JP2020187925A - 燃料電池システム - Google Patents

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Masashi Kitamura
壮史 北村
恭之 中村
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恭之 中村
理 西村
Osamu Nishimura
理 西村
元彦 藪谷
Motohiko Yabutani
元彦 藪谷
敦 久保
Atsushi Kubo
敦 久保
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Abstract

【課題】原料ガス供給管内が負圧になるのを抑止する。【解決手段】アノードに供給される燃料ガスとカソードに供給される酸化剤ガスとに基づいて発電する燃料電池と、水蒸気および原料ガスの混合ガスを燃料ガスに改質してアノードに供給する改質器と、ガス供給源と改質器とを接続する原料ガス供給管、原料ガス供給管に設けられた原料ガス供給弁、原料ガス供給管の原料ガス供給弁よりも下流側に設けられた原料ガスポンプを有し、ガス供給源からの原料ガスを改質器に供給する原料ガス供給装置と、を備える。そして、原料ガス供給装置は、原料ガス供給管の原料ガス供給弁と原料ガスポンプとの間に設けられると共に上流側の原料ガス供給管内の原料ガスの圧力が所定正圧以下に至ると閉弁する負圧遮断弁を更に有する。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
従来、この種の燃料電池システムとしては、燃料電池と、燃料電池の上流側に設けられた改質器と、ガス源に繋がる元圧弁と改質器とを接続する燃料ガス通路と、燃料ガス通路の上流側から順に設けられる遮断弁、脱硫器、流量計、燃料ポンプ、逆止弁とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この燃料電池システムでは、燃料電池の目標発電量に対応するように燃料ガスの目標ガス流量を設定し、燃料ガスの流量が目標ガス流量に対応するように燃料ポンプのデューティを設定し、設定したデューティに基づいて燃料ポンプを制御する。そして、燃料ポンプのデュ−ティの正常値に対する上昇が規定時間以上に亘って継続したときや、燃料ポンプのデューティが規定値以上に上昇したときには、燃料ガスの元圧異常であると判定する。これは、燃料ガスの元圧異常が生じると、燃料ガス通路を流れる燃料ガスの単位時間当たりの流量が低下し、燃料ガスの流量を増加させるべくデューティを増加させることを考慮したものである。
特開2013−191312号公報
上述の燃料電池システムでは、燃料ガスの元圧異常が生じたときに、燃料ガス通路内が負圧になる可能性がある。燃料ガス通路が負圧になると、元圧弁に対して燃料電池システムと並列に接続されている他のガス機器に影響を与える可能性がある。
本発明の燃料電池システムは、燃料ガス通路内が負圧になるのを抑止することを主目的とする。
本発明の燃料電池システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の燃料電池システムは、
アノードに供給される燃料ガスとカソードに供給される酸化剤ガスとに基づいて発電する燃料電池と、
水蒸気および原料ガスの混合ガスを前記燃料ガスに改質して前記アノードに供給する改質器と、
ガス供給源と前記改質器とを接続する原料ガス供給管と、前記原料ガス供給管に設けられた原料ガス供給弁と、前記原料ガス供給管の前記原料ガス供給弁よりも下流側に設けられた原料ガスポンプとを有し、前記ガス供給源からの前記原料ガスを前記改質器に供給する原料ガス供給装置と、
を備える燃料電池システムであって、
前記原料ガス供給装置は、前記原料ガス供給管の前記原料ガス供給弁と前記原料ガスポンプとの間に設けられると共に上流側の前記原料ガス供給管内の前記原料ガスの圧力が所定正圧以下に至ると閉弁する負圧遮断弁を更に有する、
ことを要旨とする。
この本発明の燃料電池システムでは、原料ガス供給装置は、原料ガス供給管の原料ガス供給弁と原料ガスポンプとの間に設けられると共に上流側の原料ガス供給管内の原料ガスの圧力が所定正圧以下に至ると閉弁する負圧遮断弁を有する。これにより、ガス供給源からの原料ガスの供給に異常が生じたときでも、原料ガス供給管内が負圧になるのを抑止することができる。この結果、ガス供給源に対して燃料電池システムと並列に接続されている他のガス機器に影響を与えるのを抑制することができる。
こうした本発明の燃料電池システムにおいて、前記原料ガス供給管内を流れる前記原料ガスのガス流量を検出する流量センサと、前記原料ガスのガス流量が所定流量以下に至ったとき、または、前記ガス流量と目標ガス流量との乖離程度が所定乖離程度以上に至ったときに、前記ガス供給源からの前記原料ガスの供給に異常が生じたと判定する異常判定部とを備えるものとしてもよい。また、前記原料ガス供給管内を流れる前記原料ガスのガス流量を検出する流量センサと、前記原料ガスのガス流量と目標ガス流量との差分が打ち消されるように前記原料ガスポンプのデューティを設定し、前記デューティに基づいて前記原料ガスポンプを制御する制御部と、前記デューティが所定デューティ以上に至ったときに、前記ガス供給源からの前記原料ガスの供給に異常が生じたと判定する異常判定部とを備えるものとしてもよい。これらのようにすれば、ガス供給源からの原料ガスの供給に異常が生じたことを検知することができる。
