JP2020193965A - スペクトラムアナライザ及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリ機能を内蔵して、デジタルデータ基盤の周波数掃引方式を採択し、且つ、高速のFFT方式のスペクトラムアナライザに匹敵する性能を発揮できるようにしたスペクトラムアナライザ及びその制御方法を提供する。【解決手段】本発明によるスペクトラムアナライザは、ユーザが設定したスパンにより、アナログ形態の1つ以上の単位周波数帯域信号であるBWP信号を所定のサンプルレートのデジタルデータサンプルに変換するADCと、前記ADCを介したデジタルデータサンプルを、2段カスケード構造を有するデシメーション処理ブロックにより、デジタル的にデシメーションし、掃引して処理することで、周波数の掃引速度を増加させるデジタル掃引部と、ユーザが、入力、設定、及び選択した各種の項目によって、デジタル掃引部を制御してスペクトル分析を行った後、その結果を出力する制御部と、を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、スペクトラムアナライザ及びその制御方法に関し、特に、メモリ機能を内蔵して、デジタルデータ基盤の周波数掃引方式を採択し、且つ、高速のFFT方式のスペクトラムアナライザに匹敵する性能を発揮するスペクトラムアナライザ及びその制御方法に関する。
無線通信信号のスペクトルは、通信規格/技術基準で規定及び制限され、装置の規格適合性の測定及び判断において、非常に重要な要素である。
例えば、5世代(5G)無線通信規格(release 15)を提案した3GPPでは、通信信号のスペクトルマスク、占有帯域幅、チャネルパワー、及びEVM(Error Vector Magnitude)などのような信号の特性を確認するようにしている。
一方、通信信号のスペクトル分析は、スペクトラムアナライザにより行われる。
このようなスペクトラムアナライザは、信号のスペクトルを得ることに使われる方法により、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)方式と、掃引同調(sweep tuning)方式(以下、単に‘掃引方式’という)とに区分される。
FFT方式のスペクトラムアナライザは、同時にN個の周波数分解能帯域(Resolution Band−Width:以下、‘RBW’と言う)フィルタを生成して処理するので、高速の性能を表わすことができるが、高速のADC(Analog to Digital Converter)と共に、多数のRBWフィルタが求められるなど、資源を多く消費することで、高性能及び高価なFPGA(Field Programmable Gate Array)を必要とする。
その上に、従来、アナログ掃引方式のスペクトラムアナライザから派生したビデオ帯域(Video Band−Width:以下、‘VBW’という)フィルタ、及びディテクタ(Detector)などの機能を、FFT方式のスペクトラムアナライザでサポートするためには、時間領域の累積スペクトル結果に対する格納を必要として、多くのメモリが求められる。
一方、掃引方式のスペクトラムアナライザは、入力されるRF信号が占める周波数帯域の内、ある周波数を選択し、このように選択された周波数の電力レベルを求める方式で動作する。
すなわち、FFT方式のスペクトラムアナライザが、高速フーリエ変換で、RF信号の全周波数帯域の電力レベルを同時に取得することに対して、掃引方式のスペクトラムアナライザは、各周波数の電力レベルを一回に1つずつ取得(掃引)する。
そこで、掃引方式のスペクトラムアナライザは、スペクトル分析速度において、FFT方式より劣るという問題点があるが、FFT方式よりは安価で装置を構成することができるというメリットがある。
スペクトラムアナライザは、通常、下記に示す表1のような測定機能を備え、特に、ベクタースペクトラムアナライザは、EVM測定機能を有する。
数式1において、kは、スペクトラムアナライザを具現するために用いられるフィルタによるサンプル損失を補うために、更に必要なサンプル数を表わすファクターである。
例えば、k=4の場合、1つのスペクトル分析結果の画面を完成するためには、下記に示す表2のような掃引時間が必要となる。
表2から、掃引方式のスペクトラムアナライザは、測定しようとする全周波数帯域幅であるスパン(span)、RBW、及びVBWの様々な組み合わせにより、分析結果画面の完成に要する時間において、非常に大きな変化を表わすことが分かる。
