JP2020186609A - 宅配ボックスの解錠装置 - Google Patents

宅配ボックスの解錠装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020186609A
JP2020186609A JP2019093114A JP2019093114A JP2020186609A JP 2020186609 A JP2020186609 A JP 2020186609A JP 2019093114 A JP2019093114 A JP 2019093114A JP 2019093114 A JP2019093114 A JP 2019093114A JP 2020186609 A JP2020186609 A JP 2020186609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delivery box
base
pressing member
door
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019093114A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6968385B2 (ja
Inventor
友志郎 久保
Yuushirou Kubo
友志郎 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2019093114A priority Critical patent/JP6968385B2/ja
Publication of JP2020186609A publication Critical patent/JP2020186609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6968385B2 publication Critical patent/JP6968385B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

【課題】押圧部材の操作位置を意識しなくても宅配ボックスの施錠を容易に解除できる解除装置を提供する。【解決手段】宅配ボックス1の内部に設けられ、宅配ボックス1の施錠を宅配ボックス1の内部からの操作で解錠する宅配ボックス1の解錠装置であって、宅配ボックス1の内側面に固定される基台11と、基台11に固定される案内部材12と案内部材12によって前記基台11に支持され、基台11に近接する方向に移動可能な押圧部材14と、基台11と押圧部材14との間に配置され、押圧部材14に基台11から離間する方向の力を加える弾性部材13と、基台11と押圧部材14との間に配置されるワイヤー15と、を備え、ワイヤー15が、宅配ボックス1の施錠装置4に連結され、押圧部材14が基台11に近接する方向に押されると、ワイヤー15が引き寄せられて施錠装置4の施錠を解除する。【選択図】図1

Description

本発明は、宅配ボックスの解錠装置に関する。
従来、施錠可能な大型の宅配ボックスにおいて、宅配ボックス内に不測に閉じ込められた子供等が自力で脱出できる宅配ボックスの安全装置が提案されている。宅配ボックスの安全装置は、宅配ボックスの内部に閉じ込められた子供等が宅配ボックスの内部に設置された安全装置のレバーやボタンを操作することで宅配ボックスの施錠を解除することができる。このような宅配ボックスの安全装置において、暗いボックス内でも子供が容易に操作できる宅配ボックスの安全装置が知られている。例えば特許文献1の如くである。
特許文献1に記載の宅配ボックスの安全装置は、施錠を解除する先端プレートと殴打用プレートを備える。先端プレートは、途中部を揺動中心として揺動自在に構成されている。殴打用プレートは、一側端を揺動中心として揺動自在に構成されている。さらに、先端プレートの一側端と殴打用プレートの他側端とが揺動自在に連結されている。宅配ボックスの安全装置は、殴打用プレートが殴打等によって揺動操作されると、先端プレートが連動して宅配ボックスの施錠を解除する。このように構成されている宅配ボックスの安全装置は、暗いボックス内で子供が殴打用プレートを操作し易いように、操作に最低限必要な大きさよりも十分大きく形成されている。しかし、殴打用プレートの操作は、一側端を揺動中心とする揺動操作であるため、殴打用プレートの操作位置毎に宅配ボックスの施錠の解除に必要な力が異なる。従って、特許文献1に記載の安全装置は、殴打用プレートの操作位置によっては、容易に宅配ボックスの施錠を解錠できない場合があった。
特開2002−4673号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、押圧部材の操作位置を意識しなくても宅配ボックスの施錠を容易に解除できる解除装置の提供を目的とする。
