JP2020519465A - 多刃リーマ - Google Patents

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Abstract

本発明では、中心軸(M)を有するメインボディ(5)を有する刃部(3)を備える多刃リーマ(1)が提案される。メインボディ(5)から、少なくとも第1の数の第1の切れ刃部(15)と第2の数の第2の切れ刃部(17)が延び、各第1の切れ刃部が、切れ刃(19)と、各第1の切れ刃部(15)のための案内領域を形成するとともに第1の幅(B1)を有して隣接する円形研削食付き部(21)とを有し、各第2の切れ刃部が、切れ刃(19)と、各第2の切れ刃部(17)のための案内領域を形成するとともに第2の幅(B2)を有して隣接する円形研削食付き部(21)とを有する。多刃リーマ(1)は、第1の幅(B1)が第2の幅(B2)より大きく、第1の切れ刃部(15)の第1の数が第2の切れ刃部(17)の第2の数より大きく、第1の切れ刃部(15)の全てが、周縁方向に見て、互いに直接的に隣接して連続する群状態に配置されているという特徴を有する。【選択図】図3

Description

本発明は多刃リーマに関する。
この種のリーマは、中心軸を有するメインボディと、そのメインボディから延びていて、それぞれが、切れ刃と、各切れ刃部のための案内領域を形成して隣接する円形研削食付き部とを有する多数の切れ刃部とを備える刃部を有する。通例では、全ての切れ刃部のその円形研削食付き部は、周縁方向に見て、同じ幅を有する。この種のリーマは、通例、工作物の機械加工中、たわみを受けるが、それは、その工作物の切削仕上げ面の改善可能な仕上げ面の品質において特に顕著に現われる。これに加えて、この種のリーマを用いて機械加工される内径の真円度も改善可能である。
本発明は、言及した欠点を有しない前述の型の多刃リーマを提供するという課題を解決する。
その課題は、請求項1の特徴を有して提供される多刃リーマによって解決される。有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
提案された多刃リーマにおいて、特に、少なくとも第1の数の第1の切れ刃部が前記メインボディから延び、各第1の切れ刃部は、切れ刃と、前記各第1の切れ刃部のための案内領域を形成するとともに第1の幅を有して隣接する円形研削食付き部とを有する。これに加えて、第2の数の第2の切れ刃部が前記メインボディから延び、各第2の切れ刃部は、切れ刃と、前記各第2の切れ刃部のための案内領域を形成するとともに第2の幅を有して隣接する円形研削食付き部とを有する。前記第1の幅は、前記第2の幅より大きい。前記第1の切れ刃部の第1の数は、前記第2の切れ刃部の第2の数より大きい。従って、前記多刃リーマは、第2の幅のより小さい円形研削食付き部を有する切れ刃部よりも、第1の幅のより大きい各円形研削食付き部を有する切れ刃部をより多く有する。さらに、全ての前記第1の切れ刃部は、前記メインボディの周縁方向に見て、互いに直接的に隣接して配置されて連続する群状態に配置されている。異なる幅と群を成した配置とを有する、異なる切れ刃部の円形研削食付き部のため、前記多刃リーマを用いて工作物が機械加工されるとき、切削力と支持力が対称的に配置され、工作物が機械加工されるとき、仕上げ面の品質の向上、特に、より滑らかな表面を達成することができ、機械加工される内径のより高い真円度を達成することができる。
