JP2020533227A - シートオープナー機構取り付け構造 - Google Patents

シートオープナー機構取り付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020533227A
JP2020533227A JP2020514234A JP2020514234A JP2020533227A JP 2020533227 A JP2020533227 A JP 2020533227A JP 2020514234 A JP2020514234 A JP 2020514234A JP 2020514234 A JP2020514234 A JP 2020514234A JP 2020533227 A JP2020533227 A JP 2020533227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
vehicle
operation switch
actuator
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020514234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6915155B2 (ja
Inventor
プラトゥアンマーン,ナパヤート
サラビチャイ,ルングロッジ
トンデー,アタユット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JP2020533227A publication Critical patent/JP2020533227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6915155B2 publication Critical patent/JP6915155B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/12Box-shaped seats; Bench-type seats, e.g. dual or twin seats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62HCYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
    • B62H5/00Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
    • B62H5/001Preventing theft of parts or accessories used on cycles, e.g. lamp, dynamo

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

操作スイッチとアクチュエータとの間の距離又はアクチュエータとシートオープナーとの間の距離を短くすることができ、電気ケーブルや操作ワイヤを配置するための支持部材の数を減らすことのできるシートオープナー機構の取り付け構造を提供する。シートオープナー機構取り付け構造において、車両に取り付けた操作スイッチを操作することで施錠状態にロックしたシートのロックを解除可能であるシートオープナーを備え、平面視においてシートと重なる位置に操作スイッチを配置し、ロックを解除する際に操作スイッチを操作することによって起動させるアクチュエータを、シートの車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダの上部に配置する。

