JP2020204106A - 糸張力調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルばねの付勢力を増減させる際の一方の対峙面を他方の対峙面に対し接離する双方向への移動がコンパクトでかつ安価な構成により行えるようにして、装置自体の大型化を抑えつつコストの低廉化を図り得る糸張力調整装置を提供する。【解決手段】互いに対峙する第1及び第2ディスク21,22の対峙面211,221同士の間に挟んだ糸Yに付与される張力を調整する糸張力調整装置2において、第1ディスク21を、第2ディスク22に対し同一の軸23上で接離可能に構成する。第1ディスク21に永久磁石24を設ける一方、第2ディスク22に、電源に磁極変更可能にかつ通電量変更可能に連結された電磁石25を設ける。第1ディスク21の対峙面211を第2ディスク22の対峙面221側に近付けるように常時付勢するコイルばね27を、軸23の一端に螺着した螺子部材28と第1ディスク21の対峙面211の裏側との間に縮装する。【選択図】図3

Description

本発明は、互いに対峙する対峙面同士の間に挟んだ糸に付与される張力を調整するようにした糸張力調整装置に関する。
一般に、この種の糸張力調整装置は、糸コーンからの糸が必要以上に引き出されないように横編機の天ばね装置に設けられることがあり、互いに対峙する双方の対峙面間同士の間に挟んだ糸に適度な張力を付与するようにしている。双方の対峙面のうちの一方の対峙面は、他方の対峙面に対し接離可能に構成され、当該一方の対峙面側に設けられたコイルばねによって他方の対峙面側に常時付勢されている。そして、コイルばねは、その伸縮方向へ伸びる軸端に螺着された螺子部材を備え、この螺子部材の締緩動作により伸縮方向への長さが変更されるのに伴い他方の対峙面側に対する一方の対峙面の付勢力を増減して、対峙面間で糸に付与される張力を調整するようにしている。
また、この種の糸張力調整装置としては、糸たてからの上糸を針まで供給するミシンの給糸経路上において上糸に付与される張力を調整するようにしたものが知られている(特許文献1参照)。この糸張力調整装置は、互いに対峙する双方の対峙面のうちの一方の対峙面に、他方の対峙面側に近付けるように常時付勢するコイルばねと電磁ソレノイドにより押すプランジャとを備え、コイルばねの付勢力にプランジャの押す力を加味することで、コイルばねの付勢力では賄えない押圧力を他方の対峙面側に対して付加した状態で上糸の張力を広範囲に亘って調整するようにしている。
特開2002−210279号公報
ところが、前記従来の糸張力調整装置では、コイルばねのような付勢手段の付勢力がプランジャの押す力により増大されているもの、付勢手段の付勢力を減衰させることができない。そのため、付勢手段の付勢力を減衰させるには、一方の対峙面を他方の対峙面から離反させる方向へ電磁ソレノイドにより押して移動させるプランジャを備えた機構を新たに追加する必要がある。しかし、付勢手段の付勢力を増減させるに当たり、一方の対峙面を他方の対峙面に対し接離する双方向へ電磁ソレノイドにより押すプランジャを備えた機構を2つ設けると、装置自体が非常に大型化する上、コストも嵩んでしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、付勢手段の付勢力を増減させる際の一方の対峙面を他方の対峙面に対し接離する双方向への移動が2つの電磁ソレノイド及びプランジャを備えた機構をそれぞれ用いることなく行えるようにして、装置自体の大型化を抑えつつコストの低廉化を図ることができる糸張力調整装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、互いに対峙する対峙面同士の間に挟んだ糸に付与される張力を調整する糸張力調整装置本体を備えた糸張力調整装置を前提とする。そして、前記両対峙面のうちの一方の対峙面を、他方の対峙面に対し接離可能に構成し、前記一方の対峙面側に永久磁石を設ける一方、他方の対峙面側に、電源に対し磁極変更可能にかつ通電量変更可能に連結された電磁石を設ける。更に、前記一方の対峙面側に、当該一方の対峙面を前記他方の対峙面側に近付けるように常時弾性的に付勢する付勢手段を設けることを特徴としている。
また、前記付勢手段は、当該付勢手段の付勢力を変更する付勢力変更手段を備えていてもよい。
更に、前記付勢力変更手段による前記付勢手段の付勢力の変更動作を、電動手段により電動で行ってもよい。