特に、5G通信信号は、通常、1msの信号長さを有するが、これは、殆どのRBWにおいて信号分析が不可であることを意味する。
韓国公開特許第10−2014−0048030号公報 韓国公開特許第10−2007−0101584号公報 韓国公開特許第10−2007−0026243号公報 韓国公開特許第10−2010−0034576号公報
本発明は上記従来の掃引方式のスペクトラムアナライザにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、メモリ機能を内蔵して、デジタルデータ基盤の周波数掃引方式を採択し、且つ、高速のFFT方式のスペクトラムアナライザに匹敵する性能を発揮できるようにしたスペクトラムアナライザ及びその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明によるスペクトラムアナライザは、ユーザが設定したスパン(span)により、アナログ形態の1つ以上の単位周波数帯域信号であるBWP(Band−Width Part)信号を所定のサンプルレートのデジタルデータサンプルに変換するADCと、前記ADCを介したデジタルデータサンプルを、2段カスケード構造を有するデシメーション処理ブロックにより、デジタル的にデシメーション(decimation)し、掃引して処理することで、周波数の掃引速度を増加させるデジタル掃引部と、ユーザが、入力、設定、及び選択した各種の項目によって、デジタル掃引部を制御してスペクトル分析を行った後、その結果を出力する制御部と、を有することを特徴とする。
ユーザが設定したスパンにより、1つ以上のBWP信号分ずつ、入力RF信号をRF掃引して出力するRF処理部をさらに有することが好ましい。
スパン、RBW(Resolution Band−Width)、及びVBW(Video Band−Width)を含み、ユーザから所望する測定項目及びこの測定に必要な各種の設定値が入力される入力UI(ユーザインターフェイス)と、ユーザが測定結果を知ることができるように、表示する出力UIと、をさらに有し、前記RF処理部、ADC、制御部、及びデジタル掃引部は、同一の本体に共に構成され、前記入力UI及び出力UIは、本体とは別の端末に搭載されたまま、無線通信で本体とUIデータを送受信することが好ましい。
前記デジタル掃引部は、所望する信号区間に同期して、スペクトルを分析するように機能するゲート部と、2段カスケード構造で接続され、それぞれが周波数を掃引する間、使用するデータを格納する第1及び第2の入力バッファと、NCO(Numerically Controlled Oscillator)からなり、デジタル的な周波数掃引に必要な変換周波数を生成するLO(Local Oscillator)として機能する第1及び第2のDDS(Direct Digital Synthesizer)と、ユーザが設定したRBWに合うデータ処理のために、必要なデシメーションを行うことで、処理すべきデータの量を減少させる第1及び第2のCIC(Cascaded Integrator Comb)フィルタと、を備える第1及び第2のデシメーション処理ブロックを含むことが好ましい。
RBWフィルタリングを行うRBWフィルタと、VBWフィルタリングを行うVBWフィルタと、RBWフィルタの出力信号の波形を抽出する包絡線検波器と、RBW対VBWの割合(RBW/VBW)に合うデシメーション、又は補間を行う第3のCICフィルタと、VBWフィルタの出力に対して、最大値(max)、最小値(min)、和(sum)、及びサンプル(sample)の4つのVBW出力値を抽出するディテクタと、をさらに有することが好ましい。
前記ゲート部における信号の同期は、内部フレーム同期信号、GPS信号、1PPS(Pulse Per Second)信号、又は「5G NR(New Radio) SSB(Sync Signal Block)」信号であることが好ましい。
前記第1のCICフィルタのデシメーション率(Nd1)と前記第2のCICフィルタのデシメーション率(Nd2)を乗じて、全体のデシメーション率(N=Nd1*Nd2)を構成することが好ましい。
前記デジタル掃引部でのデジタル的な周波数掃引の間、更なるデータを受信することなく、第1及び第2の入力バッファに格納されたデータを再利用することが好ましい。
前記制御部は、ADC出力データに対して、複数のRBWをサポートするための第1及び第2のCICフィルタのデシメーション率(Nd1、Nd2)、及びその積である全体のデシメーション率(N=Nd1*Nd2)を、ルックアップテーブルに格納することが好ましい。
