JP6506435B1 - 設備機器の設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管又は配線を固定ベースの上面に載置した設備機器の底部の下を取り回せる固定ベース及び設備機器の設置構造を提供する。【解決手段】固定ベース100は、長手方向を水平方向にして設置される角柱状のコンクリート製とされ、室外機が載置される上面110と、長手方向に沿った一方の側面130Aから他方の側面130Bに連通する下側溝150A及び下側溝150Bと、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、設備機器の設置構造に関する。
従来から、給湯器、室外機及び燃料電池ユニット等の設備機器を載せる固定ベース(所謂ゲタ基礎)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−177276号公報
例えば、固定ベースに載置された設備機器における配管又は配線が接続された側部と反対の側部の横に、配管又は配線が接続する機器が設置されている場合がある。この場合、配管又は配線は、固定ベースがあるため設備機器の底部の下を取り回すことができない。よって、配管又は配線は、設備機器の横又は上を取り回すことになる。また、配管又は配線を設備機器の横又は上を取り回すことができない場合は、固定ベースが設置された地盤を掘って地中を取り回すことになる。
本発明は、上記事実を鑑み、配管又は配線を固定ベースの上面に載置した設備機器の底部の下を取り回せるようにすることが目的である。
請求項1の発明は、六つの面を有する角柱状の中実のコンクリートを材料として構成され、長手方向が水平且つ平行になるように並んで設置されている二つの固定ベースと、二つの前記固定ベースの上面に載置された設備機器と、二つの前記固定ベースの前記上面に形成され、長手方向に沿った一方の側面から他方の側面に連通する上側溝と、前記設備機器の一方の側部側から、一方の前記固定ベースの上側溝に通されて、前記設備機器の底部の下を取り回され、他方の前記固定ベースの上側溝に通されて、前記設備機器の他方の側部に接続された配管又は配線と、を備えた設備機器の設置構造である。
請求項1に記載の発明では、配管又は配線は、固定ベースの上側溝に通して、固定ベースの上面に載置された設備機器の下を取り回すことができる。また、配管又は配線は、固定ベースを設置する設置面に接触しないので、配管又は配線の腐食等が抑制される。
また、配管又配線は、固定ベースの上面に載置された設備機器の一方の側部側から、固定ベースの連通部に通されて、設備機器の底部の下を取り回され、他方の固定ベースの上側溝に通されて、設備機器の他方の側部に接続される。
請求項2の発明は、平面視で格子状に鉄筋が埋設されている、請求項1に記載の設備機器の設置構造である。
本発明によれば、配管又は配線を固定ベースの上面に載置した設備機器の底部の下を取り回すことができる。
第一実施形態の固定ベースの斜視図である。 図1の固定ベースに室外機を載置した状態を模式的に示すX方向から見た正面図である。 図1の固定ベースに室外機を載置した状態を示すY方向から見た側面図である。 第二実施形態の固定ベースの斜視図である。 図4の固定ベースに室外機を載置した状態を模式的に示すX方向から見た正面図である。 図4の固定ベースに室外機を載置した状態を示すY方向から見た側面図である。 他の例の固定ベースに室外機を載置した状態を示すY方向から見た側面図である。
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態に係る固定ベース及びこの固定ベースを用いた設備機器の設置構造について説明する。なお、水平方向の直交する二方向をX方向及びY方向とし、それぞれ矢印X及び矢印Yで示す。また、X方向及びY方向と直交する鉛直方向をZ方向とし、矢印Zで示す。
[全体構造]
先ず第一実施形態に係る固定ベースの構造及び設置構造の全体構造について説明する。
(固定ベース)
図1に示すように、本実施形態の固定ベース100は、長手方向を水平方向にして設置面G(図2及び図3を参照)に設置される角柱状のコンクリート製の所謂ゲタ基礎である。なお、本実施形態の設置面Gは、地盤にコンクリートを打設した基礎の上面である。
固定ベース100は、上面110、下面120、側面130A、側面130B(図2をも参照)、端面140A及び端面140B(図3も参照)の六つの面を有する角柱状である。なお、本実施形態の固定ベース100における各角部には、C面取り又はR面取りが成されている。
