JP2020514226A - 濡れ長さを短くした光ファイバ被覆ダイ - Google Patents

濡れ長さを短くした光ファイバ被覆ダイ Download PDF

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Abstract

光ファイバ被覆装置において、2°≦α≦25°の半角αで傾いたテーパ状壁部、および、2.2mm未満の円錐高さLを有する円錐状入口部分、並びに、0.1mm≦d≦0.5mmの内径d、および、0.05mm≦L≦1.25mmの円筒高さL2を有する円筒状部分を含む円錐のみの被覆ダイと、円錐のみの被覆ダイに隣接して、ガイドダイの出口と円錐のみの被覆ダイの入口との間の濡れ長さ(L)が、1mmから5mmとなるように配置されたガイドダイと、円錐のみの被覆ダイ、および、ガイドダイを、固定した関係で保持して、ガイドダイと円錐のみの被覆ダイとの間に、被覆室を画定する保持部とを含み、被覆室は、3mmから10mmである光ファイバの軸部から保持部の内壁までの内側半径Lを有するものである装置。

Description

関連出願の相互参照
本願は、米国特許法第119条の下、2017年1月24日出願の米国仮特許出願第62/449,700号の優先権の利益を主張し、その内容は依拠され、全体として参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、光ファイバ被覆ダイ、および、光ファイバ被覆方法に関する。
電気通信で一般的に用いられる光ファイバは、典型的には、1つ以上の略同心のポリマー被膜で被覆されて、光ファイバを摩耗や湿気による破損から保護している。これらの保護被膜は、典型的には、放射線硬化性(例えば、UV硬化性)で、ファイバが引き出される時に塗布される。引き出されたファイバは、直径が光ファイバの直径より大きい円筒状ランド部分を有する1つ以上の被覆(または、サイジング)ダイに通される。円筒状ランド部分の上方に配置された液体状硬化性被覆組成物は、ファイバによって連行されて、円筒状ランド部分を通って引っ張られる。被膜または多層被膜は、ファイバと同心で、ファイバの長さに沿って均一な厚さを有することが重要である。これらの属性は、ファイバの接合およびコネクタ化を容易にするのに寄与し、それにより、設置したファイバ利用例において、損失を削減する。
光ファイバ被膜の直径および同心性について、市場で要求される許容範囲が厳しくなっている。
円錐のみの被覆ダイの設計を開示し、それは、1mm≦L≦5mmである(ガイドダイの出口と円錐のみの被覆ダイの入口の間の距離として画定される)濡れ長さLと、3mm≦L≦6mmである被覆室内側半径Lと、2°≦α≦25°である円錐部の半角と、0.25mmと2mmの間である円錐高さLと、0.1mm≦d≦0.5mmである内径d、および、0.05mm≦L≦1.25mmである長さLを有する円筒状ランド部分とを有する。そのようなダイの設計は、結果的に、より小さく、かつ、安定した渦流を有して、被膜塗布処理の安定性を高める被覆システムを提供する。
ファイバのドロー速度が速くなるか、サイジングダイの直径が小さくなるにつれて、サイジングダイのテーパ部で弾かれる被覆物が増加して、サイジングダイのベル状部内の渦流が強くなる。このことは、ファイバ位置の不安定さを高めて被膜ずれの増加させることと、溢れ発生率を高め、ファイバを破損させて、費用を増加させることの両方に繋がる。濡れ長さを短くすることによって、渦流の大きさを小さくすることで、ダイによって弾かれる被覆物の量も削減する。渦流の強さ、および、大きさを小さくすることで、ファイバのランダムな動きを抑制し、センタリング力が、ずれを改善するのを可能にする。本明細書に開示の上記特徴の濡れ長さ、および、被覆室内径を有する円錐のみのダイの設計は、安定性を高めると共に、渦流の強さを弱めて、それにより、製造工程における被膜塗布処理、特に、ドロー速度が、ドロー速度≧50mps(メートル毎秒)での塗布において、より安定して信頼性の高い被膜塗布処理を行いうる。
