JP2020186559A - 設備機器のベース固定構造 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態に係る設備機器のベース固定構造について説明する。
図1に示されるように、固定ベース30は、設置面G(図1、図2及び図6を参照)に配置され、上面30Aに室外機20が載置されるコンクリート製のブロック材(所謂ゲタ基礎)である。
図1〜図5に示されるように、固定具40は、固定ベース30の上側溝36の底部36Aに対応する部分を床スラブの設置面Gに固定する部材である。この固定具40は、金属製の板状部材を折り曲げて形成されており、拘束部42と、固定部44と、連結部46とを有している。なお、図4及び図5では、固定具40の幅方向を矢印Wで示し、固定具40の長手方向を矢印Lで示している。一方、固定具40で固定ベース30を設置面Gに固定した状態では、固定具40の幅方向と固定ベース30の長手方向とが略一致し、固定具40の長手方向と固定ベース30の幅方向とが略一致するため、図1〜図3、図6及び図7では、矢印W及び矢印Lを省略している。
また、以下では、固定具40の幅方向を適宜「板幅方向」と記載し、固定具40の長手方向を適宜「板長手方向」と記載している。
なお、拘束部42の幅W1は、上側溝36の幅W0の90%〜98%の範囲内に設定することが好ましいが、この範囲に限定されるものではない。
なお、拘束部42の長さL1は、上側溝36の長さL0の101〜110%の範囲内に設定することが好ましいが、この範囲に限定されるものではない。
なお、本実施形態の貫通孔は、上記構成に限定されず、板長手方向に対して斜めに延びる長孔であってもよいし、丸孔であってもよい。なお、丸孔の場合には、固定部44に板幅方向に加えて板長手方向にも間隔をあけて複数形成することが好ましい。
なお、連結部46の高さH1は、固定ベース30の底部36Aに対応する部分の高さH0の95%〜100%の範囲内に設定することが好ましいが、この範囲に限定されるものではない。
室外機20を設置面Gに固定した後は、図6及び図7に示されるように、建物の外壁面22に設けられた図示しない配管孔を通して室外機20と図示しない室内機とを接続する。室外機20と室内機との接続完了により、室外機20の設置作業が完了する。
以上のように、本実施形態の固定構造S1では、設置面Gに締結固定された固定具40によって固定ベース30の上方、ベース長手方向及びベース幅方向の移動を効果的に制限することができる。
本発明の第2実施形態に係る設備機器のベース固定構造について説明する。なお、第1実施形態と同一の部材には、同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。
図8〜図10に示されるように、固定具60は、固定ベース30の上側溝36の底部36Aに対応する部分を床スラブの設置面Gに固定する部材である。この固定具60は、金属製の板状部材を折り曲げて形成されており、拘束部62と、固定部64と、連結部66とを有している。なお、図10では、固定具60の幅方向を矢印Wで示し、固定具60の長手方向を矢印Lで示している。一方、固定具60で固定ベース30を設置面Gに固定した状態では、固定具60の幅方向と固定ベース30の長手方向とが略一致し、固定具60の長手方向と固定ベース30の幅方向とが略一致するため、図8及び図9では、矢印W及び矢印Lを省略している。
また、以下では、固定具60の幅方向を適宜「板幅方向」と記載し、固定具60の長手方向を適宜「板長手方向」と記載している。
なお、拘束部62の幅W1は、上側溝36の幅W0の90%〜98%の範囲内に設定することが好ましいが、この範囲に限定されるものではない。
なお、拘束部62の長さL1は、上側溝36の長さW0の20%〜40%の範囲内に設定することが好ましいが、この範囲に限定されるものではない。
なお、連結部66の高さH1は、固定ベース30の底部36Aに対応する部分の高さH0の95%〜100%の範囲内に設定することが好ましいが、この範囲に限定されるものではない。
なお、第1実施形態の固定構造S1で得られる作用効果については、その説明を省略する。
本発明の第3実施形態に係る設備機器のベース固定構造について説明する。なお、第1実施形態と同一の部材には、同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。
図11に示されるように、固定具70は、固定ベース30の上側溝36の底部36Aに対応する部分を床スラブの設置面Gに固定する部材である。この固定具70は、金属製の板状部材を折り曲げて形成されており、拘束部72と、固定部74と、連結部76とを有している。以下では、固定具70の幅方向を適宜「板幅方向」と記載し、固定具70の長手方向を適宜「板長手方向」と記載する。なお、固定具70で固定ベース30を設置面Gに固定した状態では、固定具70の板幅方向と固定ベース30のベース長手方向とが略一致し、固定具70の板長手方向と固定ベース30のベース幅方向とが略一致する。
