JP2020529322A - 打錠機のローターのケーシング、及び打錠機の圧縮チャンバーから余剰の打錠材料を除去する方法 - Google Patents

打錠機のローターのケーシング、及び打錠機の圧縮チャンバーから余剰の打錠材料を除去する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、打錠機のローター22のケーシング2に関する。ケーシング2は、少なくとも1つの一体環状チャネル1を有する。ケーシング2は、少なくとも1つの環状チャネル1内に回転空気流を発生させることができる吸引手段3、4、7、9を更に備える。回転空気流は、余剰の打錠材料の実質的に全てを閉じ込め、打錠機の圧縮チャンバーから除去するようになっている。更なる一態様において、本発明は、打錠機から余剰の打錠材料を除去する方法に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、打錠機のローターのケーシングに関する。更なる一態様において、本発明は、打錠機から余剰の打錠材料を除去する方法に関する。
打錠機は、多岐にわたる産業において、粉末又は顆粒状の材料を圧縮して固形の圧縮ペレットにするのに用いられる。例えば、製薬製造業では、このような圧縮ペレットは、多様な形態の錠剤を含み得る。化学品製造業では、食器洗剤錠剤、トイレ洗浄用錠剤、肥料スティック、又は触媒が挙げられ得る。食品製造業では、ペパーミントタブレット又はブドウ糖タブレットが挙げられ得る。固形の安定した圧縮ペレットを、乾燥した注入可能な自由流動性の粉末又は顆粒状の圧縮材料から、非常に厳密な重量公差内で大量に製造するための下位クラスのロータリープレスが、主として開発された。
本発明に関して、この圧縮用の材料は、好ましくは打錠材料又は圧縮材料とも称される。従来技術から既知であるように、打錠材料が圧縮されてペレットを形成する際、粉塵が形成される場合がある。すなわち、不所望の粒子が、打錠機の圧縮チャンバー内を浮遊し、打錠機の圧縮チャンバーの内面に堆積し、及び/又は打錠機の動作領域に侵入し、それにより、打錠機の動作に影響し得るか、又は打錠機の耐用寿命に悪影響を及ぼし得る。
粉塵発生−材料供給:
圧縮用の材料は、例えば、ドラム缶、大袋、又はコンテナーに入れて打錠機へと運ばれ、打錠機の頭部の上に配置される。コンテナーが打錠機の材料供給システムに接続されると、スライドゲートが開放し、圧縮用の材料が、重力によって、鉛直供給管を通り、打錠機の圧縮チャンバー内の充填装置へと流れ落ちる。本発明に関しては、「圧縮チャンバー」という用語は、圧縮ペレットを製造するための圧縮プロセスが実行される打錠機の一部を指すことが好ましい。コンテナーから充填装置への材料供給ラインは、通常、全ての連結点にシールが装備され、このラインに沿った漏れが生じないように設計されている。
充填装置:
ロータリープレスの充填装置には2つのタイプがある。すなわち、本発明に関しては好ましくはチャンバー充填シュー(chamber filling shoes)とも称する重力式充填装置と、動力式充填装置とである。チャンバー充填装置の使用は、圧縮用の材料が、良好な打錠結果を得るために非常に良好な流動及び充填特性を有することを前提とすることが好ましい。これらの充填装置は、充填特性を向上させるために動力式の補助手段を使用しないので、これは、粉末又は顆粒、すなわち打錠材料の構造が過剰な摩擦及び動きによって破壊されることなく、圧縮用の材料を型穴に運ぶ最も穏やかな方法である。
重力式充填装置の不都合点は、配量した圧縮用の材料をこの装置自体では充填装置に戻すことができないことである。その結果、圧縮材料は、しばしば型台(die table)上に不所望に存在し、これに相当する粒又は粉末が、特に打錠機のローターが高速で回転しているときに、遠心力によって外方に投げ出される場合があり、打錠機内でごみとして蓄積する場合がある。現在、打錠機には、主として充填チャンバー及びインペラーを備える動力式充填装置が用いられる。
打錠機、特にロータリープレス内における粉塵の発生:
