JP2020197950A - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】省電力機能により処理部が停止した状態でネットワークパケットを受信した場合に、適切に応答すること。【解決手段】開示の技術の一態様に係る画像処理装置は、省電力機能を備える第1処理部と、前記第1処理部より動作時の消費電力量が小さい第2処理部と、を備える画像処理装置であって、前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の動作周波数を決定する決定部を備える。【選択図】図4

Description

本願は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)等の画像形成装置では、待機状態におけるCPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)への電力供給を停止し、消費電力を低減させる技術が知られている。
また、メインCPUとサブCPUとを備え、省電力機能によりメインCPUが停止した状態で、サブCPUの実行対象としない処理が発生した場合に、サブCPUが、最高のクロック周波数よりも低い周波数を上限とする動作周波数でメインCPUを復帰させる装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の装置では、省電力機能によりメインCPU等の処理部が停止した状態でネットワークパケットを受信した場合に、適切に応答できない場合があった。
開示の技術は、省電力機能により処理部が停止した状態でネットワークパケットを受信した場合に、適切に応答することを課題とする。
開示の技術の一態様に係る画像処理装置は、省電力機能を備える第1処理部と、前記第1処理部より動作時の消費電力量が小さい第2処理部と、を備える画像処理装置であって、前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の動作周波数を決定する決定部を備える。
開示の技術によれば、省電力機能により処理部が停止した状態でネットワークパケットを受信した場合に、適切に応答することができる。
比較例に係る画像処理装置の省電力動作を示す図であり、(a)はポーリングする動作を示す図、(b)はネットワークパケットに応答する動作を示す図である。 比較例に係る画像処理装置におけるパケット応答処理の遅延を説明する図である。 実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 実施形態に係るパケット情報テーブルの一部分の一例を示す図である。 実施形態に係るパケット情報テーブルの他の部分の一例を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置のパケット応答処理の一例を説明する図である。 実施形態に係る画像処理装置のパケット応答処理の他の例を説明する図であり、(a)は第1クロック周波数でパケット応答処理を完了できる場合を示す図、(b)は第2クロック周波数でパケット応答処理を完了できる場合を示す図、(c)はパケット応答処理時間の優先度が低い場合を示す図である。 第1の実施形態に係る画像処理装置の動作例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る画像処理装置の動作例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一の構成部には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
実施形態に係る画像処理装置では、省電力機能を備えるメインCPU(Central Processing Unit)と、メインCPUより動作時の消費電力量が小さいサブCPUとを備え、省電力機能により停止したメインCPUがネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、ネットワークパケットの種類に基づいて、メインCPUの動作周波数を決定する。ここで、メインCPUは第1処理部の一例であり、サブCPUは第2処理部の一例である。
実施形態に係る画像処理装置の具体例には、省電力機能と、無線又は有線による通信機能とを備えるMFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)やプリンタ等が挙げられる。但し、これに限定されるものではなく、画像処理装置は、省電力機能と、無線又は有線による通信機能を備えるものであれば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPC又はデスクトップPC等であっても良い。
ここで、省電力機能とは、画像処理装置に対する操作が所定期間行われない等の所定の移行条件下で、消費電力を低減させる省電力状態に画像処理装置を移行させる機能をいう。また、画像処理装置の省電力状態には、メインCPUへの電力供給が停止され、メインCPUが停止した状態が含まれる。
<比較例に係る画像処理装置の省電力動作>
まず、比較例に係る画像処理装置10の省電力動作について、図1〜2を参照して説明する。図1は、画像処理装置10の備えるメインCPUの、省電力状態における動作周波数の一例を説明する図である。図1(a)はメインCPUがポーリングする場合を説明する図、図1(b)はメインCPUがネットワークパケットに応答する場合を説明する図である。図1(a)及び(b)のそれぞれの横軸は時間を示し、縦軸はメインCPUの動作周波数を示している。
省電力状態に移行すると、メインCPUは停止した状態になるが、図1(a)に示すように、ポーリングを行うために、メインCPUは所定の周期で所定の期間だけ起動される。なお、ポーリングとは、画像処理装置10が他の装置に対して一定間隔で順繰りに要求がないかの問い合わせを行う制御方式をいう。
