JP2021148413A - 加熱調理器 - Google Patents

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仁 大泉
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英明 北川
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Abstract

【課題】マイコンに設けられる記憶領域の記憶容量を小さくした加熱調理器を提供する。【解決手段】被加熱物を加熱する加熱手段と、加熱手段に供給する電力を制御する制御手段と、調理に関するデータを測定するセンサと、外部と通信するための通信手段と、を備えた加熱調理器において、制御手段は、通信手段を介して外部に送信されたセンサによって測定された調理に関するデータに基づいて作成された調理制御情報を外部から受信し、調理制御情報に基づいて加熱手段に供給する電力を制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器において、通信端末と無線で送受信を行う通信手段を設け、通信端末と無線通信を行うものは知られている。
例えば、特許文献1には、外部端末から調理データを受信し、受信した調理データに基づき制御手段(マイコンやDSPやマイクロプロセッサーなどで構成)が加熱調理を実行する技術が開示されている。
また、特許文献2には、外部機器から使用すべき基本作動モードの種別と、各基本作動モードでの加熱部の作動の実行順番とを規定したレシピデータを取得し、取得したレシピデータに基づき、制御装置が各特定コンロの作動制御を行う技術が開示されている。
特開2015−72802号公報 特開2017−106692号公報
現在、加熱調理器において、調理機能の高機能化を実現するために、マイコンに設けられる記憶領域に大きな記憶容量が必要となるため、コストが高くなり、民生品として求められる価格に収めるのが難しい。そこで、マイコンの機能を一部削除してマイコンの容量を小さくしたい。
しかし、特許文献1は、調理データが調理機器に設定されたもので良ければ、使用者が加熱開始キーを押すと、ヒータは調理データ通りの加熱を開始するものであるから、調理データに基づいた加熱調理の全ての制御は調理機器のマイコンが担っている。よって、マイコンの容量が大きくなり、コスト面の課題が有る。
特許文献2は、例えば湯沸かしモードでは、制御装置は温度センサによる温度検出値に基づいて検知した沸騰に関する情報に基づいて燃焼運転を制御するものであるから、特許文献1と同様に外部機器から取得したレシピデータに基づいた加熱調理の全ての制御は、加熱調理器の制御装置が担っている。よって、マイコンの容量が大きくなり、コスト面の課題が有る。
本発明は、マイコンの容量を小さくすることが可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、被加熱物を加熱する加熱手段と、加熱手段に供給する電力を制御する制御手段と、調理に関するデータを測定するセンサと、外部と通信するための通信手段と、を備えた加熱調理器において、制御手段は、通信手段を介して外部に送信されたセンサによって測定された調理に関するデータに基づいて作成された調理制御情報を外部から受信し、調理制御情報に基づいて加熱手段に供給する電力を制御するものである。
本発明によれば、本体のマイコンの容量を小さくした加熱調理器を提供できる。
本発明の実施例に係る加熱調理システムの外観斜視図である。 本発明の実施例に係る加熱調理システムの制御ブロック図である。 従来技術に係る使用者、通信端末、加熱調理器の関係を示すシーケンス図である。 本発明の第1実施例に係る使用者、通信端末、加熱調理器の関係を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施例に係る使用者、通信端末、加熱調理器の関係を示すシーケンス図である。
以下、図面等を用いて、本発明の実施例について説明する。以下の説明は本発明の内容の具体例を示すものであり、本発明がこれらの説明に限定されるものではない。本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能であり、下記の実施例の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。なお、本実施例は、誘導加熱コイルを加熱源としたシステムキッチンに嵌め込むビルトイン型の加熱調理器を例に挙げて説明するが、キッチンに載置する据置型の加熱調理器であっても、誘導加熱コイル以外の加熱源(ラジエントヒータやガス)を用いた加熱調理器でも差し支えない。
<実施例1>