光ファイバ製造で使用されるファイバを引き出して被覆するシステムの概略図である。 ベル状開口部を有する従来の被覆ダイの概略図である。 従来の被覆ダイ内の渦流の構造を示している。 積み重ねたガイドダイとサイジングダイを有する従来のウェット‐オン‐ウェット装置の概略図である。 本開示による円錐のみのダイを用いた被覆システムの概略図である。 異なる濡れ長さについて、渦流の大きさ、および、構造を示している。 異なる濡れ長さについて、渦流の大きさ、および、構造を示している。 異なる濡れ長さについて、渦流の大きさ、および、構造を示している。 異なる濡れ長さについて、渦流の大きさ、および、構造を示している。 異なる濡れ長さについて、図6Aに対応する渦流の半径方向速度プロファイルを示している。 異なる濡れ長さについて、図6Bに対応する渦流の半径方向速度プロファイルを示している。 異なる濡れ長さについて、図6Cに対応する渦流の半径方向速度プロファイルを示している。 異なる濡れ長さについて、図6Dに対応する渦流の半径方向速度プロファイルを示している。 図6A〜6Dおよび7A〜7Dの4つの異なる濡れ長さについて、潤滑圧を示すグラフである。 図6A〜6Dおよび7A〜7Dの4つの異なる濡れ長さについて、最高温度を示すグラフである。 図6A〜6Dおよび7A〜7Dの4つの異なる濡れ長さについて、予想した被覆後直径を示すグラフである。 図6A〜6Dおよび7A〜7Dの4つの異なる濡れ長さについて、予想したせん断応力を示すグラフである。
図1は、光ファイバ製造で用いられる、ファイバを引き出して被覆するシステムを示している。ファイバ10は、炉1で加熱されたプリフォーム11から引き出される。ファイバ10は、ファイバ冷却装置2を通って、次に、一次被覆部3を通り、そこで、一次被覆材料の層で被覆される。一次被覆層は、一次被覆硬化装置4で硬化されて、硬化された一次被覆物を含むファイバの直径を、装置5で測定する。硬化装置4は、典型的には、照射部アレイを含む。ファイバ10は、二次被覆部6を通って、そこで、二次被覆材料の層で被覆され、それは、硬化装置4と同様の硬化装置7で硬化される。硬化された二次被覆物を含むファイバの直径を、例えば、装置8で測定する。いくつかの実施形態において、ファイバは、任意の三次インク被覆装置も通り、そこで、インク被覆材料の層で被覆されて、硬化装置4、7と同様の硬化装置で硬化されうる。牽引手段9は、ファイバ10を、炉1から中間の装置を通って引っ張る。引き出されたファイバは、典型的には、更なる処理のために、巻上げ機(不図示)によって、スプールに巻き付けられる。被覆材料は、被覆物源12、14から、各々、被覆部3、6へ供給される。被覆材料の投入または送出温度を、被覆送出ラインと通信状態である装置13、15によって、望ましい値に維持しうる。
その代わりに、ファイバは、一次被覆部3を通り、次に、二次被覆部6を通るが、それらの2つの被覆部の間の一次被覆硬化装置4を通らない。両方の被覆物の硬化前に、第2の被覆物を、一次被覆物の上に直接塗布する。この方法は、「ウェット‐オン‐ウェット」、または、「WOW」塗布処理として知られている。
図2は、被覆物を光ファイブに塗布するのに用いられる従来のダイ29を示している。この設計のダイは、少なくとも25年間使われており、Oberg、Sancliff、および、Nextromなどの販売会社から、商業的に広く入手可能である。そのダイは、ベル状開口部30を有し、その底部では、円錐状テーパ部32であり、次に、まっすぐなランド部分34が続いている。被覆後のファイバの直径は、主に、ファイバ直径のランド部直径に対する比によって決定するが、ファイバ温度、テーパ部の長さ、および、角度、ガイドダイからサイジングダイへの距離、被覆物の粘度、並びに、当業者に知られた他のパラメータによっても影響を受ける。