図1(a)において、ポーリング起動期間11a〜11cのそれぞれは、停止状態にあるメインCPUがポーリングのために起動された期間である。ポーリング起動期間11a〜11cのそれぞれでは、メインCPUは、最高のクロック周波数よりも低いクロック周波数を上限とするクロック周波数で動作する。このように、ポーリングのために起動された時に、メインCPUにおける動作のクロック周波数(以下では、動作周波数という)を低くすることで、省電力性能の向上が図られている。
最高のクロック周波数と、最高のクロック周波数よりも低いクロック周波数を上限とするクロック周波数は、それぞれ予め定められている。最高のクロック周波数とは、省電力状態ではない通常の動作状態におけるクロック周波数等をいう。ここで、最高のクロック周波数は「第1クロック周波数」の一例であり、最高のクロック周波数よりも低いクロック周波数を上限とするクロック周波数は、「第2クロック周波数」の一例である。以下の説明においても、最高のクロック周波数を「第1クロック周波数」と称し、最高のクロック周波数よりも低いクロック周波数を上限とするクロック周波数を「第2クロック周波数」と称する。
省電力状態において起動要因が発生すると、ポーリング起動期間とは別に、起動要因に応答した割り込み処理によりメインCPUは起動される。ここで、起動要因とは、省電力機能により停止したメインCPUを起動し、動作を復帰させるための要因をいう。起動要因の具体例には、ネットワークパケットの受信や、ユーザによる操作パネルへの操作等が挙げられる。
図1(b)における割り込み起動期間12は、ネットワークパケットの受信に伴う割り込み処理によってメインCPUが起動される期間を示している。割り込み起動期間12の長さは、予め定められている。図1(b)の割り込み起動期間12の期間内で、斜線ハッチングで示されている期間は、パケット応答処理期間12aを示している。ここで、パケット応答処理期間とは、メインCPUがパケット応答処理を開始し、完了するまでの期間をいう。また、パケット応答処理とは、ネットワークパケットを受信した時に実行される処理をいう。パケット応答処理には、ネットワークパケットの受信処理や、受信したネットワークパケットに応答した通知を自動送信する処理等が含まれる。
図1(b)では、ポーリング起動期間11aの後、割り込み起動期間12に、ネットワークパケットの受信に伴う割り込み処理によってメインCPUが起動されている。そして、割り込み起動期間12内にパケット応答処理が完了している。その後、ポーリング起動期間11dで、メインCPUはポーリングのために起動されている。
次に、図2は、画像処理装置10におけるパケット応答処理の遅延を説明する図である。図2の横軸及び縦軸の見方は、図1と同様であるため、重複する説明を省略する。また、以下において、パケット応答処理を説明する図でも、図の見方は同様である。
図2では、ポーリング起動期間11aの後、割り込み起動期間12において、ネットワークパケットの受信に伴う割り込み処理によってメインCPUが起動されている。ここで、パケット応答処理期間12aは、ネットワークパケットの種類に応じて期間の長さが異なる。そのため、ネットワークパケットの種類によっては、予め定められた割り込み起動期間12内にパケット応答処理が完了できない場合がある。
図2に示す例では、メインCPUは、割り込み起動期間12内にネットワークパケットに対する応答処理が完了せず、未処理として残されたパケット応答処理は、次のポーリング起動期間11dで実行されている。その結果、割り込み起動期間12が終了し、次のポーリング起動期間11dが開始されるまでの時間分だけパケット応答処理が遅延し、パケット応答処理に要する時間tpが長くなる。これにより、即時応答が要求されるネットワークパケット等を受信した際に、遅延のためにパケット応答処理を適切に行えない場合がある。
実施形態では、このような場合に、ネットワークパケットの種類に基づいてメインCPUの動作周波数を決定する。或いは、ネットワークパケットの種類に基づいて、メインCPUの予め定められた起動期間を延長させる。これらにより、即時応答が要求されるネットワークパケットに対して、電力消費量を抑制しつつ、適切に応答する。以下に、詳細を説明する。
<実施形態に係る画像処理装置1のハードウェア構成>
まず、実施形態に係る画像処理装置1のハードウェア構成について説明する。図3は、画像処理装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、画像処理装置1は、メインCPU2と、サブCPU3と、ROM(Read Only Memory)4と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)5と、SRAM(Static Random Access Memory)6と、メモリ7とを備える。これらは、バス8を介して相互に電気的に接続されている。
メインCPU2は、プロセッサ等で構成され、画像処理装置1の各部の動作及び全体動作を制御する。また、メインCPU2は省電力機能を備え、所定の移行条件下で省電力状態に移行し、動作を停止する。
サブCPU3は、プロセッサ等で構成され、省電力機能によりメインCPU2が停止している期間に、画像処理装置1の各部の動作及び全体動作を制御する。
ROM4は不揮発性半導体記憶装置等で構成され、画像処理装置1で動作する各種プログラム及び各種パラメータを記憶する。
DRAM5は、揮発性半導体記憶装置等で構成され、メインCPU2のワークエリアとして使用される。DRAM5には、メインCPU2の実行する各種プログラム及び各種パラメータがROM4から読み出され展開される。メインCPU2は、DRAM5に展開されたプログラム中のコード化された各命令を実行する。
SRAM6は、揮発性半導体記憶装置等で構成され、サブCPU3のワークエリアとして使用される。SRAM6には、省電力状態においてサブCPU3の実行する各種プログラム及び各種パラメータがROM4から読み出され、展開される。サブCPU3は、SRAM6に展開されたプログラム中のコード化された各命令を実行する。
