JP2021008174A - 船体制御装置、船体制御方法、および、船体制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動航行を含む外部の状態に応じた安全な船体制御を行う。【解決手段】船体制御装置10は、センサ40、推進力制御部50、および、AP制御部20を備える。センサ40は、自船の速度を計測する。推進力制御部50は、自船の推進力を制御する。AP制御部20は、自船の速度を自動船速に合わせる自動航行の解除の条件を満たすと、推進力を低下させる指令を、推進力制御部50に出力する。【選択図】 図1

Description

本発明は、船体の航行速度を含む船体制御の技術に関する。
特許文献1には、船舶の推進制御装置が記載されている。
特開2004−142538号公報
しかしながら、従来の船体制御において、自動航行の制御を行うとすると、外部の状態に応じた安全な制御を行うことは難しかった。
したがって、本発明の目的は、自動航行を含む外部の状態に応じた安全な船体制御を行うことである。
この発明の船体制御装置は、センサ、推進力制御部、および、オートパイロット制御部を備える。センサは、自船の速度を計測する。推進力制御部は、自船の推進力を制御する。オートパイロット制御部は、自船の速度を、設定された自動船速に合わせる自動航行の解除の条件を満たすと、推進力を低下させる指令を、推進力制御部に出力する。
この構成では、自動航行が解除されると、少なくとも一時的に推進力が低下し、自船速度が低下する。
この発明によれば、自動航行を含む外部の状態に応じた安全な船体制御を行うことができる。
本発明の実施形態に係る船体制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 自動航行モード時の船体制御の概要を示す図である。 自動航行モード時の制御のフローチャートである。 (A)、(B)は、帰還モード時の船体制御の概要を示す図である。 帰還モード時の制御のフローチャートである。 (A)、(B)は、危険検知時の船体制御の概要を示す図である。 (A)は、表示部の表示例を示す図であり、(B)は、選択内容の表示例を示す図である。 危険物標の検知時の制御のフローチャートである。 操作入力内容に応じた船速制御のフローチャートである。 (A)は、警戒モード時の船体制御の概要を示す図であり、(B)は、警戒モード時の選択内容の表示例を示す図である。 警戒領域への進入時の制御のフローチャートである。 (A)は、姿勢変動の検出時の船体制御の概要を示す図であり、(B)は、姿勢変動の検出時の選択内容の表示例を示す図である。 姿勢の変動の検出時の制御のフローチャートである。 (A)は、自動航行時の表示例を示す図であり、(B)は、操作受け付けウィンドウの一例を示す図である。 自動航行時の操作入力に基づく制御のフローチャートである。 船速、回転数の簡易設定ウィンドウの一例を示す図である。 船速、回転数の設定制御のフローチャートである。 自動船速の簡易設定ウィンドウの一例を示す図である。 船速の選択設定制御のフローチャートである。 (A)は、自動減速の設定ウィンドウの一例を示す図であり、(B)は、自動減速の概念を示すグラフである。 自動減速制御のフローチャートである。
本発明の実施形態に係る船体制御装置、船体制御方法、および、船体制御プログラムについて、図を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る船体制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、船体制御装置10は、本体101、リモコンレバー102、推進力制御部50、および、舵制御部60を備える。本体101は、AP制御部20、UI部30、および、センサ40を備える。リモコンレバー102は、操作レバー200、および、操作状態検出部201を備える。
AP制御部20、UI部30、および、センサ40は、船舶用のデータ通信ネットワーク100によって互いに接続する。AP制御部20は、例えば、推進力用通信網(CAN等)を介して、推進力制御部50に接続する。AP制御部20は、アナログ電圧またはデータ通信を介して、舵制御部60に接続する。
推進力発生部91は、推進力制御部50に接続する。舵制御部60は、舵92に接続する。推進力発生部91および舵92は、例えば、船外機90に備えられている。推進力発生部91および舵92は、例えば、船内機、船内外機他、各種の推進器等に備えられていてもよい。
AP制御部20は、例えば、CPU等の演算処理装置と、記憶部とによって構成される。記憶部は、AP制御部20で実行するプログラムを記憶する。また、記憶部は、CPUの演算時に利用される。AP制御部20が、本発明の「オートパイロット制御部」に対応する。
AP制御部20は、後述する各種の制御を行う。AP制御部20は、各種の制御に応じた指令を、推進力制御部50および舵制御部60に出力する。
UI部30は、所定の電子回路および電子部品によって実現される。UI部30は、ユーザインターフェース部であり、表示部31、および、操作入力部32を備える。表示部31は、例えば、液晶パネル等によって実現される。操作入力部32は、スイッチ、ボタン等からなる。操作入力部32は、表示部31に対して物理的に独立していてもよく、スイッチ、ボタン等が表示された表示部31の画面への操作を検出する構成であってもよい。
UI部30は、AP制御部20からの表示データを、表示部31で表示する。UI部30は、操作入力部32で受け付けたオートパイロット制御に関連する操作内容を、AP制御部20に出力する。すなわち、操作入力部32が、AP操作部の機能を実現する。
センサ40は、自船の速度および船首方位等の計測データを計測する。自船の速度は、推進力の制御に用いられ、船首方位は、舵制御に用いられる。例えば、センサ40は、GNSS(例えば、GPS)の測位信号を利用した測位センサや、慣性センサ(加速度センサ等)によって実現される。なお、船首方位の取得については、センサ40は、例えば磁気センサ等であってもよい。また、船体制御装置10で行う制御に応じて、センサ40は、自船の周囲の物標を検知するレーダ、姿勢センサ等、自船の状態や自船周囲の状態を検出できる機能を備えることができる。
センサ40は、計測データを、AP制御部20に出力する。
