JP2007220026A - タイマ装置、タイマ処理方法、タイマ処理プログラム、電子機器及び回路装置 - Google Patents

タイマ装置、タイマ処理方法、タイマ処理プログラム、電子機器及び回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】CPUのタスク処理に必要な複数のタイマ要求等に対応するタイマ生成に関し、効率的なタイマ生成を実現する。
【解決手段】時間経過をカウントダウン又はカウントアップするカウンタ(ダウンカウンタ24)に対し、カウント終了時に設定されるべきタイマ値を予め設定するカウント設定部(レジスタ20、22)を備え、CPUでの高速応答が無くても、タイマ動作の開始や切替えを実現している。斯かる構成により、CPUクロックを低速で動作させることが可能になり、消費電流の低減が図られる。本発明は、携帯端末装置等の各種電子機器等に適用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータで実行されるアプリケーションプログラム等の複数のタスク処理からのタイマ要求に対応するタイマ生成に関し、特に、可変タイマ回路を用いたタイマ装置、タイマ処理方法、タイマ処理プログラム、電子機器及び回路装置に関する。
携帯端末装置等の各種電子機器は、制御系にCPU(Central Processing Unit )を備えてタイマ生成を実現しており、一定の時間間隔として例えば、10〔msec〕や5〔msec〕等の定期的な割込み(以下、「基本タイミング」と称する)により、複数の必要な時間をソフトウェアで作成する制御を行っているが、定期的にCPUを動作させることは電流の増加を招いている。
このようなタイマ生成に関し、特許文献1〜3等が存在し、特許文献1には、複数のシステムのタイマイベントを一元的に管理し、一つのタイマ装置で複数の異なるシステムの動作を実現するものが開示され、特許文献2には、複数の制御装置に対応するタイマ値の記憶、更新又はタイムアウトの検出を行い、計時中のタイマ値やタイムアウトを外部から取出し可能にし、制御装置のタイミングやタイムアウトの生じるまでの時間を管理するタイマ装置が開示され、特許文献3には、タイマのカウント方式として、タイマ値の少ないものからカウント優先順位付けを行うとともに、タイマ開始要求によりタイマ値をカウントし、カウント完了と同時に、タイムアップ通知を発するものが開示されている。
特開2000−259429号公報 特開昭62−274815号公報 特開平7−28554号公報
ところで、特許文献3のように、タイマ値の更新方法では、タイマ更新のタイミング割込みを受けるために高速な割込み応答性能が要求され、時間間隔の短い制御を行うためには、タイマ更新タイミングを短縮化例えば、10〔msec〕単位を2〔msec〕単位にするための高速CPUが必要となる。このような高速CPUでは、消費電流の増加を招くことになる。消費電流の低減のためにCPUの動作クロックを低下させることは、タイマ処理の取りこぼし等の原因になる。
このような課題について、特許文献1〜3にはその開示や示唆はなく、また、その解決手段についての記載や示唆もない。
そこで、本発明の第1の目的は、CPUのタスク処理に必要な複数のタイマ要求等に対応するタイマ生成に関し、効率的なタイマ生成を実現することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記タイマ生成に関し、タイマ動作の開始や切替えを実現することにある。
また、本発明の第3の目的は、上記タイマ生成に関し、CPUのタイマ動作による消費電流の低減を図ることにある。
本発明は、時間経過をカウントダウン又はカウントアップするカウンタに対し、カウント終了時に設定されるべきタイマ値を予め設定するカウント設定部を備え、CPUでの高速応答が無くても、タイマ動作の開始や切替えを実現している。斯かる構成により、CPUクロックを低速で動作させることが可能になり、消費電流の低減が図られる。本発明は、携帯端末装置等の各種電子機器等に適用される。
上記目的を達成するため、本発明の第1の側面は、タイマ要求に応じたタイマ出力を生成するタイマ装置であって、前記タイマ要求に関する第1のカウント値が設定される第1のカウント設定部と、前記タイマ要求に関する第2のカウント値が設定される第2のカウント設定部と、前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を発生するカウンタと、前記カウンタのカウント中の値と前記第2のカウント設定部にある前記第2のカウント値との差分値を算出する演算部とを備え、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新され、前記カウンタをカウントさせる構成である。
斯かる構成により、カウンタでは、第1のカウント値又は第2のカウント値に応じてカウントが生じ、カウント動作中の値と第2のカウント値との差分値が第2のカウント値と比較され、この大小関係により、前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が差分値に更新され、効率的なタイマ切替えが行われる。このような処理は、タイマ要求側のCPUの処理には無関係にタイマ装置側で行われる。これにより、上記目的が達成される。
上記目的を達成するため、本発明の第2の側面は、タイマ要求に応じたタイマ出力を生成するタイマ処理方法であって、前記タイマ要求に関する第1のカウント値を設定する処理と、前記タイマ要求に関する第2のカウント値を設定する処理と、前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を生成する処理と、カウント中の値と前記第2のカウント値との差分値を算出する処理と、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値を前記差分値に更新する処理とを含む構成である。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するため、本発明の第3の側面は、コンピュータにより実行させ、タイマ要求に応じたタイマ出力を生成するタイマ処理プログラムであって、前記タイマ要求に関する第1のカウント値を設定するステップと、前記タイマ要求に関する第2のカウント値を設定するステップと、前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を生成するステップと、カウント中の値と前記第2のカウント値との差分値を算出するステップと、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値を前記差分値に更新するステップとを含む構成である。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するため、本発明の第4の側面は、タイマ要求に応じたタイマ出力を生成する電子機器であって、前記タイマ要求に関する第1のカウント値が設定される第1のカウント設定部と、前記タイマ要求に関する第2のカウント値が設定される第2のカウント設定部と、前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を発生するカウンタと、前記カウンタのカウント中の値と前記第2のカウント設定部にある前記第2のカウント値との差分値を算出する演算部とを備え、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新され、前記カウンタをカウントさせる構成である。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