Description

本発明は、車両に取り付けた操作スイッチを操作することにより、施錠状態にロックされたシートのロックを解除可能であるシートオープナーを備えたシートオープナー機構の取り付け構造に関する。
車両に取り付けた操作スイッチを操作することにより、施錠状態にロックされたシートのロックを解除可能であるシートオープナーを備えたシートオープナー機構を含む自動二輪車が関連技術にて開発されている。例えば特許文献1に開示されるように、このようなシートオープナー機構において、自動二輪車のヘッドパイプ近傍のスマートキーユニットに操作スイッチを取り付け、シートの後部にシートオープナーを取り付け、操作スイッチとシートオープナーとの間に操作ワイヤが延びる。従って、操作スイッチの操作に応じて操作ワイヤによりシートオープナーを作動させてシートのロックを解除し、解錠状態にすることができる。
特許第5878151号
上述の関連技術において、操作スイッチが自動二輪車のヘッドパイプ近傍に(即ち、車両の前部に)取り付けられており、シートオープナーがシートの後部に取り付けられているので、操作ワイヤを長く延長して、延長した操作ワイヤを配置するために多くの支持部材が必要となるという問題があった。
操作スイッチの操作によって作動するアクチュエータを設けて、このアクチュエータによってシートオープナーを作動させてシートロックを解除することも考えられる。但し、この場合、操作スイッチとアクチュエータとの間の距離又はアクチュエータとシートオープナーとの間の距離が大きくなる場合がある。このように、操作スイッチとアクチュエータとの間の距離が大きくなると、操作スイッチとアクチュエータとの間の電気ケーブルを長く延長し、延長した電気ケーブルを配置するのに多くの支持部材が必要となる。加えて、アクチュエータとシートオープナーとの間の距離が大きくなると、アクチュエータとシートオープナーとの間の操作ワイヤを長く延長し、延長した操作ワイヤを配置するのに多くの支持部材が必要となる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、操作スイッチとアクチュエータとの間の距離又はアクチュエータとシートオープナーとの間の距離を短くすることができ、電気ケーブルや操作ワイヤを配置するための支持部材の数を減らすことのできるシートオープナー機構の取り付け構造を提供する。
請求項1に記載の本発明によれば、車両に取り付けた操作スイッチを操作することで施錠状態にロックしたシートのロックを解除可能であるシートオープナーを備え、側面視においてシートの少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置に操作スイッチを配置し、ロックを解除する際に操作スイッチを操作することによって作動させるアクチュエータを、シートの車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダの上部に配置する、シートオープナー機構取り付け構造が提供される。
請求項2に記載の本発明によれば、車両に取り付けた操作スイッチを操作することで施錠状態にロックしたシートのロックを解除可能であるシートオープナーを備え、側面視においてシートの少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置にシートオープナーを形成し、ロックを解除する際に操作スイッチを操作することによって起動させるアクチュエータを、シートの車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダの上部に配置する、シートオープナー機構取り付け構造が提供される。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項1又は2に記載のシートオープナー機構取り付け構造において、リアフェンダは、車両長手方向に延びる長手方向フレームと車両幅方向に延びる水平方向フレームとを備えた車体フレームによって支持されており、長手方向フレームと水平方向フレームとによって囲まれる位置にアクチュエータを配置する。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項3に記載のシートオープナー機構取り付け構造において、側面視において車体フレームとリアフェンダとの固定位置間の領域にアクチュエータを配置する。
請求項5に記載の本発明によれば、請求項1から4のいずれかに記載のシートオープナー機構取り付け構造において、平面視においてシートと重なる位置に操作スイッチを配置し、操作スイッチは、上方向に押して操作可能である操作ボタンを備える。
請求項6に記載の本発明によれば、請求項1から5のいずれかに記載のシートオープナー機構取り付け構造において、車両の側面視において、操作スイッチは、シートの車両後方側のシートの外側輪郭形状に沿って配置される。
請求項1に記載の本発明によれば、側面視においてシートの少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置に操作スイッチを配置し、ロックを解除する際に操作スイッチを操作することによって起動するアクチュエータをシートの車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダの上部に配置するので、操作スイッチとアクチュエータとの間の距離を短くでき、電気ケーブルを配置するための支持部材の数を減らすことができる。