通例、打錠材料は、材料供給システムを介して粉塵が出ないように充填装置に供給される。重力式充填装置の場合、圧縮材料は、型台上のフレームの内面全体に存在することが好ましく、この材料は、例えば、型台が反時計回りに回転する際に、フレーム内を左から右に移動することができる。充填装置のフレームは、通常、下面にシールを備えず、例えば、型台の0.2 mm上方の所定位置に懸架される。圧縮材料は、好ましくは右側から出て、弾性スクレーパーによって材料戻りチャネル内に導かれ、充填装置の左側でスプーン様のスクレーパーによってチャネルからすくい取られ、弾性ガイドプレートによってチャンバー充填シューのフレームの内側に戻るまで、材料戻りチャネル内に留まる。
動力式充填装置の場合、充填ホイール及び計量ホイールの一方又は双方が位置する充填チャンバーは、型セグメントの上の充填開口を除いて閉鎖していることが好ましい。この場合、圧縮用の材料は、充填開口のみを介して、回転する型台と接触することが好ましい。この場合も、いわゆる充填シュープレートは、例えば、型台のおよそ0.1 mm〜0.2 mm上方の所定位置に懸架される。型台は、充填シュープレートの下でこの隙間を通して微粒子粉末を牽引するので、この場合も、漏出した材料を材料収集チャネルに導くのに弾性スクレーパーが必要であり、そうでなければ、材料損失が過度に大きくなってしまう。
従来のロータリープレスは、毎分およそ100回〜120回の範囲であり得る高いローター速度で動作する。したがって、圧縮材料が充填装置を出て型台上に留まる場合、この材料は、非常に大きな遠心力によって、型台上で強制的に外方に投げ出され、打錠機の圧縮チャンバー内に制御不能に落下する場合がある。
圧縮ツール自体も、材料損失の別の原因となる。下側パンチは、型の固定型穴において充填位置から圧縮位置及び排出位置にガイドされることが好ましい。摩擦が原因で穴内にパンチが詰まることなくこれを可能にするために、下側パンチ及び上側パンチの直径は、型穴の直径よりもおよそ0.2 mm小さい。これにより、下側パンチと型穴との間に隙間が形成されるため、圧縮材料の非常に微細な粒子が、この隙間を通してローターの下側部品の上に落下する可能性がある。したがって、打錠材料が型台の下に不所望に蓄積し、遠心力によって外方に押し出され、下側カムトラック及び圧縮ローラーに到達する可能性がある。このような汚染は、ロータリープレスの耐用寿命、ひいては生産性を減少させ、機械要素の損耗を増大させることから望ましくない。
打錠機における粉塵の別の重大な発生源は、上側パンチが充填装置の右側で、充填された型内に下降する領域である。上側パンチが平らに充填された(flush-filled:縁と同一平面になるまで満杯の)型内に下降する際の圧縮材料の自発的な噴出を防止するために、現在のロータリープレスでは、下側パンチが、上側パンチの挿入前に下方におよそ2 mm〜3 mmだけ引っ張られ、同様に、圧縮材料もこの分だけ引き下がる。次いで、上側パンチは、圧縮材料と接触する前に型内に2 mm〜3 mm下降することができる。そうしてから初めて、上側パンチと下側パンチとがカム又は圧縮ローラーによって互いに向かって動かされ、それにより、緩い圧縮材料から空気が除去されることが有利である。上側パンチ及び下側パンチは、型穴の円筒形の部分に位置することが好ましいが、上側パンチ及び下側パンチの直径は、型穴の直径よりも0.2 mm小さいので、型穴内の圧縮材料を完全には閉じ込められないことが不都合である。その結果、圧縮材料内に閉じ込められた空気が、この隙間を通して非常に高速で上下に漏出することが不都合である。この相当量の空気流によって、隙間付近の好ましくは0.1 mm未満の非常に微細な粒子が閉じ込められ、ひいては、型台の上下の領域へと到達し、これにより、ロータリープレスの更なる汚染につながる。これらの空気中の微粒子は、パンチガイドに到達し、それにより、ロータリープレスの耐用寿命、ひいては生産性を著しく低減させる可能性があるため、特に有害である。
充填装置の材料損失を最小限に抑えるために、従来技術において、充填シュープレートに交換可能な弾性シールを装備することにより、以前(シールを備えない充填装置)の1.5%〜4%から現在(シールを備える充填装置)の0.4%〜0.6%だけに材料損失を低減することができることが知られている。材料損失を更に低減するために、ローターの下側パンチガイドの領域において打錠機に中間ベースを設け、下側の機械領域と上側の圧縮ゾーンとを分離し、それと同時に下側の機械領域をシールする。中間ベースの上には、蓄積した粉塵を処理するように構成された2つ〜3つの固定吸出しノズルを設けることができる。通常、ノズルは個別に配置されることから、不所望の粉塵が更に蓄積し得る空間が、ノズルの間に形成される。