上面110は平面視で長方形状とされている。下面120は上面110に対して平行であり(図2及び図3も参照)、同じく長方形状とされている。但し、下面120は、上面110に対して長辺(長手方向)はほぼ同じ長さであるが(図3も参照)、短辺(幅方向)は上面110よりも長い(図2も参照)。
端面140A及び端面140B(図3も参照)は、上面110及び下面120の短辺同士の間を構成し、等脚台形状とされている(図2も参照)。側面130A及び側面130B(図2も参照)は、上面110及び下面120の長辺同士の間を構成し、Z方向に対する傾斜面となっている(図2も参照)。
固定ベース100が設置面G(図2及び図3参照)に設置された状態では、長辺(長手方向)はX方向に沿っており、短辺(幅方向)はY方向に沿っている。上記及び下記における固定ベース100の各方向は、設置面Gに設置された状態における方向で説明している。
前述したように、固定ベース100は、コンクリート製であり、図示していない成形型等を用いて製造される。また、図示していないが、固定ベース100内には、平面視で格子状に鉄筋が配筋されている。
固定ベース100の上面110の幅方向(Y方向)の中間部には、長手方向(X方向)に沿ってレール溝112が形成され、このレール溝112には、金属製のレール114が設けられている。
固定ベース100の端面140Aには、固定ベース100を運搬及び設置する際などに作業者の手指が挿入される把手用凹部142Aが形成されている(図2も参照)。なお、図1には図示されていないが、固定ベース100の反対側の端面140Bにも同様の把手用凹部142Bが形成されている(図3を参照)。
固定ベース100の下面120には、幅方向(Y方向)に沿った下側溝150A及び下側溝150Bが長手方向に間隔をあけて平行に形成されている(図3も参照)。連通部の一例としての下側溝150A、150Bは、上面110の下側且つ下面120の上側で、一方の側面130Aから他方の側面130Bに連通する。
(設置構造)
図3に示すように、固定ベース100は、設置面Gの上に長手方向を水平方向として設置される。また、図2に示すように、二台の固定ベース100が、幅方向(Y方向)に間隔をあけて平行に並んで設置される。
図2及び図3に示すように、これら二台の固定ベース100の上面110には、設備機器の一例としての室外機10が載置されている。
室外機10は、固定ベース100の上面110の金属製のレール114(図1及び図2参照)に挿入された図示していないボルトによって、固定ベース100に固定されている。
室外機10は、外形形状が直方体形状とされている。なお、図3に示すように、X方向の一方側が前面部12であり、他方側が背面部14である。また、図2に示すように、Y方向の一方側が側部16であり、他方側が側部18である。更に、図2及び図3に示すように、鉛直方向(Z方向)の上側が天井部20であり、下側が底部22である。
図3に示すように、室外機10は、背面部14が建物60(本実施形態の場合は、戸建て住宅)の外壁面62に近接して配置されている。また、固定ベース100は、長手方向(X方向)が外壁面62と直交する方向に設置されている。
図2に示すように、室外機10の側部18の横には、隣接して配管挿入口50が設置されている。
なお、図3に示すように、配管挿入口50は、外壁面62に設けられている。また、配管挿入口50は、外壁を貫通しており、後述する冷媒配管32は、配管挿入口50に挿入され建物60内に引き込まれている。
ここで、本実施形態の室外機10は、側部16、18には、取手が設けられていない。よって、室外機10の運搬や固定ベース100への載置の際は、ハーネス等をかけて行う。
図2に示すように、室外機10の側部16には、接続口の一例としての配管接続口30が設けられている。配管接続口30には、冷媒配管32が接続されている。冷媒配管32は、一方の固定ベース100の下側溝150A(又は下側溝150B)に通されて(図3も参照)、室外機10の底部22の下を取り回され、更に他方の固定ベース100の下側溝150A(又は下側溝150B)に通され、室外機10の側部18に隣接している配管挿入口50(図3も参照)に挿入されている。
[作用及び効果]
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図2及び図3に示すように、冷媒配管32を固定ベース100の下側溝150A(又は150B)に通し、室外機10の底部22の下を取り回すことができる。よって、本実施形態のように、室外機10の配管接続口30が設けられた側部16と反対側の側部18の横に隣接して、冷媒配管32が挿入する配管挿入口50が設置されている場合でも、冷媒配管32を室外機10の横又は上を取り回す必要がない。また、固定ベース100が設置された地盤を掘って地中を取り回す必要もない。
