JP2021002586A - スナップフィット構造及び操作片の保護構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成により誤操作による係止の解除を低減させる。【解決手段】スナップフィット構造は、筐体側に設けられた被係止部に蓋部材側に設けられた係止部を係脱可能に係止する。蓋部材は、係止部を有し、且つ、係止部が被係止部に係止された状態において、係止部を被係止部へ向かう第1方向に付勢する付勢部と、係止部と連なって延設され、係止部が被係止部に係止された状態において使用者によって第1方向と反対方向の第2方向に押動されることにより、被係止部による係止部の係止を解除する操作片とを備える。筐体は、筐体を形成する壁部材の端面に設けられると共に係止部が被係止部に係止される際に操作片を受け入れ、受け入れた操作片の周囲を部分的に覆う保護壁面を有する、保護部を備え、保護部は、受け入れた操作片における第1方向側の端部が、保護壁面における第1方向側の端部よりも第2方向側に配置されるように形成される。【選択図】図4
Description
本発明は、スナップフィット構造及び操作片の保護構造に関する。
従来、第一部材に第二部材を装着した際にスナップフィット結合が形成できるよう、第一部材に設けられたスナップフィット凸部と、第二部材に設けられたスナップフィット凹部とを備える封印構造が提案されている(例えば、特許文献1)。スナップフィット凸部は、根元側が第一部材側に固定されて先端側が自由端となるように延伸する板状の腕部と、スナップフィット凹部との掛かり代を形成するように腕部の一方の面から突出する爪部とを有するとともに、爪部には装着が行われた際に外部に露出する第一連通孔が設けられ、第二部材には、装着が行われた際に、第一連通孔と一続きで封印ワイヤーを挿通するための第二連通孔が設けられている。
上述のような封印構造によれば、封印ワイヤーによる封印を解除しなければスナップフィット結合を解除することができない。しかしながら、意図せずに接触して爪の係合が外れてしまうような誤操作を防止する上では、構造が過剰に複雑になり封印や解除にかかる作業工数や部品点数が増大するという問題があった。
そこで、本発明は、スナップフィット構造において、簡易な構成により誤操作による係止の解除を低減させるための技術を提供することを目的とする。
本発明に係るスナップフィット構造は、筐体側に設けられた被係止部に蓋部材側に設けられた係止部を係脱可能に係止する。また、蓋部材は、係止部を有し、且つ、係止部が被係止部に係止された状態において、係止部を被係止部へ向かう第1方向に付勢する付勢部と、係止部と連なって延設され、係止部が被係止部に係止された状態において使用者によって第1方向と反対方向の第2方向に押動されることにより、被係止部による係止部の係止を解除する操作片とを備える。筐体は、筐体を形成する壁部材の端面に設けられると共に係止部が被係止部に係止される際に操作片を受け入れ、受け入れた操作片の周囲を部分的に覆う保護壁面を有する、保護部を備え、保護部は、受け入れた操作片における第1方向側の端部が、保護壁面における第1方向側の端部よりも第2方向側に配置されるように形成されている。
保護部は、受け入れた操作片における第1方向側の端部が、保護壁面における第1方向側の端部よりも第2方向側に配置されるように形成されているため、例えば人が筐体をつかもうとする際など、人の指が係止を解除する第2方向に向けて操作片と接触しそうになっても、先に保護部と接触し易くなっている。すなわち、簡易な構成により誤操作による係止の解除を低減させることができる。
また、保護壁面は、保護部に受け入れた操作片に近接して対向配置されるように形成されていてもよい。保護壁面と操作片とが近接し間隙が小さくなると、人の指が意図せず操
作片に接触するような可能性を低減することができ、保護部による保護性能を向上させることができる。
作片に接触するような可能性を低減することができ、保護部による保護性能を向上させることができる。