圧縮粉塵が下側カムトラックに侵入することを防止するために、従来技術において、下側カムトラックを好ましくは完全に包囲することが更に知られている。さらに、例えば、2つ〜3つの好ましくは固定吸出しノズルが、発生した圧縮粉塵を処理するために型台の周りの領域に設置される。しかしながら、吸出しノズル間の大きな空間に起因して、ロータリープレスの汚染は、吸引しても効果的に防ぐことはできない。
特許文献1には、例えば、錠剤を型台の周りの領域から圧縮チャンバーの外に搬送することができる、錠剤用のコンベヤユニットを備える装置が記載されている。特許文献2には、包囲されたローターを備えるロータリー式打錠機と、そのような打錠機を洗浄する方法とが記載されている。
米国特許出願公開第2012/0135100号 米国特許出願公開第2003/0042639号
本発明の目的は、従来技術の不都合点及び不足点を有せず、不所望の粉塵及び不所望の圧縮材料を、打錠機の圧縮チャンバーの全ての領域からの材料損失を最小限にしながら特に効果的に除去することができる、打錠機から余剰の打錠材料を除去する装置及び方法を提供することである。特に効果的である動的な粉塵除去を達成するために、ホース及び/又はチューブの必要性が最小限で、かつ低い吸引出力で、装置が機能することが更に望ましい。
上記目的は、独立請求項の特徴によって達成される。本発明の有利な実施形態は、従属請求項に記載されている。本発明によれば、打錠機のローターのケーシングであって、ケーシングは、少なくとも1つの一体環状チャネルを有し、ケーシングは、少なくとも1つの環状チャネル内に回転空気流を発生させることができる吸引手段を更に備え、回転空気流は、余剰の打錠材料の実質的に全てを閉じ込め、打錠機の圧縮チャンバーから除去するようになっている、ケーシングが提供される。
好ましい一実施形態において、本発明は、打錠機の圧縮チャンバーから余剰の打錠材料を除去する装置であって、圧縮チャンバー内において、ローターによって保持されている型台における開口内で、上側パンチ及び下側パンチを互いに近づけることによって、圧縮ペレットが製造される、装置に関する。装置は、ローターが、少なくとも1つの環状チャネルが一体化されたケーシングを備え、ケーシングは、少なくとも1つの環状チャネル内に回転空気流を発生させることができる吸引手段を更に備え、回転空気流は、余剰の打錠材料の実質的に全てを閉じ込め、圧縮チャンバーから除去するようになっていることを特徴とする。本発明に関しては、「装置」及び「ケーシング」という用語は、同義語として用いられることが好ましい。
全く驚くべきことに、提案される装置を用いて、打錠機の圧縮チャンバー内に空気流を発生させることができ、この空気流は、環状チャネル内を移動し、余剰の打錠材料を閉じ込めるとともに圧縮チャンバーから除去するのに好適であることが好ましい。本発明に関しては、回転空気流は、好ましくはサイクロンとも称され、提案される装置を用いると、驚くほど低い流れ損失でサイクロンを発生させることができることが更に好ましい。したがって、動的な粉塵除去に加えて、装置は、驚くべきことに、追加のホース又はチューブを必要とせずに、打錠機のローターの周りの領域に真空を発生及び提供することができる。
「実質的に(substantially)」という用語は、粒子及び粉塵粒子の好ましくは完全な閉じ込めに関して、当業者には明らかである。なぜなら、当業者であれば、回転空気流によって、相当な力が粒子及び/又は粉塵粒子に作用し、それにより、粒子及び/又は粉塵粒子が、少なくとも1つの環状チャネル内で空気流に完全又は略完全に閉じ込められることがわかるからである。いくつかの状況において、個々の粒子は、例えば、粒子のサイズに起因して、又は濡れているために内面に付着することにより、空気流によって圧縮チャンバーから除去されない場合があるが、そのような粒子の残留は望ましくなく、少数の例外に限られる。