図1は、本発明の実施例に係る加熱調理システムの外観斜視図である。図2は、本発明の実施例に係る加熱調理システムの制御ブロック図である。
なお、本実施例では、加熱調理器の一例として加熱調理器の例で説明するが、ガス調理器、電気ヒータ等の加熱調理器にも適用できる。
図1において、加熱調理器100の本体101の上面には、耐熱性の高い素材、例えば、結晶化ガラス等のトッププレート102が載置されている。トッププレート102の周囲の端部は、トッププレート枠103で覆われている。トッププレート102とトッププレート枠103との間には、シール材が充填されており、これによりトッププレート枠103はトッププレート102に固着されている。そして、トッププレート102の上に液体がこぼれても、シール材により本体101内部への水の浸入が防止され水密構造が実現される。
また、トッププレート枠103は本体101にも固定されていて、本体101をシステムキッチン115に組み込むときには、トッププレート枠103で本体101を吊り下げて設置する。
トッププレート102の上面には、鍋位置表示部104、105、106が設けられており、鍋等の被加熱物の載置場所を表示している。
鍋位置表示部104、105、106の下部の本体101内には、加熱コイル201、202、203(図2)が設けられている。被加熱物を加熱する加熱手段としての加熱コイル201、202、203には、高周波電流を印加して高周波磁界を発生させ、トッププレート102に載置された鍋等の被加熱物を誘導加熱する。
グリル加熱手段107は、加熱コイル201、202、203の下方で本体101の左側または右側(本実施例では左側)の前面部に設けられている。グリル加熱手段107は、矩形状の箱体で構成されていて、内部に設けられた被加熱物を加熱するシーズヒータ204等の加熱手段を有している。
トッププレート枠103の後枠部には、開口した吸気部108が設けられており、インバータ回路205、206、207、ヒータ制御回路208、加熱コイル201、202、203等を冷却する空気を吸気する。
また、トッププレート枠103の後枠部には、開口した排気部109が設けられており、インバータ回路205、206、207、ヒータ制御回路208や加熱コイル201、202、203等を冷却した空気やグリル加熱手段107からの排煙を排気する。そして、吸気部108、及び排気部109は、トッププレート102上にこぼした液体が開口部から吸気部108や排気部109内に落下しても本体101内部のインバータ回路205等に浸入しない構成となっている。
本体101の左側または右側(本実施例では右側)の本体101前面部には、開閉収納式の前面操作部110が設けられている。この前面操作部110は主にグリル加熱手段107を操作するものであり、グリル加熱手段107の隣に位置するように設けられている。
また、前面操作部110は、閉じているときに上部を本体101側に押すことによりロック装置(図示せず)が解除され、前面操作部110の上部がバネにより前面側にゆっくりと回動して飛び出すようになっており、逆に閉じるときは上部を本体101側に向かって押し込むことにより本体101に収納され、ロック装置により保持される構成となっている。なお、図1は前面操作部110が開いている状態を示す。
前面操作部110の前面操作キー110aは、グリル加熱手段107のシーズヒータへの電力を入切する等の操作を行い、前面操作キー110aで操作した内容は前面表示部110bで使用者に判り易く表示される。
前面操作部110の上方には、加熱調理器100の主電源の入切を行う電源切/入スイッチ111と、後述する通信手段114が設けられている。
トッププレート102の手前側には、上面操作部112が設けられており、夫々の加熱コイル201、202、203の出力等を調整する上面操作キー112aから構成されている。また、トッププレート102の手前側には、上面操作キー112aで操作した内容を表示する上面表示部113が設けられている。
本実施例の加熱調理器100は、スマートフォン、タブレットといった通信端末120と無線通信を行う通信機能を備えている。無線ルータ130は、ネットワーク140を介してサーバ150と接続されている。本実施例では、加熱調理器100及び通信端末120は、無線で無線ルータ130と接続されている。つまり、加熱調理器100、通信端末120及びサーバ150は、相互に接続されている。通信端末120は、無線LAN、ネットワーク140を介して、サーバ150にアクセスし、加熱調理器100の調理に関係するアプリケーションソフトウェアをサーバ150からダウンロードし、自身にインストールする。
加熱調理器100には商用電源210が入力される。フィルタ回路を搭載したフィルタ手段211は、インバータ回路より生じる雑音ノイズを抑制し、雑音ノイズが商用電源210に漏洩することを防ぐ。
