JP2021001482A - 建材 - Google Patents

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公一 高田
Koichi Takada
公一 高田
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Abstract

【課題】製造コストを抑えることができる建具を提供する。【解決手段】本発明にかかる建材1は、横材3aと、縦材3cと、接合金具9aと、ねじ12とを備え、横材3aと縦材3cの一方の部材の端面4に他方の部材の見込み面2を当ててあり、一方の部材3aは見込み面13と、ガイド部15を有し、接合金具9aはガイド部15にガイドされた位置で一方の部材3aの見込み面13にねじ11で固定してあり、他方部材3cの見込み面2が接合金具9aの見込み面23aに重合してねじ12で固定してある。【選択図】図1

Description

本発明は、建材に関する。
従来、サッシ枠の接合には、タッピングホールを用いていたが、材料費等のコストがかかっていた。
そこで、本発明は、製造コストを抑えることができる建具の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、横材と、縦材と、接合金具と、ねじとを備え、横材と縦材の一方の部材の端面に他方の部材の見込み面を当ててあり、一方の部材は見込み面と、ガイド部を有し、接合金具はガイド部にガイドされた位置で一方の部材の見込み面にねじで固定してあり、他方部材の見込み面が接合金具の見込み面に重合してねじで固定してあることを特徴とする建材である。
請求項2に記載の発明は、横材と、縦材と、接合金具と、ねじとを備え、横材と縦材の一方の部材の端面に他方の部材の見込み面を当ててあり、接合金具は一方の部材に係合のみで取り付けてあり、他方の部材は見込み面を接合金具の見込み面に重合してねじで固定してあることを特徴とする建材である。
請求項1及び2に記載の発明によれば、タッピングホールが不要であるから、製造コストを抑えることができる。また、一つの接合金具で横材と縦材を接合できる。
更に、請求項1に記載の発明によれば、ガイド部があるので、接合金具の位置決めが容易である。
第1実施の形態にかかる建具であって、図12に示す上枠と、縦枠を接合する前の状態を示す斜視図である。 図1に示す上枠と縦枠を接合した状態を、図1に示すA−A位置で切断した断面図である。 第1実施の形態にかかる建具であって、図12に示す下枠と、縦枠を接合する前の状態を示す斜視図である。 図3に示す下枠と縦枠を接合した状態を、図3に示すB−B位置で切断した断面図である。 第1実施の形態にかかる建具であって、図12に示す上框と、縦框を接合する前の状態を示す斜視図である。 図5に示す上框と縦框を接合した状態を、図5に示すC−C位置で切断した断面図である。 第1実施の形態にかかる建具であって、図12に示す下框と、縦框を接合する前の状態を示す斜視図である。 図7に示す下框と縦框を接合した状態を、図7に示すE−E位置で切断した断面図である。 第1実施の形態にかかる建具であって、図12に示す外障子を開いて内障子に重ねた状態をF−F位置で切断した断面図である。 第1実施の形態にかかる建具であって、図12に示す外障子を開いて内障子に重ねた状態をG−G位置で切断した断面図である。 第1実施の形態にかかる建具であって、図12に示すH−H断面図である。 第1実施の形態にかかる建具を室内側から見た正面図である。 第2実施の形態にかかる建具であって、下枠と、縦枠を接合する前の状態を示す斜視図である。 第3実施の形態にかかる建具であって、下框と、縦框を接合する前の状態を示す斜視図である。 第4実施の形態にかかる建具であって、下框と、縦框を接合する前の状態を示す斜視図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明するが、まず、図1〜図12を参照して本発明の第1実施の形態について説明する。
図12に示すように、第1実施形態にかかる建材1はサッシ(建具)であり、枠3と、障子5を備えている。
枠3は、上枠(横材)3a、下枠(横材)3bと、左右の縦枠(縦材)3c、3cとを四周に組んである。