これらの場合、前記異常判定部は、前記ガス供給源からの前記原料ガスの供給に異常が生じたと判定すると、前記原料ガス供給弁を閉弁するものとしてもよい。こうすれば、燃料電池システムをガス供給源から遮断することができる。
本発明の燃料電池システムにおいて、前記負圧遮断弁は、前記原料ガス供給管の上流側と下流側とを連通する連通孔を有するボディと、前記ボディの所定部分に当接して前記連通孔を遮蔽可能であると共に上流側の前記原料ガス供給管内の前記原料ガスの圧力により前記所定部分から離間する側に付勢される弁体と、前記弁体を前記所定部分に当接させる側に付勢する付勢部材とを備え、前記所定部分は、前記燃料電池システムの上下方向に延在するものとしてもよい。こうすれば、所定部分に異物が付着するのを抑制し、異物に負圧遮断弁の閉弁が阻害されるのを抑制することができる。
本実施形態の燃料電池システム10の構成の概略を示す構成図である。 負圧遮断弁44の構成の概略を示す構成図である。 制御装置80のCPU81により実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 ガスメータ1aの遮断機能が作動したときの様子の一例を示す説明図である。 制御装置80のCPU81により実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 制御装置80のCPU81により実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 負圧遮断弁44Bの構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施形態の燃料電池システム10の構成の概略を示す構成図である。本実施形態の燃料電池システム10は、図1に示すように、水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガス(エア)との供給を受けて発電する燃料電池スタック36を有する発電ユニット20と、発電ユニット20の発電に伴って発生する熱を回収して給湯する貯湯タンク101を有する給湯ユニット100と、システム全体を制御する制御装置80とを備える。
発電ユニット20は、気化器32と改質器33と燃料電池スタック36とを有する燃料電池モジュール30と、気化器32に原料ガス(例えば天然ガスやLPガス)を供給する原料ガス供給装置40と、燃料電池スタック36にエアを供給するエア供給装置50と、気化器32に改質水を供給する改質水供給装置55と、燃料電池モジュール30で発生した排熱を回収する排熱回収装置60とを備える。これらは、筐体22に収容されている。なお、筐体22には、吸気口22aと排気口22bとが設けられ、吸気口22a付近には、外気を取り込んで筐体22の内部を換気するための換気ファン24が設けられている。
気化器32は、改質水供給装置55からの改質水を蒸発させて水蒸気を生成すると共に原料ガス供給装置40からの原料ガスを予熱する。改質器33は、セラミックなどの担体に改質触媒(例えば、RuまたはNi系の触媒)が担持されて構成され、気化器32から供給された原料ガスと水蒸気との混合ガスを水蒸気改質反応によって燃料ガス(改質ガス)に改質する。改質器33の入口付近には、気化器32の温度(気化器温度Tv)を検出するための温度センサ91が設けられている。
気化器32、改質器33、燃料電池スタック36は、断熱性材料により形成された箱型のモジュールケース31内に収容されている。モジュールケース31内には、燃料電池スタック36の起動や、気化器32における水蒸気の生成、改質器33における水蒸気改質反応に必要な熱を供給するための燃焼部34が設けられている。燃焼部34には燃料電池スタック36を通過した燃料オフガス(アノードオフガス)と酸化剤オフガス(カソードオフガス)とが供給され、これらの混合ガスを点火ヒータ35により点火して燃焼させることにより、燃料電池スタック36や気化器32、改質器33を加熱する。燃焼部34には、燃焼部34の温度を検出するための温度センサ92が設けられている。燃料オフガスおよび酸化剤オフガスの燃焼により生成される燃焼排ガスは、燃焼触媒37を介して熱交換器62へ供給される。燃焼触媒37は、燃焼部34で燃え残った燃料ガスを触媒によって再燃焼させる酸化触媒である。