上記目的を達成するため、本発明の第5の側面は、タイマ要求に応じたタイマ出力を生成する機能を備える回路装置であって、前記タイマ要求に関する第1のカウント値が設定される第1のカウント設定部と、前記タイマ要求に関する第2のカウント値が設定される第2のカウント設定部と、前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を発生するカウンタと、前記カウンタのカウント中の値と前記第2のカウント設定部にある前記第2のカウント値との差分値を算出する演算部とを備え、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新され、前記カウンタをカウントさせる機能を備える構成である。斯かる構成によっても、上記目的が達成される。
本発明によれば、次の効果が得られる。
(1) 効率的なタイマ生成が可能である。
(2) タイマ要求側のCPUの応答速度が低くても、タイマ動作の開始や切替えを実現することができる。
(3) CPU側の消費電流の低減を図ることができる。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態に係るタイマ装置について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、タイマ装置の構成例を示す図、図2は、タイマ部の構成例を示す図である。
このタイマ装置2は携帯端末装置等の電子機器に設置されてアプリケーションプログラムの実行により要求される各種のタイマ要求を受け付け、タイマ出力を発生する。そこで、このタイマ装置2には、ハードウェアタイマ部(以下「タイマ部」と称する)4、CPU(Central Processing Unit )6、RAM(Random-Access Memory)8、ROM(Read-Only Memory)10等を備え、これらはバス12によって接続されている。
タイマ部4は、クロック生成部14からクロック信号を受けるとともに、CPU6によって制御され、CPU6の各種アプリケーションプログラム等の実行に伴うタイマ要求に応じてタイマ出力を発生する。CPU6は、ROM10に格納された各種プログラムを実行する。ROM10には本発明に係るタイマ処理プログラム11の他、各種アプリケーションプログラム等が格納される。RAM8は不揮発性メモリ等で構成されてタイマ部4のワークエリア等として用いられ、この実施の形態ではタイマ値テーブル32(図3)が設定される。
そして、タイマ部4は、図2に示すように、タイムアップ通知手段としてのフラグレジスタ18、第1のカウント設定部としてレジスタ20、第2のカウント設定部としてレジスタ22、カウンタの一例としてダウンカウンタ24、差分演算手段としての演算部26を備えている。フラグレジスタ18は、CPU6からのタイマ要求を受け付け、ダウンカウンタ24に対し、カウント開始やカウント停止の制御、演算部26に対する差分演算の制御、ダウンカウンタ24からカウントアップ通知を受け付け、CPU6の処理に対する割込みとして残り時間やタイムアップ通知を発する。レジスタ20は、第1のカウント値として、後述の第1タイマ値を管理し、レジスタ22は、第2のカウント値として、後述の第2タイマ値を管理する。ダウンカウンタ24は、第1タイマ値又は第2タイマ値のダウンカウントを実行し、演算部26はダウンカウンタ24のカウント値と第2タイマ値との差分を演算し、その演算結果をフラグレジスタ18に通知し、ダウンカウンタ差分値をレジスタ22に通知する。
次に、タイマ生成処理の動作概要について、図3を参照して説明する。図3は、タイマ生成処理の動作概要を示す図である。
CPU6側では、複数のアプリケーションプログラムAP1、AP2・・・APnが処理され、その処理に必要なタイマ要求を生起することから、CPU6で実行されるアプリケーションプログラムAP1〜APnがタイマ要求部61、62・・・6nを構成することになる。これらタイマ要求部61〜6nからのタイマ要求は、タイマ要求受付処理部28に取り込まれ、タイマ要求受付処理部28からタイマ部4にタイマ値差分要求が通知され、タイマ部4からタイマ設定処理部30に対し残り時間又はタイムアップが通知される。
タイマ値テーブル32はRAM8に設定され、このタイマ値テーブル32には、タイマ要求受付処理部28からのタイマ値登録により、複数のタイマ値1、2・・・nが設定される。このタイマ値テーブル32からタイマ設定処理部30に対しタイマ値1〜nが通知され、タイマ設定処理部30からタイマ値テーブル32には残りタイマ値が通知される。また、タイマ設定処理部30から発せられたタイムアップ通知はタイムアップ処理部34に用いられ、このタイムアップ処理部34からタイマ要求部61〜6nに対しタイムアップ通知が発せられる。
これらの処理において、各タイマ要求部61〜6nからアプリケーションAP1〜APnの実行又は生成処理により発せられた新規のタイマ要求がタイマ要求受付処理部28で受け取られ、タイマ動作状態により各タイマ生成処理が実行される。そこで、動作態様毎に説明する。
(1) タイマ動作が実行されていない場合
タイマ要求受付処理部28は、RAM8内にあるタイマ値テーブル32の先頭にタイマ値登録を行い、その後、タイマ部4にタイマ値が設定される。タイマ部4は、基本タイミングT、例えば、T=10〔msec〕に合せてカウントダウンを行い、カウントアップした場合に、タイマ設定処理部30に通知する。この通知は、タイマ設定処理部30に対して割込みにより実行される。
(2) タイマ動作中で新規のタイマ要求を受け取った場合
このタイマ要求が例えば、タイマ値='0001'の新規タイマ要求である場合、タイマ部4に残り時間の問い合わせが行われる。タイマ部4が問合わせを受けた場合、タイマ部4から次の基本タイミングTでタイマ設定処理部30に残り時間の割込み通知が発せられる。タイマ設定処理部30では、タイムアップ処理部34を経由し、タイマ要求部61〜6nの中、タイマ要求のあった該当部にタイムアップ通知が発せられる。
(3) タイマ要求のタイマ値Tdがタイマ動作中のタイマ値Taよりも長い(Ta<Td)場合
