JP6415945B2 - 空調ユニット及びこれを用いた住宅空調システム - Google Patents
空調ユニット及びこれを用いた住宅空調システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6415945B2 JP6415945B2 JP2014238324A JP2014238324A JP6415945B2 JP 6415945 B2 JP6415945 B2 JP 6415945B2 JP 2014238324 A JP2014238324 A JP 2014238324A JP 2014238324 A JP2014238324 A JP 2014238324A JP 6415945 B2 JP6415945 B2 JP 6415945B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface side
- top surface
- box
- air
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
この空調システムでは、屋根裏に空調機室を設置し、複数のダクトを空調機室の側面から屋根裏下方の2階や1階の各部屋まで延ばして配設している。
すなわち、上記特許文献1では、屋根裏に設置された空調機室の側面から複数のダクトを各部屋まで配設する必要があるため、全体のダクト長が長くなり、ダクトの配設工事の作業が大変になってしまう不都合があった。特に、屋根裏から1階の部屋まで配設するダクトは、2階を通過させて配設する必要があり、長くなってしまう。また、全てのダクトを空調機室の側面から延ばしているために、広い設置スペースが必要になり、空調機室が大型化してしまう不都合があった。さらに、空調機室が大きいために比較的スペースのある屋根裏に設置しているが、上述したようにダクトが長くなると共に工事やメンテナンスが大変であるという問題もあった。このため、住宅において屋根裏でなく1階や2階に設置可能な小型の空調ユニットが要望されている。
すなわち、この空調ユニットでは、箱状筐体が、エアコンディショナー本体の背後に天面側ダクト又は底面側ダクトが通るダクト配設室を有しているので、箱状筐体内のスペースを効率的に用いて小型化を図ることができる。
すなわち、この空調ユニットでは、リレーボックスが、箱状筐体内の前扉の近傍に設置されているので、各ファンへの配線をリレーボックスに集中できるため配線工事が容易になる。また、天面側用ファン及び底面側用ファンを個別に又は複数単位でオン/オフ可能な複数のスイッチが、箱状筐体の外部に設置されているので、各ファンの電源スイッチにより、各ファンを個別又は複数単位でオン/オフ操作を行うことができる。したがって、各ファン及びダクトを個別又は複数単位でオン/オフすることで、部屋毎や階毎に空調を容易にオン/オフすることができる。
すなわち、この住宅空調システムでは、上記空調ユニットと、天面側用ファンに一端が接続され他端側が空調ユニットより上方に配された天面側ダクトと、底面側用ファンに一端が接続され他端側が空調ユニットより下方に配された底面側ダクトとを備えているので、ダクト長を短くでき、効率的にダクトを配設することが可能になる。
すなわち、この住宅空調システムでは、天面側ダクトの他端が、2階の部屋に接続されていると共に、底面側ダクトの他端が、1階の部屋に接続されているので、2階建て住宅において空調ユニットから効率的にダクトを2階及び1階の各部屋まで配設することができる。
すなわち、本発明に係る空調ユニット及び住宅空調システムによれば、箱状筐体の天面に、天面側ダクトが挿通される天面貫通孔が形成されていると共に、箱状筐体の底面に、底面側ダクトが挿通される底面貫通孔が形成されているので、設置スペースが小さくて済み、全体の小型化を図ることができると共に、上下にダクトを振り分けて配設することで、全体のダクト長を短くできる。したがって、本発明に係る空調ユニット及び住宅空調システムでは、小型化によって屋根裏ではなく2階等に設置可能になると共に、ダクト配設作業が容易になり、設置コストの低減を図ることが可能になる。
また、上記箱状筐体3の天面には、天面側ダクト7Aが挿通される天面貫通孔3aが形成されていると共に、箱状筐体3の底面には、底面側ダクト7Bが挿通される底面貫通孔3bが形成されている。すなわち、ダクト接続口が、上向き用の天面貫通孔3aと下向き用の底面貫通孔3bとに分かれて上下に設けられている。
また、箱状筐体3は、前面に開閉可能な前扉9を有している。
上記リレーボックス6が、箱状筐体3内の前扉9の近傍に設置され、スイッチ6aが、箱状筐体3の外部に設置されている。
リレーボックス6は、前扉9を開いた状態で操作可能な位置であって、箱状筐体3内の側面に取り付けられている。なお、リレーボックス6を箱状筐体2の底面に設置しても構わない。
箱状筐体3の上記流入口2aは、エアコンディショナー本体4に対向して前面に形成され、この流入口2aにエアフィルタ12が取り付けられている。
また、箱状筐体3の下部であってチャンバ室2内には、底面側用ファン5Bが底面側に排出部5bを向けて2つ取り付けられている。
