JP2015158343A - 加熱調理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加熱調理器と携帯情報端末とを備える加熱調理システムであって、端末側記憶部は、調理機能に関する仮設定情報を、調理機能を選択する選択情報と関連付けて記憶し、端末側動作制御部は、仮設定情報の表示指令を受け付けると、端末側記憶部から仮設定情報を読み出して端末側表示部に表示させる仮設定情報表示処理と、仮設定情報表示処理が行われることで表示された仮設定情報の一つに対して、加熱調理器への送信指令を受け付けると、送信指令を受けた一つの調理機能に関する仮設定情報を調理機能に関する実設定情報とし、その実設定情報及び調理機能の選択情報を操作情報として加熱調理器へ送信入力させる実設定情報送信処理とを行う。
【選択図】図15
Description
また、上述したタイマー機能だけではなく、加熱調理器に、被加熱物の温度が設定温度に維持されるようにバーナーの動作を制御する温度キープ機能などの調理機能も搭載されている場合、その設定情報としての設定温度についても携帯情報端末から設定できるようになると便利である。
以上のように、特許文献1に記載の加熱調理システムでは、加熱調理器の調理機能に関する設定情報を携帯情報端末から送信することが、簡単且つ便利に行えているとは言い難かった。
前記加熱調理器は、
前記被加熱物を加熱する加熱部と、前記加熱部に実行させる調理機能を選択する選択情報及び前記調理機能に関する実設定情報を含む操作情報を取得する調理器側操作情報取得部と、前記加熱調理器の動作を制御する調理器制御部と、前記携帯情報端末との間での前記ワイヤレス通信網を介した情報通信を制御する調理器側通信制御部とを有し、
前記携帯情報端末は、
前記加熱調理器のユーザーが入力する情報を受け付ける端末側入力受付部と、情報を表示する端末側表示部と、前記携帯情報端末の動作を制御する端末側動作制御部と、前記加熱調理器との間での前記ワイヤレス通信網を介した情報通信を制御する端末側通信制御部と、情報を記憶する端末側記憶部とを有し、
前記端末側記憶部は、前記端末側入力受付部が前記ユーザーから受け付けた前記調理機能に関する仮設定情報を、前記調理機能を選択する前記選択情報と関連付けて記憶しており、
前記調理器制御部は、
前記調理器側操作情報取得部が、前記加熱調理器に対して入力される前記選択情報及び前記実設定情報を含む前記操作情報を取得すると、当該操作情報に基づいて前記加熱部の動作を制御する調理動作処理を行い、
前記端末側動作制御部は、
前記端末側入力受付部が前記ユーザーから前記調理機能に関する前記仮設定情報の表示指令を受け付けると、前記端末側記憶部から前記調理機能に関する前記仮設定情報を読み出して前記端末側表示部に表示させる仮設定情報表示処理と、
前記仮設定情報表示処理が行われることで前記端末側表示部に表示された前記調理機能に関する前記仮設定情報の一つに対して、前記加熱調理器への送信指令を前記端末側入力受付部が前記ユーザーから受け付けると、前記送信指令を受けた一つの前記調理機能に関する前記仮設定情報を前記調理機能に関する前記実設定情報とし、当該実設定情報及び当該実設定情報に関連付けられている前記調理機能の前記選択情報を、前記操作情報として前記ワイヤレス通信網を介して前記加熱調理器へ送信入力させる実設定情報送信処理とを行うように構成されている点にある。
従って、加熱部に実行させる調理機能に関する設定情報を携帯情報端末から送信することが、簡単且つ便利に行える加熱調理システムを提供できる。
前記調理器制御部は、
前記調理機能としての前記タイマー機能又は前記吹きこぼれ防止機能又は前記湯沸し保温機能に従って前記加熱部の動作を制御する前記調理動作処理を行うとき、前記調理機能に従った調理を開始してから前記ユーザーが前記調理器操作部を手動操作して前記加熱部を加熱停止させるまでの加熱継続時間を計測して、当該加熱継続時間に関する情報を前記ワイヤレス通信網を介して前記携帯情報端末へ送信する時間情報送信処理を行い、
前記端末側動作制御部は、
前記実設定情報送信処理を行った後、前記端末側通信制御部が前記加熱調理器から前記加熱継続時間に関する情報を前記ワイヤレス通信網を介して受信すると、受信した当該加熱継続時間を前記特定の調理機能に関する新たな仮設定情報として前記端末側記憶部に記憶させる仮設定情報更新処理を行う点にある。
