JP5381073B2 - 車載機器の搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンルーム内等に配置された電気機器やバッテリー等の車載機器を搭載するための車載機器の搭載構造に関する。
下記特許文献1に開示された車載用補機部品の取付構造では、フロントサイドメンバにマウント部材が設けられており、インバータ(特許文献1では車載用補機部品の一態様である)の長手方向が車両前後方向に傾斜した状態でマウント部材上にインバータが載置される。このインバータは、マウント部材に下端が係止されたロッド部材の上端に係止されている。さらに、フロントサイドメンバには係止部材が締結されており、この係止部材に下端部が係止された別のロッド部材の上端にインバータがブラケットを介して締結固定されている。
特開2001−97052の公報
この特許文献1に開示された構成では、車両が衝突することで前方からの衝撃をフロントサイドメンバが受け、この衝撃がインバータに伝わるとインバータは車幅方向に回転し、衝撃で後方へ移動しようとするインバータをサスタワーで受け止めてインバータの後方移動を抑制する。
しかしながら、このように車両前方側からの衝撃によるインバータの回転や、サスタワーに受け止められるまでのインバータの後方移動によって、インバータに接続されたハーネスに負荷がかかる可能性があり、インバータ等の車載機器の移動を防止又は効果的に抑制するための構造が切望されている。
本発明は、上記事実を考慮して、車両上下方向に対して略直交する向きからの荷重に起因した車載機器の移動を防止又は抑制できる車載機器の搭載構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車載機器の搭載構造は、中央側で車両のボデーに固定されるボデー側ブラケットと、前記ボデー側ブラケットの上側又は下側に設けられて、前記ボデーへの前記ボデー側ブラケットの固定位置から離間した前記ボデー側ブラケットの外周側で前記ボデー側ブラケットに固定される機器側ブラケットと、を備え、前記機器側ブラケットの上側又は下側に車載機器を配置して、前記ボデー側ブラケットに対する前記機器側ブラケットの固定位置から離間した前記機器側ブラケットの中央側で前記車載機器を前記機器側ブラケットに固定する。
請求項1に記載の本発明に係る車載機器の搭載構造では、中央側で車両のボデーに固定されたボデー側ブラケットの上側又は下側に機器側ブラケットが設けられ、車両のボデーに対するボデー側ブラケットの固定位置から離間したボデー側ブラケットの外周側で機器側ブラケットがボデー側ブラケットに固定される。車両に搭載される車載機器は機器側ブラケットの上側又は下側に配置され、ボデー側ブラケットに対する機器側ブラケットの固定位置から離間した機器側ブラケットの中央側で機器側ブラケットに固定される。
このような車載機器の搭載構造では、例えば、上下方向に対して概ね直交する向き(例えば、車両前方側)からボデーに作用した荷重は、ボデー側ブラケットと機器側ブラケットとに分散されて伝わるので、ボデーに作用した荷重のうち、機器側ブラケットに固定された車載機器を移動させるように作用する荷重が低減される。これにより、上下方向に対して概ね直交する向きからボデーに作用した荷重による車載機器の移動を防止又は抑制できる。
一方、車両走行時等に車載機器にて生じた振動は、機器側ブラケットと車載機器との固定位置を介して機器側ブラケットに伝わる。機器側ブラケットに伝わった振動はボデー側ブラケットと機器側ブラケットとの固定位置を介してボデー側ブラケットに伝わり、更に、ボデー側ブラケットとボデーとの固定位置を介してボデーに伝わる。
ここで、機器側ブラケットと車載機器との固定位置は、機器側ブラケットの中央側とされ、ボデー側ブラケットの外周側のボデー側ブラケットと機器側ブラケットとの固定位置から離間しており、ボデー側ブラケットと機器側ブラケットとの固定位置は、ボデー側ブラケットの中央側のボデー側ブラケットとボデーとの固定位置から離間している。このため、車載機器からボデーまでの振動の伝達経路が複雑で長くなり、これにより、車載機器からボデーに振動が伝わるまでの間に振動が減衰されるので、車載機器の振動に起因したボデーの振動を防止又は抑制できる。
請求項2に記載の本発明に係る車載機器の搭載構造は、請求項1に記載の本発明において、前記機器側ブラケットに対する前記車載機器の固定位置で、前記機器側ブラケットを前記ボデー側ブラケットから上下方向に離間させている。