上記目的を達成するためになされた本発明によるスペクトラムアナライザの制御方法は、測定しようとする周波数帯域幅であるスパンと、中心周波数(f)、RBW、及びVBWが設定されると、1次及び2次のデジタル的な周波数の掃引回数(TP,TP)の積(TP*TP)に関して決まるTP(Trace Point)を事前設定値として固定するステップと、NBWP=ceil(span/40MHz)から、RF処理部における毎RF周波数掃引時の単位周波数帯域幅であるBWPの数(NBWP)を算出するステップと、各BWPに対して、第1及び第2のデシメーション率であるNd1とNd2を計算し、RBWフィルタ及びVBWフィルタを構成するステップと、同期が定められた時間区間に、ADCのN個の出力サンプルを、第1の入力バッファにキャプチャーするステップと、第1の周波数ステップの分ほど、前記第1の入力バッファに格納されたサンプルを、1次デジタル的に掃引した後、第1のデシメーション率(Nd1)を用いる第1のCICフィルタリングによりデシメーションするステップと、前記第1のCICフィルタリングによりデシメーションされたサンプルを、第2の入力バッファにキャプチャーした後に、第2の周波数ステップの分ほど、前記第2の入力バッファに格納されたサンプルを2次デジタル的に掃引し、その後、第2のデシメーション率(Nd2)を用いる第2のCICフィルタリングによりデシメーションするステップと、全てのBWPに対する処理が終了するまで、1次及び2次のデジタル的な周波数の掃引及びデシメーション処理を繰り返し行うステップと、を有することを特徴とする。
前記TPは、TP≦TP*TPであることが好ましい。
前記第1の周波数ステップは、bin(=span/TP)*TPで決まり、前記第2の周波数ステップは、binで決まることが好ましい。
前記キャプチャーするステップは、第1の入力バッファに、所定数(N)のサンプルが満たされるまでキャプチャーを行い、キャプチャーの途中に時間区間が終了すると、キャプチャーを中止した状態で、次の時間区間に続いて、キャプチャーを行うステップを含むことが好ましい。
前記第2のCICフィルタリングの出力を対象に、RBWフィルタ、包絡線検波器、第3のCICフィルタ、VBWフィルタ、及びディテクタを順次経て、第2のCICフィルタリングの出力サンプルを、全てのTPに対する処理が終了するまで繰り返すことが好ましい。
RBWフィルタの係数
は、
に求められ、RBWフィルタは、
のウィンドウ関数を基に構成し、最終のウィンドウ関数は、
(αは、RBWフィルタの帯域幅を合わせるための定数)に求められ、RBWサンプリングレートとRBWによって、RBWフィルタの周波数領域値であるH[n]とフィルタの長さを決め、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)により、時間領域値であるh[n]を求めることが好ましい。
本発明に係るスペクトラムアナライザ及びその制御方法によれば、掃引方式のアナログスペクトラムアナライザと、デジタルFFTスペクトラムアナライザとのメリットを組み合わせて、FFT方式よりも少ない資源を活用しながらも、掃引方式のスペクトラムアナライザの掃引時間を、FFT方式のスペクトラムアナライザに匹敵するように最大4096倍以上減少することができ、これにより、入力サンプル数が制限される5G NR(New Radio)のTDD信号の測定結果を容易で且つ迅速に得ることができるという効果がある。
本発明の実施形態によるスペクトラムアナライザの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるスペクトラムアナライザの制御方法を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明に係るスペクトラムアナライザ及びその制御方法を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
「部」や「ブロック」などの用語は、論理的又は機能的な説明の便宜上、任意に借用しているものであり、権利範囲を限定する用途として使用してはいなく、各機能構成も、より大きい単位に統合されるか、小さい単位に分離して説明することもできる。
図1は、本発明の実施形態によるスペクトラムアナライザの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明のスペクトラムアナライザは、アナログスペクトル分析と、デジタルFFTスペクトル分析とのメリットのみを採用しており、2段カスケード(Cascaded)構造のCIC(Cascaded Integrator Comb)フィルタを基に、デジタル的に動作する。