そのような場合であっても、本特徴構成では、加熱調理器の調理器制御部は、タイマー機能又は吹きこぼれ防止機能又は湯沸し保温機能に従って加熱部の動作を制御する調理動作処理を行うとき、その調理機能に従った調理を開始してからユーザーが調理器操作部を手動操作して加熱部を加熱停止させるまでの加熱継続時間を計測して、その加熱継続時間に関する情報を携帯情報端末へ送信する時間情報送信処理を行い、携帯情報端末の端末側動作制御部は、実設定情報送信処理を行った後、端末側通信制御部が加熱調理器から加熱継続時間に関する情報受信すると、受信した加熱継続時間を特定の調理機能に関する新たな仮設定情報として端末側記憶部に記憶させる仮設定情報更新処理を行う。つまり、調理器操作部を手動操作して加熱部を加熱停止させる行為に基づいて、携帯情報端末では、端末側記憶部に記憶してある仮設定情報を更新する仮設定情報更新処理が行われることになる。その結果、実際に調理が行われた連続加熱時間が、携帯情報端末の端末側記憶部に記憶されていた連続加熱時間(仮設定情報)へ自動的に反映されることになり、ユーザーの利便性が高まる。
前記端末側記憶部で記憶されている前記調理機能としての前記タイマー機能に関する前記仮設定情報としての連続加熱時間、及び、前記調理機能としての前記吹きこぼれ防止機能に関する前記仮設定情報としての連続加熱時間、及び、前記調理機能としての前記湯沸かし保温機能に関する前記仮設定情報としての連続加熱時間は、1秒を最小単位として設定されている点にある。
加えて、携帯情報端末では、タイマー機能及び吹きこぼれ防止機能及び湯沸かし保温機能に関する仮設定情報としての連続加熱時間は1秒を最小単位として設定されている。つまり、タイマー機能及び吹きこぼれ防止機能及び湯沸かし保温機能といった調理機能を細かな時間設定で行うことができる。
以下に図面を参照して、本発明に係る加熱調理システムについて説明する。
図1は、加熱調理システム9の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態において、加熱調理器1と、携帯情報端末5とは、ワイヤレス通信網Nを介して通信し、協働する。ワイヤレス通信網Nによる通信の1つの形態としては、符号“NA”で示すアドホック・モードやポイント・ツー・ポイント・モードなど、対応する加熱調理器1と携帯情報端末5とが直接一対一で通信する形態を採ることができる。
上述したように、本実施形態においては、加熱調理器1としてガスコンロを用いた形態を例示する。図2は、キッチンの調理テーブルのテーブルトップに組み込まれたガスコンロ1Aを示している。テーブルトップの下方には、ガスコンロ1Aの本体部(図2では不可視)が収容されている。当該本体部の上面には、当該上面よりも周囲にはみ出したフランジ部を有する平板状の天板TPが備えられている。天板TPは、例えば、耐熱性強化ガラスにより構成されている。ガスコンロ1Aの本体部は、テーブルトップをくり抜いた開口部を通ってテーブルトップの下方に収容され、フランジ部によってテーブルトップに支持されている。
調理器側操作情報取得部12は、図5から図7に一例を示すコンロ操作部3(調理器操作部)に対するユーザーの操作を操作情報(調理器側操作情報)として取得する。図5は、ガスコンロ1Aの主電源ボタン31、3つのバーナーBを夫々個別に点火・消火・火炎調整することができる3つのバーナー用ダイヤルスイッチ32、ガスコンロ1Aの操作を制限するロック機能ボタン39が備えられた操作パネル3mを示している。図8に示すように、バーナー用ダイヤルスイッチ32は、バーナーBが停止状態(消火状態)の際には、操作パネル3mのパネル面とほぼ同一面まで押し込まれている。バーナー用ダイヤルスイッチ32は押し戻し式のスイッチとなっており、ユーザーはバーナー用ダイヤルスイッチ32を押し込み、ロックを解除させて、バーナー用ダイヤルスイッチ32をパネル面よりも突出させる。突出した後は、バーナー用ダイヤルスイッチ32が回転可能となるので、ユーザーは回転に応じて火力を調整することができる。バーナーBを消火する場合には、ユーザーは、バーナー用ダイヤルスイッチ32を操作パネル3mのパネル面とほぼ同一面まで押し込む。