メモリ7は、各種プログラムで利用されるデータ等の情報を記憶する。メモリ7は、揮発性又は不揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置で構成される。なお、メモリ7が、ROM4を含んでも良い。
プログラムは、ROM4やメモリ7等の不揮発性半導体記憶装置に限らず、記録ディスク等の記録媒体に格納されていても良い。また、プログラムは、有線ネットワーク、無線ネットワーク又は放送等を介して伝送され、DRAM5及びSRAM6に取り込まれても良い。
[第1の実施形態]
<第1の実施形態に係る画像処理装置1の機能構成>
次に、画像処理装置1の機能構成について説明する。図4は、画像処理装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、画像処理装置1は、サブ側入出力部31と、ポーリング制御部32と、パケット受信監視部33と、割り込み制御部34とを備える。また、画像処理装置1は、メイン側入出力部21と、省電力移行部22と、パケット応答部23と、決定部24と、期間制御部25と、ポーリング実行部26と、パケット情報テーブル51とを備える。
これらのうち、サブ側入出力部31、ポーリング制御部32、パケット受信監視部33、及び割り込み制御部34の各機能は、サブCPU3が所定のプログラムを実行すること等により実現される。また、メイン側入出力部21、省電力移行部22、パケット応答部23、決定部24、期間制御部25、及びポーリング実行部26の各機能は、メインCPU2が所定のプログラムを実行すること等により実現される。パケット情報テーブル51の機能は、DRAM5等により実現される。
サブ側入出力部31は、メインCPU2、SRAM6等のハードウェア構成要素とサブCPU3との間でデータや信号の入出力、及び/又は送受信を行う。
ポーリング制御部32は、メインCPU2にポーリングを実行させるために、サブ側入出力部31を介してメインCPU2に制御信号を出力し、省電力機能により停止したメインCPU2を、所定の周期で所定の第1期間だけ起動させる。
パケット受信監視部33は、画像処理装置1によるネットワークパケットの受信を監視し、画像処理装置1がネットワークパケットを受信した場合は、割り込み制御部34にその旨を通知する。
割り込み制御部34は、ネットワークパケットの受信をパケット受信監視部33から通知された場合に、サブ側入出力部31を介してメインCPU2に制御信号を出力し、省電力機能により停止したメインCPU2を所定の第2期間だけ起動させる。
メイン側入出力部21は、サブCPU3、DRAM5等のハードウェア構成要素とメインCPU2との間でデータや信号の入出力、及び/又は送受信を行う。
省電力移行部22は、所定の移行条件下で、省電力状態に画像処理装置1を移行させる。
パケット応答部23は、ポーリング制御部32によりメインCPUが起動される第1期間内、又は割り込み制御部34によりメインCPU2が起動される第2期間内にパケット応答処理を実行する。また、パケット応答部23は、ネットワークパケットを受信する処理の中で解析したプロトコル情報を、ネットワークパケットの種類を示すパケット種類情報として取得し、決定部24及び期間制御部25のそれぞれに出力する。
決定部24は、パケット応答部23から入力したパケット種類情報に基づき、パケット情報テーブル51を参照して、メインCPU2の動作周波数を決定する。
より具体的には、決定部24は、パケット種類情報に基づいてパケット情報テーブル51を参照した結果、受信したネットワークパケットが即時応答を要求するものである場合、メインCPU2の動作周波数を第1クロック周波数に決定する。換言すると、決定部24は、メインCPU2の動作周波数を第1クロック周波数に決定した場合、省電力機能により停止した状態においてメインCPU2が起動される時に、メインCPU2の動作周波数を第2クロック周波数から第1クロック周波数にクロックアップする。
一方、受信したネットワークパケットが即時応答を要求しないものである場合、決定部24は、メインCPU2の動作周波数を第2クロック周波数に決定する。換言すると、決定部24は、メインCPU2の動作周波数を第1クロック周波数に決定した場合、省電力機能により停止した状態においてメインCPU2が起動される時に、メインCPU2の動作周波数をクロックアップせず、第2クロック周波数のままにする。
パケット応答部23は、省電力機能により停止した状態においてポーリング制御部32、又は割り込み制御部34によりメインCPU2が起動された期間に、決定部24により決定されたクロック周波数で動作し、パケット応答処理を実行する。
期間制御部25は、パケット応答部23から入力したパケット種類情報に基づき、パケット情報テーブル51を参照して、即時応答の要否情報を取得する。そして、取得した即時応答の要否情報に基づき、省電力機能により停止した状態においてポーリング制御部32、又は割り込み制御部34によりメインCPU2が起動される期間を、予め定められた起動期間に対して延長させる。
より具体的には、期間制御部25は、受信したネットワークパケットが即時応答を要求するものである場合に、省電力機能により停止した状態においてポーリング制御部32、又は割り込み制御部34によりメインCPU2が起動される期間を延長させる。一方、期間制御部25は、受信したネットワークパケットが即時応答を要求されないものである場合、省電力機能により停止した状態においてポーリング制御部32、又は割り込み制御部34によりメインCPU2が起動される期間を延長させない。
また、画像処理装置1がネットワークパケットを受信したタイミングが、ポーリング制御部32によりメインCPU2が起動される第1期間に含まれる場合、期間制御部25は、ポーリング制御部32により起動される第1期間を延長させる。また、画像処理装置1がネットワークパケットを受信したタイミングが、ポーリング制御部32によりメインCPU2が起動される第1期間に含まれない場合、期間制御部25は、割り込み制御部34により起動される第2期間を延長させる。
