JP2020179371A - 中空糸膜モジュールとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッダーと筒状本体容器とを溶着する際、ヘッダー天面に傷が生じないようにする。【解決手段】一端部および他端部が開口した筒状容器2と、筒状容器2に装填された中空糸膜束3と、中空糸膜束を筒状容器2の両端部で包埋固定しているポッティング部4と、筒状容器2に向けて突出するヘッダー突出部22を有するヘッダー5と、を備える中空糸膜モジュール1を製造するにあたり、ヘッダー5として、径方向中心よりも外周部ほどヘッダー天面24が高くなる環状の傾斜部25を備えたヘッダー5を用い、ヘッダー5に径方向外側から外力を与えながら、ヘッダー天面24に接触させた超音波溶着器90から超音波を発振させ、ヘッダー5の一部を筒状容器2に溶着する。【選択図】図3

Description

本発明は、中空糸膜モジュールとその製造方法に関する。
従来、本体容器に装填された中空糸膜を利用して血液を浄化する中空糸膜型血液浄化器(本明細書では「中空糸膜モジュール」と呼ぶ)が、血液透析、血液濾過、血漿分離、血漿成分分画等の体外循環式の血液浄化療法に応じて各種開発されており、膜分離技術を利用した多くの血液浄化療法等に利用されている。
中空糸膜モジュールは、一般には、側部にポートが設けられた円筒状の本体容器(筒状容器)に中空糸膜の束を装填し、ウレタンなどのポッティング材によって当該中空糸膜束の端部を本体容器に包埋固定した後、本体容器の両端にヘッダーを取り付けることによって構成されたモジュールからなる。この中空糸膜モジュールを使った血液透析は、透析液を入口側のポートに流入させ、出口ポートから流出させることで本体容器内を流通させ、また、血液を血液入口側ヘッダーから中空糸膜へと流入させ、血液出口側ヘッダーへと向けて流通させることによって行われる。
このような血液透析を行う際、ヘッダーと本体容器との接合部分から液体が漏れ出ることがないように液密に封止されている必要があり、例えば、ヘッダーと本体容器とを超音波溶着して接合する手法が利用されている。これは、ヘッダーの被溶着部分と本体容器の被溶着部分とを当接させながら超音波ホーンから振動を与え、発熱させ、溶融させることにより接合する手法であり、液密性・気密性を得るための好適な一手法として用いられている(例えば特許文献1,2参照)。このような超音波溶着によれば、ヘッダーと本体容器との耐圧溶着強度が向上する結果、中空糸膜モジュール内部に圧力が作用した状況下において、ヘッダーと本体容器との乖離、ヘッダーと本体容器の部分的な溶着箇所の破損、系外(モジュール外)への処理液の漏洩、といった事象が回避できる。
また、ヘッダーと筒状容器との耐圧溶着強度をさらに向上させるべく、溶着部分の溶着長さをより長くするという手法が採用されることがある。こうした場合は、超音波溶着を実施する際の溶着時間がそのぶん長くなる。
国際公開第2017/171015号 特許第494105号公報
しかし、従来の手法において高い耐圧溶着強度を得るべく溶着時間を長くすると、ヘッダーの変形により外観上問題となる傷が生じることがある。
具体例を挙げて説明する。本体容器の開口端とヘッダーの突出部とを超音波溶着する際、ヘッダーの突出部が、本体容器の周面から径方向外側への力Foを受け(図2中、本体容器とヘッダーとの接触・溶着部分であるインターフェアランス部分を示す丸印と符号W1、W2参照)、外向きに変形することがある。そうすると、それに伴って、ヘッダー天面が反り返るようにして環状の凹状部分が生じた形状(断面形状に着目して別言すれば、いかり肩のような形状)となり、超音波ホーンとの接触領域が偏って狭小となる結果、ヘッダー天面に傷が生じることがある。
そこで、本発明は、ヘッダーと筒状本体容器とを溶着する際、ヘッダー天面に傷が生じないようにした中空糸膜モジュールとその製造方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するべく、本発明の一態様に係る中空糸膜モジュールの製造方法は、
一端部および他端部が開口した筒状容器と、
筒状容器に装填された中空糸膜束と、
中空糸膜束を、筒状容器の両端部で包埋固定しているポッティング部と、
流体の出入口となるノズル部と、筒状容器に向けて突出するヘッダー突出部とを有し、筒状容器の中心軸方向の両端部に設けられるヘッダーと、
を備える中空糸膜モジュールの製造方法において、
ヘッダーとして、径方向中心よりも外周部ほどヘッダー天面が高くなる環状の傾斜部を備えたヘッダーを用い、
ヘッダーに径方向外側から外力を与えながら、ヘッダー天面に接触させた超音波溶着器から超音波を発振させ、ヘッダーの一部を筒状容器に溶着する、というものである。
本体容器の開口端とヘッダーの突出部とを超音波溶着する際、ヘッダーの突出部が、本体容器の周面から径方向外側への力を受けて外向きに変形することがあることは上述のとおりであるが、これに対し、本発明の一態様に係る中空糸膜モジュールの製造方法においては、ヘッダーに径方向外側から外力を与えながら当該ヘッダーの一部を筒状容器に溶着することにより、そのような変形が生じるのを回避する。
