JP2582690Y2 - 空調機 - Google Patents

空調機

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JP2582690Y2
JP2582690Y2 JP1993015196U JP1519693U JP2582690Y2 JP 2582690 Y2 JP2582690 Y2 JP 2582690Y2 JP 1993015196 U JP1993015196 U JP 1993015196U JP 1519693 U JP1519693 U JP 1519693U JP 2582690 Y2 JP2582690 Y2 JP 2582690Y2
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outdoor unit
unit
air conditioner
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indoor unit
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了 森岡
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、地鎮祭や竣工式のよう
な式祭に好適に使用できる空調機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、夏期の式祭においては、式場と
なるテント内が非常に高温になり、短時間ではあるが、
出席者に不快な思いをさせることがあり、テント内の空
調が必要とされている。しかしながら、従来の空調機
は、室内ユニット、室外ユニット、冷媒配管等に分割し
た状態に梱包して現地に搬入されており、現地で、室内
ユニットと室外ユニットとの間の冷媒配管・電気配線を
行う必要があったため、据付け作業に時間がかかり、し
かも、式祭の終了後は、再び、冷媒配管を外して、室内
ユニットと室外ユニットに分割し、元の状態に梱包し直
してトラックに積み込むことになるので、撤収にも時間
がかかる上、冷媒ガスも無駄になり、コストが高く付い
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
考案は、テント内の空調を行うにあたり、据付け作業、
撤収作業を非常に容易、安全かつ短時間に行えると共
に、作業途中での他物との当接等により冷媒配管を損傷
する虞がなく、コスト面でも有利な空調機を提供せんと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案が講じた技術的手段は次のとおりである。即
ち、本考案による空調機は、方形状で四隅近傍部の上面
に吊り環を備えた共通のベースフレーム上に、室内ユニ
ットと室外ユニットとを背中合わせで且つ背面間に隙間
が形成された状態に設置すると共に、前記隙間内で且つ
室外ユニット背面と近接した位置に分電ボックスを設置
し、室内ユニットの底部と室外ユニットの底部とにわた
って硬質材料よりなる保護管を設け、室内ユニットと室
外ユニットとの間の冷媒配管を前記保護管に通して配管
すると共に、前記分電ボックスと室内ユニットと室外ユ
ニットとの間の電気配線を両ユニットの底部側において
施し、室外ユニット及び分電ボックスと室内ユニットと
の間にテントの壁面部分を挿抜自在に挿入配置するよう
に構成してあることを特徴としている。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、共通のベースフレーム上
設置された室内ユニットと室外ユニットの背面間に形
成した隙間内で且つ室外ユニット背面と近接した位置に
分電ボックスを設置し、室外ユニット及び分電ボックス
と室内ユニットとの間にテントの壁面部分を挿抜自在に
挿入配置するように構成してあるので、テント内の空調
を行うにあたり、上記の空調機を所望の位置に置き、
ントの壁面部分を挿入配置し、分電ボックスを外部の電
源に接続するだけで、テント内の空調が可能となる。こ
の場合、分電ボックスもベースフレーム上に設置されて
おり、分電ボックスと室内ユニットとの間にテントの壁
面部分を挿入するので、テント設営後でも分電ボックス
と外部の電源との接続が容易である。 しかも、上記の構
成によれば、室内ユニットの底部と室外ユニットの底部
とに わたって硬質材料よりなる保護管を設け、室内ユニ
ットと室外ユニットとの間の冷媒配管を前記保護管に通
して配管してあるため、他物による当接や荷重によって
冷媒配管を損傷する恐れがない。 また、方形状ベースフ
レームの四隅近傍部に吊り環を設けてあり、空調機の設
置や撤収にあたって空調機を吊り上げる際、方形状のベ
ースフレームの四隅近傍部を吊り上げるので、室内ユニ
ットと室外ユニットに大きな重量差があっても、安定良
く吊り上げることができ、トラックへの積み降ろしを安
全に行える。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本考案に係る空調機を、地鎮祭や竣工式
のような式祭に使用した状態を示す。図において、1A
は室内ユニット、1Bは室外ユニット、2は式場となる
テント、3は電源用の発電機であり、テント2の外部に
設置されている
【0007】前記空調機は、図2、図3に示すように、
平面視において方形状を呈し、四隅近傍部の上面に吊り
環4を備えた共通のベースフレーム5上に、前記室内ユ
ニット1Aと室外ユニット1Bとを背中合わせで且つ背
面間に適当な幅(例えば、450mm程度)の隙間Sが
形成された状態に設置すると共に、スイッチが内装され
た分電ボックス9を前記隙間S内で且つ室外ユニット1
