JP2020185832A - リアブラケット - Google Patents

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裕介 武藤
Yusuke Muto
裕介 武藤
啓介 結城
Keisuke Yuki
啓介 結城
勇太 鈴木
Yuta Suzuki
勇太 鈴木
拓也 屋敷
Takuya Yashiki
拓也 屋敷
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Abstract

【課題】分担荷重の増加を抑制したリアブラケットを提供すること。【解決手段】モータと、モータを駆動する電力制御ユニットを搭載した車両に用いられ、ハウジングの上方に隙間を開けて配置された電力制御ユニットを、ハウジングに対してフロントブラケットとともに支持するリアブラケットであって、ハウジングに対してボルト21を介して固定される基部11と、基部11の前端から電力制御ユニットに延びる支持部12と、を備え、支持部12は、ボルト21の頭部21aと支持部12と、が当接する方向に荷重が加えられた場合に、ボルト21の頭部21aが入り込む凹部32を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電力制御ユニット(PCU)を支持するリアブラケットに関する。
従来、このような分野の技術として、特開2017−024466号公報がある。この公報では、モータを収容するハウジングの上方にPCUが配置されている状態で、フロントブラケットとリアブラケットによってPCUを支持することが記載されている。また、このリアブラケットには、ハウジングに固定される基部と、基部の前端からPCUに向けて延びている支持部を有している。
さらに、リアブラケットの支持部の両側には、上下に延びるようにリブが形成されており、このリブには衝突時に折れ起点となる降伏部が設けられている。前方から衝突荷重を受けた場合には、降伏部が最初に降伏する状態となり、支持部の変形が発生する。
特開2017−024466号公報
前述した従来のブラケットを有する車両では、大きな衝突荷重を受けた場合に、PCUを支持しているフロントブラケット及びリアブラケットの双方で、その荷重を分担する。前述した従来のリアブラケットでは、リブに降伏部を設けていることから、大きな衝突荷重を受けた場合に支持部の変形が大きくなる。
ここで、リアブラケットの基部は、ボルトを介してハウジングに固定されており、衝突荷重によって変形した支持部がボルト頭に当接した状態となって、さらに力が加わった状態となることがある。このとき、フロントブラケットに比べてリアブラケットにかかる荷重が増大する。したがって、リアブラケットからハウジングに対して耐荷重以上の荷重を発生させてしまい、ハウジングを破損してしまうおそれがある。
本発明は、分担荷重の増加を抑制したリアブラケットを提供するものである。
本発明にかかるリアブラケットは、モータと、前記モータを駆動する電力制御ユニットを搭載した車両に用いられ、ハウジングの上方に隙間を開けて配置された前記電力制御ユニットを、前記ハウジングに対してフロントブラケットとともに支持するリアブラケットであって、前記ハウジングに対してボルトを介して固定される基部と、前記基部の前端から前記電力制御ユニットに延びる支持部と、を備え、前記支持部は、前記ボルトの頭部と前記支持部と、が当接する方向に荷重が加えられた場合に、前記ボルトの頭部が入り込む凹部を有する。
これにより、リアブラケットが変形する際に、基部に用いられるボルトの頭部がリアブラケットの支持部に当たるタイミングを調整し、リアブラケットに発生する荷重を調整することができる。
これにより、分担荷重の増加を抑制したリアブラケットを提供することができる。
リアブラケットを後側方向から見た場合の一例を示す斜視図である。 リアブラケットのII−II断面図である。 リアブラケットが変形してボルトの頭部に当接する状態を示す図である。 リアブラケットを前側方向から見た場合の一例を示す図である。 リアブラケットに凹部を設けない状態と凹部を設けた状態において、変形にかかるストロークと荷重の関係を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
リアブラケット1は、図示しない走行用のモータと、モータを駆動する電力制御ユニット(PCU)を有する車両において用いられる。例えばモータ及びPCUは、車両の前部空間に搭載される。
PCUは、例えば電源の直流電流を交流に変換するインバータや、昇圧コンバータである。PCUは、モータが配置されているハウジングの上方において、ハウジングと隙間を有した状態で配置されているものとして説明する。このようにPCUをハウジングの近傍に配置しつつ隙間をあけて配置することで、PCUとモータとを繋ぐケーブルを短縮するとともに、モータの振動がPCUに伝わることを低減できる。
例えば、ハウジングには、モータの他に、ディファレンシャルギヤや、エンジンを用いている場合にエンジンの出力トルクをモータとディファレンシャルギヤに分配するための分配機構が配置されている。
またPCUは、モータが配置されたハウジングに対して、前側がフロントブラケットにより支持され、後側がリアブラケット1により支持されている。なお、ここで前とは車両前方側を意味しており、後とは車両後方側を意味する。
図1に示すように、リアブラケット1は、ハウジングに固定される基部11と、基部11の前側端部からPCU側に延びるように設けられた支持部12と、支持部12の両側に設けられたリブ13と、編組線ブラケット14と、を備える。ここで基部11の前側端部とは、基部11の車両前方側の端である。
基部11は、その板面がハウジングに対して当接するように配置されている。また、基部11の面にはボルト21を通す貫通孔が形成されている。一方、ハウジングには、ボルト21を受けるボルト穴が形成されており、基部11側から挿入されたボルト21によって基部11とハウジングが固定される。すなわち、基部11側の上面にボルト21の頭部21aが配置される。