タイマ動作中、タイマ値テーブル32が参照され、動作中のタイマ値Taより長いタイマ値Tdのタイマ要求を受けた場合、タイマ部4に残り時間の問い合わせが発せられる。この問い合わせを受けたタイマ部4は、次の基本タイミングTでタイマ設定処理部30に割込みを行い、残り時間を通知する。タイマ設定処理部30では、要求があったタイマ値から残り時間を減算し、そのタイマ差分値をタイマ値テーブル32に登録する。タイマ値テーブル32に複数のタイマ要求が登録されている場合には、それぞれの残りタイマ値を順次に減算し、タイマ値テーブル32のタイマ値よりも残り時間が小さくなったタイマ値の前に登録する。
(4) タイマ要求のタイマ値Tdがタイマ動作中のタイマ値Taよりも短い(Td<Ta)場合
タイマ動作中に動作中のタイマ値Taよりも短いタイマ値Tdのタイマ要求を受け取った場合には、タイマ部4に新規のタイマ要求値を設定する。タイマ部4は新規要求が設定された次の基本タイミング時点で、動作中のタイマ値の残り時間と新規要求に係るタイマ値とを比較する。この場合の動作は次の通りである。
a 動作中のタイマ値の残り時間Trより新規設定のタイマ値Tdが長い(Td>Tr)場合
動作中のタイマ動作の継続通知及び残りタイマ値を割込みによりタイマ設定処理部30に通知する。タイマ設定処理部30は、新規設定に係るタイマ要求のタイマ値Tdから残りタイマ値を減算してタイマ差分を算出し、その差分をタイマ値テーブル32に登録する。
b 動作中タイマの残り時間Trが新規設定のタイマ値Tdより長い(Tr>Td)場合
動作中のタイマ動作の切替え通知及び残りタイマ値を割込みによりタイマ設定処理部30に通知する。タイマ設定処理部30は、新規のタイマ要求をタイマ値テーブル32の先頭登録値として登録し、先頭にあった動作中タイマ値をタイマ値テーブル32の2番目に登録する。但し、動作中タイマ値は残りタイマ値から新規タイマ要求のタイマ値を減算したタイマ差分値をタイマ値とする。
c 動作中タイマ値の残り時間Trと新規設定のタイマ値Tdとが等しい(Tr=Td)場合
動作中のタイマ値の継続通知及び残り時間を割込み通知によりタイマ設定処理部30に通知する。タイマ設定処理部30は、残りタイマ値と新規のタイマ要求のタイマ値とが等しいことから、動作中タイマ値の残り時間Trと新規設定のタイマ値Tdとが等しいと判断し、新規タイマ要求のタイマ値即ち、差分値=0として、タイマ値テーブル32に登録する。また、タイマ設定処理部30は、タイマ部4に次のタイマ値として、設定されていた値をそのまま設定する。
次に、タイマ値テーブルの処理内容について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、タイマ値登録時のタイマ値テーブルを示す図、図5は、タイマ値追加時のタイマ値テーブルを示す図である。
(1) 最初に、タイマ動作の停止中の場合では、タイマ要求1が発行されると、タイマIとしてタイマ値テーブル32にタイマ値1、差分=0(初期値)及び要求元番号1を格納する。ここで、タイマ値、差分及び要求元番号の語義は次の通りである。
タイマ値:要求されたタイマ値
差分:タイマ値テーブル32に直前に登録されているタイマ値との差分
要求元番号:タイマ要求元のタスク番号
(2) タイマIの動作中にタイマ要求2(タイマ値2)が発行されると、動作中タイマの残り時間を問い合わせ、残り時間よりもタイマ値2が長い場合にはタイマ値テーブル32の2番目(タイマIIの位置)にタイマ値2、差分2(タイマ値2−残り時間)、要求元番号2を格納する。
(3) タイマI、タイマIIが動作中にタイマ要求4(タイマ値4)が発行されると、動作中タイマの残り時間を問い合わせ、残り時間よりもタイマ値4が長い場合には、差分4=タイマ値4−残り時間を計算する。差分4とタイマIIの差分2とを比較し、差分4≧差分2の場合には差分4=差分4−差分2を計算する。図4に示すように、タイマ値テーブル32(タイマIVの登録時)でタイマIVの位置にタイマ要求の登録を行う。
(4) タイマI、タイマII、タイマIVの動作中にタイマ要求3(タイマ値3)が発行されると、動作中の残り時間を問い合わせ、残り時間よりもタイマ値3が長い場合には、差分3=タイマ値3−残り時間を計算する。差分3とタイマIIの差分2とを比較し、差分3≧差分2の場合には差分3=差分3−差分2を計算する。差分3とタイマIVの差分4とを比較し、差分3<差分4の場合には、図5に示すように、タイマ値テーブル32のタイマIIとタイマIVとの間にタイマIII を挿入する。また、差分4=差分4−差分3を計算し、タイマ値テーブル32の差分4を更新する。
(5) 同様に、タイマ要求のタイマ値が動作中(タイマ値テーブル32に登録済み)のタイマ値より小さい場合にはタイマ値の差分を計算し、差分の序列に対応する箇所にタイマの登録を行う。
次に、タイマ生成処理について、図6を参照して説明する。図6は、タイマ生成処理の処理手順を示すフローチャートである。
タイマ処理プログラムを起動すると、メインルーチンであるタイマ生成処理が実行される。タイマ生成処理では、タイマ要求開始に基づき、タイマ要求受付処理(ステップS1)、タイマ設定処理(ステップS2)、タイムアップ処理(ステップS3)が実行される。タイマ設定処理は、タイマ部4によって実行される。
次に、タイマ要求受付処理について、図7を参照して説明する。図7は、タイマ要求受付処理の処理手順を示すフローチャートである。
このタイマ要求受付処理では、タイマ要求を受け付けた際に、既にタイマ動作中か否かを判断し(ステップS11)、タイマ動作中の場合(ステップS11のYES)には、タイマ部4に第2タイマ値を設定し(ステップS12)、タイマ部4に残り時間を問い合わせ(ステップS13)、この処理を終了し、ステップS1(図6)にリターンする。
タイマ要求を受け付けた際に、タイマ動作中でない場合(ステップS11のNO)には、タイマ値テーブル32の先頭値としてタイマ値を登録し(ステップS14)、タイマ部4に第1タイマ値を設定し(ステップS15)、この処理を終了してステップS1(図6)にリターンする。
次に、タイマ設定処理について、図8を参照して説明する。図8は、タイマ設定処理の処理手順を示すフローチャートである。
このタイマ設定処理では、タイマ部4の割込み待ち(ステップS21)の後、タイマ部4がカウントアップ状態か否かを判断し(ステップS22)、カウントアップ状態である場合(ステップS22のYES)には、タイムアップ処理(ステップS3:図6)にリターンする。
カウントアップ状態でない場合(ステップS22のNO)には、残り時間の通知か否かを判断し(ステップS23)、残り時間の通知でない場合(ステップS23のNO)には、残りタイマ値とタイマ値2とを比較し(ステップS24)、残りタイマ値がタイマ値2より多い場合(残りタイマ値>タイマ値2)には、タイマ値2について、(タイマ値2=タイマ値1−設定タイマ値)の設定を行い(ステップS25)、タイマ値1、2のタイマ値テーブル32への設定を行い(ステップS26)、ステップS2(図6)にリターンする。
残りタイマ値がタイマ値2と等しい場合(残りタイマ値=タイマ値2)には、タイマ値2=0の設定を行い(ステップS27)、ステップS2(図6)にリターンする。