動作中に、ファイバは、被覆物の境界層を連行し、そのほとんどが、ベル状部およびテーパ部で弾かれる。このように弾かれることで、テーパ状の円錐部の頂点で、800psi(約5.5MPa)もの圧力を重ねて、この圧力が、更なる被覆物を、ダイのランド部を通って送り出す。この圧力は、ファイバをダイの中心に位置させる非常に大きい力も生成する。弾かれた被覆物は、渦巻または渦流として知られる円環状循環セルを、ランド部の上方の領域で形成し、この渦流は、不安定である。図3は、従来の被覆ダイ内の渦流25の構造を示しており、渦流が、ダイ内で、不安定な挙動を生じさせている。
渦巻内の被覆物の温度は、渦巻内でのせん断速度が非常に速いことから生じるせん断加熱により、バルク温度と比べて高温である。有限要素/有限体積コンピュータモデルは、ドロー速度が速くなるにつれて、渦巻の中央近傍の被覆物温度が急に高くなり、被覆物の供給温度より80℃も高くなりうることを示している。温度の上昇は、サイジングダイが小さい場合にも、より多くの被覆物が弾かれるので、大きくなり、更に、ドロー速度が高い場合にも、渦流が、より高速で回転するので、大きくなる。渦巻は不安定なので、この高温被覆物の一部は、渦流または他の摂動を介して流出し、高温被覆物がダイのテーパ領域に入る時には、センタリング力は、軸対称ではない。ここでも、不均衡な力は、ファイバと被覆物のずれ、つまり、被覆物の軸中心と光ファイバの軸中心の隔たりを生じる。更に深刻と思われるのは、高温の被覆物が、ダイの上側メニスカス部に移動しうることである。高温の被覆物の粘度が低いことは、処理を、溢れ易くさせ、つまり、ファイバから弾かれ易くし、結果的に、被覆物の流れがファイバを上に向かって通り過ぎて、ダイの入口室を通って外に出ることになる。溢れが生じた場合には、典型的には、ファイバは破損する。破損した場合には、線引き処理を再び開始する必要があり、製造費用に大きく影響する。
本発明が解決しようとする他の問題は、2つの被覆物を、硬化せずに順に塗布する場合、換言すれば、ウェット‐オン‐ウェット塗布として知られる方法の場合に観察される位置ずれの問題である。従来のウェット‐オン‐ウェット方法は、図4に示したように、ガイドダイ40、第1の被覆ダイ41、および、第2の被覆ダイ42を含む標準的なダイを積み重ねたものである。
この方法では、両方の被覆物のずれ(ファイバの中心線と被覆物の中心線との隔たり)の問題がある。2つのダイからのセンタリング力は互いに競合し、更に、2つのダイ内の被覆物の渦流は無秩序で独立しているので、これらの力は、ある程度ランダムである。円錐のみの被覆ダイは、被覆物の渦流の大きさ、および、強さを小さくすることが報告されている(米国特許出願公開第2015/0147467号明細書)。本明細書で「円錐のみのダイ」と称するダイは、ベル状部分30ではなく、円錐部分52を含むサイジングダイである。円錐のみのダイは、円筒状ランド部分54を有し、更に任意で、図5に示したような出口円筒状脚部分55、更に任意で、上側円筒状脚部分(不図示)、または、出口円筒状脚部分と上側円筒状脚部分の両方を有しうる。図5の円錐のみのダイの実施形態において、図2に示したダイなどの標準ダイから(凸状壁部によって形成された)ベル状部分30を取り除き、円錐領域52、および、円筒状ランド領域54、並びに、任意の出口円筒状脚部分55を維持している。円錐領域52は、好ましくは、L≦2.2mmなどの低い高さ、または、長さを有し、好ましくは、0.2mm≦L≦2mmである。例えば、いくつかの例示的実施形態において、円錐領域52の高さLは、0.25mm、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.6mm、0.75mm、1mm、1.2mm、1.3mm、1.4mm、1.5mm、1.7mm、1.75mm、1.8mm、または、それらの間の値である。より好ましくは、渦流の大きさを小さくするために、ある実施形態における高さLは、2mm以下で、より好ましくは、L≦1.8mmで、最も好ましくは、L≦l.5mmである。好ましくは、L≧0.25mmで、より好ましくは、L≧0.5mmで、更に好ましくは、L≧0.7mmである。いくつかの実施形態によれば、0.9mm≦L≦l.2mmである。