障子5には、外障子と内障子とがあるが、外障子と内障子は同じ構成であるから、以下の説明では、内障子について説明する。障子5は上框(横材)5aと、下框(横材)5bと左右の縦框(縦材)5cをパネル7の周囲に四周に組んである。
次に、枠及び框について、各接合部分を説明する。
(上枠3aと縦枠3cの接合部分)
図1及び図2に示すように、上枠3aと縦枠3cの接合部分は、上枠(横材)3aと、縦枠(縦材)3cと、上枠接合金具(接合金具)9aと、接合金具固定ねじ(ねじ)11と、縦材固定ねじ(ねじ)12とを備えている。
図1に示すように、上枠3aは、ソリッド形材であり、タッピングホールがなく、見込み面13と、ガイド部15を備えている。見込み面13には枠3の内周側に突設する一対の障子案内レール17、17が設けてある。
ガイド部15は、一対の障子案内レール17、17において、それぞれ対向する側に一体に形成されている。各ガイド部15は上枠3aの長手方向に長い突条であり、見込み面13の下方に見込み面13との間に間隔をあけて形成してある。各ガイド部15と見込み面13とで、上枠接合金具9aが係合する係合部19を形成している。
見込み面13には、接合金具固定ねじ11の軸11aを挿通するねじ挿通孔16が上枠3aの長手方向に並んで形成されている。
図11及び図12に示すように、縦枠(縦材)3cは、枠3の左(図12において左)に設けた左縦枠と、枠3の右(図12において右)に設けた右縦枠とがあり、左縦枠と右縦枠とは同一の形状のソリッド形材であるから、以下の説明では右縦枠のみについて説明する。
図2に示すように、縦枠3cは見込み面2を上枠3aの端面4に当接している。
図1に示すように、縦枠3cには、縦材固定ねじ12を挿通するねじ挿通孔18が2つ見込み方向に並んで形成されている。
上枠接合金具9aは、横材固定部21と、縦材固定部23とを一体に形成してある。横材固定部21は、平面視矩形を成し、上枠3aの見込み面13の下に配置してあり、一対の障子案内レール17、17間の寸法W1と略同じ幅寸法K1を有している(図9参照)。
縦材固定部23は、横材固定部21の一端から枠3の内周側に向けて突設しており、横材固定部21と縦材固定部23とで正面視略L字形状を成している。
縦材固定部23の巾K2は、一対のガイド部15、15間の巾W2と略同じ寸法である。
横材固定部21には、接合金具固定ねじ11が螺合する横材側ねじ孔25が形成されている。縦材固定部23には、縦材固定ねじ12が螺合する縦材側ねじ孔27が形成されている。
次に、上枠3aと縦枠3cとの接合工程について説明する。
図1に示すように、まず上枠3aに上枠接合金具9aを固定する。上枠接合金具9aの固定は、上枠3aの見込み面13の下にある左右のガイド部15に、上枠3aの端面4側から上枠接合金具9aの横材固定部21を載せて押し込み、上枠3aの見込み面13の下に横材固定部21を重合する。
図9に示すように、上枠接合金具9aの縦材固定部23は、一対のガイド部15、15間に配置し、図2に示すように、上枠3aの端面4と縦材固定部23の見込み面23aとを略面一に配置する。
これにより、上枠3aのねじ挿通孔16、16に横材固定部21の横材側ねじ孔25が一致する位置決めができるから、この状態で接合金具固定ねじ11で上枠3aの上方から上枠接合金具9aをねじ止めする。
その後、上枠接合金具9aにおいて、縦材固定部23の見込み面23aに縦枠3cの見込み面2を重合する。そして、縦枠3cの枠外周側からねじ挿通孔(図1参照)18を介して縦材固定ねじ12を縦材固定部23の縦材側ねじ孔27に螺合し、上枠3aと縦枠3cを接合する。
上枠3aと縦枠3cの接合部分の作用効果について説明する。
上枠(横材)3aと縦枠(縦材)3cの接合部分では、上枠3aと縦枠3cにタッピングホールが不要であるから、製造コストを抑えることができる。
また、一つの上枠接合金具9aで上枠3aと縦枠3cの接合ができる。
上枠3aには上枠接合金具9aの移動を案内するガイド部15を設けているので、上枠接合金具9aの位置決めが容易である。
ガイド部15に上枠接合金具9aを載せているので、上枠接合金具9aを仮置きできるから、上枠接合金具9aを接合金具固定ねじ11で固定するときにねじ止めし易い。
(下枠3bと縦枠3cの接合部分)
図3及び図10に示すように下枠3bと縦枠3cの接合部分は、下枠(横材)3bと、縦枠(縦材)3cと、下枠接合金具(接合金具)9bと、縦材固定ねじ(図3参照)12とを備えている。