このように、冷媒配管32を室外機10の底部22の下を取り回すことができるので、室外機10の横又は上を取り回す場合と比較し、冷媒配管32が短くなり材料費が削減されると共に省スペース化される。また、冷媒配管32を固定ベース100が設置された地盤を掘って地中を取り回す場合と比較し、室外機10の設置工事が容易であり、工事時間が短縮する。
また、固定ベース100は、下側溝150A、150Bが形成されているので、下側溝150A、150Bが形成されていない場合と比較し、軽量化されている。よって、固定ベース100を運搬して設置面Gに設置する際の作業性が向上する。
また、固定ベース100の上面110には、幅方向に沿った上側溝(一例として次に説明する第二実施形態の上側溝250(図4参照))がないので、上側溝がある場合と比較し、室外機10の載置の安定度が向上する。
<第二実施形態>
本発明の第二実施形態に係る固定ベース及びこの固定ベースを用いた設備機器の設置構造について説明する。なお、第一実施形態と同一の部材には、同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。
[全体構造]
先ず第二実施形態に係る固定ベースの構造及び設置構造の全体構造について説明する。
(固定ベース)
図4に示すように、固定ベース200は、長手方向を水平方向にして設置面G(図5及び図6を参照)に設置される角柱状のコンクリート製の所謂ゲタ基礎である。
固定ベース200は、上面210、下面220、側面230A、側面230B(図5をも参照)、端面240A及び端面240B(図6も参照)の六つの面を有する角柱状である。なお、本実施形態の固定ベース100における各角部には、C面取り又はR面取りが成されている。
上面210は平面視で長方形状とされている。下面220は上面210に対して平行であり(図5及び図6も参照)、同じく長方形状とされている。但し、下面220は、上面210に対して長辺方向(長手方向)はほぼ同じ長さであるが(図6も参照)、短辺方向(幅方向)は上面210よりも長い(図5も参照)。
端面240A及び端面240B(図6も参照)は、上面210及び下面220の短辺同士の間を構成し、等脚台形状とされている。側面230A及び側面230B(図5も参照)は、上面210及び下面220の長辺同士の間を構成し、Z方向に対する傾斜面となっている(図5も参照)。
固定ベース200が設置面G(図5及び図6参照)に設置された状態では、長辺方向(長手方向)はX方向に沿っており、短辺方向(幅方向)はY方向に沿っている。上記及び下記における固定ベース200の各方向は、設置面Gに設置された状態における方向で説明している。
前述したように、固定ベース200は、コンクリート製であり、図示していない成形型等を用いて製造される。また、図示していないが、固定ベース200内には、平面視で格子状に鉄筋が配筋されている。
固定ベース200の上面210の幅方向(Y方向)の端部近傍には、長手方向(X方向)に沿ってレール溝212が形成され、このレール溝212には、金属製のレール214が設けられている。なお、後述するように固定ベース200の上面210には、幅方向(Y方向)に沿って上側溝250が形成されている。よって、レール溝212及びレール214は、上側溝250によって分断されている。
固定ベース200の端面240Aには、固定ベース200を運搬及び設置する際などに作業者の手指が挿入される把手用凹部242Aが形成されている(図5も参照)。なお、図4には図示されていないが、固定ベース200の反対側の端面240Bにも同様の把手用凹部242Bが形成されている(図6を参照)。
固定ベース200の上面210の長手方向(X方向)の中間部には、幅方向に沿った上側溝250が形成されている(図5も参照)。凹部の一例としての上側溝250は、上面110の下側且つ下面120の上側で、一方の側面230Aから他方の側面230Bに連通する。
(設置構造)
図6に示すように、固定ベース200は、設置面Gの上に長手方向を水平方向として設置される。また、図5に示すように、二台の固定ベース200が、幅方向(Y方向)に間隔をあけて平行に並んで設置される。