マイクロコンピュータで構成された制御手段212は、前面操作部110や、上面操作部112の操作信号を入力し、前面表示部110b、上面表示部113に表示信号を出力する。
また、制御手段212は、本体101の内部にある温度センサ116で取得した調理に関する情報に基づき、ヒータ制御回路208に制御信号を出力してシーズヒータ204の通電を制御したり、インバータ回路205、206、207に制御信号を出力して加熱コイル201、202、203に供給する電力を制御したりする。温度センサ116は、トッププレート102裏面の温度を測定する接触式センサ(例えばサーミスタ)や、トッププレート102に載置された鍋底から放射されてトッププレート102を通過した赤外線を検知する赤外線センサである。
また、制御手段212には無線ルータ130といった加熱調理器100の外部と無線通信を行う通信手段114と、機器の使い方や調理の終了等を音楽や音声で使用者に知らせる報知部213が接続されている。
通信端末120には、無線ルータ130と無線通信を行う通信手段121と、表示画面上でタッチ操作を行う操作・表示部123と、機器の使い方や調理の終了等を音楽や音声で使用者に知らせる報知部124と、アプリケーションソフトウェア等を記憶する記憶手段125とを備えている。
なお、加熱調理器100と通信端末120とは互いに無線接続されていても良い。その場合は、加熱調理器100の通信手段114と、通信端末120の通信手段122とで無線通信を行う。
次に図3を用いて、従来技術の動作について説明する。
図3は従来技術に係る使用者、通信端末、加熱調理器の関係を示すシーケンス図である。
通信端末120には、サーバ150からダウンロードしたアプリケーションソフトウェア(以下アプリと称する)がインストールされている。
<ステップS301>
使用者が通信端末120を操作することで、通信端末120にインストールされているアプリが起動する。
<ステップS302>
使用者が通信端末120を操作することで、操作表示部123にレシピ情報が表示される。これにより、使用者は所望のレシピ情報を検索及び閲覧できる。
<ステップS303>
使用者は通信端末120の操作表示部123を操作して所望のレシピを選択し、加熱調理器100にレシピ情報を送信するボタンを押下する。これにより、通信端末120は加熱調理器100に対して、直接または無線ルータ130を介してレシピ情報に関する情報を送信する。
<ステップS304>
加熱調理器100は通信端末120からレシピ情報を受信すると、レシピ情報に関する情報に基づいて火加減・調理時間等のメニューを設定する。
<ステップS305>
加熱調理器100にレシピ情報に関する情報が設定されると、加熱調理器100は通信端末120にスタンバイ状態となった情報を送信する。
<ステップS306>
加熱調理器100がスタンバイ状態になった旨の情報を通信端末120で確認した使用者は、加熱調理器100のスタートボタンを押下する。スタートボタンが押下されると、加熱手段に通電され、調理が開始される。
<ステップS311>
加熱調理器100の制御手段212は、温度センサ116で取得した情報に基づき、ヒータ制御回路208や、インバータ回路205、206及び207に出力する調理制御信号を作成する。
<ステップS312>
制御手段212は、調理制御信号を、ヒータ制御回路208や、インバータ回路205、206、207に出力する。なお、調理制御信号の作成と調理制御信号の出力は、加熱調理が終了するまで繰り返し実施される。
<ステップS307>
レシピ情報に関する情報に基づいて設定された調理時間や目標温度に達すると、加熱調理器100は加熱手段への通電を中止し、調理を終了させる。
<ステップS308>
加熱調理器100は調理が終了した状態を通信端末120に送信する。
<ステップS309>
通信端末120には、報知部124が音声や音楽で終了した旨を知らせると共に、調理終了の状態が表示される。
次に図4を用いて、実施例1の動作について説明する。図4は本発明の実施例1に係る使用者、通信端末、加熱調理器の関係を示すシーケンス図である。
<ステップS401>
使用者が通信端末120を操作することで、通信端末120にインストールされているアプリが起動する。
<ステップS402>
使用者が通信端末120を操作することで、操作表示部123にレシピ情報が表示される。これにより、使用者は所望のレシピ情報を検索及び閲覧できる。
<ステップS403>
使用者は通信端末120の操作表示部123を操作して所望のレシピ情報を選択し、加熱調理器100にレシピ情報を送信するボタンを押下する。これにより、通信端末120は加熱調理器100に対して、直接または無線ルータ130を介して、選択されたレシピ情報に対応した調理シーケンス情報を送信する。
