JP2020197317A - 熱交換換気装置 - Google Patents

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裕樹 青木
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晃治 岩田
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幸男 渡邉
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【課題】熱交換素子の設置場所の選択の自由度を上げることができる熱交換換気装置を得ること。【解決手段】熱交換換気装置1は、第1排気風路28と第1給気風路29とが形成され、第1排気風路28内に配置される排気用送風機22と第1給気風路29内に配置される給気用送風機23とを有する送風機ユニット2と、第2排気風路37と第2給気風路38とが形成され、第2排気風路37を流れる排気流と第2給気風路38を流れる給気流との間で熱交換させる熱交換素子32を有する熱交換器ユニット3とを備える。送風機ユニット2と熱交換器ユニット3は、互いに分離した状態で設置される。熱交換換気装置1は、第1排気風路28と第2排気風路37とを連通するとともに、第1給気風路29と第2給気風路38とを連通する接続ユニット4を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、室内からの空気と室外からの空気との間で熱交換させながら換気を行う熱交換換気装置に関する。
従来、建物に設置されて室内からの空気と室外からの空気との間で熱交換させながら換気を行う熱交換換気装置が知られている。例えば、特許文献1には、建物の天井裏に設置される熱交換換気装置が記載されている。
特許文献1に記載された熱交換換気装置は、室内からの空気を室外に排気するための排気風路と室外からの空気を室内に給気するための給気風路とが形成されたケーシングを備える。ケーシング内には、排気風路を流れる排気流と給気風路を流れる給気流との間で熱交換を行う熱交換素子が配置されている。また、ケーシング内には、室内からの空気を室外へ送風する排気用送風機と、室外からの空気を室内へ送風する給気用送風機とが配置されている。以下、排気用送風機と給気用送風機を区別せずに「送風機」と称する場合もある。
特許第6150742号公報
上記特許文献1に記載された技術では、一つのケーシング内に熱交換素子と送風機とを収容するため、熱交換素子の設置場所が送風機の設置場所に依存する。すなわち、送風機の都合で熱交換素子も設置場所が決まる。しかしながら、送風機の都合から決まる設置場所とは異なる場所に熱交換素子を設置したい場合もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、熱交換素子の設置場所の選択の自由度を上げることができる熱交換換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる熱交換換気装置は、室内からの空気を室外に排気するための第1排気風路と室外からの空気を室内に給気するための第1給気風路とが形成され、第1排気風路内に配置される排気用送風機と第1給気風路内に配置される給気用送風機とを有する送風機ユニットと、室内からの空気を室外に排気するための第2排気風路と室外からの空気を室内に給気するための第2給気風路とが形成され、第2排気風路を流れる排気流と第2給気風路を流れる給気流との間で熱交換させる熱交換素子を有する熱交換器ユニットと、を備える。送風機ユニットと熱交換器ユニットは、互いに分離した状態で設置される。熱交換換気装置は、第1排気風路と第2排気風路とを連通するとともに、第1給気風路と第2給気風路とを連通する接続ユニットを備える。
本発明によれば、熱交換素子の設置場所の選択の自由度を上げることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる熱交換換気装置を示す分解斜視図 図1に示された熱交換換気装置の組付状態を示す斜視図 図1に示された熱交換換気装置の内部構成を示す平面図 実施の形態1にかかる送風機ユニットと熱交換器ユニットとを分離して建物内の別々の場所に設置した場合の一例を示す斜視図 実施の形態1にかかる送風機ユニットと熱交換器ユニットとを分離して建物内の別々の場所に設置した場合の他の例を示す斜視図 実施の形態1の変形例にかかる熱交換換気装置を示す斜視図 実施の形態1の他の変形例にかかる熱交換換気装置を示す模式図