図5及び図6に示すように、これら二台の固定ベース200の上面210には、設備機器の一例としての室外機10が載置されている。なお、室外機10は、固定ベース200の上面210のレール溝212に設けられた金属製のレール214(図4及び図5参照)に挿入された図示していないボルトによって、固定ベース200に固定されている。
図6に示すように、室外機10は、背面部14が建物60の外壁面62に近接して配置されている。また、固定ベース200は、長手方向(X方向)が外壁面62と直交する方向に設置されている。
ここで、本実施形態の室外機10は、側部16、18には、取手が設けられていない。よって、図6に示すように、室外機10の運搬や固定ベース200への載置の際は、室外機10の底部22を作業員が手Tで持って行う。そして、室外機10を固定ベース200の上面210に載置する際は、底部22を持っている手Tを上側溝250に入れる。
図5に示すように、室外機10の側部16の配管接続口30には、冷媒配管32が接続されている。冷媒配管32は、一方の固定ベース200の上側溝250に通されて(図6も参照)、室外機10の底部22の下を取り回され、更に他方の固定ベース200の上側溝250に通され、室外機10の側部18に隣接している配管挿入口50(図6も参照)に挿入されている。
[作用及び効果]
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
冷媒配管32を固定ベース200の上側溝250に通し、室外機10の底部22の下を取り回すことができる。よって、本実施形態のように、室外機10の配管接続口30が設けられた側部16と反対側の側部18の横に隣接して、冷媒配管32が挿入する配管挿入口50が設置されている場合でも、冷媒配管32を室外機10の横又は上を取り回す必要がない。また、固定ベース200が設置された地盤を掘って地中を取り回す必要もない。
このように、冷媒配管32を室外機10の底部22の下を取り回すことができるので、室外機10の横又は上を取り回す場合と比較し、冷媒配管32が短くなり材料費が削減されると共に省スペース化される。また、冷媒配管32を固定ベース200が設置された地盤を掘って地中を取り回す場合と比較し、室外機10の設置工事が容易であり、工事時間が短縮する。
また、冷媒配管32を固定ベース200の上側溝250に通すので、冷媒配管32が設置面Gに接触しない。よって、冷媒配管32が設置面Gに接触することによる冷媒配管32への汚れの付着及び雨水による冷媒配管32の腐食等が防止又は抑制される。
また、室外機10には取手が無く、底部22を作業者が手Tで持って室外機10を固定ベース200に載置する場合、固定ベース200の上面210の上側溝250に手Tを入れることで、底部22と固定ベース200の上面210との間に手Tが挟まれない。よって、室外機10に取手が無くても、ハーネス等で吊下げて載置することなく、底部22を手Tで持って室外機10を固定ベース200の上面210に載置できるので、作業性が向上する。
また、固定ベース200は、上側溝250が形成されているので、上側溝250が形成されていない場合と比較し、軽量化されている。よって、固定ベース200を運搬して設置面Gに設置する際の作業性が向上する。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
上記第一実施形態では固定ベース100には二つの下側溝150A及び下側溝150Bが形成され、第二実施形態では固定ベース200には一つの上側溝250が形成されていたが、これらに限定されない。下側溝は一つ又は三つ以上であってもよいし、上側溝は二つ以上であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、固定ベース100、200を設置する設置面Gは、基礎の上面であったが、これに限定されない。固定ベース100、200は、基礎の上面以外の設置面Gに設置してもよい。また、固定ベース100、200に上下方向に貫通する挿通孔を形成し、挿通孔にアンカーボルト等を挿通させて設置面Gに固定ベース100、200を固定してもよい。
また、上記実施形態では、設備機器の一例としての室外機10は、固定ベース100、200の上面110、210のレール114、214に挿入された図示していないボルトによって、固定されていたが、これに限定されない。