即ち、第一の発明は、宅配ボックスの内部に設けられ、前記宅配ボックスの施錠装置の施錠を前記宅配ボックスの内部からの操作で解除する宅配ボックスの解錠装置であって、前記宅配ボックスの内側面に固定される基台と、前記基台に固定される案内部材と前記案内部材によって前記基台に支持され、前記基台に近接する方向に移動可能な押圧部材と、前記基台と前記押圧部材との間に配置され、前記押圧部材に前記基台から離間する方向の力を加える弾性部材と、前記基台と前記押圧部材との間に配置されるワイヤーと、を備え、前記ワイヤーが、前記宅配ボックスの施錠装置に連結され、前記押圧部材が前記基台に近接する方向に押されると、前記ワイヤーが引き寄せられて前記施錠装置の施錠を解除するものである。
第二の発明は、前記基台が、前記宅配ボックスの扉に設けられ、前記基台に支持される前記押圧部材によって前記扉の内側面を覆うものである。
第三の発明は、前記基台に支持される押圧部材が、前記宅配ボックスにおける内側面の任意の位置に設けられ、前記ワイヤーが前記宅配ボックスの内壁に沿って這わされるとともに、施錠装置に連結されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第一の発明においては、押圧部材が案内部材に沿って移動するように構成されているので、押圧部材の操作位置に関わらず、等しい力によって押圧部材が基台に向かって移動される。これにより、押圧部材の操作位置を意識しなくても宅配ボックスの施錠を容易に解除できる。
第二の発明においては、宅配ボックス内の扉側全面が押圧部材で構成されているので、扉側の無作為な位置の押圧に関わらず、等しい力によって押圧部材が基台に向かって移動される。これにより、押圧部材の操作位置を意識しなくても宅配ボックスの施錠を容易に解除できる。
第三の発明においては、宅配ボックス内の任意の位置に押圧部材が配置されているので、宅配ボックスの形状を考慮した押されやすい位置に押圧部材が配置されている。これにより、押圧部材の操作位置を意識しなくても宅配ボックスの施錠を容易に解除できる。
宅配ボックスの一実施形態の構成を示す概略図。 図2は施錠装置を示す。(A)は施錠装置が施錠している状態を示し、(B)は施錠装置が解錠されている状態を示す。 解除装置の正面図および側面図を示す。 図4は施錠装置と解除装置との作動態様を示す。(A)は施錠装置が施錠している状態を示し、(B)は施錠装置の施錠が解除装置によって解除されている状態を示す。 解除装置の押圧部材の形状が異なる別実施形態を示す。 解除装置の位置が異なる別実施形態を示す。
初めに、図1と図2を用いて、本発明に係る宅配ボックス1の一実施形態である宅配ボックス1について説明する。
図1に示すように、宅配ボックス1は、配達された荷物を収納しておく保管庫である。宅配ボックス1は、屋外または屋外から操作可能な場所に設置されている。宅配ボックス1は、様々な大きさの宅配された荷物を収納できる大きさに構成されている。宅配ボックス1は、容器2と、施錠装置4と、解錠装置10とを具備している。
容器2は、宅配ボックス1を構成する主な部材である。容器2は、中空の立方体または直方体に形成されている。容器2は、内部に子供が入り込める程度の大きさに形成されている。容器2は、一つの側面に開口部2aが形成されている。容器2の開口部2aには扉3が設けられている。扉3は、蝶番等を介して容器2に支持され、開閉可能に構成されている。扉3には、施錠装置4が設けられている。扉3は、閉じている状態において施錠装置4によって施錠されている。
図2に示すように、施錠装置4は、所定の操作によって扉3を施錠したり、施錠を解除したりするものである。施錠装置4は、シリンダー5、かんぬき支持部材6、かんぬき8、ばね9を備える。
シリンダー5は、特定の鍵穴5cによって所定の部分が回転可能に構成されている部材である。シリンダー5は、円柱状に形成されている。シリンダー5の一側端には、鍵穴5aが設けられている。また、シリンダー5の他側端には、鍵穴5aに挿入された鍵穴5cを回転させることでシリンダー5の軸を回転中心として回転する凸部5bが設けられている。シリンダー5は、扉3に形成された図示しないシリンダー取付孔に固定されている。シリンダー5は、鍵穴5aが設けられている一側を扉3の外側面に向け、凸部5bが設けられている他側を扉3の内側面に向けて配置されている。
かんぬき支持部材6は、かんぬき8を摺動自在に支持する部材である。かんぬき支持部材6は、略長方形状の板材から形成されている。かんぬき支持部材6には、シリンダー5の凸部5bが係合する溝孔6aが形成されている。かんぬき支持部材6の一側には、かんぬき8に係合される係合ピン6bが設けられている。かんぬき支持部材6の他側には、支持部材側ばね用ピン6cが設けられている。
