JP2020187884A - 圧接端子、及び、圧接端子の製造方法 - Google Patents

圧接端子、及び、圧接端子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】板厚よりも小さい圧接スロットを容易に設けることができる圧接端子、及び、圧接端子の製造方法を提供する。【解決手段】圧接端子2は、底板3と、底板3の幅方向D2一端から立設した第1圧接板5と、底板3の幅方向D2他端から立設した第2圧接板6と、を備える。第1圧接板5には、その先端に第1圧接刃51が設けられる。第2圧接板6には、その先端に第2圧接刃61が設けられる。第1圧接板5及び第2圧接板6には、第1圧接刃51及び第2圧接刃61が圧接スロット7を挟んで長さ方向D1に隣り合うように曲げられた曲げ部521A〜523A、621A〜623Aが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、圧接端子、及び、圧接端子の製造方法、に関する。
上述した圧接端子として、特許文献1に記載されたものが提案されている。特許文献1には、圧接スロットを挟んで並べた一対の圧接刃が設けられている。上記圧接端子の圧接スロットは、金属板から圧接スロットに相当する箇所を打ち抜いて形成している。
特開2017−107718号公報
上述したように圧接スロットを打ち抜きにより形成している。このため、金属板の板厚よりも幅が小さい圧接スロットを設けることが難しい、という問題があった。この理由を以下に説明すると、金属板の板厚より薄い打ち抜き治具を用いて、金属板を打ち抜く必要があり、金属板よりも打ち抜き治具の剛性が低くなり、打ち抜くことが難しいからである。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、板厚よりも小さい圧接スロットを容易に設けることができる圧接端子、及び、圧接端子の製造方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る圧接端子、及び、圧接端子の製造方法は、下記[1]〜[5]を特徴としている。
[1]
底板と、
前記底板の一端から立設し、先端に第1圧接刃が設けられた第1圧接板と、
前記底板の前記一端と対向する他端から立設し、先端に第2圧接刃が設けられた第2圧接板と、を備え、
前記第1圧接板及び前記第2圧接板には、前記第1圧接刃及び前記第2圧接刃が圧接スロットを挟んで隣り合うように曲げられた曲げ部が設けられた、
圧接端子であること。
[2]
[1]に記載の圧接端子において、
前記底板上において前記一端及び前記他端が対向する対向方向と直交する直交方向に、前記第1圧接刃及び前記第2圧接刃が前記圧接スロットを挟んで隣り合うように、前記曲げ部が曲げられている、
圧接端子であること。
[3]
[1]又は[2]に記載の圧接端子において、
前記圧接スロットは、被覆電線が圧入される幅が一定な一定幅部を有し、
前記一定幅部の幅が、前記底板、前記第1圧接板及び前記第2圧接板の板厚よりも小さい、
圧接端子であること。
[4]
[1]又は[2]に記載の圧接端子において、
前記圧接スロットは、幅が一定な一定幅部と、前記一定幅部よりも前記底板側に設けられ、前記底板に向かうに従って幅が狭くなる縮幅部と、を有する、
圧接端子であること。
[5]
一枚の金属板を、底板と、前記底板の一端から突出し、先端に第1圧接刃が設けられた第1圧接板と、前記底板の前記一端と対向する他端から突設し、先端に第2圧接刃が設けられた第2圧接板と、を備えた形状に打ち抜く打ち抜き工程と、
前記第1圧接板及び前記第2圧接板を、前記底板から立設させると共に前記第1圧接刃及び前記第2圧接刃が圧接スロットを挟んで隣り合うように曲げる曲げ工程と、を備えた、
圧接端子の製造方法であること。
上記[1]、[3]及び[5]の構成の圧接端子によれば、底板の幅方向一端に第1圧接板が設けられ、幅方向他端に第2圧接板が設けられている。第1圧接板及び前記第2圧接板には、第1圧接刃及び第2圧接刃が圧接スロットを挟んで隣り合うように曲げられた曲げ部が設けられている。即ち、第1圧接板及び第2圧接板に曲げ部を形成することにより、圧接スロットを設けることができる。よって、圧接スロットを打ち抜きにより設ける必要がなく、板厚よりも小さい圧接スロットを容易に設けることができる。