排熱回収装置60は、燃料電池モジュール30から燃焼排ガスが供給される熱交換器62と貯湯水を貯蔵する貯湯タンク101とを接続して貯湯水の循環路を形成する循環配管61を有する。循環配管61には、循環ポンプ63が設けられており、循環ポンプ63を駆動することにより、熱交換器62における貯湯水と燃焼排ガスとの熱交換により貯湯水を加温すると共に加温した貯湯水を貯湯タンク101へ貯湯する。熱交換器62は、凝縮水供給管66を介して改質水タンク57に接続されると共に排気ガス排出管67を介して外気と接続されている。熱交換器62に供給された燃焼排ガスは、貯湯水との熱交換により水蒸気成分が凝縮され、凝縮された水(凝縮水)が図示しない水精製器によって浄化されて改質水タンク57に回収される。また、残りの排気ガス(ガス成分)は、排気ガス排出管67を介して外気へ排出される。
原料ガス供給装置40は、ガス供給源1と気化器32とを接続する原料ガス供給管41を有する。原料ガス供給管41には、ガス供給源1側から順に、原料ガス供給弁(電磁弁)42,43、流量センサ48、原料ガスポンプ45、脱硫器46が設けられており、原料ガスポンプ45を駆動することにより、ガス供給源1からの原料ガスを脱硫器46を通過させて気化器32へ供給する。気化器32へ供給された原料ガスは、気化器32を経由して改質器33へ供給され、燃料ガスへと改質される。
原料ガス供給管41には、ガス供給源1からの原料ガスがガスマイコンメータ(以下、「ガスメータ」という)1aを介して導入される。なお、ガスマイコンメータ1aの下流側には、燃料電池システム10とは並列に、他のガス機器1bも接続されている。他のガス機器1bとしては、例えば、調理機器や温水機器、暖房機器などを挙げることができる。原料ガス供給弁42,43は、直列に接続された2連弁である。流量センサ48は、原料ガス供給管41内を流れる原料ガスの単位時間当たりの流量(ガス流量Fg)を検出する。脱硫器46は、原料ガスに含まれる硫黄分を除去するものであり、例えば、硫黄化合物をゼオライトなどの吸着剤に吸着させて除去する常温脱硫方式などを採用することができる。なお、脱硫方式は、常温脱硫方式に限られず、種々の方式を採用し得る。
原料ガス供給管41の原料ガス供給弁42,43と流量センサ48との間には、負圧遮断弁44が設けられている。図2は、負圧遮断弁44の構成の概略を示す構成図である。負圧遮断弁44は、図2に示すように、円筒状のバルブボディ440と、バルブボディ440内にその軸方向(図2の左右方向)に移動自在に配置される弁体445と、弁体445を付勢するスプリング449とを有する。バルブボディ440は、筒状部441と、筒状部441の一端部から径方向内側に延出される略円形状の側壁部442と、筒状部441の他端部から径方向内側に延出される側壁部443とを有する。筒状部441の側壁部442との境界付近には、径方向に貫通する貫通孔441hが形成されている。側壁部442の中央には、側壁部443側に向かって延出される円錐台状の円錐台部442aと、円錐台部442aを含んで軸方向に貫通する貫通孔442hとが形成されている。円錐台部442aの端面442bは、燃料電池システム10の上下方向に延在する。なお、バルブボディ440の円錐台部442aの端面442bは、本発明の「ボディの所定部分」に相当する。貫通孔441hの直径は、貫通孔442hの直径よりも大きく、貫通孔441hは、上流側の原料ガス供給管41に連通しており、貫通孔442hは、下流側の原料ガス供給管41に連通している。側壁部443の中央には、側壁部442側に向かって延出される円柱状の柱状部443aと、柱状部443aを含んで軸方向に貫通する貫通孔443hとが形成されている。
弁体445は、有底筒状の本体部446と、本体部446に取り付けられる円形状のシール部447とを有する。本体部446は、円形状の円形部446aと円形部446aの外周から軸方向に延出される筒状の筒状部446bとを有する。本体部446は、円形部446aが側壁部442側で本体部446が側壁部443側となるようにバルブボディ440内に配置される。シール部447は、本体部446の外径よりも十分に小さく且つ貫通孔442hの直径よりも若干大きい外径を有し、円形部446aの筒状部446bとは反対側の中央に取り付けられる。このシール部447の端面447aは、側壁部442の端面442bと同様に、燃料電池システム10の上下方向に延在する。バルブボディ440の筒状部441の内周と弁体445の筒状部446bの外周との間には、シール部材448が配置されている。スプリング449は、側壁部443の柱状部443aと本体部446の円形部446aとの間に配置され、シール部447が側壁部442の端面442bの貫通孔442h周辺の部分に当接するように付勢する。
この負圧遮断弁44は、上流側の原料ガス供給管41内の原料ガスの圧力(以下、「原料ガスの供給圧」という)が比較的高いとき(例えば、1.0kPa〜3.3kPa程度の正圧のとき)には、原料ガスの供給圧によって弁体445(本体部446の円形部446a)が受ける力がスプリング449の弾性力によって弁体445(円形部446a)が受ける力に比して十分に大きいことにより、弁体445(本体部446およびシール部447)が側壁部442の端面442bから離間し、バルブボディ440の筒状部441および側壁部442と弁体445とシール部材448とにより形成される空間440sを介して上流側の原料ガス供給管41と下流側の原料ガス供給管41とが連通する。即ち、負圧遮断弁44は開弁する。