請求項2に記載の本発明に係る車載機器の搭載構造によれば、機器側ブラケットに対する車載機器の固定位置では機器側ブラケットがボデー側ブラケットから上下方向に離間している。このため、車両のボデーからボデー側ブラケットに伝わった荷重が、機器側ブラケットに対する車載機器の固定位置やその近傍で機器側ブラケットに伝わり難く、ひいては、ボデー側ブラケットに伝わった荷重が車載機器に伝わり難い。
これにより、上下方向に対して概ね直交する向きからボデーに作用した荷重による車載機器の移動を防止又は効果的に抑制できる。
請求項3に記載の本発明に係る車載機器の搭載構造は、請求項1又は請求項2に記載の本発明において、前記ボデー側ブラケットに対する前記機器側ブラケットの固定位置を、前記ボデーに対する前記ボデー側ブラケットの固定位置及び前記機器側ブラケットに対する前記車載機器の固定位置の少なくとも何れか一方の固定位置に対して上下方向に対して直交する向きに離間させている。
請求項3に記載の本発明に係る車載機器の搭載構造では、ボデー側ブラケットに対する機器側ブラケットの固定位置が、ボデーに対するボデー側ブラケットの固定位置及び機器側ブラケットに対する車載機器の固定位置の少なくとも何れか一方の固定位置に対して上下方向に対して直交する向きに離間している。このため、車両のボデーからボデー側ブラケットに伝わった荷重等の車載機器への伝達経路が、上下方向に対して直交する向きに迂回することになる。
これにより、この荷重等の伝達経路を上下方向に大きく伸ばすことなく荷重等の伝達経路を長く設定でき、荷重等が車載機器に伝わるまでに荷重等を減衰させることができる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る車載機器の搭載構造では、上下方向に対して概ね直交する向きからボデーに作用した荷重による車載機器の移動を防止又は抑制できる。
請求項2に記載の本発明に係る車載機器の搭載構造では、車両のボデーからボデー側ブラケットに伝わった荷重が車載機器に伝わることを更に一層効果的に抑制でき、ボデーに作用した荷重による車載機器の移動を防止又は効果的に抑制できる。
請求項3に記載の本発明に係る車載機器の搭載構造では、ボデーからボデー側ブラケットに伝わった荷重等の伝達経路を上下方向に大きく伸ばすことなく荷重等の伝達経路を長く設定でき、荷重等が車載機器に伝わるまでに荷重等を減衰させることができる。
<第1の実施の形態の構成>
図2には本発明に係る車載機器の搭載構造の第1の実施の形態を、車両のエンジンルーム12内における車載機器としてのインバータ14の取り付けに適用した例が斜視図により示されており、図3には本発明に係る車載機器の搭載構造をインバータ14に適用した例が車両の正面側からの図により示されている。さらに、図4には本実施の形態の要部の分解斜視図が示されている。
図3に示されるように、エンジンルーム12内にはボデー側ブラケット16が設けられている。ボデー側ブラケット16は、車両のボデー18を構成する各種部材のうち、ボデー18の骨格を構成する骨格部材やボデー18を補強する補強部材の一態様であるラジエータサポート20の後方で且つこのような骨格部材や補強部材の一態様であるサイドメンバ22の車幅方向内側に設けられている。
図4に示されるように、ボデー側ブラケット16は平板部24を備えている。平板部24は厚さ方向が概ね車両の上下方向に沿った平板状とされている。この平板部24にはボデー側締結部26が設けられている。ボデー側締結部26は平板部24の厚さ方向に平板部24を貫通した状態で平板部24に固定されたウエルドボルトで構成されている。
この平板部24の下側には図1にて概略的に示されているようなキャリア28が設けられている、キャリア28は平板状に形成されており、その一部がサイドメンバ22に溶接等により一体的に固定されている。上記の平板部24(ボデー側ブラケット16)はキャリア28上に載置され、キャリア28に形成された図示しない透孔を貫通したボデー側締結部26のウエルドボルトに、キャリア28のボデー側ブラケット16とは反対側(すなわち、下方)からナットが締結されることでキャリア28にボデー側ブラケット16が一体的に締結固定される。
なお、キャリア28に関して補足すると、キャリア28は、従来、「バッテリーキャリア」と称されて、車両に搭載されるバッテリーが載置されていた部位であるが、本実施の形態を適用した車両では、キャリア28にはバッテリーが搭載されずにエンジンルーム12が搭載される構成であるので、単にキャリア28と称している。