第1期間を延長させる場合、決定部24がクロックアップする前に、期間制御部25は、メイン側入出力部21及びサブ側入出力部31を介して、ポーリング制御部32にメインCPU2の動作継続を要求する。その後、パケット応答処理が完了した後に、期間制御部25は、メイン側入出力部21及びサブ側入出力部31を介して、ポーリング制御部32にメインCPU2の動作停止が可能であることを通知する。ポーリング制御部32は、動作停止が可能であることの通知を受けるまで、メインCPU2の動作を継続させる。
また、第2期間を延長させる場合、決定部24がクロックアップする前に、期間制御部25は、メイン側入出力部21及びサブ側入出力部31を介して、割り込み制御部34にメインCPU2の動作継続を要求する。その後、パケット応答処理が完了した後に、期間制御部25は、メイン側入出力部21及びサブ側入出力部31を介して、割り込み制御部34にメインCPU2の動作停止が可能であることを通知する。割り込み制御部34は、動作停止が可能であることの通知を受けるまで、メインCPU2の動作を継続させる。
このようにして、省電力機能により停止した状態においてメインCPU2が起動される期間が、パケット応答処理が完了するまで延長される。パケット応答部23は、予め定められた起動期間、及び延長された期間内にパケット応答処理を実行できる。
ポーリング実行部26は、ポーリング制御部32により起動された第1期間内にポーリングを実行する。
ここで、図5は、パケット情報テーブル51に含まれるネットワークパケットの種類と応答レベルとの関係を示す対応テーブル51aの一例を示す図である。図5において、左側の列には、ネットワークパケットの種類が示され、右側の列には、ネットワークパケットの種類毎での応答レベルが示されている。ここで、応答レベルとは、パケット応答処理に要求される応答時間を識別する情報をいう。
上述したように、パケット応答部23は、ネットワークパケットを受信する処理の中で解析したプロトコル情報を、パケット種類情報として取得し、決定部24及び期間制御部25のそれぞれに出力する。決定部24及び期間制御部25のそれぞれは、入力したパケット種類情報に基づき、対応テーブル51aを参照して応答レベルを取得する。
次に、図6は、パケット情報テーブル51に含まれる応答レベルと、即時応答の要否と、メインCPU2の動作クロック周波数との関係を示す対応テーブル51bの一例を示す図である。図6において、最も左側の列には応答レベルが示され、その右隣の列にはネットワークパケットの説明が示され、その右隣の列にはネットワークパケットに対する即時応答の要否が示され、最も右側の列にはメインCPU2の動作周波数が示されている。なお、応答レベルが「未確定」のネットワークパケットは、パケット情報テーブル51に格納されていない種類のネットワークパケットである。
決定部24は、応答レベルに基づき、対応テーブル51bを参照して、メインCPU2の動作周波数を取得する。また、期間制御部25は、応答レベルに基づき、対応テーブル51bを参照して、ネットワークパケットに対する即時応答の要否情報を取得する。
換言すると、決定部24は、ネットワークパケットの種類に基づき、対応テーブル51a及び51bが含まれるパケット情報テーブル51を参照して、メインCPU2の動作周波数を取得し、期間制御部25は、ネットワークパケットの種類に基づき、パケット情報テーブル51を参照して、即時応答の要否情報を取得する。
次に、図7は、即時応答が要求されるネットワークパケットに対する画像処理装置1のパケット応答処理の一例を説明する図である。図7における即時応答が要求されるネットワークパケットは、図6における応答レベル「4」、又は「未確定」のものである。
図7では、ポーリング起動期間11aの後、割り込み起動期間13において、ネットワークパケットの受信に伴う割り込み処理によりメインCPU2が起動されている。
ネットワークパケットが即時応答を要求する場合、決定部24は、メインCPU2の動作周波数を第1クロック周波数に決定する。そのため、割り込み起動期間13では、メインCPU2の動作周波数は、第2クロック周波数から第1クロック周波数にクロックアップされている。
また、ネットワークパケットが即時応答を要求する場合、期間制御部25は、割り込み制御部34により起動される第2期間を延長させる。そのため、割り込み起動期間13は、図2で説明した割り込み起動期間12と比較してΔtだけ延長されている。
メインCPU2の動作周波数を第1クロック周波数にクロックアップすることで、パケット応答処理を高速化できる。また、パケット応答処理が完了するまで、割り込み起動期間13を延長することで、次のポーリング起動期間11dを待つことなく、パケット応答処理を完了できる。その結果、図2で説明した場合と比較して、パケット応答処理は早期に完了し、パケット応答処理期間13aが短縮される。
次に、図8は、様々な種類のネットワークパケットに対する画像処理装置1のパケット応答処理の一例を説明する図である。図8(a)は即時応答が要求されず、第1クロック周波数でパケット応答処理を完了できる場合を説明する図、図8(b)は即時応答が要求されず、第2クロック周波数でパケット応答処理を完了できる場合を説明する図、図8(c)はパケット応答処理時間の優先度が低い場合を説明する図である。
図8(a)におけるネットワークパケットは、図6における応答レベル「3」のものである。図8(a)では、割り込み起動期間14におけるメインCPU2の動作周波数は、決定部24により第1クロック周波数に決定されている。また、期間制御部25は第2期間を延長しておらず、パケット応答処理期間14aとして示されているように、パケット応答処理は第2期間内に完了している。