これに対して、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じて、原料ガスの供給圧が低下すると、原料ガスの供給圧によって弁体445(本体部446の円形部446a)が受ける力が小さくなり、弁体445が側壁部442の端面442bに接近する。そして、弁体445のシール部447が側壁部442の端面442bの貫通孔442h周辺の部分に当接すると、貫通孔442hが遮蔽され、上流側の原料ガス供給管41と下流側の原料ガス供給管41とが遮断される。即ち、負圧遮断弁44が閉弁する。なお、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じたときとしては、例えば、ガス供給源1が故障したときや、ガス供給源1側の配管が損傷したとき、ガスメータ1aの遮断機能が作動したときなどを挙げることができる。
実施形態では、負圧遮断弁44は、原料ガスの供給圧が所定正圧Pg1(例えば、0.2kPa〜0.3kPa程度の正圧)よりも若干高い所定正圧Pg2(例えば、所定正圧Pg1よりも0.1kPa〜0.2kPa程度高い正圧)以下に至ると、原料ガスの供給圧の低下に伴って弁体445が側壁部442の端面442bに接近し、原料ガスの供給圧が所定正圧Pg1以下に至ると、閉弁するように構成されるものとした。こうした負圧遮断弁44を備えることにより、原料ガス供給管41内が負圧になるのを抑止することができる。この結果、燃料電池システム10が他のガス機器1bに供給された原料ガスを吸引して他のガス機器1bに影響を与えるのを抑制することができる。
また、実施形態では、負圧遮断弁44は、側壁部442の端面442bおよび弁体445のシール部447の端面447aが燃料電池システム10の上下方向に延在するから、側壁部442の端面442bやシール部447の端面447aに異物が付着するのを抑制し、異物により負圧遮断弁44の閉弁が阻害されるのを抑制することができる。さらに、負圧遮断弁44を設けることにより、原料ガス供給弁42,43および負圧遮断弁44に合成オリフィスの機能を持たせることができる。
エア供給装置50は、外気と連通するフィルタ52と燃料電池スタック36とを接続するエア供給管51を有する。エア供給管51には、エアブロワ53が設けられており、エアブロワ53を駆動することにより、フィルタ52を介して吸入したエアを燃料電池スタック36へ供給する。また、エア供給管51には、エアブロワ53の下流側に、エア供給管51を流れるエアの単位時間当たりの流量(エア流量Fa)を検出する流量センサ54が設けられている。
改質水供給装置55は、改質水を貯蔵する改質水タンク57と気化器32とを接続する改質水供給管56を有する。改質水供給管56には、改質水ポンプ58が設けられており、改質水ポンプ58を駆動することにより、改質水タンク57の改質水を気化器32へ供給する。気化器32へ供給された改質水は、気化器32で水蒸気とされ、改質器33における水蒸気改質反応に利用される。また、改質水タンク57には、貯蔵される改質水を精製するための図示しない水精製器が設けられている。
燃料電池スタック36は、酸素イオン伝導体からなる固体電解質と、固体電解質の一方の面に設けられたアノードと、固体電解質の他方の面に設けられたカソードとを備える固体酸化物燃料電池セルが積層されたものである。燃料電池スタック36は、アノードに供給される燃料ガス中の水素とカソードに供給されるエア中の酸素とによる電気化学反応によって発電する。燃料電池スタック36の近傍または内部には、燃料電池スタック36の温度(スタック温度Ts)を検出する温度センサ93が設けられている。燃料電池スタック36の出力端子にはパワーコンディショナ70を介して商用電力系統2から負荷4への電力ライン3が接続されている。
パワーコンディショナ70は、燃料電池スタック36から出力された直流電圧を所定電圧(例えば、DC250V〜300V)まで昇圧するDC/DCコンバータや、昇圧された直流電圧を商用電力系統2と連系可能な交流電圧(例えば、AC200V)に変換するインバータを有する。パワーコンディショナ70から分岐した電力ラインには電源基板78が接続されている。電源基板78は、燃料電池スタック36から出力された直流電圧や商用電力系統2からの交流電圧を補機類の作動に適した直流電圧に変換して補機類に供給するものである。実施形態では、補機類としては、原料ガス供給弁42,43や原料ガスポンプ45、エアブロワ53、改質水ポンプ58、循環ポンプ63などがある。