下枠3bは、フォロー形材であり、タッピングホールがなく、見込み面13の下に中空部29が形成されている。見込み面13には被係合部31a、31bが設けてある。被係合部31a、31bは、見込み面13に形成された各孔33a、33bの縁である。孔33a、33bはそれぞれ角孔であり、水抜き孔を兼用している。
一方の孔33aは、外レール35aと内レール35bとの間の見込み面13に形成されており、他方の孔33bは外レール35aの室外側の見込み面13に形成されている。
図3及び図4に示すように、下枠接合金具9bは、横材係合部37、37と、縦材固定部23、23とを一体形成してある。横材係合部37、37は下枠3bの被係合部31a、31bに対応した位置に形成してあり、基部41と、基部41から上方に突設して弾性変形可能な押え部43を有している。押え部43と基部41との間の寸法は、見込み面13に係合していない状態で、下枠3bの見込み面部13aの厚みよりも狭くしてあるが、押え部43の先端は見込み面部13aの厚みよりも広くなるように湾曲している。これにより、押え部43は見込み面部13aに係合するときに弾性変形により下枠3bの見込み面部13aを挟持する。
縦材固定部23、23には、それぞれ縦材固定ねじ12が螺合するねじ孔27が形成されている。
縦材固定部23、23は、横材係合部37、37から枠3の外周側に向けて突設しており且つ互いに見込み方向に間隔をあけて設けてある。
次に、下枠3bと縦枠3cとの接合工程について説明する。
図3に示すように、まず、下枠3bに下枠接合金具9bを取り付ける。下枠接合金具9bの取り付けは、下枠3bの見込み面13の下にある中空部29に、下枠3bの端面4側から下枠接合金具9bを挿入し、各横材係合部37、37を下枠3bの見込み面13に形成されている孔33a、33bに下から挿入し、見込み面13の上に突き出した後、矢印Nに示すように、下枠接合金具9bをその端面4側に引く。
これより、図4に示すように、見込み面13に設けた被係合部31a、31bがそれぞれ対応する横材係合部37、37に係合する。各横材係合部37、37では押え部43が弾性変形し、基部41との間に見込み面部13aを挟持する。一方、上枠接合金具9aにおいて、縦材固定部23の見込み面23aに縦枠3cの見込み面2が重合する。
その状態で、縦枠3cの枠外周側からねじ挿通孔18(図3参照)を介して、下枠接合金具9bの縦材固定部23a、23bに縦材側ねじ孔27に縦材固定ねじ12を螺合し、下枠3bと縦枠3cを接合する(図10参照)。
下枠3bと縦枠3cの接合部分の作用効果について説明する。
下枠(横材)3bと縦枠(縦材)3cの接合部分では、下枠3bと縦枠3cにタッピングホールが不要であるから、製造コストを抑えることができる。
また、一つの下枠接合金具9bで下枠3bと縦枠3cの接合ができる。
下枠接合金具9bは、下枠3bの被係合部31a、31bに対応する横材係合部37、37を係合する係合のみで取り付けてあり、ねじを用いていないから、取り付けが容易で部品点数を少なくできる。
下枠3bの孔の縁を被係合部31a、31bとして、下枠接合金具9bの横材係合部37、37はスライドして孔の縁に引っかけて取り付けてあるので、下枠接合金具9bの取り付けが容易にできる。
各横材係合部37、37では、押え部43が弾性変形により見込み面13を押えるから、下枠接合金具9bを下枠3bにしっかりと係合できる。
(上框と縦框の接合部分)
図5及び図6に示すように、上框5aと縦框5cの接合部分は、上框(横材)5aと、縦框(縦材)5cと、上框接合金具(接合金具)9cと、接合金具固定ねじ11と、縦材固定ねじ12とを備えている。
図5に示すように、上框5aは、ソリッド形材であり、タッピングホールがなく、見込み面13と、ガイド部15を備えている。見込み面13には框5の内周側に突設する一対のパネル保持部45、45が設けてある(図9参照)。
ガイド部15は、パネル保持部45、45間の巾を狭めた寸法巾W4の部分である。
見込み面13には、接合金具固定ねじ11の軸11aを挿通するねじ挿通孔16が形成されている。
図12に示すように、内障子において、縦框(縦材)5cは、左(図12において左)側の召合せ框(左縦框)と、右(図12において右)側の右縦框とがあるが、取り付け構造は略同じであるから、以下の説明では右縦框について説明する。
図6に示すように、縦框5cは見込み面2を上框5aの端面4(図5参照)に当接している。