図8(b)におけるネットワークパケットは、図6における応答レベル「2」のものである。図8(b)では、割り込み起動期間15におけるメインCPU2の動作周波数は、決定部24により第2クロック周波数に決定されている。低いクロック周波数であるため、第1クロック周波数で動作させる場合と比較して消費電力は低減される。また、期間制御部25は第2期間を延長しておらず、パケット応答処理期間15aとして示されているように、パケット応答処理は第2期間内に完了している。
図8(c)におけるネットワークパケットは、図6における応答レベル「1」のものである。図8(c)では、割り込み起動期間16におけるメインCPU2の動作周波数は、決定部24により第2クロック周波数に決定されている。この場合も、第1クロック周波数で動作させる場合と比較して消費電力は低減される。また、期間制御部25は第2期間を延長していない。パケット応答処理期間16aとして示されているように、パケット応答処理は第2期間内では完了せず、次のポーリング起動期間11d内に完了している。
このようにして、ネットワークパケットの種類に基づいて、決定部24は動作周波数を決定し、期間制御部25はメインCPU2が起動される期間を制御できる。なお、図7及び図8では、割り込み制御部34によりメインCPU2が起動される場合を例に説明したが、ポーリング制御部32によりメインCPU2が起動される場合においても同様である。
<第1の実施形態に係る画像処理装置1の動作>
次に、画像処理装置1の動作について説明する。図9は、画像処理装置1の動作の一例を説明するシーケンス図である。なお、図9では、省電力機能により停止した状態において割り込み制御部34によりメインCPU2が起動される場合を例に説明する。
まず、ステップS91において、パケット受信監視部33は、画像処理装置1によるネットワークパケットの受信を監視し、画像処理装置1がネットワークパケットを受信した場合に、割り込み制御部34にその旨を通知する。
続いて、ステップS92において、割り込み制御部34は、サブ側入出力部31を介してメインCPU2に制御信号を出力し、省電力機能により停止したメインCPU2を所定の第2期間だけ起動させる。
続いて、ステップS93において、パケット応答部23は、割り込み制御部34によりメインCPU2が起動された第2期間内に、ネットワークパケットの受信処理を実行する。
続いて、ステップS94において、パケット応答部23は、ステップS93におけるネットワークパケットの受信処理の中で解析したプロトコル情報を、ネットワークパケットの種類を示すパケット種類情報として取得し、決定部24及び期間制御部25のそれぞれに出力する。
続いて、ステップS95において、決定部24及び期間制御部25のそれぞれは、メイン側入出力部21を介して、パケット種類情報をDRAM5に出力する。
続いて、ステップS96において、決定部24は、DRAM5に格納されたパケット情報テーブル51を参照して、メインCPU2の動作周波数を決定する。また、期間制御部25は、即時応答の要否情報を取得する。
ステップS96で取得された即時応答の要否情報が、即時応答を要求するものである場合、又は、応答レベルが「未確定」である場合、ステップS97において、期間制御部25は、メイン側入出力部21及びサブ側入出力部31を介して、割り込み制御部34にメインCPU2の動作継続を要求する。
続いて、ステップS98において、決定部24は、メインCPU2の動作周波数を、第2クロック周波数から第1クロック周波数にクロックアップさせる。
続いて、ステップS99において、パケット応答部23は、パケット応答処理を実行する。
続いて、パケット応答処理の完了後に、ステップS100において、パケット応答部23は、メイン側入出力部21及びサブ側入出力部31を介して、メインCPU2の動作停止が可能であることを割り込み制御部34に通知する。
続いて、ステップS101において、割り込み制御部34は、メインCPU2の動作を停止させる。
一方、ステップS96で取得された即時応答の要否情報が、即時応答を要求するものでなく、且つ動作周波数として第1クロック周波数が決定された場合(第1クロック周波数で応答可能なネットワークパケットの場合)、ステップS102において、パケット応答部23は、メイン側入出力部21及びサブ側入出力部31を介して、メインCPU2の動作停止が可能であることを割り込み制御部34に通知する。
続いて、ステップS103において、決定部24は、メインCPU2の動作周波数を、第2クロック周波数から第1クロック周波数にクロックアップさせる。
続いて、ステップS104において、パケット応答部23は、パケット応答処理を実行する。
続いて、ステップS105において、割り込み制御部34は、メインCPU2の動作を停止させる。
一方、ステップS96で取得された即時応答の要否情報が、即時応答を要求するものでなく、且つ動作周波数として第2クロック周波数が決定された場合(第2クロック周波数で応答可能なネットワークパケットの場合)、又はパケット応答処理時間の優先度が低い場合、ステップS106において、パケット応答部23は、メイン側入出力部21及びサブ側入出力部31を介して、メインCPU2の動作停止が可能であることを割り込み制御部34に通知する。
続いて、ステップS107において、パケット応答部23は、パケット応答処理を実行する。
続いて、ステップS108において、割り込み制御部34は、メインCPU2の動作を停止させる。
このようにして、画像処理装置1は、省電力機能により停止したメインCPU2を起動させ、パケット応答処理を実行することができる。
なお、図9では、省電力機能により停止したメインCPU2が、割り込み制御部34により起動される場合を例に説明したが、ポーリング制御部32により起動される場合にも図9に示す動作を適用可能である。但し、この場合、割り込み制御部34はポーリング制御部32に置き換えられ、期間制御部25は第1期間を延長させる。
<第1の実施形態に係る画像処理装置1の作用効果>
以上説明してきたように、本実施形態に係る画像処理装置は、省電力機能により停止したメインCPUがネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、ネットワークパケットの種類に基づいて、メインCPUの動作周波数を決定する。