この場合、切れ刃部は、特に、前記メインボディから半径方向外側に延びている、前記リーマの領域を意味すると解釈され、前記各切れ刃は、前記切れ刃部の外側に、半径方向に配置されている。前記切れ刃は、工作物の切削仕上げ面と切削係合する。前記切れ刃は、好適には、幾何学的に画定される。前記異なる切れ刃部の切れ刃は、特に、前記多刃リーマの円上に位置し、このようにして、前記多刃リーマの加工径が画定される。この種の切れ刃部は、フルート又は歯とも呼ばれる。前記切れ刃部を前記メインボディと一体的に形成することが可能であり、前記多刃リーマのウェブのように形成することができる。そのウェブから、前記様々な切れ刃部又はフルートが半径方向外側にほぼアーム状に延びている。前記切れ刃部は、多数の部品で、前記メインボディと共に形成することも可能であり、好適には、例えば、はんだ付け、特にはろう付け、溶接、及び/又は、接着により前記メインボディに取り付けることができるが、例えば、ねじ接続を用いて機械的に、あるいは別の適切な方法で前記メインボディに取り付けることもできる。
前記リーマは、好適には、前記メインボディの中心軸の方向に延びているシャンクを有する。前記シャンクは、第1の端部に刃部を、また、前記中心軸に沿って前記第1の端部と反対側にある第2の端部にクランプ部を有し、そのクランプ部によって、前記シャンクは、例えば、機械主軸、エクステンション、又はアダプタ等の工具取り付け部、通例ではチャック等にクランプされる。工作物を機械加工するために、前記多刃リーマの前記工作物に対する相対的回転が前記中心軸の周りに好適に実行され、前記リーマは、特に好ましい方法で、前記中心軸の周りに回転する。この場合、前記切れ刃は、前記円に沿って周縁方向に動くので、前記工作物の切削仕上げ面から材料を分離することができる。
軸方向は、前記中心軸と平行に延びている、特に、前記中心軸と一致する方向であると解釈される。半径方向は、前記中心軸に対して垂直な方向であると解釈される。周縁方向は、前記中心軸の周りに同心円状に延びている方向であると解釈される。
前記多刃リーマの切れ刃部の前記切れ刃は、特に、各円形研削食付き部を有する前記切れ刃部のすくい面の切削線として作られ、逃げ面は、周縁方向に見て、好適には、前記切れ刃からそれた方向を向く前記円形研削食付き部の端部に連続する。それによって、前記円形研削食付き部は、前記切れ刃と前記逃げ面との間で移行領域を形成し、前記円形研削食付き部は、前記工作物の切削仕上げ面と接触して、その結果、工作物が機械加工されるとき前記多刃リーマを支持、案内するように設計される。前記逃げ面は、前記工作物が機械加工されるとき前記切削仕上げ面と接触しない。
円形研削食付き部は、特に、研削によって丸くなった表面領域であると解釈され、また、特に、前記切れ刃と前記逃げ面との間に配置され、その領域の曲率半径は、好適には、前記工具の呼び径の半分に等しく、そのため、前記円形研削食付き部を有する前記工具を、平面的に見て、工作物の切削仕上げ面上で支持することができる。
前記円形研削食付き部の幅は、いずれの場合も、前記リーマの周縁方向に測定される。この場合において、前記第1の幅は、前記第2の幅より大きく、従って、前記第1の切れ刃部の前記円形研削食付き部は、前記第2の切れ刃部の前記円形研削食付き部より大きい周縁領域にわたって延びている。従って、前記第2の幅は前記第1の幅より小さい。
全ての前記第1の切れ刃部の前記円形研削食付き部は、好適には、同じ第1の幅を有する。代わりに又は付加的に、全ての前記第2の切れ刃部の前記円形研削食付き部は、同じ第2の幅を有する。
前記第1の切れ刃部の第1の数が前記第2の切れ刃部の第2の数より大きいということは、特に、前記第1の数が少なくとも2つであって、前記第2の数は1つであることが可能であることを意味する。従って、正確に2つの第1切れ刃部と正確に1つの第2の切れ刃部とを有する、前記多刃リーマの実施形態が可能である。好適な実施形態において、前記第1の切れ刃部の第1の数と前記第2の切れ刃部の第2の数との合計は偶数である。しかしながら、前記リーマの他の実施形態において、前記第1の数と前記第2の数とを足し合わせて奇数になることも可能である。