また、前記糸張力調整装置本体を、横編機の天ばね装置に適用してもよい。
以上、糸を挟んで対峙する一方の対峙面側に永久磁石を設けるとともに、一方の対峙面を他方の対峙面側に常時付勢する付勢手段を設ける一方、他方の対峙面側に磁極変更可能な電磁石を設けることで、電磁石の磁極を変更すれば、永久磁石の極性に対する吸引力と反発力が得られる。このため、付勢手段の付勢力が、電磁石の磁極を永久磁石とは異なる極性に変更した際の吸引力によって増大する一方、電磁石の磁極を永久磁石と同じ極性に変更した際の反発力によって減衰する。このように、一方の対峙面側の永久磁石及び付勢手段と他方の対峙面側の磁極変更可能でかつ通電量変更可能な電磁石とで糸張力調整装置が構成されることにより、付勢手段の付勢力を増減させる際の一方の対峙面を他方の対峙面に対し接離する双方向への移動が、電磁石の磁極の変更による吸引力及び反発力の切り替えと電磁石への通電量による吸引力及び反発力の大きさとに応じて行われることになり、2つの電磁ソレノイド及びプランジャを備えた機構をそれぞれ用いる必要がない。これにより、糸張力調整装置自体の大型化を抑制しつつコストの低廉化を図ることができる。
しかも、付勢手段の付勢力によって磁力に依存することなく対峙面同士の間に挟んだ糸に対し一定の張力を付与することが可能となり、消費電力の低廉化を図ることもできる。
加えて、付勢手段を備えた状態で他方の対峙面に対し移動する一方の対峙面側には永久磁石が設けられてはいるものの、電磁石を備えた他方の対峙面側よりも軽量であることから、付勢手段の付勢力を増減させる機構が軽量となる。これにより、電磁石の磁極変更や通電量変更による吸引力及び反発力に応じた一方の対峙面の高い応答性を発揮することができる。
また、付勢手段に付勢力を変更する付勢力変更手段を設けることで、永久磁石と電磁石との磁力に依存することなく付勢力を変更でき、糸に対する張力を任意に付与することができる。しかも、付勢手段による付勢力を基準とし、張力一定制御や任意のタイミングで張力を付与するような制御には好適であり、消費電力をより一層低減することができる。
更に、付勢力変更手段に付勢手段の付勢力を電動により変更する電動手段を設けることで、個々の糸張力調整装置の付勢手段の付勢力を電動により変更することができ、人為的な付勢手段の付勢力の変更作業を廃止できる。このとき、電動手段による付勢手段の付勢力の変更は、張力センサにより検出される張力値に基づいて行われるので、糸の張力を張力センサによって監視することも可能となり、糸屑の堆積等の外的要因による張力変動にも対応することができる。
また、糸張力調整装置本体を天ばね装置に適用することで、スペース的に比較的余裕のある個々の天ばね装置に、対峙面同士を付勢手段の付勢力のみで付勢する既存の糸張力調整装置に代えて無理なく設置できる。
本発明の実施の形態に係る糸張力調整装置を備えた天ばね装置の斜視図である。 図1の糸張力調整装置の斜視図である。 図2の糸張力調整装置の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る糸張力調整装置を備えた天ばね装置の斜視図を示している。この図1に示すように、天ばね装置1は、図示しない横編機に複数設けられ、それぞれの糸パッケージから引き出された糸Yに付与される張力をそれぞれ個別に調整する糸張力調整装置2を備えている。この糸張力調整装置2は、天ばね装置1のフレーム10の基端側(給糸経路の上流側)に取り付けられている。
この横編機の側面では、天ばね装置1により張力を付与された糸Yを編針に給糸するに際して弛みなどを取るサイドテンショナーが複数設けられ、これらのサイドテンショナーによって多数の給糸経路が密集している。
また、天ばね装置1は、フレーム10の上方を先端に向かって伸びるテンションアーム11を備えている。また、符号12〜17は、糸Yを案内するように挿通する導糸部である。そして、糸パッケージから引き出された糸Yは、糸張力調整装置2により張力を付与された状態で、導糸部12〜15を経てテンションアーム11の導糸部16及び導糸部17よりキャリッジ(図示せず)側へ給糸されるようにしている。このとき、導糸部13は、フレーム10の基端側付近を回転軸として上下に揺動するアームの先端に設けられているので、糸Yが切れた際にアームがスイングして糸切れが検出できるようにしている。