具体的には、本発明の実施形態によるスペクトラムアナライザは、ユーザから、例えば上述の表1の項目の内、所望する測定項目、及びこの測定に必要な各種の設定値、例えば、スパン、RBW、及びVBWなどを入力される入力UI(User Interface)200と、
ユーザが測定結果を知ることができるように表示する(ディスプレイする)出力UI400と、
ユーザが設定したスパンによって、1つ以上の単位周波数帯域(Band−Width Part:以下、単に‘BWP’という)、例えば、40MHz分ずつ、入力RF信号を掃引して出力するRF処理部(図示せず)と、
RF処理部を介して、RF掃引して出力されるアナログ形態の各BWP信号を、所定のサンプルレート、例えば122.88Mspsの速度でデジタルデータサンプルに変換するADC100と、
ADC100を介したデータサンプルを、2段カスケード構造を有するデシメーション(decimation)処理ブロックにより、デジタル的にデシメーションしながら掃引し処理することで、周波数掃引速度を増加させるデジタル掃引部(DS)と、
ユーザが、入力UI200により、入力、設定、及び選択した各種の項目により、RF処理部とデジタル掃引部(DS)を制御して、スペクトル分析を行った後、その結果を、出力UI400により表示(出力)する制御部300とを含む。
上述の構成において、RF処理部、ADC100、制御部300、及びデジタル掃引部(DS)は、同一の本体に共に構成され得るが、入力UI200及び出力UI400は、スペクトラムアナライザ本体とは別に、タッチスクリーン方式のディスプレイパネルを有する端末、例えば、スマートフォン、ノート型パソコンPC、又は、タブレットPCなどの移動端末で具現され、WiFiのような近距離無線通信で、アナライザ本体とUIデータを送受信することができる。
デジタル掃引部(DS)は、FPGAで具現される。
この場合、制御部300は、FPGAに附属されるか、FPGAとは別のCPUで具現されるが、このような制御部300には、図2における制御方法(アルゴリズム)が、ファームウエア形態で搭載されている。
具体的には、デジタル掃引部(DS)は、所望する信号区間、例えば、「5G TDD(Time Division Duplexing)」信号のDL(Down−Link)区間又はUL(Up−Link)区間に同期して、スペクトルを分析するように機能するゲート(Gate)部110、
2段カスケード構造で接続され、それぞれが周波数を掃引する間、使用するデータを格納する第1及び第2の入力バッファ(122、132)、
NCO(Numerically Controlled Oscillator)からなり、周波数掃引に必要な変換周波数を生成するLO(Local Oscillator)として機能する第1及び第2のDDS(Direct Digital Synthesizer)(124、134)、
ユーザが設定したRBWに合う効率的なデータ処理のために、必要なデシメーションを行うことで、処理すべきデータの量を減少させる第1及び第2のCICフィルタ(126、136)を含む第1及び第2のデシメーション処理ブロック(120、130)と、
ユーザが設定したRBWフィルタリング及びVBWフィルタリング機能をそれぞれ行うRBWフィルタ140及びVBWフィルタ170と、
RBWフィルタ140の出力である複素I/Q(In−phase/Quadrature−phase)値をそれぞれ二乗した後、平方根(square root)を取って、出力信号の波形を抽出する包絡線検波器(Envelope Detector)150と、
ユーザが設定したRBW対VBWの割合(RBW/VBW)に合うデシメーション又は補間を行う第3のCICフィルタ160と、
VBWフィルタ170の出力に対して、最大値(max)、最小値(min)、和(sum)、及びサンプル(sample)の4つのVBW出力値を抽出するディテクタ180と、を含む。
一方、ゲート部110における信号の同期は、内部フレーム同期信号、GPS信号、1PPS(Pulse Per Second)信号、又は「5G NR(New Radio)SSB(Sync Signal Block)」信号などのような様々な信号を用いることができる。
第1のCICフィルタ126のデシメーション率(Nd1)と第2のCICフィルタ136のデシメーション率(Nd2)を乗じて、全体のデシメーション率(N=Nd1*Nd2)を構成する。