テーパ状壁部を有する円錐状フェルールを含むダイの設計を開示し、円錐状フェルールは、内壁が、2°≦α≦25°の半角αで傾き、0.25mmと2mmの間の円錐高さLである断面を有し、更に、0.1mm≦d≦0.5mmの内径d、および、0.05mm≦L≦1.25mmの長さLを有する円筒状部分を有し、テーパ状部分が、ダイによって弾かれる液体状被覆物の量を削減している。更に、本発明において、円錐のみの被覆ダイの性能は、予想外に、かなりの程度で、被覆室の内径および濡れ長さの影響も受けることが確認された。濡れ長さは、ガイドダイの出口と円錐のみのダイの入口の間の距離として定義される。本明細書において、濡れ長さ、および、被覆室の内径が、安定性を高めると共に、渦流の強さを弱めることを特徴とする円錐のみの被覆ダイの設計を開示し、それによって、結果的に、製造工程での被覆物塗布処理、特に、ドロー速度が、ドロー速度≧50mps(メートル毎秒)の場合の安定性および信頼性を高める。
ドロー速度が速くなるか、または、サイジングダイの直径が小さくなるにつれて、サイジングダイのテーパ部で弾かれる被覆物が増加し、サイジングダイでの渦流が強くなる。このことは、被覆処理の不安定さを高めて、被膜ずれを増加させることと、溢れ発生率を高めて、ファイバを破損させ、製造費用を増加させることの両方に繋がる。
図5は、円錐のみの被覆ダイの被覆システムを概略的に示し、円錐のみの被覆ダイ50は、ダイ保持部58によって保持されて、内壁が半角αで傾き、円錐高さLである断面を有する円錐状部分52、更に、内径d、および、長さLを有する円筒状部分54を含み、(ガイドダイの出口60と円錐ダイの入口の間の距離として定義される)被覆室内の濡れ長さがLで、被覆室62の内側半径がLである。図6は、渦流25の大きさ、および、構造を、円錐のみの被覆ダイ50とダイ保持部58の間の異なる(盛り上がった高さLとも定義される)高さについて示している。図示した4つの場合について、円錐のみの被覆ダイ50とダイ保持部58の間の高さの差は、次の表に示す濡れ長さに対応する。
Figure 2020514226
図面から分かるように、渦流の大きさは、濡れ長さが短くなるについて、非常に小さくなる。図6A〜6Dに示した輪郭は、被覆ダイ内の渦流領域に対応し、被覆流体物の重大な再循環が発生している。渦流は、被覆ダイ内の流れを不安定にし、渦流を縮小することで、結果的に、ファイバ被覆処理の安定性および信頼性を高める。被覆室の内側半径Lが8.7mmの場合の計算を示している。被覆室内側半径Lの適切な寸法は、約3mmから10mm、または、約7mmから9mmである。図7は、半径方向速度プロファイルの対応する正の要素を示し、濡れ長さが短くなるにつれて、渦流の大きさ、および、強さが、非常に小さくなっている。図8は、これらの4つの場合についての約460psi(約3.2MPa)から約490psi(約3.4MPa)の潤滑圧を示し、潤滑圧は、濡れ長さが短くなるにつれて、低下している。潤滑圧は、円錐のみのダイの円錐状テーパ部からランド領域に変わる位置での流体圧力として定義される。図2に示したような同様の寸法を有する従来の設計における潤滑圧は、約566psi(約3.9MPa)で、図8に示した4つの全ての場合より高い。いくつかの実施形態において、潤滑圧は、500psi(約3.4MPa)未満である。いくつかの他の実施形態において、潤滑圧は、450psi(約3.1MPa)未満である。図9は、上記4つの場合について、渦流内の最高温度を示している。渦流内の最高温度は、濡れ長さが長くなるにつれて、低下する。濡れ長さを制御することによって、渦流内の最高温度を制御して、175℃以下、または、155℃以下、または、140℃以下、または、130℃以下、または、115℃以下、または、100℃以下にしうる。いくつかの実施形態において、渦流内の最高温度は、70℃〜175℃の範囲、または、100℃〜150℃の範囲、または、120℃〜140℃の範囲、または、120℃〜130℃の範囲である。図8および9は、濡れ長さを制御することで、潤滑圧と渦流の最高温度を同時に制御可能なことを示している。したがって、円錐のみの被覆ダイの濡れ長さを制御することによって、潤滑圧と渦流の最高温度を、特定の被覆材料について最適化しうる。図10および11は、各々、異なる濡れ長さの設計について予想した被覆後直径、および、円錐のみのダイのテーパ状およびランド領域でファイバの表面に加えられるせん断応力を、示している。図6〜10に示した結果は、以下のような円錐のみのダイの設計パラメータについてのものである:α=8°、L=0.7mm、L=0.216mm、d=0.216mm、および、d=2.54mm。被覆後の直径を、ファイバ上の被覆物の外径と称し、ファイバは、125μmの直径を有する。
ここで、テーパ状壁部を有する円錐状フェルールを含むダイの設計を有する円錐のみの被覆ダイのシステムを開示し、円錐状フェルールは、内壁が、2°≦α≦25°の半角αで傾き、0.25mmと2mmの間の円錐高さLである断面を有し、更に、0.1mm≦d≦0.5mmの内径d、および、0.05mm≦L≦1.25mmの長さLを有する円筒状部分を有し、1mm≦L≦5mm(例えば、L<4.5mm、または、L<3.5mm、または、L<1.5mm、または、1mm≦L≦4mm、または、1mm≦L≦3mm、または、1.5mm≦L≦4mm)の濡れ長さL、および、3mm≦L≦10mm、または、3.5mm≦L≦9.5mm、または、4mm≦L≦9mm、または、4.5mm≦L≦8.5mm、または、5mm≦L≦10mm、または、6mm≦L≦9.5mm、または、7mm≦L≦9mmなどの被覆室の内側半径Lを有する。
一実施形態において、ファイバ線引き処理中での光ファイバ被覆処理を開示し、光ファイバを、ドロー速度Vで引き出し、光ファイバ被覆処理は、引き出した光ファイバを、ガイドダイに通し、次に、円錐のみの被覆ダイに通す工程を含み、円錐のみの被覆ダイは、温度TDie、テーパ状壁部が、2°≦α≦25°の半角で傾き、0.25mmと2mmの間の円錐高さLである円錐状入口部分、並びに、0.1mm≦d≦0.5mmの内径d、および、0.05mm≦L≦1.25mmの円筒高さを有する円筒状部分を有し、ガイドダイは、光ファイバ出口を有して、円錐のみの被覆ダイに隣接して、ガイドダイの光ファイバ出口と円錐のみの被覆ダイの入口の間の濡れ長さLが、1mmから5mmになるように配置され、円錐のみの被覆ダイとガイドダイは、保持部によって、固定された状態で保持されて、ガイドダイと円錐のみの被覆ダイの間に被覆室を画定し、被覆室は、光ファイバから保持部の内壁までの内側半径Lを有し、それは、3mmから10mmで、被覆室は、光ファイバが円錐のみの被覆ダイを通って引き出される時に連行される液体状被覆組成物を保持し、それは、結果的に、光ファイバの表面に、被覆厚さdcoatの液体状被覆組成物を被覆させる。一実施形態において、ドロー速度Vは、45m/秒より速い。他の実施形態において、ドロー速度Vは、50m/秒より速い。他の実施形態において、ドロー速度Vは、60m/秒より速い。いくつかの実施形態において、濡れ長さLのドロー速度Vに対する比は、0.01ミリ秒から0.15ミリ秒の範囲である。他の実施形態において、濡れ長さLのドロー速度Vに対する比は、0.025ミリ秒から0.125ミリ秒の範囲である。