また、図4に示されるように、平板部24の外周一部からは縦壁部30が車両の上方へ向けて延設されていると共に、縦壁部30の形成部位とは別の平板部24の外周一部からは縦壁部32が車両の下方へ向けて延設されている。さらに、上記のボデー側締結部26の位置よりも車両前方側では、縦壁部32の平板部24とは反対側の端部(下端部)から舌片状のボデー側締結部34が略車両前方側へ向けて延設されている。このボデー側締結部34の下方には、上記のキャリア28又はラジエータサポート20が位置しており、例えば、ボデー側締結部34を上方から貫通した図示しないボルトによってキャリア28又はラジエータサポート20に一体的に固定される。
さらに、車両前方側の平板部24の端部近傍では、平板部24の外周部から斜壁36が連続して形成されている。斜壁36は平板部24に対して平板部24の外周部の外側への向きに対して車両上方側へ傾斜するように形成されている。この斜壁36の平板部24とは反対側の端部からは連続して締結片38が形成されている。
これに対して、車両後方側の平板部24の端部近傍では、平板部24の外周部から斜壁40が連続して形成されている。斜壁40は平板部24に対して平板部24の外周部の外側への向きに対して車両上方側へ傾斜するように形成されている。この斜壁40の平板部24とは反対側の端部からは連続して締結片42が形成されている。
以上の構成のボデー側ブラケット16の上側には機器側ブラケット50が配置されている。機器側ブラケット50は平板部52を備えている。平板部52は厚さ方向が概ね平板部24の厚さ方向に沿った平板状とされている。車両前方側の平板部52の端部近傍は上記の締結片54とされている。締結片54は車両の上下方向に締結片38と対向する。この締結片54に対応して締結片38にはブラケット締結部56が設けられている。
本実施の形態においてブラケット締結部56は締結片38に一体的に形成されたウエルドボルトとされており、このブラケット締結部56を構成するウエルドボルトが締結片54に形成された透孔を貫通した状態で、機器側ブラケット50のボデー側ブラケット16とは反対側からブラケット締結部56を構成するウエルドボルトにナット58が締結されることで車両前方側におけるボデー側ブラケット16及び機器側ブラケット50の端部近傍でボデー側ブラケット16と機器側ブラケット50とが一体的に締結固定される。
これに対し、車両前方側の平板部52の端部近傍では、平板部52の外周部から斜壁60が連続して形成されている。斜壁60は平板部52に対して平板部52の外周部の外側への向きに対して車両上方側へ傾斜するように形成されている。この斜壁60の平板部52とは反対側の端部からは連続して締結片62が形成されている。この締結片62にはブラケット締結部64が設けられている。
本実施の形態においてブラケット締結部64は締結片62に一体的に形成されたウエルドボルトとされており、このブラケット締結部64を構成するウエルドボルトが締結片42に形成された透孔を貫通した状態で、締結片42の締結片62とは反対側からブラケット締結部64を構成するウエルドボルトに図示しないナットが締結されることで車両後方側におけるボデー側ブラケット16及び機器側ブラケット50の端部近傍でボデー側ブラケット16と機器側ブラケット50とが一体的に締結固定される。
さらに、ボデー側ブラケット16における締結片38の形成位置よりも車幅方向外側で且つ平板部52の厚さ方向に対して概ね直交する向きにボデー側締結部26の設定位置から離間した位置では、平板部52から舌片状の締結片72が平板部52の外周部の外方へ向けて延出されている。この締結片72に対応して機器側ブラケット50の平板部52の外周一部の近傍にはブラケット締結部74が設けられている。
本実施の形態においてブラケット締結部74は締結片62に一体的に形成されたウエルドボルトとされており、このブラケット締結部74を構成するウエルドボルトが締結片72に形成された透孔を貫通した状態で、締結片72の締結片62とは反対側からブラケット締結部74を構成するウエルドボルトに図示しないナットが締結されることで締結片72を形成した位置の側におけるボデー側ブラケット16及び機器側ブラケット50の端部近傍でボデー側ブラケット16と機器側ブラケット50とが一体的に締結固定される。
以上のようにしてボデー側ブラケット16と機器側ブラケット50とが一体的に締結されるが、機器側ブラケット50における斜壁60は、ボデー側ブラケット16における斜壁40よりも短く、車両の上下方向に沿った斜壁60の平板部52側の端部から締結片62側の端部までの寸法よりも、車両の上下方向に沿った斜壁40の平板部24側の端部から締結片42側の端部までの寸法の方が長いため、図1に示されるように、ボデー側ブラケット16と機器側ブラケット50との締結状態であっても、平板部24と平板部52とが離間している。
