JP2017081503A - 電力変換器の車載構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本明細書は、電力変換器の車載構造であって軽くて衝撃に強い車載構造を提供する。【解決手段】本明細書が開示する電力変換器の車載構造では、電力変換器は、少なくとも2個のブラケットによって、モータを格納するモータハウジング30の上面との間に隙間を有して支持されている。少なくとも1個のブラケットは、モータハウジング30に固定されるベース部13と、ベース部13から延びており、上端が電力変換器に連結されている支持部11と、を備えている。支持部11のベース部13との連結箇所と電力変換器との連結箇所の間に、他の部位より強度が低い脆弱部14が設けられているとともに、当該脆弱部14を挟んで支持部11の上側と下側を補助部材15が連結している。支持部11の材料の密度が補強部材15の材料の密度よりも低く、かつ、補助部材15の破断時全伸びが支持部11の破断時全伸びよりも大きい。【選択図】図3
Description
本発明は、電源電力をモータの駆動電力に変換する電力変換器の車載構造に関する。
電気モータで走行する自動車は、電源電力を走行用の電気モータの駆動電力に変換する電力変換器を備える。なお、本明細書が開示する技術は、電気自動車に限らず、ハイブリッド車と燃料電池車にも適用可能である。また、説明を簡単にするため、「電気モータ」を単純に「モータ」と表記する。さらには、走行用の電気モータを単純に「モータ」と表記する場合がある。
電力変換器は、典型的には、直流電源が出力する直流電力を交流に変換するインバータである。電力変換器は、昇圧コンバータを含む場合もある。電力変換器は、走行用のモータを収容するモータハウジングの上方に固定されることがある。電力変換器をモータの近くに配置することで、電力変換器とモータをつなぐパワーケーブルが短くなり、電力転送損失が抑制できる。特許文献1には、電力変換器のそのような車載構造の一例が開示されている。特許文献1に開示された電力変換器は、2個のブラケットによって、モータハウジングの上面との間に隙間を有して支持されている。2個のブラケットは、モータハウジングに固定されるベース部と、ベース部から延びており上端が電力変換器に連結されている支持部と、を備える。2個のブラケットは、鉄で作られている。
特許文献1の技術では、ブラケットが鉄で作られているので強度は高いがその重量が重くなってしまう。一方、鉄よりも軽い金属として例えばアルミニウムがあるが、アルミニウムでは強度が低く、衝突の衝撃により破断し易い。本明細書が開示する技術は、電力変換器の車載構造であって軽くて衝撃に強い車載構造を提供する。
本明細書が開示する電力変換器の車載構造では、電力変換器は、少なくとも2個のブラケットによって、モータを格納するモータハウジングの上面との間に隙間を有して支持されている。少なくとも1個のブラケットは、モータハウジングに固定されるベース部と、ベース部から延びており、上端が電力変換器に連結されている支持部と、を備えている。支持部のベース部との連結箇所と電力変換器との連結箇所の間に、他の部位より強度が低い脆弱部が設けられているとともに、当該脆弱部を挟んで支持部の上側と下側を補助部材が連結している。支持部の材料の密度が補強部材の材料の密度よりも低く、かつ、補助部材の破断時全伸びが支持部の破断時全伸びよりも大きい。
ここで、上記した「強度」とは、衝撃を受けたときの折れ難さあるいは破断のし難さをいう。他の部位より強度を低くするためには、局所的にその部位に応力を集中させる必要があり、その部位の形状は、他の部位と異なり、孔や溝、段といったものを有している。また、上記した「破断時全伸び」とは、基準点に対する部材の荷重に対する伸びと塑性による伸びとを合わせたものの割合をいう。すなわち、破断時全伸びが大きい部材は破断時全伸びが小さい部材と比較して、部材が破断するまでのひずみが大きく、衝突による荷重に対する破断するまでの耐久性が高いといえる。
