JP2020202142A - 加熱調理器、加熱調理システムおよび加熱調理器の表示方法 - Google Patents

加熱調理器、加熱調理システムおよび加熱調理器の表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】加熱調理器が外部の機器から取得した情報に基づいて動作をしているかを使用者が把握し易い加熱調理器を提供する。【解決手段】被加熱物を加熱する加熱部と、加熱部の動作を制御する制御部と、外部の機器と通信を行うための通信部と、加熱条件が表示される表示部と、を備える加熱調理器において、通信部は、外部の機器と通信することでレシピ情報を取得し、表示部には、加熱調理器がレシピ情報を取得したことを示す第1のアイコンが表示され、第1のアイコンは、制御部によって加熱部が動作した後も表示される。【選択図】 図10

Description

本発明は、加熱調理器、加熱調理システムおよび加熱調理器の表示方法に関する。
加熱調理器と通信端末とが無線通信を行うことでデータをやり取りする技術として、例えば特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1には、通信端末と無線で送受信を行う通信手段を加熱調理器に設け、この通信手段を利用して通信端末と通信することで加熱調理の調理データを加熱調理器が受信し、受信した調理データを加熱調理器の表示部に表示する加熱調理器が記載されている。
特開2015−72802号公報
加熱調理器に調理データを設定する方法は、使用者が加熱調理器の操作ボタンを操作することで調理データを設定する方法と、使用者が通信端末を操作することで調理データを加熱調理器に送る方法の、大きく2つに分けることができる。
特許文献1には後者の方法が記載されている。しかし、調理データに含まれている情報は数量、火力、時間、電力量である。よって、加熱調理器の加熱手段が外部から送信された調理データに基づいて動作しているか否かは判断できない。
本発明は、加熱調理器が外部の機器から取得した情報に基づいて動作をしているかを使用者が把握し易い加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、被加熱物を加熱する加熱部と、加熱部の動作を制御する制御部と、外部の機器と通信を行うための通信部と、加熱条件が表示される表示部と、を備える加熱調理器において、通信部は、外部の機器と通信することでレシピ情報を取得し、表示部には、加熱調理器がレシピ情報を取得したことを示す第1のアイコンが表示され、第1のアイコンは、制御部によって加熱部が動作した後も表示されるものである。
また、上記課題を解決する第2の発明は、被加熱物を加熱する加熱部と、加熱部の動作を制御する制御部と、外部の機器と通信を行うための通信部と、加熱条件が表示される表示部と、を備えた加熱調理器と加熱調理器と通信可能な外部の機器と、を備える加熱調理器システムにおいて、通信部は、外部の機器と通信することでレシピ情報を取得し、表示部には、加熱調理器がレシピ情報を取得したことを示す第1のアイコンが表示され、第1のアイコンは、制御部によって加熱部が動作した後も表示されるものである。
また、上記課題を解決する第3の発明は、 被加熱物を加熱する加熱部と、加熱部の動作を制御する制御部と、外部の機器と通信を行うための通信部と、加熱条件が表示される表示部と、を備える加熱調理器の表示方法において、通信部が外部の機器と通信することでレシピ情報を取得するステップと、加熱調理器がレシピ情報を取得したことを示す第1のアイコンを表示部に表示するステップと、第1のアイコンを制御部によって加熱部が動作した後も表示するステップと、を含むものである。
本発明によれば、加熱調理器が外部の機器から取得した情報に基づいて動作をしているかを使用者が把握し易い加熱調理器を提供することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る、加熱調理システムの外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る、加熱調理システムの制御ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、上面表示部にスマホアイコンが点灯して消灯するまでの使用者、通信端末、誘導加熱調理器の関係を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る、レシピ選択画面の一例を表示した通信端末の表示画面である。 