加熱調理システム9における携帯情報端末5は、図3に示すように、ワイヤレス通信網Nを介して加熱調理器1と通信する端末側通信制御部59と、文字情報及びグラフィック情報を表示可能であると共にユーザーによる操作入力を受け付け可能な表示操作部52と、加熱調理器1を利用するユーザーと加熱調理器1とのヒューマン・マシン・インターフェース機能に対する制御を行うHMI制御部51と、カメラ53と、を備えて構成されている。本実施形態では、携帯情報端末5としてスマートフォン5Aを例示しており、以下スマートフォン5Aの構成について説明する。
HMI制御部51に構築される各種機能部の詳細については、以下に詳述する加熱調理システム9の説明において適宜行う。1つの好適な態様として、加熱調理システム9は、ガスコンロ1Aの運転状態を、当該ガスコンロ1Aと離間したスマートフォン5Aにおいてユーザーが確認できるように構成されている。加えて、加熱調理システム9は、ガスコンロ1Aの加熱部Sに実行させる調理機能に関する実設定情報を、ユーザーが携帯情報端末5からガスコンロ1Aに送信して設定できるように構成されている。
図13に示す表示例では、携帯情報端末5の動作を制御する端末側動作制御部としてのHMI制御部51は、ディスプレイパネル(端末側表示部)52を、ガスコンロ1A(加熱調理器1)での複数の加熱部S同士の設置位置関係と対応するように複数の加熱部S毎の表示領域に分割した状態で、当該表示領域に対応する加熱部Sに関する端末側報知情報を表示する加熱調理器表示処理を行っている。本実施形態では、加熱調理器1が有している左バーナー(左コンロ)BLは領域100に表示され、右バーナー(右コンロ)BRは領域101に表示され、グリルGは領域102に表示されている。尚、図13では後バーナーBBは示していない。
領域103に表示されている「タイマー」は、加熱部Sを実設定情報としての連続加熱時間だけ連続加熱作動させた後で自動的に加熱停止させるタイマー機能を意味している。
領域104に表示されている「温度キープ」は、被加熱物の温度が実設定情報としての設定温度に維持されるように加熱部Sの動作を制御する温度キープ機能を意味している。
領域105に表示されている「湯沸かし」は、湯が沸騰した状態で加熱部Sを実設定情報としての連続加熱時間だけ連続加熱作動させた後で自動的に加熱停止させる湯沸し保温機能を意味している。
領域106に表示されている「麺ゆで」は、被加熱物としての調理容器から調理物が吹きこぼれることを防止するべく加熱部Sの動作を制御しながら、加熱部Sを実設定情報としての連続加熱時間だけ連続加熱作動させた後で自動的に加熱停止させる吹きこぼれ防止機能を意味している。尚、上述したように、本実施形態のガスコンロ1Aは「麺ゆで」機能を搭載していないタイプの加熱調理器1であるため、携帯情報端末5からガスコンロ1Aへ「麺ゆで」機能の設定情報を送信しても、ガスコンロ1Aで「麺ゆで」という自動調理を行うことはできない。しかし、「麺ゆで」機能を搭載している他の加熱調理器1であれば、携帯情報端末5から加熱調理器1へ「麺ゆで」機能の設定情報を送信して、その加熱調理器1で「麺ゆで」という自動調理を行うことができるため、以下の実施形態では、ガスコンロ1Aは「麺ゆで」機能を搭載していると仮定して説明を行うことにする。
図14に示す表示例において、タイマー機能に対応する領域103に対してユーザーがタッチ操作を行うと、図15の表示画面に遷移する。このとき、HMI制御部51(端末側動作制御部)は、タッチパネル52t(端末側入力受付部)がユーザーから調理機能に関する仮設定情報の表示指令を受け付けると、フラッシュメモリー50f(端末側記憶部)から調理機能に関する仮設定情報を読み出してディスプレイパネル52d(端末側表示部)に表示させる仮設定情報表示処理を行う。具体的には、ユーザーによるディスプレイパネル52dの表示領域103へのタッチ操作(即ち、「タイマー機能」という調理機能に関する仮設定情報の表示指令)はタッチパネル52tで検出され、端末側報知制御部85へ伝達される。端末側報知制御部85は、フラッシュメモリー50fに記憶されている、タイマー機能に関する仮設定情報を読み出し、図15に示すように、ディスプレイパネル52dへと表示させる。