また、操作片は、直方体形状を有するものであってもよい。また、保護壁面は、コの字形状を有し、操作片の底面に対向配置される底壁面と、底壁面の両端部から立設されると共に操作片における両側面に対向配置される一対の側壁面とを含むものであってもよい。また、一対の側壁面は、底壁面から垂直に立設されると共に互いに対向配置されていてもよい。このようにすれば、人の指が意図せず操作片の側面に接触する可能性を低減することができ、保護部による保護性能を向上させることができる。
また、一対の側壁面は、操作片における両側面の全体を覆う高さを有していてもよい。操作片の一部が側壁面よりも上方へ突出する場合と比べ、人の指が意図せず操作片に接触することを低減させることができる。
また、保護部は、壁部材の外面から第1方向に突設される突出壁を含み、保護壁面は、突出壁の壁面を含んで構成されていてもよい。操作片を保護するために必要な部分のみを突出させることにより、保護部を形成するために要する材料を少なくすることができる。
保護部は、壁部材の端面に形成された切り欠き部を含み、保護壁面は、切り欠き部の内壁面を含んで構成されていてもよい。このようにすれば、操作片を切り欠き内に受け入れ、操作片のうち筐体から突出する部分を減らすことができる。したがって、人の指が意図せず操作片に接触することを低減させることができる。
本発明の他の側面に係るスナップフィット構造における操作片の保護構造は、筐体側に設けられた被係止部に蓋部材側に設けられた係止部を係脱可能に係止するスナップフィット構造における操作片の保護構造であって、蓋部材は、係止部を有し、且つ、係止部が被係止部に係止された状態において、係止部を被係止部へ向かう第1方向に付勢する付勢部と、係止部と連なって延設され、係止部が被係止部に係止された状態において使用者によって第1方向と反対方向の第2方向に押動されることにより、被係止部による係止部の係止を解除する操作片とを備え、保護構造は、筐体を形成する壁部材の端面に設けられ、係止部が被係止部に係止される際に操作片を受け入れる保護部を有し、保護部は、受け入れた操作片の周囲を部分的に覆う保護壁面を有し、受け入れた操作片における第1方向側の端部が、保護壁面における第1方向側の端部よりも第2方向側に配置されるように形成されている。
なお、課題を解決するための手段に記載の内容は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。
なお、課題を解決するための手段に記載の内容は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、スナップフィット構造において、簡易な構成により誤操作による係止の解除を低減させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、スナップフィット構造を有する機器の開蓋状態の一例を示す斜視図である。なお、便宜上、蓋は機器の上面に設けられるものとして説明する。図2は、機器の閉蓋状態の一例を示す平面図である。図3は、図2のA−A断面図である。図4は、機器の閉蓋状態の一例を示す部分的な斜視図である。図5は、機器の閉蓋状態の一例を示す部分的な側面図である。機器1は、例えば車外の装置と通信するためのTCU(Telematics Control
Unit)であり、車両のインストルメントパネルの内部等に設置される。
Unit)であり、車両のインストルメントパネルの内部等に設置される。
また、機器1は、蓋2と筐体(シャーシ)3とを備えている。蓋2や筐体3は、一般的な樹脂等で形成することができる。蓋2は、例えば電池ボックスのような、筐体3が備える開口した室を覆い、閉蓋する。また、蓋2は、ほぼ長方形状の蓋本体部22を含み、蓋本体部22の一端はヒンジ21を介して筐体3と接続されている。すなわち、蓋2は、図1において矢印で方向を示す閉蓋方向CL及び開蓋方向OPに、ヒンジ21を中心として回動する。
また、蓋部本体22の他端には、蓋2を筐体3へ係脱可能に係止するための蓋側スナップフィット構造23を備えている。蓋側スナップフィット構造23は、閉蓋状態において凹部と係合する爪等の係止部234を、筐体3に設けられる凹部等の被係止部331に挿入して係止させるよう、係止部234を付勢する。なお、閉蓋状態とは、係止部が被係止部に係止された状態である。図3においては、筐体3を透過させ、断面に表れていない被係止部331及び係止部234を破線で表している。また、図2及び図3においては、付勢する方向を、係止方向Lとして矢印で示している。なお、係止方向Lを、本発明に係る「第1方向」とも呼ぶものとする。