以下に、本発明の実施の形態にかかる熱交換換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換換気装置1を示す分解斜視図である。図2は、図1に示された熱交換換気装置1の組付状態を示す斜視図である。熱交換換気装置1は、送風機ユニット2と、熱交換器ユニット3と、送風機ユニット2と熱交換器ユニット3とを接続する接続ユニット4とを備える。送風機ユニット2と熱交換器ユニット3は、互いに分離した状態で設置可能である。熱交換換気装置1は、建物の天井裏、床下空間、壁面などに設置され、室内からの空気と室外からの空気との間で熱交換させながら換気を行う装置である。
図3は、図1に示された熱交換換気装置1の内部構成を示す平面図である。なお、図3では、熱交換換気装置1の天面の図示を省略して熱交換換気装置1の内部を可視化している。図3に示す点線の矢印Xは、排気の流れを示している。図3に示す実線の矢印Yは、給気の流れを示している。送風機ユニット2は、送風機ケーシング21と、排気用送風機22と、給気用送風機23とを有する。
送風機ケーシング21は、排気用送風機22と給気用送風機23とを収容する部材である。送風機ケーシング21の形状は、排気用送風機22と給気用送風機23とを収容可能であれば特に制限されないが、本実施の形態では直方体状に形成されている。送風機ケーシング21には、室内からの空気が流入する室内空気流入口24と、室内からの空気が流出する室内空気流出口25とが形成されている。送風機ケーシング21には、室外からの空気が流入する室外空気流入口26と、室外からの空気が流出する室外空気流出口27とが形成されている。
送風機ケーシング21の内部には、室内からの空気を室外に排気するための第1排気風路28と、室外からの空気を室内に給気するための第1給気風路29とが形成されている。第1排気風路28は、室内空気流入口24と室内空気流出口25とを繋ぐ風路である。第1給気風路29は、室外空気流入口26と室外空気流出口27とを繋ぐ風路である。第1排気風路28と第1給気風路29とは、互いに平行に並んで形成されている。
室内空気流入口24、室内空気流出口25、室外空気流入口26、室外空気流出口27のそれぞれには、円筒状のパイプジョイント5が差し込まれている。図2および図3に示すように、室内空気流出口25のパイプジョイント5には、室外に繋がるパイプ6が接続される。室外空気流入口26のパイプジョイント5には、室外に繋がるパイプ6が接続される。室内空気流入口24および室外空気流出口27のパイプジョイント5については後で詳しく説明する。
排気用送風機22は、第1排気風路28内に配置されて、室内からの空気を送風機ケーシング21外へ送風する送風機である。排気用送風機22は、室内空気流入口24から第1排気風路28内に空気を流入させ、室内空気流出口25から空気を排出させる。
給気用送風機23は、第1給気風路29内に配置されて、室外からの空気を送風機ケーシング21内へ送風する送風機である。給気用送風機23は、室外空気流入口26から第1給気風路29内に空気を流入させ、室外空気流出口27から空気を排出させる。
熱交換器ユニット3は、熱交換素子ケーシング31と、熱交換素子32とを有する。熱交換素子ケーシング31は、熱交換素子32を収容する部材である。熱交換素子ケーシング31の形状は、熱交換素子32を収容可能であれば特に制限されないが、本実施の形態では直方体状に形成されている。熱交換素子ケーシング31には、室内からの空気が流入する室内空気流入口33と、室内からの空気が流出する室内空気流出口34とが形成されている。熱交換素子ケーシング31には、室外からの空気が流入する室外空気流入口35と、室外からの空気が流出する室外空気流出口36とが形成されている。
熱交換素子ケーシング31の内部には、室内からの空気を室外に排気するための第2排気風路37と、室外からの空気を室内に給気するための第2給気風路38とが形成されている。第2排気風路37は、室内空気流入口33と室内空気流出口34とを繋ぐ風路である。第2給気風路38は、室外空気流入口35と室外空気流出口36とを繋ぐ風路である。第2排気風路37と第2給気風路38とは、互いに交差している。
室内空気流入口33、室内空気流出口34、室外空気流入口35、室外空気流出口36のそれぞれには、円筒状のパイプジョイント5が差し込まれている。図2および図3に示すように、室内空気流入口33のパイプジョイント5には、室内に繋がるパイプ6が接続される。室外空気流出口36のパイプジョイント5には、室内に繋がるパイプ6が接続される。室内空気流出口34および室外空気流入口35のパイプジョイント5については後で詳しく説明する。
熱交換素子32は、第2排気風路37と第2給気風路38との交差部に配置されて、第2排気風路37を流れる排気流と第2給気風路38を流れる給気流との間で熱交換させる部材である。