このような標章の表示は、端末側報知制御部85の機能によって行われる。具体的には、タイマー機能を選択する選択情報と5分00秒という仮設定情報(=実設定情報)とを含む端末側操作情報がタッチパネル52tで受け付けられ、端末側報知制御部85(HMI制御部51)へ伝達されると、端末側報知制御部85は、タイマー機能を表す時計の標章を標章生成部83に対して生成させ、その生成された時計の標章を「タイマー5分」という文字と組み合わせてディスプレイパネル52dへと伝達して表示させる。このとき、標章生成部83は、調理器データベース80に記憶されている情報を参照することができる。
図17に示す表示画面には、名称登録欄121と、画像登録欄122と、時間設定領域123と、「登録」ボタン124と、「キャンセル」ボタン125とが表示されている。そして、ユーザーが、名称登録欄121をタッチ操作すると、キー配列表が表示されて、例えば図15に表示されていたような「パスタ」や「冷凍餃子」などの任意の名称の入力が可能となる。また、詳細な説明は省略するが、ユーザーが画像登録欄122をタッチ操作すると、携帯情報端末5に記憶されている画像の一覧が新たに表示され、その中から特定の画像が選択されると、その特定の画像が画像登録欄122に表示される。図15に示した表示画面例でも、「パスタ」、「冷凍餃子」、「肉まん」については画像が併せて登録されている。尚、図15に示す「ラーメン」のように画像を併せて登録しなくても構わない。更に、ユーザーは、分設定部123a及び秒設定部123bとで構成される時間設定領域123に対する設定入力を行うことができる。最後に、ユーザーが「登録」ボタン124を選択入力すると、以上のような情報が併せてフラッシュメモリー50fに記憶される。このように、フラッシュメモリー50f(端末側記憶部)は、端末側入力受付部としてのタッチパネル52tによってユーザーから受け付けた、仮設定情報表示処理において仮設定情報と併せて表示される画像の情報を記憶している。尚、ユーザーが「キャンセル」ボタン125を選択入力すると、仮設定情報の追加入力は中止される。このようにして、フラッシュメモリー50fは、タッチパネル52tがユーザーから受け付けた調理機能に関する仮設定情報を、調理機能を選択する選択情報と関連付けて記憶することになる。
尚、1分を最小単位として時間表示する調理器側報知部4で、上述したような1秒を最小単位とするタイマー機能に関する実設定情報としての連続加熱時間を表示するとき、例えば、1分に満たない秒数を1分に切り上げて表示させればよい。
本実施形態では、例えば、タイマー機能による5分という連続加熱時間が設定された状態で実際に右バーナーBRの加熱作動が行われたとしても、ユーザーがガスコンロ1Aのコンロ操作部3(調理器操作部)を操作して、5分00秒に至る前に消火させることもできる。この場合、加熱調理システム9では、後述するように携帯情報端末5に記憶されている仮設定情報を自動更新させることができる。
図14に示す表示例において、湯沸かし機能に対応する領域105に対してユーザーがタッチ操作を行うと、図18の表示画面に遷移する。図18に表示する例では、湯沸かし機能に関する仮設定情報はフラッシュメモリー50f(端末側記憶部)に記憶されていないため、仮設定情報表示欄110には仮設定情報は表示されていない。但し、図15に示した例と同様に、湯沸かし時間設定領域111に対する設定入力を行うことで、ユーザーは湯沸かし機能に関する仮設定情報(連続加熱時間についての情報)を設定することもできる。例えば、湯沸かし時間設定領域111は、分設定部111aと秒設定部111bとで構成されている。これら分設定部111a及び秒設定部111bは、ユーザーによるタッチ操作に応じて時間表示が変更されるように構成されているため、ユーザーは、0分00秒〜999分59秒までの任意の時間をこの湯沸かし時間設定領域111に表示させることができる。そして、ユーザーは、任意の時間をこの湯沸かし時間設定領域111に表示させた状態で、「コンロに送信」ボタン112を選択入力すると、湯沸かし機能を選択する選択情報と、その任意の時間で設定されている仮設定情報(=実設定情報)とがガスコンロ1Aに送信される。
図14に示す表示例において、温度キープ機能に対応する領域104に対してユーザーがタッチ操作を行うと、図20の表示画面に遷移する。