また、以上のようにしてボデー側ブラケット16に締結固定される機器側ブラケット50の平板部52には機器側締結部82が設けられている。機器側締結部82は、平板部52の中央側における締結片54、62の各設定位置及びブラケット締結部74の形成位置の何れからも離間した位置で平板部52に形成された図示しない複数の透孔の各々を貫通するボルトにより構成されている。この機器側締結部82は、機器側ブラケット50上に載置される上記のインバータ14に設定された雌ねじ部またはウエルドナットに螺合し、これにより、インバータ14が機器側ブラケット50上で固定される。
図2に示されるように、機器側ブラケット50上に固定されたインバータ14の上端部近傍に設けられたコネクタ(図示省略)では、電気的接続手段の一態様であるハーネス84の一端が接続されている。このハーネス84はインバータ14の後方側を通過し、更にその他端は上記のキャリア28の下側に設置された図示しないモータに接続されている。
このモータの駆動軸は、車両の駆動輪に直接又は駆動力伝達手段を介して間接的に連結されている。インバータ14は、車両に搭載された図示しないバッテリーに接続されており、バッテリーから供給された直流電流はインバータ14によって交流電流に変換されてモータに供給され、これにより、モータが駆動して車両の駆動輪が回転するようになっている。すなわち、本実施の形態は、モータの駆動力で走行する所謂「電気自動車」や内燃機関(エンジン)から出力された駆動力とモータから出力された駆動力とを適宜に利用する「ハイブリッド自動車」に適用されていることになる。
一方、上記のインバータ14の上側にはブラケット92が設けられている。ブラケット92はその一端がボルト94によってラジエータサポート20に一体的に締結固定されており、その他端にてインバータ14の上端部を押さえ付けている。また、インバータ14の上側にはブラケット96が設けられている。ブラケット96はその一端がボルト98によってサイドメンバ22に一体的に締結固定されており、その他端はボルト100によりインバータ14の上端部に固定されている。
<第1の実施の形態の作用、効果>
次に、上述した本実施の形態を概略的に示した図1を用いて本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
上述したように、本実施の形態では、概ね車両の上下方向に対向する2枚のボデー側ブラケット16と機器側ブラケット50とによりインバータ14がキャリア28に設置される。このような構成では、車両の前方側からボデー18(例えば、ラジエータサポート20)に作用した荷重Fは、車両前方側のボデー側ブラケット16の端部と車両前方側の機器側ブラケット50の端部とにそれぞれ伝えられ、これにより、荷重Fは、ボデー側ブラケット16に入力される荷重F1と機器側ブラケット50に入力される荷重F2とに分散される。
荷重F1は荷重Fよりも小さいので、荷重Fの全てがボデー側ブラケット16に入力された場合に比べて荷重F1がボデー側ブラケット16に入力された場合の方が、ボデー側ブラケット16の車両後方側への変位量が小さい。また、荷重F2は荷重Fよりも小さいので、荷重Fの全てが機器側ブラケット50に入力された場合に比べて荷重F2が機器側ブラケット50に入力された場合の方が、機器側ブラケット50の車両後方側への変位量が小さく、ひいては、機器側ブラケット50に固定されたインバータ14の車両後方側への変位が小さい。
このように、本実施の形態を適用することで、車両前方側からの荷重によるインバータ14の後方側への変位量を効果的に抑制できるので、インバータ14とインバータ14の後方側に位置するサスペンションタワー112との間でのハーネス84の挟み込みを防止又は極めて効果的に抑制できる。
一方、車両走行時にはインバータ14が振動する。ここで、本実施の形態では、ボデー側締結部26にてボデー側ブラケット16がキャリア28に締結固定され、ボデー側ブラケット16におけるキャリア28への締結位置から平板部24の厚さ方向に対して直交する向き(特に車両前後方向)に離間した位置に設定されたブラケット締結部56、64、74にてボデー側ブラケット16が機器側ブラケット50に締結固定される。さらに、機器側ブラケット50とボデー側ブラケット16との締結位置(すなわち、ブラケット締結部56、64、74の設定位置)から平板部52の厚さ方向に対して直交する向き(特に車両前後方向)に離間した位置に設定された機器側締結部82にてインバータ14が機器側ブラケット50に締結固定される。