制御装置80は、CPU81を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU81の他に、処理プログラムを記憶するROM82と、データを一時的に記憶するRAM83と、データを記憶保持する不揮発性のEEPROM84と、計時を行なう図示しないタイマと、図示しない入出力ポートと、を備える。制御装置80には、流量センサ48,54や温度センサ91〜93などからの各種検出信号が入力ポートを介して入力されている。また、制御装置80からは、換気ファン24のファンモータへの駆動信号や原料ガス供給弁42,43のソレノイドへの駆動信号、原料ガスポンプ45のポンプモータへの駆動信号、エアブロワ53のブロワモータへの駆動信号、改質水ポンプ58のポンプモータへの駆動信号、循環ポンプ63のポンプモータへの駆動信号、パワーコンディショナ70(DC/DCコンバータやインバータ)への制御信号、電源基板78への制御信号、点火ヒータ35への駆動信号、各種情報を表示する表示パネル88への表示制御信号や警報器89への発報信号などが出力ポートを介して出力されている。
こうして構成された燃料電池システム10では、負荷4が要求する要求出力に基づくシステム要求値(システム要求出力)を入力し、入力したシステム要求値に基づいて燃料電池スタック36の目標スタック電流Iout*を設定し、設定した目標スタック電流Iout*に応じて原料ガス供給装置40と改質水供給装置55とエア供給装置50とを制御する発電制御を実行する。具体的には、原料ガス供給装置40の制御は、目標スタック電流Iout*に基づいて原料ガス供給装置40が供給すべき目標ガス流量Fg*を設定し、目標ガス流量Fg*と流量センサ48により検出されるガス流量Fgとの偏差に基づくフィードバック制御によりデューティDgを設定し、設定したデューティDgに基づいて原料ガスポンプ45のポンプモータを制御することにより行なわれる。改質水供給装置55の制御は、改質器33に供給される原料ガスの単位時間当たりの流量に対する水蒸気の単位時間当たりの流量の比率であるスチームカーボン比(S/C)が原料ガスの種類に応じて予め定められた所定の比率となるように目標改質水流量Fw*を設定し、設定した目標改質水流量Fw*に基づいてデューティDwを設定し、設定したデューティDwに基づいて改質水ポンプ58のポンプモータを制御することにより行なわれる。エア供給装置50の制御は、原料ガスの目標ガス流量Fg*に対して所定の比率(空燃比)となるようにエア供給装置50が供給すべき目標エア流量Fa*を設定し、設定した目標エア流量Fa*と流量センサ54により検出されるエア流量Faとの偏差に基づくフィードバック制御によりデューティDaを設定し、設定したデューティDaに基づいてエアブロワ53のブロワモータを制御することにより行なわれる。
次に、燃料電池システム10の動作、特に、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じたときの動作について説明する。図3は、制御装置80のCPU81により実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
図3の処理ルーチンが実行されると、制御装置80のCPU81は、原料ガスポンプ45を駆動している(上述の原料ガス供給装置40の制御を実行している)か否かを判定し(ステップS100)、原料ガスポンプ45を駆動していないときには、ステップS100に戻る。
ステップS100で原料ガスポンプ45を駆動しているときには、流量センサ48からのガス流量Fgを入力し(ステップS110)、入力したガス流量Fgを閾値Fgrefと比較する(ステップS120)。ここで、ガス流量Fgrefは、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じた(これに伴って負圧遮断弁44が閉弁した)か否かの判定に用いられる閾値である。ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じて原料ガスの供給圧が低下すると、ガス流量Fgが少なくなる。そして、原料ガスの供給圧が所定正圧Pg1以下に至って負圧遮断弁44が閉弁すると、ガス流量Fgが更に少なくなる(値0になる)。ステップS120の処理は、これを考慮して行なわれる。
ステップS120でガス流量Fgが閾値Fgrefよりも多いときには、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じていない(負圧遮断弁44が開弁している)と判断し、ステップS100に戻る。
ステップS120でガス流量Fgが閾値Fgref以下のときには、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じた(これに伴って負圧遮断弁44が閉弁した)と判断する。このようにして、ガス供給源1からの原料ガスの供給の異常を検知することができる。そして、この場合、警報器89を発報させると共に(ステップS130)、システム停止を行なって(ステップS140)、本ルーチンを終了する。システム停止では、原料ガス供給弁42,43の閉弁や、原料ガスポンプ45と改質水ポンプ58とエアブロワ53との駆動停止などが行なわれる。原料ガス供給弁42,43を閉弁することにより、燃料電池システム10をガス供給源1から遮断することがでできる。