接続ユニット4は、第1接続部41と、第1接続部41と別体に形成された第2接続部42とを有する。第1接続部41は、第1排気風路28と第2排気風路37とを連通する。第1接続部41は、円筒状のパイプジョイント5を有する。パイプジョイント5は、送風機ケーシング21の室内空気流入口24と熱交換素子ケーシング31の室内空気流出口34とに差し込まれている。第1排気風路28と第2排気風路37とは、パイプジョイント5を介して互いに連通する。これにより、熱交換換気装置1には、室内空気流入口33から室内空気流出口25に至る排気風路7が形成される。
第2接続部42は、第1給気風路29と第2給気風路38とを連通する。第2接続部42は、円筒状のパイプジョイント5を有する。パイプジョイント5は、送風機ケーシング21の室外空気流出口27と熱交換素子ケーシング31の室外空気流入口35とに差し込まれている。第1給気風路29と第2給気風路38とは、パイプジョイント5を介して互いに連通する。これにより、熱交換換気装置1には、室外空気流入口26から室外空気流出口36に至る給気風路8が形成される。
図4は、実施の形態1にかかる送風機ユニット2と熱交換器ユニット3とを分離して建物9内の別々の場所に設置した場合の一例を示す斜視図である。図3に示す熱交換換気装置1ではパイプジョイント5で送風機ユニット2と熱交換器ユニット3とを直接接続しているが、図4に示す熱交換換気装置1では送風機ユニット2と熱交換器ユニット3のそれぞれにパイプジョイント5を差し込んで、パイプジョイント5間をパイプ6で接続する。なお、図4では、建物9の天井裏91、壁面92および天井面93を模式的に示している。
図4に示す接続ユニット4の第1接続部41は、2つのパイプジョイント5と、2つのパイプジョイント5間を接続するパイプ6とを有する。一方のパイプジョイント5は、送風機ケーシング21の室内空気流入口24と接続される。他方のパイプジョイント5は、熱交換素子ケーシング31の室内空気流出口34と接続される。接続ユニット4の第2接続部42は、2つのパイプジョイント5と、2つのパイプジョイント5間を接続するパイプ6とを有する。一方のパイプジョイント5は、送風機ケーシング21の室外空気流出口27と接続される。他方のパイプジョイント5は、熱交換素子ケーシング31の室外空気流入口35と接続される。このように送風機ユニット2と熱交換器ユニット3のそれぞれにパイプジョイント5を差し込んで、パイプジョイント5間をパイプ6で接続することで、送風機ユニット2と熱交換器ユニット3を分離させて設置可能である。送風機ユニット2と熱交換器ユニット3を分離させて設置することで、図4に示すように、送風機ユニット2を建物9の天井裏91に設置し、熱交換器ユニット3を建物9の室内側の壁面92に設置することができる。なお、熱交換器ユニット3は、建物9の壁の中、シューズクローゼットの中、戸棚の中などに設置されてもよい。
建物9の天井面93には、図示しない蓋で開閉可能に覆われる点検口94が形成されている。送風機ユニット2は、点検口94と上下方向で対応する位置に配置されている。これにより、点検口94を通じて送風機ユニット2のメンテナンス作業を行うことができる。なお、送風機ユニット2は、点検口94の直上ではなく、点検口94の近くに配置されてもよい。以下、送風機ユニット2および熱交換器ユニット3の設置姿勢に基づいて、送風機ケーシング21および熱交換素子ケーシング31の上方の面を天面、下方の面を底面、残りの面を側面とする。
送風機ケーシング21の1つの側面21aには、室内空気流出口25と室外空気流入口26とが形成されている。室内空気流出口25は、室外に繋がるパイプ6Aとパイプジョイント5を介して接続される。室外空気流入口26は、室外に繋がるパイプ6Bとパイプジョイント5を介して接続される。送風機ケーシング21のうち側面21aと対向する側面21bには、室内空気流入口24と室外空気流出口27とが形成されている。
熱交換素子ケーシング31の天面31aには、室内空気流出口34と室外空気流入口35とが形成されている。熱交換素子ケーシング31の底面31bには、室内空気流入口33と室外空気流出口36とが形成されている。室内空気流入口33は、室内に繋がるパイプ6Cとパイプジョイント5を介して接続される。室外空気流出口36は、室内に繋がるパイプ6Dとパイプジョイント5を介して接続される。熱交換換気装置1には、パイプ6Cからパイプ6Aを経て室外に至る排気経路が形成される。熱交換換気装置1には、パイプ6Bからパイプ6Dを経て室内に至る給気経路が形成される。