かんぬき支持部材6は、シリンダー5の凸部5bが溝孔6aに係合された状態でシリンダー5の他側端に摺動自在に支持されている。また、かんぬき支持部材6は、扉3の内側面に固定されている回り止め部材7によって長手方向に摺動自在に支持され、凸部5bの回転による連れ回りが防止される。つまり、かんぬき支持部材6は、シリンダー5と回り止め部材7によって、扉3の内側面に支持されている。かんぬき支持部材6は、溝孔6aに係合している凸部5bが回転することでかんぬき支持部材6の長手方向に移動可能に構成されている。
かんぬき8は、扉3を開かないようにする部材である。かんぬき8は、板材が略長方形状に形成されている。かんぬき8は、対向する長辺部分が屈曲されて壁部8aが形成されている。対向する壁部8aは、かんぬき支持部材6が摺動自在に嵌合可能な間隔に形成されている。壁部8aの一側端部は傾斜面が形成されている。壁部8aの他側端部にはかんぬき側ばね用ピン8bが設けられている。かんぬき8の一側には、長手方向に延びる係合用長孔8cが形成されている。かんぬき8の途中部は、かんぬき支持部材6を支持しているシリンダー5と支持部材側ばね用ピン6cとの干渉を避けるための抜き孔8dが形成されている。
かんぬき8は、対向する壁部8aの間にかんぬき支持部材6が配置されている。つまり、かんぬき8は、かんぬき支持部材6によって、かんぬき支持部材6の長手方向に移動自在に支持されている。この際、壁部8aの一側端部は、扉3の外縁側に配置されている。かんぬき8の抜き孔8dには、シリンダー5と支持部材側ばね用ピン6cとが配置されている。かんぬき8の係合用長孔8cには、かんぬき支持部材6の係合ピン6bが嵌合されている。これにより、かんぬき8は、かんぬき支持部材6に対する長手方向の移動量が規制される。
ばね9は、かんぬき8に一方向の力を加える部材である。ばね9は、引っ張りばねから構成されている。ばね9の両端は、かんぬき支持部材6の支持部材側ばね用ピン6cと、かんぬき8のかんぬき側ばね用ピン8bとに初張力を生じさせた状態でそれぞれ接続されている。つまり、ばね9は、かんぬき側ばね用ピン8bを支持部材側ばね用ピン6cに近づける方向の力を加えている。これにより、かんぬき8は、ばね9の力によって一側端が扉3の外縁から突出した状態で維持されている。かんぬき8は、かんぬき支持部材6の係合ピン6bによって扉3の外縁からの突出量が規制される。
図2(A)に示すように、宅配ボックス1は、扉3が閉まっている状態において、扉3から突出しているかんぬき8の一側端(以下「係合部」と記す)が容器2に形成されているに嵌合している。つまり、宅配ボックス1は、扉3が閉まっている状態において施錠装置によって施錠されている。
図2(B)に示すように、シリンダー5に特定の鍵穴5cを挿入して回転させた場合、シリンダー5の凸部5bが回転する(円弧矢印参照)。凸部5bが嵌合しているかんぬき支持部材6の溝孔6aを押圧することで、かんぬき支持部材6は、扉3の外縁から離れる方向に移動される(白塗矢印参照)。かんぬき支持部材6の係合ピン6bに係合されているかんぬき8は、かんぬき支持部材6と共に扉3に外縁から離れる方向に移動される。これにより、かんぬき8は、容器2に形成されているかんぬき孔2bから離間する。つまり、宅配ボックス1は、鍵穴5cの回転によって施錠が解除される。
次に、図3用いて、宅配ボックス1の解錠装置10について説明する。解錠装置10は、基台11と、案内部材12と、弾性部材13と、押圧部材14と、ワイヤー15とを具備する。
基台11は、解錠装置10の基部となる部材である。基台11は、長方形状の板金が屈曲されて突出部11aと取付部11bとが形成されている。突出部11aには、取付部11bと平行な平坦面が形成されている。基台11は、扉3の内側面に取付部11bが固定されている。つまり、基台11は、突出部11aの平坦面と扉3の内側面とが平行な状態で扉3の内側面に固定されている。本実施形態において、基台11は、宅配ボックス1の施錠装置4よりも扉3の内側(蝶番側)に配置されている(図1参照)。
案内部材12は、押圧部材14を案内する部材である。案内部材12は、ボルト等から構成されている。案内部材12は、基台11の突出部11aに設けられている。案内部材12は、その軸方向が突出部11aの平坦面に対して略垂直になるように配置されている。
弾性部材13は、押圧部材14に力を加える部材である。弾性部材13は、皿ばねから構成されている。弾性部材13は、基台11の突出部11aに配置されている。弾性部材13は、案内部材12に支持されている。弾性部材13は、案内部材12の軸方向に力が加わると弾性変形しながら、変形量に応じた反力を発生させる。なお、弾性部材13は、皿ばねに限定するものではなく、案内部材12の軸方向に力が加わると弾性変形しながら、変形量に応じた反力を発生させるものであればよい。