本発明の1つの実施形態において、吸引手段は、少なくとも1つの吸出しポート、吸込みノズル、及び/又は吸込みスロットによって形成されることが好ましい。本発明に関しては、吸込み接続部は、好ましくは吸込みノズルとも称することができる。吸引手段を用いると、空気は、打錠機の圧縮チャンバーから特に効果的に吸引することができ、この吸引により、ローターケーシングの少なくとも1つの環状チャネル内におけるサイクロン、すなわち、少なくとも1つの環状チャネル内で回転する、すなわち、円を描いて移動する空気流を形成することが好ましい。本発明に関しては、環状チャネルは、吸引手段の領域において開口を有するのみであることから、閉鎖した環状チャネル又は流れチャネルとして記載される。本発明に関しては、環状チャネルは、好ましくは楕円形、特に好ましくは円形のフットプリントを有することが好ましく、ここでは、環状チャネルは、実質的に円筒形のローターケーシングに一体化されることが好ましいため、環状チャネルは、リング形状に構成されることが好ましい。本発明に関しては、環状チャネルは、環状チャネルの好ましくは別個の吸出し点への分岐点を有することが好ましい。吸出し点は、本発明に関しては、好ましくは吸込みノズルとも称される。
これらの分岐点において、ベンチュリ効果が発生することが有利であり、これにより、空気流によって環状チャネル内に存在する負圧が更に増大し、その結果、空気流に含まれる不所望の粒子及び微粒子に対する吸引効果を驚くほど増大させることができ、ホース及びチューブの取付けに関連する複雑さを驚くほど低減することができる。ホース及びチューブは、多くの場合、望ましくない流れ抵抗、ひいては性能損失を伴うことが不都合であるため、それらの不都合点を回避及び/又は低減することが、本発明の本質的な利点である。
本発明の1つの実施形態において、ケーシングは、セグメント化されることが好ましい。本発明に関しては、これは、ケーシングが複数のケーシングセグメントから構成され、ケーシング全体としては、好ましくは円形のフットプリントを有し、好ましくは円筒の外壁によって実質的に形成されることを意味することが好ましい。したがって、ローターケーシングのセグメントは、この円筒外壁の互いに対応する下位領域に相当することが好ましい。本発明に関しては、ローターは、ローター上側部品及びローター下側部品を備えることが好ましく、ローターの2つの部品間に型台が配置されることが好ましい。ケーシングは、型台及びローターの下側部品(図1を参照)を含むローター領域を実質的に包囲することが好ましく、ケーシングは、打錠機のローター及び圧縮チャンバーに面する内壁を有する一方で、ケーシングの外壁は、打錠機のハウジングに面することが好ましい。本発明に関しては、「圧縮チャンバー」という用語は、圧縮ペレットを製造するための圧縮プロセスが実行される打錠機の領域、すなわち、好ましくはローターケーシングの内部を指すことが好ましい。
本発明の1つの実施形態において、吸引手段は、少なくとも1つの吸出しポート、吸込みノズル、及び/又は吸込みスロットによって形成されることが好ましい。少なくとも1つの吸出しポートは、ローターの外周面に対して実質的に接線方向に、ケーシングに開口することが更に好ましい。当業者であれば、円の一点に対する接線は、円の中心と円のその一点との間の半径に対して直角であることがわかる。この場合、円は、好ましくは環状のローターケーシングによって形成され、このローターケーシングに、吸込みポートが実質的に接線方向に開口する。「実質的に」という用語は、当業者であれば、吸込みポートとローターケーシングの仮想半径との間の直角から1桁の範囲の偏差を指すことがわかるため、当業者には明らかである。
装置は、少なくとも1つの環状チャネルを有するが、装置、特にローターケーシングの他の用途の場合、複数の環状チャネルを有することもできることが好ましい。換言すれば、装置は、例えば、ケーシングにおいて互いに重ねて設けることができる2つ以上の環状チャネルを有することが好ましい場合がある。本発明の1つの実施形態において、吸出しポートは、各環状チャネルに割り当てられることが特に好ましい。換言すれば、各環状チャネルは、接線方向に設けられた固有の吸出しポートを有することが好ましい。特に2層錠剤の製造に関して、装置、特にローターケーシングは、2つの環状チャネルを有し、この場合、互いに分離していることが好ましい2つの環状チャネルは、互いに重ねて設けることができることが好ましい。全く意外なことに、2層錠剤の製造において、2つの環状チャネルによって、特に2つの粉塵吸出しシステムが使用される場合に、2つの圧縮材料を互いに効果的に分離することが可能になる。環状チャネルの数は、圧縮される異なる打錠材料の数に適合させることができることが好ましい。
