JP2020204491A - X線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連包品の検査中における誤判断を低減可能なX線検査装置を提供する。【解決手段】X線検査装置は、連包品にX線を照射するX線照射部と、X線を検出するX線検出部と、X線検出部よりも前段に位置しており、連包品の有無を検出する物品検出部と、X線検出部の検出結果から作成される画像に基づいて、空袋の有無を判断する判断部25と、を備える。判断部25は、物品検出部によって連包品の不存在を検出した場合、空袋の有無を判断しない。【選択図】図3

Description

本発明は、X線検査装置に関する。
包装された食品等の物品(個包装)を検査する装置として、X線を用いた装置(X線検査装置)が挙げられる。例えば、下記特許文献1には、複数の個包装が一列に連なった連包品を、先行の個包装から順次検査するX線検査装置が開示されている。このX線検査装置は、取得したX線画像に基づいて、連包品における空袋の有無を検出する。
特許第5789083号公報
上述したようなX線検査装置にて検査される連包品の長さは、通常、単独の個包装と異なり、不均一である。よって、連包品の検査実施において、X線検査装置は連包品の検査開始タイミングのみを判断する。この場合、当該X線検査装置は、連包品に空袋が存在している状態と、連包品が存在していない状態とを区別できない。したがって、連包品の全てがX線検査装置を通過した後、X線検査装置は、連包品に空袋が含まれる(すなわち、「空袋あり」)と誤判断をしてしまう。
本発明の一側面の目的は、連包品の検査中における誤判断を低減可能なX線検査装置の提供である。
本発明の一側面に係るX線検査装置は、連包品にX線を照射するX線照射部と、X線を検出するX線検出部と、X線検出部よりも前段に位置しており、連包品の有無を検出する物品検出部と、X線検出部の検出結果から作成される画像に基づいて、空袋の有無を判断する判断部と、を備える。判断部は、物品検出部によって連包品の不存在を検出した場合、空袋の有無を判断しない。
このX線検査装置によれば、判断部は、物品検出部によって連包品の不存在を検出した場合、空袋の有無を判断しないことができる。これにより、連包品の全てがX線検査装置を通過した後、連包品に空袋が含まれるとX線検査装置が誤判断してしまうことを防止できる。加えて、連包品の不存在を検出して初めて判断部が空袋の有無を判断しないことによって、連包品における終端に位置する個包装が空袋であるとする判断の信頼性を高められる。したがって、上記X線検査装置の利用によって、連包品の検査中における誤判断を低減可能である。
判断部は、物品検出部によって連包品の不存在を検出した場合、空袋の検査を停止してもよい。この場合、X線検査装置の稼働コストを低減できる。
上記X線検査装置は、画像を作成する画像作成部をさらに備え、画像作成部は、物品検出部によって連包品の不存在を検出した場合、画像の作成を停止してもよい。この場合、X線検査装置の稼働コストを低減できる。
X線検出部は、物品検出部によって前記連包品の不存在を検出した場合、X線の検出を停止してもよい。この場合、X線検査装置の稼働コストを低減できる。
判断部は、物品検出部によって連包品の不存在を検出した場合、空袋の有無の判断結果を空袋なしとしてもよい。この場合、X線検査装置の誤判断に基づいた対応の頻度を低減できる。
上記X線検査装置は、空袋の有無の判断結果を記録する記録部をさらに備え、記録部は、物品検出部によって連包品の存在が検出されている場合、空袋の有無の判断結果を記録し、物品検出部によって連包品の不存在が検出されている場合、判断部が判断不要状態であると記録してもよい。この場合、記録部に記録された内容のうち、確認を要する内容を抽出しやすくなる。
本発明の一側面によれば、連包品の検査中における誤判断を低減可能なX線検査装置を提供できる。
図1は、実施形態に係るX線検査装置の構成図である。 図2は、図1に示されるシールドボックスの内部の構成図である。 図3は、制御部の機能構成図である。 図4(a)は連包品の一部を示す模式平面図であり、図4(b)は図4(a)のX線透過画像を示す図であり、図4(c)は代表値の決定処理の結果を示す図であり、図4(d)は空袋の有無の判断結果を示す図である。 図5(a)は連包品の一部を示す模式平面図であり、図5(b)は図5(a)のX線透過画像を示す図であり、図5(c)は代表値の決定処理の結果を示す図であり、図5(d)は空袋の有無の判断結果を示す図である。 図6は、X線検査装置の動作フローの一例を示す図である。 図7(a),(b)は、X線検査装置を含む検査システムの一部を示す概略図である。
以下、本発明の一側面に係る実施形態について図面を参照しながら説明する。各図において同一又は相当の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るX線検査装置の概略構成図である。図2は、図1に示されるシールドボックスの内部の構成図である。図1に示されるように、X線検査装置1は、複数の個包装Gの集合体である連包品PGを検査するための装置である。連包品PGは、搬入コンベア51の流れ方向MDに沿って複数の個包装Gが連なることによって形成されており、物品とも呼称される。連包品PGは、例えば、流れ方向MDに沿って引き出し可能に芯材に巻回されている(図示省略)。連包品PGの長さは、不定であり、例えば数十mもしくは数百mである。また、図2に示されるように、個包装Gは、内容物Iを収容する包装体である。流れ方向MDにおける個包装Gの寸法は、略同一である。流れ方向MDにおいて隣り合う個包装G同士の間には、例えば切取線、ミシン目等が設けられてもよい。
本実施形態では、X線検査装置1は、連包品PGを搬送しつつ各個包装GのX線透過画像を生成し、当該X線透過画像に基づいて各個包装Gの検査(例えば、空袋検査、収納数検査、異物混入検査、欠品検査、割れ欠け検査等)を行う。検査前の連包品PGは、搬入コンベア51によってX線検査装置1に搬入される。検査後の連包品PGは、搬出コンベア52によってX線検査装置1から搬出される。X線検査装置1によって連包品PG内に不良品と判定された個包装Gが存在する場合、当該個包装Gは、例えばX線検査装置1よりも後段(下流)にて排除される。不良品と判定された個包装Gを排除する方法の具体例は、後述する。
X線検査装置1は、装置本体2と、支持脚3と、シールドボックス4と、搬送部5と、X線照射部6と、X線検出部7と、表示操作部8と、物品検出部9と、制御部10と、を備えている。
装置本体2は、制御部10等を収容している。支持脚3は、装置本体2を支持している。シールドボックス4は、装置本体2に設けられている。シールドボックス4は、外部へのX線の漏洩を防止する。シールドボックス4の内部には、X線による個包装Gの検査が実施される検査領域Rが設けられている。シールドボックス4には、搬入口4a及び搬出口4bが形成されている。検査前の個包装Gは、搬入コンベア51から搬入口4aを介して検査領域Rに搬入される。検査後の個包装Gは、検査領域Rから搬出口4bを介して搬出コンベア52に搬出される。搬入口4a及び搬出口4bのそれぞれには、X線の漏洩を防止するX線遮蔽カーテン(図示省略)が設けられている。
搬送部5は、シールドボックス4内に配置されている。搬送部5は、搬入口4aから検査領域Rを介して搬出口4bまで、流れ方向MDに沿って連包品PGを搬送する。搬送部5は、例えば、搬入口4aと搬出口4bとの間に掛け渡されたベルトコンベアである。
図1及び図2に示されるように、X線照射部6は、シールドボックス4内に配置されているX線源である。X線照射部6は、搬送部5によって搬送される連包品PGにX線を照射する。X線照射部6は、例えば、X線を出射するX線管と、X線管から出射されたX線を流れ方向MDに垂直な面内において扇状に広げるコリメータと、を有している。X線照射部6から照射されるX線には、例えば、低エネルギー(長波長)から高エネルギー(短波長)までの様々なエネルギー帯のX線が含まれている。
X線検出部7は、X線照射部6から照射されたX線を検出するラインセンサであり、シールドボックス4内に配置されている。X線検出部7は、連包品PGを透過したX線を検出する。X線検出部7であるラインセンサは、平面視にて、流れ方向MDに垂直に延びる方向に沿って一次元に配列されたX線検出素子によって構成されている。当該ラインセンサは、連包品PG及び搬送部5の搬送ベルトを透過したX線を検出する。
図1に示されるように、表示操作部8は、装置本体2に設けられているユーザインターフェースである。表示操作部8は、各種情報を表示すると共に、各種条件の入力を受け付ける。表示操作部8は、例えば、タッチパネル付の液晶ディスプレイであり、当該タッチパネル用の操作画面を表示する。この場合、オペレータは、表示操作部8を介して各種条件を入力できる。
物品検出部9は、連包品PGの有無を検出するセンサであり、X線検出部7よりも前段(上流)に位置している。物品検出部9は、シールドボックス4の外側であって、搬入口4aの近傍に配置されている。また、物品検出部9は、平面視にて、搬送部5と搬入コンベア51との間の隙間に重なっている。本実施形態では、物品検出部9は、送信機9a及び受信器9bを有する。送信機9aは、光信号、超音波信号等の信号Sを受信器9bに向けて送信する装置であり、搬送部5及び搬入コンベア51よりも上側に配置されている。受信器9bは、送信機9aから送信された信号Sを受信する装置であり、搬送部5及び搬入コンベア51よりも下側に配置されている。例えば、受信器9bが信号Sを受信していない場合、物品検出部9は、連包品PGを検出していると判定される。一方、受信器9bが信号Sを受信している場合、物品検出部9は、連包品PGを検出していないと判定される。もしくは、物品検出部9は、受信器9bが受信した信号Sの強度等に応じて、連包品PGの有無を検出してもよい。なお、物品検出部9は、送信機9aの代わりに送受信機と、受信器9bの代わりに反射部とを有する構成でもよい。
制御部10は、装置本体2内に配置されている集積回路である。制御部10は、X線検査装置1の各部の動作を制御する。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する。制御部10には、X線検出部7からX線の検出結果が入力される。また、制御部10には、物品検出部9から連包品PGの有無の検出結果が入力される。
図3は、制御部の機能構成図である。図3に示されるように、制御部10は、第1検出結果取得部21と、第2検出結果取得部22と、画像作成部23と、領域特定部24と、判断部25と、出力部26と、記録部27と、を備えている。
第1検出結果取得部21は、X線検出部7のX線検出結果を取得する。
第2検出結果取得部22は、物品検出部9による連包品PGの存在もしくは不存在の検出結果を取得する。第2検出結果取得部22は、例えば、受信器9bによる信号Sの受信の有無、受信器9bが受信した信号Sの強度等の情報(データ)を取得する。この情報に基づいて、第2検出結果取得部22は、例えばシールドボックス4内における連包品PGの存在もしくは不存在を判断する。
第2検出結果取得部22は、例えば、物品検出部9による連包品PGの存在の検出情報の取得と同時に連包品PGの存在を検出したと判断してもよいし、当該検出情報を取得してから所定の期間経過後に連包品PGの存在を検出したと判断してもよい。後者では、上記所定の期間にて連包品PGの存在を示す検出情報を連続して取得した場合、第2検出結果取得部22は、物品検出部9によって連包品PGの存在を検出したと判断してもよい。もしくは、エラー情報が含まれることを考慮して、上記所定の期間にて連包品PGの存在を示す検出情報を実質的に連続して検出した場合、第2検出結果取得部22は、物品検出部9によって連包品PGの存在を検出したと判断してもよい。なお、所定の期間は、例えば、搬送部5によって連包品PGの搬送速度、並びに、流れ方向MDにおけるX線検出部7と物品検出部9との距離に応じて設定される。
また、第2検出結果取得部22は、例えば、物品検出部9によって連包品PGの不存在の検出情報の取得と同時に連包品PGの不存在を検出したと判断してもよいし、当該検出情報を取得してから所定の期間経過後に連包品PGの不存在を検出したと判断してもよい。後者では、上記所定の期間にて連包品PGの不存在を示す検出情報を連続して、もしくは実質的に連続して取得した場合、第2検出結果取得部22は、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出したと判断してもよい。
画像作成部23は、X線の検出結果に基づいてX線透過画像(画像)を作成する。画像作成部23は、例えば、一又は複数の画像処理アルゴリズムを用いることによって、X線透過画像を作成する。画像処理アルゴリズムとは、各画像に施す画像処理の処理手順を示す型である。画像処理アルゴリズムは、1つの画像処理フィルタ、又は、複数の画像処理フィルタの組み合わせによって構成される。複数の画像処理アルゴリズムは、インターネット等のネットワークを介して外部から取得可能である。また、複数の画像処理アルゴリズムは、USBメモリ又はリムーバブルハードディスク等の外部記憶媒体から取得可能である。複数の画像処理アルゴリズムのうちの少なくとも1つ以上は、生物界における遺伝及び進化のメカニズムを応用した手法である遺伝的アルゴリズム(GA=Genetic Algorithms)を採用し得る。この場合、X線検査装置1の仕様、検査条件等に基づき、複数の画像処理フィルタから各画像を自動生成することができる。複数の画像処理アルゴリズムの少なくとも一部は、例えば作業者が表示操作部8を介して適宜設定することもできる。
画像作成部23は、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合、X線透過画像の作成を停止してもよい。換言すると、画像作成部23は、物品検出部9によって連包品PGの存在を検出した場合のみ、各X線透過画像を作成してもよい。X線透過画像の作成が停止された場合、領域特定部24、判断部25の動作もまた停止してもよい。