推進力制御部50は、例えば、所定の電子回路によって実現される。推進力制御部50は、AP制御部20からの指令に応じて、推進力制御信号を生成し、推進力発生部91に出力する。推進力発生部91は、例えば、船舶用のエンジンである。この場合、推進力制御信号は、例えば、エンジンのスロットル開度を規定する信号である。
舵制御部60は、例えば、所定の電子回路と、物理的な舵の舵角の制御機構によって実現される。舵制御部60は、AP制御部20からの指令に応じて、舵92の舵角を決定する。
(リモコンレバー102の構成)
リモコンレバー102の操作レバー200は、ユーザからの手動航行時の操作を受け付ける。操作状態検出部201は、センサ等によって実現される。操作状態検出部201は、操作レバー200の操作状態を検出する。操作状態検出部201による操作状態の検出は、所定の時間間隔で逐次的に行われる。操作状態検出部201は、検出した操作レバーの操作状態(角度)を、推進力制御部50に出力する。AP制御部20は、この操作状態を受信する。
このような構成において、船体制御装置10は、次に示す各種の自船の航行制御を行う。なお、以下では、船速制御を具体的に説明し、舵角制御については説明を省略するが、船速制御とともに、舵角制御も適宜行われる。
(自動航行モード時の船体制御)
図2は、自動航行モード時の船体制御の概要を示す図である。図2に示すように、自動航行モード(オートクルージングモード)時では、船舶1は、変針点WP1、変針点WP2を経由して、最終目的点WPeで停止する。
変針点WP1、変針点WP2、最終目的点WPe、および、航行ルート(通過する変針点の順)は、ユーザが、予めUI部30を用いて設定できる。AP制御部20は、UI部30で設定された変針点WP1、変針点WP2、および、最終目的点WPeの座標と航行ルートとを記憶する。
また、自動航行モードにおける直進(設定における直進)の時の速度(自動船速Va)は、ユーザがUI部30を用いて設定できる。AP制御部20は、自動船速Vaを記憶する。
UI部30がユーザから自動航行の操作入力を受け付けると、AP制御部20は、センサ40から自船の位置座標を取得し、自動航行の開始位置(図2の船舶1(t0)の位置)から変針点WP1へのルートRT01を設定する。なお、センサ40は、この後も、自船の位置座標を逐次的に計測し、AP制御部20に出力する。
AP制御部20は、自動船速VaでルートRT01に沿って航行するように、推進力制御部50および舵制御部60に指令を与える。船舶1は、この制御に応じて、自動船速Vaの一定船速でルートRT01に沿うように、航行する。なお、この際、海等では、各種の外乱、例えば、波、潮流、風等がある。このため、船舶1がルートRT01上を常時通って航行することは、略無い。したがって、AP制御部20は、船舶1がルートRT01から大きく外れないように、適宜、推進力および舵角を制御する。これにより、船舶1は、自動船速Vaの一定船速でルートRT01に沿うように航行できる。すなわち、自動船速Vaとは、単に各時刻での船速でなく、ルートRT01を航行する際の平均的な船速とすることもできる。また、自動船速Vaは、ルートRT01を複数の区間に分割し、各区間における平均的な速度とすることもできる。なお、以下の各ルートにおける自動船速Vaも同様である。
船舶1は、自動船速Vaで航行すると、変針点WP1に近づき、変針領域CP1内に進入する(図2の船舶1(t1d)参照)。変針領域CP1の半径は、自動船速Va、変針点WP1での変針角ζ1、および、船舶1が安全に変針できるように予め設定された変針率に基づいて、AP制御部20によって自動で算出される。AP制御部20は、センサ40で計測された自船の位置座標と、変針領域CP1を示す座標との位置関係を用いて、変針領域CP1内への進入を検出する。
AP制御部20は、自動船速Vaによる制御を解除し、減速制御指令Dv1を、推進力制御部50に与える。推進力制御部50は、減速制御指令Dv1に応じて、推進力発生部91で生じる推進力を低下させる制御を行う。この際の減速率や減速量は、UI部30を介して、ユーザが設定できる。また、減速率や減速量は、変針点WP1に設定された変針角ζ1に基づいて、AP制御部20が自動で算出してもよい。図2に示すように、変針角ζ1は、ルートRT01(変針点WP1までのルート)とルートRT12(変針点WP1から変針点WP2までのルート)との成す角である。
この制御によって、船舶1は、減速する。この後、船舶1は、減速後の船速Vt1(<Vo)で変針しながら、変針領域CP1内を航行する。この際、AP制御部20は、安全、且つ、可能な限り変針点WP1に近接するように、船速Vt1および変針率を設定し、推進力制御部50および舵制御部60に与える。
船舶1は、変針領域CP1で変針点WP2に向かうように変針しながら航行することで、変針領域CP1から退出する(図2の船舶1(t1a)参照)。AP制御部20は、センサ40で計測された自船の位置座標と、変針領域CP1を示す座標との位置関係を用いて、変針領域CP1外への退出を検出する。
AP制御部20は、自動船速Vaによる制御を再開し、加速制御指令Av1を、推進力制御部50に与える。そして、AP制御部20は、自動船速VaでルートRT12に沿って航行するように、推進力制御部50および舵制御部60に指令を与える。船舶1は、この制御に応じて、自動船速Vaの一定船速でルートRT12に沿うように、航行する(図2の船舶1(t12)参照)。
船舶1は、自動船速Vaで航行すると、変針点WP2に近づき、変針領域CP2内に進入する(図2の船舶1(t2d)参照)。AP制御部20は、センサ40で計測された自船の位置座標と、変針領域CP2を示す座標との位置関係を用いて、変針領域CP2内への進入を検出する。
AP制御部20は、自動船速Vaによる制御を解除し、減速制御指令Dv2を、推進力制御部50に与える。推進力制御部50は、減速制御指令Dv2に応じて、推進力発生部91で生じる推進力を低下させる制御を行う。図2に示すように、変針角ζ2は、ルートRT12(変針点WP1から変針点WP2までのルート)とルートRT2e(変針点WP2から最終目的点WPeまでのルート)との成す角である。
この制御によって、船舶1は、減速する。この後、船舶1は、減速後の船速Vt2(<Vo)で変針しながら、変針領域CP2内を航行する。この際、AP制御部20は、安全、且つ、可能な限り変針点WP2に近接するように、船速Vt2および変針率を設定し、推進力制御部50および舵制御部60に与える。