意外なことに、第2の環状チャネル及び各追加の環状チャネルによって、吸出し力が、意外なほど、特に非比例的に増大する。空気流は、圧縮チャンバー内に負圧を発生させることが好ましく、この負圧は、本発明に関しては真空とも称される。負圧は、吸引手段に属する吸込みノズルの領域において環状チャネルの狭窄部が存在することによって、増大することが好ましい。これらの狭窄部において、ベンチュリ効果が生じ、それにより、吸込みノズルの吸出し性能が大幅に増大し得る。ベンチュリ効果は、流体、例えば液体又は気体の流速が、管又はチャネルの狭窄部の領域において増大することに本質的に基づく。結果として、この狭窄点において圧力が降下し、周囲領域の方向に吸引効果をもたらすことができる負圧を発生させることが有利である。本発明の1つの実施形態において、吸込みノズルは、負圧によって加圧することができることが好ましく、この場合、装置は、ベンチュリ効果を用いて負圧を発生させるように構成されることが更に好ましい。
本発明の更なる一実施形態において、吸込みスロットは、ケーシングの内側において、ローターに面して任意の高さに設けられることが好ましい。吸込みスロットは、ケーシングの内側において、ローター上側部品、型台、及び/又はローター下側部品に面して任意の高さに設けられることが特に好ましく、又は、吸込みスロットは、好ましくはローターに面するローターケーシングの内壁に設けられることが好ましい。種々の可能な吸引手段の構成が、特に図2に示されている。吸込みスロットは、好ましくはスリット形状であり、本発明に関しては、スリットは、少なくとも1つの環状チャネルを形成する壁における細長い開口である。上記スロットは、特に、環状チャネルの内壁、すなわち、好ましくはローターに面するローターケーシングの壁に存在する。
したがって、本発明の1つの例示的な実施形態において、特に、ローター下側部品及び型台の周りの領域は、セグメント化されたケーシングによって囲まれることが好ましい。少なくとも1つの閉鎖した環状チャネルが、ローターケーシングに一体化され、接線方向に取り付けられた吸出しポートを有することが好ましい。ケーシングは、余剰の圧縮材料を除去するために、ケーシングの内側において、ローター上側部品、型台、及びローター下側部品の方向に、任意の高さの様々な吸込みスロットを有する。吸出し手段及び真空清掃システムによって形成されることが好ましい吸出し装置は、吸込みスロット及び好ましくは部分的に配置されたノズルを通して汚染空気が供給される環状チャネル内に、強力な動的回転空気流を発生させることが有利である。
吸出し装置の中心要素は、ロータリープレスのセグメント化されたローターケーシングに一体化され、接線方向に設けられた1つ以上の吸込みポートを有する、閉鎖した環状空気チャネルであることが好ましい。対応する吸出し装置と組み合わせた場合、流れ損失が驚くほど低い回転サイクロンが、環状チャネル内に形成される。動的な粉塵除去に加えて、提案される装置は、追加のホース又はチューブを必要とせずに、ローターの全周にわたる局所的な吸出し点に真空圧を利用可能にすることが有利である。さらに、別個の吸出し点への分岐点において、更なるベンチュリ効果が発生し、それにより、環状チャネル内に存在する負圧が更に増大し、その結果、提案される装置の吸引効果が大幅に及び驚くほど増大する。
更なる一態様において、本発明は、打錠機の圧縮チャンバーから余剰の打錠材料を除去する方法であって、圧縮チャンバー内で、吸引手段によって回転空気流が発生し、回転空気流は、余剰の打錠材料の実質的に全てを閉じ込め、圧縮チャンバーから除去するようになっている、方法に関する。本発明の1つの実施形態において、方法は、
a)提案されるケーシングを備える打錠機を準備するステップと、
b)ローターケーシングの環状チャネル内に回転空気流を発生させるステップと、