図5は、実施の形態1にかかる送風機ユニット2と熱交換器ユニット3とを分離して建物9内の別々の場所に設置した場合の他の例を示す斜視図である。図5に示す例では、送風機ユニット2および熱交換器ユニット3を図4に示す送風機ユニット2および熱交換器ユニット3の設置状態から反転させ、矢印Yに示すように壁面92のパイプ6Hから室外の空気を給気させ、矢印Xに示すように天井裏91のパイプ6Eから室内の空気を排気させる。
図5に示す室内空気流入口24は、室内に繋がるパイプ6Eとパイプジョイント5を介して接続される。室外空気流出口27は、室内に繋がるパイプ6Fとパイプジョイント5を介して接続される。室内空気流出口25には、第1接続部41のパイプジョイント5が接続される。室外空気流入口26には、第2接続部42のパイプジョイント5が接続される。
熱交換素子ケーシング31の天面31aには、室内空気流入口33と室外空気流出口36とが形成されている。室内空気流入口33には、第1接続部41のパイプジョイント5が接続される。室内空気流入口33のパイプジョイント5と室内空気流出口25のパイプジョイント5間は、パイプ6で互いに接続される。室外空気流出口36には、第2接続部42のパイプジョイント5が接続される。室外空気流出口36のパイプジョイント5と室外空気流入口26のパイプジョイント5間は、パイプ6で互いに接続される。熱交換素子ケーシング31の底面31bには、室内空気流出口34と室外空気流入口35とが形成されている。室内空気流出口34は、室外に繋がるパイプ6Gとパイプジョイント5を介して接続される。室外空気流入口35は、室外に繋がるパイプ6Hとパイプジョイント5を介して接続される。熱交換換気装置1には、パイプ6Eからパイプ6Gを経て室外に至る排気経路が形成される。熱交換換気装置1には、パイプ6Hからパイプ6Fを経て室内に至る給気経路が形成される。
次に、熱交換換気装置1の作用効果について説明する。
本実施の形態では、送風機ユニット2と熱交換器ユニット3が互いに分離した状態で設置できるため、送風機ユニット2の設置場所とは異なる場所に熱交換器ユニット3を設置できる。これにより、熱交換器ユニット3の設置場所の選択の自由度を上げることができる。
図4および図5に示すように、送風機ユニット2を天井裏91に設置し、熱交換器ユニット3を壁面92に設置することで、送風機ユニット2と熱交換器ユニット3とを別々にメンテナンスできる。また、送風機ユニット2のみを天井裏91で点検口94の直上または近くに設置することで、熱交換換気装置1全体を天井裏91に設置する場合に比べて送風機ユニット2のメンテナンス作業が容易になる。また、送風機ユニット2よりもメンテナンス頻度が高い熱交換器ユニット3を、天井裏91に比べてアクセスしやすい壁面92に設置することで、熱交換器ユニット3のメンテナンス作業が容易になる。
本実施の形態では、送風機ユニット2と熱交換器ユニット3とを互いに分離した状態で設置できるため、消費電力、騒音、費用などの観点から互いに特徴の異なる送風機ユニット2および熱交換器ユニット3を自由に選択して組み合わせることができる。これにより、熱交換換気装置1のバリエーションを増やすことができる。
なお、送風機ユニット2および熱交換器ユニット3の接続方法および設置場所は、例示した接続方法及び設置場所に限定されない。例えば、送風機ケーシング21と熱交換素子ケーシング31とにパイプ接続部を直接形成して、送風機ケーシング21と熱交換素子ケーシング31とをパイプ6で直接接続してもよい。このようにすると、パイプジョイント5を省略できるため、部品点数および組付工数の削減を図ることができる。なお、室外または室内に繋がるパイプ6も、送風機ケーシング21または熱交換素子ケーシング31に形成したパイプ接続部に直接接続してもよい。
図6は、実施の形態1の変形例にかかる熱交換換気装置1を示す斜視図である。熱交換器ユニット3は、熱交換素子ケーシング31と別体で形成されたパネル10を有する。熱交換素子ケーシング31の1面は、開口している。パネル10は、熱交換素子ケーシング31の開口を塞いでいる。パネル10には、室内からの空気を熱交換素子ケーシング31内に流入させる室内空気流入口10aが形成されている。本変形例では、室内空気流入口10aをパネル10に形成することで、熱交換前の室内からの空気を通すパイプ6が不要になるため、圧力損失を低減することができる。なお、室外からの空気を熱交換素子ケーシング31外に流出させる室外空気流出口をパネル10に形成してもよい。このようにすると、熱交換後の室外からの空気を通すパイプ6が不要になるため、圧力損失を低減することができる。パネル10には、室内からの空気を流入させる室内空気流入口10aおよび室外からの空気を流出させる室外空気流出口のうち少なくとも一方が設けられていればよい。