領域特定部24は、連包品PGに含まれる各個包装Gの領域を特定する。領域特定部24は、例えば、画像作成部23によって作成された上記X線透過画像から、隣り合う個包装G同士の境界を特定する。領域特定部24は、例えば、領域特定部24は、連包品PGの検出開始タイミング、制御部10に予め記録された個包装Gの寸法データ等を用いる。領域特定部24は、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合、各個包装Gの領域を特定しなくてもよい。換言すると、領域特定部24は、物品検出部9によって連包品PGの存在を検出した場合のみ、各個包装Gの領域を特定してもよい。
判断部25は、領域特定部24によって特定された各個包装Gが空袋であるか否かを判断する。判断部25は、例えば、画像作成部23により生成された上記X線透過画像に基づいて、個包装Gに内容物Iが収容されているか否かを検出する。一具体例では、判断部25は、上記X線透過画像に画像処理を施すことによって、個包装Gに収容されている内容物Iの有無を検出する。内容物Iの不存在が検出された個包装Gは、空袋であると判断される。空袋と判断された個包装Gは、不良品であると判断される。
本実施形態では、判断部25は、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合、連包品PG内の空袋の有無を判断しない。この場合、X線検査装置1は、連包品PGを検査できないからである。例えば、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合、判断部25は、判断不要状態に設定される。判断不要状態は、例えば、判断部25が空袋の検出を停止する状態である。あるいは、判断不要状態は、判断部25が常に連包品PGに空袋が存在しない(すなわち、空袋なし)と判断する状態でもよい。判断部25が判断不要状態に設定される場合、判断部25による空袋の有無の判断結果を常に空袋なしとする。もしくは、判断不能状態は、判断部25が個包装Gを不良品であるか否かを判断しない状態でもよい。この場合、判断部25は、空袋の有無を判断してもよいし、判断しなくてもよい。
また、判断部25は、各個包装Gが空袋であるか否か以外の異常の有無を判断する。例えば、判断部25は、領域特定部24によって特定された各個包装Gにおける異物の有無を判断する。判断部25は、例えば、画像作成部23により生成された上記画像に対して画像処理を施すことにより、個包装Gに収容されている異物の有無を判断する。異物を収容する個包装Gは、不良品であると判断される。
個包装Gに何らかの異常があると判断された場合、判断部25は、当該個包装Gが不良品であると判断する。一方、判断部25によって個包装Gの異常が何ら判断されなかった場合、判断部25は、当該個包装Gが良品であると判断する。
出力部26は、X線検査装置1における制御部10以外の部分、及びX線検査装置1とは異なる装置の少なくとも一方に、判断部25の判断結果を出力する。これにより、X線検査装置1、及びX線検査装置1とは異なる装置との少なくとも一方は、連包品PGに不良品が含まれているときの動作を実行できる。また、出力部26は、第2検出結果取得部22による連包品PGの存在または不存在の検出結果を出力する。これにより、X線検査装置1、及びX線検査装置1とは異なる装置との少なくとも一方は、連包品PGの存在を検出した場合の動作と、連包品PGの不存在を検出した場合の動作とを、容易に切り換えられる。X線検査装置1とは異なる装置は、例えば搬入コンベア51、搬出コンベア52、報知装置等である。
記録部27は、第1検出結果取得部21の検出結果、第2検出結果取得部22の検出結果、画像作成部23により作成されたX線透過画像、領域特定部24による各個包装Gの領域の特定結果、判断部25による各判断結果などを記録する。例えば、記録部27は、物品検出部9によって連包品PGの存在が検出されている場合、空袋の有無の判断結果を記録する。一方、記録部27は、物品検出部9によって連包品PGの不存在が検出されている場合、判断部25が判断不要状態であると記録してもよい。この場合、記録部27は、判断部25による空袋の有無の判断結果を記録してもよい。これにより、判断不要状態における空袋の有無の判断結果を後に確認できる。
次に、図4及び図5を参照しながら、連包品PGにおける空袋の有無の判断手法の一例について説明する。図4(a)及び図5(a)は、連包品の一部を示す模式平面図である。図4(b)及び図5(b)は、それぞれ図4(a)及び図5(a)のX線透過画像を示す図である。図4(c)及び図5(c)は、代表値の決定処理の結果を示す図である。図4(d)及び図5(d)は、空袋の有無の判断結果を示す図である。
まず、図4(a)〜(d)を用いながら、連包品PGに空袋が存在しない場合を説明する。図4(a)に示されるように、連包品PGに含まれる個包装Gは、例えばピロー型の袋である。各個包装Gの両端には、シール領域SR1,SR2が形成されている。すなわち、連包品PGは、全体としては1つの細長い袋であり、その長手方向に所定の間隔で施されたシール領域SR1によって複数の空間が形成されたものである。複数の空間のそれぞれは、個包装Gに相当する。
