」、すなわち、1袋の長さが250mmであることを意味し、「ヒータ温度・縦」に対応するパラメータ「160」は「160℃」、すなわち、縦ヒータの温度が「160℃」であることを意味している。
パラメータは、主操作パネル30の入力表示部34に表示される各種パラメータ設定画面、例えば、生産能力・袋仕様設定画面、ヒータの温度設定画面(後述する)から入力され、送受信部33から通信回線L1により縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信され、送受信部23で受信されて記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
そして、上述のように動作制御部21aが、製品パラメータテーブル22aに登録された01~99までのNo.(登録番号)から指定されたNo.のパラメータに基づいて、縦ピロー包装機本体10の駆動機器や調整機器、例えば、包材送り部16のモータ、縦シール部17や横シール・切断部18の各種ヒータの動作を制御する。
図5は、製品パラメータ・設定値テーブル22aの設定値テーブル部分の構成を説明する説明図である。
製品パラメータ・設定値テーブル22aの設定値テーブル部分には、「巻取り包材位置」、「日付印字装置位置」等の設定値名、特定設定値フラグ、No.(登録番号)、製品名に対応した設定値(数値)が登録されている。
設定値名は、調整機器の設定値名称であり、「巻取り包材位置」は、巻取り包材MRの左右方向の位置決めを行う位置決め部材の位置を意味し、「日付印字装置位置」は、日付印字装置13aの左右方向の位置を意味し、「昇降ローラ位置」は、包材F1に印字する日付の送り方向の位置(日付印字送り方向位置)を調整する昇降ローラ13bの位置を意味し、「スライドローラ位置」は、スライドローラ15cの位置を意味し、「縦ヒータブロック位置」は、縦シールブロック17a、17bの位置を意味している。
「巻取り包材位置」、「日付印字装置位置」等の欄の各製品名の行に示された数値は、設定値であり、例えば、製品名「AAAA」の行に示された「25」、「20」、「30」、「50」、15は、それぞれ製品名「AAAA」の巻取り包材位置、日付印字装置位置、昇降ローラ位置、縦ヒータブロック位置が25mm、20mm、30mm、50mm、15mmであることを意味する。
特定設定値フラグは、設定値テーブル部分に登録された設定値名と設定値のうち特定調整機器のものを識別して、入力表示部44に表示するためのフラグであり、デフォルトを「0」として、フラグ「1」が登録されている設定値名と設定値が特定調整機器のものとなる。
製品パラメータ・設定値テーブル22aの設定値テーブル部分に登録される設定値名、特定設定値フラグ、設定値は、主操作パネル30の入力表示部34から入力されるが、本実施形態では、設定値テーブルの設定値名、特定設定値フラグ、設定値は12個用意されており、設定値名のデフォルトは「設定値1」、「設定値2」、・・・「設定値12」であり、特定設定値フラグのデフォルトは「0」であり、設定値のデフォルトは「0」である。
そして、入力表示部34から入力される「巻取り包材位置」等の設定値名が、「設定値1」等に置き換わり、入力表示部34から特定設定値フラグとして入力される「1」が「0」に置き換わり、入力表示部34から設定値として入力される「25」等の数値が「0」に置き換わることとなる。
図5においては、設定値1~設定値5までが「巻取り包材位置」等の設定値名と設定値(数値)に置き換わり、設定値名「巻取り包材位置」、「日付印字装置位置」、「昇降ローラ位置」の特定設定値フラグが「1」に置き換わっている。
なお、設定値テーブルに登録される設定値名等の個数は、12個に限定されるものではく、包装関連装置の種類、構成等に応じて適宜設定される。
また、製品パラメータ・設定値テーブル22aに登録される特定調整機器が予め決まっている場合は、特定設定値フラグは不要であり、製品パラメータ・設定値テーブル22aに登録される項目名で特定調整機器が特定(識別)される。
[主操作パネル30]
主操作パネル30は、前述のように演算処理部31、記憶部32、送受信部33及び入力表示部34(第1の表示手段)を備えている。
演算処理部31は、専用操作プログラムにより、縦ピロー包装機本体10を操作するために、縦ピロー包装機制御部20に与える各種情報(登録番号、パラメータ等)の処理、縦ピロー包装機制御部20から取得した情報の処理、調整機器の設定値を入力したり表示等するための処理等を行う。
記憶部32は、演算処理部31を動作させるための専用操作プログラム、バックアップデータ等を記憶する。
送受信部33は、演算処理部31から送られてくる各種データを通信回線L1を介して縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信し、縦ピロー包装機制御部20の送受信部23から通信回線L1を介して送信される各種データを受信して演算処理部31に送る。
入力表示部34は、タッチパネル式の表示画面を有し、縦ピロー包装機本体10を操作し、調整機器の設定値を入力したり表示するための各種画面を表示する。