本発明の一実施形態に係る、レシピの一例を表示した通信端末の表示画面である。 本発明の一実施形態に係る、レシピ送信ボタンを押下した後の、通信端末の表示画面である。 本発明の一実施形態に係る、レシピ送信ボタンを押下した後の、通信端末の表示画面である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の使用状況を表示した通信端末の表示画面である。 本発明の一実施形態に係る、右IHを用いた調理が終了したことが表示された通信端末の表示画面である 本発明の一実施形態に係る、上面表示部の図である。 本発明の一実施形態に係る、上面表示部の図である。 本発明の一実施形態に係る、上面表示部の図である。 本発明の一実施形態に係る、上面表示部の図である。
以下、図面等を用いて、本発明の実施例について説明する。以下の説明は本発明の内容の具体例を示すものであり、本発明がこれらの説明に限定されるものではない。本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能であり、下記の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る加熱調理システムの外観斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る加熱調理システムの制御ブロック図である。
なお、本実施例では、加熱調理器の一例として誘導加熱調理器の例で説明するが、ガス調理器、電気ヒータ等の加熱調理器にも適用できる。
図1において、誘導加熱調理器100の本体101の上面には、耐熱性の高い素材、例えば、結晶化ガラス等のトッププレート102が載置されている。トッププレート102の周囲の端部は、トッププレート枠103で覆われている。トッププレート102とトッププレート枠103との間には、シール材が充填されており、これによりトッププレート枠103はトッププレート102に固着されている。そして、トッププレート102の上に液体がこぼれても、シール材により本体101内部への水の浸入が防止され水密構造が実現される。
また、トッププレート枠103は本体101にも固定されていて、本体101をシステムキッチン116に組み込むときには、トッププレート枠103で本体101を吊り下げて設置する。
トッププレート102の上面には、鍋位置表示部104、105、106が設けられており、鍋等の被加熱物の載置場所を表示している。
鍋位置表示部104、105、106の下部の本体101内には、加熱コイル201、202、203(図2)が設けられている。加熱手段としての加熱コイル201、202、203には、高周波電流を印加して高周波磁界を発生させ、トッププレート102に載置された鍋等の被加熱物を誘導加熱する。
グリル加熱手段107は、加熱コイル201、202、203の下方で本体101の左側または右側(本実施例では左側)の前面部に設けられている。グリル加熱手段107は、矩形状の箱体で構成されていて、内部に設けられた被加熱物を加熱するシーズヒータ204等の加熱手段を有している。
トッププレート枠103の後枠部には、開口した吸気部108が設けられており、インバータ回路205、206、207、ヒータ制御回路208、加熱コイル201、202、203等を冷却する空気を吸気する。
また、トッププレート枠103の後枠部には、開口した排気部109が設けられており、インバータ回路205、206、207、ヒータ制御回路208や加熱コイル201、202、203等を冷却した空気やグリル加熱手段107からの排煙を排気する。そして、吸気部108、及び排気部109は、トッププレート102上にこぼした液体が開口部から吸気部108や排気部109内に落下しても本体101内部のインバータ回路205等に浸入しない構成となっている。
本体101の左側または右側(本実施例では右側)の本体101前面部には、開閉収納式の前面操作部110が設けられている。この前面操作部110は主にグリル加熱手段107を操作するものであり、グリル加熱手段107の隣に位置するように設けられている。