残りタイマ値がタイマ値2より少ない場合(残りタイマ値<タイマ値2)には、タイマ値2について、(タイマ値2=設定タイマ値−タイマ値1)のタイマ値テーブル32への設定を行い(ステップS28)、ステップS2(図6)にリターンする。
また、残り時間の通知である場合(ステップS23のYES)には、タイマ値から残り時間を減算し(ステップS29)、次のタイマ値の登録があるか否かを判断し(ステップS30)、次のタイマ値の登録がある場合には(ステップS30のYES)、次の差分値を取り出し(ステップS31)、タイマ値について、(タイマ値≧次の差分値)であるか否かを判断し(ステップS32)、(タイマ値≧次の差分値)である場合(ステップS32のYES)には、タイマ値から次の差分値を減算し(ステップS33)、次の差分値を取り出し(ステップS31)、ステップS32の判断に至る。
また、(タイマ値≧次の差分値)でない場合(ステップS32のNO)には、タイマ値テーブル32にタイマ値、差分値を登録し(ステップS34)、ステップS2(図6)にリターンする。この場合、ステップS30において、次のタイマ値登録がない場合にも、ステップS34を経てステップS2(図6)にリターンする。
次に、タイムアップ処理について、図9を参照して説明する。図9は、タイムアップ処理の処理手順を示すフローチャートである。
タイムアップ処理(ステップS3:図6)では、タイマ要求元番号の取出しを行い(ステップS41)、タイマ要求部61〜6nへのタイムアップ通知を行い(ステップS42)、タイマ値テーブル32からタイマ値、要求元番号を消去し(ステップS43)、ステップS3(図6)にリターンし、次のタイマ要求を待つ。
次に、タイマ部の動作について、図10を参照して説明する。図10は、タイマ部の動作を示すフローチャートである。
タイマ部4では、基本タイミングの所定時間として例えば、10〔msec〕の経過を待ち(ステップS51)、カウント停止か否かを判断し(ステップS52)、カウント停止の場合(ステップS52のYES)には、この処理を終了する。
カウント停止でない場合(ステップS52のNO)には、カウント中か否かを判断し(ステップS53)、カウント中でない場合(ステップS53のNO)には、カウント開始か否かを判断し(ステップS54)、カウント開始の場合(ステップS54のYES)には、ダウンカウンタ24にタイマ値1を取り込み(ステップS55)、ステップS51にリターンする。この場合、カウント開始でない場合(ステップS54のNO)にも、ステップS51にリターンする。
また、ステップS53でカウント中の場合(ステップS53のYES)には、ダウンカウンタ24をデクリメント(−1)し(ステップS56)、この減算の結果、ダウンカウンタ24のカウント値が0か否かを判断し(ステップS57)、カウント値が0でない場合(ステップS57のNO)には、差分演算要求が設定されたか否かを判断し(ステップS58)、設定されていない場合(ステップS58のNO)には、ステップS51にリターンし、差分演算要求が設定された場合(ステップS58のYES)には、差分演算処理(ステップS59)を行い、ステップS51にリターンする。
また、ダウンカウンタ24のカウント値が0の場合(ステップS57のYES)には、フラグレジスタ18にカウントアップフラグを設定し(ステップS60)、CPU6にカウントアップ通知の割込みを発行し(ステップS61)、タイマ値1が設定済みか否かを判断し(ステップS62)、設定済みでない場合(ステップS62のNO)には、差分演算要求が設定されたか否かを判断し(ステップS63)、設定されていない場合(ステップS63のNO)には、この処理を終了する。
また、タイマ値1が設定済みの場合(ステップS62のYES)には、レジスタ20からダウンカウンタ24に値を読み込み(ステップS64)、タイマ設定処理(ステップS2:図6)にリターンする。
また、差分演算要求が設定された場合(ステップS63のYES)には、差分演算処理(ステップS59)を行い、ステップS51にリターンする。
次に、差分演算処理について、図11を参照して説明する。図11は、差分演算処理の処理手順を示すフローチャートである。
差分演算処理では、タイマ値2とダウンカウンタ24のカウント値との差分を演算し(ステップS71)、ダウンカウンタ24のカウント値とタイマ値2との比較を行い(ステップS72)、ダウンカウンタ24のカウント値がタイマ値2より大きい場合には、ダウンカウンタ24のカウント値をタイマ値1に設定し(ステップS73)、差分をダウンカウンタ24に設定する(ステップS74)。フラグレジスタ18に比較結果フラグを設定し(ステップS75)、CPU6にタイマ切替え通知の割込みを発行し(ステップS76)、この処理を終了する。
ダウンカウンタ24のカウント値がタイマ値2より小さいか同一である場合には、差分をレジスタ22に戻し(ステップS77)、フラグレジスタ18に比較結果フラグを設定し(ステップS78)、CPU6に残り時間通知の割込みを発行し(ステップS79)、この処理を終了する。
次に、タイマ値テーブル処理について、図12及び図13を参照して説明する。図12及び図13は、タイマ値テーブル処理の処理手順を示すフローチャートである。図12及び図13において、Aは連結する部分である。
タイマ値テーブル処理では、タイマ動作の停止中か否かが判断され(ステップS81)、タイマ動作が停止中の場合(ステップS81のYES)には、タイマIに、
タイマ値に要求されたタイマ値の設定
差分に0(=初期値)の設定
要求元番号1にタイマ要求元のタスク番号の設定
を行い(ステップS82)、この処理を終了する。
また、タイマ動作が停止中でない場合(ステップS81のNO)には、タイマIIが設定済みか否かが判断され(ステップS83)、設定済みでない場合(ステップS83のNO)には、タイマ部4にタイマ値2を設定し、動作中のタイマ値と新規に要求されたタイマ値2との比較を行う(ステップS84)。
動作中のタイマ値と新規に要求されたタイマ値2との比較処理として、残り時間とタイマ値2とを比較し(ステップS85)、残り時間がタイマ値2より大きい場合(残り時間>タイマ値2)には、タイマIからタイマIIに、
タイマ値2にタイマ値1の設定
差分2に(残り時間−タイマ値1)の設定
要求元番号2に要求元番号1の設定
を行い(ステップS86)、タイマ1に、
タイマ値1に要求されたタイマ値2の設定
差分1に0の設定
要求元番号1にタイマ要求元のタスク番号2の設定
を行い(ステップS87)、この処理を終了する。
また、ステップS85において、残り時間とタイマ値2とが等しい場合(残り時間=タイマ値2)には、タイマIIに、
タイマ値2に要求されたタイマ値2の設定
差分2に0の設定
要求元番号2にタイマ要求元のタスク番号2の設定
を行い(ステップS88)、この処理を終了する。
また、ステップS85において、残り時間よりタイマ値2が大きい場合(残り時間<タイマ値2)には、タイマIIに、
タイマ値2に要求されたタイマ値2の設定
差分2に(タイマ値2−残り時間)の設定
要求元番号2にタイマ要求元のタスク番号2の設定
を行い(ステップS89)、この処理を終了する。