請求項2に記載の本発明によれば、側面視においてシートの少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置にシートオープナーを形成し、ロックを解除する際に操作スイッチを操作することによって起動するアクチュエータをシートの車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダの上部に配置するので、アクチュエータとシートオープナーの間の距離を短くでき、操作ワイヤを配置するための支持部材の数を減らすことができる。
請求項3に記載の本発明によれば、リアフェンダは、車両長手方向に延びる長手方向フレームと車両幅方向に延びる水平方向フレームとを備えた車体フレームによって支持されており、長手方向フレームと水平方向フレームとによって囲まれる位置にアクチュエータを配置する。車両長手方向に延びる長手方向フレームと車両幅方向に延びる水平方向フレームとを備えた車体フレームにリアフェンダを取り付けるので、リアフェンダの剛性が向上し、剛性が向上したリアフェンダにアクチュエータを取り付けるので、アクチュエータの振動を抑えることができる。
請求項4に記載の本発明によれば、側面視において車体フレームとリアフェンダとの固定位置間の領域にアクチュエータを配置するので、アクチュエータの振動をより効率的に抑制することができる。
請求項5に記載の本発明によれば、平面視においてシートと重なる位置に操作スイッチを配置し、操作スイッチが上側に押して操作可能な操作ボタンを備える。操作ボタンがシートで隠れているために車両の上側から見た外観がよくなり、操作ボタンを下側から上方向へと操作する必要があるので誤操作を防止できる。
請求項6に記載の本発明によれば、操作スイッチは、車両側面視においてシートの車両後方側のシート外側輪郭形状に沿って配置されるので、車両側面視における外観がよくなり、操作スイッチを手探りで操作可能であるので操作スイッチの操作性がよくなる。
本発明の一実施形態によるシートオープナー機構取り付け構造が適用される自動二輪車の正面図 自動二輪車の左側面図 自動二輪車の右側面図 自動二輪車の背面図 自動二輪車の操作スイッチ、アクチュエータ、及びシートオープナーを示す斜視図 自動二輪車に操作スイッチを取り付けた状態を示す側面図 自動二輪車のシートを示す平面図 自動二輪車シートの裏面側を示す斜視図 図4のIX−IX線に沿った断面図 自動二輪車にアクチュエータを取り付けた状態を示す平面図 自動二輪車の車体フレームへのリアフェンダの取り付け構造を示す斜視図 自動二輪車にシートオープナーを取り付けた状態を示す斜視図 自動二輪車のシートオープナーを示す斜視図 自動二輪車に配置するシートオープナー機構及びスマートキーシステムを示すブロック図
図面を参照しながら、本発明の実施形態について以下に詳細に説明する。
本実施形態のシートオープナー機構取り付け構造は、図1〜図4に示すような自動二輪車に適用する。自動二輪車は、ハンドルカバー1、レッグシールド3、ヘッドパイプカバー4、スマートキーユニットカバー5、フロントフェンダ6、リアフェンダ7、シート8、サイドカバー9、ヘッドライト10、スロットルグリップ11aと保持用グリップ11b、車両駆動源として機能するエンジン12、ベルトコンバータカバー13、リアライト14、フロントフォーク15、リアフォーク16、メーター17、前輪R1、及び後輪R2を備える。
スマートキーユニット20を本実施形態の自動二輪車に取り付ける。このスマートキーユニット20は、運転手が携帯可能なスマートキーKから送信されたIDコードが正規IDコードと一致した場合に自動二輪車のエンジン12(駆動源)を始動可能な状態にすることができ、図14に示すような車両の所定位置に取り付けた判断モジュール18とECU19とに電気的に接続する。
具体的には、スマートキーKは、この自動二輪車に固有のIDコードを無線により(電波により)送ることができる。判断モジュール18は、送られたIDコードを受信可能で、送られたIDが正規IDコードであるかどうかを判断することができる。判断モジュール18によって正規IDコードを受信したと判断された場合には、スマートキーユニット20に制御信号を送信し、エンジン12の始動動作を規制しているロックを解除する。エンジン12の始動操作を行う場合、ECU19に制御信号が送信されエンジン12が始動する。判断モジュール18は、スマートキーユニット20とは別に配置したマイクロコンピューター等によって構成するものとする。或いは、判断モジュール18をスマートキーユニット20の内部に形成してもよく、ECU19の内部に形成してもよい。
図6に示すように、シート8は、シート8の前部に形成した揺動シャフトmを中心に揺動可能であって、運転手がシート上に座ることができる施錠状態(図6の実線で示す状態)と、シート8を開放してシート8の下側に形成した燃料注入口、蓋部等を外部に露出させた解錠状態(図6に二点鎖線で示す状態)との間で揺動可能である。図8に示すように、シート8の裏側の裏面にはフック2が形成される。図12に示すように、シート8が施錠状態にある場合のフック2の位置に対応する位置にシートオープナー23を取り付ける。
このシートオープナー23は、本実施形態によるシートオープナー機構に含まれており、図5及び図12〜図14に示すような取り付け金具23a、係合部材23b、作動部材23c、及びばね23dを含む。シートオープナー23は、側面視においてシート8の少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置(図6に示すように、シートオープナー23の部分がシート8の前部と後端部との間の領域であるαと重なる位置)(図12に示すようにシート8の後部位置)に固定する。取り付け金具23aは、ネジ等によって車両に固定する。凹部23aaが所定の位置に形成される。シート8が施錠状態にある際、フック2を凹部23aa内に挿入可能である。係合部材23bは、凹部23aa内に挿入したフック2と係合可能な部材で構成されており、フック2と係合してシート8を施錠状態にロックするロック状態と、フック2との係合が解除されてシート8のロックが解除されたロック解除状態との間で回転可能である。