船舶1は、変針領域CP2で最終目的点WPeに向かうように変針しながら航行することで、変針領域CP2から退出する(図2の船舶1(t2a)参照)。AP制御部20は、センサ40で計測された自船の位置座標と、変針領域CP2を示す座標との位置関係を用いて、変針領域CP2外への退出を検出する。
AP制御部20は、自動船速Vaによる制御を再開し、加速制御指令Av2を、推進力制御部50に与える。そして、AP制御部20は、自動船速VaでルートRT2eに沿って航行するように、推進力制御部50および舵制御部60に指令を与える。船舶1は、この制御に応じて、自動船速Vaの一定船速でルートRT2eに沿うように、航行する(図2の船舶1(t2e)参照)。
船舶1は、自動船速Vaで航行すると、最終目的点WPeに近づき、最終目的領域CPe内に進入する(図2の船舶1(ted)参照)。最終目的領域CPeの半径は、自動船速Va、および、船舶1が安全に減速、停止できるように予め設定された減速率に応じた停止距離に基づいて、AP制御部20によって自動で算出される。AP制御部20は、センサ40で計測された自船の位置座標と、最終目的領域CPeを示す座標との位置関係を用いて、最終目的領域CPe内への進入を検出する。
AP制御部20は、自動船速Vaによる制御を解除し、減速制御指令Dveを、推進力制御部50に与える。この際、AP制御部20は、例えば、推進力発生部91の出力を停止するように、減速制御指令Dveを設定する。なお、この際、推進力発生部91の出力を急激に停止することで、船舶1の航行の安全性が損なわれる場合は、AP制御部20は、出力の低下後に、出力を停止するように、減速制御指令Dveを設定する。
推進力制御部50は、減速制御指令Dveに応じて、推進力発生部91で生じる推進力を低下、停止させる制御を行う。この制御によって、船舶1は、減速し、最終目的点WPeにできる限り近い位置に停止する。
この機能を用いることによって、船舶1は、一定の自動船速Vaによる航行を行いながら、ユーザが所望とする変針点WP1、WP2の付近を通過し、最終目的点WPeで停止することができる。さらに、本実施形態に構成を用いることによって、変針時、および、最終停止時における安全性を確保できる。すなわち、ユーザは、安全性を確保しながら、所望の自動船速Vaで可能な限り移動して、オートクルージングを実現できる。
また、この構成では、各ルートRTの自動船速Vaが決定していることによって、船体制御装置10のAP制御部20は、自動航行の開始時において、最終目的点WPeへの到着予測時刻を推定することができる。そして、船体制御装置10は、例えば、到着予測時刻を、表示部31に表示できる。これにより、ユーザは、到着予測時刻を容易に把握できる。
また、この構成では、船体制御装置10のAP制御部20は、各変針点WPでの変針に係る経過時刻も推定できる。すなわち、船体制御装置10のAP制御部20は、変針点WP毎に、到着予測時刻を再推定して、より精度の高い到着予測時刻に更新できる。これにより、ユーザは、より精度の高い到着予測時刻を容易に把握できる。
なお、上述の説明では、変針点が2個の場合を示したが、変針点の個数はこれに限るものではなく、変針点の個数に応じて、上述の制御は実行できる。
上述の制御は、例えば、次に示す方法(プログラム)によって実現できる。図3は、自動航行モード時の制御のフローチャートである。
AP制御部20は、例えば、手動の船速制御が行われた状態で(S101)、自動船速Vaによる自動航行が設定されると(S102:YES)、自動航行モードに移行する。AP制御部20は、自動航行が設定されていなければ(S102:NO)、手動の船速制御を継続する(S101)。
AP制御部20は、自動航行モードに移行すると、自動船速Vaの一定船速で航行する制御を行う(S103)。AP制御部20は、到着予測時刻を推定する(S131)。AP制御部20は、次の変針領域の半径と減速率とを算出する(S132)。AP制御部20は、この自動航行中、センサ40から自船の位置座標を逐次取得する(S104)。
AP制御部20は、自動航行中において、変針領域内への進入を検出するまでは(S105:NO)、自動船速Vaの一定船速で航行する制御を継続する。
AP制御部20は、変針領域内への進入を検出すると(S105:YES)、減速制御指令Dvを出力する(S106)。変針領域内では、AP制御部20は、変針用の速度制御を行う(S107)。AP制御部20は、この変針中、センサ40から自船の位置座標を逐次取得する(S108)。
AP制御部20は、変針領域外への退出を検出するまでは(S109:NO)、変針用の速度制御を継続する。
AP制御部20は、変針領域外への退出を検出すると(S109:YES)、加速制御指令Avを出力する(S110)。AP制御部20は、自動船速Vaの一定船速で航行する制御を再開する(S111)。AP制御部20は、到着予測時刻を推定して、更新する(S133)。AP制御部20は、次が最終目的点であれば(S134:YES)、最終目的領域の半径と減速率とを算出する(S135)。AP制御部20は、自動航行中、センサ40から自船の位置座標を逐次取得する(S112)。
AP制御部20は、自動航行中において、最終目的領域内への進入を検出するまでは(S113:NO)、自動船速Vaの一定船速で航行する制御を継続する(ステップS106へ戻る)。
AP制御部20は、最終目的領域内への進入を検出すると(S113:YES)、減速停止制御を行う(S114)。
(帰還モード時の船体制御)
図4(A)、図4(B)は、帰還モード時の船体制御の概要を示す図であり、図4(A)は、帰還の指示の発生時を示し、図4(B)は、帰還制御時を示す。図4(A)、図4(B)に示すように、帰還モード時では、船舶1は、特定位置(帰還の指示の発生位置)が指示されると、当該特定位置に帰還する。
図4(A)に示すように、船舶1が自動船速Vaで航行中に、ユーザが帰還の指示を発生する(図4(A)の船舶1(tm)参照)。帰還の指示は、例えば、UI部30に無線通信可能な携帯デバイス等によって実現可能である。帰還の指示は、AP制御部20に与えられる。このように、無線通信可能な携帯デバイスを用いることによって、ユーザ(例えば、操舵者等)が落水しても、AP制御部20は、帰還の指示を受けることができる。この携帯デバイスおよびUI部30が、帰還受け付け部に対応する。
AP制御部20は、帰還の指示を受信すると、センサ40の自船の位置座標から、帰還位置Pmの位置座標を決定する。
AP制御部20は、帰還の指示を受信すると、自動船速Vaによる航行を解除して、減速制御指示Dvmを出力する。これにより、船舶1は、減速する(図4(A)の船舶1(tm0)参照)。