上記した車載構造では、支持部に密度の低い材料、即ち軽い材料を採用する。そうすることでブラケットの全重量を軽くする。ただし、密度の低い材料は比較的に強度が低く、衝突による荷重に耐えきれず破断してしまう虞がある。そこで、衝撃を緩和するために、破断時全伸びが支持部の破断時全伸びよりも大きい材料で作られた補助部材を支持部と組み合わせる。上記の車載構造を用いると、ブラケットの脆弱部に応力が集中することでまず脆弱部が破断する。脆弱部が破断した後、脆弱部を挟んで支持部の上側と下側を連結しており破断時全伸びが大きい補助部材が伸びることで衝突による衝撃が緩和される。衝突による衝撃で補助部材が伸びることによって、支持部に加わる荷重が直ちに小さくなり、破断を免れる。すなわち、上記の車載構造は、衝突による荷重に対するブラケットの耐久性を確保したまま、ブラケットの重量を軽量化することができる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
(第1実施例)図面を参照して実施例の車載構造を説明する。実施例の車載構造2は、走行用のモータ3とエンジン98の双方を備えたハイブリッド車100に適用されている。車載構造2は、モータ3を駆動する電力変換器20をハウジング30の上に固定する構造である。ハウジング30は、モータ3と動力分配機構6とデファレンシャルギア4を収容している。説明を簡単にするために、以下では、「電力変換器20」を略して「PCU20」と表記する。PCUは、Power Control Unitの略である。
図1と図2に、ハイブリッド車100のエンジンコンパートメント90におけるデバイスの配置を示す。図1は、エンジンコンパートメント90を上方から見た図(上面図)であり、図2は、エンジンコンパートメント90を斜め上方からみた斜視図である。ハイブリッド車100のエンジンコンパートメント90は、車両前部に位置する。なお、図中の座標系は、F軸が車両前方を示しており、V軸が車両上方を示しており、H軸は車幅方向(車両の側方)を示している。座標系の記号の意味は、以降の図でも同じである。
エンジンコンパートメント90には、エンジン98、PCU20、ハウジング30などが配置されている。エンジンコンパートメント90には他にも様々なデバイスが配置されているが、それらの図示は省略する。図1ではハウジング30やエンジン98などは模式化して描いてある。
先に述べたように、ハウジング30には、モータ3のほか、動力分配機構6とデファレンシャルギア4が収容されている。動力分配機構6は、エンジン98の出力トルクとモータ3の出力トルクを合成/分配するギアセットである。動力分配機構6は、状況に応じて、エンジン98の出力トルクを分割してデファレンシャルギア4とモータ3へ伝達する。デファレンシャルギア4を内蔵しているので、ハウジング30は、別言すれば、モータとトランスアクスルのケースである。ハウジング30は、例えば、アルミニウムのダイキャスト、あるいは、削り出しで作られる。
エンジン98とハウジング30は、車幅方向で隣り合うように連結されている。エンジン98とハウジング30は、車両の構造強度を担保する2本のサイドメンバ96、97に懸架されている。
PCU20は、モータ3を駆動するデバイスである。より詳しくは、PCU20は、不図示の高電圧バッテリの電力を昇圧した後、交流に変換してモータ3へ供給する。PCU20は、また、モータ3が発電した交流電力を直流電力に変換し、さらに降圧する場合がある。降圧された電力によって高電圧バッテリが充電される。
詳しくは後述するが、PCU20は、ハウジング30の上面との間に隙間を有して支持される。PCU20は、その前側がフロントブラケット10によって支持されており、後側がリアブラケット40によって支持されている。なお、図1、2においては、フロントブラケット10とリアブラケット40は、簡略化して図示していることに注意されたい。フロントブラケット10とリアブラケット40の詳細な構成は、図3〜5を用いて説明する。
ハウジング30は強度が高く、また体格が大きい。それゆえ、ハウジング30の上方に配置されるPCU20には、ハイブリッド車100が障害物と衝突したときの衝撃が伝わり難い。それでも、ハイブリッド車100が高速で衝突したり、あるいは、オーバーラップ衝突と呼ばれる態様でハイブリッド車100が衝突した場合、衝突の衝撃(衝突荷重)がPCU20に及び得る。ここで、オーバーラップ衝突について簡単に説明する。互いに反対方向から走行してくる2台の自動車の衝突を想定する。走行方向からみて2台の車両が完全にオーバーラップしつつ衝突する場合と比較して、2台の車両が走行方向からみて一部がオーバーラップしつつ衝突する場合に衝撃(衝突荷重)が大きくなる。