作動部材23cは、アクチュエータ22から延びる操作ワイヤWの一端部に接続する部材で構成されており、係合部材23bをロック状態にした第一位置と、係合部材23bをロック解除状態にした第二位置との間で操作ワイヤWを介して移動可能である。作動部材23cは、ばね23dによって第二状態へと移動するような方向に常に付勢されている。従って、シート8が施錠状態にあると、凹部23aa内に挿入したフック2と係合部材23bとが係合してシート8をロック可能である。アクチュエータ22を作動させると、操作ワイヤWを介して作動部材23cが作動状態となり、係合部材23bを第一位置から第二位置へと移動させることによってシート8のロックを解除可能である。このように、シート8のロックを解除すると、シート8が施錠状態から解錠状態へと揺動可能であって、解錠状態では、シート8の下側に形成した燃料注入口、蓋部等を外部に開放することができる。
アクチュエータ22は、アクチュエータ22の内部にモータ等を配置し、操作ワイヤWの他端部をアクチュエータ22に接続するよう構成する。操作スイッチ21を操作すると、モータが駆動し操作ワイヤWが所定の距離だけ引っ張られ、作動部材23cを第一位置から第二位置へと移動させることができる。即ち、操作スイッチ21を操作することによって、アクチュエータ22が作動状態となり、操作ワイヤWを介して施錠状態にロックされたシート8のロックを解除するようシートオープナー23が操作される。
操作スイッチ21は操作ボタン21aを備え、電気ケーブルDを介してアクチュエータ22と電気的に接続される。即ち、操作ボタン21aを押す動作を行うと、電気ケーブルDを介してアクチュエータ22に制御信号が送信されてアクチュエータ22が作動し、シート8のロックを解除することができる。図14に示すように、本実施形態の操作スイッチ21は、判断モジュール18に電気的に接続しており、判断モジュール18が正規IDコードを受信したと判断した場合にのみ操作ボタン21aを押す操作が可能となるよう構成される。
従って、スマートキーKから正規IDコードを受信して操作ボタン21aを押す操作が行われると、アクチュエータ22に制御信号が送信されてシート8のロックを解除可能である。スマートキーKから正規IDコードを受信していない場合には、操作ボタン21aを押す操作が行われたとしても、アクチュエータ22に制御信号は送信されず、シート8のロックは解除されない。従って、第三者による不正なシート8のロック解除を防止でき、スマートキーユニット20に操作ボタン21aを配置することなく防犯性能を確保することができる。
図6に示すように、側面視においてシート8の少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置(操作スイッチ21の部分がシート8の前部と後端部との間の領域であるαと重なる位置)に本実施形態の操作スイッチ21を配置し、ロックを解除する際に操作スイッチ21を操作することによって起動させるアクチュエータ22は、シート8の車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダ7(図9参照)の上部に配置する。更に、(上表面から見た)平面視において操作スイッチ21がシート8と重なるように配置し、図7に示すように上表面から見ると操作スイッチ21はシート8によって隠れている。
例えば、本実施形態のリアフェンダ7は、ポリプロピレン(PP)等の樹脂製の部品で構成し、図5及び図9に示すようにボス状の取り付け部7aが一体形成されている。本実施形態のアクチュエータ22をこの取り付け部7aに固定し、リアフェンダ7によってアクチュエータ22を支持する。図5及び図10に示すように、本実施形態のリアフェンダ7は、車両長手方向に延びる長手方向フレームF1と車両幅方向に延びる水平方向フレームF2とを備えた車体フレームによって支持されており、この長手方向フレームF1と水平方向フレームF2とによって囲まれる位置にアクチュエータ22を配置する。
具体的には、図11に示すように、2本の長手方向フレーム(F1、F1)において、ステーJ1とステーJ2とが下方へと向かって形成されており、各ステー(J1、J2)をリアフェンダ7に取り付けてボルトB1、B2によりそれぞれ固定する。このように、長手方向フレームF1と水平方向フレームF2とからなる車体フレームにリアフェンダを固定し、このような車体フレームによって堅固に支持されたリアフェンダ7にアクチュエータ22を取り付ける。更に、側面視において、ボルトB1の固定位置とボルトB2の固定位置との間に位置決めしたリアフェンダ7にアクチュエータ22を取り付けるので、アクチュエータ22に伝わる車両の振動を抑制することができる。
上述のように、側面視においてシート8の少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置であって、平面視(図7参照)においてシート8と重なる位置に本実施形態の操作スイッチ21を配置し、図5及び図6に示すように、操作スイッチ21は、上側に押して操作可能な操作ボタン21aを備える。即ち、操作スイッチ21を操作する際には、下方側から操作ボタン21aを上方向へと押すことによってアクチュエータ22を起動させることができる。図6に示すように、車両側面視において本実施形態の操作スイッチ21は、車両後方側のシート8の外側輪郭形状(直線L)に沿って配置される。
