JP5764093B2 - 検査システムおよび検査方法 - Google Patents
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前記管理装置は、前記基準品と前記個体識別IDとの対応関係である基準品管理情報、および、前記基準品を用いた前記装置検査における検査結果である基準品検査結果情報を記憶する記憶部と、前記装置検査を行う場合、所定のタイミングで、前記基準品保管ユニットの内部の前記基準品を、前記搬送投入手段を用いて前記製品コンベアの前記上流の所定箇所に投入し、前記投入した前記基準品を用いた前記装置検査における検査結果を前記記憶部に記憶し、その後、前記記憶部の基準品管理情報を参照し、前記個体識別IDリーダによって当該基準品の個体識別IDが読み取られたと判定したときに、前記搬送回収手段を用いて当該基準品を前記製品コンベアの前記下流の所定箇所から前記基準品保管ユニットの内部に回収する処理部と、を備えることを特徴とする。
その他の手段については後記する。
基準容器検査結果情報1022は、基準容器23を用いた装置検査における検査結果を示す情報である。具体的には、図2(b)に示すように、基準容器検査結果情報1022は、例えば、検査日時、基準容器、検査結果の各カラムから構成される。この基準容器検査結果情報1022によれば、例えば、2012/05/01の01:00に基準容器23の「A」を用いて行われた検査結果が「OK」であったことがわかる。
製品検知センサ3は、製品コンベア2における箇所A(検査装置5よりも上流の所定箇所。製品コンベア2と投入コンベア11の合流箇所)のさらに上流に配置され、製品コンベア2において自身の近傍を移動する製品21を検知するセンサであり、例えば赤外線センサにより実現される。
検査装置5は、製品コンベア2の途中に位置し、製品コンベア2によって搬送される製品21を検査する手段である。
不良品回収手段7は、管理装置1からの指示により、検査装置5による検査の結果、不良品と判定された製品21である不良品22を、製品コンベア2から不良品回収ユニット6に移動させる手段である。
基準容器回収手段9は、製品コンベア2における箇所B(検査装置5よりも下流の所定箇所。製品コンベア2と回収コンベア12の分岐箇所)に位置する基準容器23を押して回収コンベア12に移動させる手段である。
投入コンベア11は、基準容器23を、基準容器保管ユニット10の出口10aから、製品コンベア2における箇所Aまで搬送して投入する手段である。
回収コンベア12は、製品コンベア2における箇所Bで基準容器回収手段9によって押されて移動してきた基準容器23を、基準容器保管ユニット10の入口10bまで搬送して回収する手段である。
以上の理由によって、識別情報記号33はステルスインクで印字されることが好ましい。
図4に示すように、処理部101は、装置検査を行う場合、まず、基準容器23の投入のタイミング(一定時間ごと、スケジュールにより決定したタイミングなどの所定のタイミング)が到来したか否かを判定し、Yesの場合はステップS2に進み、Noの場合はステップS1に戻る。
次に、ステップS3において、処理部101は、ステップS2で投入した基準容器23を用いた検査装置5による装置検査における検査結果を、記憶部102に基準容器検査結果情報1022として記憶する。なお、処理部101は、投入側個体識別IDリーダ4から基準容器23の個体識別IDを読み取った旨の情報を受信することで、当該基準容器23がその直後に検査装置5を通過することを認識でき、基準容器23による検査装置5の装置検査を確実に行うことができる。
例えば、基準容器23だけでなく、製品21にも個体識別IDを印字して読取装置によってその個体識別IDを読み取って管理するようにしてもよい。
また、基準容器23に個体識別IDを印字する箇所は、底でなくても側面や上面等の他の部分であってもよい。
また、投入コンベア11や、基準容器回収手段9と回収コンベア12の組み合わせの代わりに、マジックハンドのような形状の搬送手段を用いて、製品21を製品コンベア2に対して投入や回収するようにもよい。
その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
2 製品コンベア
3 製品検知センサ
4 投入側個体識別IDリーダ
5 検査装置
6 不良品回収ユニット
7 不良品回収手段
8 回収側個体識別IDリーダ
9 基準容器回収手段(搬送回収手段)
10 基準容器保管ユニット(基準品保管ユニット)
10a 出口
10b 入口
11 投入コンベア(搬送投入手段)
12 回収コンベア(搬送回収手段)
21 製品
22 不良品
23 基準容器(基準品)
31 印字装置
32 印字手段
33 識別情報記号
34 他情報
41 入味検査装置
42 外観検査装置
43 印字検査装置
44 最終個体識別IDリーダ
101 処理部
102 記憶部
103 入力部
104 出力部
1021 基準容器管理情報(基準品管理情報)
1022 基準容器検査結果情報(基準容器検査結果情報)
S,Sa 検査システム
Claims (6)
- 製品を搬送する製品コンベアと、
前記製品コンベアの途中に位置し、前記製品コンベアによって搬送される製品を検査する検査装置と、