図5に示すように、縦框5cには、縦材固定ねじ12を挿通するねじ挿通孔18が形成されている。
上框接合金具9cは、横材固定部21と、縦材固定部23とを一体形成してある。縦材固定部23は、横材固定部21の一端から框5の内周側に向けて突設しており、横材固定部21と縦材固定部23とで正面視略L字形状を成している。
横材固定部21は、平面視矩形を成し、上框5aのガイド部15の巾W4と略同じ巾K4を有している。縦材固定部23と横材固定部21の巾寸法は同じ寸法である。
横材固定部21には、接合金具固定ねじ11が螺合する横材側ねじ孔25が形成されている。縦材固定部23には、縦材固定ねじ12が螺合する縦材側ねじ孔27が形成されている。
次に、上框5aと縦框5cとの接合工程について説明する。
図5に示すように、まず上框5aに上框接合金具9cを固定する。上枠接合金具9aの固定は、上框5aにおいて、見込み面13の下にあるガイド部15に沿って、上框5aの端面4から上框接合金具9cの横材固定部21を挿入し、上框5aの見込み面13の下に横材固定部21を重合する(図6参照)。
図6に示すように、上框接合金具9cの縦材固定部23は、ガイド部15に配置し、上框5aの端面4と縦材固定部23の見込み面23aとを略面一に配置する。
これにより、上框5aのねじ挿通孔16に横材固定部21の横材ねじ孔25が一致する位置決めができるから、この状態で接合金具固定ねじ11で上框5aの上方から上框接合金具9cをねじ止めする(図5参照)。
その後、図6に示すように、上框接合金具9cにおいて、縦材固定部23の見込み面23aに縦框5cの見込み面2を重合する。そして、図5に示すように、縦框5cの框外周側からねじ挿通孔18を介して縦材固定ねじ12を縦材固定部23の縦材側ねじ孔27に螺合し、上框5aと縦框5cを接合する。
上框5aと縦框5cの接合部分の作用効果について説明する。
図5に示すように、上框(横材)5aと縦框(縦材)5cの接合部分では、上框5aと縦框5cにタッピングホールが不要であるから、製造コストを抑えることができる。
また、一つの上框接合金具9cで上框5aと縦框5cの接合ができる。
上框5aには上框接合金具9cの移動を案内するガイド部15を設けているので、上框接合金具9cの位置決めが容易である。
ガイド部15は、上框5aのパネル保持部45、45間の間隔を狭めた寸法部分W4であるから、ガイド部15に別部材を必要としないので、構成が簡易である。
(下框と縦框の接合部分)
図7及び図8に示すように、下框5bと縦框5cの接合部分は、下框(横材)5bと、縦框(縦材)5cと、下框接合金具(接合金具)9dと、接合金具固定ねじ11と、縦材固定ねじ(ねじ)12とを備えている。
図7に示すように、下框5bは、フォロー形材であり、上中空部47aと下中空部47bを備えている。下中空部47bは戸車取付け部としてある。この下框5bは、タッピングホールがなく、見込み面13と、ガイド部15を備えている。見込み面13は下中空部47bの上壁である。
ガイド部15は下中空部47bの見込み面13から下方に突出して形成された一対の上ガイド部15aと、15aと、下壁51に上方に突出して形成された一対の下ガイド部15b、15bで構成されている。これらのガイド部15a、15bは障子5に設ける戸車の装着を案内するガイド部を利用したものである。
上中空部47aの上見込み面には、接合金具固定ねじ11を通す通し孔49が形成されている。
見込み面13には、接合金具固定ねじ11の軸11aを挿通するねじ挿通孔16が形成されている。
尚、上中空部47aの上方には、框5の内周側に突設する一対のパネル保持部45、45が設けてある。
下框接合金具9dは、横材固定部21と、縦材固定部23とを一体形成してある。縦材固定部23は、横材固定部21の一端から框5の外周側に向けて突出しており、横材固定部21と縦材固定部23とで正面視略L字形状を成している。
横材固定部21は、平面視矩形を成し、見込み面13の上ガイド部15a、15a間の巾W5と略同じ巾K5を有している。縦材固定部23の巾寸法K6は横材固定部21の巾寸法K5よりも大きくしてある。
縦材固定部23の両側端部には、間隔をあけて下方に突出する一対の脚部55、55が設けてある。
縦材固定部23の上端部において、横材固定部21の両側には、上ガイド部15a、15aに係合する上係合部53a、53aが形成されている。脚部55、55の下端部には下ガイド部15b、15bが係合する下係合部53b、53bが形成されている。下係合部53b、53bは下ガイド部15b、15bが係合される凹みである。