また、前面操作部110は、閉じているときに上部を本体101側に押すことによりロック装置(図示せず)が解除され、前面操作部110の上部がバネにより前面側にゆっくりと回動して飛び出すようになっており、逆に閉じるときは上部を本体101側に向かって押し込むことにより本体101に収納され、ロック装置により保持される構成となっている。なお、図1は前面操作部110が開いている状態を示す。
前面操作部110の前面操作キー110aは、グリル加熱手段107のシーズヒータへの電力を入切する等の操作を行い、前面操作キー110aで操作した内容は前面表示部110bで使用者に判り易く表示される。
前面操作部110の上方には、誘導加熱調理器100の主電源の入切を行う電源切/入スイッチ111と、後述する通信手段114が設けられている。
トッププレート102の手前側には、上面操作部112が設けられており、夫々の加熱コイル201、202、203の出力等を調整する上面操作キー112aから構成されている。また、トッププレート102の手前側には、上面操作キー112aで操作した内容を表示する上面表示部113が設けられている。上面表示部113には、上面操作キー112aで操作することで定められた加熱条件等が表示される。
本実施例の誘導加熱調理器100は、無線ルータ130と無線通信を行う通信機能を備えている。また、スマートフォン、タブレットといった通信端末120も同様に、無線ルータ130と無線通信を行う通信機能を備えている。それぞれ、無線ルータ130との間でWiFi(登録商標)等の無線LANによる無線通信を行う。無線ルータ130はインターネット等のネットワーク140に接続されている。誘導加熱調理器100および通信端末120は、無線ルータ130、ネットワーク140を介して、サーバ150にアクセス可能である。そして、誘導加熱調理器100と通信端末120は無線ルータ130を介して通信可能である。なお、誘導加熱調理器100と通信端末120との間の通信はこれに限られない。ブルートゥース(登録商標)等、数mから数十m程度の距離で無線通信を行う近距離無線通信規格を利用して、誘導加熱調理器100と通信端末120との間で通信しても良い。
通信端末120は誘導加熱調理器100の調理に関係するアプリケーションソフトウェアをサーバ150からダウンロードし、インストールする。
誘導加熱調理器100には商用電源210が入力される。フィルタ回路を搭載したフィルタ手段211は、インバータ回路より生じる雑音ノイズを抑制し、雑音ノイズが商用電源210に漏洩することを防ぐ。
マイクロコンピュータで構成された制御手段212は、前面操作部110や、上面操作部112の操作信号を入力し、前面表示部110b、上面表示部113に表示信号を出力する。また、制御手段212は、通信手段114や通信手段115を介して外部の機器から受信した情報に応じて、前面表示部110bや上面表示部113に表示信号を出力する。
また、制御手段212は、ヒータ制御回路208に制御信号を出力してシーズヒータ204の通電を制御したり、インバータ回路205、206、207に制御信号を出力して加熱コイル201、202、203に供給する電力を制御する。
また、制御手段212には、無線ルータ130と通信を行う通信手段114と、通信端末120と通信を行う通信手段115と、機器の使い方や調理の終了等を音楽や音声で使用者に知らせる報知部213が接続されている。
通信端末120には、無線ルータ130との無線通信を行う通信手段121と、誘導加熱調理器100の通信手段115と無線通信を行う通信手段122と、表示画面上でダッチ操作を行う操作・表示部123と、機器の使い方や調理の終了等を音楽や音声で使用者に知らせる報知部124と、アプリケーションソフトウェア等を記憶する記録手段125とを備えている。
本実施例の通信端末120には、サーバ150からダウンロードしたアプリケーションソフトウェア(以下アプリと称する)がインストールされている。
また、本実施例では、通信端末120と誘導加熱調理器100とを無線で接続するにあたり、相互認証を行う。相互認証は一度行えば設定が完了し、相互認証完了により、通信端末120と誘導加熱調理器100は、誘導加熱調理機100がWiFi等の無線LANによる無線通信を行っている場合には自動接続される。
次に、図3〜5を用いて、本発明の一実施形態を説明する。図3は、上面表示部113にスマホアイコン601が点灯して消灯するまでの使用者、通信端末、誘導加熱調理器の関係を示すシーケンス図である。図4は、レシピ選択画面の一例を表示した通信端末120の表示画面である。図5は、レシピの一例を表示した通信端末の表示画面である。