タイマ2が設定済みの場合(ステップS83のYES)には、図13のステップS90に移行し、ステップS90では、タイマ部4にタイマ値nを設定し、動作中のタイマ値と新規に要求されたタイマ値nとの比較を行う。
この場合、動作中のタイマ値と新規に要求されたタイマ値nとの比較処理として、残り時間とタイマ値nとの比較を行い(ステップS91)、残り時間がタイマ値nより大きい場合(残り時間>タイマ値n)には、タイマIに、
タイマ値1に要求されたタイマ値nの設定
差分1に0の設定
要求元番号1にタイマ要求元のタスク番号nの設定
を行い(ステップS92)、この処理を終了する。
また、残り時間とタイマ値nとが等しい場合(残り時間=タイマ値n)には、タイマIIに、
タイマ値2に要求されたタイマ値nの設定
差分2に0の設定
要求元番号2にタイマ要求元のタスク番号nの設定
を行い(ステップS93)、この処理を終了する。
また、残り時間よりタイマ値nが大きい場合(残り時間<タイマ値n)には、タイマ値nに(タイマ値n−残り時間)を設定し(ステップS94)、次のタイマ値の登録があるか否かを判断し(ステップS95)、次のタイマ値の登録がない場合(ステップS95のNO)には、タイマ(n)に、
タイマ値nに要求されたタイマ値nの設定
差分nに{タイマ値n−Σ差分(n−1)}の設定
要求元番号nにタイマ要求元のタスク番号nの設定
を行い(ステップS96)、この処理を終了する。
また、次のタイマ値の登録がある場合(ステップS95のYES)には、(タイマ値≧次の差分)か否かを判断し(ステップS97)、(タイマ値≧次の差分)である場合(ステップS97のYES)には、タイマ値nに{タイマ値n−差分(n−1)}を設定し(ステップS98)、ステップS95にリターンし、ステップS95、S96、S97の処理を行う。
ステップS97において、(タイマ値≧次の差分)でない場合(ステップS97のNO)には、タイマ(n)に、
タイマ値nに要求されたタイマ値nの設定
差分nに{タイマ値n←Σ差分(n−1)}の設定
要求元番号nにタイマ要求元のタスク番号nの設定
を行い(ステップS99)、タイマ(n+1)の更新として、差分(n+1)に{差分(n+1)−差分(n)}を設定し(ステップS100)、この処理を終了する。
次に、タイマ部とCPUとのタイミング関係について、図14を参照して説明する。図14は、タイマ部4のダウンカウンタ24とCPU6側のタイマ設定処理部30との関係を示す処理シーケンスを示す図である。
タイマ部4では、基本タイミングT(時間間隔)を以てカウントアップし、タイミングt0、t1、t2・・・を発生する。この場合、基本タイミングTは例えば、10〔msec〕である。
このようなタイマ部4のタイミングに対し、タイマ設定処理部30では、CPU6側のタスク処理において、例えば、アプリケーションAPnからタイマ要求Tnが発せられ、これに対応する新タイマ要求Tnnがタイマ部4に設定される。これに対応し、タイマ部4では、カウントアップするタイミングでタイマ動作中のタイマ値と新タイマ要求Tnnのタイマ値とを比較して両者の差分ΔTを算出し、この差分ΔTがタイマ設定処理部30側に通知される。この差分ΔTはタイマ値テーブル32等の更新に用いられる。そして、タイマ要求に対するタイムアップ通知が発せられる。
次に、タイマ要求及びタイムアップ通知の処理について、図15を参照して説明する。図15は、タイマ要求に対するタイムアップ通知の生成タイミングを示す図である。
(1) タイマ値として、タイマ要求(001)、(003)が発生した場合
図15Aに示すように、基本タイミングTとして例えば、10〔msec〕のタイミングを設定している場合、タイマ要求a(001)が発生した場合、タイムアップ通知bが発せられ、その後、タイマ要求c(003)が発生した場合、タイムアップ通知dが発せられる。
(2) タイマ動作中に他のタイマ要求が発生した場合
図15Bに示すように、タイマ要求e(007)が発生した場合、タイムアップ通知fが発せられる前のタイマ動作中に、タイマ要求g(006)が発生した場合、この発生時点からタイムアップ通知fまでの残り時間30〔msec〕を表す残り時間通知h(003)が発せられる。時間経過に従って、タイマ要求eに対するタイムアップ通知fが発せられた後、タイマ要求gに対応するタイムアップ通知iが発せられる。この場合、タイムアップ通知fを発するまでの残り時間(003)がタイムアップ通知iの時間カウントに利用され、タイムアップ通知fから、20〔msec〕の後にタイムアップ通知iが得られている。
また、図15Cに示すように、タイマ要求e(007)に対するタイマ動作中に、タイマ要求j(003)が発生した場合、この発生時点からタイムアップ通知fまでの残り時間40〔msec〕の間に、時間経過に従って、タイマ要求jに対するタイムアップ通知kが発せられ、タイムアップ通知kから時間(001=10〔msec〕)が経過した後、タイムアップ通知fが発せられることになる。
従って、このようなタイマ生成処理によれば、CPU6の消費電流を低減できるとともに、CPU6のクロックを低速で動作させることが可能となる。
そして、上記実施の形態によれば、タイマ差分を通知して常時タイマカウントするのは1個のタイマだけで実現しており、これはハードウェア規模の縮小に貢献することとなり、しかも、カウントアップしたタイミングで、予め設定している次のタイマ値を自動的に設定することにより、CPUとのインターフェースを低減でき、比較的性能の低いCPUでもタイマ動作の切替え等を効率的に行え、実用性の高いタイマ生成が可能となっている。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について、図16を参照して説明する。図16は、回路装置の構成例を示す図である。図16において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
この回路装置100は、携帯端末装置等、複数のタスク処理に対応するタイミングを必要とする電子機器に搭載される。この回路装置100は、回路基板102に機能部として既述のタイマ装置2(第1の実施の形態)の少なくともタイマ部4を備えている。CPU6、RAM8、ROM10等の機能部は、電子機器の構成上、タイマ装置2に含ませてもよく、また、電子機器側に設置されているCPU、RAM、ROM等を兼用してもよい。また、他の機能部が併設されてもよい。
斯かる構成の回路装置100によれば、第1の実施の形態で説明した通りの機能が得られ、複数のタスク処理に対応するタイミングを効率的に発生させることができ、CPUの消費電流を低減させる等、タスク処理に対する負荷を軽減できる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態について、図17及び図18を参照して説明する。図17は、携帯端末装置の構成例を示す図、図18は、携帯端末装置の外観を示す図である。
この携帯端末装置200は、タイマ装置の一例であって、無線部204、無線制御部206、アプリケーション処理部208、メモリ部210、212、表示部214、操作入力部216等を備えている。