係止部234を係止方向Lへ付勢するために、蓋側スナップフィット構造23は、直線部分と円弧部分とを含む板バネを備える。板バネは、蓋本体部22の、ヒンジ21とは反対側の端部からほぼ90度に筐体3の方向へ屈曲して延在する平板状の第1の板状部231と、第1の板状部231の先に延在するU字状に屈曲した屈曲部232と、屈曲部232の先に延在する平板状の第2の板状部233とを含む。そして、第2の板状部233に係止部234が設けられると共に、第2の板状部233を介して係止部234と連なるように、使用者が操作する操作片235が設けられる。操作片235は、閉蓋状態において第2の板状部233の先から係止方向Lに向けてほぼ90度屈曲するように延在する、ほぼ直方体形状の部分である。そして、使用者が閉蓋状態において操作片235を、係止方向Lとは逆の、図2及び図3に矢印で示す解除方向Rに変位させると、屈曲部232が撓み、操作片235と連なって設けられている係止部234も解除方向Rへ変位し、被係止部331による係止部234の係止が解除される。なお、解除方向Rを、本発明における「第2方向」とも呼ぶものとする。また、板バネ(特に屈曲部232)を、本発明における「付勢部」とも呼ぶものとする。
一方、筐体3は、二次電池等の電池4を収容する電池ボックス31と、電池ボックス31を閉蓋する際に蓋側スナップフィット構造23を収容するための収容部32とを含む。収容部32は、蓋側スナップフィット構造23が係止される筐体側スナップフィット構造33を備えている。筐体側スナップフィット構造33は、被係止部331と、底壁部332と、側壁部333とを含む。底壁部332及び側壁部333を、本発明に係る「保護部」とも呼ぶものとする。被係止部331は、筐体3の収容部32を形成する壁部材の係止方向L側の外面322であって、閉蓋時において係止部234と対応する位置に設けられる貫通孔である。また、被係止部331が設けられた収容部32の壁部材の開口部分の縁のうち係止方向L側の端面321には切り欠きが設けられ、閉蓋時において、切り欠きの内側に操作片235の一部が収容される。また、収容部32の外面322には、切り欠きに沿った凹状の溝を有するコの字形状に形成され、係止方向Lに向けて突設された保護部が延設されている。すなわち、保護部は、外面322の端面321に設けられた切り欠き部分と、外面322から係止方向Lに向けて突出するリブ状の突出壁とを含む。保護部は、閉蓋時において、その内側に操作片235を受け入れ、操作片235の周囲を部分的に覆う。底壁部332は、閉蓋状態において、操作片235の底面に近接して対向配置される底壁面332Aを含む。また、側壁部333は、底壁面332Aの両端部から立設されると共に、閉蓋状態において操作片235の側面に近接して対向配置される側壁面333Aを含む。また、2つの側壁面333Aは、それぞれ底壁面332Aの両端部からほぼ垂直に立設され、互いに対向配置されている。底壁面332A及び側壁面333Aを、本発明における「保護壁面」とも呼ぶものとする。
<効果>
図2及び図3からわかるように、閉蓋状態においては、操作片235の係止方向Lの端部は、保護部の係止方向Lの端部よりも解除方向R側に配置される。機器1の使用者が操作片235を解除方向Rへ押動させることで係止部234の係止が解除され、蓋2が開蓋されるところ、本実施形態に係る操作片235は保護部よりも解除方向Rへ奥まっているため、使用者が操作片235を解除方向Rへ誤操作により押動させることを抑制できる。すなわち、例えば使用者が機器1を持ち上げようとしてつかんだ際、意図せずに操作片235に触れそうになっても、底壁部332は、操作片235の底面(側壁面332Aに近接して対向配置される操作片235の面)や操作片235の係止方向L側の側面への誤操作による接触から操作片235を保護し、側壁部333は、側壁面333Aに近接して対向配置される操作片235の側面への誤操作による接触から操作片235を保護する。