まず、使用者は通信端末120を操作し、通信端末120にインストールされているアプリを起動する(ステップS301)。そして、アプリを用いてレシピを検索・閲覧する。レシピの検索・閲覧にあたり、通信端末120の操作・表示部123には、図4に示すような画面、例えば、「肉の調理」「魚介類の調理」「野菜の調理」といった内容が表示される。そして、「肉の調理」の箇所の画面をタッチすると、肉料理に関する一覧が表示される。その中から任意のレシピを選択することで、そのレシピが表示される。
レシピを選択すると、通信端末120の操作・表示部123には、図5に示すようなレシピ情報が画面に表示される(ステップS302)。操作・表示部123には、料理の画像と、調理に必要な材料と、作り方が表示されている。このレシピで調理を進める場合には、誘導加熱調理器100の電源切/入スイッチ111を押して、電源をONする(ステップS303)。
電源ON後、誘導加熱調理器100とサーバ150の接続が確立され、接続状態アイコン600が表示される(ステップS500)。その後、使用者は通信端末120の操作・表示部123に表示されているレシピ送信123aを押下する。
接続状態アイコン600が表示されることにより、通信端末120と誘導加熱調理器100とが接続中かどうかを使用者が判断できる。言い換えると、通信端末120でレシピを選択した場合にレシピ情報を誘導加熱調理器100に送信可能か、または通信端末120を用いて誘導加熱調理器100を操作可能かを、接続状態アイコン600の有無で判断できる。なお、接続状態アイコン600が点滅している場合は、誘導加熱調理器100と通信端末120とが接続中であることを表す。
次に、通信端末120は無線ルータ130を介して誘導加熱調理器100にレシピ情報を送信する(ステップS307)。なお、レシピ情報は通信端末120に保存されている情報でも、サーバ150に保存されている情報でも、どちらでも良い。後者の場合は、通信端末120を操作することで、サーバ150に対して誘導加熱調理器100にレシピ情報を送信するように指示することになる。
ここで、レシピ情報とは、例えばそのレシピを調理する際の火加減・調理時間を含む情報のことをいう。
誘導加熱調理器100はレシピ情報を受信すると、火加減・調理時間等のメニューが設定される(ステップS308)。そして、上面表示部113にスマホアイコン601が点灯する(ステップS501)。上面表示部113にスマホアイコン601が点灯することで、通信端末120から送られたレシピ情報を誘導加熱調理器が受信済みであることが一目で分かる。よって、通信端末120としてはレシピ情報を送信したが何かしらの理由で誘導加熱調理器100がレシピ情報を受信しておらず、レシピ情報に基づいて誘導加熱調理器を動作させることができないという事態を防ぐことができる。なお、ステップS308とステップS501の順番は逆でもよい。
レシピ情報に基づいてメニューが設定されると、誘導加熱調理器100は通信端末120にスタンバイ状態となった情報を送信する(ステップS309)。
本実施例において、スマホアイコン601とは、誘導加熱調理器100が通信端末120からレシピ情報を受信した状態になると、上面表示部113に表示されるアイコンである。つまり、スマホアイコン601と接続状態アイコン600とは異なるものである。
なお、接続状態アイコン600とスマホアイコン601とは別のアイコンにしなくても良い。例えば、接続状態アイコン600の色が変化することでレシピ情報を受信済みであることを表しても良い。つまり、接続状態アイコン600とスマホアイコン601を共有し、アイコンの色を変化させることや点滅させることで、通信端末120との接続状態およびレシピ情報の受信の有無を表しても良い。
誘導加熱調理器100からの情報を通信端末120で確認した使用者は、誘導加熱調理器100のスタートボタンを押下する。スタートボタンが押下されると、加熱手段に通電され、調理が開始される(ステップS310)。調理が開始されると、調理の状態が通信端末120に送信される(ステップS311)。そして、使用中の加熱手段、調理完了までの残時間といった状態が通信端末120の操作・表示部123に表示される(ステップS312)。