無線部204は、無線制御部206により制御され、アンテナ218を備えて無線信号による基地局との無線通信を実行し、送信回路及び受信回路を備えている。
無線制御部206は、コンピュータで構成され、CPU220、タイマ部222、ベースバンド回路224等を備えている。CPU220は、メモリ部210にあるプログラムの実行により、タイマ部222の制御やベースバンド回路224の制御を行う。タイマ部222は、各種タスク処理の時間制御の基礎となる時間を生起する。ベースバンド回路224は、受信した無線信号から音声信号やパケットデータの復調や、送信すべき音声信号やパケットデータにより搬送信号の変調等の処理を実行する。
この無線制御部206に接続されたメモリ部210は、データの読み書きが可能なメモリの一例としてSDRAM(Synchronous Dynamic Random-Access Memory)226、データの読み書きが可能であるとともにデータの消失が防止された不揮発性メモリの一例としてのFLASHメモリ228等で構成されている。SDRAM226はワークエリアとして用いられる。
また、アプリケーション処理部208は、CPU230、各種の周辺回路部232等を備え、各種アプリケーションプログラムの処理を実行する。CPU230は、メモリ部212にあるアプリケーションプログラムの実行により、操作入力部216からの入力情報の処理や、表示部214の制御等を実行する。
このアプリケーション処理部208に接続されたメモリ部212は、既述のメモリ部210と同様に、データの読み書きが可能なメモリの一例としてSDRAM234、データの読み書きが可能であるとともにデータの消失が防止された不揮発性メモリの一例としてFLASHメモリ236等で構成され、SDRAM234は同様にワークエリアとして用いられる。
表示部214は例えば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成され、処理結果や処理途上の情報を提示する手段である。また、操作入力部216はキーボード等で構成され、文字入力等に用いられる。
そして、この携帯端末装置200は、図18に示すように構成することができる。斯かる構成によれば、タイマ部222に図1に示すタイマ部4を適用することができ、第1の実施の形態で述べた機能や処理を携帯端末装置200においても実現することができる。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、カウンタの一例としてダウンカウンタ24を用いたが、カウンタはカウントアップ動作によって実現しても良く、本発明は、実施の形態の構成に限定されるものではない。
(2) CPU6の動作クロックを低減させるため、タイマ部4で持つタイマ値に対応して複数のタイマ値を持たせた構成としてもよい。
(3) 上記実施の形態では、タイマ装置の適用例として携帯端末装置200を例示したが、本発明は例えば、図19に示すように、携帯情報端末機(PDA:Personal Digital Assistant)300や、例えば、図20に示すように、パーソナルコンピュータ400に適用することができる等、タイマ機能を必要とする各種電子機器に適用できるものであって、実施の形態の機器に限定されるものではない。図19及び図20において、図17と同一部分には同一符号を付してある。
次に、以上述べた本発明のタイマ装置、タイマ処理方法、タイマ処理プログラム、電子機器及び回路装置の形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) タイマ要求に応じたタイマ出力を生成するタイマ装置であって、
前記タイマ要求に関する第1のカウント値が設定される第1のカウント設定部と、
前記タイマ要求に関する第2のカウント値が設定される第2のカウント設定部と、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウントに到達した場合にそれを表すタイマ出力を発生するカウンタと、
前記カウンタのカウント中の値と前記第2のカウント設定部にある前記第2のカウント値との差分値を算出する演算部と、
を備え、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新され、前記カウンタをカウントさせることを特徴とするタイマ装置。
(付記2) 付記1のタイマ装置において、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に前記タイマ値を記憶するとともに、特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を前記タイマ値毎に記憶する記憶部と、
前記記憶部から読み出された前記タイマ値又は前記差分値を前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値として設定するタイマ設定処理部と、
を備えることを特徴とするタイマ装置。
(付記3) 付記1のタイマ装置において、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新された際に、その更新されたことをタイマ要求元に通知する通知手段を備えることを特徴とするタイマ装置。
(付記4) 付記1のタイマ装置において、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に前記タイマ値を記憶するとともに、特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を前記タイマ値毎に記憶する記憶部と、
前記タイマ要求毎に特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を算出し、その差分値を前記タイマ値毎に前記記憶部に記憶させるタイマ要求受付処理部と、
を備えることを特徴とするタイマ装置。
(付記5) タイマ要求に応じたタイマ出力を生成するタイマ処理方法であって、
前記タイマ要求に関する第1のカウント値を設定する処理と、
前記タイマ要求に関する第2のカウント値を設定する処理と、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウントに到達した場合にそれを表すタイマ出力を生成する処理と、
カウント中の値と前記第2のカウント値との差分値を算出する処理と、
前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新する処理と、
を含むことを特徴とするタイマ処理方法。
(付記6) 付記5のタイマ処理方法において、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に前記タイマ値を記憶するとともに、特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を前記タイマ値毎に記憶部に記憶させる処理と、