全ての前記第1の切れ刃部が周縁方向に互いに直接的に隣接しているということは、特に、第1の切れ刃部の正確に1つのみの連続する群が存在し、例えば、第1の切れ刃部と第2の切れ刃部は交互に配置されていないことを意味する。特に、前記第1の切れ刃部は、例えば、2つの第2の切れ刃部によって、2つに分離した、別個に連続する第1の切れ刃部の群に分割されずに、その2つの第2の切れ刃部が、第1の切れ刃部によって、互いに分離されるように順番に配置されている。その代わりに、前記多刃リーマが2つを超える第1の切れ刃部を有する場合、2つの直接的に隣接する第1の切れ刃部は、各第1の切れ刃部に割当られ、前記連続する群の2つの周縁の第1の切れ刃部を除き、1つの直接的に隣接する付加的な第1の切れ刃部のみが前記2つの周縁の第1の切れ刃部のそれぞれと割当られ、前記周縁の第1の切れ刃部は、付加的な、直接的に隣接する切れ刃部として第1の切れ刃部を有しない。この付加的な切れ刃部は、前記多刃リーマが第1切れ刃部と第2切れ刃部のみを有して、案内領域を有しない又は第3の幅を有する円形研削食付き部を有する第3の切れ刃部を有しない場合、特に、第2の切れ刃部である。全ての第1の切れ刃部が互いに直接的に隣接して、連続する群状態に配置されているということは、従って、特に、前記多刃リーマには、割当られている1つの直接的に隣接する第1の切れ刃部のみをそれぞれが有する、わずか2つの周縁の第1の切れ刃部があるにすぎないことを意味する。
前記多刃リーマには、好適には、切れ刃によって分離される別個の案内領域がない。特に、前記多刃リーマには、好適には、案内溝がない。切れ刃から分離している案内溝又は案内領域は、案内機能及び/又は支持機能だけを有し、切削機能は有しない溝又は領域であると解釈される。
本発明の一展開形態に従い、全ての前記第2の切れ刃部は、周縁方向に見て、互いに直接的に隣接して連続する群状態に配置されている。この場合、前記多刃リーマには、好適には、複数の第2の切れ刃部がある。従って、前記多刃リーマには、また、好適には、正確に2つの、特に、わずか2つの周縁の第2の切れ刃部があるにすぎず、前記第2の切れ刃部のそれぞれには、それに割当られる1つの直接的に隣接する第2の切れ刃部のみがあり、第2の切れ刃部ではない直接的に隣接する切れ刃部は、それぞれの周縁の第2の切れ刃部に割当られる。前記第1の切れ刃部と前記第2の切れ刃部の両方が上述のように群を成した場合、前記多刃リーマの動作が特に円滑になり、そのため、工作物の切削仕上げ面の品質が特に高くなると共に機械加工される内径の真円度が特に高くなる結果が得られる。
第1の切れ刃部と第2の切れ刃部のみを有する多刃リーマの実施形態が好ましい。特に、案内領域、従って円形研削食付き部を持たないか、又は前記第1の幅や前記第2の幅とは異なる第3の幅を有する丸い研削ベベルを有するかいずれかの第3の切れ刃部は、従って、設けられていない。この場合おいて、連続する群状態に配置されていることが前記第1の切れ刃部に対して適用される場合、前記第2の切れ刃部も互いに直接的に隣接して連続する群状態に配置されていることは明らかである。
本発明の展開形態に従い、前記少なくとも2つの第1の切れ刃部と前記少なくとも1つの第2の切れ刃部から選択された切れ刃部の少なくとも1つは、前記円形研削食付き部に連続する逃げ面を有する。従って、既に上述したように、前記円形研削食付き部は、周縁方向に見て、前記切れ刃につながり、前記逃げ面は、繰り返すが、前記円形研削食付き部に連続する。特に、前記切れ刃は、前記円形研削食付き部によって前記逃げ面に移行する。
本発明の一展開形態に従い、前記切れ刃部は、周縁方向に見て、互いに不均等な角距離で配置されている。これは、特に、前記切れ刃部が前記メインボディの周縁に沿って対称に配置されてないことを意味する。むしろ、前記切れ刃部は、非対称な配置となるように前記周縁に沿って配置されている。この場合、2つの隣接する切れ刃部間の1つの角距離のみが他の切れ刃部のそれぞれが互いに有する角距離とは異なることが可能である。しかしながら、対で互いに隣接する切れ刃部間の全ての角距離が互いに異なることも可能であり、角距離が2回設けられることはない。他の均等な又は様々な角距離の配置も可能である。切れ刃部を前記メインボディの周縁に沿って対称に配置することにより、工作物が機械加工されるとき、機械加工される工作物の仕上げ面の品質を低下させる前記リーマのガタツキが低減又は完全に防止される。こうして、前記切れ刃部を前記同様の配置とすることによって、切削仕上げ面の高い品質と機械加工される内径の時に高い真円度ももたらされる。