AP制御部20は、減速開始位置の座標を取得する。AP制御部20は、減速開始位置の座標と帰還位置Pmの座標から、図4(B)に示すような帰還ルートRTrを設定する。また、AP制御部20は、帰還船速Vtmrを設定する。帰還船速Vtmrとは、帰還ルートRTrの航行時の船速である。帰還ルートRTrと帰還船速Vtmrは、例えば、安全性を考慮して、船舶1が最も早く帰還位置Pmに到達できるように設定される。
船舶1は、帰還ルートRTrに沿って帰還船速Vtmrで航行すると、帰還位置Pmに近づき、帰還領域CPm内に進入する(図4(B)の船舶1(tmd)参照)。AP制御部20は、センサ40で計測された自船の位置座標と、帰還領域CPmを示す座標との位置関係を用いて、帰還領域CPm内への進入を検出する。
AP制御部20は、帰還船速Vtmrによる制御を解除し、減速制御指令Dvmdを、推進力制御部50に与える。この際、AP制御部20は、船舶1が帰還領域CPm内における帰還位置Pmから所定距離の位置に停止するように、減速制御指令Dvmdを設定する。
推進力制御部50は、減速制御指令Dvmdに応じて、推進力発生部91で生じる推進力を低下、停止させる制御を行う。これにより、船舶1は、帰還位置Pmから所定距離の位置に停止する(図4(B)の船舶1(tme)参照)。
この機能を用いることによって、船体制御装置10は、自動船速Vaでの自動航行中に、帰還位置Pmが設定されれば、減速して、船舶1を帰還位置Pmの付近で停止させることができる。さらに、本実施形態に構成を用いることによって、帰還時の船舶1の航行の安全性を確保できる。
上述の制御は、例えば、次に示す方法(プログラム)によって実現できる。図5は、帰還モード時の制御のフローチャートである。
AP制御部20は、自動船速Vaによる自動航行中(S201)、帰還トリガを受けると(S202:YES)、帰還モードに移行する。AP制御部20は、帰還トリガを受けなければ(S202:NO)、自動船速Vaによる自動航行を継続する。
AP制御部20は、帰還モードに移行すると、帰還トリガを受けたタイミングで、自船の位置座標を取得し、帰還位置を設定する(S203)。
AP制御部20は、自動船速Vaによる自動航行を解除して、減速制御を行う(S204)。AP制御部20は、減速制御後に、帰還船速Vtmrによる航行制御を行う(S205)。AP制御部20は、帰還ルートRTrによる航行中、センサ40から自船の位置座標を逐次取得する(S206)。
AP制御部20は、帰還ルートRTrによる航行中において、帰還領域CPm内への進入を検出するまでは(S207:NO)、帰還ルートRTrに沿って航行する制御を継続する。
AP制御部20は、帰還領域CPm内への進入を検出すると(S207:YES)、減速停止制御を行う(S208)。
(危険検知時の船体制御)
図6(A)、図6(B)は、危険検知時の船体制御の概要を示す図である。図6(A)は、危険領域に物標が検知されない場合を示し、図6(B)は、危険領域に物標を検知した場合を示す。危険検知による自動船速の制御を行う場合、センサ40は、レーダ等の物標検知機能を有する。
センサ40は、船舶1の周囲の物標を検知して、検知結果を、AP制御部20に出力する。AP制御部20は、検知結果に基づいて、危険領域ZnDに物標が検知されているかどうかを判定する。危険領域ZnDは、例えば、図6(A)、図6(B)に示すように、船舶1の船首方向において、所定の方位角の範囲によって設定される。
AP制御部20は、図6(A)に示すように、危険領域ZnD内に物標を検知していなければ、自動船速Vaによる自動航行を継続する。
AP制御部20は、図6(B)に示すように、危険領域ZnD内に物標を検知すると、減速制御指令Dvtを出力する。これにより、船舶1は、速度Vdに減速する。
AP制御部20は、減速制御指令Dvtの出力とともに、減速後(推進力の低下後)の制御の選択内容を、UI部30に出力する。UI部30は、選択内容を示す表示画像を、表示部31に表示する。
図7(A)は、表示部の表示例を示す図であり、図7(B)は、選択内容の表示例を示す図である。
図7(A)に示すように、表示部31は、表示画面310に、通常のオートパイロット機能の表示画像311、物標検知画像330、および、選択内容通知ウィンドウ340を表示する。なお、図7(A)では、表示部31は、通常のオートパイロット機能の表示画像311に、物標検知画像330、および、選択内容通知ウィンドウ340をオーバラップして表示する。しかしながら、表示部31は、通常のオートパイロット機能の表示画像311から選択内容通知ウィンドウ340に表示を切り替えてもよい。この際、物標検知画像330も同時に表示すると、物標の位置が分かり、よりよい。
図7(B)に示すように、選択内容通知ウィンドウ340は、通知ウィンドウ341、停止ボタン3421、減速維持ボタン3422、および、船速復帰ボタン3423を有する。AP制御部20は、通知ウィンドウ341に、危険物標の検知による減速の開始通知と、操作の選択を促す文言とを記載する。AP制御部20は、停止ボタン3421の操作を操作入力部32が検出すると、推進力の停止制御指示を生成し、推進力制御部50に出力する。AP制御部20は、減速維持ボタン3422の操作を操作入力部32が検出すると、減速時の速度Vdを維持する制御指示を生成し、推進力制御部50に出力する。AP制御部20は、船速復帰ボタン3423の操作を操作入力部32が検出すると、自動船速Vaを復帰する制御指示を生成し、推進力制御部50に出力する。
この機能を用いることによって、船体制御装置10は、自動船速Vaでの自動航行中に、危険物標を検知すると減速し、船舶1の航行の安全性を確保できる。さらに、ユーザは、減速後の船速制御を選択でき、船体制御装置10は、ユーザからの容易な操作によって、自船の状況に応じた適する船体制御を実現できる。
上述の制御は、例えば、次に示す方法(プログラム)によって実現できる。図8は、危険物標の検知時の制御のフローチャートである。
AP制御部20は、自動船速Vaによる自動航行中(S301)、逐次、物標検知を行う(S302)。AP制御部20は、危険物標を検知するまで(S303:NO)、自動航行を継続する。AP制御部20は、危険物標を検知すると(S303:YES)、減速制御指令Dvtを出力して、減速制御を行う(S304)。