ここで、調理シーケンス情報とは、加熱調理器100でレシピ情報の調理を実施するために必要不可欠な情報の集合体(火力情報、目標温度情報、加熱時間情報、使用する加熱手段など)である。
<ステップS404>
加熱調理器100は通信端末120から調理シーケンス情報を受信すると、制御手段212は調理シーケンス情報を設定する。
<ステップS405>
加熱調理器100に調理シーケンス情報が設定されると、加熱調理器100は通信端末120にスタンバイ状態となった旨の情報を送信する。
<ステップS406>
加熱調理器100がスタンバイ状態になった旨の情報を通信端末120で確認した使用者は、加熱調理器100のスタートボタンを押下する。スタートボタンが押下されると、調理シーケンス情報に基づいて加熱手段に供給する電力が制御され、加熱調理が開始される。
<ステップS410>
加熱調理器100は、加熱調理中に温度センサ116で取得した温度情報を通信端末120に送信する。
<ステップS411>
通信端末120の制御手段126は、加熱調理器100から受信した温度情報に基づき、ヒータ制御回路208や、インバータ回路205、206及び207に加熱制御に関する指示を与えるための調理制御信号を作成する。または、温度情報と調理シーケンス情報とに基づき、調理制御信号を作成する。
<ステップS413>
通信端末120は当該調理制御信号を加熱調理器100に送信する。
<ステップS412>
加熱調理器100の制御手段212は、受信した調理制御信号に応じた加熱制御の指示をヒータ制御回路208や、インバータ回路205、206、207に出力する。つまり、制御手段212は、通信手段114を介して通信端末120に送信された温度センサ116によって測定された調理に関するデータに基づいて作成された調理制御信号を通信端末120から受信し、調理制御信号に基づいて加熱コイルに供給する電力を制御する。なお、通信端末120での調理制御信号の作成と、通信端末120から受信した調理制御信号に応じた加熱制御の指示は、加熱調理が終了するまで繰り返し実施される。
<ステップS407>
調理シーケンス情報に基づいて設定された調理時間や温度に達すると、加熱調理器100は加熱手段への通電を中止し、調理を終了させる。
<ステップS408>
加熱調理器100は調理が終了した状態を通信端末120に送信する。
<ステップS409>
通信端末120には、報知部124が音声や音楽で終了した旨を知らせると共に、調理終了の状態が表示される。
本実施例によれば、センサ(本実施例では温度センサ116)に基づいて調理制御信号を作成する処理を、加熱調理器100で行わずに通信端末120で行うようにしたため、加熱調理器100に備わっているマイコンの機能を削減することができ、マイコンの容量を小さくできる。
<実施例2>
センサ情報に基づいて調理制御信号を生成する機能を、加熱調理器100の制御手段212では実施せずに通信端末120で実施する構成とした場合、加熱調理器100と通信端末120との間で通信が切断されると、熱を使う調理家電という特性上、様々な問題が生じる恐れが有る。ここで、加熱調理器100のマイコンが調理制御信号を生成せず、センサ情報を通信端末120に送信し、通信端末120にてセンサ情報に応じた加熱制御の指示内容(調理制御信号)を生成し、調理制御信号を加熱調理器100に送信し、加熱調理器100は当該指示に応じて加熱手段を駆動する場合を考える。
この場合、加熱調理器100と通信端末120との間で通信が切断されると、加熱調理器100は通信が切断される前に通信端末120から送信された調理制御信号に応じて、加熱制御を続けてしまう恐れがある。そこで実施例2では、加熱調理器100と通信端末120との間で通信が切断されると、加熱調理器100の制御手段212にて加熱手段への通電をオフする、または通電量を低下させる制御を行う。
図5を用いて、実施例2の動作について説明する。図5は本発明の実施例2に係る使用者、通信端末、加熱調理器の関係を示すシーケンス図である。
<ステップS414>
通信端末120での調理制御信号の作成と、通信端末120から受信した調理制御信号に応じた加熱制御の指示が、加熱調理が終了するまで繰り返し実施されている間に、通信端末120と加熱調理器100との間で通信異常が発生したとする。
<ステップS415>
加熱調理器100の制御部212が有する通信検知手段は通信状態の異常を検知する。通信状態の異常とは例えば、互いの通信状況の悪化や切断である。
<ステップS416>
制御手段212は、調理制御信号に応じた加熱調理中である加熱手段への通電を停止、または通電量を低下させる等の指示(通信異常時動作)を行う。つまり、通信端末120から受信済みの調理制御信号の内容に関わらず、安全面に配慮した動作を行う。