米国道路安全保険協会(Insurance Institute for Highway Safety, IIHS)は、衝突に関する様々な衝突モードを規定しており、その中に、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる衝突モードがある。この「スモールオーバーラップ」は、自動車前面の25%(車幅方向の25%)だけが障害物(相手車両)とオーバーラップした状態での衝突を想定したものである。図1に示すように、車幅Lのハイブリッド車100において、前面車幅方向のL/4の範囲が障害物99と衝突する場合がスモールオーバーラップ衝突である。この場合、衝突の衝撃(衝突荷重)は、L/4の範囲に集中し、障害物99がエンジンコンパートメント90の奥深い位置まで侵入する。障害物99(あるいはその障害物99によって後退する他の部品)がPCU20に衝突すると、前方からPCU20に大きな衝突荷重が加わる。詳しくは後述するが、PCU20は、前後をフロントブラケット10とリアブラケット40によって、ハウジング30の上方に隙間を有して支持されている。前方からPCU20に大きな衝突荷重が加わると、フロントブラケット10とリアブラケット40が後方に向けて変形し、PCU20がハウジング30とぶつかる虞がある。本実施例で説明する技術は、そのときにPCU20が受ける荷重を緩和する。
図1、2とともに図3を参照してハウジング30とPCU20の関係を詳しく説明する。図3は、車載構造2を説明する側面図である。「側面」とは、車幅方向(図中のH軸方向)から見たときの図である。
PCU20とハウジング30は、6本のパワーケーブル21で繋がっている。パワーケーブル21は、PCU20からモータ3へ電力を送るためのワイヤハーネスである。説明を省略したが、ハウジング30には2個の3相交流モータが収容されており、6本のパワーケーブルは2組の3相交流を伝送する。符号31は、ハウジング30の上面30aに設けられているパワーケーブル端子を示している。ハウジング30には2個のモータが収容されているが、以下では、一方のモータ(モータ3)に着目して説明を続ける。
先に述べたように、ハウジング30には、モータ3と動力分配機構6とデファレンシャルギア4が収容されている。ハウジング30の内部では、モータ3の出力軸3aと動力分配機構6の主軸6aとデファレンシャルギア4の主軸4aが平行に並んでいる。それら3本の軸は車幅方向に伸びている。図3に示すように、3本の軸は、車幅方向からみて三角形をなすように配置されている。3本の軸の配置のため、ハウジング30の上面30aは、前下がりに傾斜している。それゆえ、上面30aの上方に支持されるPCU20も、前下がりに傾斜して配置される。
PCU20は、フロントブラケット10とリアブラケット40によりハウジング30の上方に支持されている。フロントブラケット10は、PCU20の前面20aを支持し、リアブラケット40はPCU20の後面を支持する。PCU20の下面20bとハウジング30の間には、間隔Gの隙間SPが確保されている。この隙間SPは、フロントブラケット10とリアブラケット40によって確保される。間隔Gは、PCU20の下面20bと、ハウジング30の上面30aとの間の最短距離を意味する。
フロントブラケット10は、ハウジング30に固定されるベース部13と、ベース部13からPCU20へと延びている支持部11を備えている。別言すれば、支持部11は、ベース部13から上方へと延びている。ベース部13がボルト52によってハウジング30の上面30aに固定され、支持部11の上部がボルト51によってPCU20の前面20aに連結される。支持部11の上部とPCU20との間には防振ブッシュ12が挟まれている。図2に示されているように、フロントブラケット10は、車幅方向に並んだ2個のボルトによってハウジング30に固定され、車幅方向に並んだ2個の別のボルトによってPCU20に連結される。
詳しい説明は省略するが、リアブラケット40もフロントブラケット10と同様の構造を有している。リアブラケット40も、ハウジング30に固定されるベース部と、ベース部からPCU20へ延びている支持部を備えている。リアブラケット40のベース部がボルト54によってハウジング30の上面30aに固定されている。リアブラケット40の支持部の上部がボルト53によってPCU20の後面に固定されている。リアブラケット40の支持部の上部とPCU20の後面との間には防振ブッシュ42が挟まれている。