AP制御部20は、UI部30を介して、減速制御の通知と、減速後の制御の選択内容の通知とを行う(S305)。AP制御部20は、操作入力を受け付けるまで(S306:NO)、減速制御の通知と、減速後の制御の選択内容の通知とを継続する。
AP制御部20は、操作入力を受け付ければ(S306:YES)、入力内容に応じた船速制御を行う(S307)。
図9は、操作入力内容に応じた船速制御のフローチャートである。AP制御部20は、操作入力を受け付けると、入力内容を解析する(S371)。AP制御部20は、停止ボタン3421が操作されれば(S372:YES)、減速停止制御を行う(S374)。AP制御部20は、減速維持ボタン3422が操作されれば(S372:NO,S373:YES)、減速時の速度Vdを維持する制御を行う(S375)。AP制御部20は、船速復帰ボタン3423が操作されれば(S373:NO)、自動船速Vaに復帰して自動航行する制御を行う(S376)。
(警戒モード時の船体制御)
図10(A)は、警戒モード時の船体制御の概要を示す図であり、図10(B)は、警戒モード時の選択内容の表示例を示す図である。
図10(A)に示すように、AP制御部20は、警戒点Pdおよび警戒領域CPdを予め記憶している。警戒点Pdおよび警戒領域CPdの設定は、例えば、UI部30によって行うことができる。
船舶1は、自動船速Vaによる自動航行中に、警戒領域CPdに進入する。AP制御部20は、センサ40による自船の位置座標と、警戒領域CPdの位置座標との関係から、警戒領域CPdへの進入を検出する。
AP制御部20は、船舶1が警戒領域CPd内に進入したこと(図10(A)の船舶1(tdm)の位置参照)を検出すると、減速制御指令Dvdを出力する。これにより、船舶1は、自動船速Vaから警戒モードの船速に減速する。
AP制御部20は、減速制御指令Dvdの出力とともに、減速後(推進力の低下後)の制御の選択内容を、UI部30に出力する。UI部30は、選択内容を示す選択内容通知ウィンドウ340Dを、表示部31に表示する。
図10(B)に示すように、選択内容通知ウィンドウ340Dは、通知ウィンドウ341D、停止ボタン3421、減速維持ボタン3422、および、船速復帰ボタン3423を有する。AP制御部20は、通知ウィンドウ341Dに、警戒領域CPdへの進入による減速の開始通知と、操作の選択を促す文言とを記載する。AP制御部20は、停止ボタン3421の操作を操作入力部32が検出すると、推進力の停止制御指示を生成し、推進力制御部50に出力する。AP制御部20は、減速維持ボタン3422の操作を操作入力部32が検出すると、減速時の速度Vdを維持する制御指示を生成し、推進力制御部50に出力する。AP制御部20は、船速復帰ボタン3423の操作を操作入力部32が検出すると、自動船速Vaを復帰する制御指示を生成し、推進力制御部50に出力する。
この機能を用いることによって、船体制御装置10は、自動船速Vaでの自動航行中に、警戒領域CPdに進入したことを検出すると減速し、船舶1の航行の安全性を確保できる。さらに、ユーザは、減速後の船速制御を選択でき、船体制御装置10は、ユーザからの容易な操作によって、自船の状況に応じた適する船体制御を実現できる。
上述の制御は、例えば、次に示す方法(プログラム)によって実現できる。図11は、警戒領域への進入時の制御のフローチャートである。
AP制御部20は、自動船速Vaによる自動航行中(S401)、逐次、自船の位置座標を取得する(S402)。AP制御部20は、警戒領域CPdに進入するまで(S403:NO)、自動航行を継続する。AP制御部20は、船舶1が警戒領域CPdに進入すると(S403:YES)、減速制御指令Dvdを出力して、減速制御を行う(S404)。
AP制御部20は、UI部30を介して、減速制御の通知と、減速後の制御の選択内容の通知とを行う(S405)。AP制御部20は、操作入力を受け付けるまで(S406:NO)、減速制御の通知と、減速後の制御の選択内容の通知とを継続する。
AP制御部20は、操作入力を受け付ければ(S406:YES)、入力内容に応じた船速制御を行う(S407)。入力内容に応じた船速制御は、図9に示したフローと同様であり、説明は省略する。
(姿勢変動の検出時の船体制御)
図12(A)は、姿勢変動の検出時の船体制御の概要を示す図であり、図12(B)は、姿勢変動の検出時の選択内容の表示例を示す図である。
この機能を実現する場合、センサ40は、船舶1の姿勢を検出する機能を有する。センサ40は、測位信号を用いて姿勢を検出するか、または、慣性センサを用いて姿勢を検出する。センサ40は、検出した姿勢を、AP制御部20に逐次出力する。
船舶1が自動船速Vaによる自動航行中に、AP制御部20は、逐次取得する姿勢から、姿勢の変動を検出する。AP制御部20は、船舶1の姿勢の変動として、少なくともピッチ角の変動を検出する。
AP制御部20は、姿勢の変動量に対する閾値を記憶している。AP制御部20は、姿勢の変動量が閾値を超えると、減速制御指令Dvhを出力する。これにより、船舶1は、自動船速Vaから減速する。
AP制御部20は、減速制御指令Dvhの出力とともに、減速後(推進力の低下後)の制御の選択内容を、UI部30に出力する。UI部30は、選択内容を示す選択内容通知ウィンドウ340Hを、表示部31に表示する。
図12(B)に示すように、選択内容通知ウィンドウ340Hは、通知ウィンドウ341H、停止ボタン3421、減速維持ボタン3422、および、船速復帰ボタン3423を有する。AP制御部20は、通知ウィンドウ341Dに、姿勢の変動による減速の開始通知と、操作の選択を促す文言とを記載する。AP制御部20は、停止ボタン3421の操作を操作入力部32が検出すると、推進力の停止制御指示を生成し、推進力制御部50に出力する。AP制御部20は、減速維持ボタン3422の操作を操作入力部32が検出すると、減速時の速度Vdを維持する制御指示を生成し、推進力制御部50に出力する。AP制御部20は、船速復帰ボタン3423の操作を操作入力部32が検出すると、自動船速Vaを復帰する制御指示を生成し、推進力制御部50に出力する。
この機能を用いることによって、船体制御装置10は、自動船速Vaでの自動航行中に、姿勢の変動によって航行の危険性が高くなると検出すると、減速し、船舶1の航行の安全性を確保できる。さらに、ユーザは、減速後の船速制御を選択でき、船舶1は、ユーザからの容易な操作によって、自船の状況に応じた適する船体制御を実現できる。