本実施形態によれば、側面視においてシート8の少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置に操作スイッチ21を配置し、ロックを解除する際に操作スイッチ21を操作することによって起動するアクチュエータ22をシート8の車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダ7の上部に取り付けるので、操作スイッチ21とアクチュエータ22との間の距離を短くでき、電気ケーブルDを配置するための支持部材の数を減らすことができる。具体的には、本実施形態の操作スイッチ21は、平面視においてシート8と重なる位置に配置して判断モジュール18と電気的に接続するので、防犯性能を確保しながら、シート8の近傍(アクチュエータ22に近い位置に)操作スイッチ21を配置可能である。
本実施形態のシートオープナー23は、側面視においてシート8の少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置に形成され、ロックを解除する際に操作スイッチ21を操作することによって起動するアクチュエータ22をシート8の車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダ7の上部に取り付けるので、アクチュエータ22とシートオープナー23との間の距離を短くでき、操作ワイヤWを配置するための支持部材の数を減らすことができる。
本実施形態のアクチュエータ22をリアフェンダ7(具体的には樹脂製のリアフェンダ7)によって支持するので、車両の振動をリアフェンダ7によって吸収し、アクチュエータ22に加わる振動を抑えることができる。更に、リアフェンダ7は、長手方向に延びる長手方向フレームF1と車両幅方向である水平方向に延びる水平方向フレームとを備えた車体フレームF1に取り付けるのでリアフェンダ7の剛性が向上し、剛性が向上したリアフェンダ7にアクチュエータ22を取り付けるので、アクチュエータ22の振動を抑えることができる。更に、側面視において車体フレームとリアフェンダ7との固定位置間(ボルトB1、B2の固定位置間)の領域にアクチュエータ22を配置するので、アクチュエータ22の振動をより効率的に抑制することができる。具体的には、リアフェンダ7は、車両長手方向に延びる長手方向フレームF1と車両幅方向に延びる水平方向フレームF2とを備えた車体フレームによって支持されており、長手方向フレームF1と水平方向フレームF2とによって囲まれる位置にアクチュエータ22を配置するので、アクチュエータ22を外部からの衝撃、負荷等から保護することができる。
平面視においてシート8と重なる位置に本実施例の操作スイッチ21を配置し、上側に押して操作可能な操作ボタン21aを操作スイッチ21が備えるので、操作ボタン21aがシート8で隠れているために車両の上側から見た外観がよくなり、操作ボタン21aを下側から上方向へと操作する必要があるので誤操作を防止できる。本実施形態の操作スイッチ21は、車両側面視において車両後方側のシート8の外側輪郭形状(直線L)に沿って配置されるので、車両側面視における外観がよくなり、操作スイッチ21を手探りで操作可能であるので操作スイッチ21の操作性がよくなる。
実施形態について上述のように説明してきたが、本発明はこれに限定されない。例えば、操作スイッチ21が操作ボタン21aとは異なるモジュール(シーソー型スイッチノブ等)を備えてもよく、操作ボタンは、上方向に押して操作可能である操作ボタン21aではなく別の方向へと押して操作可能であるボタンであってもよい。
側面視においてシートの少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置に操作スイッチを配置し、ロックを解除する際に操作スイッチを操作することによって起動させるアクチュエータを、シートの車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダの上部に取り付け、又は側面視においてシートの少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置にシートオープナーを形成し、ロックを解除する際に操作スイッチを操作することによって起動させるアクチュエータを、シートの車両後方側であって車両に備わっているリアフェンダの上部に配置するのであれば、外観の異なるシートオープナー機構の取り付け構造又は別の機能が追加された取り付け構造に本発明を適用可能である。
1 ハンドルカバー
2 フック
3 レッグシールド
4 ヘッドパイプカバー
5 スマートキーユニットカバー
6 フロントフェンダ
7 リアフェンダ
7a 取り付け部
8 シート
9 サイドカバー
10 ヘッドライト
11a スロットルグリップ
11b 保持用グリップ
12 エンジン(駆動源)
13 ベルトコンバータカバー
14 リアライト
15 フロントフォーク
16 リアフォーク
17 メーター
18 判断モジュール
19 ECU
20 スマートキーユニット
21 操作スイッチ
21a 操作ボタン
22 アクチュエータ
23 シートオープナー
B1 ボルト
B2 ボルト
J1 ステー
J2 ステー
K スマートキー
W 操作ワイヤ
D 電気ケーブル
L 直線(外側輪郭形状)
F1 長手方向フレーム
F2 水平方向フレーム
R1 前輪
R2 後輪
m 揺動シャフト