c)空気流に不所望の粒子を閉じ込めさせるステップと、
d)少なくとも1つの吸込みポートによって打錠機の圧縮チャンバーから不所望の粒子を除去するステップと、
を含むことが好ましい。
提案される装置に関して記載される定義、技術的効果、及び利点は、打錠機の圧縮チャンバーから余剰の打錠材料を除去する方法にも同様に当てはまる。
特に、提案される装置及び提案される方法は、特に比較的低い吸出し力を非常に効果的に印加することで、打錠機の内部から、発生した圧縮粉塵を非常に効率的に除去することが可能である。このために、下側カムトラックには、全周にわたってセグメント化されたケーシングが設けられ、セグメント化されたケーシングには、実施形態に応じて、互いに重ねて設けられた1つ以上の環状チャネルを一体化することができることが好ましい。各チャネルは、実質的に接線方向に取り付けられた固有の吸出しポートが設けられ、吸出しポートは、さらに、吸出し装置に接続されることが好ましい。吸引装置の中心要素は、ローターの周りの閉鎖した環状空気チャネルを形成する。ここで、接線方向に設けられた1つ以上の吸込みノズルは、好ましくは吸込みポートとも称される。結果として、環状チャネル内に、最小の流れ損失を有する回転空気流(サイクロン)が発生することが有利である。動的な粉塵分離に加えて、装置は、追加の供給ラインを更に必要とすることなく、好ましくはローターの外周全体にわたって分散して設けることができる吸込みノズルが、真空を利用可能であることを確実にする。吸込みノズルを設けることで、ベンチュリ効果が生じ、それにより、提案される装置の吸出し性能が著しく増大することは、全く意外なことであった。
ケーシングの個々のセグメントは、大部分が外部から閉鎖されている。ローターに面するセグメントの内側には、吸引チャネルにおいて様々な吸込みスロットが位置し、吸込みスロットは、必要に応じて異なる高さに配置することができる。本発明に関しては、サイクロンに必要とされる流入空気は、吸込みスロットを通って環状チャネルに流入することができることが好ましい。流れチャネルは、好ましくは非常に平滑であり、流れの障害を有しないので、これらのチャネル内には高い流速が得られ、またそれにより、流入空気が高速で流入開口、すなわち吸込みスロットに入る。さらに、これにより、圧縮ローラーの上流の空気内の圧縮材料粒子、又は遠心力によって型台から打錠機に落下する圧縮材料粒子が、空気流に捕捉され、環状チャネル内に運ばれる。内部流入開口、すなわち吸込みスロットは、セグメント化されたケーシングの全周にわたって位置することができ、それにより、ロータリープレスの最適な除塵が達成される。提案される装置及び提案される方法により、好ましくは、打錠機内にこれまで存在した空気中の粒子の全てが処理されるため、打錠機の内部の空気中に粒子は存在しなくなり、したがって、打錠機の内部が見通せる安全窓の内側に粉塵粒子がこれ以上蓄積することがなくなる。その結果、窓を通した視界が、不所望の粉塵粒子及び余剰の打錠材料によって妨げられないため、打錠機の製造期間の間中、製造プロセスの良好な監視が可能なままとなる。従来の粉塵吸出しを用いる従来の打錠機では、約30分〜60分後には、窓が透明性を失うほど粉塵に覆われる。
提案される装置及び方法の別の利点は、回転空気流の流れ損失が驚くほど低くなり、すなわち、大幅に最小化されることである。提案される装置及び提案される方法により、動的な粉塵除去が可能となり、提案される装置及び提案される方法は、ベンチュリ効果及び空気流によって生じる負圧を利用することにより、チューブ又はホースを介した負圧の印加を更に必要としないため、チューブ及びホースの取付けに関する複雑さが大幅に低減され得るという点で、吸出しシステムの簡略化をもたらす。本発明に関しては、ベンチュリ効果は、特に分岐点において生じることが好ましい。