図4は、ガスメータ1aの遮断機能が作動したときの様子の一例を示す説明図である。図示するように、時刻t1にガスメータ1aの遮断機能が作動すると、原料ガスの供給圧が低下し、これに伴って原料ガス供給管41のガス流量Fgが低下し、これに伴って原料ガスポンプ45の制御に用いるデューティDgが上昇する。そして、時刻t2に原料ガスの供給圧が所定正圧Pg1以下に至ると、負圧遮断弁44が閉弁し、時刻t3にガス流量Fgが閾値Fgref以下に至ると、ガス供給源1からの原料ガスの供給の異常を検知する。負圧遮断弁44が閉弁することにより、原料ガス供給管41内が負圧になるのを抑止することができる。この結果、燃料電池システム10が他のガス機器1bに供給された原料ガスを吸引して他のガス機器1bに影響を与えるのを抑制することができる。また、ガス供給源1からの原料ガスの供給の異常の検知に、ガス流量Fgを用いることにより、ガス流量Fgと目標ガス流量Fg*との偏差に基づくデューティDgを用いる場合に比して、ガス供給源1からの原料ガスの供給の異常を早いタイミングで検知することができると考えられる。
以上説明した本実施形態の燃料電池システム10では、原料ガス供給管41の原料ガス供給弁42,43と原料ガスポンプ45との間に負圧遮断弁44を設ける。これにより、原料ガス供給管41内が負圧になるのを抑止することができる。この結果、燃料電池システム10が他のガス機器1bに供給された原料ガスを吸引して他のガス機器1bに影響を与えるのを抑制することができる。
また、燃料電池システム10では、原料ガス供給管41を流れる原料ガスの単位時間当たりの流量(ガス流量Fg)が閾値Fgref以下に至ると、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じた(これに伴って負圧遮断弁44が閉弁した)と判断する。このようにして、ガス供給源1からの原料ガスの供給の異常を検知することができる。そして、この異常を検知すると原料ガス供給弁42,43を閉弁することにより、燃料電池システム10をガス供給源1から遮断することがでできる。
上述の実施形態では、制御装置80のCPU81は、図3の処理ルーチンを実行するものとしたが、これに代えて、図5や図6の処理ルーチンを実行するものとしてもよい。図5や図6の処理ルーチンは、ステップS110,S120の処理をステップS110b,S120bの処理やステップS110c,S120cの処理に置き換えた点を除いて、図2の処理ルーチンと同一である。したがって、同一の処理については同一のステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。以下、順に説明する。
図5の処理ルーチンでは、制御装置80のCPU81は、ステップS100で原料ガスポンプ45を駆動していると判定すると、流量センサ48からガス流量Fgに加えて、原料ガスポンプ45の制御に用いた目標ガス流量Fg*も入力し(ステップS110)、目標ガス流量Fg*からガス流量Fgを減じてこれを目標ガス流量Fg*で除した値((Fg*−Fg)/Fg*)の絶対値を閾値ΔFgrefと比較する(ステップS120b)。
ここで、値((Fg*−Fg)/Fg*)の絶対値は、ガス流量Fgと目標ガス流量Fg*との乖離程度を意味する。また、閾値ΔFgrefは、上述の閾値Fgrefと同様に、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じた(これに伴って負圧遮断弁44が閉弁した)か否かの判定に用いられる閾値である。ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じて原料ガスの供給圧が低下すると、ガス流量Fgが少なくなり、ガス流量Fgと目標ガス流量Fg*との乖離程度が大きくなる。そして、原料ガスの供給圧が所定正圧Pg1以下に至って負圧遮断弁44が閉弁すると、ガス流量Fgが更に少なくなり、ガス流量Fgと目標ガス流量Fg*との乖離程度が更に大きくなる。ステップS120bの処理は、これを考慮して行なわれる。
ステップS120bで値((Fg*−Fg)/Fg*)の絶対値が閾値ΔFgref未満のときには、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じていない(負圧遮断弁44が開弁している)と判断し、ステップS100に戻る。
ステップS120bで値((Fg*−Fg)/Fg*)の絶対値が閾値ΔFgref以上のときには、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じた(これに伴って負圧遮断弁44が閉弁した)と判断し、上述のステップS130,S140の処理を実行して、本ルーチンを終了する。このようにして、値((Fg*−Fg)/Fg*)の絶対値を用いても、ガス供給源1からの原料ガスの供給の異常を検知することができる。
図5の処理ルーチンでは、ガス供給源1からの原料ガスの供給の異常の有無の判定に、目標ガス流量Fg*からガス流量Fgを減じてこれを目標ガス流量Fg*で除した値((Fg*−Fg)/Fg*)の絶対値を用いるものとしたが、目標ガス流量Fg*からガス流量Fgを減じた値(Fg*−Fg)の絶対値を用いるものとしてもよい。