図2及び図3からわかるように、閉蓋状態においては、操作片235の係止方向Lの端部は、保護部の係止方向Lの端部よりも解除方向R側に配置される。機器1の使用者が操作片235を解除方向Rへ押動させることで係止部234の係止が解除され、蓋2が開蓋されるところ、本実施形態に係る操作片235は保護部よりも解除方向Rへ奥まっているため、使用者が操作片235を解除方向Rへ誤操作により押動させることを抑制できる。すなわち、例えば使用者が機器1を持ち上げようとしてつかんだ際、意図せずに操作片235に触れそうになっても、底壁部332は、操作片235の底面(側壁面332Aに近接して対向配置される操作片235の面)や操作片235の係止方向L側の側面への誤操作による接触から操作片235を保護し、側壁部333は、側壁面333Aに近接して対向配置される操作片235の側面への誤操作による接触から操作片235を保護する。
また、図3及び図5からわかるように、閉蓋状態においては操作片235の上端と保護部の側壁部333の上端とは高さが一致している。2つの側壁部333が、操作片235の両側面それぞれの全体を覆う高さを有することで、操作片235が側壁部333よりも上方へ突出する場合と比べ、使用者の誤操作による操作片235への接触を低減させることができる。なお、誤操作による接触から操作片235を保護するためには、閉蓋状態における操作片235の上端の高さが、保護部の側壁部333の上端の高さよりも低い方が好ましい。
また、保護部と操作片235とを近接させ、例えば使用者の指が入らない所定の寸法程度に間隙を小さくすると、何らかの物体が保護部に接触せず操作片235に接触する可能性を低減させることができ、保護部による保護性能を向上させることができる。以上のように、スナップフィット構造において、簡易な構成により誤操作による係止の解除を低減させることができる。なお、保護部は、ほぼ直方体である操作片235の上面や係止方向L側の側面を覆っていない。よって、使用者が意図して開蓋する場合には、使用者は、操作片235の上方から操作片235の係止方向L側の側面に指をかけ、解除方向Rに向けて操作片235を押動させることができる。
<変形例1>
図6は、変形例1に係るスナップフィット構造を説明するための断面図である。図7は、変形例1に係るスナップフィット構造を説明するための側面図である。図6及び図7が示す部分は、それぞれ上述した実施形態における図3及び図5に示した部分に対応する。また、変形例1においては、上述した実施形態と対応する構成に同一の符号を付し、説明を省略する。
図6は、変形例1に係るスナップフィット構造を説明するための断面図である。図7は、変形例1に係るスナップフィット構造を説明するための側面図である。図6及び図7が示す部分は、それぞれ上述した実施形態における図3及び図5に示した部分に対応する。また、変形例1においては、上述した実施形態と対応する構成に同一の符号を付し、説明を省略する。
本変形例に係る保護部は、側壁部333を有していない。すなわち、保護部は底壁部332のみを含むものであってもよい。このような構成であっても、保護部の底壁部332は、閉蓋状態において、操作片235の底面に近接して対向配置される底壁面332Aを含む。そして、本変形例に係る底壁部332も、操作片235の底面や係止方向L側の側面への誤操作による接触から操作片235を保護することができる。したがって、スナップフィット構造において、簡易な構成により誤操作による係止の解除を低減させることができる。
<変形例2>
図8は、変形例2に係るスナップフィット構造を説明するための断面図である。図9は、変形例2に係るスナップフィット構造を説明するための側面図である。図8及び図9が示す部分は、それぞれ上述した実施形態における図3及び図5に示した部分に対応する。また、変形例2においても、上述した実施形態と対応する構成に同一の符号を付し、説明を省略する。
図8は、変形例2に係るスナップフィット構造を説明するための断面図である。図9は、変形例2に係るスナップフィット構造を説明するための側面図である。図8及び図9が示す部分は、それぞれ上述した実施形態における図3及び図5に示した部分に対応する。また、変形例2においても、上述した実施形態と対応する構成に同一の符号を付し、説明を省略する。