ここで、主操作パネル30の入力表示部34に表示される画面と、この画面を使用した縦ピロー包装機本体10の操作、調整機器の設定値の入力・表示について説明する。
図6は、入力表示部34に表示される基本画面(トップ画面)の構成の例を示した画面構成図であり、図において、100は基本画面、101~103は表示部、104~108はボタン(スイッチ)である。
図6に示すように、基本画面100の左側にある表示部101には、No.(登録番号)「01」、製品名「AAAA」、「生産能力80bpm」、「袋長さ250mm」、「出来高16000個」と、縦ピロー包装機1が生産している製品の名称等と生産能力、生産数量「出来高」等の運転状態が表示されている。
基本画面100の右側にある表示部102には、「縦ヒータ 160 160」、「縦予熱ヒータ 105 105」、「横前ヒータ 160 160」、「横後ヒータ 160 160」と、縦シール部17と横シール・切断部18のヒータの設定温度と測定温度が表示されている。
これらの表示部101、102に表示されている情報は、演算制御部21から通信回線L1を介して送られてきた情報である。
基本画面100の上部にある表示部103には、例えば、「起動スイッチで調整できます。」といったメッセージが表示される。
また、基本画面100において、右上部にはボタン104が表示され、左側上部にはボタン105(105a、105b、105c)が表示され、下部にはボタン106~107が表示されている。
ボタン104は、基本画面100に表示する製品を切り換える製品切換画面に移動するボタンであり、ボタン105(105a、105b、105c)は、表示部102に表示する内容を切り換えるボタンであり、ボタン106は、ヒータの温度設定画面に移動するボタンであり、ボタン107は、位置調整画面に移動するボタンであり、ボタン108は、目次画面に移動するボタンである。
図7は、入力表示部34に表示される製品切換画面の構成の例を示した画面構成図であり、図において、110は製品切換画面、111は表示部、112(112a~112d)、113はボタン(スイッチ)である。
図6に示す基本画面100において、ボタン104にタッチすると図7に示す製品切換画面110が入力表示部22に表示される。
製品切換画面110の表示部111には、No.(登録番号)と製品名の一覧、例えば、「01 AAAA」、「02 BBBB」、「03 CCCC」が表示されている。
この表示部111に表示されている情報は、記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録されているNo.と製品名の情報であり、演算制御部21から通信回線L1を介して送られてきた情報である。
また、製品切換画面110の左側部には、ボタン112(112a~112d)、113が表示されている。
ボタン112a~112dは、表示部111に表示されるNo.と製品名の一覧をスクロールするボタンであり、ボタン112aと112bは上下のスクロールボタンであり、ボタン112cと112dは上下のページスクロールボタンであり、ボタン113は、基本画面100に移動するボタンである。
この製品切換画面110において、表示部111の左側に表示されているNo.の1つ、例えば「02」をタッチすると、品種切換作業確認画面(図示せず)が表示され、製品パラメータテーブル32aに登録されたNo.「02」の製品の特徴を表すパラメータ(例えば、袋長さや折り径等)が表示され、確認ボタン(図示せず)をタッチすると、生産する製品が、No.「02」、製品名「BBBB」の製品に切換えられ、切換えられた製品についての基本画面100が表示される。
この製品切換えにより、演算制御部21のパラメータも切り換えられ、動作制御部21aは、製品パラメータテーブル22aのNo.「02」(製品名「BBBB」)に登録されたパラメータに基づいて各駆動機器を制御する。
図8は、入力表示部34に表示される目次画面の構成の例を示した画面構成図であり、図において、120は目次画面、121はボタン群、122はボタン(スイッチ)である。
図6に示す基本画面100において、ボタン108にタッチすると図8に示す目次画面120が入力表示部34に表示される。
目次画面120には、「1.製品名登録」、「2.生産能力・袋仕様」、「10.設定値」等の文字が付された18個のボタンからなるボタン群121が表示され、目次画面120の右下隅に、基本画面100に移動するボタン122が表示されている。
ボタン群121の1つのボタン、例えば、「1.製品名登録」の文字が付されたボタンにタッチすると、製品名登録画面(図示せず)が入力表示部34に表示される。
この製品名登録画面においては、縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)で生産する製品の名称等を入力することができ、入力した製品の名称は、記憶部32の設定値テーブルに登録されると共に、送受信部33から通信回線L1により縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信され、送受信部23で受信されて演算制御部21を介して記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