B背面と近接した位置にステー10を介して設置し、
内ユニット1Aと室外ユニット1Bとの間の冷媒配管6
a,6b・電気配線7を、両者1A,1Bの底部側にお
いて施し、室外ユニット1B及び分電ボックス9と室内
ユニット1Aとの間にテント2の壁面部分2aを挿抜自
在に挿入配置するように構成したものである。
【0008】図中の8は、室内ユニット1Aの底部と室
外ユニット1Bの底部とにわたって設けられた金属等の
硬質材料よりなる保護管であり、前記冷媒配管6a,6
bを保護管8に通して配管することにより、他物による
当接や荷重によって冷媒配管6a,6bが損傷しないよ
うに配慮してある。11は、フィンチューブ式蒸発器
(図示せず)での結露水を排出するためのドレン抜きパ
イプである。
【0009】上記の実施例によれば、図示のように、空
調機を所望の位置に置き、テント2の壁面部分2aを
外ユニット1B及び分電ボックス9と室内ユニット1A
との間に挿入配置するだけで、室内ユニット1Aがテン
ト2の内部に位置し、室外ユニット1Bがテント2の外
に位置する状態に据え付けることができ、分電ボックス
9を電源用の発電機3に接続するだけで、空調機の運転
が可能である。この場合、分電ボックス9もステー11
を介してベースフレーム5上に設置されており、分電ボ
ックス9と室内ユニット1Aとの間にテント2の壁面部
分2aを挿入するので、テント設営後でも分電ボックス
9と外部の電源用発電機3との接続が容易である。空調
機を撤収する際には、前記隙間Sからテント2の壁面部
分2aを抜き取り、前記吊り環4を吊り上げて、ベース
フレーム5ごとトラックに積み込むことが可能であり、
冷媒配管6a,6bを取り外さないので、冷媒ガスの流
出もない。
【0010】また、方形状ベースフレーム5の四隅近傍
部に吊り環4を設けてあり、空調機の設置や撤収にあた
って空調機を吊り上げる際、方形状のベースフレーム5
の四隅近傍部を吊り上げるので、室内ユニット1Aと室
外ユニット1Bに大きな重量差があっても、安定良く吊
り上げることができ、トラックへの積み降ろしを安全に
行える。
【0011】尚、上記の実施例では、冷房専用の空調機
について説明したが、本考案はヒートポンプ式空調機の
ように冷暖房の切換えが可能な空調機についても同様に
実施できる。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述した構成よりなるから、次
の効果を奏し得る。 ベースフレーム上に設置された室内ユニットと室外ユ
ニットの背面間に形成した隙間内で且つ室外ユニット背
面と近接した位置に分電ボックスを設置し、室外ユニッ
ト及び分電ボックスと室内ユニットとの間にテントの壁
面部分を挿抜自在 に挿入配置するように構成してあるの
で、テント内の空調を行うにあたり、空調機を所望の位
置に置き、テントの壁面部分を挿入配置し、分電ボック
スを外部の電源に接続するだけで、テント内の空調が可
能となる。この場合、分電ボックスもベースフレーム上
に設置されており、分電ボックスと室内ユニットとの間
にテントの壁面部分を挿入するので、テント設営後でも
分電ボックスと外部の電源との接続が容易である。 室内ユニットの底部と室外ユニットの底部とにわたっ
て硬質材料よりなる保護管を設け、室内ユニットと室外
ユニットとの間の冷媒配管を前記保護管に通して配管し
てあるため、他物による当接や荷重によって冷媒配管を
損傷する恐れがない。 一般に、室外ユニットは、圧縮機やその駆動モータ等
があるために室内ユニットに比べるとかなり重たいが、
本考案では、方形状ベースフレームの四隅近傍部に吊り
環を設けてあり、空調機の設置や撤収にあたって空調機
を吊り上げる際、方形状のベースフレームの四隅近傍部
を吊り上げるようにしたので、室内ユニットと室外ユニ
ットに大きな重量差があっても、安定良く吊り上げるこ
とができ、トラックへの積み降ろしを安全に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る空調機の使用状態を示す全体の概
略斜視図である。
【図2】要部の一部切欠き側面図である。
【図3】要部の平面図である。
【符号の説明】
1A…室内ユニット、1B…室外ユニット、5…ベース
フレーム、6a,6b…冷媒配管、7…電気配線、8…
保護管、9…分電ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 5/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状で四隅近傍部の上面に吊り環を備
    えた共通のベースフレーム上に、室内ユニットと室外ユ
    ニットとを背中合わせで且つ背面間に隙間が形成された
    状態に設置すると共に、前記隙間内で且つ室外ユニット
    背面と近接した位置に分電ボックスを設置し、室内ユニ
    ットの底部と室外ユニットの底部とにわたって硬質材料
    よりなる保護管を設け、室内ユニットと室外ユニットと
    の間の冷媒配管を前記保護管に通して配管すると共に、
    前記分電ボックスと室内ユニットと室外ユニットとの間
    の電気配線を両ユニットの底部側において施し、室外ユ
    ニット及び分電ボックスと室内ユニットとの間にテント
    の壁面部分を挿抜自在に挿入配置するように構成してあ
    ることを特徴とする空調機。
JP1993015196U 1993-03-05 1993-03-05 空調機 Expired - Fee Related JP2582690Y2 (ja)

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