JP6621719B2 - 住宅用空調システム - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の空調システムでは、空調室と複数の居住空間とが複数の給気ダクトによりそれぞれ接続されている。各給気ダクトの上流側端部には、送風機が設けられている。そして、送風機が作動することで、空調機により調整された空気(以下、調整空気)が各給気ダクトを通じて各居住空間に供給される。
上記住宅用空調システムにおいて、前記上流側給気ダクトと前記複数の下流側給気ダクトとの間には、サージタンクが介設されていることが好ましい。
例えば空調室を床下に設けた場合には、外部空気として床下の空気が空調室内に導入され、そうした外部空気と調整空気とが混合された混合空気が各部屋に供給される。床下の空気は、住宅の基礎を形成するコンクリートに染み込んだ不快な臭いを発する。そのため、不快な臭いを発する混合空気が各部屋に供給されることとなり、住宅の快適性が損なわれるおそれがある。
図1に示すように、本実施形態の空調システム10が適用される住宅は、高気密高断熱の二階建て住宅である。住宅の一階には、居住空間としての3つの居室11〜13が設けられている。また、住宅の二階には、居住空間としての2つの居室14,15が設けられている。
二階の天井と屋根との間には、非居住空間としての小屋裏17が設けられている。
二階の一方(この場合、同図の右方)の居室14と小屋裏17との間には、同居室14と小屋裏17とを連通する連通空間19が設けられている。
空調室20の一方(この場合、同図の左方)の壁には、空調機21の室内機22が設置されている。また、住宅の外部には、室外機が設けられており、室外機と室内機22とは冷媒配管(いずれも図示略)を介して接続されている。室内機22、冷媒配管、及び室外機などにより空調機21が構成されている。本実施形態の空調機21は、冷暖房機能に加え、湿度調節機能を備えた家庭用に市販されているものである。
空調室20と各居室11〜15との間には、空調室20内において調整空気CAと、外気OA及び室内空気RAとが混合された混合空気MAを、各居室11〜15に供給する混合空気供給手段50,60が設けられている。
図1及び図2に示すように、混合空気供給手段50は、空調室20から延びる上流側給気ダクト51と、懐18に設けられ、上流側給気ダクト51の下流側端部が接続された箱形の給気サージタンク55と、給気サージタンク55から分岐して延びる3つの下流側給気ダクト52〜54とを備えている。なお、一階の居室数は3つに限られない。したがって、一階の居室数に応じて下流側給気ダクトの数を適宜変更することができる。各下流側給気ダクト52〜54の上流側端部には、送風機56〜58が設けられている。
図1及び図3に示すように、混合空気供給手段60は、空調室20から延びる上流側給気ダクト61と、懐18に設けられ、上流側給気ダクト61の下流側端部が接続された箱形の給気サージタンク64と、給気サージタンク64から分岐して延びる2つの下流側給気ダクト62,63とを備えている。なお、二階の居室数は2つに限られない。したがって、二階の居室数に応じて下流側給気ダクトの数を適宜変更することができる。各下流側給気ダクト62,63の上流側端部には、送風機65,66が設けられている。
図1に示すように、一階の居室11〜13の床には、居室11〜13と床下16とを連通する連通口11a〜13aがそれぞれ設けられている。
上流側排気ダクト42,43の下流側には、これら排気ダクト42,43に共通の下流側排気ダクト44が設けられている。下流側排気ダクト44の下流側端部は、住宅の外壁の上部を貫通して同外壁に取り付けられた排出フード46に接続されている。上流側排気ダクト42,43の下流側端部と下流側排気ダクト44の上流側端部との間には、排気サージタンク45が設けられている。
空調機21、導入ファン34、及び送風機56〜58,65,66が作動されると、外気OAが導入ダクト31を通じて空調室20内に導入されるとともに、室内空気RAが導入ファン34を通じて空調室20内に導入される。
(1)混合空気供給手段50(60)は、空調室20から延びる上流側給気ダクト51(61)、上流側給気ダクト51(61)の下流側において分岐して延びる複数の下流側給気ダクト52〜54(62,63)、及び複数の下流側給気ダクト52〜54(62,63)にそれぞれ設けられた複数の送風機56〜58(65,66)を備えている。
(2)上流側給気ダクト51(61)と複数の下流側給気ダクト52〜54(62,63)との間には、給気サージタンク55(64)が介設されている。
例えば空調室を床下16に設けた場合には、外部空気として床下の空気が空調室内に導入され、そうした外部空気と調整空気CAとが混合された混合空気MAが各居室11〜15に供給される。床下16の空気は、住宅の基礎を形成するコンクリートに染み込んだ不快な臭いを発するため、不快な臭いを発する混合空気MAが各居室11〜15に供給されることとなり、住宅の快適性が損なわれるおそれがある。
こうした構成によれば、空調室20内の混合空気MAは送風機56〜58(65,66)により吸引されることで上流側給気ダクト51(61)を通じて下方に向けて流れる。このとき、混合空気MAは自身に作用する重力に従って流れることから、送風機56〜58(65,66)の負荷を低減することができる。したがって、送風機56〜58(65,66)の消費電力を低減することができる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・抵抗板23の形状は格子状に限定されない。例えば、多数の円孔を有する抵抗板であってもよい。
Claims (4)
- 住宅内の非居住空間に設けられた空調室と、
前記空調室内に設置された空調機と、
前記空調室の外部の空気である外部空気を前記空調室内に導入する外部空気導入手段と、
前記空調機により調整された調整空気と前記外部空気導入手段により導入された外部空気とが混合された混合空気を前記空調室から複数の部屋に供給する混合空気供給手段と、を備える住宅用空調システムにおいて、
前記混合空気供給手段は、
前記空調室から、前記非居住空間とは別の他の非居住空間まで延びる上流側給気ダクトと、
前記他の非居住空間において前記上流側給気ダクトの下流側から分岐するとともに前記複数の部屋まで延びる複数の下流側給気ダクトと、
前記複数の下流側給気ダクトにそれぞれ設けられた複数の送風機と、を備える、
住宅用空調システム。 - 前記上流側給気ダクトと前記複数の下流側給気ダクトとの間には、サージタンクが介設されている、
請求項1に記載の住宅用空調システム。 - 前記空調室は、住宅内における床下以外の非居住空間に設けられている、
請求項1または請求項2に記載の住宅用空調システム。 - 前記空調室は住宅の小屋裏に設けられており、
前記上流側給気ダクトは前記小屋裏から下方に向けて延在するとともに前記住宅の懐にて前記複数の下流側給気ダクトと接続されている、
請求項3に記載の住宅用空調システム。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2016161937A JP6621719B2 (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 住宅用空調システム |
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Family Applications (1)
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JP2016161937A Active JP6621719B2 (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 住宅用空調システム |
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