モータ3と動力分配機構6とデファレンシャルギア4は走行中に激しく振動する。また、エンジン98がハウジング30に連結されているため、エンジン98によってもハウジング30が激しく振動する。ハウジング30の振動からPCU20を保護するため、PCU20は、ハウジング30の上方に間隔Gの隙間SPを有して支持されており、また、防振ブッシュ12、42を介してフロントブラケット10とリアブラケット40で支持されている。
次に、図4を用いて、フロントブラケット10の詳細な構成を説明する。図4は、図3におけるフロントブラケット10の拡大図である。なお、リアブラケット40もフロントブラケット10と同様の構造を有しているので、リアブラケット40の説明は省略する。フロントブラケット10は、上述した支持部11のベース部13との連結箇所とPCU20との連結箇所の間に、他の部位より強度が低い脆弱部14を備える。また、当該脆弱部14を挟んで支持部11の上側と下側を補助部材15が連結している。補助部材15は、ボルト61により支持部11の上側と、ボルト62により支持部11の下側と連結している。支持部11は、例えば比較的材料の密度が低い金属であるアルミニウムで形成されている。補助部材15は、アルミニウムよりも材料の密度が高い鉄などで形成されている。別言すれば、支持部11の材料の密度が補助部材15の材料の密度よりも低い。さらに、補助部材15の破断時全伸びは、支持部11の破断時全伸びよりも大きい。
脆弱部14には、例えば図4に示すように切欠きが設けられている。切欠きであることで、後述するように、応力集中がしやすく、かつ支持部11の上側と支持部11の下側がつながっているので走行時の振動を抑制することができる。脆弱部には、切欠きに代えて、くぼみを設けたり、支持部11の短手方向に貫通孔を設けたりして他の部位よりも強度を低くしてもよい。また、補助部材15は、ボルト61、62により支持部11と連結することで締結強度を高くすることができ、後述するように脆弱部14より先に支持部11の脆弱部14以外の部位が破断する可能性を抑制することができる。補助部材15は、鋳込みや溶接やかしめなどによって支持部11と連結していてもよい。
次に、図5を用いてフロントブラケット10の効果について説明する。図5は、図3のブラケットに荷重がかかった際のハウジング30とPCU20の側面図である。なお、リアブラケット40もフロントブラケット10と同様の効果を有するので、リアブラケット40の効果の説明は省略する。フロントブラケット10は、荷重Wを受けると、まず他の部位よりも強度の弱い脆弱部14が破断する。別言すれば、脆弱部14は、割れて脆弱部14の上側と下側が分離する。そして、荷重Wは、さらに補助部材15に伝わり、破断時全伸びが大きい鉄などで形成される補助部材15が伸びることで、荷重Wを吸収する。脆弱部14に、切欠きが設けられていることで、応力集中がしやすく、フロントブラケット10が荷重Wを受けた際に、他の部位よりも割れやすくなる。別言すれば、フロントブラケット10は、脆弱部14を割り、補助部材15が伸びることで、荷重Wに耐える。このように、フロントブラケット10は、支持部11とベース部13に材料密度の低いアルミニウムを用いることで、重量を軽くすることができ、かつ材料密度が高く破断時全伸びが高い補助部材15を支持部11に連結することで、耐久性を確保することができる。
(第2実施例)図6を用いて、第2実施例のフロントブラケット110を説明する。ただし、フロントブラケット10と共通する部分は適宜説明を省略する。図6では、ベース部113は図示しないハウジングにボルト152で固定されている。また、図示しないPCUにも固定されているがこの点は省略する。フロントブラケット110は、フロントブラケット10と同様にベース部113と支持部111を有する。フロントブラケット110では、フロントブラケット10とは異なり、支持部111は上下に二分割されている。別言すれば、二分割された支持部の上部111aと下部111bとの間には空間114が形成される。また、二分割された上部111aと下部111bが補助部材115によって連結されている。図6では、上部111aがボルト161で、下部111bがボルト162で、それぞれ補助部材115に連結されている。