また、このようにヘッダー径方向外側から外力を与えながら溶着する場合、むしろヘッダーが内向きに変形することに伴い、ヘッダー天面の一部が凸状に変形して緩やかな山形状(別言すれば、なで肩のような形状)になりうる。本態様においてはこのように変形することを見越し、外周部に近づくにつれヘッダー天面が高くなる環状の傾斜部を備えたヘッダーを用いることから、変形後のヘッダー天面を平坦ないしはこれに近似した状態とすることができる。これによれば、ヘッダーと超音波ホーンとの接触領域が狭小となるのを回避することにより、ヘッダー天面に傷が生じないようにすることができる。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、ヘッダーとして、ヘッダー天面の傾斜部の傾斜角度が中心軸に垂直な平面に対して3度以下であるものを用いてもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、容器とヘッダーとを複数個所において溶着してもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、ヘッダー突出部を筒状容器に溶着してもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、筒状容器として、ヘッダー突出部の一部が嵌合する環状の凹部をさらに有するものを用いてもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、ヘッダーの側部に径方向外側からの外力を与えてもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、ヘッダー突出部の側部に径方向外側からの外力を与えてもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、複数箇所の溶着個所の起点が、ヘッダー突出部の外側から始まるようにしてもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、容器とヘッダーとをシェアジョイント構造によって溶着してもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、環状の凹部からヘッダーの側部に径方向外側から外力を与えながら、ヘッダー天面に接触させた超音波溶着器から超音波を発振させてもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、ヘッダー天面に超音波溶着器を接触させ、該超音波溶着器から押圧力を作用させてヘッダー突出部を環状の凹部に接触させ、該環状の凹部からヘッダー突出部に径方向外側から外力を与えながら当該ヘッダー突出部を筒状容器に溶着してもよい。
上記のごとき中空糸膜モジュールの製造方法において、外枠部材からヘッダーの側部に径方向外側から外力を与えながら、ヘッダー天面に接触させた超音波溶着器から超音波を発振させてもよい。
また、本発明の一態様に係る中空糸膜モジュールは、
一端部および他端部が開口した筒状容器と、
筒状容器に装填された中空糸膜束と、
中空糸膜束を、筒状容器の両端部で包埋固定しているポッティング部と、
流体の出入口となるノズル部を有し、筒状容器の中心軸方向の両端部に設けられるヘッダーと、
を備える中空糸膜モジュールにおいて、
ヘッダーとして、径方向中心よりも外周部ほどヘッダー天面が高くなる環状の傾斜部を備えたヘッダーが筒状容器に取り付けられてなる、中空糸膜モジュールである。
本発明によれば、ヘッダーと筒状本体容器とを溶着する際、ヘッダー天面に傷が生じないようにすることができる。
中空糸膜モジュールの構成の一例を示す半裁縦断面図である。 本体容器とヘッダーとを超音波溶着する際にヘッダー突出部が受ける外力が、本体容器の周面から受ける径方向外側向きの力である場合について説明する拡大断面図である。 本体容器とヘッダーとを超音波溶着する際にヘッダーの突出部が受ける外力が、本体容器の外側突出部から受ける径方向内側向きの力である場合について説明する拡大断面図である。 ヘッダーの天面角度について説明する拡大断面図である。 中空糸膜モジュールの製造方法の他の例を示す図である。 本発明の実施例と比較例における天面角度などの各条件と該条件下における溶融傷の大小等を示す表である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。また、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
<中空糸膜モジュールの構成>
まず、本実施形態にかかる中空糸膜モジュールの構成について説明する(図1等参照)。図1は、中空糸膜モジュール1の構成の一例を示す半裁縦断面図である。中空糸膜モジュール1は、筒状容器2、中空糸膜束3、ポッティング部4、ヘッダー5などを備えている。
筒状容器2は、円筒状に形成され、長手方向(円筒の中心軸P方向)の両端部2aが開口している。筒状容器2の内部には、中空糸膜束3が収容されている。筒状容器2の側面には、流体の出入口となる例えば2つのポート10が形成されている。
中空糸膜束3は、多数本の中空糸膜をまとめた束であり、筒状容器2内に長手方向に沿って収容されている。中空糸膜束3は、分離膜として機能し、各中空糸膜の内側領域と外側領域との間で分離対象である流体の成分を分離できる。