前記記憶部から読み出された前記タイマ値又は前記差分値を前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値として設定する処理と、
を含むことを特徴とするタイマ処理方法。
(付記7) 付記5のタイマ処理方法において、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新された際に、その更新されたことをタイマ要求元に通知する処理を含むことを特徴とするタイマ処理方法。
(付記8) 付記5のタイマ処理方法において、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を算出し、その差分値を記憶部に前記タイマ値毎に記憶させる処理を含むことを特徴とするタイマ処理方法。
(付記9) コンピュータにより実行させ、タイマ要求に応じたタイマ出力を生成するタイマ処理プログラムであって、
前記タイマ要求に関する第1のカウント値を設定するステップと、
前記タイマ要求に関する第2のカウント値を設定するステップと、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウントに到達した場合にそれを表すタイマ出力を生成するステップと、
カウント中の値と前記第2のカウント値との差分値を算出するステップと、
前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新するステップと、
を含むことを特徴とするタイマ処理プログラム。
(付記10) 付記9のタイマ処理プログラムにおいて、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に前記タイマ値を記憶するとともに、特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を前記タイマ値毎に記憶部に記憶させるステップと、
前記記憶部から読み出された前記タイマ値又は前記差分値を前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値として設定するステップと、
を含むことを特徴とするタイマ処理プログラム。
(付記11) 付記9のタイマ処理プログラムにおいて、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新された際に、その更新されたことをタイマ要求元に通知するステップを含むことを特徴とするタイマ処理プログラム。
(付記12) 付記9のタイマ処理プログラムにおいて、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を算出し、その差分値を記憶部に前記タイマ値毎に記憶させるステップを含むことを特徴とするタイマ処理プログラム。
(付記13) タイマ要求に応じたタイマ出力を生成する電子機器であって、
前記タイマ要求に関する第1のカウント値が設定される第1のカウント設定部と、
前記タイマ要求に関する第2のカウント値が設定される第2のカウント設定部と、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウントに到達した場合にそれを表すタイマ出力を発生するカウンタと、
前記カウンタのカウント中の値と前記第2のカウント設定部にある前記第2のカウント値との差分値を算出する演算部と、
を備え、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新され、前記カウンタをカウントさせることを特徴とする電子機器。
(付記14) 付記13の電子機器において、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に前記タイマ値を記憶するとともに、特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を前記タイマ値毎に記憶する記憶部と、
前記記憶部から読み出された前記タイマ値又は前記差分値を前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値として設定するタイマ設定処理部と、
を備えることを特徴とする電子機器。
(付記15) 付記13の電子機器において、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新された際に、その更新されたことをタイマ要求元に通知する通知手段を備えることを特徴とする電子機器。
(付記16) 付記13の電子機器において、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に前記タイマ値を記憶するとともに、特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を前記タイマ値毎に記憶する記憶部と、
前記タイマ要求毎に特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を算出し、その差分値を前記タイマ値毎に前記記憶部に記憶させるタイマ要求受付処理部と、
を備えることを特徴とする電子機器。
(付記17) タイマ要求に応じたタイマ出力を生成する機能を備える回路装置であって、
前記タイマ要求に関する第1のカウント値が設定される第1のカウント設定部と、
前記タイマ要求に関する第2のカウント値が設定される第2のカウント設定部と、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウントに到達した場合にそれを表すタイマ出力を発生するカウンタと、
前記カウンタのカウント中の値と前記第2のカウント設定部にある前記第2のカウント値との差分値を算出する演算部と、
を備え、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新され、前記カウンタをカウントさせる機能を備えることを特徴とする回路装置。
(付記18) 付記17の回路装置において、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に前記タイマ値を記憶するとともに、特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を前記タイマ値毎に記憶する記憶部と、
前記記憶部から読み出された前記タイマ値又は前記差分値を前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値として設定するタイマ設定処理部と、
を備えることを特徴とする回路装置。
(付記19) 付記17の回路装置において、
前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新された際に、その更新されたことをタイマ要求元に通知する通知手段を備えることを特徴とする回路装置。
(付記20) 付記17の回路装置において、