支持部12は、板面部31と、板面部31に設けられた凹部32と、板面部31とPCUとを固定するPCU固定部33と、を備える。
板面部31の下側端部は、基部11の前側端部と連続するように形成されている。ここで、図2は図1に示したII−II断面図である。図2に示すように、板面部31には、後側面31b側から前側面31a方向に突出している箇所であり、言い換えると後側面31b側から前側面31aに向けて凹んでいる凹部32が形成されている。
凹部32は、ボルト21の頭部21aが板面部31に当接する方向にリアブラケット1が変形する力が加わった場合に、ボルト21の頭部21aが入り込む箇所に形成されている。これにより、ボルト21の頭部21aと板面部31とが当接するまでの距離が長くなり、ボルト21の頭部と板面部31とが当接するタイミングを調整することができる。
なお凹部32の底部は平面状であり、凹部32の底部における前側面を前方側底面32aとする。前方側底面32aには、編組線ブラケット14が配置されている。
なお、基部11とハウジングとを連結させるボルト21が複数である場合に、それぞれのボルト21の頭部21aに対応するように、複数の凹部32が板面部31に形成されていてもよい。また例えば、連続するように設けられた複数のボルト21が1つの凹部32に入り込むように、ボルト21の連続する方向に長い凹部32を設けても良い。
PCU固定部33は、支持部12の上部近傍に形成されている。例えばPCU固定部33では、PCUの後方側に対して当接した前側面31aを、ボルト等によって固定する。
リブ13は、支持部12の側方の両側に形成されている。例えば、リブ13の一部に降伏部を設けておくことにより、リアブラケット1に対して前後方向の衝撃力等が加わった場合の支持部12の変形の仕方を調整できる。なお図3は、リアブラケット1の支持部12の変形イメージを示した図である。
図4は、リアブラケット1の前側面側の一例である。編組線ブラケット14は、リアブラケット1の支持部12の凹部32の前方側底面32aに溶接されおり、編組線を介してPCUとリアブラケット1を接続している。これにより、編組線ブラケット14は、PCUのノイズ電流をグランドに落としてラジオノイズの発生を抑制する。
なお、編組線ブラケット14を支持部12の凹部32の前方側底面32aに配置することによって、編組線ブラケット14及びこれに接続されている編組線が他の装置等の邪魔になりにくい。また、編組線ブラケット14は、前方側底面32aに配置することにより、溶接等によってリアブラケット1上に固定しやすいというメリットがある。
図5(a)は、支持部12に凹部32を設けない状態で、リアブラケット1が変形する前後方向の衝撃力が加わった場合に、フロントブラケットとリアブラケット1にかかる分担荷重の一例を示している。一方、図5(b)は、支持部12に凹部32を設けた状態で、リアブラケット1が変形する前後方向の衝撃力が加わった場合に、フロントブラケットとリアブラケット1にかかる分担荷重の一例を示している。
図5(a)に示した例では、リアブラケット1の変形によって、支持部12の板面部31に対してボルト21の頭部21aが当接するまでのストロークが短く、また、支持部12にボルト21が当接してからリアブラケット1にかかる荷重が大きくなり、フロントブラケットとリアブラケット1にかかる分担荷重の差が大きくなる状態が示されている。
一方、図5(b)に示した例では、凹部32にボルト21の頭部21aが入り込むため、ボルト21の頭部21aが支持部12に当接するまでのストロークが長くなる状態が示されている。さらに、その結果、フロントブラケットとリアブラケット1にかかる分担荷重の差が小さくなる状態が示されている。
したがって、支持部12に凹部32を設けておき、リアブラケット1に変形する荷重が加わった場合に、ボルト21の頭部21aが凹部32に入り込むことで、リアブラケット1に大きな荷重が加わるタイミングが遅くなるように調整することができる。これにより、フロントブラケットとリアブラケット1にかかる分担荷重の差を低減し、リアブラケット1にのみ大きな荷重が加わることを抑制することで、この荷重によるハウジングの破損が発生することを抑制できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。すなわち上記の記載は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされており、当業者であれば、実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。
1 リアブラケット
11 基部
12 支持部
13 リブ
14 編組線ブラケット
21 ボルト
21a 頭部
31 板面部
31a 前側面
31b 後側面
32 凹部
32a 前方側底面
33 PCU固定部

Claims (1)

  1. モータと、前記モータを駆動する電力制御ユニットを搭載した車両に用いられ、ハウジングの上方に隙間を開けて配置された前記電力制御ユニットを、前記ハウジングに対してフロントブラケットとともに支持するリアブラケットであって、
    前記ハウジングに対してボルトを介して固定される基部と、
    前記基部の前端から前記電力制御ユニットに延びる支持部と、を備え、
    前記支持部は、
    前記ボルトの頭部と前記支持部と、が当接する方向に荷重が加えられた場合に、前記ボルトの頭部が入り込む凹部を有する、
    リアブラケット。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110162899A1 (en) * 2008-08-25 2011-07-07 Ross Blade Electric engine arrangement
JP2013193634A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toyota Motor Corp 電動車両
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