図20に示す表示例では、温度キープ機能に関する仮設定情報が表示されている。ここで表示されている仮設定情報も、フラッシュメモリー50f(端末側記憶部)に記憶されている情報である。図20の仮設定情報表示欄113には、「ホットケーキ」について160℃、「天ぷら」について170℃という温度キープ機能に関する仮設定情報(設定温度についての情報)が記憶されていることが示されている。そして、例えば、ユーザーが、図20の表示画面で「天ぷら」の表示領域をタッチ操作し、「コンロに送信」ボタン115を選択入力すると、温度キープ機能を選択する選択情報と、170℃という仮設定情報(=実設定情報)とがガスコンロ1Aに送信される。
図14に示す表示例において、麺ゆで機能(吹きこぼれ防止機能)に対応する領域106に対してユーザーがタッチ操作を行うと、図22の表示画面に遷移する。
図22に示す表示例では、麺ゆで機能に関する仮設定情報(連続加熱時間についての情報)が表示されている。ここで表示されている仮設定情報も、フラッシュメモリー50f(端末側記憶部)に記憶されている情報である。図22の仮設定情報表示欄116には、「○○ラーメン」について5分00秒、「△△ラーメン」について3分00秒、「素麺」について1分30秒、「いつものうどん」ついて2分00秒という麺ゆで機能に関する仮設定情報が記憶されていることが示されている。そして、例えば、ユーザーが、図22の表示画面で「△△ラーメン」の表示領域をタッチ操作し、「コンロに送信」ボタン118を選択入力すると、麺ゆで機能(吹きこぼれ防止機能)を選択する選択情報と、5分00秒という仮設定情報(=実設定情報)とがガスコンロ1Aに送信される。
<1>
上記実施形態では、加熱調理器1及び携帯情報端末5を備える加熱調理システム9の構成について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。例えば、図3、図4、図11、図12などには、加熱調理システム9の機能構成例を示したが、それらの機能構成は適宜変更可能である。また、図13〜図24には、携帯情報端末5の表示操作部52に表示される画面例を示したが、それらの画面デザインなども適宜変更可能である。
上記実施形態では、一つの加熱部Sに対して一つの調理機能が設定される例を説明したが、一つの加熱部Sに対して複数の調理機能を同時に設定することもできる。例えば、図24は、一つの加熱部Sに対して複数の調理機能が併せて設定された場合の例である。この例では、「タイマー機能」に関して5分(即ち、5分00秒)が設定され、「温度キープ機能」に関して180℃が設定されている。
4 :調理器側報知部
5 :携帯情報端末
9 :加熱調理システム
11 :調理器制御部
12 :調理器側操作情報取得部
13 :運転状態情報生成部
14 :調理器側報知制御部
19 :調理器側通信制御部
40 :天面表示部(調理器側報知部 4)
50f :フラッシュメモリー(端末側記憶部)
51 :HMI制御部(端末側動作制御部)
52 :表示操作部(端末側表示部)
52d :ディスプレイパネル(端末側表示部)
52t :タッチパネル(端末側入力受付部)
59 :端末側通信制御部
85 :端末側報知制御部
N :ワイヤレス通信網
P :被加熱物
S :加熱部
Claims (6)
- 被加熱物を加熱する加熱調理器と、当該加熱調理器とワイヤレス通信網を介して通信可能な携帯情報端末とを備える加熱調理システムであって、
前記加熱調理器は、
前記被加熱物を加熱する加熱部と、前記加熱部に実行させる調理機能を選択する選択情報及び前記調理機能に関する実設定情報を含む操作情報を取得する調理器側操作情報取得部と、前記加熱調理器の動作を制御する調理器制御部と、前記携帯情報端末との間での前記ワイヤレス通信網を介した情報通信を制御する調理器側通信制御部とを有し、
前記携帯情報端末は、
前記加熱調理器のユーザーが入力する情報を受け付ける端末側入力受付部と、情報を表示する端末側表示部と、前記携帯情報端末の動作を制御する端末側動作制御部と、前記加熱調理器との間での前記ワイヤレス通信網を介した情報通信を制御する端末側通信制御部と、情報を記憶する端末側記憶部とを有し、
前記端末側記憶部は、前記端末側入力受付部が前記ユーザーから受け付けた前記調理機能に関する仮設定情報を、前記調理機能を選択する前記選択情報と関連付けて記憶しており、