上記[2]の構成の圧接端子によれば、曲げ部は、第1圧接刃及び第2圧接刃が、直交方向に隣り合うように曲げられている。これにより、圧接スロットの幅寸法の精度を向上することができる。
上記[4]の構成の圧接端子によれば、圧接スロットに縮幅部を設けることにより、電線の底板側にも第1圧接板及び第2圧接板を圧接させることができる。
本発明によれば、圧接スロットを打ち抜きにより設ける必要がなく、板厚よりも小さい圧接スロットを容易に設けることができる圧接端子及び圧接端子の製造方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の圧接端子を組み込んだ圧接端子付き被覆電線の一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す圧接端子の斜視図である。 図3は、図1に示す圧接端子の側面図である。 図4は、図1に示す圧接端子の正面図である。 図5は、図1に示す圧接端子の展開図である。 図6は、他の実施形態における圧接端子の斜視図である。 図7は、他の実施形態における圧接端子の斜視図である。 図8は、他の実施形態における圧接端子の斜視図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
本実施形態の圧接端子付き被覆電線1は、図1に示すように、圧接端子2と、圧接端子2に圧接された被覆電線10と、を備えている。被覆電線10は、導電性の芯線11と、芯線11を被覆する絶縁被覆12と、を有している。圧接端子2は、1枚の金属板をプレス成形することにより一部品で形成され、被覆電線10に圧接される。
上記圧接端子2は、図2等に示すように、底板3と、底板3から立設する2つの圧接ユニット部4,4と、を備えている。底板3は、長尺に形成されている。2つの圧接ユニット部4,4は、底板3の長さ方向D1に離間して並べて設けられている。2つの圧接ユニット部4,4は各々、底板3の幅方向D2(対向方向)一端から立設し、先端に第1圧接刃51が設けられた第1圧接板5と、底板3の幅方向D2他端から立設し、先端に第2圧接刃61が設けられた第2圧接板6と、を有している。これら第1圧接板5及び第2圧接板6は、長さ方向D1(直交方向)に離間して設けられている。
また、本実施形態においては、圧接端子2は、隣り合う2つの圧接ユニット部4,4の一方の第1圧接刃51と、他方の第2圧接刃61と、が長さ方向D1に隣り合うように設けられている。
上記第1圧接板5及び第2圧接板6には、第1圧接刃51及び第2圧接刃61が圧接スロット7を挟んで長さ方向D1に隣り合うように曲げられた曲げ部521A〜523A及び621A〜623Aが設けられている。詳しく説明すると、第1圧接板5は、3つの曲げ部521A〜523Aと、曲げ部521A−曲げ部522A間の第1側板53Aと、曲げ部522A−曲げ部523A間の第1上板54Aと、曲げ部523Aより先端の上記第1圧接刃51と、が設けられている。
曲げ部521A〜523Aは各々、長さ方向D1に沿って略90度に折り曲げて形成される。図3に示すように、曲げ部521Aは、底板3の幅方向D2一端に設けられ、この曲げ部521Aによって第1側板53Aが、底板3に対して垂直に立設する。曲げ部522Aは、第1側板53Aの先端に設けられ、第1上板54Aの先端が、底板3の幅方向D2他端に近づく方向に曲げられる。この曲げ部522Aによって第1上板54Aが、第1側板53Aに対して垂直に立設し、底板3と平行になる。曲げ部523Aは、第1上板54Aの先端に設けられ、第1圧接刃51の先端が、底板3から離れる方向に曲げられる。この曲げ部523Aによって第1圧接刃51が、底板3及び第1上板54Aに対して垂直に立設する。本実施形態では、曲げ部523Aは、底板3の幅方向D2中央上に設けられる。
第2圧接板6は、図3に示すように、3つの曲げ部621A〜623Aと、曲げ部621A−曲げ部622A間の第2側板63Aと、曲げ部622A−曲げ部623A間の第2上板64Aと、曲げ部623Aより先端の上記第2圧接刃61と、が設けられている。