第1の入力バッファ122及び第2の入力バッファ132は、DDRメモリで具現されるが、デジタル的に周波数を掃引する間、更なるデータを受信することなく、第1及び第2の入力バッファ(122、132)に格納されたデータを再利用することで、第1のCICフィルタ126のデシメーション率(1/Nd1)で、周波数掃引時間を短縮することができる。
第1の入力バッファ122の最大格納のサンプル数は、例えば2秒分のADC100の出力サンプル(122.88Ms*2)となり、第2の入力バッファ132の最大格納のサンプル数は、例えば2秒分の第1のCICフィルタ出力サンプル(3.84Ms*2)となる。
一方、例えば、F=122.88MHzのサンプルレートを有するADC出力データに対して、様々なRBWをサポートするための第1及び第2のCICフィルタ(126、136)のデシメーション率(Nd1、Nd2)、及びその積である全体のデシメーション率(N=Nd1*Nd2)は、下記に示す表3のように求められる。
表3の結果は、下記に示す数式2のように、1回の周波数掃引に対して、総計算回数が最小化されるように表される。
数式2において、Cは、1段構造のデシメーション処理ブロックを有する場合の計算量であり、Cは、図1のように、2段カスケード構造のデシメーション処理ブロックを有する場合の計算量である。
TP(Trace Point)、すなわち、TP及びTP(TP≦TP*TP)はそれぞれ、第1及び第2のデシメーション処理ブロック(120、130)の周波数掃引回数を表わし、Nは、処理サンプル数である。
そこで、本発明によるスペクトラムアナライザの計算の効率性は、下記に示す数式3の通りであって、周波数掃引にかかる時間が画期的に短縮されることが分かる。
これをより詳しく説明すると、掃引方式のスペクトラムアナライザの特性上、各掃引ポイント毎に入力データが必要であり、全ての入力データが処理されるまで、全ての掃引ポイントで同一の計算が繰り返されるべきであるが、本発明では、入力バッファを用いて、第2のデシメーション処理ブロック130に格納されたサンプルを再利用して、全ての掃引ポイントで使用することで、更なるサンプルを得るための第1のデシメーション処理ブロック120の入出力時間が不要である。
結果として、第1のデシメーション処理ブロック120のデシメーション率(Nd)分ほど、周波数掃引時間を減少することができる。
例えば、表2の下段項目の場合、RBW/VBW=1Hzであるので、従来、アナログ掃引方式のスペクトラムアナライザによる周波数掃引時間が4000[sec]であることに対して、本発明によると、周波数掃引時間を、4000[sec]/4096分ほど、すなわち、1[sec]以内に短縮することができる。
一方、FDD方式の通信信号は、DL/ULの信号周波数が分離されており、その周波数が一定であるので、掃引方式のスペクトラムアナライザからすると、信号の開始地点は無意味である。
しかし、5G信号のようなTDD方式の通信信号分析をサポートするためには、前述したように、DL/ULなどの所定の時間区間でのみ、信号のスペクトルを演算するゲーテッド(Gated)スペクトル分析方式を適用すべきである。
また、ADC100がサポートする瞬時周波数よりも広いスパンをサポートするためには、RF処理部においてRF掃引が必要であるが、前述したように、1つのRF掃引周波数帯域幅であるBWPを定義した後、スパン帯域幅をBWPで分けて、繰り返し処理しなければならない。
1つのBWPに対するADCサンプルは、FPGAで具現されるデジタル掃引部(DS)において、デジタル方式で一括処理される。
図2は、本発明の実施形態によるスペクトラムアナライザの制御方法を説明するためのフローチャートであり、制御部300を主体として行われる。
まず、ステップS10にて、ユーザにより測定しようとする周波数帯域幅であるスパン(span)、中心周波数(f)、RBW、及びVBWが設定されると、第1及び第2のデシメーション処理ブロック(120、130)の周波数掃引回数の積に関して決まるTPを、事前設定値、例えば1001に固定し、このようなTPは、ディスプレイ画面の横解像度に関して決まることができる。
ここで、TPは、TP*TPと同一又は大きいが、同一の場合は、TP/TPがいずれも、TPの約数である場合である。
次に、ステップS20にて、ステップS10における設定値により、RF処理部での毎RF周波数掃引時の単位周波数帯域幅、例えば、40MHzの帯域幅を有するBWPの数(NBWP)を、下記に示す数式4によって算出する。
次に、ステップS30にて、各BWPに対して、第1及び第2のデシメーション処理ブロック(120、130)のデシメーション率であるNd1とNd2を計算し、RBWフィルタ140及びVBWフィルタ170を構成し、Nd1とNd2は、前述した表3によって算出することができる。
ここで、個別のBWPは、互いに異なるRBW及びVBWを有し、これにより、Nd1とNd2が決められる。
これらのステップを介して初期化が完了すると、制御部300は、RF周波数掃引によるデータ安定化時間を経て、デジタル掃引部(DS)を構成するFPGAを活性化させる。
具体的には、制御部300は、ゲート部110によって同期が決まる時間区間に、所定のサンプリングレート、例えば122.88Mspsで動作するADC100のN個の出力サンプルを、例えばDDRメモリで具現される第1の入力バッファ122にキャプチャー(ステップS40)する。
キャプチャーの途中に時間区間が終了すると、キャプチャーを中止(holding)した状態で、次の時間区間に続いてキャプチャーを行う。
このようにして、第1の入力バッファ122に、所定数(N)のサンプルが満たされると、キャプチャーを完了し、最大格納のサンプル数は、例えば2秒分(122.88Ms*2)となる。
次に、周波数ステップを所定の単位、例えば、bin(=span/TP)*TPに設定した状態で、第1のDDS124により、毎周波数ステップの分ほど、第1の入力バッファ122に格納されたサンプルを掃引して、第1のCICフィルタ126に出力する。
以後、第1のCICフィルタ126は、ステップS30で算出された第1のデシメーション率(Nd1)を用いて、入力サンプルをデシメーションし、これにより、第1のCICフィルタ126の出力サンプル数は、N/Nd1に減少される。
次に、第1のCICフィルタ126より出力されたサンプルは、第2のデシメーション処理ブロック130の第2の入力バッファ132にキャプチャー(ステップS50)され、これにより、第2の入力バッファ132の必要格納空間は、N/Nd1に減少される。
第2の入力バッファ132の最大格納のサンプル数は、例えば2秒分の第1のCICフィルタ126の出力サンプル(3.84Ms*2)となる。
次に、周波数ステップを所定の単位、例えば、binに設定した状態で、第2のDDS134により、毎周波数ステップの分ほど、第2の入力バッファ132に格納されたサンプルを掃引して、第2のCICフィルタ136に出力し、第2のCICフィルタ136は、ステップS30で算出された第2のデシメーション率(Nd2)を用いて、入力サンプルをデシメーション(ステップS60)し、これにより、第2のCICフィルタ136の出力サンプル数は、N/(Nd1*Nd2)に減少される。
次に、ステップS70では、第2のCICフィルタ136の出力を対象に、RBWフィルタ140、包絡線検波器150、第3のCICフィルタ160、VBWフィルタ170、及びディテクタ180を順次経て、第2のCICフィルタ136の出力サンプルを処理し、続くステップS80では、全てのTPに対する処理が終了したか否かを判断する。
ステップS80における判断結果、全てのTPに対する処理が終了していない場合は、ステップS60に戻り処理を繰り返し、終了した場合は、ステップS90に進行して、全てのTPに対する処理が終了したか否かを判断する。
ステップS90における判断結果、全てのTPに対する処理が終了していない場合は、ステップS50に戻り処理を繰り返し、全てのTPに対する処理が終了した場合は、更にステップS100に進行して、全てのBWPに対する処理が終了したか否かを判断する。
ステップS100における判断結果、全てのBWPに対する処理が終了していない場合は、ステップS30に戻り処理を繰り返し、終了した場合は、ステップS110に進行して、ディテクタ180の処理結果を最終的に出力した後に、プログラムを終了する。
一方、ステップS70において、RBWフィルタ140は、あるサンプリングレートに対して、ちょうどRBW帯域幅分ほど処理すべきであるが、下記に示す数式5のように、「Blackman−Harris」ウィンドウ関数(window function)を基本にして、構成することができる。
最終のウィンドウ関数は、下記に示す数式6によって求められる。
式6において、αは、RBWフィルタの帯域幅を合わせるための定数であって、数式6を用いて最適の値を探さなければならない。
以後、RBWサンプリングレートとRBWにより、RBWフィルタの周波数領域値であるH[n]とフィルタの長さを決め、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)により、時間領域値であるh[n]を求める。
最終のRBWフィルタの係数
は、下記に示す数式7によって求められる。
最後に、最終のRBWフィルタの帯域幅が−3dBcの基準に合うように、αを適切に決めることで、RBWフィルタの構成が完了する。
以上、添付の図面を参照して、本発明のスペクトラムアナライザ及びその制御方法の好適な実施形態について詳しく説明したが、これは、例示に過ぎず、本発明の技術的思想の範疇内で多様に変形又は変更がなされることは言うまでもない。
例えば、前述した実施形態では、デシメーションブロックを2段カスケード構造としているが、3段以上に構成することもできる。
100 ADC
110 ゲート(Gate)部
120 第1のデシメーション処理ブロック
122 第1の入力バッファ
124 第1のDDS
126 第1のCICフィルタ
130 第2のデシメーション処理ブロック
132 第2の入力バッファ
134 第2のDDS
136 第2のCICフィルタ
140 RBWフィルタ
150 包絡線検波器
160 第3のCICフィルタ
170 VBWフィルタ
180 ディテクタ
200 入力UI
300 制御部
400 出力UI
DS デジタル掃引部

Claims (15)

  1. ユーザが設定したスパン(span)により、アナログ形態の1つ以上の単位周波数帯域信号であるBWP(Band−Width Part)信号を所定のサンプルレートのデジタルデータサンプルに変換するADCと、
    前記ADCを介したデジタルデータサンプルを、2段カスケード構造を有するデシメーション処理ブロックにより、デジタル的にデシメーション(decimation)し、掃引して処理することで、周波数の掃引速度を増加させるデジタル掃引部と、
    ユーザが、入力、設定、及び選択した各種の項目によって、デジタル掃引部を制御してスペクトル分析を行った後、その結果を出力する制御部と、を有することを特徴とするスペクトラムアナライザ。
  2. ユーザが設定したスパンにより、1つ以上のBWP信号分ずつ、入力RF信号をRF掃引して出力するRF処理部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のスペクトラムアナライザ。
  3. スパン、RBW(Resolution Band−Width)、及びVBW(Video Band−Width)を含み、ユーザから所望する測定項目及びこの測定に必要な各種の設定値が入力される入力UI(ユーザインターフェイス)と、
    ユーザが測定結果を知ることができるように、表示する出力UIと、をさらに有し、
    前記RF処理部、ADC、制御部、及びデジタル掃引部は、同一の本体に共に構成され、
    前記入力UI及び出力UIは、本体とは別の端末に搭載されたまま、無線通信で本体とUIデータを送受信することを特徴とする請求項2に記載のスペクトラムアナライザ。
  4. 前記デジタル掃引部は、所望する信号区間に同期して、スペクトルを分析するように機能するゲート部と、
    2段カスケード構造で接続され、それぞれが周波数を掃引する間、使用するデータを格納する第1及び第2の入力バッファと、
    NCO(Numerically Controlled Oscillator)からなり、デジタル的な周波数掃引に必要な変換周波数を生成するLO(Local Oscillator)として機能する第1及び第2のDDS(Direct Digital Synthesizer)と、
    ユーザが設定したRBWに合うデータ処理のために、必要なデシメーションを行うことで、処理すべきデータの量を減少させる第1及び第2のCIC(Cascaded Integrator Comb)フィルタと、を備える第1及び第2のデシメーション処理ブロックを含むことを特徴とする請求項1に記載のスペクトラムアナライザ。
  5. RBWフィルタリングを行うRBWフィルタと、
    VBWフィルタリングを行うVBWフィルタと、
    RBWフィルタの出力信号の波形を抽出する包絡線検波器と、
    RBW対VBWの割合(RBW/VBW)に合うデシメーション、又は補間を行う第3のCICフィルタと、
    VBWフィルタの出力に対して、最大値(max)、最小値(min)、和(sum)、及びサンプル(sample)の4つのVBW出力値を抽出するディテクタと、をさらに有することを特徴とする請求項4に記載のスペクトラムアナライザ。