本発明の一展開形態に従い、切れ刃部は、周縁方向に見て、前記切れ刃部の前記メインボディへの移行部で不均等な幅を有する。従って、前記リーマのフルートは、特に、強度又は厚さが異なるため、安定性や剛性が異なる。これにより、工作物が機械加工されるとき振動又はガタツキを低減することに役立てることもできる。
本発明の一展開形態に従い、前記少なくとも2つの第1の切れ刃部と前記少なくとも1つの第2の切れ刃部から選択された少なくとも1つの切れ刃部の前記逃げ面は、前記少なくとも2つの第1の切れ刃部と少なくとも1つの第2の切れ刃部から選択された少なくとも1つの他の切れ刃部の前記逃げ面より大きい。特に、前記第1の切れ刃部が前記第2の切れ刃部より大きい逃げ面を有することは可能である。しかしながら、前記第2の切れ刃部が前記第1の切れ刃部より大きい逃げ面を有することも可能である。全ての第1の切れ刃部の逃げ面が同じ大きさで、全ての第2の切れ刃部の逃げ面が互いに均等であることも可能である。しかしながら、前記第1の切れ刃部の逃げ面の大きさは、好適には、前記第2の切れ刃部の逃げ面の大きさとは異なる。しかしながら、少なくとも2つの第1の切れ刃部が互いに異なる大きさの逃げ面を有すること、及び/又は少なくとも2つの第2の切れ刃部が互いに異なる大きさの逃げ面を有することも可能である。
逃げ面の大きさは、特に、周縁方向に測定される逃げ面の幅であると解釈される。
前記多刃リーマの一実施形態に従い、前記逃げ面の幅を、前記各切れ刃部の幅に関連して、特に、前記メインボディへの移行部の領域において、幅の広い切れ刃部は幅の広い逃げ面を有し、幅の狭い切れ刃部は幅の狭い逃げ面を有するように拡大・縮小することが可能である。
少なくとも1つの切れ刃部が、前記円形研削食付き部に直接的に隣接する第1の逃げ面領域と前記第1の逃げ面領域に連続する第2の逃げ面領域とを有する分割された逃げ面を有することも可能であり、前記第1の逃げ面領域は、好適に、屈曲又は湾曲して第2の逃げ面領域に移行する。その結果、前記第1の逃げ面領域と第2の逃げ面領域とは、好適に、0度と180度とは異なる角度を互いに囲む。前記リーマの全ての前記第1の逃げ面領域が同じ大きさで、前記第2の逃げ面領域のみ大きさが異なることは可能である。この場合、前記第2の逃げ面領域の大きさは、特に、前記メインボディへの移行部領域の前記各切れ刃部の幅に依存する可能性があり、幅の広い切れ刃部は、特に、より大きい第2の逃げ面領域を有することが可能である。
幅の狭い切れ刃部が1つの逃げ面領域のみを有する1つの一様な逃げ面のみを有し、幅の広い切れ刃部が2つの逃げ面領域を有することも可能である。前記第1の逃げ面領域が全ての切れ刃部に対して同じ大きさ、特に、1つの逃げ面領域のみを有する前記幅の狭い切れ刃部の前記単一の逃げ面領域と同じ大きさであることも可能であり、前記幅の広い切れ刃部は、前記第1の逃げ面領域に加えて前記第2の逃げ面領域を有するように、結果として、より大きい逃げ面を有し、前記第2の逃げ面領域は、全ての幅の広い切れ刃部において同じ大きさでもよいが、特に、前記メインボディへの移行部の領域における、幅の広い切れ刃部の各幅によっては、前記幅の広い切れ刃部間で大きさが異なってもよい。
本発明の一展開形態に従い、前記第1の幅の合計は、前記多刃リーマの工具円周の少なくとも3.5%から最大で10%までである。代わりに又は付加的に、前記第2の幅の合計は、前記工具円周の少なくとも0.4%から最大で1.3%である。代わりに又は付加的に、前記第1の幅と前記第2の幅の合計は、前記工具円周の少なくとも3.9%から最大で11%である。