曲げ部621A〜623Aは各々、長さ方向D1に沿って略90度に折り曲げて形成される。図3に示すように、曲げ部621Aは、底板3の幅方向D2他端に設けられ、この曲げ部621Aによって第2側板63Aが、底板3に対して垂直に立設する。曲げ部622Aは、第2側板63Aの先端に設けられ、第2上板64Aの先端が、底板3の幅方向D2一端に近づく方向に曲げられる。この曲げ部622Aによって第2上板64Aが、第2側板63Aに対して垂直に立設し、底板3と平行になる。曲げ部623Aは、第2上板64Aの先端に設けられ、第2圧接刃61の先端が、底板3から離れる方向に曲げられる。この曲げ部623Aによって第2圧接刃61が、底板3及び第2上板64Aに対して垂直に立設する。本実施形態では、曲げ部623Aは、底板3の幅方向D2中央上に設けられる。
上記第1、第2圧接板5、6の曲げ部523A、623Aは、長さ方向D1に並んで設けられる。これにより、第1圧接刃51及び第2圧接刃61が同一平面上となり、圧接スロット7を挟んで長さ方向D1に隣り合うように底板3から立設する。
上記圧接スロット7の詳細な形状について図4を参照して説明する。第1圧接刃51及び第2圧接刃61間の圧接スロット7は、底板3から離れた側(以下、上側)の開口部71と、開口部71より底板3側(以下、下側)の第1一定幅部72と、第1一定幅部72よりも下側の縮幅部73と、縮幅部73よりも下側の第2一定幅部74と、を備えている。
開口部71は、下側に向かうに従って幅が狭くなるように形成され、被覆電線10を第1一定幅部72までガイドする。第1一定幅部72は、幅が一定に設けられ、その幅は開口部71の下端の幅と同じに設けられている。この第1一定幅部72に被覆電線10の芯線11が圧入されると、第1圧接刃51及び第2圧接刃61が被覆電線10の長さ方向D1両側の絶縁被覆12を食い破り、長さ方向D1両側から芯線11に接触して導通する。
縮幅部73は、下側に向かうに従って幅が狭くなるように形成され、上端の幅は第1一定幅部72の幅と同じに設けられている。縮幅部73まで被覆電線10の芯線11が圧入されると、第1圧接刃51及び第2圧接刃61が被覆電線10の下側を食い破り、芯線11の底板3側に接触して導通する。
第2一定幅部74は、一定の幅に設けられ、その幅は縮幅部73の下端の幅と同じに設けられている。第2一定幅部74には被覆電線10が圧入されない。この第2一定幅部74の幅としては、被覆電線10の芯線11が挿入されないように、出来る限り小さい方が好ましい。本実施形態では、上述した第1一定幅部72の幅は、圧接端子2を形成する金属板の厚さよりも小さく形成されている。
次に、上述した圧接端子2の製造方法について説明する。まず、打ち抜き型を用いて一枚の金属板を、図5に示すように底板3と、底板3の一端から突出した第1圧接板5と、底板3の他端から突出した第2圧接板6と、を備えた形状に打ち抜く。このとき、底板3、第1圧接板5及び第2圧接板6は、同一平面上に配置されている。第1圧接板5及び第2圧接板6は、長さ方向D1に離間している。第1圧接板5及び第2圧接板6の先端の離間距離Lが、上記圧接スロット7の第1一定幅部72の幅となる。
次に、プレス部材を用いて図5中の点線に沿って第1圧接板5及び第2圧接板6を折り曲げて曲げ部521A〜523A、621A〜623Aを設けて、第1圧接板5及び第2圧接板6を、底板3から立設させると共に、第1圧接刃51及び第2圧接刃61と圧接スロット7を挟んで隣り合うように曲げて完成する。
上述した実施形態の圧接端子2によれば、底板3の幅方向D2一端に第1圧接板5が設けられ、幅方向D2他端に第2圧接板6が設けられている。第1圧接板5及び第2圧接板6は、第1圧接刃51及び第2圧接刃61が圧接スロット7を挟んで隣り合うように曲げられた曲げ部521A〜523A、621A〜623Aが設けられている。即ち、第1圧接板5及び第2圧接板6に曲げ部521A〜523A、621A〜623Aを形成することにより、圧接スロット7を設けることができる。よって、圧接スロット7を打ち抜きにより設ける必要がなく、板厚よりも小さい圧接スロット7を容易に設けることができる。
また、上述したように製造した圧接端子2の圧接スロット7は、下端に第2一定幅部74が設けられ、下端が開口している。ところで、従来のように打ち抜きで圧接スロットを設けて、圧接スロット7の下端が開口していない(下端が閉じている)形状の場合、圧接スロットの下端では被覆電線10に合わせて圧接刃が変形しにくいため、高い圧接力を得ることができない。一方、本実施形態の圧接端子2は、圧接スロット7が下端まで開口されているため、被覆電線10を縮幅部73まで挿入した際に、被覆電線10に合わせて第1、第2圧接刃51、61が変形できるため、圧接力を高めることができる。