図4(b)に示されるように、X線透過画像P上において、最も暗く現れている領域A1〜A4のそれぞれは、個包装Gの内容物Iを示している。また、領域B1は、シール領域SR1を示しており、領域B2は、シール領域SR2を示している。最も明るく現れている領域Dは、連包品PGの背景を示している。領域B1,B2よりも明るく領域Dよりも暗く現れている領域Eは、個包装Gにおいて内容物Iが収容されていない隙間部分を示している。なお、領域B1が領域EよりもX線透過画像P上において暗く写っている。これは、シール領域SR1の密度は、シールされていない部位の密度よりも熱収縮によって高くなっているからと考えられる。ただし、この例とは異なり、領域B1,B2が領域Eよりも明るく撮像される場合もある。X線透過画像P、予め記録されていた個包装Gの寸法L1のデータ等から、領域特定部24によって個包装領域Cが設定される。
X線透過画像Pに基づいて、図4(c)に示されるデータが得られる。図4(c)において横軸は時間を示し、縦軸はX線透過画像Pの所定領域における明度を示す。そして、予め記録されていたしきい値を用いて、図4(d)に示されるデータを作成する。図4(d)に示されるように、連包品PGに空袋が存在しない場合、「明るい」と判定された期間T1と、「暗い」と判定された期間T2とが、交互且つ規則的に存在している。このようなデータが得られた場合、判断部25は連包品PGに空袋が存在しないと判断する。すなわち、判断部25は、各個包装Gが空袋ではないと判断する。
次に、図5(a)〜(d)を用いながら、連包品PGに空袋が存在する場合を説明する。図5(b)では、図4(b)と異なり、領域A3が存在しない。この場合、図5(c),(d)に示されるように、期間T1よりも長く、「明るい」と判定された期間T3が存在する。この場合、期間T1,T2が交互且つ規則的に存在しない期間がある。例えば、図5(d)に示されるデータが得られた場合、判断部25は連包品PGに空袋が存在すると判断する。すなわち、判断部25は、特定の個包装Gが空袋であると判断する。
次に、図6を参照しながら、本実施形態に係るX線検査装置1の動作の一例を説明する。図6は、X線検査装置1の動作フローの一例を示す図である。図6に示されるX線検査装置1の動作は、X線検査装置1による空袋の検出動作に相当する。X線検査装置1では、空袋の検出動作と同時もしくは別のタイミングにて、異物の検出動作等が実施されてもよい。
最初に、X線検査装置1が連包品PGの存在または不存在を検出する(ステップS1)。ステップS1では、まず、物品検出部9が連包品PGの有無を検出する。続いて、第2検出結果取得部22が連包品PGの有無の検出結果を取得する。この検出結果に基づいて、第2検出結果取得部22が、連包品PGの存在または不存在を検出する。
第2検出結果取得部22が連包品PGの存在を検出した場合(ステップS1:YES)、画像作成部23がX線透過画像を作成する(ステップS2)。ステップS2では、まず、X線照射部6によって照射されたX線をX線検出部7によって検出する。続いて、X線検出結果に基づき、画像作成部23がX線透過画像を作成する。そして、当該X線透過画像から、領域特定部24が各個包装Gの領域を特定する。作成されたX線透過画像データと、特定された各個包装Gの領域データとは、記録部27によって記録されてもよい。
ステップS2後、判断部25が連包品PGにおける空袋の有無を判断する(ステップS3)。ステップS3では、各個包装Gの領域が特定されたX線透過画像に基づいて、判断部25が、特定された各個包装Gが空袋であるか否かを一つずつ判断する。
個包装Gが空袋ではないと判断された場合(ステップS3:NO)、記録部27が判断部25の判断結果を記録する(ステップS4)。ステップS4では、個包装Gが空袋ではないとする判断結果を、記録部27に記録する。このとき、当該判断結果と、判断された個包装Gの領域を含むX線透過画像とを記録部27に記録する。ステップS4後、ステップS1に戻り、判断された個包装Gよりも後段に位置する個包装Gが空袋であるか否かを順次判断する。なお、ステップS4後のステップS1は、簡略化されてもよい。
一方、個包装Gが空袋であると判断された場合(ステップS3:YES)、判断部25の判断結果を記録する(ステップS5)。ステップS5では、個包装Gが空袋であるとする判断結果を、記録部27に記録する。このとき、当該判断結果と、判断された個包装Gの領域を含むX線透過画像とを記録部27に記録する。