図6の処理ルーチンでは、制御装置80のCPU81は、ステップS100で原料ガスポンプ45を駆動していると判定すると、原料ガスポンプ45の制御に用いたデューティDgを入力し(ステップS110c)、入力したデューティDgを閾値Dgrefと比較する(ステップS120c)。
ここで、閾値Dgrefは、上述の閾値Fgrefや閾値ΔFgrefと同様に、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じた(これに伴って負圧遮断弁44が閉弁した)か否かの判定に用いられる閾値である。ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じて原料ガスの供給圧が低下すると、ガス流量Fgが目標ガス流量Fg*に対して少なくなり、デューティDgが大きくなる。そして、原料ガスの供給圧が所定正圧Pg1以下に至って負圧遮断弁44が閉弁すると、ガス流量Fgが目標ガス流量Fg*に対して更に少なくなり、デューティDgが更に大きくなる。ステップS120cの処理は、これを考慮して行なわれる。
ステップS120cでデューティDgが閾値Dgref未満のときには、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じていない(負圧遮断弁44が開弁している)と判断し、ステップS100に戻る。
ステップS120cでデューティDgが閾値Dgref以上のときには、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じた(これに伴って負圧遮断弁44が閉弁した)と判断し、上述のステップS130,S140の処理を実行して、本ルーチンを終了する。このようにして、デューティDgを用いても、ガス供給源1からの原料ガスの供給の異常を検知することができる。
図3の処理ルーチンでは、ガス流量Fgが閾値Fgref以下のとき、図5の処理ルーチンでは、値((Fg*−Fg)/Fg*)の絶対値が閾値ΔFgref以上のとき、図6の処理ルーチンでは、デューティDgが閾値Dgref以上のときに、それぞれガス供給源1からの原料ガスの供給の異常を検知するものとした。しかし、ガス流量Fgが閾値Fgref以下の状態が所定時間に亘って継続したとき、値((Fg*−Fg)/Fg*)の絶対値が閾値ΔFgref以上の状態が所定時間に亘って継続したとき、デューティDgが閾値Dgref以上の状態が所定時間に亘って継続したときに、それぞれガス供給源1からの原料ガスの供給の異常を検知するものとしてもよい。こうすれば、ガス供給源1からの原料ガスの供給の異常の誤検知を抑制することができる。
上述の実施形態では、負圧遮断弁44は、原料ガス供給管41の原料ガス供給弁42,43と流量センサ48との間に設けられるものとしたが、原料ガス供給管41の流量センサ48と原料ガスポンプ45との間に設けられるものとしてもよい。
上述の実施形態では、図2のように構成される負圧遮断弁44を用いるものとしたが、これに代えて、図7のように構成される負圧遮断弁44Bを用いるものとしてもよい。図7の負圧遮断弁44Bは、負圧遮断弁44に比して、貫通孔442hの内径およびシール部447の外径が大きい点や、貫通孔441hの内径が小さい点、貫通孔442hが上流側の原料ガス供給管41に連通すると共に貫通孔442hが下流側の原料ガス供給管41に連通する点を除いて、図2の負圧遮断弁44と同様に構成されている。貫通孔442hの直径は、貫通孔441hの直径よりも大きく設計されており、シール部447の外径は、本体部446の外径よりも若干小さく且つ貫通孔442hの直径よりも若干大きく設計されている。
この負圧遮断弁44Bは、原料ガスの供給圧が比較的高いとき(例えば、1.0kPa〜3.3kPa程度の正圧のとき)には、原料ガスの供給圧によって弁体445(シール部447)が受ける力がスプリング449の弾性力によって弁体445(本体部446の円形部446a)が受ける力に比して十分に大きいことにより、弁体445(本体部446およびシール部447)が側壁部442の端面442bから離間し、空間440sを介して上流側の原料ガス供給管41と下流側の原料ガス供給管41とが連通する。即ち、負圧遮断弁44は開弁する。
これに対して、ガス供給源1からの原料ガスの供給に異常が生じて、原料ガスの供給圧が低下すると、原料ガスの供給圧によって弁体445(シール部447)が受ける力が小さくなり、弁体445が側壁部442の端面442bに接近する。そして、弁体445のシール部447が側壁部442の端面442bの貫通孔442h周辺の部分に当接すると、貫通孔442hが遮蔽され、原上流側の原料ガス供給管41と下流側の原料ガス供給管41とが遮断される。即ち、負圧遮断弁44が閉弁する。負圧遮断弁44Bは、負圧遮断弁44と同様に、原料ガスの供給圧が所定正圧Pg1以下に至ると閉弁するように構成されるものとした。こうした負圧遮断弁44Bを備える場合でも、負圧遮断弁44を備える場合と同様の効果を奏することができる。
上述の実施形態では、側壁部442の端面442bおよび弁体445のシール部447の端面447aは、燃料電池システム10の上下方向に延在するものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、燃料電池システム10の左右方向などに延在するものとしてもよい。