本実施形態の住宅空調システム100は、図4及び図5に示すように、複数の部屋20A〜20Iを有する住宅101に設置される住宅空調システムであって、上記空調ユニット1と、エアコンディショナー本体4にエアコン配管11を介して接続され住宅101の外側に設置される室外機21と、天面側用ファン5Aに一端が接続され他端側が空調ユニット1より上方に配された天面側ダクト7Aと、底面側用ファン5Bに一端が接続され他端側が空調ユニット1より下方に配された底面側ダクト7Bとを備えている。
上記天面側ダクト7Aの他端は、2階の部屋20A〜20Dに接続されていると共に、底面側ダクト7Bの他端は、1階の部屋20E〜20Iに接続されている。
また、箱状筐体3が、エアコンディショナー本体4の背後に天面側ダクト7A又は底面側ダクト7Bが通るダクト配設室8を有しているので、箱状筐体3内のスペースを効率的に用いて小型化を図ることができる。
例えば、上記実施形態では、空調ユニットを2階のクローゼットと同様の小さなスペースに設置しているが、例えば2階の押し入れ等に設置しても構わない。なお、できるだけ住宅の中央付近に空調ユニットを設置することで、複数のダクトを配設し易くなる。
Claims (4)
- 空気の流入口を前面に有すると共に該流入口に面した内部にチャンバ室を有する箱状筐体と、
前記チャンバ室内に設置されたエアコンディショナー本体と、
前記箱状筐体内に設けられ空気の吸入部が前記チャンバ室に配された天面側用ファン及び底面側用ファンとを備え、
前記天面側用ファンの空気の排出部に天面側ダクトの基端が接続されると共に、前記底面側用ファンの空気の排出部に底面側ダクトの基端が接続され、
前記箱状筐体の天面に、前記天面側ダクトが挿通される天面貫通孔が形成されていると共に、前記箱状筐体の底面に、前記底面側ダクトが挿通される底面貫通孔が形成され、
前記箱状筐体が、前記エアコンディショナー本体の背後に前記天面側ダクト又は前記底面側ダクトが通るダクト配設室を有していることを特徴とする空調ユニット。 - 空気の流入口を前面に有すると共に該流入口に面した内部にチャンバ室を有する箱状筐体と、
前記チャンバ室内に設置されたエアコンディショナー本体と、
前記箱状筐体内に設けられ空気の吸入部が前記チャンバ室に配された天面側用ファン及び底面側用ファンとを備え、
前記天面側用ファンの空気の排出部に天面側ダクトの基端が接続されると共に、前記底面側用ファンの空気の排出部に底面側ダクトの基端が接続され、
前記箱状筐体の天面に、前記天面側ダクトが挿通される天面貫通孔が形成されていると共に、前記箱状筐体の底面に、前記底面側ダクトが挿通される底面貫通孔が形成され、
前記天面側用ファン及び前記底面側用ファンに接続されたファン用配線を収納したリレーボックスと、
前記リレーボックスに接続され前記天面側用ファン及び前記底面側用ファンを個別に又は複数単位でオン/オフ可能な複数のスイッチとを備え、
前記箱状筐体が、前記前面に開閉可能な前扉を有し、
前記リレーボックスが、前記箱状筐体内の前記前扉の近傍に設置され、
前記スイッチが、前記箱状筐体の外部に設置されていることを特徴とする空調ユニット。 - 複数の部屋を有する住宅に設置される住宅空調システムであって、
請求項1又は2に記載の空調ユニットと、
前記エアコンディショナー本体にエアコン配管を介して接続され前記住宅の外側に設置される室外機と、
前記天面側用ファンに一端が接続され他端側が前記空調ユニットより上方に配された天面側ダクトと、
前記底面側用ファンに一端が接続され他端側が前記空調ユニットより下方に配された底面側ダクトとを備えていることを特徴とする住宅空調システム。 - 請求項3に記載の住宅空調システムにおいて、
前記住宅が、2階建てであり、
前記天面側ダクトの他端が、2階の前記部屋に接続されていると共に、前記底面側ダクトの他端が、1階の前記部屋に接続されていることを特徴とする住宅空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014238324A JP6415945B2 (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | 空調ユニット及びこれを用いた住宅空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014238324A JP6415945B2 (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | 空調ユニット及びこれを用いた住宅空調システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016099087A JP2016099087A (ja) | 2016-05-30 |
JP6415945B2 true JP6415945B2 (ja) | 2018-10-31 |
Family