Claims (6)

  1. 車両に取り付けた操作スイッチを操作することで施錠状態にロックしたシートのロックを解除可能であるシートオープナーを備え、側面視において前記シートの少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置に前記操作スイッチを配置し、前記ロックを解除する際に前記操作スイッチを操作することによって起動させるアクチュエータを、前記シートの車両後方側であって前記車両に備わっているリアフェンダの上部に配置する、シートオープナー機構取り付け構造。
  2. 車両に取り付けた操作スイッチを操作することで施錠状態にロックしたシートのロックを解除可能であるシートオープナーを備え、側面視において前記シートの少なくとも一部と車両長手方向で重なる位置に前記シートオープナーを形成し、前記ロックを解除する際に前記操作スイッチを操作することによって起動させるアクチュエータを、前記シートの車両後方側であって前記車両に備わっているリアフェンダの上部に配置する、シートオープナー機構取り付け構造。
  3. 前記リアフェンダは、車両長手方向に延びる長手方向フレームと車両幅方向に延びる水平方向フレームとを備えた車体フレームによって支持されており、前記長手方向フレームと前記水平方向フレームとによって囲まれる位置に前記アクチュエータを配置する、請求項1又は2に記載のシートオープナー機構取り付け構造。
  4. 側面視において前記車体フレームと前記リアフェンダとの固定位置間の領域に前記アクチュエータを配置する、請求項3に記載のシートオープナー機構取り付け構造。
  5. 平面視において前記シートと重なる位置に前記操作スイッチを配置し、前記操作スイッチは、上方向に押して操作可能である操作ボタンを備える、請求項1から4のいずれかに記載のシートオープナー機構取り付け構造。
  6. 前記車両の側面視において、前記操作スイッチは、前記シートの車両後方側の前記シートの外側輪郭形状に沿って配置される、請求項1から5のいずれかに記載のシートオープナー機構取り付け構造。
JP2020514234A 2017-10-10 2017-10-10 シートオープナー機構取り付け構造 Active JP6915155B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/TH2017/000074 WO2019074450A1 (en) 2017-10-10 2017-10-10 FIXING STRUCTURE FOR SEAT OPENING MECHANISM