本実施例によれば、マイコンの容量を小さくしつつ、安全面に配慮した加熱調理器100が提供できるようになる。
なお、実施例1および2では、通信端末120でレシピ情報を選択した場合、レシピ情報に対応した調理シーケンス情報は通信端末120ではなくサーバ150から加熱調理器100に送信しても良い。
また、調理制御信号の作成を通信端末120で実施するとして説明したが、サーバ150で実施しても良い。つまり、支障が無い限りは通信端末120で実施する動作をサーバ150で実施しても良い。
また、温度センサ116で測定した温度情報を通信端末120に送信し、その温度情報と調理シーケンス情報とに基づき調理制御信号を生成していた。しかし、調理に関する情報としては温度情報の代わりに、電流センサ117で取得した電気情報、またはこれら情報を組み合わせた情報に基づき、調理制御信号を生成しても良い。
また、温度センサ116や電流センサ117で取得した調理に関する情報の代わりに、加熱調理器100が備える重量センサから取得した重量情報や、レンジフード(図示せず)といった加熱調理器100以外の機器が備えるカメラやサーモカメラといった画像センサから取得した画像(温度分布)情報、煙検知センサ、またはこれら情報を組み合わせた調理に関する情報に基づき、調理制御信号を生成しても良い。
また、ステップS403にて通信端末120から加熱調理器100に送信する調理シーケンス情報は、加熱調理開始から完了までの調理時間や目標温度ではなく、加熱調理開始直後の調理時間でもよい。この場合、通信端末120の制御手段126は、加熱調理器100から送信されたセンサ情報と、制御手段126が有する調理シーケンス情報とに基づいて調理制御信号を作成し、調理制御信号を加熱調理器100に送信しても良い。または、サーバ150は、加熱調理器100から送信されたセンサ情報と、サーバ150が有する調理シーケンス情報とに基づいて調理制御信号を作成し、調理制御信号を加熱調理器100に送信しても良い。または、これらを組み合わせてもよい。これにより、加熱調理器100のマイコンの容量をさらに小さくすることができる。
100 加熱調理器
101 本体
102 トッププレート
114、121、122 通信手段
116 温度センサ
117 電流センサ
120 通信端末
123 操作・表示部
125 記憶手段
126、212 制御手段
130 無線ルータ
140 ネットワーク
150 サーバ
201、202、203 加熱コイル
204 シーズヒータ
205、206、207 インバータ回路
208 ヒータ制御回路

Claims (4)

  1. 被加熱物を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段に供給する電力を制御する制御手段と、
    調理に関するデータを測定するセンサと、
    外部と通信するための通信手段と、を備えた加熱調理器において、
    前記制御手段は、前記通信手段を介して外部に送信された前記センサによって測定された調理に関するデータに基づいて作成された調理制御情報を外部から受信し、前記調理制御情報に基づいて前記加熱手段に供給する電力を制御する、加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記通信手段と外部との通信状態を検知する通信検知手段を備え、
    前記通信検知手段が前記通信手段と外部との通信状況が悪化または切断されたことを検知すると、
    前記制御手段は、外部から受信済みの前記調理制御情報の内容に関わらず、前記加熱手段への通電を停止または通電量を低下させる制御を行う、加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    加熱調理の開始を指示する加熱開始指示部を備え、
    加熱調理開始前に外部から調理シーケンス情報を受信済みの場合に、前記制御手段は、前記加熱開始指示部からの加熱調理の開始指示によって前記調理シーケンス情報に基づいて前記加熱手段に供給する電力を制御し、
    前記制御手段が外部から受信する前記調理制御情報は、前記センサが測定した調理に関するデータと前記調理シーケンス情報とに基づいて作成されている、加熱調理器。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の加熱調理器において、
    前記センサは、温度センサ、電流センサ、重量センサ、画像取得手段または煙検知センサの少なくとも1つを含むセンサである、加熱調理器。
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