ネットワークパケットの種類が即時応答等の高応答を要求するものである場合、メインCPU2の動作周波数を第1クロック周波数に決定することで、パケット応答処理を高速に実行でき、パケット応答処理を遅延させることなく適切に実行することができる。
さらに、本実施形態では、省電力機能により停止したメインCPUがネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、ネットワークパケットの種類に基づいて、予め定められたメインCPU2の起動期間を延長させる。
ネットワークパケットの種類が即時応答等の高応答を要求されるものである場合に、予め定められたメインCPU2の起動期間を延長させることで、パケット応答処理を起動期間内に完了させることができ、パケット応答処理を遅延させることなく適切に実行することができる。
ネットワークパケットには、即時応答が要求されるもの、第1クロック周波数で動作することで第2期間内にパケット応答処理を完了できるもの、第2クロック周波数の動作でも第2期間内にパケット応答処理を完了できるもの、応答時間の優先度が低いもの等、様々な種類がある。このようなネットワークパケットの種類に応じて、メインCPU2の動作周波数を決定し、起動期間を制御することで、適切な期間内にパケット応答処理を完了させることができ、また、消費電力を適正化できる。
ここで、比較例として、サブCPUのソフトウェア構成を拡大してサブCPUにパケット応答部23の機能を備えさせ、即時応答が要求される場合に、サブCPUにパケット応答処理を実行させることも考えられる。しかし、サブCPUが実行するプログラムは小容量のSRAMで動作するため、サブCPUがパケット応答処理を実行することは困難な場合がある。また、SRAMの容量を大きくすると、コストが増大する場合がある。本実施形態では、サブCPUにパケット応答部23の機能を備えさせないため、SRAMの容量を大きくすることなく、ネットワークパケットの種類に応じたパケット応答処理を実行することができる。
また、本実施形態では、期間制御部25からポーリング制御部32又は割り込み制御部34への動作継続要求の通知を、サブ側入出力部31及びメイン側入出力部21を介して行う例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、DRAM5等のメインCPU2とサブCPU3が共備える共有メモリ空間に設けられた動作継続フラグのステータスを変更することによって、動作継続要求の通知を行っても良い。このようにすることで、サブCPU3にサブ側入出力部31等の通信部がない場合でも、期間制御部25はポーリング制御部32又は割り込み制御部34に動作継続要求を通知できる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る画像処理装置1aについて説明する。
ここで、パケット情報テーブル51において、パケット情報テーブル51に含まれるネットワークパケットの種類と、メインCPU2の動作周波数、及び/又はネットワークパケットに対する即時応答の要否との関係を示す情報は、実際にパケット応答処理を実行した場合の当該関係に対して適正でない場合がある。
一例として、パケット情報テーブル51の作成当初は、メインCPU2が第2クロック周波数で動作すれば所定の期間内でパケット応答処理を完了できると予測して、所定のネットワークパケットの種類に対して応答レベル「2」を設定したとする。しかし、実際には、所定の期間内にパケット応答処理を完了できない場合がある。この場合、所定のネットワークパケットの種類に対して適正な応答レベルは「3」であるため、このネットワークパケットの種類に対する応答レベルを「3」に更新することが好ましい。
また、他の例として、パケット情報テーブル51の作成当初は、メインCPU2が第2クロック周波数で動作すれば、所定の期間内でパケット応答処理を完了できると予測して、所定のネットワークパケットの種類に対して応答レベル「2」を設定したとする。しかし、実際には、メインCPU2が第1クロック周波数で動作しても所定の期間内にパケット応答処理を完了できる場合がある。この場合、所定のネットワークパケットの種類に対して適正な応答レベルは「1」であるため、このネットワークパケットの種類に対する応答レベルを「1」に更新することが好ましい。
本実施形態では、実際にパケット応答処理を実行した場合のパケット応答処理を開始した時刻から完了した時刻までの計測時間に基づいて、パケット情報テーブルを適正なものに更新する。
<第2の実施形態に係る画像処理装置1aの機能構成>
本実施形態に係る画像処理装置1aの機能構成について説明する。
図10は、画像処理装置1aの機能構成の一例を説明するブロック図である。図10に示すように、画像処理装置1aは、時間計測部27と、更新部28とを備える。時間計測部27及び更新部28の機能は、メインCPU2a等により実現される。
時間計測部27は、パケット応答部23がパケット応答処理を開始した時刻から完了した時刻までの経過時間を計測し、計測結果を更新部28に出力する。
一例として、時間計測部27は、パケット応答部23がパケット応答処理を開始した時刻に、メインCPU2aのクロックのカウントを開始し、パケット応答部23がパケット応答処理を終了した時刻に、当該カウントを停止する。そして、取得されたカウント数を時間に換算することで上記の経過時間を計測することができる。
なお、パケット応答処理の開始時刻から終了時刻までに、メインCPU2aの停止と起動の動作が含まれると、経過時間を正確に計測できなくなる。そのため、時間計測部27は、パケット応答処理の開始時刻から終了時刻までに、メインCPU2aの停止と起動の動作が含まれないことをチェックする機能を備えることが好ましい。