本変形例に係る保護部は、収容部32の外面322から突出していない。換言すれば、収容部32の壁部材の外面322全体が保護部になっている。このような構成であっても、保護部の底壁部332が、閉蓋状態において操作片235の底面に近接して対向配置される底壁面332Aを含み、保護部の側壁部333が、底壁面332Aの両端部から立設されると共に、閉蓋状態において操作片235の側面に近接して対向配置される側壁面333Aを含む。したがって、使用者の誤操作による接触から操作片235を保護することができ、スナップフィット構造において簡易な構成により誤操作による係止の解除を低減させることができるといえる。なお、本変形例に係る被係止部331は貫通していない凹部であるが、被係止部331は貫通孔であってもよい。
一方、上述した実施形態や変形例1のように、操作片235の近傍を突出させた突出壁により保護部を設ける構成によれば、操作片235を保護するために必要な部分のみを突出させることにより、保護部を形成するために要する材料を少なくすることができる。
<変形例3>
図10は、変形例3に係るスナップフィット構造を説明するための断面図である。図10が示す部分は、上述した実施形態における図3に示した部分に対応する。また、変形例3においても、上述した実施形態と対応する構成に同一の符号を付し、説明を省略する。
図10は、変形例3に係るスナップフィット構造を説明するための断面図である。図10が示す部分は、上述した実施形態における図3に示した部分に対応する。また、変形例3においても、上述した実施形態と対応する構成に同一の符号を付し、説明を省略する。
本変形例に係る係止部234は、第2の板状部233に設けられ、少なくとも解除方向Rに向けて凹む凹部(例えば、貫通孔)である。一方、被係止部331は、筐体3の収容部32から内部の解除方向Rに向けて突出する凸部(例えば、爪)である。なお、爪の向きは、上述した実施形態並びに変形例1及び2とは、閉蓋方向CL及び開蓋方向OPの厚さが逆になっている。すなわち、被係止部331の開蓋方向OPの端部は薄く、閉蓋方向CLの端部へ向かうほど厚くなっている。このような被係止部331及び係止部234でも、蓋2が閉蓋方向CLへ回動する場合には被係止部331の厚さに応じて板バネの屈曲部232が撓み、閉蓋することができる。また、使用者が操作片235を解除方向Rへ押動させた場合も屈曲部232が撓み、被係止部331による係止部234の係止が解除さ
れ、開蓋することができる。本変形例に係る被係止部331及び係止部234は、上述した変形例1及び2に対して適用してもよい。
れ、開蓋することができる。本変形例に係る被係止部331及び係止部234は、上述した変形例1及び2に対して適用してもよい。
<その他>
以上、本発明に係る実施形態を示したが、これらは本発明の一例であり、本発明は上述した態様には限定されない。また、各実施形態の内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において組み合わせることができる。例えば、変形例2に対して変形例1を組み合わせ、筐体3の収容部32の壁部材の端面から突出せず、側壁部333を備えない保護部を形成してもよい。
以上、本発明に係る実施形態を示したが、これらは本発明の一例であり、本発明は上述した態様には限定されない。また、各実施形態の内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において組み合わせることができる。例えば、変形例2に対して変形例1を組み合わせ、筐体3の収容部32の壁部材の端面から突出せず、側壁部333を備えない保護部を形成してもよい。
また、上述した実施形態に示すように、電池ボックス31を収容部32から独立した室とすることで、電池ボックス31の防滴性能を向上し得る。ただし、電池ボックス31及び収容部32は、1つの室に形成してもよい。また、蓋2と筐体3とは、ヒンジに代えて、蓋2と筐体3とを着脱可能に係合する爪等で接続されるようにしてもよい。また、スナップフィット構造は、電池ボックス31の蓋2以外に適用されてもよく、筐体3や機器1は実施形態や変形例に示した例には限定されない。