いくつかの実施形態において、円錐のみの被覆ダイは、一次被覆組成物として、液体状被覆組成物を用いた一次被覆ダイである。これらの実施形態において、光ファイバの表面の一次被覆組成物の厚さdcoatは、10マイクロメートルと50マイクロメートルの間である。他の実施形態において、円錐のみの被覆ダイは、二次被覆組成物として、液体状被覆組成物を用いた二次被覆ダイである。これらの実施形態において、光ファイバの表面の二次被覆組成物の厚さdcoatは、10マイクロメートルと50マイクロメートルの間である。いくつかの実施形態において、円錐のみの被覆ダイは、三次インク被覆組成物として、液体状被覆組成物を用いたインク被覆ダイである。これらの実施形態において、光ファイバの表面の三次インク被覆組成物の厚さdcoatは、2マイクロメートルと10マイクロメートルの間である。
いくつかの実施形態において、円錐のみの被覆ダイの壁部温度TDieは、25℃と75℃の間である。他の実施形態において、円錐のみの被覆ダイの温度TDieは、40℃と70℃の間である。円錐のみの被覆ダイに入るファイバの温度は、好ましくは、40℃と85℃の間である。いくつかの実施形態において、被覆物は、35℃より高い温度で、ダイに送達される。他の実施形態において、被覆物は、45℃より高い温度で、ダイに送達される。更に他の実施形態において、被覆物は、55℃より高い温度で、ダイに送達される。
液体状被覆組成物は、好ましくは、UV硬化性アクリレート組成物である。いくつかの実施形態において、ファイバの表面で連行された液体状被覆組成物は、ピーク波長が300nm〜450nmの範囲である発光スペクトルを有する発光ダイオード(LED)UV光源を用いて、下流側で硬化される。
上記実施形態は、好ましいか、および/または、例示したものであり、限定するものではない。添付の請求項の範囲の中で、様々な変更例を検討しうる。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
光ファイバ被覆装置において、
2°≦α≦25°の半角αで傾いたテーパ状壁部、および、2.2mm未満の円錐高さLを有する円錐状入口部分、並びに、0.1mm≦d≦0.5mmの内径d、および、0.05mm≦L≦1.25mmの円筒高さLを有する円筒状部分を含む円錐のみの被覆ダイと、
光ファイバ出口を有するガイドダイであって、前記円錐のみの被覆ダイに隣接して、前記ガイドダイの前記光ファイバ出口と該円錐のみの被覆ダイの入口との間の濡れ長さ(L)が、1mmから5mmとなるように配置された該ガイドダイと、
前記円錐のみの被覆ダイ、および、前記ガイドダイを、固定した関係で保持して、該ガイドダイと該円錐のみの被覆ダイとの間に、被覆室を画定する保持部と
を含み、
前記被覆室は、3mmから10mmである前記光ファイバの軸部から前記保持部の内壁までの内側半径Lを有するものである装置。
実施形態2
前記濡れ長さ(L)が、4.5mm未満である、実施形態1に記載の装置。
実施形態3
前記濡れ長さ(L)が、1.5mm未満である、実施形態1に記載の装置。
実施形態4
前記被覆室の前記内側半径Lが、7mmから9mmである、実施形態1から3のいずれか1つに記載の装置。
実施形態5
前記円錐高さLが、0.25mmと2.0mmの間である、実施形態1から4のいずれか1つに記載の装置。
実施形態6
前記ダイ内の潤滑圧は、500psi(約3.4MPa)未満である、実施形態1から5のいずれか1つに記載の装置。
実施形態7
前記被覆室中に形成された渦流の最高温度は、175℃未満である、実施形態1から6のいずれか1つに記載の装置。
実施形態8
前記被覆室中に形成された渦流の最高温度は、100℃未満である、実施形態1から6のいずれか1つに記載の装置。
実施形態9
光ファイバがドロー速度Vで引き出されるファイバ線引き処理中の光ファイバ被覆処理において、
前記引き出される光ファイバを、ガイドダイに通し、次に、円錐のみの被覆ダイを通す工程を含み、
前記円錐のみの被覆ダイは、壁部温度Tdie、2°≦α≦25°の半角αで傾いたテーパ状壁部、および、2.2mm未満の円錐高さLを有する円錐状入口部分、並びに、0.1mm≦d≦0.5mmの内径d、および、0.05mm≦L≦1.25mmの円筒高さLを有する円筒状部分を含むものであり、