上述の制御は、例えば、次に示す方法(プログラム)によって実現できる。図13は、姿勢の変動の検出時の制御のフローチャートである。
AP制御部20は、自動船速Vaによる自動航行中(S501)、逐次、自船の姿勢を取得する(S502)。AP制御部20は、危険な姿勢(姿勢の変動)を検出するまで(S503:NO)、自動航行を継続する。AP制御部20は、危険な姿勢を検出すると(S503:YES)、減速制御指令Dvhを出力して、減速制御を行う(S504)。
AP制御部20は、UI部30を介して、減速制御の通知と、減速後の制御の選択内容の通知とを行う(S505)。AP制御部20は、操作入力を受け付けるまで(S506:NO)、減速制御の通知と、減速後の制御の選択内容の通知とを継続する。
AP制御部20は、操作入力を受け付ければ(S506:YES)、入力内容に応じた船速制御を行う(S507)。入力内容に応じた船速制御は、図9に示したフローと同様であり、説明は省略する。
(緊急操作の受け付け)
図14(A)は、自動航行時の表示例を示す図であり、図14(B)は、操作受け付けウィンドウの一例を示す図である。
図14(A)、図14(B)に示すように、自動航行中には、AP制御部20は、表示画面310に、通知3500と、操作入力受け付けウィンドウ350とを表示する。
通知3500は、一定の自動船速Vaで自動航行であることを示す内容が記載されている。例えば、通知3500には、「自動航行設定中」と記載される。
図14(A)、図14(B)に示すように、操作入力受け付けウィンドウ350は、停止ボタン351、徐行ボタン352、減速ボタン353、徐行速度表示ウィンドウ3520、および、減速率表示ウィンドウ3530を有する。
AP制御部20は、停止ボタン351の操作を操作入力部32が検出すると、上述の各実施形態と同様の推進力の停止制御を行う。AP制御部20は、徐行ボタン352の操作を操作入力部32が検出すると、徐行速度で航行するように、船速制御を行う。徐行速度は、適宜設定可能である。設定された徐行速度は、徐行速度表示ウィンドウ3520に表示される。AP制御部20は、減速ボタン353の操作を操作入力部32が検出すると、上述の実施形態と同様方法を用いて、設定した減速率で減速制御を行う。減速率は、適宜設定可能である。設定された減速率は、減速率表示ウィンドウ3530に表示される。
この機能を用いることによって、船体制御装置10は、自動船速Vaでの自動航行中に、操作入力受け付けウィンドウ350を介して、ユーザからの停止、徐行、減速の操作入力を、容易に受け付けることができる。そして、船舶1は、この操作入力に応じて、自動航行から、停止、徐行、または、減速に、素早く移行できる。これにより、船体制御装置10は、自動航行時の安全性を確保できる。
上述の制御は、例えば、次に示す方法(プログラム)によって実現できる。図15は、自動航行時の操作入力に基づく制御のフローチャートである。
AP制御部20は、自動船速Vaによる自動航行中(S601)、操作入力の受け付け待ち状態となる。AP制御部20は、操作入力を受け付けるまで(S602:NO)、自動航行を継続する。AP制御部20は、操作入力を受け付けると(S602:YES)、操作入力内容を解析する(S603)。
AP制御部20は、停止を検出すると(S604:YES)、減速停止制御を行う(S606)。AP制御部20は、停止を検出せず(S604:NO)、徐行を検出すると(S605:YES)、徐行制御を行う(S607)。AP制御部20は、停止、徐行を検出しないと(S605:NO)、減速制御を行う(S608)。
(船速、回転数の簡易設定)
図16は、船速、回転数の簡易設定ウィンドウの一例を示す図である。図16に示すように、簡易設定ウィンドウ360は、上述の表示画面310に表示される。簡易設定ウィンドウ360は、船速表示ウィンドウ361、船速変更アイコン3611、船速用の設定刻み幅表示ウィンドウ3612、回転数表示ウィンドウ362、回転数変更アイコン3621、および、回転数用の設定刻み幅表示ウィンドウ3622を有する。
船速表示ウィンドウ361には、現在の自動航行用の船速(自動船速Va)が表示される。船速変更アイコン3611は、upボタンとdownボタンとがある。upボタンによって、自動船速Vaを上げる操作入力が受け付けられる。downボタンによって、自動船速Vaを下げる操作入力が受け付けられる。この際、上げ幅、下げ幅は、船速用の設定刻み幅表示ウィンドウ3612に記載されている。この船速用の設定刻み幅表示ウィンドウ3612を操作することで、刻み幅を調整することもできる。AP制御部20は、この設定刻み幅に応じて、自動船速Vaを上げる制御または自動船速Vaを下げる制御を行う。
回転数表示ウィンドウ362には、現在の自動航行用の船速(自動船速Va)に対応した回転数が表示される。回転数変更アイコン3621は、upボタンとdownボタンとがある。upボタンによって、回転数を上げる操作入力が受け付けられる。downボタンによって、回転数を下げる操作入力が受け付けられる。この際、上げ幅、下げ幅は、回転数用の設定刻み幅表示ウィンドウ3622に記載されている。この回転数用の設定刻み幅表示ウィンドウ3622を操作することで、刻み幅を調整することもできる。AP制御部20は、この設定刻み幅に応じて、回転数を上げる制御または回転数を下げる制御を行う。
この構成を用いることによって、ユーザは、自動船速、および、これに対応する回転数を容易に確認でき、所望の速度および回転数に、容易に調整できる。
上述の制御は、例えば、次に示す方法(プログラム)によって実現できる。図17は、船速、回転数の設定制御のフローチャートである。
AP制御部20は、操作入力待ち状態にある(S701)。AP制御部20は、設定変更の操作入力を検出するまで(S702:NO)、操作入力待ち状態を維持する(S701)。AP制御部20は、設定変更の操作入力を検出すると(S702:YES)、刻み幅の変更か否かを確認する。AP制御部20は、刻み幅の変更であれば(S703:YES)、刻み幅を変更して、入力待ち状態に戻る。
AP制御部20は、刻み幅の変更でなければ(S703:NO)、船速の変更か否かを検出する。AP制御部20は、船速の変更であれば(S704:YES)、船速を変更する制御を行う(S705)。AP制御部20は、船速の変更でなければ(S704:NO)、すなわち、回転数の変更であれば、回転数を変更する(S706)。
(自動船速の簡易設定)