また、ボタン群121の1つのボタン、例えば、「2.生産能力・袋仕様」の文字が付されたボタンにタッチすると、生産能力・袋仕様設定画面(図示せず)が入力表示部34に表示される。
この生産能力・袋仕様設定画面においては、製品名登録画面で入力し、記憶部22の製品パラメータ登録テーブルに登録されているNo.(登録番号)の製品について、生産能力と袋仕様(袋長さ、折り径)を入力することができ、入力した生産能力と袋仕様は、パラメータとして送受信部33から通信回線L1により縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信され、送受信部23で受信されて演算制御部21を介して記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
図9は、入力表示部34に表示される設定値表示画面の構成の例を示した画面構成図であり、図において、130は設定値表示画面、131a、131bは設定値名表示部、132a、132bは設定値表示ボックス、133a、133bは特定設定値フラグ表示ボックス、134はボタン(スイッチ)である。
図8に示す目次画面120において、ボタン群121の「10.設定値」の文字が付されたボタンにタッチすると、設定値表示画面130が入力表示部34に表示される。
この設定値表示画面130には、基本画面100に表示されている製品名「AAAA」について、記憶部32に記憶されている設定値テーブルの設定値名、特定設定値フラグ及び設定値が表示される。
図9においては、製品パラメータ・設定値テーブル22aの設定値テーブル部分(図5)に登録されている製品名「AAAA」について、その設定値名である「巻取り包材位置」、「日付印字装置位置」、「昇降ローラ位置」等が設定値名表示部131a、131bに表示され、その設定値である「25」、「20」、「30」等の数値が、設定値表示ボックス132a、132bに表示され、その特定設定値フラグが特定設定値フラグ表示ボックス133a、133bに表示されている。
この場合、設定値テーブルに設定値名、設定値、特定設定値フラグが登録されていないものについては、デフォルトの設定値名「設定値6」~「設定値12」が設定値名表示部131a、131bに表示され、デフォルトの設定値「0」が設定値表示ボックス132a、132bに表示され、デフォルトの特定設定値フラグ「0」が特定設定値フラグ表示ボックス133a、133bに表示されている。
ここで、調整機器の設定値、例えば、横シール・切断部18の高さ(位置)である横シール高さを新たに追加して、設定値表示画面130に表示させるには、以下のような操作を行う。
まず、設定値表示ボックス132aの一番下の「0」ボックスをタッチし、設定値名入力画面(図示せず)を表示させ、「設定値6」を「横シール高さ」に修正し、次いで、数値入力画面(図示せず)を表示させ、設定値表示ボックス132aの一番下の「0」を設定する高さ「25」に修正する。横シール・切断部18は特定調整機器でないため、特定設定値フラグ表示ボックス133aはデフォルトの「0」のままとする。
これにより、製品パラメータ・設定値テーブル22aの設定値テーブル部分の設定値名「設定値6」が「横シール高さ」に置き換わり、その設定値「0」が「25」に置き換わる。
この後、目次画面120(図8)に戻り、「10.設定値」の文字が付されたボタンにタッチすると「設定値6」、「0」が「横シール高さ」、「25」に置き換わった設定値表示画面130が入力表示部34に表示される。
そして、設定値表示画面130において、ボタン134にタッチすると、入力表示部34の画面が基本画面100に切り替わる。
なお、製品パラメータ・設定値テーブル22aに登録される特定調整機器が予め決まっている場合は、特定設定値フラグは不要であることから、設定値表示画面130に特定設定値フラグ表示ボックス133a、133bは表示されないこととなる。
[補助操作パネル40]
補助操作パネル40は、前述のように演算処理部41、記憶部42、送受信部43及び入力表示部44(第2の表示手段)を備えている。
演算処理部41は、専用補助操作プログラムにより、特定調整機器の設定値を表示するための処理、主操作パネル30が故障した場合、縦ピロー包装機本体10を操作するために、縦ピロー包装機制御部20に与える各種情報(登録番号、パラメータ等)の処理、縦ピロー包装機制御部20から取得した情報の処理等を行う、
記憶部42は、演算処理部41を動作させるための専用補助操作プログラム、バックアップデータ等を記憶する。
送受信部43は、演算処理部41から送られてくる各種データを通信回線L2を介して縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信し、縦ピロー包装機制御部20の送受信部23から通信回線L2を介して送信される特定調整機器の設定値等を受信して演算処理部41に送る。
入力表示部44は、タッチパネル式の表示画面を有し、特定調整機器の設定値を表示し、縦ピロー包装機本体10を操作等するための各種画面を表示する。