このため、インバータ14にて生じた振動は、図1の矢印A及び矢印Bで示されるように、インバータ14と機器側ブラケット50との締結位置から機器側ブラケット50に伝わり、更に、機器側ブラケット50とボデー側ブラケット16との締結位置を迂回してボデー側ブラケット16に伝わる。このようにしてボデー側ブラケット16に伝わった振動は、ボデー側ブラケット16とキャリア28との締結位置を介してキャリア28に伝わってボデー18に伝わる。このように、本実施の形態が適用されることで、インバータ14にて生じた振動はボデー18に伝わるまで様々迂回することで伝達経路が長くなる。このため、インバータ14にて生じた振動は、ボデー18に伝わるまでに減衰される。このように、インバータ14にて振動が生じることによる影響、例えば、車両の乗員が抱く不快感等の発生を防止又は極めて効果的に抑制できる。
しかも、上記のように、ボデー側ブラケット16と機器側ブラケット50との締結状態であっても、平板部24と平板部52とが離間しているので、インバータ14にて生じた振動が平板部52から平板部24へ直接伝わり難く、上記のよう振動が迂回しやすい。このため、更に効果的にインバータ14にて生じた振動を、ボデー18に伝わるまでに減衰させることができる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明のその他の実施の形態について説明する。なお、以下の各実施の形態を説明するにあたり、前記第1の実施の形態を含めて説明している実施の形態よりも前出の実施の形態と基本的に同一の部位に関しては、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
図5には本発明に係る車載機器の搭載構造の第2の実施の形態を、車両のエンジンルーム12内における車載機器としてのインバータ14の取り付けに適用した例が概略的な側面図により示されている。
この図に示されるように、本実施の形態ではエンジンルーム12にボデー側ブラケット122が設けられている。車両前後方向に沿ったボデー側ブラケット122の前端部近傍は、車両前後方向に沿ったエンジンルーム12の前端側に位置するボデー18(例えば、ラジエータサポート20)の上端にボデー側締結部26により一体的に締結固定されている。これに対し、車両前後方向に沿ったボデー側ブラケット122の後部近傍は、車両前後方向に沿ったエンジンルーム12の中間や後端側に位置するボデー18(例えば、サスペンションタワーやカウルパネル)の上端にボデー側締結部26により一体的に締結固定されている。
ボデー側ブラケット122の前端部近傍と後端部近傍の間では、ボデー側ブラケット122の下側に機器側ブラケット124が設けられている。機器側ブラケット124は平板状の平板部126を備えている。車両前後方向に沿った平板部126の両端部からは連続して斜壁128が延出されている。斜壁128は、平板部126の前端部及び後端部の外方に対して車両上方へ傾斜した向きに延出されている。これらの斜壁128の平板部126とは反対側の端部からは連続して形成されており、これらの締結片130が、ボデー側ブラケット122をボデー18に締結するためのボデー側締結部26の設定位置から離間した位置でブラケット締結部74によりボデー側ブラケット122に一体的に締結固定されている。
また、本実施の形態では、機器側ブラケット124を構成する平板部126の下側にインバータ14が配置されており、機器側締結部82により機器側ブラケット124にインバータ14が締結固定されている。
このように、本実施の形態は前記第1の実施の形態とは異なり、ボデー側ブラケット122の下側に配置された機器側ブラケット124にインバータ14が吊り下げられた状態で取り付けられた構成であるが、車両の上下方向に対向する2枚のボデー側ブラケット122と機器側ブラケット124とによりインバータ14がボデー18に取り付けられている点に関しては前記第1の実施の形態と同じである。
しかも、ボデー側ブラケット122とボデー18との締結部位であるボデー側締結部26に対して、ボデー側ブラケット122と機器側ブラケット124との締結部位であるブラケット締結部74は離間しており、更に、ボデー側ブラケット122と機器側ブラケット124との締結部位であるブラケット締結部74に対して、インバータ14と機器側ブラケット124との締結部位である機器側締結部82が離間しているという点も前記第1の実施の形態と同じである。このため、本実施の形態を適用しても基本的には、上述した前記第1の実施の形態と同様の作用を奏し、上述した前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図6には本実施の形態を、車両のエンジンルーム12内における車載機器としてのインバータ14の取り付けに適用した例が概略的な側面図により示されている。