前記調理器制御部は、
前記調理器側操作情報取得部が、前記加熱調理器に対して入力される前記選択情報及び前記実設定情報を含む前記操作情報を取得すると、当該操作情報に基づいて前記加熱部の動作を制御する調理動作処理を行い、
前記端末側動作制御部は、
前記端末側入力受付部が前記ユーザーから前記調理機能に関する前記仮設定情報の表示指令を受け付けると、前記端末側記憶部から前記調理機能に関する前記仮設定情報を読み出して前記端末側表示部に表示させる仮設定情報表示処理と、
前記仮設定情報表示処理が行われることで前記端末側表示部に表示された前記調理機能に関する前記仮設定情報の一つに対して、前記加熱調理器への送信指令を前記端末側入力受付部が前記ユーザーから受け付けると、前記送信指令を受けた一つの前記調理機能に関する前記仮設定情報を前記調理機能に関する前記実設定情報とし、当該実設定情報及び当該実設定情報に関連付けられている前記調理機能の前記選択情報を、前記操作情報として前記ワイヤレス通信網を介して前記加熱調理器へ送信入力させる実設定情報送信処理とを行うように構成されている加熱調理システム。 - 前記調理機能は、
前記加熱部を前記実設定情報としての連続加熱時間だけ連続加熱作動させた後で自動的に加熱停止させるタイマー機能、及び、
前記被加熱物としての調理容器から調理物が吹きこぼれることを防止するべく前記加熱部の動作を制御しながら、前記加熱部を前記実設定情報としての連続加熱時間だけ連続加熱作動させた後で自動的に加熱停止させる吹きこぼれ防止機能、及び、
前記被加熱物の温度が前記実設定情報としての設定温度に維持されるように前記加熱部の動作を制御する温度キープ機能、及び、
湯が沸騰した状態で前記加熱部を前記実設定情報としての連続加熱時間だけ連続加熱作動させた後で自動的に加熱停止させる湯沸し保温機能の少なくとも何れか一つである請求項1に記載の加熱調理システム。 - 前記仮設定情報には、前記タイマー機能における前記連続加熱時間についての情報、前記吹きこぼれ防止機能における前記連続加熱時間についての情報、前記温度キープ機能における設定温度についての情報、前記湯沸し保温機能における前記連続加熱時間についての情報の少なくとも何れか一つが含まれる請求項2に記載の加熱調理システム。
- 前記加熱調理器は、前記ユーザーにより手動操作される調理器操作部を有し、
前記調理器制御部は、
前記調理機能としての前記タイマー機能又は前記吹きこぼれ防止機能又は前記湯沸し保温機能に従って前記加熱部の動作を制御する前記調理動作処理を行うとき、前記調理機能に従った調理を開始してから前記ユーザーが前記調理器操作部を手動操作して前記加熱部を加熱停止させるまでの加熱継続時間を計測して、当該加熱継続時間に関する情報を前記ワイヤレス通信網を介して前記携帯情報端末へ送信する時間情報送信処理を行い、
前記端末側動作制御部は、
前記実設定情報送信処理を行った後、前記端末側通信制御部が前記加熱調理器から前記加熱継続時間に関する情報を前記ワイヤレス通信網を介して受信すると、受信した当該加熱継続時間を前記特定の調理機能に関する新たな仮設定情報として前記端末側記憶部に記憶させる仮設定情報更新処理を行う請求項2又は3に記載の加熱調理システム。 - 前記加熱調理器は、情報を表示する調理器側報知部を有し、前記調理器側報知部は、前記実設定情報としての時間情報を1分を最小単位として表示可能であり、
前記端末側記憶部で記憶されている前記調理機能としての前記タイマー機能に関する前記仮設定情報としての連続加熱時間、及び、前記調理機能としての前記吹きこぼれ防止機能に関する前記仮設定情報としての連続加熱時間、及び、前記調理機能としての前記湯沸かし保温機能に関する前記仮設定情報としての連続加熱時間は、1秒を最小単位として設定されている請求項2〜4の何れか一項に記載の加熱調理システム。 - 前記仮設定情報には、前記仮設定情報表示処理において併せて表示される画像の情報が付随し、
前記端末側記憶部は、前記端末側入力受付部によって前記ユーザーから受け付けた、前記仮設定情報表示処理において前記仮設定情報と併せて表示される前記画像の情報を記憶する請求項1〜5の何れか一項に記載の加熱調理システム。
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