この場合、工具円周は、特に、前記多刃リーマの円の円周であると解釈される。前記第1の幅の合計は、前記全ての第1の切れ刃部の前記円形研削食付き部の第1の幅の合計であると解釈される。前記第1の幅が前記全ての第1の切れ刃部に対して一定である場合、前記合計は、前記一定の第1の幅に前記第1の切れ刃部の数を掛け合わせたものに正確に一致する。これに対応して、前記第2の切れ刃部の合計は、前記全ての第2の切れ刃部の前記円形研削食付き部の第2の幅の合計であると解釈される。前記第2の幅が前記全ての第2の切れ刃部に対して一定である場合、前記合計は、前記一定の第2の幅に前記第2の切れ刃部の数を掛け合わせたものに正確に一致する。前記第1の幅と前記第2の幅との合計は、前記全ての第1の切れ刃部の前記円形研削食付き部の前記第1の幅と、さらに前記全ての第2の切れ刃部の前記円形研削食付き部の前記第2の幅との合計であると解釈される。前記第1の幅と前記第2の幅が、それぞれ、前記幅にそれぞれ割当られている前記全ての切れ刃部にわたって一定である場合、前記合計は、前記一定の第1の幅に前記第1の切れ刃部の数を掛け合わせたものと前記一定の第2の幅に前記第2の切れ刃部の数を掛け合わせたものとの合計に一致する。
前記幅の合計に対してこれらの明示された値を用いると、非常に安定した、また、高精度な工具を提供することができ、そのため、前記多刃リーマを用いて機械加工される仕上げ面は、特に滑らかで、また機械加工される内径はとりわけ丸くなる。
本発明の一展開形態に従い、前記多刃リーマは、正確に1つの第2の切れ刃部を有する。この場合、既に述べた利点は特定の方法で実現される。前記多刃リーマは、様々な数の第1の切れ刃部を有することができる。例えば、前記多刃リーマは、少なくとも2つの第1の切れ刃部から最大で10の第1の切れ刃部まで、好適には最大で9つの第1の切れ刃部まで、より好適には最大で8つの第1の切れ刃部まで、特に好適には最大で7つの第1の切れ刃部まで有することができる。前記多刃リーマは、好適には、少なくとも3つの第1の切れ刃部から最大で7つの第1の切れ刃部まで有する。前記多刃リーマは、好適には、3つの第1の切れ刃部、5つの第1の切れ刃部、又は7つの第1の切れ刃部を有する。
本発明の展開形態に従い、前記第1の幅は、少なくとも0.3mmから最大で0.55mmまでである。代わりに又は付加的に、前記第2の幅は、好適には、少なくとも0.1mmから最大で0.35mmまでである。これらの値の範囲において、既に述べた利点が特定の方法で実現される。
本発明の一展開形態に従い、第1の切れ刃部の前記第1の数と第2の切れ刃部の前記第2の数との合計は、4つ、6つ、又は、8つであると、最終的に設定される。これらの値を用いることにより、既に述べた利点が特定の方法で実現される。この場合、前記多刃リーマは、好適には、第1の切れ刃部と第2の切れ刃部だけを有し、さらなる、特に、第3の切れ刃部を有しない。従って、前記多刃リーマは、好適には、合計で、正確に4つ、正確に6つ、又は、正確に8つの切れ刃部を有する。
図面を参照して本発明を以下に詳細に説明する。
多刃リーマの実施形態を示す。 図1に係る多刃リーマの前記実施形態の側面図を示す。 図1及び図2に係る多刃リーマの前記実施形態の端面図を示す。
図1は、メインボディ5を有する刃部3を有する多刃リーマ1の一実施形態を示す。メインボディ5は、特に、工作物を機械加工するために、それの周りにリーマ1を回転させる中心軸Mを有する。
メインボディ5は、シャンク9の第1のすくい面端の端部7に配置され、メインボディは、好適には、シャンク9と一体で形成されている。特に、すくい面端の端部7の領域において、刃部3をシャンク9の材料から機械加工することは可能である。
中心軸Mの方向に見て、すなわち、長手方向に見て、すくい面端の端部7の反対側である、シャンクの第2の端部11において、シャンク9は、リーマ1を回転させて工作物を機械加工できるようにするために、それ自体周知の従来の方法で、チャック、アダプタ、エクステンション及び/又は機械主軸に接続可能なクランプ部13を有する。