前記ガイドダイは、光ファイバ出口を有し、前記円錐のみの被覆ダイに隣接して、該ガイドダイの前記光ファイバ出口と該円錐のみの被覆ダイの入口との間の濡れ長さLが、1mmから5mmとなるように配置されたものであり、
前記円錐のみの被覆ダイ、および、前記ガイドダイは、保持部によって、固定した関係で保持されて、該ガイドダイと該円錐のみの被覆ダイとの間に、3mmから10mmである前記光ファイバから前記保持部の内壁までの内側半径Lを有する被覆室を画定し、前記被覆室は、該光ファイバが該円錐のみの被覆ダイを通って引き出される時に該光ファイバの表面で連行されて、結果的に、該光ファイバの前記表面に、dcoatの被覆厚さを生じる液体状被覆組成物を、保持するものである処理。
実施形態10
前記濡れ長さ(L)は、4.5mm未満である、実施形態9に記載の処理。
実施形態11
前記被覆室の内側半径Lは、7mmから9mmである、実施形態9または10に記載の処理。
実施形態12
前記円錐高さLは、0.25mmと2.0mmの間である、実施形態9から11のいずれか1つに記載の処理。
実施形態13
前記ドロー速度Vは、45m/秒より速いものである、実施形態9から12のいずれか1つに記載の処理。
実施形態14
前記ドロー速度Vは、60m/秒より速いものである、実施形態9から12のいずれか1つに記載の処理。
実施形態15
前記濡れ長さLの前記ドロー速度Vに対する比は、0.01ミリ秒と0.15ミリ秒の間である、実施形態9から12のいずれか1つに記載の処理。
実施形態16
前記濡れ長さLの前記ドロー速度Vに対する比は、0.025ミリ秒と0.125ミリ秒の間である、実施形態9から12のいずれか1つに記載の処理。
実施形態17
前記光ファイバの前記表面の前記液体状被覆組成物の前記厚さdcoatは、2マイクロメートルと50マイクロメートルの間である、実施形態9から16のいずれか1つに記載の処理。
実施形態18
前記光ファイバの前記表面で連行される前記液体状被覆組成物は、UV硬化性アクリレート酸組成物であり、ピーク波長が300nm〜450nmの間の範囲である発光スペクトルを有する発光ダイオードUV光源を用いて硬化されるものである、実施形態9から17のいずれか1つに記載の処理。
実施形態19
前記円錐のみの被覆ダイは、一次被覆ダイであり、前記光ファイバの前記表面で連行される前記液体状被覆組成物は、一次被覆物であり、該光ファイバの該表面の該液体状一次被覆組成物の前記厚さdcoatは、10マイクロメートルと50マイクロメートルの間である、実施形態9から18のいずれか1つに記載の処理。
実施形態20
前記円錐のみの被覆ダイは、二次被覆ダイであり、前記光ファイバの前記表面で連行される前記液体状被覆組成物は、二次被覆物であり、該光ファイバの前記表面の該液体状二次被覆組成物の前記厚さdcoatは、10マイクロメートルと50マイクロメートルの間である、実施形態9から18のいずれか1つに記載の処理。
実施形態21
前記円錐のみの被覆ダイは、三次インク被覆ダイであり、前記光ファイバの前記表面で連行される前記液体状被覆組成物は、インク層であり、該光ファイバの前記表面の該液体状インク被覆組成物の前記厚さdcoatは、2マイクロメートルと10マイクロメートルの間である、実施形態9から18のいずれか1つに記載の処理。
実施形態22
前記円錐のみの被覆ダイの壁部温度Tdieは、25℃と75℃の間である、実施形態9から21のいずれか1つに記載の処理。
実施形態23
前記円錐のみの被覆ダイに入る時の前記ファイバの温度は、40℃と85℃の間である、実施形態9から22のいずれか1つに記載の処理。
1 炉
2 冷却装置
3 一次被覆部
4、7 硬化装置
6 二次被覆部
25 渦流
30 ベル状部分
32 テーパ状部分
34 ランド部分
50 円錐のみの被覆ダイ