この図に示されるように、本実施の形態ではボデー側ブラケット122の前端部近傍と後端部近傍の間でボデー側ブラケット122の下側に機器側ブラケット124が設けられておらず、代わりに機器側ブラケット144が設けられている。機器側ブラケット144は平板状の平板部146を備えている。車両前後方向に沿った平板部146の両端部からは連続して斜壁148が延出されている。斜壁148は、平板部146の前端部及び後端部の外方に対して車両下方へ傾斜した向きに延出されている。
これらの斜壁148の平板部146とは反対側の端部からは平板部150が連続して形成されており、これらの平板部150の斜壁148とは反対側の端部からは車両上方側へ向けて締結片152が立設されている。これらの締結片152の上端部からボデー18の側へ向けて締結片152が延出されており、ボデー側ブラケット122をボデー18に締結するためのボデー側締結部26の設定位置から離間した位置でブラケット締結部74によりボデー側ブラケット122に一体的に締結固定されている。
以上の構成の本実施の形態では、ボデー側ブラケット122の下側でインバータ14が機器側ブラケット144の平板部146上に載置されており、機器側締結部82によってインバータ14が平板部146に締結固定されている。
このように、本実施の形態は前記第1の実施の形態とは異なり、ボデー側ブラケット122の下側に配置された機器側ブラケット124上にインバータ14が取り付けられた構成であるが、車両の上下方向に対向する2枚のボデー側ブラケット122と機器側ブラケット144とによりインバータ14がボデー18に取り付けられている点に関しては前記第1の実施の形態と同じである。
しかも、ボデー側ブラケット122とボデー18との締結部位であるボデー側締結部26に対して、ボデー側ブラケット122と機器側ブラケット144との締結部位であるブラケット締結部74は離間しており、更に、ボデー側ブラケット122と機器側ブラケット144との締結部位であるブラケット締結部74に対して、インバータ14と機器側ブラケット144との締結部位である機器側締結部82が離間しているという点も前記第1の実施の形態と同じである。このため、本実施の形態を適用しても基本的には、上述した前記第1の実施の形態と同様の作用を奏し、上述した前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
<第4の実施の形態>
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図7には本実施の形態の要部の構成を拡大した側面図が示されている。
この図に示されるように、本実施の形態では、ボデー側ブラケット16に代わりボデー側ブラケット162が設けられている。ボデー側ブラケット162は基本的にボデー側ブラケット16と同じ構成でよいが、ボデー側ブラケット162の車両前方側の端部近傍に設定された締結片38の斜壁36とは反対側の端部から連続して荷重吸収手段としての可変部164が形成されている。可変部164は車両左右方向に沿って見た形状(側面視)が車両上方へ向けて開口した凹形状となるように、締結片38の斜壁36とは反対側の端部から延出された平板部を屈曲することで形成されている。
これに対し、本実施の形態では、機器側ブラケット50に代わり機器側ブラケット166が設けられている。機器側ブラケット166は基本的に機器側ブラケット50と同じ構成でよいが、機器側ブラケット166の車両前方側の端部近傍に設定された締結片54の前端から連続して荷重吸収手段としての可変部168が形成されている。可変部168は車両左右方向に沿って見た形状(側面視)が上記の可変部164と向き合うように車両下方へ向けて開口した凹形状となるように、締結片54の前端部から延出された平板部を屈曲することで形成されている。
以上のように可変部164、168を形成した本実施の形態では、上述した車両前方側からの荷重Fの一部である荷重F1が可変部164に作用すると、可変部164での屈曲部分を中心に可変部164の各部位が適宜に屈曲するように変形する。また、荷重Fの一部である荷重F2が可変部168に作用すると、可変部168での屈曲部分を中心に可変部168の各部位が適宜に屈曲するように変形する。