図7は、実施の形態1の他の変形例にかかる熱交換換気装置1を示す模式図である。なお、図7では、説明の容易化のため、接続ユニット4、熱交換素子32などの図示を省略している。送風機ユニット2は、排気側送風機ユニット2Aと、給気側送風機ユニット2Bとに分かれている。排気側送風機ユニット2Aは、第1排気風路28と、排気用送風機22と、第1排気風路28および排気用送風機22を収容する排気側送風機ケーシング21cとを有する。給気側送風機ユニット2Bは、第1給気風路29と、給気用送風機23と、第1給気風路29および給気用送風機23を収容する給気側送風機ケーシング21dとを有する。熱交換器ユニット3は、排気側送風機ユニット2Aと給気側送風機ユニット2Bとの間に設置されている。送風機ユニット2を排気側送風機ユニット2Aと給気側送風機ユニット2Bとに分けることで、排気側送風機ユニット2Aおよび給気側送風機ユニット2Bのそれぞれを実施の形態1にかかる送風機ユニット2よりも小型化および軽量化できる。そのため、排気側送風機ユニット2Aおよび給気側送風機ユニット2Bのそれぞれをメンテナンスする際の作業性を向上させることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 熱交換換気装置、2 送風機ユニット、2A 排気側送風機ユニット、2B 給気側送風機ユニット、3 熱交換器ユニット、4 接続ユニット、5 パイプジョイント、6,6A,6B,6C,6D,6E,6F,6G,6H パイプ、7 排気風路、8 給気風路、9 建物、10 パネル、10a,24,33 室内空気流入口、21 送風機ケーシング、21a,21b 側面、21c 排気側送風機ケーシング、21d 給気側送風機ケーシング、22 排気用送風機、23 給気用送風機、25,34 室内空気流出口、26,35 室外空気流入口、27,36 室外空気流出口、28 第1排気風路、29 第1給気風路、31 熱交換素子ケーシング、31a 天面、31b 底面、32 熱交換素子、37 第2排気風路、38 第2給気風路、41 第1接続部、42 第2接続部、91 天井裏、92 壁面、93 天井面、94 点検口。

Claims (5)

  1. 室内からの空気を室外に排気するための第1排気風路と室外からの空気を室内に給気するための第1給気風路とが形成され、前記第1排気風路内に配置される排気用送風機と前記第1給気風路内に配置される給気用送風機とを有する送風機ユニットと、
    室内からの空気を室外に排気するための第2排気風路と室外からの空気を室内に給気するための第2給気風路とが形成され、前記第2排気風路を流れる排気流と前記第2給気風路を流れる給気流との間で熱交換させる熱交換素子を有する熱交換器ユニットと、を備え、
    前記送風機ユニットと前記熱交換器ユニットは、互いに分離した状態で設置され、
    前記第1排気風路と前記第2排気風路とを連通するとともに、前記第1給気風路と前記第2給気風路とを連通する接続ユニットを備えることを特徴とする熱交換換気装置。
  2. 前記送風機ユニットは、前記第1排気風路と前記第1給気風路とが形成された送風機ケーシングをさらに有し、
    前記熱交換器ユニットは、前記第2排気風路と前記第2給気風路とが形成された熱交換素子ケーシングをさらに有し、
    前記接続ユニットは、
    前記第1排気風路と前記第2排気風路とを連通する第1接続部と、
    前記第1接続部と別体に形成され、前記第1給気風路と前記第2給気風路とを連通する第2接続部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の熱交換換気装置。
  3. 前記第1接続部は、第1排気風路と第2排気風路とを接続させるパイプを有し、
    前記第2接続部は、第1給気風路と第2給気風路とを接続させるパイプを有することを特徴とする請求項2に記載の熱交換換気装置。
  4. 前記送風機ユニットは、建物の天井裏に設置され、
    前記熱交換器ユニットは、前記建物の室内壁面に設置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の熱交換換気装置。
  5. 前記送風機ユニットは、前記第1排気風路と前記排気用送風機とを有する排気側送風機ユニットと、前記第1給気風路と前記給気用送風機とを有する給気側送風機ユニットと、に分かれており、
    前記熱交換器ユニットは、前記排気側送風機ユニットと前記給気側送風機ユニットとの間に設置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換換気装置。
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