第1の数の第1の切れ刃部15がメインボディ5から延びている。切れ刃部15は、メインボディ5から半径方向外側にアーム状に延び、これに関連して、メインボディ5は刃部3のウェブを形成する。切れ刃部15はフルートとも呼ばれる。第2の数の第2の切れ刃部17もメインボディ5から延びている。第2の切れ刃部17も、第1の切れ刃部15と全く同様に、メインボディ5から半径方向外側にアーム状に延び、フルートとも呼ばれる。この点に関して、第1の切れ刃部15と第2の切れ刃部17との間には差異がない。
図示のリーマ1の実施形態には、5つの第1の切れ刃部15がある。従って、第1の数は5つである。実施形態には、正確に1つの第2の切れ刃部17もある。従って、第2の数は1つである。従って、この場合、第1の数と第2の数との合計は6つである。多刃リーマ1は、特に、合計で、正確に6つの切れ刃部のみを有し、従って、全体として、第1の切れ刃部15と第2の切れ刃部17だけを有し、しかも、この場合、正確に1つの第2の切れ刃部17を有する。
多刃リーマ1の他の実施形態において、第1の数と第2の数の合計は、4つ又は8つであることが可能である。しかしながら、第1の数と第2の数の合計が奇数であることも可能である。
多刃リーマ1の他の実施形態において、第1の切れ刃部15の数は、少なくとも2つから最大で10まで、好適には最大で9つまで、より好適には最大で8つまで、特に好適には最大で7つまでであることが可能である。特に、第1の数は3つ又は7つであってもよい。
図2は、図1に係るリーマ1の実施形態の側面図を示す。同一及び機能的に同一の要素には同じ参照符号が付けられているため、この点については、前述の説明を参照されたい。この場合、中心軸Mの方向に延びているシャンク9は、クランプ部13と刃部3と共に、改めて特によく見ることができる。既に述べたように、多刃リーマ1は、工作物を加工するために、これに関連して、リーマ1の長手方向の軸又は長手方向の伸長部である中心軸Mの周りに回転するように好適に設定されている。半径方向は、中心軸Mに対して垂直である。周縁方向は同心円状に中心軸を囲む。
図3は、図1及び図2に係る多刃リーマ1の実施形態の端面図を示す。同一及び機能的に同一の要素には同じ参照符号が付けられているため、この点については、前述の説明を参照されたい。この場合、図3の観察者の視線は、シャンク9のすくい面端の第1の端部7、従って、刃部3の端面に注がれることになる。
図3によると、切れ刃19が、第1の切れ刃部15と第2の切れ刃部17のそれぞれの切れ刃部15、17と割当られており、この場合、より明確にするために、1つの切れ刃19のみが対応する参照符号により示されていることが明らかである。さらに、各切れ刃部15は、周縁方向に見て、切れ刃19に直接連続する円形研削食付き部21の形で案内領域を有する。この場合、明確にするために、円形研削食付き部21のうちの1つのみに参照符号が付けられている。円形研削食付き部21は、工作物の仕上げ面上でリーマ1を支持及び案内する働きをする。
第1の切れ刃部15の円形研削食付き部21は、周縁方向に測定される第1の幅B1を有する。第2の切れ刃部17の円形研削食付き部21は、周縁方向に測定される第2の幅B2を有し、この場合、正確に1つの第2の切れ刃部17に適用される。第1の幅B1は第2の幅B2より大きい。
この場合、具体的に図示されるリーマ1の実施形態において、第1の切れ刃部15の第1の数は、第2の切れ刃部17の第2の数より大きく、第1の数は、既に述べたように、5つであり、第2の数は1つであることがさらに分かる。
全ての第1の切れ刃部15は、周縁方向に見て、互いに直接的に隣り合って連続する群状態に配置されていることも分かる。従って、特に、正確に2つの第1の切れ刃部15のみが、第1の切れ刃部15によって両側を囲まれることなく、一方の側で、1つの直接的に隣接する第1の切れ刃部15のみを有し、他方の側で、代わりに、隣接する第2の切れ刃部17を有して設定されている。他の全ての第1の切れ刃部15は、それぞれ、2つの周縁の第1の切れ刃部15を除いて、その両側で第1の切れ刃部15に隣接している。