また、拘束部72の幅W1は、上側溝36の幅W0の10%〜20%の範囲内に設定することが好ましいが、この範囲に限定されるものではない。
なお、拘束部72の長さL1は、上側溝36の長さL0の101〜110%の範囲内に設定することが好ましいが、この範囲に限定されるものではない。
なお、本実施形態の貫通孔は、上記構成に限定されず、板長手方向に対して斜めに延びる長孔であってもよいし、丸孔であってもよい。なお、丸孔の場合には、固定部74に板長手方向に間隔をあけて複数形成することが好ましい。
なお、連結部76の高さH1は、固定ベース30の底部36Aに対応する部分の高さH0の95%〜100%の範囲内に設定することが好ましいが、この範囲に限定されるものではない。
なお、第1実施形態の固定構造S1で得られる作用効果については、その説明を省略する。
第1実施形態の固定構造S1では、固定具40の拘束部42を固定ベース30の上側溝36の底部36Aに当接させているが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、図12に示される設備機器のベース固定構造S4(以下、適宜「固定構造S4」と記載する。)のように、固定具80の拘束部82と固定ベース30の上側溝36の底部36Aとの間に板状のゴム弾性体88を配置してもよい。なお、固定具80は、拘束部82と、固定部84と、連結部86とを有しており、連結部86の高さH1の構成を除き、第1実施形態の固定具40と同様の構成である。図12に示されるように、固定具80の拘束部82と固定ベース30の上側溝36の底部36Aとの間にゴム弾性体88が配置されるため、ゴム弾性体88の厚み分だけ連結部86の高さH1が第1実施形態の固定具40の連結部46の高さH1よりも高くなっている。上記固定構造S4では、拘束部82と上側溝36の底部36Aとの間にゴム弾性体88を配置するため、ゴム弾性体88が拘束部82と底部36Aとによって挟まれる。このためゴム弾性体88の摩擦力によって、固定具40に対する固定ベース30の床スラブ面上の移動(ずれ)が抑制される。
また、例えば、製造誤差等により、固定ベース30の底部36Aに対応する部分の高さH0が固定具の連結部の高さH1よりも低い場合でも、固定ベース30の底部36A上にゴム弾性体を配置することで、固定具の拘束部を載置する載置面の高さ調整ができる。なお、拘束部82と上側溝36の底部36Aとの間にゴム弾性体88を配置する構成については、第2実施形態の固定構造S2及び第3実施形態の固定構造S3にそれぞれ適用してもよい。
30 固定ベース
30A 上面
30C 側面(壁面)
30D 側面(壁面)
36 上側溝(溝)
36A 底部
40 固定具
42 拘束部
44 固定部
46 連結部
48 貫通孔
50 アンカーボルト
60 固定具
62 拘束部
64 固定部
66 連結部
70 固定具
72 拘束部
74 固定部
76 連結部
78 貫通孔
80 固定具
82 拘束部
84 固定部
86 連結部
88 ゴム弾性体
S1 固定構造(設備機器のベース固定構造)
S2 固定構造(設備機器のベース固定構造)
S3 固定構造(設備機器のベース固定構造)
S4 固定構造(設備機器のベース固定構造)
Claims (6)
- 床スラブ上に配置されると共に上面に設備機器が載置され、対向する両壁面にそれぞれ開口する溝が前記上面に形成された角柱状の固定ベースと、
前記固定ベースの前記溝の底部に対応する部分を前記床スラブに固定する固定具と、
を備える設備機器のベース固定構造。 - 前記固定具は、板状部材であり、前記床スラブにアンカーボルトで締結固定される固定部と、前記溝内に収容されて前記固定ベースの少なくとも上方への移動を拘束する拘束部とが一体に形成されている、請求項1に記載の設備機器のベース固定構造。
- 前記固定部は、前記固定ベースを挟んで両壁面側にそれぞれ配置されており、
前記拘束部と前記固定部との間には、前記拘束部から前記床スラブ側へ延びて前記拘束部と前記固定部とをつなぐ連結部が形成されている、請求項2に記載の設備機器のベース固定構造。 - 前記固定部には、アンカーボルト用の貫通孔が複数形成されている、請求項2又は請求項3に記載の設備機器のベース固定構造。
- 前記貫通孔が長孔である、請求項4に記載の設備機器のベース固定構造。
- 前記拘束部と前記溝の底部との間にゴム弾性体が配置されている、請求項2〜5のいずれか1項に記載の設備機器のベース固定構造。
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