更新部28は、時間計測部27から入力した計測結果に基づいて、パケット情報テーブル51に含まれるネットワークパケットの種類と、メインCPU2aの動作周波数、及び/又はネットワークパケットに対する即時応答の要否との関係を示す情報を更新する。より具体的には、更新部28は、時間計測部27から入力した計測結果に基づいて、パケット情報テーブル51に含まれるネットワークパケットの種類と応答レベルとの関係を示す対応テーブル51aを更新する。
<第2の実施形態に係る画像処理装置1aの動作>
次に、画像処理装置1aの動作について説明する。
図11は、画像処理装置1aの動作の一例を説明するシーケンス図である。なお、図9のシーケンス図と重複する部分については説明を省略する場合がある。
図11において、ステップS116で取得された即時応答の要否情報が、即時応答を要求するものである場合、又は応答レベルが「未確定」である場合、ステップS119において、時間計測部27は、パケット応答部23がパケット応答処理を開始するタイミングで時間計測を開始する。
続いて、ステップS120において、パケット応答部23はパケット応答処理を実行する。
続いて、ステップS121において、時間計測部27は、パケット応答部23がパケット応答処理を完了するタイミングで時間計測を終了し、計測結果を更新部28に出力する。
続いて、ステップS122において、パケット応答部23は、メイン側入出力部21及びサブ側入出力部31を介して、メインCPU2aの動作停止が可能であることを割り込み制御部34に通知する。
続いて、ステップS123において、更新部28は、時間計測部27から入力した経過時間情報に基づき、パケット情報テーブル51を更新する。
続いて、ステップS124において、割り込み制御部34は、メインCPU2aの動作を停止させる。
なお、ステップS122とステップS123は、適宜順番が変更されても良く、また、両者が並行して実行されても良い。同様に、ステップS123とステップS124は、適宜順番が変更されても良く、また、両者が並行して実行されても良い。
また、ステップS116で取得された即時応答の要否情報が、即時応答を要求するものでなく、且つ動作周波数として第1クロック周波数が決定された場合(第1クロック周波数で応答可能なネットワークパケットの場合)、ステップS127において、時間計測部27は、パケット応答部23がパケット応答処理を開始するタイミングで時間計測を開始する。
続いて、ステップS128において、パケット応答部23はパケット応答処理を実行する。
続いて、ステップS129において、時間計測部27は、パケット応答部23がパケット応答処理を完了するタイミングで時間計測を終了し、計測結果を更新部28に出力する。
続いて、ステップS130において、更新部28は、時間計測部27から入力した経過時間情報に基づき、パケット情報テーブル51を更新する。
続いて、ステップS131において、割り込み制御部34は、メインCPU2aの動作を停止させる。
なお、ステップS130とステップS131は、適宜順番が変更されても良く、また、両者が並行して実行されても良い。
一方、ステップS116で取得された即時応答の要否情報が、即時応答を要求するものでなく、且つ動作周波数として第2クロック周波数が決定された場合(第2クロック周波数で応答可能なネットワークパケットの場合)、又はパケット応答処理時間の優先度が低い場合、ステップS133において、時間計測部27は、パケット応答部23がパケット応答処理を開始するタイミングで、時間計測を開始する。
続いて、ステップS134において、パケット応答部23はパケット応答処理を実行する。
続いて、ステップS135において、時間計測部27は、パケット応答部23がパケット応答処理を完了するタイミングで時間計測を終了し、計測結果を更新部28に出力する。
続いて、ステップS136において、更新部28は、時間計測部27から入力した経過時間情報に基づき、パケット情報テーブル51を更新する。
続いて、ステップS137において、割り込み制御部34は、メインCPU2aの動作を停止させる。
なお、ステップS136とステップS137は、適宜順番が変更されても良く、また、両者が並行して実行されても良い。
このようにして、画像処理装置1aは、パケット応答処理の開始時刻から完了時刻までの計測時間に基づいて、パケット情報を適正なものに更新できる。
<第2の実施形態に係る画像処理装置1aの作用効果>
以上説明してきたように、パケット応答処理の開始時刻から完了時刻までの計測時間に基づいて、パケット情報テーブル51を適正なものに更新する。これにより、パケット情報テーブル51が適正に作成されていない場合にも、実際にパケット応答処理を実行した結果に基づき、パケット情報テーブル51を適正化することができる。パケット情報テーブル51の作成当初は、ネットワークパケットの種類に基づく予測からメインCPU2aの動作周波数等を設定するため、パケット情報テーブル51が適正でない場合がある。このような場合に、本実施形態は特に好適となる。
なお、上記以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
以上、実施形態について説明してきたが、本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
実施形態では、CPUによりソフトウェアで各機能部を実現する例を説明したが、電子回路及び電気回路等のハードウェアで各機能部を実現しても良い。
また、実施形態は、画像処理方法も含む。例えば、画像処理方法は、省電力機能を備える第1処理部と、前記第1処理部より動作時の消費電力量が小さい第2処理部と、を備える画像処理装置による画像処理方法であって、前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の動作周波数を決定する工程を含む。このような画像処理方法により、上述した画像処理装置と同様の効果を得ることができる。