横材固定部21には、接合金具固定ねじ11が螺合する横材側ねじ孔25が形成されている。縦材固定部23には、縦材固定ねじ12が螺合する縦材側ねじ孔27が形成されている。
次に、下框5bと縦框5cとの接合工程について説明する。
まず下框5bに下框接合金具9dを固定する。図7に示すように、下框接合金具9dの固定は、見込み面13の下にある左右の上ガイド部15a、15a間に、下框5bの端面4から下框接合金具9dの横材固定部21を挿入し、下框5bの見込み面13の下に横材固定部21を重合する。同時に、縦材固定部23側に設けてある脚部55、55の下係合部53b、53bを下ガイド部15b、15bに係合する。
この状態で、図8に示すように、下框5bの端面4と縦材固定部23の見込み面23aとを略面一に配置する。
これにより、下框5bのねじ挿通孔16に横材固定部21の横材ねじ孔25が一致する位置決めができるから、この状態で下框5bの上方からねじ通し孔49を介して接合金具固定ねじ11を通し、接合金具固定ねじ11で上框接合金具9cを見込み面13にねじ止めする。
その後、図8に示すように、下框接合金具9dにおいて、縦材固定部23の見込み面23aに縦框5cの見込み面2を重合する。そして、縦框5cの外周側からねじ挿通孔18を介して縦材固定ねじ12を縦材固定部23の縦材側ねじ孔27に螺合し、下框5bと縦框5cを接合する。
下框5bと縦框5cの接合部分の作用効果について説明する。
下框(横材)5bと縦框(縦材)5cの接合部分では、下框5bと縦框5cにタッピングホールが不要であるから、製造コストを抑えることができる。
また、一つの下框接合金具9dで下框5bと縦框5cの接合ができる。
下框5bには、下框接合金具9dの横材固定部21の移動を案内するガイド部15a、15bを設けているので、下框接合金具9dの位置決めが容易である。
下框5bには、上ガイド部15a、15aの他に、下ガイド部15b、15bを設けて脚部55、55の位置決め及び移動を案内しているから、下框接合金具9dを仮置きした状態で、接合金具固定ねじ11で固定できるから、組立て作業性が良い。
上ガイド部15a、15a及び下ガイド部15b、15bは、戸車のガイド部(突条)をそのまま利用しているので、別にガイド用の突条を設ける必要がない。
本実施の形態にかかる建材1によれば、枠3を構成する上枠(横材)3a、下枠(横材)3b及び縦枠(縦材)3cにタッピングホールを不要としており、同様に障子5の框合を構成する上框(横材)5a、下框(横材)5b及び縦框(縦材)5cにタッピングホールを不要としているから、建材1の製造コストを抑えることができる。
また、各枠3と框5のコーナでは、対応する一つの接合金具9a、9b、9c、9dで横材と縦材を接合できる。
上框5aと縦框5cの接合部分(図5及び図6参照)で示すように、上框接合金具9cは上框5aの框内周側に配置してあるから、上框接合金具9cは見込み面13にねじ止めし易い。また、上枠3aと縦枠3cの接合部分(図1及び図2参照)で示すように、上枠接合金具9aは上枠3aの枠内周側に配置してあるから下枠接合金具9bは見込み面13にねじ止めし易い。
以下に本発明の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では第1実施の形態と主に異なる点を説明する。
図13に、本発明の第2実施の形態にかかる建材1における下枠3bと縦枠3cとの接合部分を示す。この実施の形態では、下枠接合金具9bでは、一つの縦材固定部23を見込み方向に長く形成したことが、2つの縦材固定部23、23を、間隔を設けて2つ形成した第1実施の形態と異なっている。
更に、第2実施の形態では、縦枠3cの見込み方向において、下枠接合金具9bの隣にもう一つの補助下枠接合金具9eを設けている。
下枠3bには、補助下枠接合金具9eを取り付ける被係合部31c及び被係合部31cを形成する為の孔33cが、見込み面13の室内側で見込み面13から外周側に突設する見付け面61に形成されている。
この第2実施の形態によれば、第1実施の形態と同様の作用効果を奏すると共に、補助下枠接合金具9eを設けて、縦枠3cの見込み方向に設けた下枠接合金具9bと補助下枠接合金具9eで縦枠3cをその見込み方向に亘ってしっかりと固定できる。