押圧部材14は、施錠装置4の施錠を解除するための操作を行う部材である。押圧部材14は、長方形状の板金うち対向する長辺がそれぞれ屈曲されたワイヤー屈曲部14aと、対向するワイヤー屈曲部14aを繋ぐ押圧部14bとが形成されている。押圧部14bは、宅配ボックス1の容器2内に入り込める子供の手よりも十分大きい面積の平坦面からなる。対向して形成されているワイヤー屈曲部14aは、基台11の突出部11aの幅よりも大きい間隔に形成されている。
押圧部材14は、案内部材12の軸方向に移動可能に支持されている。押圧部材14は、押圧部14bが案内部材12の軸方向に対して垂直になるように配置されている。また、押圧部材14は、弾性部材13を介して基台11に支持されている。この際、ワイヤー屈曲部14aの基台側端部は、基台11における突出部11aの平坦面と略同一の軸方向位置に配置されている。押圧部材14は、弾性部材13を弾性変形させる程度の力が加わることで、案内部材12に沿って基台11に近接する方向に移動するように構成されている。
ワイヤー15は、押圧部材14の動きを宅配ボックス1の施錠装置4に伝達する非収縮性の部材である。ワイヤー15の一側端は、押圧部材14のワイヤー屈曲部14aに連結されている。ワイヤー15の他側端は、施錠装置4におけるかんぬき8のかんぬき側ばね用ピン8bに連結されている。また、ワイヤー15は、基台11と押圧部材14との間を通過してかんぬき側ばね用ピン8bとワイヤー屈曲部14aとを連結している。
このように構成される宅配ボックス1の解錠装置10は、宅配ボックス1における扉3の内側面に設けられている。解錠装置10における押圧部材14の押圧部14bは、扉3の内側面と略平行になるように構成されている。つまり、解錠装置10は、押圧部14bを押圧することで、扉3を容器2の内部から外部にむかって押圧するように構成されている。
次に、図4を用いて、解錠装置10による宅配ボックス1の施錠の解除について説明する。本実施形態において、宅配ボックス1の施錠の解除は、容器2の内部から行うものとする。
図4(A)に示すように、宅配ボックス1は、扉3が閉じている。また、宅配ボックス1の施錠装置4は、ばね9の力によってかんぬき8が容器2のかんぬき孔2bに挿入されている。つまり、宅配ボックス1の扉3は、施錠装置4によって施錠されている状態である。
図4(B)に示すように、解錠装置10は、容器2の内部から押圧部材14が押されると、弾性部材13を撓ませながら押圧部材14が基台11に向かって移動する(矢印参照)。押圧部材14は、案内部材12によって支持されているので、押圧部材14の押された位置に関わらず略同一の力で基台11に向かって案内部材12に沿うように移動する。
押圧部材14におけるワイヤー屈曲部14aの基台側端部は、押圧部材14の移動によって基台11における突出部11aの平坦面よりも扉3側に移動される。ワイヤー屈曲部14aに連結されているワイヤー15は、基台11の突出部11aに押し付けられる。つまり、ワイヤー15の途中部が、突出部11aによって押圧部材14の内側に相対的に押し込まれる。これにより、ワイヤー15が連結されているワイヤー屈曲部14aから施錠装置4におけるかんぬき8のかんぬき側ばね用ピン8bまでのワイヤー15の経路長が長くなる。非伸縮性のワイヤー15は、ワイヤー15の経路長が長くなった分だけ、かんぬき側ばね用ピン8bを押圧部材14側に引き寄せる(白塗矢印参照)。
施錠装置4のかんぬき支持部材6は、シリンダー5の凸部5bとの係合により位置が固定されている。しかし、施錠装置4のかんぬき8は、かんぬき支持部材6の長手方向に移動自在に支持されているので、ワイヤー15によって押圧部材14側に引き寄せられる。つまり、解錠装置10は、施錠された状態のかんぬき8を扉3の内側(蝶番側)に移動させる(白塗矢印参照)。これにより、かんぬき8が容器2のかんぬき孔2bから引き抜かれ、宅配ボックス1の扉3の施錠が解除される。この際、解錠装置10は、扉3に設けられているので、押圧部材14が押されると、施錠装置4の施錠を解除するとともに、扉3を開く方向の力が扉3に伝わる。従って、宅配ボックス1は、施錠装置4の施錠が解除されると、扉3が押されて開いた状態になる。
このように、解錠装置10は、押圧部材14が案内部材12に沿って移動するように構成されているので、押圧部材14の押圧位置に関わらず、等しい力によって押圧部材14が基台11に向かって移動される。これにより、解錠装置10は、押圧部材14の押圧位置を意識しなくても宅配ボックス1の施錠を容易に解除できる。また、解錠装置10は、採光用の孔を押圧部材14に形成して押圧部材14の位置を示すように構成することで、暗い宅配ボックス1内での押圧部材14の押圧操作をより容易にすることができる。
上述の実施形態において、押圧部材14の押圧部14bは、宅配ボックス1の容器2内に入り込める子供の手よりも十分大きい面積の平坦面を有しているが、押圧部材14の大きさや形状はこれに限定されない。図5に示すように、宅配ボックス1の扉3の内側面の全面を覆うように押圧部材14を設けてもよい。