さらに、実施形態は、プログラムも含む。例えば、プログラムは、省電力機能を備える第1処理部と、前記第1処理部より動作時の消費電力量が小さい第2処理部と、を備える画像処理装置で実行されるプログラムであって、前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の動作周波数を決定する処理をコンピュータに実行させる。このようなプログラムにより、上述した画像処理装置と同様の効果を得ることができる。
また、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 画像処理装置
2 メインCPU(第1処理部の一例)
21 メイン側入出力部
22 省電力移行部
23 パケット応答部
24 決定部
25 期間制御部
26 ポーリング実行部
27 時間計測部
28 更新部
3 サブCPU(第2処理部の一例)
31 サブ側入出力部
32 ポーリング制御部
33 パケット受信監視部
34 割り込み制御部
4 ROM
5 DRAM
51 パケット情報テーブル
6 SRAM
7 メモリ
8 バス
特開2017−201456号公報

Claims (14)

  1. 省電力機能を備える第1処理部と、前記第1処理部より動作時の消費電力量が小さい第2処理部と、を備える画像処理装置であって、
    前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の動作周波数を決定する決定部を備える
    画像処理装置。
  2. 前記決定部は、
    即時応答が要求される前記ネットワークパケットが受信された場合に、前記動作周波数を第1クロック周波数に決定し、
    即時応答が要求されない前記ネットワークパケットが受信された場合に、前記動作周波数を前記第1クロック周波数よりも低い第2クロック周波数に決定する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記決定部は、
    前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記ネットワークパケットの種類と、前記動作周波数との関係を示す情報を含むパケット情報テーブルを参照して、前記動作周波数を決定する
    請求項1、又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の予め定められた起動期間を延長させる期間制御部を備える
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1処理部と前記第2処理部が共備える共有メモリ空間を備え、
    前記期間制御部は、
    前記共有メモリ空間における動作継続フラグのステータスを変更することで、前記起動期間を延長させる
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記期間制御部は、
    即時応答が要求される前記ネットワークパケットが受信された場合に、前記起動期間を延長させる
    請求項4、又は5に記載の画像処理装置。
  7. 前記期間制御部は、
    前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記ネットワークパケットの種類と、前記ネットワークパケットに対する即時応答の要否との関係を示す情報を含むパケット情報テーブルを参照して、前記起動期間を延長させる
    請求項4乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記ネットワークパケットに対する応答処理の開始時刻から完了時刻までの計測時間に基づいて、前記パケット情報テーブルを更新する更新部を備える
    請求項3、又は7に記載の画像処理装置。
  9. 前記省電力機能により停止した前記第1処理部は、
    所定の周期で所定の第1期間だけ起動される
    請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の予め定められた起動期間を延長させる期間制御部を備え、
    前記期間制御部は、
    前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1期間を延長させる
    請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記省電力機能により停止した前記第1処理部は、
    前記ネットワークパケットの受信に応答した割り込み処理により所定の第2期間だけ起動される
    請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の予め定められた起動期間を延長させる期間制御部を備え、
    前記期間制御部は、
    前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第2期間を延長させる
    請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 省電力機能を備える第1処理部と、前記第1処理部より動作時の消費電力量が小さい第2処理部と、を備える画像処理装置による画像処理方法であって、
    前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の動作周波数を決定する工程を含む
    画像処理方法。
  14. 省電力機能を備える第1処理部と、前記第1処理部より動作時の消費電力量が小さい第2処理部と、を備える画像処理装置で実行されるプログラムであって、
    前記省電力機能により停止した前記第1処理部が、ネットワークパケットの受信に応答して起動される場合に、前記ネットワークパケットの種類に基づいて、前記第1処理部の動作周波数を決定する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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