この場合、補助操作パネル40の演算処理部41は、主操作パネル30の演算処理部31とは独立し、入力表示部44に表示される各種画面も、主操作パネル30とは独立したものであり、補助操作パネル40は、主操作パネル30と独立して操作できるようになっている。
図10は、入力表示部44に表示される特定調整機器の設定値(特定設定値)表示画面の構成の例を示した画面構成図であり、図において、140は特定設定値表示画面、141a、141bは画面切替ボタン(スイッチ)、142は画面頁表示部、143は特定設定値表示部である。
補助操作パネルの主電源を入れると、入力表示部44には、ホーム画面として特定設定値表示画面140が表示される。
特定設定値表示画面140は、上部の左右に表示される画面切替ボタン141a、141b、上部の中央に表示される画面頁表示部142、上部を除く全面に表示される特定設定値表示部143から構成される。 特定設定値表示部143には、主操作パネル30の入力表示部34の基本画面100に表示されている製品名「AAAA」について、製品パラメータ・設定値テーブル22aに登録されている設定値名と設定値のうち、特定設定値フラグが「1」となっている設定値名と設定値、すなわち、特定調整機器の設定値名と設定値が表示される。
図10においては、製品パラメータ・設定値テーブル22aの設定値テーブル部分(図5)に登録されている製品名「AAAA」について、特定設定値フラグが「1」となっている設定値名「巻取り包材位置」、「日付印字装置位置」、「昇降ローラ位置」と、その設定値である「25」、「20」、「30」の数値が、特定設定値表示部143に表示されている。
この場合、特定調整機器が位置決め部材、日付印字装置13a、昇降ローラ13bであることが予め決まっており、製品パラメータ・設定値テーブル22aに特定設定値フラグを設けない場合は、演算処理部41が実行する専用補助操作プログラムにより、設定値名「巻取り包材位置」、「日付印字装置位置」、「昇降ローラ位置」が特定設定値表示部143に表示されることとなる。
そして、作業者は、特定設定値表示画面140に表示された特定設定値を見ながら、巻取り包材MRの左右方向の位置決めを行う位置決め部材の位置の設定・調整、日付印字装置13aの左右方向の位置の設定・調整、昇降ローラ13bの位置(日付印字送り方向位置)の設定・調整を行うこととなる。
また、位置決め部材、日付印字装置13a、昇降ローラ13bが手動ではなく電動で移動する場合は、作業者が位置決め部材等を移動させる装置の操作ボタン(スイッチ)を押して位置決め部材等が移動し始めると、特定設定値表示画面140にその位置(現在位置)を数値で表示し、現在位置と設定値が一致した場合に、OKランプ等を表示し、位置決め部材等の移動を停止するようにしてもよい。
ところで、入力表示部44には、特定設定値表示画面140の他に、縦ピロー包装機本体10の背面部にある機器を作動させるための各種ボタン(スイッチ)を表示するボタン操作画面(図示せず)が表示されるようになっている。
今、入力表示部44に特定設定値表示画面140が表示されている状態で、画面切替ボタン141aにタッチすると、ボタン操作画面に切り替わり、画面頁表示部142の表示が「2/2」となる。
ボタン操作画面には、包材供給部11において、巻取り包材MRを交換した場合に、交換した新しい巻取り包材M1から繰り出される包材F1と、前の巻取り包材M1から繰り出されていた包材F1をつなぐ紙継ぎ作業を行うためのバキューム装置を作動させるボタン等が表示され、作業者は、表示されたボタンにタッチしてバキューム装置等を作動させ、紙継ぎ作業等を行なう。
また、ボタン操作画面において、画面切替ボタン141bにタッチすると、特定設定値表示画面140に切り替わり、画面頁表示部142の表示が「1/2」となる。
次に、主操作パネル30が故障したときに、縦ピロー包装機本体10を運転させて生産を継続するための補助操作パネル40の機能について説明する。
補助操作パネル40は、入力表示部44に特定設定値表示画面140やボタン操作画面を表示する他、主操作パネル30が故障したときに、縦ピロー包装機本体10を運転させて生産を継続するための操作画面を表示する。
図11は、縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)が生産する製品を切り換えるために入力表示部44に表示される製品切換画面を説明するための説明図であり、図において、150は製品切換画面、151a、151bは画面切替ボタン(スイッチ)、152は画面頁表示部、153は製品内容表示部、154a、154bはスクロールボタンである。
今、縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)が、No.(登録番号)「01」、製品名「AAAA」の製品をしているときに、主操作パネル30が故障した場合、補助操作パネル40により、縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)の操作が可能となり、「AAAA」の製品の生産を継続することができ、次の製品、例えば、No.(登録番号)「2」、製品名「BBBB」の製品に切り換えて、その生産をすることできる。
この場合、製品の切り換えの操作を次のようにして行う。