図5に示す解錠装置10は、宅配ボックス1内の扉3の全面を案内部材12で支持されている押圧部材14で覆っているので、無作為な位置の押圧に関わらず、等しい力によって押圧部材14が基台11に向かって移動される。従って、宅配ボックス1内が暗く、押圧部材14の位置がはっきりと認識できない場合でも、外に出るための扉3を開ける動作によって押圧部材14が押されて解錠装置10が作動する。これにより、押圧部材14の押圧位置を意識しなくても宅配ボックス1の施錠を容易に解除できる。
また、上述の実施形態において、解錠装置10は、宅配ボックス1の扉3に設けられているがこれに限定されない。解錠装置10は、宅配ボックス1の容器2内における任意の位置に配置されていればよい。図6に示すように、解錠装置10は、容器2における扉3と対向する面である後面に設けてもよい。
図6に示す解錠装置10は、ワイヤー15を容器2の内側面にそって後面からローラー16等を介して、扉3の施錠装置4のかんぬき8に連結させる。解錠装置10は、押圧部材14が押されると、内側面に沿って配置されているワイヤー15の作用によってかんぬき8が容器2のかんぬき孔2bから引き抜かれる。
また、容器2の内側面にそって配置されているワイヤー15の途中部に、さらに基台11に支持された押圧部材14を設け、基台11と押圧部材14との間にワイヤー15を配置することで、複数の押圧部材を有する解錠装置10を構成することができる。
このように解錠装置10は、宅配ボックス1内の任意の位置に押圧部材14が配置されているので、押圧操作がより容易になるように押圧部材14の配置を調整することができる。これにより、押圧部材14の押圧位置を意識しなくても宅配ボックス1の施錠を容易に解除できる。
上述の実施形態は、代表的な形態を示したに過ぎず、一実施形態の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。宅配ボックス1の形状、施錠装置4の構成等は上述の実施形態に限定するものではない。さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
1 宅配ボックス
4 施錠装置
10 解錠装置
11 基台
12 案内部材
13 弾性部材
14 押圧部材
15 ワイヤー

Claims (3)

  1. 宅配ボックスの内部に設けられ、前記宅配ボックスの施錠装置の施錠を前記宅配ボックスの内部からの操作で解除する宅配ボックスの解錠装置であって、
    前記宅配ボックスの内側面に固定される基台と、
    前記基台に固定される案内部材と
    前記案内部材によって前記基台に支持され、前記基台に近接する方向に移動可能な押圧部材と、
    前記基台と前記押圧部材との間に配置され、前記押圧部材に前記基台から離間する方向の力を加える弾性部材と、
    前記基台と前記押圧部材との間に配置されるワイヤーと、を備え、
    前記ワイヤーが、前記宅配ボックスの施錠装置に連結され、
    前記押圧部材が前記基台に近接する方向に押されると、前記ワイヤーが引き寄せられて前記施錠装置の施錠を解除する宅配ボックスの解錠装置。
  2. 前記基台が、前記宅配ボックスの扉に設けられ、前記基台に支持される前記押圧部材によって前記扉の内側面を覆う請求項1に記載の宅配ボックスの解錠装置。
  3. 前記基台に支持される押圧部材が、前記宅配ボックスにおける内側面の任意の位置に設けられ、前記ワイヤーが前記宅配ボックスの内壁に沿って這わされるとともに、施錠装置に連結される請求項1に記載の宅配ボックスの解錠装置。
JP2019093114A 2019-05-16 2019-05-16 宅配ボックスの解錠装置 Active JP6968385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019093114A JP6968385B2 (ja) 2019-05-16 2019-05-16 宅配ボックスの解錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019093114A JP6968385B2 (ja) 2019-05-16 2019-05-16 宅配ボックスの解錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020186609A true JP2020186609A (ja) 2020-11-19