吸出しシステムは、特に本発明の2トラックの実施形態において、特に柔軟なものとして構成することができる。本発明に関しては、本発明の2トラックの実施形態の構想は、打錠機のローターケーシング内に2つの環状チャネルを設けることを表すことが好ましい。提案される装置及び提案される方法により、環状チャネルの吸込みノズルの領域において真空が利用可能となり、真空の提供が意外なほど確実になり、また意外なことに、吸込みノズルが、追加の供給ラインを備えることなく機能する。2層又は複数層の錠剤の打錠において、複数チャネルの実施形態を用いると、驚くべきことに、個々の圧縮材料の吸出しを別個に行うことが可能になり、それにより、圧縮材料が運び去られることを確実に防止する。本発明に関しては、「複数チャネルの実施形態」という用語は、2つ以上の環状チャネルを設けることを表すことが好ましい。本発明に関しては、環状チャネルは、好ましくは流れチャネルとも称される。複数のチャネルの実施形態において、環状チャネルのそれぞれに別個の除塵装置、すなわち好ましくは真空清掃システムが用いられる場合、異なる圧縮材料を分別して処理することもできる。このことは、本発明の更なる利点をなす。環状チャネル内の回転空気及び最小の流れ損失に起因して、ローターの全体にわたる吸出しの結果は、ロータリープレスにおいて用いられる従来の吸出しシステムよりも大幅に改善され、特に驚くべきことに、この改善された吸出し結果は、例えば、従来のシステムの50%の範囲の、著しく低減した吸引力によって得られる。
本発明を、添付の図面の組を参照してより詳細に説明する。
本発明の好ましい一実施形態の図であり、特に、一体環状チャネルを有する複数のローターケーシングセグメントを有するロータリープレスのローターの図である。 本発明の好ましい一実施形態の図であり、特に、排気用の接線方向ポートを有する一体環状チャネルを有するセグメント化されたローターケーシングの図である。 本発明の好ましい一実施形態の図であり、特に、2つの独立した環状チャネルの排気用に接線方向に設けられた2つのポートを有する2つの一体環状チャネルを有する、セグメント化されたローターケーシング全体の図である。
図1は、上側パンチ18を備えるローター上側部品19と、型21を有する型台16と、下側パンチ17を備えるローター下側部品20とを備える打錠機のローター22を示している。一体環状チャネル1を有するセグメント化されたローターケーシング2が、ローター22の周りに配置される。個別に配置された吸出しノズル4が、対応するセグメントに、外側からプラグ型接続で取り付けられる。吸出しポート3が、環状チャネル1に対して実質的に接線方向に取り付けられ、環状チャネル1に実質的に接線方向に開口する。第2の環状チャネル5は、第1の上側環状チャネル1の下に位置する。
図2は、2つの環状チャネル1及び5(図示せず)が一体化されている、セグメント化された閉鎖したローターケーシング2を示している。環状チャネル1及び5のそれぞれは、接線方向吸出しポート3及び7を有する。ケーシングセグメント10、11、12、13、及び14は、クイックリリース締結具8によって、打錠機の下側カムトラック(図示せず)に着脱可能に締結される。セグメント10、11、12、13、及び14を取り外すのには、ハンドル15が用いられる。セグメントの内側には、吸込みスロット9が示されている。吸込みスロット9は、ローターの全周にわたって様々な高さに設けることができる。
吸出しノズル4は、ベンチュリの原理に従って環状チャネル1に接続された吸出しノズル4により、打錠機から粉塵が少なくとも部分的に除去されるように、着脱可能に設計されることが好ましい。図2は、一体環状チャネル1を有するケーシング2の、好ましい閉鎖した平滑な構造を示している。本発明の特に驚くべき効果が、図2から明らかである。すなわち、装置は、中心的な吸出しポート3の他に、追加の接続部、ホース、又はチューブを一切備えないにもかかわらず、蓄積した粉塵がローター22の周囲の異なる様々な点において打錠機から柔軟に除去される。ホース接続部は、多くの場合、流れ抵抗、ひいては性能損失を伴うことが不都合であるため、それらの不都合点を回避及び/又は低減することが、本発明の本質的な利点である。
図3は、本質的に図2に対応しており、図示の装置は、接線方向吸出しポート3を有する第1の一体環状チャネル1の下に、接線方向に設けられた固有の吸出しポート7を有する独立した第2の一体環状チャネル5を有する。第2の環状チャネル5は、追加の吸出しノズル4の吸出し性能を向上させるために、必要に応じて使用することができる。さらに、2層錠剤の製造において、驚くべきことに、異なる2つの圧縮材料を分離することが可能である。