その後、通信端末120から受信したレシピ情報に応じた調理行程が終わったことから使用者が通電終了操作を行う、使用者が調理工程の途中で通電終了操作を行う、または調理工程が終了したが使用者が通電終了操作を行わなかったことにより切り忘れ防止機能が働くと、誘導加熱調理器100は加熱手段への通電を中止し、調理を終了させる(ステップS313)。ここで、上面表示部113に表示されていたスマホアイコン601が消灯する(ステップS502)。つまり、スマホアイコン601は、調理開始後も調理が終了するまで表示され続ける。これにより、レシピ情報に基づいた調理が継続していることを、使用者は容易に確認することができる。
誘導加熱調理器100は、調理が終了した状態であることを通信端末120に送信する(ステップS314)。
そして、報知部124が音声や音楽で終了した旨を知らせると共に、通信端末120には調理終了の状態が表示される(ステップS315)。これを受けて、使用者は誘導加熱調理器100の電源切/入スイッチ111を押して、電源をOFFする(ステップS316)。
なお、図3のフローはあくまでも一例であり、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能であり、各ステップを適宜入れ替えても良い。例えば、誘導加熱調理器100が電源ON(ステップS303)となったタイミングで、誘導加熱調理器100とサーバ150とを接続し、通信が確定されたらレシピ送信が可能となると説明したが、この順番に限られない。電源ON後、使用者がレシピ送信123aを押下し、その後誘導加熱調理器100とサーバ150とを接続し、レシピ送信が可能となってもよい。
図6は、使用者が図5のレシピ送信ボタン123aを押下した後の、通信端末120の操作・表示部123の画面である。この画面では、選択されたレシピ情報に基づいた調理を行う加熱コイルを選択する。例えば、右側の加熱コイル201(右IH)を用いてレシピ情報に基づいた調理を行う場合は、図6の右IHの画面にタッチをする。これにより、通信端末120から誘導加熱調理器100に対して、レシピ情報およびレシピ情報に基づいた調理をどの加熱手段で行うかの情報(場所情報)を送信することができる。
図7は、図6にて第1のレシピ情報に基づいた調理を右IHを用いることを決定したあと、第2のレシピ情報に基づいた調理を右IH以外のどの加熱コイル(左IHまたは中央IH)を用いるかを選択するための画面である。右IHは既に第1のレシピ情報に基づいた調理を実施中またはこれから実施する状態であるため、右IHのアイコンを選択することができない。使用者は、左IHまたは中央IHの中から、第2のレシピ情報に基づいた調理を行う加熱コイルを選択する。
図8は、ステップS312で説明した、誘導加熱調理器100の使用状況を表示した通信端末120の表示画面である。ステップS312で説明した通り、通信端末120には、図8に示すように使用中の加熱手段、調理完了までの残時間といった状態が表示される。例えば、右側の加熱コイル(右IH)が使用されていると、右IHを示すリングが光り、右IHが使用中であることを示す。また、使用中の右IHを用いた調理が完了するまでの残時間が表示される。通信端末120と誘導加熱調理器100は相互通信を行っていることから、残時間がリアルタイムに表示される。使用者は通信端末120を持ち歩くことで、誘導加熱調理器100から離れた場所でも残時間を確認することができる。
図9は、ステップS315で説明した、右IHを用いた調理が終了したことが表示された通信端末120の表示画面である。右IHを用いた調理が完了すると、残り時間が0秒と表示される。そして、点灯していた右IHを示すリングが消灯され、右IHを使用していないことを示す。さらに、操作・表示部123には右IHの調理が終了したことを示すように、調理終了の状態が表示される。これにより使用者は、レシピ情報に基づいた調理が終了していることを、通信端末120を用いて確認することができる。
図10は、上面表示部113の図である。上面表示部113は、鍋位置表示部105に対応した加熱コイルに関する情報、つまり左IHに関する情報が表示される表示部左113a、鍋位置表示部106に対応した加熱コイルに関する情報、つまり中央IHに関する情報が表示される上示部中113b、鍋位置表示部104に対応した加熱コイルに関する情報、つまり右IHに関する情報が表示される表示部右113cの3つの画面に分かれている。