図18は、自動船速の簡易設定ウィンドウの一例を示す図である。図18に示すように、船速の簡易設定ウィンドウ370は、複数の船速名表示マーク371、372、373、374、複数の船速表示ウィンドウ3711、3721、3731、3741、および、複数の備考表示ウィンドウ3712、3722、3732、3742を有する。船速の簡易設定ウィンドウ370は、上述の表示画面310に表示される。
船速名表示マーク371、船速表示ウィンドウ3711、および、備考表示ウィンドウ3712は、関連づけされている。船速名表示マーク372、船速表示ウィンドウ3721、および、備考表示ウィンドウ3722は、関連づけされている。船速名表示マーク373、船速表示ウィンドウ3731、および、備考表示ウィンドウ3732は、関連づけされている。船速名表示マーク374、船速表示ウィンドウ3741、および、備考表示ウィンドウ3742は、関連づけされている。
複数の船速名表示マーク371、372、373、374には、簡易的な船速名が記載されている。AP制御部20は、選択された船速名表示マークを検出し、検出した船速名表示マークに関連付けされた船速に、自動船速Vaを設定する。
複数の船速表示ウィンドウ3711、3721、3731、3741には、それぞれに関連づけされた船速名に対応する設定船速(自動船速)が記載されている。船速表示ウィンドウ3711、3721、3731、3741は、操作受け付け可能である。船速表示ウィンドウ3711、3721、3731、3741は、この操作によって編集可能である。この際、上述の図16を読み出して、編集を行うことも可能である。
複数の備考表示ウィンドウ3712、3722、3732、3742には、それぞれに関連づけされた船速名に対応する備考が記載されている。備考には、例えば、対応する自動船速を利用する状況が記載される。なお、備考には、他の内容を記載することもできる。備考表示ウィンドウ3712、3722、3732、3742は、操作受け付け可能である。備考表示ウィンドウ3712、3722、3732、3742は、この操作によって編集可能である。
この構成を用いることによって、ユーザは、複数の自動船速を予め設定しておくことができる。ユーザは、状況に応じた複数の自動船速を容易に選択できる。
上述の制御は、例えば、次に示す方法(プログラム)によって実現できる。図19は、船速の選択設定制御のフローチャートである。なお、以下では、自動航行中に、自動船速を変更する場合を示すが、自動航行の開始時に行うこともできる。
AP制御部20は、自動航行中にある(S801)。AP制御部20は、操作入力を検出するまで(S802:NO)、現在の自動船速での自動航行を維持するように制御を継続する。AP制御部20は、操作入力を検出すると(S802:YES)、入力内容を解析する(S803)。
AP制御部20は、操作入力で受け付けた新たな自動船速が現在の自動船速と異なっていれば(S804:YES)、自動船速を変更する制御を行う(S805)。AP制御部20は、操作入力で受け付けた新たな自動船速が現在の自動船速と同じであれば(S804:NO)、現在の自動船速での自動航行を維持するように制御を継続する。
(自動減速制御)
図20(A)は、自動減速の設定ウィンドウの一例を示す図であり、図20(B)は、自動減速の概念を示すグラフである。図20(A)に示すよう、自動減速の設定ウィンドウ380は、減速率表示ウィンドウ381と、開始時間表示ウィンドウ382とを有する。自動減速の設定ウィンドウ380は、上述の表示画面310に表示される。
減速率表示ウィンドウ381には、設定されている減速率が記載されている。減速率表示ウィンドウ381は、操作受け付け可能である。減速率表示ウィンドウ381は、この操作によって編集可能である。AP制御部20は、設定された減速率を用いて、減速制御を行う。
開始時間表示ウィンドウ382には、設定されている減速の開始時間が記載されている。減速の開始時間は、例えば、自動航行の開始時刻からの経過時間である。開始時間表示ウィンドウ382は、操作受け付け可能である。開始時間表示ウィンドウ382は、この操作によって編集可能である。AP制御部20は、計時機能を有し、設定された開始時間を用いて、減速制御を開始する。
この構成によって、船体制御装置10は、自動航行中であっても、所定時間後に、船舶1を減速する。この減速により、ユーザは、船舶1の外部の状況を把握し易くなり、航行の安全性は、向上する。
上述の制御は、例えば、次に示す方法(プログラム)によって実現できる。図21は、自動減速制御のフローチャートである。
AP制御部20は、自動航行中に一定の船速(自動船速)に制御する(S901)。AP制御部20は、計時し、上述の設定された開始時間(減速の開始時刻)まで(S902:NO)、現在の自動船速での自動航行を維持するように制御を継続する。AP制御部20は、開始時間(減速の開始時刻)になると(S902:YES)、減速制御を行う(S903)。そして、AP制御部20は、減速後の速度(減速時速度)を維持する制御を行う(S904)。
なお、上述の各機能は、適宜組み合わせが可能である。そして、船体制御装置10は、それぞれの組み合わせに応じた作用効果を奏することができる。
1:船舶
10:船体制御装置
20:AP制御部
30:UI部
31:表示部
32:操作入力部
40:センサ
50:推進力制御部
51:操作状態検出部
60:舵制御部
90:船外機
91:推進力発生部
92:舵
100:データ通信ネットワーク
310:表示画面
311:表示画像
330:物標検知画像
340、340D、340H:選択内容通知ウィンドウ
341、341D、341H:通知ウィンドウ
350:ウィンドウ
351:停止ボタン
352:徐行ボタン
353:減速ボタン
360:簡易設定ウィンドウ
361:船速表示ウィンドウ
362:回転数表示ウィンドウ
370:簡易設定ウィンドウ
371、372、373、374:船速名表示マーク
380:設定ウィンドウ
381:減速率表示ウィンドウ
382:開始時間表示ウィンドウ
500:操作レバー
3421:停止ボタン
3422:減速維持ボタン
3423:船速復帰ボタン
3500:通知
3520:徐行速度表示ウィンドウ
3530:減速率表示ウィンドウ
3611:船速変更アイコン
3612:幅表示ウィンドウ
3621:回転数変更アイコン
3622:幅表示ウィンドウ
3711、3721、3731、3741:船速表示ウィンドウ
3712、3722、3732、3742:備考表示ウィンドウ

Claims (17)