1 第1の環状チャネル
2 セグメント化されたローターケーシング
3 第1の環状チャネルの接線方向吸出しポート
4 吸出しノズル
5 第2の環状チャネル
6 装置
7 第2の環状チャネルの接線方向吸出しポート
8 クイックリリース締結具
9 吸出しスロット
10 ローターケーシング(セグメント)
11 ローターケーシング(セグメント)
12 ローターケーシング(セグメント)
13 ローターケーシング(セグメント)
14 ローターケーシング(セグメント)
15 ハンドル
16 型台
17 下側パンチ
18 上側パンチ
19 ローター上側部品
20 ローター下側部品
21 型、すなわち型台における穴
22 ローター

Claims (11)

  1. 打錠機のローター(22)のケーシング(2)であって、
    該ケーシング(2)は、少なくとも1つの一体環状チャネル(1)を有し、該ケーシング(2)は、前記少なくとも1つの環状チャネル(1)内に回転空気流を発生させることができる吸引手段(3、4、7、9)を更に備え、前記空気流は、余剰の打錠材料の実質的に全てを閉じ込め、前記打錠機の圧縮チャンバーから除去するようになっていることを特徴とする、ケーシング。
  2. 請求項1に記載のケーシング(2)であって、
    該ケーシング(2)は、セグメント化されていることを特徴とする、ケーシング。
  3. 請求項1又は2に記載のケーシング(2)であって、
    前記吸引手段(3、4、7、9)は、少なくとも1つの吸出しポート(3、7)、吸込みノズル(4)、及び/又は吸込みスロット(9)によって形成されることを特徴とする、ケーシング。
  4. 請求項3に記載のケーシング(2)であって、
    前記少なくとも1つの吸出しポート(3、7)は、前記ローター(22)の周面に対して実質的に接線方向に、該ケーシング(2)へと通じることを特徴とする、ケーシング。
  5. 請求項3又は4に記載のケーシング(2)であって、
    吸出しポート(3、7)は、各環状チャネル(1)に割り当てられることを特徴とする、ケーシング。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載のケーシング(2)であって、
    前記吸込みスロット(9)は、該ケーシング(2)の内側において、前記ローター(22)に面して任意の高さに設けられることを特徴とする、ケーシング。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のケーシング(2)であって、
    装置(6)は、前記ローター(22)の該ケーシング(2)において互いに重ねて設けられた少なくとも2つの環状チャネル(1、5)を有することを特徴とする、ケーシング。
  8. 請求項3〜7のいずれか1項に記載のケーシング(2)であって、
    前記吸込みノズル(4)に負圧を印加することができることを特徴とする、ケーシング。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のケーシング(2)であって、
    装置(6)は、ベンチュリ効果を利用して負圧を発生させるように構成されることを特徴とする、ケーシング。
  10. 打錠機の圧縮チャンバーから余剰の打錠材料を除去する方法であって、吸引手段(3、4、7、9)を用いて、前記圧縮チャンバー内に回転空気流を発生させ、該空気流は、前記余剰の打錠材料の実質的に全てを閉じ込め、前記圧縮チャンバーから除去するようになっている、方法。
  11. a)請求項1〜9のいずれか1項に記載のケーシング(2)を備える打錠機を準備するステップと、
    b)ローターケーシング(2)の少なくとも1つの環状チャネル(1及び/又は5)内に回転空気流を発生させるステップと、
    c)前記空気流に不所望の粒子を閉じ込めさせるステップと、
    d)少なくとも1つの吸込みポート(3及び/又は7)を通して前記打錠機の圧縮チャンバーから前記不所望の粒子を除去するステップと、
    を含む、請求項10に記載の方法。
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