JP6968385B2 JP6968385B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=73220882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019093114A Active JP6968385B2 (ja) 2019-05-16 2019-05-16 宅配ボックスの解錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6968385B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11940202B2 (en) 2022-02-04 2024-03-26 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Appliances with releasable door hinges and tether systems

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725174U (ja) * 1993-10-15 1995-05-12 クリナップ株式会社 荷物等自動受け渡しボックス
JPH07269191A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Cleanup Corp ソレノイド錠用の非常解錠装置
JPH07286458A (ja) * 1994-04-15 1995-10-31 Matsushita Electric Works Ltd 宅配ボックスの閉じ込め防止装置
JPH08218702A (ja) * 1995-02-17 1996-08-27 Yamazaki Sangyo Kk 宅配ボックス、その施錠装置およびその受領印装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725174U (ja) * 1993-10-15 1995-05-12 クリナップ株式会社 荷物等自動受け渡しボックス
JPH07269191A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Cleanup Corp ソレノイド錠用の非常解錠装置
JPH07286458A (ja) * 1994-04-15 1995-10-31 Matsushita Electric Works Ltd 宅配ボックスの閉じ込め防止装置
JPH08218702A (ja) * 1995-02-17 1996-08-27 Yamazaki Sangyo Kk 宅配ボックス、その施錠装置およびその受領印装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11940202B2 (en) 2022-02-04 2024-03-26 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Appliances with releasable door hinges and tether systems

Also Published As

Publication number Publication date
JP6968385B2 (ja) 2021-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4331355A (en) Temporary locking device
JP2019181764A (ja) 印刷装置
JP6968385B2 (ja) 宅配ボックスの解錠装置
US11280126B2 (en) Door closer arrangement
KR101254436B1 (ko) 회동체의 어시스트기구
JP5595896B2 (ja) 昇降収納装置
KR20110125200A (ko) 도어락
JP2017508533A (ja) 衣類処理装置
JP4216260B2 (ja) 巻取式スクリーン装置
JP4553786B2 (ja) リッド開閉装置
JP6414880B2 (ja) 開閉蓋のロック装置
JP3098867B2 (ja) 蓋開閉装置
JP2018150691A (ja) 窓開閉用ハンドルボックス
JP2021161635A (ja) リッドロックユニットの取付構造
JP2000291311A (ja) ドアストッパ
JP5427060B2 (ja) ハンディ端末用のケーブル収納具
KR200492384Y1 (ko) 래칫버클
JP5394082B2 (ja) 扉用錠止機構
JP3186005U7 (ja)
JP3186005U (ja) 折り畳み扉と折り畳み扉装置
JP6605235B2 (ja) 金銭収納装置
KR960000124Y1 (ko) 전자식 금고
US1242736A (en) Cover-supporting device.
JP3690691B2 (ja) キャビネット扉の係止装置
JP4956050B2 (ja) 収納容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6968385

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250