実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施形態では、燃料電池スタック36が「燃料電池」に相当し、改質器33が「改質器」に相当し、原料ガス供給装置40が「原料ガス供給装置」に相当する。
なお、実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、燃料電池システムの製造産業などに利用可能である。
1 ガス供給源、2 商用電力系統、3 電力ライン、4 負荷、10 燃料電池システム、20 発電ユニット、22 筐体、22a 吸気口、22b 排気口、24 換気ファン、30 燃料電池モジュール、31 モジュールケース、32 気化器、33 改質器、34 燃焼部、35 点火ヒータ、36 燃料電池スタック、37 燃焼触媒、40 原料ガス供給装置、41 原料ガス供給管、42,43 原料ガス供給弁、44,44B 負圧遮断弁、45 原料ガスポンプ、46 脱硫器、48 流量センサ、50 エア供給装置、51 エア供給管、52 フィルタ、53 エアブロワ、54 流量センサ、55 改質水供給装置、56 改質水供給管、57 改質水タンク、58 改質水ポンプ、60 排熱回収装置、61 循環配管、62 熱交換器、63 循環ポンプ、66 凝縮水供給管、67 排気ガス排出管、70 パワーコンディショナ、78 電源基板、80 制御装置、81 CPU、82 ROM、83 RAM、84 EEPROM、88 表示パネル、89 警報器、91 温度センサ、92 温度センサ、93 温度センサ、100 給湯ユニット、101 貯湯タンク、440 バルブボディ、441 筒状部、、441h 貫通孔、442 側壁部、442a 円錐台部、442b 端面、442h 貫通孔、443 側壁部、443a 柱状部、443h 貫通孔、445 弁体、446 本体部、446a 円形部、446b 筒状部、447 シール部、447a 端面、448 シール部材、449 スプリング。

Claims (5)

  1. アノードに供給される燃料ガスとカソードに供給される酸化剤ガスとに基づいて発電する燃料電池と、
    水蒸気および原料ガスの混合ガスを前記燃料ガスに改質して前記アノードに供給する改質器と、
    ガス供給源と前記改質器とを接続する原料ガス供給管と、前記原料ガス供給管に設けられた原料ガス供給弁と、前記原料ガス供給管の前記原料ガス供給弁よりも下流側に設けられた原料ガスポンプとを有し、前記ガス供給源からの前記原料ガスを前記改質器に供給する原料ガス供給装置と、
    を備える燃料電池システムであって、
    前記原料ガス供給装置は、前記原料ガス供給管の前記原料ガス供給弁と前記原料ガスポンプとの間に設けられると共に上流側の前記原料ガス供給管内の前記原料ガスの圧力が所定正圧以下に至ると閉弁する負圧遮断弁を更に有する、
    燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムであって、
    前記原料ガス供給管内を流れる前記原料ガスのガス流量を検出する流量センサと、
    前記原料ガスのガス流量が所定流量以下に至ったとき、または、前記ガス流量と目標ガス流量との乖離程度が所定乖離程度以上に至ったときに、前記ガス供給源からの前記原料ガスの供給に異常が生じたと判定する異常判定部と、
    を備える燃料電池システム。
  3. 請求項1記載の燃料電池システムであって、
    前記原料ガス供給管内を流れる前記原料ガスのガス流量を検出する流量センサと、
    前記原料ガスのガス流量と目標ガス流量との差分が打ち消されるように前記原料ガスポンプのデューティを設定し、前記デューティに基づいて前記原料ガスポンプを制御する制御部と、
    前記デューティが所定デューティ以上に至ったときに、前記ガス供給源からの前記原料ガスの供給に異常が生じたと判定する異常判定部と、
    を備える燃料電池システム。
  4. 請求項2または3記載の燃料電池システムであって、
    前記異常判定部は、前記ガス供給源からの前記原料ガスの供給に異常が生じたと判定すると、前記原料ガス供給弁を閉弁する、
    燃料電池システム。
  5. 請求項1ないし4のうちの何れか1つの請求項に記載の燃料電池システムであって、
    前記負圧遮断弁は、
    前記原料ガス供給管の上流側と下流側とを連通する連通孔を有するボディと、
    前記ボディの所定部分に当接して前記連通孔を遮蔽可能であると共に上流側の前記原料ガス供給管内の前記原料ガスの圧力により前記所定部分から離間する側に付勢される弁体と、
    前記弁体を前記所定部分に当接させる側に付勢する付勢部材とを備え、
    前記所定部分は、前記燃料電池システムの上下方向に延在する、
    燃料電池システム。
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