  1. 自船の速度を計測するセンサと、
    前記自船の推進力を制御する推進力制御部と、
    前記自船の速度を、設定された自動船速に合わせる自動航行の解除の条件を満たすと、前記推進力を低下させる指令を、前記推進力制御部に出力するオートパイロット制御部と、
    を備える、船体制御装置。
  2. 請求項1に記載の船体制御装置であって、
    前記センサは、前記自船の位置を計測し、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自船の位置が、前記自動航行に設定された変針点によって決定される変針領域内に入ると、前記自動航行の解除の条件を満たすと判定する、
    船体制御装置。
  3. 請求項2に記載の船体制御装置であって、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自船の位置が、前記自動航行に設定された最終目的点によって決定される最終目的領域内に入ると、前記自動航行の解除の条件を満たすと判定する、
    船体制御装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の船体制御装置であって、
    前記自船の進入時に警戒を要する警戒エリアを設定する警戒エリア設定部を備え、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自船の位置が、前記警戒エリア内に入ると、前記自動航行の解除の条件を満たすと判定する、
    船体制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の船体制御装置であって、
    前記自船の帰還位置への帰還の指示を受け付ける帰還受け付け部を備え、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記帰還の指示を受け付けると、前記自動航行の解除の条件を満たすと判定する、
    船体制御装置。
  6. 請求項5に記載の船体制御装置であって、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自動航行の解除後に、前記自動航行の船速よりも低速で、前記帰還位置への帰還制御を行う、
    船体制御装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の船体制御装置であって、
    前記センサは、前記自船の周囲の物標を検知し、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自船の周囲の危険領域内に前記物標が検知されると、前記自動航行の解除の条件を満たすと判定する、
    船体制御装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の船体制御装置であって、
    前記センサは、前記自船の姿勢を計測し、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自船の姿勢が航行上で危険な姿勢であると、前記自動航行の解除の条件を満たすと判定する、
    船体制御装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の船体制御装置であって、
    前記自動航行の強制終了の操作を受け付ける強制終了受け付け部を備え、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記強制終了の操作によって、前記自動航行の解除の条件を満たすと判定する、
    船体制御装置。
  10. 請求項4、請求項7、請求項8、または、請求項9に記載の船体制御装置であって、
    前記自船の速度に対する操作を受け付ける操作入力部を備え、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自動航行の解除の条件を満たすと、前記推進力の低下後の前記自船の速度に対する制御の選択内容を通知し、
    前記操作入力部によって選択された制御を行う、
    船体制御装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の船体制御装置であって、
    前記オートパイロット制御部は、
    減速開始までの時間を記憶しており、前記減速開始の時間になると、前記自動航行の解除の条件を満たすと判定する、
    船体制御装置。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の船体制御装置であって、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自動航行によって設定されたルートの最終目的点への到着予測時刻を推定する、
    船体制御装置。
  13. 請求項12に記載の船体制御装置であって、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自動船速、変針角、および、変針率を用いて、前記自動航行の変針領域および減速率を決定する、
    船体制御装置。
  14. 請求項12または請求項13に記載の船体制御装置であって、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自動船速を用いて、前記自動航行の最終目的点に応じた最終目的領域を決定する、
    船体制御装置。
  15. 請求項12乃至請求項14のいずれかに記載の船体制御装置であって、
    前記オートパイロット制御部は、
    前記自動航行から前記推進力を低下させる指令を行うと、前記到着予測時刻を再推定して更新する、
    船体制御装置。
  16. 自船の速度を計測し、
    前記自船の推進力を制御し、
    前記自船の速度を、設定された自動船速に合わせる自動航行の解除の条件を満たすと、前記推進力を低下させる、
    船体制御方法。
  17. 自船の速度を計測し、
    前記自船の推進力を制御し、
    前記自船の速度を、設定された自動船速に合わせる自動航行の解除の条件を満たすと、前記推進力を低下させる、
    処理を、演算処理装置に実行させる船体制御プログラム。
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