切れ刃部15、17と提示されている幅B1、B2の配置により、機械加工される工作物について特に滑らかで高品質の表面加工がもたらされる。この場合、切削仕上げ面を特に滑らかにし、かつ機械加工される内径を特に丸くすることができる。
全ての第2の切れ刃部17も、周縁方向に見て、好適に、互いに直接的に隣接して連続する群状態に配置される。これは、特に、多刃リーマ1の一実施形態が、第1の切れ刃部15と第2の切れ刃部17だけを有し、さらなる切れ刃部、とりわけ第3の切れ刃部を有しない場合である。
切れ刃部15、17それぞれは、周縁方向に見て、各円形研削食付き部21に連続する逃げ面23を有する。明確にするために、逃げ面23のうちの1つのみを対応する参照符号で示す。特に、切れ刃19は、それぞれ、各円形研削食付き部21とともに、切れ刃部15、17のそれぞれに配置されるすくい面25で作られる切削線である。
チップポケット27は、メインボディ5から半径方向外側にアーム状に延びている切れ刃部15、17のそれぞれの間に形成される。リーマ1を用いて機械加工される工作物の切り屑は、切れ刃19によって分離されすくい面25上を流れ出し、チップポケットの中に到着する。その切り屑は、チップポケット上を通過させて排出することができる。理解しやすいように、すくい面25のうちの1つのみと1つのチップポケット27のみに対応する参照符号が付されている。
この場合、切れ刃部15、17は、周縁方向に見て、互いに不均等な角距離で配置されている、すなわち、リーマ1の周縁に沿って、特に非対称に配置されている。
切れ刃部のメインボディ5への各移行部において、周縁方向に見て、切れ刃部15、17も、少なくとも対で又は全く別個に不均等で、そして、特に、互いに異なる幅を有する。切れ刃部15、17の幅は、メインボディ5への移行部において、周縁方向に測定される。
それに対応して、異なる切れ刃部15、17の逃げ面23は、周縁方向に測定して、異なる幅を有する。特に、第1の切れ刃部15の逃げ面23を、第2の切れ刃部17の逃げ面23より大きくする、すなわち広くすること、又は、逆に、第2の切れ刃部17の逃げ面23を、第1の切れ刃部15の逃げ面23より大きくすることが可能である。しかしながら、第1の切れ刃部15の逃げ面23及び/又は第2の切れ刃部17の逃げ面23に、それぞれ、互いに異なる幅を持たせることも可能である。特に、全ての切れ刃部15、17に、それぞれ、異なる幅の逃げ面23を持たせることが可能である。
切れ刃部15、17のうちの少なくとも1つは、好適に、分割された逃げ面23を有し、それは、円形研削食付き部21に直接連続する第1の逃げ面領域23.1と、第1の逃げ面領域23.1に直接連続する第2の逃げ面領域23.2を有する。図示の実施形態において、全ての切れ刃部15、17は、この種の分割された逃げ面23を有する。この場合、第1の逃げ面領域23.1は、キンクによって第2の逃げ面領域23.2に移行する。代わりに、移行は、曲率として設計することもできる。第1の逃げ面領域23.1と第2の逃げ面領域23.2とは、0度と180度とは異なる角度を互いに囲んでいる。
第1の幅B1の合計は、好適には、リーマ1の工具円周の3.5%と10%との間である。第2の幅B2の合計は、好適には、リーマ1の工具円周の0.4%と1.3%との間である。第1の幅B1と第2の幅B2の合計は、好適には、工具円周の3.9%と11%との間である。
第1の幅B1は、好適には、0.3mmと0.55mmとの間である。第2の幅B2は、0.1mmと0.35mmとの間が有利である。
全体として、提案されているリーマ1を用いることにより、とりわけ、仕上げ面の高い品質と内径の高い真円度を達成できることが分かる。

Claims (10)

  1. 多刃リーマ(1)であって、
    中心軸(M)を有するメインボディ(5)を有する刃部(3)を備え、
    前記メインボディ(5)から、少なくとも第1の数の第1の切れ刃部(15)と第2の数の第2の切れ刃部(17)が延び、