ID=56076061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014238324A Active JP6415945B2 (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | 空調ユニット及びこれを用いた住宅空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6415945B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6795470B2 (ja) * | 2017-08-25 | 2020-12-02 | パナソニックホームズ株式会社 | 空調ユニット及びそれを用いた建物 |
JP6742634B2 (ja) * | 2017-12-11 | 2020-08-19 | 株式会社Fhアライアンス | 空調ユニット |
JP7454842B2 (ja) * | 2019-04-26 | 2024-03-25 | 株式会社システック環境研究所 | 空調箱及び空調システム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06100348B2 (ja) * | 1990-05-02 | 1994-12-12 | 木村工機株式会社 | 冷暖房、加、除湿兼用空調機 |
AU5930296A (en) * | 1995-05-26 | 1996-12-11 | Airtec Advanced Air Conditioning Industries Ltd | Air conditioning system |
JP5632702B2 (ja) * | 2010-10-21 | 2014-11-26 | トヨタホーム株式会社 | 多層階建物の空調設備 |
JP5542167B2 (ja) * | 2012-04-06 | 2014-07-09 | 丸七ホーム株式会社 | 空調システムと空調機室 |
US10215431B2 (en) * | 2013-03-18 | 2019-02-26 | Carrier Corporation | Compact air handler with multiple fans |
JP3184755U (ja) * | 2013-05-02 | 2013-07-11 | 俊彦 石川 | シェアルーム又はシェアハウスの空調装置 |
-
2014
- 2014-11-26 JP JP2014238324A patent/JP6415945B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016099087A (ja) | 2016-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6530722B2 (ja) | 換気空調ユニット | |
US20200182489A1 (en) | Modular heat pump system | |
JP5001894B2 (ja) | 建物の換気システム及びユニット建物 | |
JP6059580B2 (ja) | 建物の空調システム | |
JP6415945B2 (ja) | 空調ユニット及びこれを用いた住宅空調システム | |
JP2010044692A (ja) | 空調システム | |
JP2010032099A (ja) | 換気システム | |
JP2017009259A (ja) | 換気装置及び換気システム | |
JP2017053559A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2017211175A (ja) | 建物 | |
JP4033266B2 (ja) | 木造家屋の暖房システム | |
JP6377900B2 (ja) | 空調システム及び建物 | |
EP4030110A1 (en) | Air purifier and smart wall | |
JP2010038428A (ja) | 浴室換気乾燥機 | |
JP2020159680A (ja) | 空調制御室 | |
JP6621719B2 (ja) | 住宅用空調システム | |
JP2019203649A (ja) | 空調システム | |
JP6496216B2 (ja) | 換気空調システム及び換気空調方法 | |
JP2014185448A (ja) | 蓄電池の設置構造 | |
JP2018066490A (ja) | 空調システム | |
JP2005147489A (ja) | ビルトイン型空気調和機及び空調システム | |
JP6539062B2 (ja) | チャンバーボックス | |
JP3232152U (ja) | 空気循環装置 | |
JP2005164213A (ja) | 天吊型空気調和装置 | |
JP2012032035A (ja) | 空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170907 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180613 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6415945 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |