JP2020193416A - 空調衣服 - Google Patents
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Abstract
Description
空調衣服では、ファンの駆動によって服本体と身体又は下着との間の空間に送り込んだ空気が、首周りの開口部や両方の袖口の開口部などから外部に排出されるようになっている。
フード部の開口から排出された空気が顔面に当たることで冷却効果を感じることもあるが、絶えず顔面に空気が当たることが不快になってしまうことがあった。
使用者の身体のうち少なくとも上半身を覆う服本体と、
前記服本体と身体又は下着との間の空間に空気を流通させるための送風手段と、を備えた空調衣服であって、
前記服本体は、前記使用者の胴を覆う胴体部と、前記使用者の腕を覆う一対の袖部と、前記使用者の首周りから頭を覆うフード部と、を有しており、
前記フード部には、前記使用者の顔面に当たらないように、前記空間を流通した空気を外部に排出する空気排出手段が設けられていることを特徴とする。
前記空気排出手段は、前記使用者の首周りを覆う部分と、前記使用者の頭頂を覆う部分の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする。
前記空気排出手段は、前記空間を流通した空気を外部に排出可能な通気性を有するシート状素材で形成されていることを特徴とする。
前記空気排出手段を構成するシート状素材は、伸縮性を有する素材であることを特徴とする。
前記フード部には前記使用者の頭を覆った状態で前記使用者の顔を出すための開口が設けられており、その開口の縁は前記使用者の顔に密着可能に構成されていることを特徴とする。
具体的には、この服本体10は、使用者の胴を覆う胴体部1と、使用者の腕を覆う一対の袖部2と、使用者の首周りから頭を覆うフード部3と、を有している。
袖部2は、胴体部1のアームホールに縫着されている。
フード部3は、胴体部1の首周り部分に縫着されている。
本実施形態の空調衣服100は、長袖状の袖部2を有しているが、半袖状の袖部であってもよい。
この胴体部1(服本体10)の裾部11には、例えばゴム等、伸縮性のある部材が取り付けられている。これにより、服本体10の裾部11は絞り込まれて身体側に密着するようになる。
また、この空調衣服100は前開きタイプであり、服本体10(胴体部1)の前身頃はファスナー12によって開閉されるようになっている。
この袖部2の袖口2a側には、例えばゴム等、伸縮性のある部材が取り付けられている。これにより、袖口2aは絞り込まれて身体側に密着するようになる。
フード部3には、使用者の頭を覆った状態で使用者の顔を出すための開口3aが設けられている。
このフード部3の開口3aの縁は使用者の顔に密着可能に構成されている。
本実施形態のフード部3の開口3aの縁は、使用者の顔に密着し易いように、伸縮性を有する素材で形成されている。
さらに、フード部3には、その開口3aの縁を使用者の顔に好適に密着させるための調整手段3bが設けられている。
本実施形態の調整手段3bは、複数のスナップボタンで構成されており、嵌め合わせるスナップボタンの組み合わせによって、フード部3の開口3aの縁を使用者の顎にフィットさせる調整を可能にしている。
具体的には、フード部3における使用者の首周りを覆う部分には、送風手段50によって服本体10内に送り込まれて流通した空気を外部に排出する第1の空気排出手段31が設けられている。
また、フード部3における使用者の頭頂を覆う部分には、送風手段50によって服本体10内に送り込まれて流通した空気を外部に排出する第2の空気排出手段32が設けられている。
フード部3におけるこのような位置に空気排出手段31,32を設けたことで、空気排出手段31,32から排出される空気が使用者の顔面に当たらないようになっている。
本実施形態では、通気性を有するとともに伸縮性を有するシート状素材で第1の空気排出手段31を形成した。使用者の首の後ろ側や後頭部の一部を覆うとともに胴体部1との境界に設けられている第1の空気排出手段31が伸縮性を有していれば、フード部3を被っている使用者が頭を動かしても第1の空気排出手段31が伸縮してその動きに追従するので、使用者の頭からフード部3がずれ難くなる。
ここでは、第1の空気排出手段31を構成するシート状素材が通気性と伸縮性を有するように、そのシート状素材には、ポリエステル繊維とポリウレタン繊維とからなるストレッチ生地(例えば、ポリエステル繊維82%とポリウレタン繊維18%の混紡生地)を用いた。
また、第2の空気排出手段32を構成するシート状素材が通気性を有するように、そのシート状素材には、ポリエステル繊維からなるメッシュ生地を用いた。
なお、フード部3における第1の空気排出手段31と第2の空気排出手段32以外の部分は、通気性の小さな又は通気性の無いシート状素材で形成されている。
2つの送風手段50,50は、服本体10の背面側であって胴体部1の後ろ身頃の下部側に左右に対を成して取り付けられている。
なお、送風手段50に電力を供給するための電源手段(不図示)は、例えば、服本体10の内ポケット(不図示)に収納されている。
電源手段は、例えばバッテリーを内蔵した電源装置であり、電源手段と2つの送風手段50,50とは電源ケーブルにより電気的に接続されている。
この弛み部13は、縦方向(上下方向)に延在するように服本体10に設けられた一対の縦襠部13aの間に立体的に形成されている。
そして、送風手段50によって外部の空気が服本体10内に取り込まれると、その取り込まれた空気により弛み部13は服本体10の外側に膨らんで、胴体部1からフード部3への空気流通路になる。
具体的には、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気は主に、服本体10の背面側の弛み部13を通じてフード部3の空気排出手段31から排出されるので、送風手段50によって取り込まれた空気が使用者の背中から首元に当たり易くなっており、血管が皮膚表面に近い首元を効率的に冷やすようにして、好適に身体を冷却することができる。
また、服本体10の背面側の弛み部13を通じてフード部3内に送り込まれた空気の一部は、頭頂部側の第2の空気排出手段32から排出されるので、フード部3内に空気がこもることはなく、好適に身体を冷却することができる。
このように、好適に身体を冷却することができる空調衣服100であれば、好適に着用することができる。
また、フード部3の開口3aの縁が使用者の顔に密着するようになっており、その開口3aからは空気が排出され難くなっているので、フード部3の開口3aから空気が排出されて使用者の顔に当たるようなことはない。
また、フード部3の開口3aの縁が使用者の顔に密着するようになっているので、使用者の頭から抜けた毛髪が開口3aから外に出難くなっている。
11 裾部
12 ファスナー
13 弛み部
13a 縦襠部
2 袖部(一対の袖部)
2a 袖口
3 フード部
3a 開口
3b 調整手段
31 第1の空気排出手段
32 第2の空気排出手段
10 服本体
50 送風手段
100 空調衣服
Claims (5)
- 使用者の身体のうち少なくとも上半身を覆う服本体と、
前記服本体と身体又は下着との間の空間に空気を流通させるための送風手段と、を備えた空調衣服であって、
前記服本体は、前記使用者の胴を覆う胴体部と、前記使用者の腕を覆う一対の袖部と、前記使用者の首周りから頭を覆うフード部と、を有しており、
前記フード部には、前記使用者の顔面に当たらないように、前記空間を流通した空気を外部に排出する空気排出手段が設けられていることを特徴とする空調衣服。 - 前記空気排出手段は、前記使用者の首周りを覆う部分と、前記使用者の頭頂を覆う部分の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空調衣服。
- 前記空気排出手段は、前記空間を流通した空気を外部に排出可能な通気性を有するシート状素材で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調衣服。
- 前記空気排出手段を構成するシート状素材は、伸縮性を有する素材であることを特徴とする請求項3に記載の空調衣服。
- 前記フード部には前記使用者の頭を覆った状態で前記使用者の顔を出すための開口が設けられており、その開口の縁は前記使用者の顔に密着可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の空調衣服。
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2019
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