52 円錐領域
54 円筒状ランド領域
55 円筒状脚部分
58 ダイ保持部
62 被覆室

Claims (10)

  1. 光ファイバ被覆装置において、
    2°≦α≦25°の半角αで傾いたテーパ状壁部、および、2.2mm未満の円錐高さLを有する円錐状入口部分、並びに、0.1mm≦d≦0.5mmの内径d、および、0.05mm≦L≦1.25mmの円筒高さLを有する円筒状部分を含む円錐のみの被覆ダイと、
    光ファイバ出口を有するガイドダイであって、前記円錐のみの被覆ダイに隣接して、前記ガイドダイの前記光ファイバ出口と該円錐のみの被覆ダイの入口との間の濡れ長さ(L)が、1mmから5mmとなるように配置された該ガイドダイと、
    前記円錐のみの被覆ダイ、および、前記ガイドダイを、固定した関係で保持して、該ガイドダイと該円錐のみの被覆ダイとの間に、被覆室を画定する保持部と
    を含み、
    前記被覆室は、3mmから10mmである前記光ファイバの軸部から前記保持部の内壁までの内側半径Lを有するものである装置。
  2. 前記濡れ長さ(L)が、3.5mm未満である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ダイ内の潤滑圧は、500psi(約3.4MPa)未満である、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記被覆室中に形成された渦流の最高温度は、175℃未満である、請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 光ファイバがドロー速度Vで引き出されるファイバ線引き処理中の光ファイバ被覆処理において、
    前記引き出される光ファイバを、ガイドダイに通し、次に、円錐のみの被覆ダイを通す工程を含み、
    前記円錐のみの被覆ダイは、壁部温度Tdie、2°≦α≦25°の半角αで傾いたテーパ状壁部、および、2.2mm未満の円錐高さLを有する円錐状入口部分、並びに、0.1mm≦d≦0.5mmの内径d、および、0.05mm≦L≦1.25mmの円筒高さLを有する円筒状部分を含むものであり、
    前記ガイドダイは、光ファイバ出口を有し、前記円錐のみの被覆ダイに隣接して、該ガイドダイの前記光ファイバ出口と該円錐のみの被覆ダイの入口との間の濡れ長さLが、1mmから5mmとなるように配置されたものであり、
    前記円錐のみの被覆ダイ、および、前記ガイドダイは、保持部によって、固定した関係で保持されて、該ガイドダイと該円錐のみの被覆ダイとの間に、3mmから10mmである前記光ファイバから前記保持部の内壁までの内側半径Lを有する被覆室を画定し、前記被覆室は、該光ファイバが該円錐のみの被覆ダイを通って引き出される時に該光ファイバの表面で連行されて、結果的に、該光ファイバの前記表面に、dcoatの被覆厚さを生じる液体状被覆組成物を、保持するものである処理。
  6. 前記ドロー速度Vは、60m/秒より速いものである、請求項5に記載の処理。
  7. 前記濡れ長さLの前記ドロー速度Vdに対する比は、0.01ミリ秒と0.15ミリ秒の間である、請求項5または6に記載の処理。
  8. 前記光ファイバの前記表面で連行される前記液体状被覆組成物は、UV硬化性アクリレート酸組成物であり、ピーク波長が300nm〜450nmの間の範囲である発光スペクトルを有する発光ダイオードUV光源を用いて硬化されるものである、請求項5から7のいずれか1項に記載の処理。
  9. 前記円錐のみの被覆ダイの壁部温度Tdieは、25℃と75℃の間である、請求項5から8のいずれか1項に記載の処理。
  10. 前記円錐のみの被覆ダイに入る時の前記ファイバの温度は、40℃と85℃の間である、請求項5から9のいずれか1項に記載の処理。
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