図10において、接続状態アイコン600は、表示部左113a、表示部中113b、および表示部右113cに表示されている。つまり、誘導加熱調理器100と通信端末120が接続状態であることを示している。なお、接続状態アイコン600は表示部113a〜113cの全てに表示する必要は無い。例えば、表示部中113bに対応する中央IHは使用者にとって奥側なので、使用者が使用する頻度が低い可能性が有る。この場合、使用者は表示部中113bを見る頻度が低いことから、接続状態アイコン600を表示部左113aと表示部右113cのみに表示しても、表示部左113aのみに表示しても良い。
図6において使用者は右IHを選択したことから、レシピ情報に基づいた調理を右IHで行うという場所情報を誘導加熱調理器100は受信している。よって、図10では、スマホアイコン601が表示部右113cに表示されている。スマホアイコン601は、誘導加熱調理器100が通信端末120から送信されたレシピ情報を受信していることを示しており、そのレシピ情報は右IHを用いた調理に関することが分かる。よって、使用者は、スタートボタンを押下すると右IHはレシピ情報に応じて動作することが一目で分かる。なお、スタートボタンを押下した後も、調理が終了するまでスマホアイコン601は表示され続ける。これにより、右IHがレシピ情報に応じて動作中であることが一目で分かる。
通信端末120を用いて誘導加熱調理器100に対してレシピ情報を送信した後、レシピ情報に応じた調理がどの加熱コイルで行われるかを確認するためには、通信端末120の画面をONにして、アプリケーションの画面を確認する必要が有る。しかし、レシピ情報送信後に野菜を切るなどの調理を開始した場合、手が汚れているため使用者は通信端末120に触れたくない。そこで、場所情報に応じてスマホアイコン601が表示されることで、使用者は通信端末120に触れずとも、レシピ情報に応じた調理が行われる加熱コイルを確認することができる。
また、各加熱コイルに対応する表示部にスマホアイコン601が表示されていることで、使用者は手動調理を行う際に使用する加熱コイルを容易に選択することができる。図10では、表示部左113aおよび表示部中113bにスマホアイコン601が表示されていないことから、使用者は左IHまたは中央IHを用いて手動調理を行おうと判断できる。よって、誤ってレシピ情報に基づいた調理が設定されている右IHを用いて手動調理を行ってしまうことを防ぐことができる。
図11は、上面表示部113の図である。図7において使用者は右IHに加えて更に左IHを選択したことから、スマホアイコン601は場所情報に応じた表示部に表示される。具体的には、スマホアイコン601は表示部左113aと表示部右113cに表示されている。スタートボタンを押下した後も、調理が終了するまでスマホアイコン601は表示され続ける。
図12は、誘導加熱調理器100と通信端末120が接続状態だがレシピ情報を受信していない場合の上面表示部113の図である。言い換えると、ステップS501以前の上面表示部113の図、またはステップS502以後の上面表示部113の図である。使用者は、3つの加熱手段の何れもがレシピ情報に基づいて動作中ではない、またはこれから動作しないことが一目で分かる。
図13は、通信端末120と誘導加熱調理器100との接続が切断されており、かつ誘導加熱調理器がレシピ情報を受信済みの状態を示す、上面表示部113の図である。例えば、誘導加熱調理器100がレシピ情報を受信した後に通信端末120との接続が切断されてしまったとする。よって、上面表示部113では接続状態アイコン600が消灯状態となる。
一方、誘導加熱調理器100はレシピ情報を受信済みであることから、上面表示部113にはスマホアイコン601が表示されている。よって、使用者が調理をスタートすると、誘導加熱調理器100は設定されたレシピ情報に基づいて加熱調理を行う。
例えば、通信端末120の電源が切れたことにより通信端末120との接続が切断された場合は、スマホアイコン601が表示されていないと、使用者は誘導加熱調理器100がレシピ情報を受信しているか否かを確かめるために、通信端末120を再び起動する必要が有る。使用者は調理中は可能な限り調理器具以外の器具に触れたくないことから、これは非常に手間である。しかし、本発明は通信端末120の電源が切れていたとしてもスマホアイコン601が表示されていることで、誘導加熱調理器100がレシピ情報を受信していることが一目で分かる。これにより、前述の手間を省略することができ、レシピ情報に基づいた調理をスムーズに行うことができる。