このように、可変部164、168が荷重F1、F2により変形することで、荷重F1、F2(すなわち、荷重F)のエネルギーの少なくとも一部が、可変部164、168の変形に供されることになり、ボデー側ブラケット162や機器側ブラケット166を後方側へ移動させるためのエネルギーが減少する。このため、インバータ14の後方への変位が更に効果的に抑制される。
なお、本実施の形態では、可変部164を締結片38の斜壁36とは反対側に形成して、可変部168を締結片54の前端部から連続して形成した構成であった。しかしながら、可変部164や可変部168は、変形により荷重F1や荷重F2の少なくとも一部を吸収して、機器側ブラケット50におけるインバータ14の後方側への変位を抑制できればよい。
したがって、この観点からすれば、荷重F2が機器側ブラケット50とインバータ14との締結部位に到達するまでに、可変部168が変形して荷重F2を吸収できればよい。このため、例えば、図8に示されるように、車両前後方向に沿った締結片38の中間部(ブラケット締結部56の設定位置よりも車両後方側)に可変部164を設定して、車両前後方向に沿った締結片54の中間部(ブラケット締結部56の設定位置よりも車両後方側)に可変部168を設定する構成としてもよい。
なお、以上の各実施の形態は、インバータ14を車載機器とした構成であったが、本発明を適用して車両に搭載される車載機器がインバータ14に限定されるものではなく、例えば、車両に搭載されるバッテリー等、様々な車両搭載機器の搭載に本発明を適用できる。
本発明の第1の実施の形態に係る車載機器の搭載構造を概略的に示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車載機器の搭載構造を適用してエンジンルーム内に車載機器(インバータ)を搭載した状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車載機器の搭載構造を適用してエンジンルーム内に車載機器(インバータ)を搭載した状態を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車載機器の搭載構造を示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る車載機器の搭載構造を概略的に示す側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る車載機器の搭載構造を概略的に示す側面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る車載機器の搭載構造の要部を概略的に示す拡大側面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る車載機器の搭載構造の変形例を示す拡大側面図である。
符号の説明
14 インバータ(車載機器)
16 ボデー側ブラケット
18 ボデー
50 機器側ブラケット
122 ボデー側ブラケット
124 機器側ブラケット
144 機器側ブラケット
162 ボデー側ブラケット
166 機器側ブラケット

Claims (3)

  1. 中央側で車両のボデーに固定されるボデー側ブラケットと、
    前記ボデー側ブラケットの上側又は下側に設けられて、前記ボデーへの前記ボデー側ブラケットの固定位置から離間した前記ボデー側ブラケットの外周側で前記ボデー側ブラケットに固定される機器側ブラケットと、
    を備え、前記機器側ブラケットの上側又は下側に車載機器を配置して、前記ボデー側ブラケットに対する前記機器側ブラケットの固定位置から離間した前記機器側ブラケットの中央側で前記車載機器を前記機器側ブラケットに固定する車載機器の搭載構造。
  2. 前記機器側ブラケットに対する前記車載機器の固定位置で、前記機器側ブラケットを前記ボデー側ブラケットから上下方向に離間させた請求項1に記載の車載機器の搭載構造。
  3. 前記ボデー側ブラケットに対する前記機器側ブラケットの固定位置を、前記ボデーに対する前記ボデー側ブラケットの固定位置及び前記機器側ブラケットに対する前記車載機器の固定位置の少なくとも何れか一方の固定位置に対して上下方向に対して直交する向きに離間させた請求項1又は請求項2に記載の車載機器の搭載構造。
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