ステップS5後、上記判断結果を出力する(ステップS6)。ステップS6では、空袋である個包装Gが存在するという判断結果、すなわち、連包品PGに空袋が含まれているという判断結果を、X線検査装置1における制御部10以外の部分、並びに、X線検査装置1とは異なる装置の少なくとも一方に出力する。これにより、空袋を排除するための動作、報知動作等が実施され得る。
第2検出結果取得部22が物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合(ステップS1:NO)、X線検査装置1による空袋の有無の検出を停止する(ステップS7)。ステップS7では、判断部25が判断不要状態であることを記録部27に記録する。そして、ステップS2〜S6を実施せずにX線検査装置1による連包品PGの検査を停止する。ステップS7後、ステップS1を再度実施してもよい。この場合、ステップS1にて連包品PGの存在を検出した場合、X線検査装置1による連包品PGの検査を再開する。なお、ステップS7の前後もしくはステップS7中に、例えば画像作成部23がX線透過画像を作成してもよいし、判断部25が空袋の有無を判断してもよい。これらの場合、記録部27は、X線透過画像、空袋の有無の判断結果等を記録してもよい。
次に、図7(a),(b)を参照しながら、X線検査装置1にて連包品PGに空袋が発見された場合であって、当該空袋である個包装Gを排除する手法の一例について説明する。図7(a),(b)は、X線検査装置1を含む検査システムの一部を示す概略図である。図7(a)は、検査システムにて連包品PGが流れ方向MDに沿って搬送される状態を示す。図7(b)は、検査システムにて連包品PGが逆送される状態を示す。
図7(a),(b)に示される検査システム60は、X線検査装置1と、搬入コンベア51と、搬出コンベア52と、一時貯蔵部53,54とを備える。一時貯蔵部53は、検査前もしくは検査後の連包品PGの一部を一時的に貯蔵する部分であり、搬入コンベア51よりも前段に位置する。一時貯蔵部54は、検査後の連包品PGの一部を一時的に貯蔵する部分であり、搬出コンベア52よりも後段に位置する。なお図示はされていないが、検査システム60は、連包品PG用の搬送装置、振分装置等を備えてもよい。これらの装置は、例えば一時貯蔵部53,54の周囲等に配置される。
図7(a)に示されるように、検査システム60の通常動作時では、まず、リール等に巻回されていた連包品PGが流れ方向MDに沿って一時貯蔵部53へ搬送される。続いて、連包品PGは、搬入コンベア51を介して一時貯蔵部53からX線検査装置1へ搬送される。続いて、連包品PGのうち、X線検査装置1によって検査された部分は、搬出コンベア52を介して一時貯蔵部54へ搬送される。そして、一時貯蔵された検査済みの連包品PGは、一時貯蔵部54よりも後段の装置へ回収される。検査システム60の通常動作時では、例えば一時貯蔵部53には連包品PGは貯蔵されず、一時貯蔵部54には連包品PGが一時貯蔵されている。
X線検査装置1によって連包品PGに空袋が含まれると判断された場合、検査システム60は、X線検査装置1による連包品PGの検査を停止すると共に、連包品PGの搬送を一時停止する。一時停止のタイミングは、例えば、空袋の存在が判断されたタイミングと同時、もしくは、空袋の存在が判断されたタイミングから第1所定期間を経過したタイミングである。第1所定期間は、例えば2〜3秒間である。連包品PGの搬送が一時停止した後、図7(b)に示されるように、流れ方向MDと反対側の方向RDに沿って連包品PGを搬送する。すなわち、連包品PGを逆送させる。連包品PGを逆送させる期間は、例えば第2所定期間である。確実に空袋をX線検査装置1よりも前段に搬送する観点から、第2所定期間は、第1所定期間よりも長く設定される。
連包品PGを逆送させることにより、一時貯蔵部54に貯蔵される連包品PGの一部は、搬出コンベア52、X線検査装置1、及び搬入コンベア51を介して一時貯蔵部53に貯蔵される。このように一時貯蔵部53,54を用いることによって、例えば、検査前の連包品PGを巻回するリール等への連包品PGの巻き直しが不要になる。この場合、巻き直しに伴う連包品PGの破損等を防止できる。なお、連包品PGが逆送するタイミングは、一時停止のタイミングと同時でもよいし、異なってもよい。もしくは、連包品PGは、一時停止することなく逆送されてもよい。