1 機器
2 蓋
21 ヒンジ
22 蓋本体部
23 蓋側スナップフィット構造
231 第1の板状部
232 屈曲部
233 第2の板状部
234 係止部
235 操作片
3 筐体
31 電池ボックス
32 収容部
33 筐体側スナップフィット構造
331 被係止部
332 底壁部(保護部)
332A 底壁面
333 側壁部(保護部)
333A 側壁面
4 二次電池
2 蓋
21 ヒンジ
22 蓋本体部
23 蓋側スナップフィット構造
231 第1の板状部
232 屈曲部
233 第2の板状部
234 係止部
235 操作片
3 筐体
31 電池ボックス
32 収容部
33 筐体側スナップフィット構造
331 被係止部
332 底壁部(保護部)
332A 底壁面
333 側壁部(保護部)
333A 側壁面
4 二次電池
Claims (8)
- 筐体側に設けられた被係止部に蓋部材側に設けられた係止部を係脱可能に係止するスナップフィット構造であって、
前記蓋部材は、
前記係止部を有し、且つ、前記係止部が前記被係止部に係止された状態において、前記係止部を前記被係止部へ向かう第1方向に付勢する付勢部と、
前記係止部と連なって延設され、前記係止部が前記被係止部に係止された状態において使用者によって前記第1方向と反対方向の第2方向に押動されることにより、前記被係止部による前記係止部の係止を解除する操作片と、を備え、
前記筐体は、
前記筐体を形成する壁部材の端面に設けられると共に前記係止部が前記被係止部に係止される際に前記操作片を受け入れ、受け入れた前記操作片の周囲を部分的に覆う保護壁面を有する、保護部を備え、
前記保護部は、受け入れた前記操作片における前記第1方向側の端部が、前記保護壁面における前記第1方向側の端部よりも前記第2方向側に配置されるように形成されている、
スナップフィット構造。 - 前記保護壁面は、前記保護部に受け入れた前記操作片に近接して対向配置されるように形成されている、
請求項1に記載のスナップフィット構造。 - 前記操作片は、直方体形状を有し、
前記保護壁面は、コの字形状を有し、
前記操作片の底面に対向配置される底壁面と、
前記底壁面の両端部から立設されると共に前記操作片における両側面に対向配置される一対の側壁面と、を含む、
請求項2に記載のスナップフィット構造。 - 一対の前記側壁面は、前記底壁面から垂直に立設されると共に互いに対向配置されている、請求項3に記載のスナップフィット構造。
- 一対の前記側壁面は、前記操作片における両側面の全体を覆う高さを有している、請求項3又は4に記載のスナップフィット構造。
- 前記保護部は、前記壁部材の外面から前記第1方向に突設される突出壁を含み、
前記保護壁面は、前記突出壁の壁面を含んで構成されている、
請求項1から5の何れか一項に記載のスナップフィット構造。 - 前記保護部は、前記壁部材の端面に形成された切り欠き部を含み、
前記保護壁面は、前記切り欠き部の内壁面を含んで構成されている、
請求項1から6の何れか一項に記載のスナップフィット構造。 - 筐体側に設けられた被係止部に蓋部材側に設けられた係止部を係脱可能に係止するスナップフィット構造における操作片の保護構造であって、
前記蓋部材は、
前記係止部を有し、且つ、前記係止部が前記被係止部に係止された状態において、前記係止部を前記被係止部へ向かう第1方向に付勢する付勢部と、
前記係止部と連なって延設され、前記係止部が前記被係止部に係止された状態におい
て使用者によって前記第1方向と反対方向の第2方向に押動されることにより、前記被係止部による前記係止部の係止を解除する操作片と、を備え、
前記保護構造は、
前記筐体を形成する壁部材の端面に設けられ、前記係止部が前記被係止部に係止される際に前記操作片を受け入れる保護部を有し、
前記保護部は、受け入れた前記操作片の周囲を部分的に覆う保護壁面を有し、受け入れた前記操作片における前記第1方向側の端部が、前記保護壁面における前記第1方向側の端部よりも前記第2方向側に配置されるように形成されている、
スナップフィット構造における操作片の保護構造。
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