複数のタイマ要求に関する複数のタイマ値を受け、タイマ要求毎に前記タイマ値を記憶するとともに、特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を前記タイマ値毎に記憶する記憶部と、
前記タイマ要求毎に特定のタイマ値と他のタイマ値との差分を算出し、その差分値を前記タイマ値毎に前記記憶部に記憶させるタイマ要求受付処理部と、
を備えることを特徴とする回路装置。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、コンピュータで実行されるアプリケーションプログラム等の複数のタスク処理からのタイマ要求に対応するタイマ生成に関し、効率的なタイマ生成、タイマ動作の開始や切替えを実現することができ、有用である。
第1の実施の形態に係るタイマ装置の構成例を示す図である。 タイマ部の構成例を示す図である。 タイマ処理の動作概要を示す図である。 タイマ値登録時のタイマ値テーブルを示す図である。 タイマ値追加時のタイマ値テーブルを示す図である。 タイマ処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイマ要求受付処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイマ設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイムアップ処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイマ部の動作を示すフローチャートである。 差分演算処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイマ値テーブルの処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイマ値テーブルの処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイマ部とCPUとの関係を示す処理シーケンスを示す図である。 タイマ要求に対するタイムアップ通知の生成タイミングを示す図である。 第2の実施の形態に係る回路装置の構成例を示す図である。 第3の実施の形態に係る携帯端末装置の構成例を示す図である。 携帯端末装置の外観を示す図である。 他の実施の形態に係る携帯情報端末機の外観を示す図である。 他の実施の形態に係るパーソナルコンピュータの外観を示す図である。
符号の説明
2 タイマ装置
4 タイマ部
18 フラグカウンタ
20、22 レジスタ
24 ダウンカウンタ
26 演算部
61〜6n タイマ要求部
28 タイマ要求受付処理部
30 タイマ設定処理部
32 タイマ値テーブル
34 タイムアップ処理部
100 回路装置
200 携帯端末装置
300 携帯情報端末機
400 パーソナルコンピュータ

Claims (5)

  1. タイマ要求に応じたタイマ出力を生成するタイマ装置であって、
    前記タイマ要求に関する第1のカウント値が設定される第1のカウント設定部と、
    前記タイマ要求に関する第2のカウント値が設定される第2のカウント設定部と、
    前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を発生するカウンタと、
    前記カウンタのカウント中の値と前記第2のカウント設定部にある前記第2のカウント値との差分値を算出する演算部と、
    を備え、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新され、前記カウンタをカウントさせることを特徴とするタイマ装置。
  2. タイマ要求に応じたタイマ出力を生成するタイマ処理方法であって、
    前記タイマ要求に関する第1のカウント値を設定する処理と、
    前記タイマ要求に関する第2のカウント値を設定する処理と、
    前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を生成する処理と、
    カウント中の値と前記第2のカウント値との差分値を算出する処理と、
    前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値を前記差分値に更新する処理と、
    を含むことを特徴とするタイマ処理方法。
  3. コンピュータにより実行させ、タイマ要求に応じたタイマ出力を生成するタイマ処理プログラムであって、
    前記タイマ要求に関する第1のカウント値を設定するステップと、
    前記タイマ要求に関する第2のカウント値を設定するステップと、
    前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を生成するステップと、
    カウント中の値と前記第2のカウント値との差分値を算出するステップと、
    前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値を前記差分値に更新するステップと、
    を含むことを特徴とするタイマ処理プログラム。
  4. タイマ要求に応じたタイマ出力を生成する電子機器であって、
    前記タイマ要求に関する第1のカウント値が設定される第1のカウント設定部と、
    前記タイマ要求に関する第2のカウント値が設定される第2のカウント設定部と、
    前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を発生するカウンタと、
    前記カウンタのカウント中の値と前記第2のカウント設定部にある前記第2のカウント値との差分値を算出する演算部と、
    を備え、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新され、前記カウンタをカウントさせることを特徴とする電子機器。
  5. タイマ要求に応じたタイマ出力を生成する機能を備える回路装置であって、
    前記タイマ要求に関する第1のカウント値が設定される第1のカウント設定部と、
    前記タイマ要求に関する第2のカウント値が設定される第2のカウント設定部と、
    前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値をカウントし、該カウント値が前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値に到達した場合にそれを表すタイマ出力を発生するカウンタと、
    前記カウンタのカウント中の値と前記第2のカウント設定部にある前記第2のカウント値との差分値を算出する演算部と、
    を備え、前記差分値と前記第2のカウント値との大小関係に応じて前記第1のカウント値又は前記第2のカウント値が前記差分値に更新され、前記カウンタをカウントさせる機能を備えることを特徴とする回路装置。
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