また、例えば、上記実施形態では、冷媒配管32を通す連通部は下側溝150A、150B又は上側溝250であったが、これらに限定されない。例えば、連通部は、図7に示す固定ベース300の幅方向に貫通する貫通孔350であってもよい。なお、貫通孔350の場合も上側溝250と同様に、冷媒配管32は、設置面Gに接触していないので、冷媒配管32の汚れの付着や腐食等が抑制される。また、固定ベース300の上面310には、幅方向に沿った上側溝(一例として上側溝250)がないので、室外機10の載置の安定度が向上する。
また、例えば、上記実施形態では、二台の固定ベース100、固定ベース200又は固定ベース300を平行に並べて設置したが、これに限定されない。三台以上の固定ベースを平行に並べて設置してもよい。また、固定ベース同士を連結部材等で連結してもよい。また、
また、異なる構造の固定ベースを複数並べて設置してもよい。例えば、固定ベース200と固定ベース300とを並べて設置してもよい。更に、本発明が適用された固定ベース(固定ベース100、200、300等)と、本発明が適用されていない固定ベースと、を並べて配置してもよい。
なお、本発明が適用されていない固定ベースを用いる場合、固定ベース100、200、300の連通部(下側溝150A、150B、上側溝250及び貫通孔350等)を通した冷媒配管32は、底部22の下で90°曲げて前面部12側又は背面部14側に延出するように配設する。或いは、冷媒配管32を前面部12側又は背面部14側から底部22の下に配設したのち、略90°曲げて、固定ベース100、200、300の連通部(下側溝150A、150B、上側溝250及び貫通孔350等)を通す。
また、例えば、上記実施形態では、設備機器は室外機10であったが、これに限定されない。例えば、設備機器は、自動販売機、給湯器、燃料電池、高圧ガス貯槽タンク及び発電機等であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、連通部(下側溝150A、150B、上側溝250及び貫通孔350等)には冷媒配管32を通したが、これに限定されない。例えば、冷媒以外の液体又は気体が流れる配管であってもよいし、電気又は信号が流れる配線であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、設備機器の一例としての室外機10の側部16の配管接続口30に接続した冷媒配管32を連通部(下側溝150A、150B、上側溝250及び貫通孔350等)に通したが、これに限定されない。室外機10の前面部12等から延びる配管又は配線を連通部に通してもよい。
更に、固定ベース100、200、300に載置した室外機10から延びていない別の配管又は配線を連通部(下側溝150A、150B、上側溝250及び貫通孔350等)に通してもよい。例えば、水道栓と配管挿入口50との間に固定ベース100、200、300に設置され設備機器が配置されている場合、水道栓と配管挿入口50とを繋ぐ配管を連通部(下側溝150A、150B、上側溝250及び貫通孔350等)に通し、設備機器の底部の下を取り回してもよい。
また、例えば、上記実施形態では、固定ベース100、200、300は、コンクリート製であったが、これに限定されない。コンクリート以外、例えば、モルタル、煉瓦、木、金属及び石等であってもよい。
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
10 室外機(設備機器の一例)
32 冷媒配管(配管の一例)
100 固定ベース
110 上面
130A 側面
130B 側面
150A 下側溝(連通部の一例)
150B 下側溝(連通部の一例)
200 固定ベース
210 上面
230A 側面
230B 側面
250 上側溝(連通部の一例)
300 固定ベース
310 上面
350 貫通孔(連通部の一例)

Claims (2)

  1. 六つの面を有する角柱状の中実のコンクリートを材料として構成され、長手方向が水平且つ平行になるように並んで設置されている二つの固定ベースと、
    二つの前記固定ベースの上面に載置された設備機器と、
    二つの前記固定ベースの前記上面に形成され、長手方向に沿った一方の側面から他方の側面に連通する上側溝と、
    前記設備機器の一方の側部側から、一方の前記固定ベースの上側溝に通されて、前記設備機器の底部の下を取り回され、他方の前記固定ベースの上側溝に通されて、前記設備機器の他方の側部に接続された配管又は配線と、
    を備えた設備機器の設置構造。
  2. 前記固定ベースには、平面視で格子状に鉄筋が埋設されている、
    請求項1に記載の設備機器の設置構造。
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