前記検査装置の検査精度が正常か否かを判定するための検査である装置検査に用いられ、個体識別IDが表面に印字されている基準品と、
前記基準品を内部に保管し、前記基準品の出口と入口を有する基準品保管ユニットと、
前記基準品を、前記基準品保管ユニットの出口から、前記製品コンベアにおける前記検査装置の上流の所定箇所まで搬送して投入する搬送投入手段と、
前記基準品を、前記製品コンベアにおける前記検査装置の下流の所定箇所から、前記基準品保管ユニットの入口まで搬送して回収する搬送回収手段と、
前記下流の所定箇所よりも前記製品コンベアの上流側に位置し、前記基準品の表面に印字された前記個体識別IDを読み取る個体識別IDリーダと、
前記基準品保管ユニットの内部に保管された前記基準品の前記製品コンベアへの投入および回収を制御する管理装置と、を備える検査システムであって、
前記管理装置は、
前記基準品と前記個体識別IDとの対応関係である基準品管理情報、および、前記基準品を用いた前記装置検査における検査結果である基準品検査結果情報を記憶する記憶部と、
前記装置検査を行う場合、
所定のタイミングで、前記基準品保管ユニットの内部の前記基準品を、前記搬送投入手段を用いて前記製品コンベアの前記上流の所定箇所に投入し、
前記投入した前記基準品を用いた前記装置検査における検査結果を前記記憶部に記憶し、
その後、前記記憶部の基準品管理情報を参照し、前記個体識別IDリーダによって当該基準品の個体識別IDが読み取られたと判定したときに、前記搬送回収手段を用いて当該基準品を前記製品コンベアの前記下流の所定箇所から前記基準品保管ユニットの内部に回収する処理部と、を備える
ことを特徴とする検査システム。 - 前記製品コンベアにおける前記上流の所定箇所よりも上流に配置され、前記製品コンベアにおいて自身の近傍を移動する前記製品を検知する製品検知センサを、さらに備え、
前記処理部は、
前記製品検知センサによって所定時間、前記製品が検知されなかったときのタイミングで、前記基準品保管ユニットの内部の前記基準品を、前記搬送投入手段を用いて前記製品コンベアの前記上流の所定箇所に投入する
ことを特徴とする請求項1に記載の検査システム。 - 前記基準品の表面には、可視光に対して透明で、紫外線または赤外線が照射されたときに可視化する不可視インクを用いて、前記個体識別IDが印字されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の検査システム。 - 製品を搬送する製品コンベアと、
前記製品コンベアの途中に位置し、前記製品コンベアによって搬送される製品を検査する検査装置と、
前記検査装置の検査精度が正常か否かを判定するための検査である装置検査に用いられ、個体識別IDが表面に印字されている基準品と、
前記基準品を内部に保管し、前記基準品の出口と入口を有する基準品保管ユニットと、
前記基準品を、前記基準品保管ユニットの出口から、前記製品コンベアにおける前記検査装置の上流の所定箇所まで搬送して投入する搬送投入手段と、
前記基準品を、前記製品コンベアにおける前記検査装置の下流の所定箇所から、前記基準品保管ユニットの入口まで搬送して回収する搬送回収手段と、
前記下流の所定箇所よりも前記製品コンベアの上流側に位置し、前記基準品の表面に印字された前記個体識別IDを読み取る個体識別IDリーダと、
前記基準品保管ユニットの内部に保管された前記基準品の前記製品コンベアへの投入および回収を制御する管理装置と、を備える検査システムにおける検査方法であって、
前記管理装置は、
前記基準品と前記個体識別IDとの対応関係である基準品管理情報、および、前記基準品を用いた前記装置検査における検査結果である基準品検査結果情報を記憶する記憶部と、処理部と、を備えており、
前記処理部は、
前記装置検査を行う場合、
所定のタイミングで、前記基準品保管ユニットの内部の前記基準品を、前記搬送投入手段を用いて前記製品コンベアの前記上流の所定箇所に投入し、
前記投入した前記基準品を用いた前記装置検査における検査結果を前記記憶部に記憶し、
その後、前記記憶部の基準品管理情報を参照し、前記個体識別IDリーダによって当該基準品の個体識別IDが読み取られたと判定したときに、前記搬送回収手段を用いて当該基準品を前記製品コンベアの前記下流の所定箇所から前記基準品保管ユニットの内部に回収する
ことを特徴とする検査方法。 - 前記検査システムは、
前記製品コンベアにおける前記上流の所定箇所よりも上流に配置され、前記製品コンベアにおいて自身の近傍を移動する前記製品を検知する製品検知センサを、さらに備えており、
前記処理部は、
前記製品検知センサによって所定時間、前記製品が検知されなかったときのタイミングで、前記基準品保管ユニットの内部の前記基準品を、前記搬送投入手段を用いて前記製品コンベアの前記上流の所定箇所に投入する
ことを特徴とする請求項4に記載の検査方法。 - 前記基準品の表面には、可視光に対して透明で、紫外線または赤外線が照射されたときに可視化する不可視インクを用いて、前記個体識別IDが印字されている
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の検査方法。
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