上述した実施形態によれば、曲げ部521A〜523A、621A〜623Aは、第1圧接刃51及び第2圧接刃61が長さ方向D1に隣り合うように曲げられている。これにより、圧接スロット7の幅寸法の精度は、折り曲げ精度に依存することがないため、向上することができる。
上述した実施形態の圧接端子2によれば、圧接スロット7に縮幅部73を設けることにより、被覆電線10の芯線11の下側にも第1圧接板5及び第2圧接板6を圧接させることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
即ち、実施形態においては、2つの圧接ユニット部4,4の一方の第1圧接板5と、2つの圧接ユニット部4,4の他方の第2圧接板6と、が長さ方向D1に隣接して設けられていたが、これに限ったものではない。図6に示すように、2つの圧接ユニット部4,4の一方の第1圧接板5と、2つの圧接ユニット部4,4の他方の第1圧接板5と、が長さ方向D1に隣接して設けてもよい。また、この隣り合った2つの圧接ユニット部4,4の第1圧接板5,5同士は、1枚の圧接板により設けてもよい。
また、上述した実施形態においては、2つの圧接ユニット部4,4を長さ方向D1に並べて設けていたが、これに限ったものではない。圧接ユニット部4は、図7に示すように、1つでもよく、複数設けられることが必須ではない。
また、上述した実施形態においては、第1圧接板5及び第2圧接板6は3つの曲げ部521A〜523A及び621A〜623Aを設けていたが、これに限ったものではない。図8に示すように、第1圧接板5及び第2圧接板6にそれぞれ2つの曲げ部521B、522B及び621B、622Bを設けて、第1圧接刃51及び第2圧接刃61を、圧接スロット7を挟んで隣り合うように設けてもよい。
この場合、第1圧接板5は、2つの曲げ部521B、522Bと、曲げ部521B−曲げ部522B間の第1傾斜板53Bと、曲げ部522Bよりも先端の第1圧接刃51と、を有している。曲げ部521Bは、底板3の幅方向D2一端に設けられ、第1傾斜板53Bの先端が底板3の幅方向D2他端に近づく方向に曲げられる。この曲げ部521Bによって第1傾斜板53Bが底板3に対して斜めに傾くように曲げられる。
曲げ部522Bは、第1傾斜板53Bの先端に設けられ、第1圧接刃51の先端が底板3から離れる方向に曲げられる。この曲げ部522Bによって第1圧接刃51が、底板3に対して垂直に立設する。
第2圧接板6は、2つの曲げ部621B、622Bと、曲げ部621B−曲げ部622B間の第2傾斜板63Bと、曲げ部622Bよりも先端の第2圧接刃61と、を有している。曲げ部621Bは、底板3の幅方向D2他端に設けられ、第2傾斜板63Bの先端が底板の幅方向D2一端に近づく方向に曲げられる。この曲げ部621Bによって第2傾斜板63Bが底板3に対して斜めに傾くように曲げられる。
上記第1、第2圧接板5、6の曲げ部522B、622Bは、長さ方向D1に並んで設けられる。これにより、第1圧接刃51及び第2圧接刃61が、圧接スロット7を挟んで長さ方向D1に隣り合うように底板3から立設する。
また、第1圧接板5に1つの図示しない曲げ部を設け、第2圧接板6に2又は3つの図示しない曲げ部を形成してもよい。第1圧接板5に設けた1つの曲げ部は、底板3の幅方向D2一端に設けられる。この曲げ部により、第1圧接板5全体が、底板3に対して垂直に立設する。第2圧接板6には、図2及び図8に示すように、2つ又は3つの曲げ部を設ければ、第1圧接刃51及び第2圧接刃61が、圧接スロット7を挟んで長さ方向D1に隣り合うように底板3から立設する。
また、上述した実施形態によれば、圧接スロット7の第1一定幅部72を金属板の板厚、即ち底板3、第1圧接板5及び第2圧接板6の板厚よりも小さく設けていたが、これに限ったものではない。圧接スロット7の第1一定幅部72を金属板の板厚と同じが、それよりも大きく設けてもよい。
また、上述した実施形態によれば、圧接スロット7には縮幅部73が設けられていたが、これに限ったものではない。圧接スロット7としては、第1一定幅部72が圧接スロット7の下端まで延在していてもよい。
ここで、上述した本発明に係る圧接端子、及び、圧接端子の製造方法の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
底板(3)と、