フロントブラケット110も、荷重Wを受けると、荷重Wは、補助部材15に伝わり、破断時全伸びが大きい鉄などで形成される補助部材115が伸びることで、荷重Wを吸収する。すなわち、フロントブラケット110は、支持部111とベース部113に材料密度の低いアルミニウムを用いることで、重量を軽くすることができ、かつ材料密度が高く破断時全伸びが高い補助部材115を支持部111に連結することで、耐久性を確保することができる。
第2実施例の車載構造は、第1実施例の車載構造において、脆弱部を有する支持部に代えて二分割された支持部を採用する。第2実施例の車載構造は、以下のように表現することができる。すなわち、第2実施例の車載構造は、電源電力をモータの駆動電力に変換する電力変換器の車載構造であって、電力変換器は、少なくとも2個のブラケットによって、モータを格納するモータハウジングの上面との間に隙間を有して支持されている。少なくとも1個のブラケットは、モータハウジングに固定されるベース部と、ベース部から延びており、上端が電力変換器に連結されている支持部と、を備えている。支持部は上下に二分割されているとともに、二分割された上部と下部が補助部材によって連結されている。支持部の材料の密度が補強部材の材料の密度よりも低く、かつ、補助部材の破断時全伸びが支持部の破断時全伸びよりも大きい。この車載構造は、先の脆弱部を有する支持部に代えて、支持部を上下に二分割する。この車載構造によっても、先の脆弱部を有する支持部を採用した車載構造と同じ効果が得られる。
実施例で説明した技術に関する留意点を以下述べる。まず、支持部とベース部にアルミニウムを用いることで、支持部とベース部についてアルミダイガストでの製造が可能となるため、設計自由度を高くすることができる。また、実施例で説明した技術は、走行用のモータに限られるものではない。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :車載構造
3 :モータ
4 :デファレンシャルギア
6 :動力分配機構
10、110:フロントブラケット
11、111:支持部
12、42:防振ブッシュ
13、113:ベース部
14:脆弱部
15、115:補助部材
20:電力変換器(PCU)
21:パワーケーブル
30:ハウジング
40:リアブラケット
51、52、53、54、61、62、161、162:ボルト
90:エンジンコンパートメント
96、97:サイドメンバ
98:エンジン
100:ハイブリッド車
114:空間
L :車幅
SP:隙間
3 :モータ
4 :デファレンシャルギア
6 :動力分配機構
10、110:フロントブラケット
11、111:支持部
12、42:防振ブッシュ
13、113:ベース部
14:脆弱部
15、115:補助部材
20:電力変換器(PCU)
21:パワーケーブル
30:ハウジング
40:リアブラケット
51、52、53、54、61、62、161、162:ボルト
90:エンジンコンパートメント
96、97:サイドメンバ
98:エンジン
100:ハイブリッド車
114:空間
L :車幅
SP:隙間
Claims (1)
- 電源電力をモータの駆動電力に変換する電力変換器の車載構造であって、
前記電力変換器は、少なくとも2個のブラケットによって、前記モータを格納するモータハウジングの上面との間に隙間を有して支持されており、
少なくとも1個の前記ブラケットは、前記モータハウジングに固定されるベース部と、前記ベース部から延びており、上端が前記電力変換器に連結されている支持部と、を備えており、
前記支持部の前記ベース部との連結箇所と前記電力変換器との連結箇所の間に、他の部位より強度が低い脆弱部が設けられているとともに、当該脆弱部を挟んで支持部の上側と下側を補助部材が連結しており、
前記支持部の材料の密度が前記補強部材の材料の密度よりも低く、かつ、前記補助部材の破断時全伸びが前記支持部の破断時全伸びよりも大きい、車載構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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- 2015-10-30 JP JP2015214792A patent/JP2017081503A/ja active Pending
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