上記第2所定期間後、流れ方向MDに沿って連包品PGを再度搬送すると共に、X線検査装置1によって連包品PGの検査を再開する。これにより、連包品PGに空袋が含まれているか否かを再検査する。再検査にて空袋の存在が検出された場合、連包品PGの搬送を再度一時停止する。この一時停止のタイミングは、例えば、空袋の存在が再度判断されたタイミングと同時、もしくは、空袋の存在が再度判断されたタイミングから上記第1所定期間を経過したタイミングである。続いて、連包品PGから空袋と判断された個包装Gを排除する。このとき、空袋であると推定される個包装Gのみ、もしくは当該個包装Gが含まれる複数の個包装Gを連包品PGから排除する。具体例としては、まず、手動もしくは自動にて、上記個包装Gのみ、もしくは上記複数の個包装Gを、連包品PGから切り取る。続いて、切り出された個包装Gにつながっていた2つの個包装Gをつなげる。例えば、テープ等を用いて2つの個包装Gをつなげる。そして、連包品PGを逆送した後、当該連包品PGを再度検査する。これにより、空袋が排除されたか否かを確認する。なお、再検査にて連包品PGに空袋が含まれていないとX線検査装置1が判断した場合、一時停止することなく連包品PGの検査を実施する。
次に、以上に説明した本実施形態に係るX線検査装置1の作用効果について、以下に説明する比較例を参照しながら説明する。比較例に係るX線検査装置では、本実施形態に係るX線検査装置と異なり、物品検出部が連包品の検出開始タイミングのみを検知する。すなわち、比較例においては、物品検出部によって連包品の検出結果は、画像作成開始のタイミングを調整するために用いられる。この場合、連包品の長さが不定であることから、比較例においては連包品の検査終了タイミングが判別できなかった。加えて、X線検査装置では、X線透過画像における内容物の有無にて空袋の存在もしくは不存在が判断される。このため、比較例に係るX線検査装置は、連包品に空袋が存在している状態と、連包品が存在していない状態とを区別できない。したがって比較例では、連包品の全てがX線検査装置を通過した後、必ず「空袋あり」の誤判断がなされてしまう。
近年では、後の調査等の理由から、検査結果は全て記録されることがある。よって、比較例においては、上記誤判断も全て記録されてしまう。このような誤判断結果は、後の調査にてノイズとなってしまう。また、連包品における最後の個包装が空袋であった場合であれば、正しい判断結果が記録されるが、多量の上記誤判断結果に紛れてしまうおそれがある。これにより、連包品の終端に位置する個包装の異常が見逃されてしまうおそれがある。
これに対してX線検査装置1によれば、判断部25は、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合、空袋の有無を判断しないことができる。これにより、連包品PGの全てがX線検査装置1を通過した後、X線検査装置1が連包品PGに空袋が含まれると誤判断してしまうことを防止できる。加えて、連包品PGの不存在を検出して初めて判断部25が空袋の有無を判断しないことによって、連包品PGにおける終端に位置する個包装Gが空袋であるとする判断の信頼性を高められる。したがって、X線検査装置1の利用によって、連包品PGの検査中における誤判断を低減可能である。
さらに、本実施形態では、連包品の全てがX線検査装置を通過した後、誤判断がなされにくくなる。このため、後の調査にてノイズとなり得る誤判断結果の数を低減できる。
本実施形態では、判断部25は、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合、空袋の検査を停止してもよい。また、X線検査装置1は、画像を作成する画像作成部23を備え、画像作成部23は、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合、画像の作成を停止してもよい。これらの場合、X線検査装置1の稼働コストを低減できる。
本実施形態では、判断部25は、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合、空袋の有無の判断結果を空袋なしとしてもよい。この場合、X線検査装置1の誤判断に基づいた対応の頻度を低減できる。このとき、記録部27は、判断部25が空袋の有無を検出した結果を記録してもよい。これにより、例えば物品検出部9の動作不良等によって連包品PGの検出がなされていなかったときも、空袋の有無の判断結果を後に確認できる。
本実施形態では、X線検査装置1は、空袋の有無の判断結果を記録する記録部27を備え、記録部27は、物品検出部9によって連包品PGの存在が検出されている場合、空袋の有無の判断結果を記録し、物品検出部9によって連包品PGの不存在を検出した場合、判断部25が判断不要状態であると記録してもよい。この場合、記録部27に記録された内容のうち、確認を要する内容を抽出しやすくなる。なお、判断部25が判断不要状態である場合もまた、記録部27は、判断部25が空袋の有無を検出した結果を記録してもよい。