図14に第3実施の形態にかかる建材1における下框5bと縦框5cとの接合部分を示す。この第3実施の形態では、上中空部47aに下框接合金具9dを固定していることが第1実施の形態における下框5bと縦框5cとの接合部分と異なっている。
下框接合金具9dは、横材固定部21と縦材固定部23の見込み寸法K6を同じにしてあり、横材固定部21は平面視四角形状を成すと共に横材固定部21と縦材固定部23で正面視L字形状を成している。
また、下框接合金具9dの見込み寸法K6は、下框5bの上中空部47aの対向する見付け壁59a、59b間の寸法W6と略同じ寸法としてある。
この第3実施の形態では、下框5bの見付け壁59a、59bで、下框接合金具9dのガイド部15を形成していることが第1実施の形態と異なっている。
この第3実施の形態では第1実施の形態と同様の作用効果を奏すると共に、下框接合金具9dの形状を簡易にできる。
図15に第4実施の形態にかかる建材1における下框5bと縦框5cとの接合部分を示す。この実施の形態では、上中空部47aの上見込み面部13aの見込み面13に下框接合金具9dを取り付けてある。
見込み面13には、被係合部31を形成する孔33が形成してある。被係合部31は孔33の縁である。
下框接合金具9dは、第1実施形態における下枠3bと縦枠3cの接合部分(図3及び図4参照)と同様に、下框接合金具9dが横材係合部37と縦材固定部23とを設けてある。横材係合部37は、弾性変形可能な押え部43が設けてある。
この第4実施の形態では、第1実施形態における下枠3bと縦枠3cの接合部分(図3及び図4参照)と同様に、横材係合部37を下框5bの被係合部31に引っかけて取り付ける。
この第4実施の形態では第1実施の形態と同様の作用効果を奏すると共に、第1実施の形態よりも下框接合金具9dの形状を簡易にできる。
また、下框5bと縦框5cとの接合に接合金具固定ねじ11を不要にできる。
下框5bの33の縁を被係合部31として、下枠接合金具9bの横材係合部37はスライドして孔33の縁(被係合部)31に引っかけて取り付けてあるので、下枠接合金具9bの取り付けが容易にできる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、上枠(横材)3aと下枠(横材)3bの端面に縦枠(縦材)3cの見込み面を当ててねじ止めすることに限らず、縦枠3cの見込み面に上枠接合金具9a又は下枠接合金具9bを取り付けて、縦枠3cの端面に上枠(横材)3a又は下枠(横材)3bの見込み面を当ててねじ止めするものであっても良い。
同様に、上框(横材)5aと下框(横材)5bの端面に縦框(縦材)5cの見込み面を当ててねじ止めすることに限らず、縦框5cの見込み面に上框接合金具9c又は下框接合金具9dを取り付けて、縦框5cの端面に上框(横材)5a又は下框(横材)5bの見込み面を当ててねじ止めするものであっても良い。
建材1は、サッシ等の建具用の建材に限らず、窓のルーバ(一方部材が羽根材で他方部材が枠や桟)やフェンス(一方部材が桟で他方部材が框)であっても良い。
1 建具
2 他方部材の見込み面
3a 上枠(横材)
3b 下枠(横材)
3c 縦枠(縦材)
5a 上框(横材)
5b 下框(横材)
5c 縦框(縦材)
9a 上枠接合金具(接合金具)
9b 下枠接合金具(接合金具)
9c 上框接合金具(接合金具)
9d 下框接合金具(接合金具)
11 接合金具固定ねじ(ねじ)
12 縦材固定ねじ(ねじ)
13 一方部材の見込み面
15 ガイド部
23a 接合金具の見込み面

Claims (2)

  1. 横材と、縦材と、接合金具と、ねじとを備え、横材と縦材の一方の部材の端面に他方の部材の見込み面を当ててあり、一方の部材は見込み面と、ガイド部を有し、接合金具はガイド部にガイドされた位置で一方の部材の見込み面にねじで固定してあり、他方部材の見込み面が接合金具の見込み面に重合してねじで固定してあることを特徴とする建材。
  2. 横材と、縦材と、接合金具と、ねじとを備え、横材と縦材の一方の部材の端面に他方の部材の見込み面を当ててあり、接合金具は一方の部材に係合のみで取り付けてあり、他方の部材は見込み面を接合金具の見込み面に重合してねじで固定してあることを特徴とする建材。
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