図2は図1の糸張力調整装置2の斜視図、図3は図2の糸張力調整装置2の断面図をそれぞれ示している。この図2及び図3に示すように、糸張力調整装置2は、互いに対峙する第1及び第2ディスク21,22の対峙面211,221同士の間に挟んだ糸Yに張力を付与して調整する糸張力調整装置本体20を備えている。
第1及び第2ディスク21,22は、同一の軸23上に設けられ、当該両ディスク21,22のうちの第2ディスク22が軸23の他端側(図3では右端側)に固定されている。一方、第1ディスク21は、軸23上に移動可能に設けられている。つまり、第1ディスク21は、その対峙面211(一方の対峙面)が第2ディスク22の対峙面221(他方の対峙面)に対し接離可能となるように軸23上に設けられている。
第1ディスク21には、対峙面211の裏側に略円環状の永久磁石24が設けられている。一方、第2ディスク22には、対峙面221の裏側に電磁石25が設けられている。この電磁石25は、図示しない電源に対し電流の向き及び通電量を変更する変換器(図示せず)を介して磁極変更可能にかつ通電量変更可能に連結されており、変更は図示しない横編機のコントローラにより制御される。
電磁石25は、鉄心251とこの鉄心251に巻回されたコイル252とを備え、第2ディスク22の対峙面221側が磁極面となっている。第1及び第2ディスク21,22は、ステンレス鋼などの非磁性体により形成されている。軸23の他端は、鉄心251に嵌着されている。
また、第1及び第2ディスク21,22の対峙面211,221の間に位置する軸23の対応位置には、略円形状の挿通孔231が設けられている。この挿通孔231には外方と連通する連通溝232が設けられ、この連通溝232を介して挿通孔231に挿通された糸Yに対し第1及び第2ディスク21,22の対峙面211,221同士の間で張力が付与されるようにしている。
更に、第1ディスク21には、その対峙面211を第2ディスク22の対峙面221側に近付けるように常時弾性的に付勢する付勢手段としてのコイルばね27が設けられている。このコイルばね27は、その伸縮方向を軸23上に一致させた状態で、軸23の一端(図3では左端)に螺着される螺子部材28と第1ディスク21の対峙面211の裏側との間に縮装されている。この場合、螺子部材28は、手動による締緩動作(変更動作)によって軸23上をコイルばね27の伸縮方向へ移動し、コイルばね27の付勢力を変更する付勢力変更手段としての機能を有している。
したがって、本実施の形態では、糸Yを挟んで対峙する第1ディスク21に永久磁石24が設けられているとともに、第1ディスク21の対峙面211を第2ディスク22の対峙面221側に常時付勢するコイルばね27が設けられている一方、第2ディスク22に磁極変更可能な電磁石25が設けられているので、電磁石25の磁極を変換器により変更すれば、永久磁石24の極性に対する吸引力と反発力が得られる。その上、電磁石25は電源に対し通電量変更可能に連結されているので、通電量に応じて永久磁石24に対する吸引力及び反発力が可変となる。
このため、コイルばね27の付勢力は、電磁石25の磁極を永久磁石24とは異なる極性に変更した際の吸引力によって増大する一方、電磁石25の磁極を永久磁石24と同じ極性に変更した際の反発力によって減衰する。このように、第1ディスク21の永久磁石24及びコイルばね27と第2ディスク22の磁極変更可能でかつ通電量変更可能な電磁石25とで糸張力調整装置2が構成されることにより、コイルばね27の付勢力を増減させる際の第1ディスク21の対峙面211を第2ディスク22の対峙面221に対し接離する双方向への移動が、電磁石25の磁極の変更による吸引力及び反発力の切り替えと電磁石25への通電量による吸引力及び反発力の大きさとに応じて行われることになり、2つの電磁ソレノイド及びプランジャを備えた機構をそれぞれ用いる必要がない。これにより、糸張力調整装置2自体の大型化を抑制しつつコストの低廉化を図ることができる。
しかも、コイルばね27の付勢力によって磁力に依存することなく第1及び第2ディスク21,22の対峙面211,221同士の間に挟んだ糸Yに対し一定の張力を付与することが可能となり、電磁石25に対する電力の常時供給を不要にして消費電力の低廉化を図ることもできる。
加えて、コイルばね27を備えた状態で第2ディスク22の対峙面221に対し移動する第1ディスク21には永久磁石24が設けられてはいるものの、電磁石25を備えた第2ディスク22よりも軽量であることから、コイルばね27の付勢力を増減させる機構が軽量となる。これにより、横編機において例えば押し編成と引き編成とで糸の張力を切り替えるタイミング、つまりキャリッジが反転するタイミングといった速さが要求される場合には、電磁石25の磁極変更による吸引力及び反発力に応じた第1ディスク21の高い応答性を発揮することができる。