スマホアイコン601と接続状態アイコン600とを別々とすることで、通信端末120との接続が切断されているがレシピ情報は受信済みであることを、使用者に分かりやすく伝えることができる。
なお、レシピ情報に基づいた調理を実施している加熱コイルを用いて手動調理を行う場合は、次の手法が考えられる。例えば、誘導加熱調理器100がレシピ情報を受信したあとにスタートボタンを押さずに所定の時間が経過することで、レシピ情報が削除される仕様とすることが考えられる。または、レシピ情報に基づいた調理の取り消しボタンを、誘導加熱調理器100または通信端末120に設けておくのも良い。または、誘導加熱調理器100自体の電源を落とすことも考えられる。
また、前述の一実施形態では、加熱手段として誘導加熱方式を採用した加熱調理器を例に説明した。しかし、燃焼式の加熱手段や電熱式の加熱手段であってもよく、これらの加熱手段を組み合わせた加熱調理器であってもよい。
なお、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。
100 誘導加熱調理器、101 本体、102 トッププレート、104〜106 鍋位置表示部、107 グリル加熱手段、108 吸気部、109 排気部、110 前面操作部、110a 前面操作キー、110b 前面表示部、111 電源切/入スイッチ、112 上面操作部、112a 上面操作キー、113 上面表示部、114 通信手段、115 通信手段、116 システムキッチン、120 通信端末、121〜122 通信手段、123 操作・表示部、123a レシピ送信 124 報知部、125 記録手段、130 無線ルータ、140 ネットワーク、150 サーバ、201〜203 加熱コイル、204 シーズヒータ、205〜207 インバータ回路、208 ヒータ制御回路、210 商用電源、211 フィルタ手段、212 制御手段、213 報知部、600 接続状態アイコン、601 スマホアイコン

Claims (5)

  1. 被加熱物を加熱する加熱部と、
    前記加熱部の動作を制御する制御部と、
    外部の機器と通信を行うための通信部と、
    加熱条件が表示される表示部と、を備える加熱調理器において、
    前記通信部は、前記外部の機器と通信することでレシピ情報を取得し、
    前記表示部には、加熱調理器が前記レシピ情報を取得したことを示す第1のアイコンが表示され、
    前記第1のアイコンは、前記制御部によって前記加熱部が動作した後も表示される、加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    複数の前記加熱部を備え、
    前記通信部は、前記外部の機器と通信することで、複数の前記加熱部のうちどの加熱部を用いるかに関する場所情報を取得し、
    前記表示部には、前記場所情報に対応して前記第1のアイコンが表示される、加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    前記表示部には、前記外部の機器と加熱調理器との通信状況を示す第2のアイコンが表示される、加熱調理器。
  4. 被加熱物を加熱する加熱部と、
    前記加熱部の動作を制御する制御部と、
    外部の機器と通信を行うための通信部と、
    加熱条件が表示される表示部と、を備えた加熱調理器と
    前記加熱調理器と通信可能な外部の機器と、を備える加熱調理器システムにおいて、
    前記通信部は、前記外部の機器と通信することでレシピ情報を取得し、
    前記表示部には、前記加熱調理器が前記レシピ情報を取得したことを示す第1のアイコンが表示され、
    前記第1のアイコンは、前記制御部によって前記加熱部が動作した後も表示される、加熱調理システム。
  5. 被加熱物を加熱する加熱部と、前記加熱部の動作を制御する制御部と、外部の機器と通信を行うための通信部と、加熱条件が表示される表示部と、を備える加熱調理器の表示方法において、
    前記通信部が前記外部の機器と通信することでレシピ情報を取得するステップと、
    前記加熱調理器が前記レシピ情報を取得したことを示す第1のアイコンを前記表示部に表示するステップと、
    前記第1のアイコンを前記制御部によって前記加熱部が動作した後も表示するステップと、を含む、加熱調理器の表示方法。
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