    各第1の切れ刃部が、
    切れ刃(19)と、
    前記各第1の切れ刃部(15)のための案内領域を形成するとともに第1の幅(B1)を有して隣接する円形研削食付き部(21)とを有し、
    各第2の切れ刃部が、
    切れ刃(19)と、
    前記各第2の切れ刃部(17)のための案内領域を形成するとともに第2の幅(B2)を有して隣接する円形研削食付き部(21)とを有し、
    前記第1の幅(B1)は、前記第2の幅(B2)より大きく、
    前記第1の切れ刃部(15)の第1の数は、前記第2の切れ刃部(17)の第2の数より大きく、
    前記第1の切れ刃部(15)の全てが、周縁方向に見て、互いに直接的に隣接して連続する群状態に配置される多刃リーマ(1)。
  2. 請求項1に記載の多刃リーマ(1)であって、
    全ての前記第2の切れ刃部(17)は、周縁方向に見て、互いに直接的に隣接して連続する群状態に配置される多刃リーマ(1)。
  3. 請求項1又は2に記載の多刃リーマ(1)であって、
    前記少なくとも2つの第1の切れ刃部(15)と前記少なくとも1つの第2の切れ刃部(17)とから選択される切れ刃部(15、17)のうちの少なくとも1つは、前記円形研削食付き部(21)に連続する逃げ面(23)を有する多刃リーマ(1)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の多刃リーマ(1)であって、
    前記切れ刃部(15、17)は、互いに不均等な角距離で配置されている多刃リーマ(1)。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の多刃リーマ(1)であって、
    前記切れ刃部(15、17)は、周縁方向に見て、前記切れ刃部が前記メインボディ(5)に移行する場所で不均等な幅を有する多刃リーマ(1)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の多刃リーマ(1)であって、
    前記少なくとも2つの第1の切れ刃部(15)と前記少なくとも1つの第2の切れ刃部(17)とから選択される少なくとも1つの切れ刃部(15、17)の逃げ面(23)は、前記少なくとも2つの第1の切れ刃部(15)と前記少なくとも1つの第2の切れ刃部(17)とから選択される他の少なくとも1つの切れ刃部(15、17)の逃げ面(23)より大きい多刃リーマ(1)。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の多刃リーマ(1)であって、
    前記第1の幅(B1)の合計は、工具円周の3.5%と10%との間であるか、前記第2の幅(B2)の合計は、前記工具円周の0.4%と1.3%との間であるか、又は、前記第1の幅(B1)と前記第2の幅(B2)の合計は、前記工具円周の3.9%と11%との間である多刃リーマ(1)。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の多刃リーマ(1)であって、
    正確に1つの第2の切れ刃部(17)が設けられる多刃リーマ(1)。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の多刃リーマ(1)であって、
    前記第1の幅(B1)は0.3mmと0.55mmとの間であり、前記第2の幅(B2)は0.1mmと0.35mmとの間である多刃リーマ(1)。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の多刃リーマ(1)であって、
    前記第1の切れ刃部(15)の第1の数と前記第2の切れ刃部(17)の第2の数との合計は4つ、6つ、又は8つである多刃リーマ(1)。
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