JP4994214B2 - カバーのロック機構 - Google Patents
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Description
また、特許文献2に開示されたロック機構は、筐体およびカバーに加えて留め具が別途必要となり、部品点数が増えることによって装置が高価になるという課題があった。さらに、ロック機構の構造が複雑であるため、開閉する際に突起部を破壊してしまう恐れがあった。
図1はおよび図2はそれぞれ、この発明の実施の形態1に係るロック機構の構成を示す外観斜視図である。なお、図2は図1のロック機構を奥側から手前側方向にみた状態を示す。本実施の形態1では、光通信装置に接続する光コネクタの挿着部分を保護する目的で設けられたカバーを筐体にロックするためのロック機構を例にとって説明する。
カバー1には、第1係止用爪部3、第2係止用爪部5、光コネクタ8から伸びるケーブル9を筐体2外へ引き出すための切り欠き部11が形成されている。第1係止用爪部3は、その先端を折り曲げ、カバー1上面と平行な方向に突設されている。第2係止用爪部5は、その先端を折り曲げ、第1係止用爪部3を突設した方向に対して鉛直な方向に突設されている。この第2係止用爪部5はカバー1の互いに向かい合わせとなる位置に1対形成した。
上述した実施の形態1では、ロック機構の解除のためにカバー1を水平方向にスライドするように、各係止部とそれぞれに対応する係止用爪部を配置する構成とした。この実施の形態2では、ロック機構の解除のためにカバー1を垂直方向にスライドするように、各係止部とそれぞれに対応する係止用爪部を配置する構成とする。
上述の実施の形態1および2によるロック機構では、第1係止用爪部と第1係止部とを係止すると共に、第2係止用爪部と第2係止部とを係止する構成とした。第1係止用爪部と第2係止用爪部との間の距離が離れている場合には、第2係止用爪部がスライド防止用突起部に引っかかっていたとしても、エンドユーザが無理やり第1係止用爪部の押さえ部を押しながらスライド方向へスライドさせることで第1係止部の係止を外すことが可能となる。そうすると、第2係止部の構造がエンドユーザに見えてしまい、容易にロックを解除される恐れがある。そこで、この実施の形態3では無理やりロックを解除されることを想定して、上記実施の形態1および2のロック機構の第1係止部および第1係止用爪部をそれぞれ複数設ける構成とする。
上記実施の形態1−3ではロック機構が直方体のカバー1に形成された構成としたが、この実施の形態4ではロック機構を平面形状のカバーで形成した構成を説明する。
図9および図10において図7および図8と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図9および図10に示すロック機構は、カバー1bに引っかかり部22を設けない以外は上記実施の形態4と同一の構成である。係止用爪部19と係止部20との係止を外す場合には、引っかかり部22のかわりに押さえ部19aを押せばよい。
この構成の場合であっても、実施の形態4と同様の効果を得ることができる。さらに、引っかかり部22を設けない構成とすることで、構造を知らないエンドユーザがロックを解除することがさらに困難なロック機構を得ることができる。
Claims (5)
- 筐体にスライド可能に取り付けられ、スライド開始位置から係止位置へスライドさせることにより前記筐体に係止されてその一部を被覆するカバーのロック機構において、
前記カバーのスライド方向先端の筐体位置に設けた第1係止部と、
前記カバーに設けられ、前記係止位置で前記筐体の第1係止部に係止される第1係止用爪部と、
前記カバーのスライド方向に沿った筐体位置に設けた第2係止部と、
前記カバーのスライド方向に沿った端部に設けられ、前記係止位置で前記筐体の第2係止部に係止される第2係止用爪部と、
前記カバーの外表面部に設けられ、前記第1係止部による前記第1係止用爪部の係止を解除するための外力を印加する第1外力印加部と、
前記カバーの外表面部に設けられ、前記第2係止部による前記第2係止用爪部の係止を解除するための外力を印加する第2外力印加部とを備え、
前記第2係止部は、前記第2係止用爪部を係止する咬合部、当該咬合部のカバースライド方向後端側に前記第2係止用爪が引っかからない大きさに開口した係脱部、および、当該咬合部と当該係脱部との間に設けられ前記第2係止用爪を掛止して前記カバーのスライド方向と対向する方向へのスライドを阻止するスライド防止用突起部から構成され、
前記第1外力印加部に印加される外力により前記第1係止用爪部と前記第1係止部の係止を解除し、前記カバーを前記係止位置から前記スライド開始位置までスライドさせながら、前記第2外力印加部に印加される外力により前記第2係止用爪部が前記スライド防止用突起部を乗り越えて前記係脱部に移動して、前記カバーが前記筐体から取り外されることを特徴とするカバーのロック機構。 - カバーの長手方向に沿って係止位置までスライドさせることにより、当該筐体の一部を被覆することを特徴とする請求項1記載のカバーのロック機構。
- カバーの短手方向に沿って係止位置までスライドさせることにより、当該筐体の一部を被覆することを特徴とする請求項1記載のカバーのロック機構。
- カバーは、平面形状を有しており、筐体の開口周縁部にスライドさせて前記開口部を被覆することを特徴とする請求項1記載のカバーのロック機構。
- 第1係止部と第1係止用爪部を複数設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のカバーのロック機構。
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JP2007330347A JP4994214B2 (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | カバーのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007330347A JP4994214B2 (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | カバーのロック機構 |
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