  6. 前記ゲート部における信号の同期は、内部フレーム同期信号、GPS信号、1PPS(Pulse Per Second)信号、又は「5G NR(New Radio) SSB(Sync Signal Block)」信号であることを特徴とする請求項4に記載のスペクトラムアナライザ。
  7. 前記第1のCICフィルタのデシメーション率(Nd1)と前記第2のCICフィルタのデシメーション率(Nd2)を乗じて、全体のデシメーション率(N=Nd1*Nd2)を構成することを特徴とする請求項6に記載のスペクトラムアナライザ。
  8. 前記デジタル掃引部でのデジタル的な周波数掃引の間、更なるデータを受信することなく、第1及び第2の入力バッファに格納されたデータを再利用することを特徴とする請求項6に記載のスペクトラムアナライザ。
  9. 前記制御部は、ADC出力データに対して、複数のRBWをサポートするための第1及び第2のCICフィルタのデシメーション率(Nd1、Nd2)、及びその積である全体のデシメーション率(N=Nd1*Nd2)を、ルックアップテーブルに格納することを特徴とする請求項6に記載のスペクトラムアナライザ。
  10. 測定しようとする周波数帯域幅であるスパンと、中心周波数(f)、RBW、及びVBWが設定されると、
    1次及び2次のデジタル的な周波数の掃引回数(TP、TP)の積(TP*TP)に関して決まるTP(Trace Point)を事前設定値として固定するステップと、
    BWP=ceil(span/40MHz)から、RF処理部における毎RF周波数掃引時の単位周波数帯域幅であるBWPの数(NBWP)を算出するステップと、
    各BWPに対して、第1及び第2のデシメーション率であるNd1とNd2を計算し、RBWフィルタ及びVBWフィルタを構成するステップと、
    同期が定められた時間区間に、ADCのN個の出力サンプルを、第1の入力バッファにキャプチャーするステップと、
    第1の周波数ステップの分ほど、前記第1の入力バッファに格納されたサンプルを、1次デジタル的に掃引した後、第1のデシメーション率(Nd1)を用いる第1のCICフィルタリングによりデシメーションするステップと、
    前記第1のCICフィルタリングによりデシメーションされたサンプルを、第2の入力バッファにキャプチャーした後に、第2の周波数ステップの分ほど、前記第2の入力バッファに格納されたサンプルを2次デジタル的に掃引し、その後、第2のデシメーション率(Nd2)を用いる第2のCICフィルタリングによりデシメーションするステップと、
    全てのBWPに対する処理が終了するまで、1次及び2次のデジタル的な周波数の掃引及びデシメーション処理を繰り返し行うステップと、を有することを特徴とするスペクトラムアナライザの制御方法。
  11. 前記TPは、TP≦TP*TPであることを特徴とする請求項10に記載のスペクトラムアナライザの制御方法。
  12. 前記第1の周波数ステップは、bin(=span/TP)*TPで決まり、
    前記第2の周波数ステップは、binで決まることを特徴とする請求項11に記載のスペクトラムアナライザの制御方法。
  13. 前記キャプチャーするステップは、第1の入力バッファに、所定数(N)のサンプルが満たされるまでキャプチャーを行い、
    キャプチャーの途中に時間区間が終了すると、キャプチャーを中止した状態で、次の時間区間に続いて、キャプチャーを行うステップを含むことを特徴とする請求項12に記載のスペクトラムアナライザの制御方法。
  14. 前記第2のCICフィルタリングの出力を対象に、RBWフィルタ、包絡線検波器、第3のCICフィルタ、VBWフィルタ、及びディテクタを順次経て、第2のCICフィルタリングの出力サンプルを、全てのTPに対する処理が終了するまで繰り返すことを特徴とする請求項12に記載のスペクトラムアナライザの制御方法。
  15. RBWフィルタの係数
    は、
    に求められ、RBWフィルタは、
    のウィンドウ関数を基に構成し、最終のウィンドウ関数は、
    (αは、RBWフィルタの帯域幅を合わせるための定数)に求められ、RBWサンプリングレートとRBWによって、RBWフィルタの周波数領域値であるH[n]とフィルタの長さを決め、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)により、時間領域値であるh[n]を求めることを特徴とする請求項14に記載のスペクトラムアナライザの制御方法。
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