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020533227A true JP2020533227A (ja) 2020-11-19
JP6915155B2 JP6915155B2 (ja) 2021-08-04

Family

ID=66100970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020514234A Active JP6915155B2 (ja) 2017-10-10 2017-10-10 シートオープナー機構取り付け構造

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6915155B2 (ja)
CN (1) CN111032500B (ja)
PH (1) PH12020500531A1 (ja)
WO (1) WO2019074450A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113044139B (zh) * 2019-12-10 2023-03-17 九号智能(常州)科技有限公司 电动车座桶的控制方法和装置、电动车及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149882A (ja) * 1983-02-14 1984-08-27 本田技研工業株式会社 自動二輪車のバツテリ配置構造
JPH0321575A (ja) * 1989-06-20 1991-01-30 Honda Motor Co Ltd 車輌盗難防止装置
JPH0971275A (ja) * 1995-09-08 1997-03-18 Honda Motor Co Ltd 車両制御装置
WO2014084195A1 (ja) * 2012-11-27 2014-06-05 本田技研工業株式会社 車載電装部品の支持構造

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4037076B2 (ja) * 2001-09-11 2008-01-23 本田技研工業株式会社 自動二輪車
TWI230130B (en) * 2002-09-27 2005-04-01 Honda Motor Co Ltd Motorcycle electronic key system
JP4908991B2 (ja) * 2006-09-26 2012-04-04 本田技研工業株式会社 自動二輪車用通信装置の取付構造
CN201334067Y (zh) * 2008-12-30 2009-10-28 三阳工业股份有限公司 车辆结构
JP5715457B2 (ja) * 2011-03-19 2015-05-07 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
EP3763609B1 (en) * 2012-11-12 2022-04-06 Indian Motorcycle International, LLC Two-wheeled vehicle
JP2016008021A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 ヤマハ発動機株式会社 車両

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149882A (ja) * 1983-02-14 1984-08-27 本田技研工業株式会社 自動二輪車のバツテリ配置構造
JPH0321575A (ja) * 1989-06-20 1991-01-30 Honda Motor Co Ltd 車輌盗難防止装置
JPH0971275A (ja) * 1995-09-08 1997-03-18 Honda Motor Co Ltd 車両制御装置
WO2014084195A1 (ja) * 2012-11-27 2014-06-05 本田技研工業株式会社 車載電装部品の支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN111032500B (zh) 2021-12-28
PH12020500531A1 (en) 2021-03-15
JP6915155B2 (ja) 2021-08-04
BR112020004248A2 (pt) 2020-09-29
CN111032500A (zh) 2020-04-17
WO2019074450A1 (en) 2019-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3844231B2 (ja) 自動二輪車の盗難防止装置
JP4835239B2 (ja) 自動二輪車
JP4097132B2 (ja) 自動二輪車における盗難防止装置
JP3873566B2 (ja) 自動車用ドア及び自動車用ドアの組立方法
ITRM20070191A1 (it) Electronic authentication system for motorcycle
JP4248214B2 (ja) 自動二輪車における盗難防止装置
JP6034272B2 (ja) 車両の緊急解錠装置
KR100472325B1 (ko) 경량차의 원격 로크 조작 장치
WO2019150495A1 (ja) 鞍乗型車両
JPWO2019198599A1 (ja) 車両の制御システム
JP6915155B2 (ja) シートオープナー機構取り付け構造
TWI225833B (en) Remote lock operation apparatus for light vehicle
EP1211170B1 (en) Locking device for a motorcycle, motorcycle with a locking device and a method for controlling a locking device for a motorcycle
JP4982873B2 (ja) 鞍乗り型車両の盗難防止装置
JP3923284B2 (ja) 二輪車におけるリモコンロック操作システム
JP6360460B2 (ja) リッド支持構造
JP6851044B2 (ja) エンジン始動装置
JP2018103651A (ja) エンジン始動装置
JP5878151B2 (ja) 車両のスマートロックモジュール
JP6839785B2 (ja) 自動二輪車用スマートキーユニット取り付け構造
JP2007106329A (ja) 車両のフロントエンドモジュール構造
EP3929015A1 (en) Straddled vehicle cap for fuel tank
BR112020004248B1 (pt) Estrutura de fixação de mecanismo de abridor de assento
JP4590116B2 (ja) 軽車両における遠隔ロック操作装置
JP6934484B2 (ja) リッド支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6915155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150