JP2020196718A5

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Publication number: JP2020196718A5
Application number: JP2020126483A
Authority: JP
Filing date: 2020-07-27
Publication date: 2021-01-28

Claims

眼の少なくとも一つの組織の微生物感染または障害の処置および／または予防に有効な、眼への局所投与に適する眼用組成物であって、
（ａ）０．０１重量％〜１０重量％の濃度のポビドンヨード、および
（ｂ）デキサメタゾンパルミテートであるステロイド
を含む、眼用組成物。
前記ポビドンヨードが、０．１重量％〜２．５重量％である、請求項１に記載の眼用組成物。
前記ポビドンヨードが、０．５重量％〜２重量％である、請求項１に記載の眼用組成物。
前記ポビドンヨードおよび前記ステロイドの全重量が、前記組成物中の０．１重量％〜４．５重量％である、請求項１〜３のいずれか１項に記載の眼用組成物。
前記ステロイドが、０．０１重量％〜１０重量％の濃度である、請求項１〜４のいずれか１項に記載の眼用組成物。
前記ステロイドが、０．０５重量％〜２重量％の濃度である、請求項１〜５のいずれか１項に記載の眼用組成物。
前記組成物が、痛みを軽減する局所麻酔薬を更に含む、請求項１に記載の眼用組成物。
前記局所麻酔薬が、プロパラカイン、リドカイン、テトラカインおよびそれらの組合せから成る群より選択される、請求項７に記載の眼用組成物。
前記組成物が、眼の前記組織中へのポビドンヨードの浸透を促進する浸透促進剤を更に含む、請求項１に記載の眼用組成物。
前記組成物が、抗微生物性保存剤を更に含む、請求項１〜９のいずれか１項に記載の眼用組成物。
前記抗微生物性保存剤が、塩化ベンザルコニウム、チメロサール、クロロブタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、フェニルエチルアルコール、ＥＤＴＡ、ソルビン酸、ポリクオタニウム−１およびそれらの組合せから成る群より選択される、請求項１０に記載の眼用組成物。
前記抗微生物性保存剤が、前記組成物中の０．００１重量％〜１．０重量％の濃度である、請求項１０または１１に記載の眼用組成物。
前記組成物が、共溶媒／界面活性剤を更に含む、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の眼用組成物。
前記共溶媒／界面活性剤が、ポリオキシエチレン（２０）ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン（２０）ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン（２０）ソルビタンモノオレエート、Pluronic（登録商標）Ｆ−６８、Pluronic（登録商標）Ｆ−８４、Pluronic（登録商標）Ｐ−１０３、シクロデキストリン、チロキサポールおよびそれらの組合せから成る群より選択される、請求項１３に記載の眼用組成物。
前記共溶媒／界面活性剤が、前記組成物中の０．０１重量％〜２重量％の濃度である、請求項１３または１４に記載の眼用組成物。
前記組成物が、粘度上昇剤を更に含む、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の眼用組成物。
前記粘度上昇剤が、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースおよびそれらの組合せから成る群より選択される、請求項１６に記載の眼用組成物。
前記粘度上昇剤が、前記組成物中の０．０１重量％〜２重量％の濃度である、請求項１６または１７に記載の眼用組成物。
前記組成物が、溶液、懸濁液、エマルジョン、軟膏、クリーム、ゲルまたは制御放出／徐放性ビヒクルの形態である、請求項１〜１８のいずれか１項に記載の眼用組成物。
０．５％〜２％（ｗ／ｗ）のポビドンヨード；
０．０５％〜２％（ｗ／ｗ）のステロイド；
０．００５％〜０．０２％（ｗ／ｗ）のＥＤＴＡ；
０．０１％〜０．５％（ｗ／ｗ）の塩化ナトリウム；
０．０２％〜０．１％（ｗ／ｗ）のチロキサポール；
０．５％〜２％（ｗ／ｗ）の硫酸ナトリウム；および
０．１％〜０．５％（ｗ／ｗ）のヒドロキシエチルセルロース
を含む、請求項１に記載の眼用組成物。
１．０％（ｗ／ｗ）のポビドンヨード；
０．１％（ｗ／ｗ）のステロイド；
０．０１％（ｗ／ｗ）のＥＤＴＡ；
０．３％（ｗ／ｗ）の塩化ナトリウム塩；
０．０５％（ｗ／ｗ）のチロキサポール；
１．２％（ｗ／ｗ）の硫酸ナトリウム；および
０．２５％（ｗ／ｗ）のヒドロキシエチルセルロース
を含む、請求項１に記載の眼用組成物。
前記組成物が、照明環境中において３ヶ月間後に、それのポビドンヨードの９０％およびそれのステロイドの９０％を保持する、請求項１〜２１のいずれか１項に記載の眼用組成物。
前記組成物が、照明環境中において１年間後に、それのポビドンヨードの９０％およびそれのステロイドの９０％を保持する、請求項１〜２２のいずれか１項に記載の眼用組成物。
前記組成物が、水溶液である、請求項１〜２３のいずれか１項に記載の眼用組成物。
以下のものからなる群から選択される少なくとも一つを治療するための眼用組成物であって：
ａ）眼の少なくとも一つの組織の微生物感染、
ｂ）結膜炎、及び
ｃ）角膜剥離または眼科手術後の眼の少なくとも一つの組織の微生物感染、
一以上の投与で眼に投与され、眼への局所投与に適しており、
０．０１重量％〜１０重量％の濃度のポビドンヨードとデキサメタゾンパルミテートであるステロイドとの混合物を含む、眼用組成物。
前記微生物が、細菌、ウイルス、真菌またはアメーバである、請求項２５に記載の組成物。
前記細菌が、ミコバクテリアである、請求項２６に記載の組成物。
前記ポビドンヨードおよび前記ステロイドの合計が、０．００１ｍｇ／投与量〜５ｍｇ／投与量である、請求項２５〜２７のいずれか１項に記載の組成物。
各々の投与量が、１０マイクロリットル〜２００マイクロリットルである、請求項２５〜２８のいずれか１項に記載の組成物。
各々の投与量が、５０マイクロリットル〜８０マイクロリットルである、請求項２５〜２９のいずれか１項に記載の組成物。
前記投与が、前記組成物を前記眼に、１日１回〜４回投与することを含む、請求項２５〜３０のいずれか１項に記載の組成物。
前記投与が、前記組成物を前記眼に、１日１回〜２４回投与することを含む、請求項２５〜３０のいずれか１項に記載の組成物。
前記投与の前に、組成物を少なくとも１ヶ月間、少なくとも３ヶ月間、少なくとも６ヶ月間または少なくとも１年間貯蔵される、請求項２５〜３２のいずれか１項に記載の組成物。
前記貯蔵が、照明環境におけるものである、請求項３３に記載の組成物。