まず、補助操作パネル40の入力表示部44に表示された画面の画面切替ボタン151a、151bをタッチして、画面切替を行い、製品切換画面150を表示させる。
製品切換画面150の製品内容表示部153には、図11(a)に示すように、現在生産している製品の内容、すなわち、「01」(No.)、「AAAA」(製品名)、「80bpm」(生産能力)、「W200×L250」(折り径×袋長さ)が表示される。
次いで、スクロールボタン154a、154bをタッチし、製品内容表示部153をスルロールさせる。このスクロールにより製品内容表示部153には、製品パラメータ・設定値テーブル22aに登録されたすべての製品の内容を表示することができる。
そして、図11(b)に示すように、次に生産するNo.(登録番号)「2」、製品名「BBBB」の製品の内容を製品内容表示部153に表示させる。
この状態で、製品内容表示部153にタッチすると、生産する製品が、No.「02」、製品名「BBBB」の製品に切換えられ、これにより、演算制御部21のパラメータも切り換えられ、動作制御部21aは、製品パラメータ・設定値テーブル22aのNo.「02」(製品名「BBBB」)に登録されたパラメータに基づいて各駆動機器を制御することとなる。
また、補助操作パネル40の入力表示部44には、製品パラメータ・設定値テーブル22aに登録されたパラメータを変更するパラメータ変更画面(図示せず)等、縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)で生産を継続するのに必要な操作を行う画面を表示して、生産を継続することができる。
[横ピロー包装機の構成、調整機器、補助操作パネル等]
次に、本発明の包装関連装置が横ピロー包装機である場合について説明する。
図12は、横ピロー包装機の概略構成を表した図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図である。
図12において、201は横ピロー包装機、210は横ピロー包装機本体、211は包材(包装材料)供給部、212は包材送り部、212aは駆動ローラ、212bは押えローラ、212cはテンションアーム、212dはテンションローラ、213は被包装品供給部、213aは供給コンベア、214は製筒部、214aは製筒器(フォーマ)、215は紙引き部、215aは駆動ローラ、215bは押えローラ、216はセンターシール部、216a、216bはセンターシールブロック、217は目付け部、217a、217bは目付けローラ、218はエンドシール・切断部、218a、218bはエンドシールブロック、219は包装体排出部、219aは排出コンベア、220は枠体、230は主操作パネル、240は補助操作パネル、CPは被包装品、F2は包材(フィルム)、g2はガイドローラ、M2は巻取り包材、P2は包装体、TFは筒状包材、csはセンターシール部分、esはエンドシール部分である。
図12に示すように、横ピロー包装機201は、横ピロー包装機本体210、制御ボックス(図示せず)、枠体220、主操作パネル230、補助操作パネル240から構成され、横ピロー包装機本体210は、制御ボックスと枠体220で構成される空間内に収納されている。
そして、横ピロー包装機201の制御部分は、上記制御ボクッスに収納されて横ピロー包装機本体210に接続された横ピロー包装機制御部(図示せず)と、横ピロー包装機制御部に通信回線を介して接続された主操作パネル230と、横ピロー包装機制御部に通信回線を介して接続された補助操作パネル240とから構成されている。
なお、図12において、枠体220は、外形を二点鎖線で表し、正面にある開閉パネル 等は省略してある。
図12に示すように、横ピロー包装機本体210は、包材(包装材料)供給部211、包材送り部212、被包装品供給部213、製筒部214、紙引き部215、センターシール部216、目付け部217、エンドシール・切断部218、包装体排出部219等から構成される。
包材供給部211は、巻取り包材M2を繰り出す巻取り包材供給装置(図示せず)等を備え、巻取り包材M2から包材F2を繰り出す。
包材送り部212は、駆動ローラ212aと押えローラ212bで包材F2を挟み込み、モータ(図示せず)により駆動ローラ212aを回転させて、包材F2を一定長さだけ送り出し、テンションアーム212cに取り付けられたテンションローラ212dにより、包材F2を製筒部214に案内する。
被包装品供給部213は、ベルトコンベア213a上に被包装品CPを載せ、筒状包材TFの中に被包装品CPを充填する。
製筒部214は、製筒器(フォーマ)214aにより包材F2を筒状包材TFに成形(製筒)する。
紙引き部215は、駆動ローラ215aと押えローラ215bで筒状包材TFの重ね合せされた端部を挟み込み、モータ(図示せず)により駆動ローラ215aを回転させて、筒状包材TFを一定長さだけ送り出す。
センターシール部216は、ヒータ(図示せず)で加熱したセンターシールブロック216a、216bで重ね合せされた筒状包材TFの端部を挟み込み、筒状包材TFにセンターシールcsを施す。
目付け部217は、目付けローラ217a、217bで筒状包材TFのセンターシールcsを挟み込み、モータ(図示せず)により一方の目付けローラ217aを回転させてセンターシールcsに目付けを施す。
エンドシール・切断部218は、ヒータ(図示せず)で加熱したエンドシールブロック218a、218bで筒状包材TFの先端部を挟み込んでエンドシールを施してエンドシール部分esを形成し、エンドシール部分esの中央部を切断して、被包装品CPが袋詰めされた包装体P2を生成する。
包装体排出部219は、包装体P2を排出コンベア49aにより排出する。
横ピロー包装機本体210の調整機器には、テンションアーム212c、テンションローラ212d、エンドシールブロック218a、218b等がある。
テンションアーム212cは、上端側が枠体220のフレーム(図示せず)に回転可能に支持された一対のアームからなり、テンションローラ212dを支持してテンションローラ212dによって製筒器(フォーマ)214aに案内される包材F2の案内角度を調整するものである。
このテンションアーム212cの角度(テンションローラ角度)は、横ピロー包装機201が生産する製品毎に定められ、その定められた角度にテンションアーム212cが回転移動され、テンションローラ角度の設定・調整が行われる。
テンションローラ212dは、テンションアーム212cに回転自在かつスライド可能に支持され、テンションアーム212c上をスライド移動して、テンションローラ212dから製筒器(フォーマ)214aまでの包材F2のパス長を調整するものである。
このテンションローラ212dのテンションアーム212c上の位置(テンションローラ距離)は、横ピロー包装機201が生産する製品毎に定められ、その定められた位置にテンションアーム212cがスライド移動され、テンションローラ距離の設定・調整が行われる。
エンドシールブロック218a、218bは、待機位置が上下方向に移動可能となっており、待機位置の高さ(エンドシーラ高さ)は横ピロー包装機201が生産する製品によって決まり、その決められた待機位置の高さにエンドシールブロック218a、218bが移動され、エンドシーラ高さの設定・調整が行われる。
そして、上記調整機器のうち、テンションアーム212cとテンションローラ212dが補助操作パネル240の近傍に位置し、特定の調整機器となる。
横ピロー包装機制御部は、縦ピロー包装機制御部20と同様に、演算制御部、記憶部及び送受信部を備えている(図1参照)。
横ピロー包装機制御部の演算制御部は、縦ピロー包装機制御部20の演算制御部21と同様に、動作制御部、測定情報管理部、生産情報管理部を備え、その機能は、演算制御部21の動作制御部21a、測定情報管理部21b、生産情報管理部の機能と同じである(図3参照)。
横ピロー包装機制御部の記憶部には、縦ピロー包装機制御部20の記憶部22と同様に製品パラメータ・設定値テーブルが記憶され、その構成は、製品パラメータ・設定値テーブル22aと同じである(図4、5参照)。
そして、横ピロー包装機制御部の記憶部の製品パラメータ・設定値テーブルのパラメータテーブル部分には、No.(登録番号)、製品名、生産能力、袋長さ、製品長さ、ヒータ温度(ヒータバー手前、ヒータバー奥、エンドシーラ上、エンドシーラ下)等の横ピロー包装機201による生産に必要なパラメータが登録されている。
また、横ピロー包装機制御部の記憶部の製品パラメータ・設定値テーブルの設定値テーブル部分には、上述のテンションローラ角度、テンションローラ距離、エンドシーラ高さ等の設定値が登録され、特定の調整機器の設定値となるテンションローラ角度、テンションローラ距離の特定設定値フラグは「1」となっている。
主操作パネル230は、横ピロー包装機本体210の目付け部217の上方に取り付けられ、縦ピロー包装機1の主操作パネル30と同様に、演算処理部、記憶部、送受信部及び入力表示部を備え、入力表示部には、横ピロー包装機本体210を操作し、調整機器の設定値を入力したり表示するための各種画面が表示される。
そして、主操作パネル230の入力表示部に表示された画面から横ピロー包装機本体210の操作が行われる。
すなわち、主操作パネル230の入力表示部には、縦ピロー包装機1の主操作パネル30と同様に、基本画面、製品切換画面、目次画面等が表示され、横ピロー包装機本体210の運転状態の表示、製品切換、各種画面の選定等が行われる(図6~8参照)。
また、主操作パネル230の入力表示部には、縦ピロー包装機1の入力表示部34に表示される設定値表示画面130と同じ構成の設定値表示画面が表示され、設定値名、設定値、特定設定値フラグが表示される(図9参照)。
具体的には、設定値名として、「テンションローラ角度」、「テンションローラ距離」、「エンドシーラ高さ」が表示され、設定値として、例えば「135」、「50」、「25」が表示され、特定設定値フラグとして、テンションローラ角度とテンションローラ距離は「1」、エンドシーラ高さは「0」が表示される。
補助操作パネル240は、主操作パネル230から離れた位置である包材送り部212の上方であって、特定の調整機器であるテンションアーム212c等の近傍に取り付けられ、縦ピロー包装機1の補助操作パネル40と同様に、演算処理部、記憶部、送受信部及び入力表示部を備えている(図1参照)。
補助操作パネル240の演算処理部は、補助操作パネル40の演算処理部41と同様に、特定調整機器の設定値を表示するための処理、主操作パネル230が故障した場合、横ピロー包装機本体210を操作するために、横ピロー包装機制御部に与える各種情報(登録番号、パラメータ等)の処理、横ピロー包装機制御部から取得した情報の処理等を行いうが、補助操作パネル40の演算処理部41と同様に、主操作パネル230の演算処理部とは独立し、補助操作パネル240の入力表示部に表示される各種画面も、主操作パネル230とは独立したものであり、補助操作パネル240は、主操作パネル230と独立して操作できるようになっている。
すなわち、補助操作パネル240の入力表示部には、縦ピロー包装機1の補助操作パネル40の入力表示部44に表示される特定設定値表示画面140と同じ構成の特定設定値表示画面が表示され、特定機器の設定値が表示される(図10参照)。
具体的には、設定値名「テンションローラ角度」、「テンションローラ距離」と、設定値「135」、「50」が表示される。
そして、作業者は、特定設定値表示画面に表示された特定設定値を見ながら、テンションローラ角度とテンションローラ距離の設定・調整を行うこととなる。
また、主操作パネル230が故障したときに、横ピロー包装機本体210を運転させて生産を継続するための補助操作パネル240の機能は、主操作パネル30が故障したときに、縦ピロー包装機本体10を運転させて生産を継続するための補助操作パネル40の機能と同じであるため、その説明は省略する。
以上のように縦ピロー包装機1においては、縦ピロー包装機本体10を操作する主操作パネル30とは別に、独立して操作できる補助操作パネル40を、主操作パネル30から離れた縦ピロー包装機本体10の背面側であって、日付印字装置13a等の特定調整機器の近傍に取り付け、横ピロー包装機201においては、横ピロー包装機本体210を操作する主操作パネル230とは別に、独立して操作できる補助操作パネル240を、主操作パネル230から離れた位置であって、テンションアーム212c等の特定調整機器の近傍に取り付け、補助操作パネル40、240の入力表示部に特定調整機器の設定値を表示できるようにしたため、作業者は、主操作パネル30、230とは独立して補助操作パネル40、240を操作して入力表示部に特定調整機器の設定値を表示させることができ、特定調整機器の設定・調整作業の効率化を図ることができる。
また、主操作パネル30、230が故障した場合は、補助操作パネル40、240に、縦ピロー包装機本体10、横ピロー包装機本体210で生産を継続するのに必要な操作を行う画面を表示し、補助操作パネル40、240を操作して縦ピロー包装機本体10、横ピロー包装機本体210の生産を継続することができる。
本発明の補助操作パネル及び包装関連装置は、主操作パネルから離れた位置にある特定の調整機器の近傍に設けた補助操作パネルの表示装置に特定の設定値を表示し、主操作パネルとは独立して補助操作パネルが操作でき、ピロー包装機、ラッピング包装機、上包み包装機、箱詰め装置等に利用できる。
1 縦ピロー包装機
10 縦ピロー包装機本体
11 包材(包装材料)供給部
12 張力調整部
12a 搖動機構
12b パス長調整ローラ
13 印字部
13a 印字装置
13b 昇降ローラ
14 被包装品供給部
14a ホッパー
14b 充填筒
15 製筒部
15a 製筒器(フォーマ)
15b 押さえ部材
15c スライドローラ
16 包材送り部
16a プーリー
16b 送りベルト
17 縦シール部
17a、17b 縦シールブロック
18 横シール・切断部
18a、18b 横シールブロック
19 包装体排出部
19a ベルトコンベア
20 縦ピロー包装機制御部
21 演算制御部
21a 動作制御部
21b 測定情報管理部
22 記憶部
22a 製品パラメータテーブル
23 送受信部
30 主操作パネル
31 演算処理部
32 記憶部
33 送受信部
34 入力表示部
40 補助操作パネル
41 演算処理部
42 記憶部
43 送受信部
44 入力表示部
50 制御ボックス
50a 正面
51 枠体
52a、52b 正面開閉パネル
53a、53b 背面開閉パネル
54 側面パネル
55 上面パネル
100 基本画面
101~103 表示部
104~108 ボタン
110 製品切換画面
111 表示部
112、112a~112d、113はボタン
120 目次画面
121 ボタン群
122 ボタン
130 設定値表示画面
131a、131b 設定値名表示部
132a、132b 設定値表示ボックス
133a、133b 特定設定値フラグ表示ボックス
134 ボタン
140 特定設定値表示画面
141a、141b 画面切替ボタン
142 画面頁表示部
143 特定設定値表示部
150 製品切換画面
151a、151b 画面切替ボタン
152 画面頁表示部
153 製品内容表示部
154a、154b スクロールボタン
201 横ピロー包装機
210 横ピロー包装機本体
211 包材(包装材料)供給部
212 包材送り部
212a 駆動ローラ
212b 押えローラ
212c テンションアーム
212d テンションローラ
213 被包装品供給部
213a 供給コンベア
214 製筒部
214a 製筒器(フォーマ)
215 紙引き部
215a 駆動ローラ
215b 押えローラ
216 センターシール部
216a、216b センターシールブロック
217 目付け部
217a、217b 目付けローラ
218 エンドシール・切断部
218a、218b エンドシールブロック
219 包装体排出部
219a 排出コンベア
220 枠体
230 主操作パネル
240 補助操作パネル
CP 被包装品
F1、F2 包材(フィルム)
g1、g2 ガイドローラー
M1、M2 巻取り包材
P1、P2 包装体
TF 筒状包材
cs センターシール部分
es エンドシール部分
ts 縦シール部分
ys 横シール部分
L1、L2 通信回線


Claims (8)

  1. 包装関連装置本体と、該包装関連装置本体を制御する演算制御部を有する包装関連装置制御部を収納する制御ボックスと、枠体と、前記包装関連装置本体を操作するための主操作パネルを備えた包装関連装置に使用される補助操作パネルであって、
    前記包装関連装置本体は、前記制御ボックスと前記枠体で形成する空間内に収納されて、特定の調整機器を含む調整機器を備え、
    前記包装関連装置制御部は、前記包装関連装置が生産する製品毎に前記調整機器の設定値を、前記特定の調整機器の設定値が前記特定の調整機器以外の調整機器の設定値と識別して表示できるように記憶した設定値記憶手段を備え、
    前記主操作パネルは、前記制御ボックスの上部又は前記包装関連装置本体の上方であって前記特定の調整機器から離れた位置に取り付けられて、前記設定値記憶手段に記憶された設定値を表示する第1の表示手段を備え、
    前記補助操作パネルは、
    前記制御ボックスの上部又は前記包装関連装置本体の上方の前記主操作パネルから離れた位置であって、前記特定の調整機器の近傍に取り付けられ、
    前記設定値記憶手段に記憶された設定値のうち前記特定の調整機器の設定値を表示する第2の表示手段備え、
    前記補助操作パネルは、前記主操作パネルとは独立して操作できることを特徴とする補助操作パネル。
  2. 前記包装関連装置は縦ピロー包装機であり、前記特定の調整機器の設定値は、巻取り包材の左右方向の位置決めを行う位置決め部材の位置、日付印字装置の左右方向の位置、日付印字送り方向位置調整ローラの位置のいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載の補助パネル。
  3. 前記包装関連装置は横ピロー包装機であり、前記特定の調整機器の設定値は、テンションローラの角度と距離を含むことを特徴とする請求項1記載の補助パネル。
  4. 前記補助操作パネルは、前記主操作パネルが故障したときに、前記包装関連装置本体が生産を継続するために前記包装関連装置本体を操作する機能を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載した補助パネル。
  5. 包装関連装置本体と、該包装関連装置本体を制御する演算制御部を有する包装関連装置制御部を収納する制御ボックスと、枠体と、前記包装関連装置本体を操作するための主操作パネルと、該主操作パネルを補助する補助操作パネルを備えた包装関連装置であって、
    前記包装関連装置本体は、前記制御ボックスと前記枠体で形成する空間内に収納されて、特定の調整機器を含む調整機器を備え
    前記包装関連装置制御部は、前記包装関連装置が生産する製品毎に前記調整機器の設定値を、前記特定の調整機器の設定値が前記特定の調整機器以外の調整機器の設定値と識別して表示できるように記憶した設定値憶手段を備え、
    前記主操作パネルは、前記制御ボックスの上部又は前記包装関連装置本体の上方であって前記特定の調整機器から離れた位置に取り付けられて、前記設定値記憶手段に記憶された設定値を表示する第1の表示手段を備え、
    前記補助操作パネルは、
    前記制御ボックスの上部又は前記包装関連装置本体の上方の前記主操作パネルから離れた位置であって、前記特定の調整機器の近傍に取り付けられ、
    前記設定値記憶手段に記憶された設定値のうち前記特定の調整機器の設定値を表示する第2の表示手段を備え
    前記補助操作パネルは、前記主操作パネルとは独立して操作できることを特徴とする包装関連装置。
  6. 前記包装関連装置は縦ピロー包装機であり、前記特定の調整機器の設定値は、巻取り包材の左右方向の位置決めを行う位置決め部材の位置、日付印字装置の左右方向の位置、日付印字送り方向位置調整ローラの位置のいずれかを含むことを特徴とする請求項5記載の包装関連装置
  7. 前記包装関連装置は横ピロー包装機であり、前記特定の調整機器の設定値は、テンションローラの角度と距離を含むことを特徴とする請求項5記載の包装関連装置
  8. 前記補助操作パネルは、前記主操作パネルが故障したときに、前記包装関連装置本体が生産を継続するために前記包装関連装置本体を操作する機能を備えたことを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載した包装関連装置。
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