また、コイルばね27を第1ディスク21との間で縮装する螺子部材28がコイルばね27の付勢力を締緩により変更する付勢力変更手段として機能するので、永久磁石24と電磁石25との磁力に依存することなく付勢力を変更でき、糸Yに対する張力を任意に付与することができる。しかも、コイルばね27による付勢力を基準とし、張力一定制御や任意のタイミングで張力を付与するような制御には好適であり、消費電力をより一層低減することができる。
更に、糸張力調整装置本体20が横編機の天ばね装置1に適用されているので、横編機の側面のように複数のサイドテンショナーによって多数の給糸経路が密集している部位に比してスペース的に比較的余裕のある上部側の個々の天ばね装置1に、対峙面同士を付勢手段の付勢力のみで付勢する既存の糸張力調整装置に代えて無理なく設置できる。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、前記実施の形態では、コイルばね27の付勢力を変更する際に螺子部材28を手動により締緩動作させたが、螺子部材の締緩動作がモータなどの電動手段によって電動で行われるようにしてもよい。これにより、個々の糸張力調整装置のコイルばねの付勢力を電動により変更することができ、人為的な螺子部材の締緩動作を廃止することが可能となる。しかも、電動手段によるコイルばねの付勢力の変更は、張力センサにより検出される張力値に基づいて行われるので、糸の張力を張力センサによって監視することも可能となり、糸屑の堆積等の外的要因による張力変動にも対応することが可能となる。
このとき、コイルばねの付勢力がモータの回転量に応じた螺子部材の締緩動作によって変更されるのは、横編機による編成途中ではなく編成する前の事前のタイミングであり、かかる点から、編成途中のような俊敏な張力の制御は要求されず、コンパクトで安価なモータが用いられている。
また、前記実施の形態では、付勢手段としてコイルばね27を用いたが、N字型の板ばねやM字型の板ばねであってもよく、これらの板ばねが軸の一端の螺子部材と第1ディスクの対峙面の裏側との間に縮装されていればよい。
更に、前記実施の形態では、糸張力調整装置2を横編機の天ばね装置1に設けたが、糸パッケージから引き出された糸が編針に給糸されるまでの給糸経路であれば、横編機の側面において各サイドテンショナーを回避しつつ設けられていてもよいのはもちろんのこと、場所を問わずどこに糸張力調整装置が設けられていてもよい。
1 天ばね装置
2 糸張力調整装置
20 糸張力調整装置本体
211 第1ディスクの対峙面(一方の対峙面)
221 第2ディスクの対峙面(他方の対峙面)
24 永久磁石
25 電磁石
27 コイルばね(付勢手段)
28 螺子部材(付勢力変更手段)
Y 糸

Claims (4)

  1. 互いに対峙する対峙面同士の間に挟んだ糸に付与される張力を調整する糸張力調整装置本体を備えた糸張力調整装置であって、
    前記両対峙面のうちの一方の対峙面は、他方の対峙面に対し接離可能に構成され、
    前記一方の対峙面側には永久磁石が設けられている一方、他方の対峙面側には、電源に対し磁極変更可能にかつ通電量変更可能に連結された電磁石が設けられており、
    前記一方の対峙面側には、当該一方の対峙面を前記他方の対峙面側に近付けるように常時弾性的に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする糸張力調整装置。
  2. 前記付勢手段は、当該付勢手段の付勢力を変更する付勢力変更手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の糸張力調整装置。
  3. 前記付勢力変更手段による前記付勢手段の付勢力の変更動作は、電動手段により電動で行われていることを特徴とする請求項2に記載の糸張力調整装置。
  4. 前記糸張力調整装置本体は、横編機の天ばね装置に適用されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の糸張力調整装置。
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