以上、本発明の一側面に係る実施形態について説明したが、本発明の一側面は、上述した実施形態に限定されない。上記実施形態では、判断部は、各個包装における空袋の有無と、異物の有無とを判断しているが、これに限られない。例えば、判断部は、領域特定部によって特定された各個包装の重量を判断してもよい。この場合、判断部は、例えば、画像作成部により生成された上記画像に対して画像処理を施すことにより、個包装に収容されている内容物の重量値を推定する。そして、判断部は、推定された重量値が所定の範囲内であるか否かを判断する。所定の範囲外である重量値の個包装は、不良品であると判断される。これにより、連包品に含まれる不良品を良好に低減できる。
上記実施形態では、判断部が判断不要状態である場合、X線検査を停止してもよい。例えば、X線検査装置は、物品検出部によって連包品の不存在を検出した場合、X線の検出を停止してもよい。この場合、X線照射部がX線の照射を停止してもよいし、X線検出部がX線の検出を停止してもよい。これにより、X線検査装置の稼働コストを低減できる。また、上記実施形態では、物品検出部によって連包品の不存在を検出した場合、X線検査装置は空袋の有無の検出を停止するが、これに限られない。例えば、物品検出部によって連包品の不存在を検出した場合も、X線検査装置は、空袋の有無の検出を停止しなくてもよい。なお、X線検査を停止している状態から再度検査を再開する場合、X線検査装置内に残っている連包品PGが検査されたものか検査される前のものか判別がつかない。このため、一度連包品PGが流れ方向MDに沿って搬送されまたは逆方向に搬送し、X線検査装置内に連包品PGが存在しない状態にしてから検査を再開してもよい。
上記実施形態では、制御部が第1検出結果取得部及び第2検出結果取得部を有しているが、これに限られない。例えば、制御部の判断部が、X線検出結果を取得してもよいし、連包品の有無の検出結果を取得してもよい。また、判断部が、物品検出部による連包品の存在もしくは不存在の検出を判断してもよい。もしくは、物品検出部自体が連包品の存在もしくは不存在の検出を判断してもよい。この場合、判断部は、物品検出部から提供される情報に基づいて、空袋の有無の判断を停止してもよい。
上記実施形態では、X線検査装置が連包品の有無を検出する物品検出部を備えているが、これに限られない。例えば、検査システムにおいて搬入コンベアよりも前段に位置する一時貯蔵部に、連包品の有無を検出するセンサ等が設けられてもよい。なお、上記検査システムは、連包品内に何らかの不良品を検出した場合、空袋の排除方法と同様の方法にて当該不良品を排除できる。
1…X線検査装置、4…シールドボックス、4a…搬入口、4b…搬出口、5…搬送部、6…X線照射部、7…X線検出部、8…表示操作部、9…物品検出部、9a…送信機、9b…受信器、10…制御部、21…第1検出結果取得部、22…第2検出結果取得部、23…画像作成部、24…領域特定部、25…判断部、26…出力部、27…記録部、51…搬入コンベア、52…搬出コンベア、53,54…一時貯蔵部、60…検査システム、G…個包装、MD…流れ方向、P…X線透過画像、PG…連包品。

Claims (6)

  1. 連包品にX線を照射するX線照射部と、
    前記X線を検出するX線検出部と、
    前記X線検出部よりも前段に位置しており、前記連包品の有無を検出する物品検出部と、
    前記X線検出部の検出結果から作成される画像に基づいて、空袋の有無を判断する判断部と、を備え、
    前記判断部は、前記物品検出部によって前記連包品の不存在を検出した場合、前記空袋の有無を判断しない、
    X線検査装置。
  2. 前記判断部は、前記物品検出部によって前記連包品の不存在を検出した場合、前記空袋の検査を停止する、請求項1に記載のX線検査装置。
  3. 前記画像を作成する画像作成部をさらに備え、
    前記画像作成部は、前記物品検出部によって前記連包品の不存在を検出した場合、前記画像の作成を停止する、請求項1又は2に記載のX線検査装置。
  4. 前記X線検出部は、前記物品検出部によって前記連包品の不存在を検出した場合、前記X線の検出を停止する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のX線検査装置。
  5. 前記判断部は、前記物品検出部によって前記連包品の不存在を検出した場合、前記空袋の有無の判断結果を空袋なしとする、請求項1に記載のX線検査装置。
  6. 前記空袋の有無の判断結果を記録する記録部をさらに備え、
    前記記録部は、
    前記物品検出部によって前記連包品の存在が検出されている場合、前記空袋の有無の判断結果を記録し、
    前記物品検出部によって前記連包品の不存在が検出されている場合、前記判断部が判断不要状態であると記録する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のX線検査装置。
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