前記底板(3)の一端から立設し、先端に第1圧接刃(51)が設けられた第1圧接板(5)と、
前記底板(3)の前記一端と対向する他端から立設し、先端に第2圧接刃(61)が設けられた第2圧接板(6)と、を備え、
前記第1圧接板(5)及び前記第2圧接板(6)には、前記第1圧接刃(51)及び前記第2圧接刃(61)が圧接スロット(7)を挟んで隣り合うように曲げられた曲げ部(521A〜523A、521B、522B、621A〜623A、621B、622B)が設けられた、
圧接端子(2)。
[2]
[1]に記載の圧接端子(2)において、
前記底板(3)上において前記一端及び前記他端が対向する対向方向(D2)と直交する直交方向(D1)に、前記第1圧接刃(51)及び前記第2圧接刃(61)が前記圧接スロット(7)を挟んで隣り合うように、前記曲げ部(521A〜523A、521B、522B、621A〜623A、621B、622B)が曲げられている、
圧接端子(2)。
[3]
[1]又は[2]に記載の圧接端子(2)において、
前記圧接スロット(7)は、被覆電線(10)が圧入される幅が一定な一定幅部(72)を有し、
前記一定幅部(72)の幅が、前記底板(3)、前記第1圧接板(5)及び前記第2圧接板(6)の板厚よりも小さい、
圧接端子(2)。
[4]
[1]又は[2]に記載の圧接端子(2)において、
前記圧接スロット(7)は、幅が一定な一定幅部(72)と、前記一定幅部(72)よりも前記底板(3)側に設けられ、前記底板(3)に向かうに従って幅が狭くなる縮幅部(73)と、を有する、
圧接端子(2)。
[5]
一枚の金属板を、底板(3)と、前記底板(3)の一端から突出し、先端に第1圧接刃(51)が設けられた第1圧接板(5)と、前記底板(3)の前記一端と対向する他端から突設し、先端に第2圧接刃(61)が設けられた第2圧接板(6)と、を備えた形状に打ち抜く打ち抜き工程と、
前記第1圧接板(5)及び前記第2圧接板(6)を、前記底板(3)から立設させると共に前記第1圧接刃(51)及び前記第2圧接刃(61)が圧接スロット(7)を挟んで隣り合うように曲げる曲げ工程と、を備えた、
圧接端子(2)の製造方法。
2 圧接端子
3 底板
5 第1圧接板
6 第2圧接板
7 圧接スロット
10 被覆電線
51 第1圧接刃
61 第2圧接刃
72 第1一定幅部(一定幅部)
73 縮幅部
521A〜523A 曲げ部
521B、522B 曲げ部
621A〜623A 曲げ部
621B、622B 曲げ部
D1 長さ方向(直交方向)
D2 幅方向(対向方向)

Claims (5)

  1. 底板と、
    前記底板の一端から立設し、先端に第1圧接刃が設けられた第1圧接板と、
    前記底板の前記一端と対向する他端から立設し、先端に第2圧接刃が設けられた第2圧接板と、を備え、
    前記第1圧接板及び前記第2圧接板には、前記第1圧接刃及び前記第2圧接刃が圧接スロットを挟んで隣り合うように曲げられた曲げ部が設けられた、
    圧接端子。
  2. 請求項1に記載の圧接端子において、
    前記底板上において前記一端及び前記他端が対向する対向方向と直交する直交方向に、前記第1圧接刃及び前記第2圧接刃が前記圧接スロットを挟んで隣り合うように、前記曲げ部が曲げられている、
    圧接端子。
  3. 請求項1又は2に記載の圧接端子において、
    前記圧接スロットは、被覆電線が圧入される幅が一定な一定幅部を有し、
    前記一定幅部の幅が、前記底板、前記第1圧接板及び前記第2圧接板の板厚よりも小さい、
    圧接端子。
  4. 請求項1又は2に記載の圧接端子において、
    前記圧接スロットは、幅が一定な一定幅部と、前記一定幅部よりも前記底板側に設けられ、前記底板に向かうに従って幅が狭くなる縮幅部と、を有する、
    圧接端子。
  5. 一枚の金属板を、底板と、前記底板の一端から突出し、先端に第1圧接刃が設けられた第1圧接板と、前記底板の前記一端と対向する他端から突設し、先端に第2圧接刃が設けられた第2圧接板と、を備えた形状に打ち抜く打ち抜き工程と、
    前記第1圧接板及び前記第2圧接板を、前記底板から立設させると共に前記第1圧接刃及び前記第2圧接刃が圧接スロットを挟んで隣り合うように曲げる曲げ工程と、を備えた、
    圧接端子の製造方法。
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