ポッティング部4は、ポッティング樹脂により構成され、筒状容器2の両端部2aの内側において中空糸膜束3の両端部3aを包埋すると共に、中空糸膜束3を筒状容器2の両端部2aに固定している。ポッティング部4は、外周部がポッティング樹脂のみによって構成された部分4aとなり、その内側が、中空糸膜束3の中空糸膜同士の隙間にポッティング樹脂が入り込んだ部分4bとなる。ポッティング樹脂としては、例えばポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂などが挙げられるが、特にこれらに限定するものではない。
ヘッダー5は、筒状容器2の両端部2aの開口に、これら両端部2aの蓋材として設けられている。ヘッダー5は、中心軸Pに沿って配置された、流体の出入口となる管状のノズル部20と、ノズル部20から径方向に広がる板状の天板部21と、天板部21の外周縁から筒状容器2側に向けて突出するヘッダー突出部22を有している。
ノズル部20は、外部チューブを接続するためのネジ構造を有している。天板部21は、中空糸膜束3の端部3aに対面し、ノズル部20から筒状容器2の端部2aへ向かうにつれて次第に径が大きくなる内面21aを有している。ヘッダー5の内面21aと中空糸膜束3の端部3aとの間には、ノズル部20から流入する流体、或いはノズル部20から流出する流体が通る空間23が形成されている。
ヘッダー突出部22は、中心軸Pを軸心とした円筒状に形成されている。ヘッダー突出部22は、例えば図4に示すように基部30、中段部31及び先端部32を天板部21から筒状容器2側に向けてこの順で備えている。基部30、中段部31及び先端部32は、互いに径方向の厚みが異なり、基部30の厚みが最も大きく、次に中段部31の厚みが大きく、先端部32の厚みが最も小さくなっている。
基部30は、天板部21から連続する部分であり、例えば所定の範囲の内径を有するテーパー状の第1の内周面30aを有している。なお、図2では、当該第1の内周面30aの、テーパー状である斜面の中間付近における内径を符号R1で示している。第1の内周面30aの内径R1は、天板部21の内面21aの下端(最大径部)の内径R0よりも大きい。天板部21の内面21aと基部30の第1の内周面30aとの間には、中心軸Pに対し垂直であり、あるいはテーパー状に傾斜した環状面(段部)40が形成されている。
中段部31は、内径R1よりも大きい内径を有する第2の内周面31aを有している。なお、図2では、テーパー状である当該第2の内周面30aの、テーパー状である斜面の中間付近における内径を符号R2で示している。内径R2は所定の範囲内の大きさとなる。
先端部32は、第3の内周面32aと、外周面32bとを有している。本実施形態において、第3の内周面32aと外周面32bはいずれもテーパー状であり、先端部32は先細りとなる断面形状とされている(図2、図3等参照)。中段部31の外周面31bと先端部32の外周面32bとの間には、平坦または傾斜した環状面(段部)42が形成されている。
筒状容器2の端部2aは、ヘッダー5側に2重に円筒状に突出する内側突出部50と外側突出部51とを有する、いわば二股の構造となっている。内側突出部50と外側突出部51は、それぞれが中心軸Pを軸心とする円筒形状を有し、同心円状に配置されている。内側突出部50は、外側突出部51よりも軸方向に長く、ヘッダー5側(中心軸P方向外側)に突出している。内側突出部50の内周面50aは、筒状容器2の内周面の一部を構成している。
外側突出部51は、筒状容器2の外側面から径方向外側に突出し、さらにその外縁から端部2a側(直近のヘッダー5側)に向けて曲折した形状の鍔部によって形成されている。また、これら内側突出部50と外側突出部51との間には、ヘッダー5の一部(具体的には、先端部32を含む部分)が嵌合する形で互いが結合する環状の凹部52が形成されている(図2、図3参照)。
<ヘッダーと筒状容器の接合構造>
ヘッダー突出部22の一部が筒状容器2の内側突出部50と外側突出部51の間の環状の凹部52に挿入された状態で、ヘッダー5と筒状容器2が超音波溶着により溶着されている。内側突出部50は、ヘッダー突出部22の中段部31及び先端部32に対向し、外側突出部51は、先端部32に対向している。
ヘッダー5と筒状容器2とは、内側突出部50の先端部付近とヘッダー突出部22の中段部31の間において干渉しあうインターフェアランス部分である溶着部W1、内側突出部50とヘッダー5の先端部32との間のインターフェアランス部分である溶着部W2、および外側突出部51とヘッダー5の先端部32との間のインターフェアランス部分である溶着部W3を含む溶着部において溶着されている。このように、溶着部を少なくとも径方向において2箇所以上に設けて二重溶着ないしはそれ以上の重なりを有する溶着とすることで、液漏れ抑制効果と耐圧強度とをさらに向上させることができる。
なお、本実施形態では溶着部W1、溶着部W2および溶着部W3の3箇所で溶着する例を示しているが(図2、図3参照)、これは、筒状容器2とヘッダー5とを複数箇所において溶着する態様の好適な一例にすぎない。この他、例えば、溶着部W1と溶着部W3の2箇所で溶着した構造(2点溶着)とすることもできる(図4参照)。
溶着部W1は、内側突出部50の端面(図2、図3における上端面)と、ヘッダー突出部22の中段部31との間において互いが干渉しあう部分(インターフェアランス部分)において形成される。
溶着部W2は、ヘッダー突出部22の先端部32の先端付近の径方向内側の縁部に形成されている。本実施形態の溶着部W2は、溶着部W1よりも筒状容器2の径方向外側に配置されている(図2、図3参照)。本実施形態のように溶着部W2が溶着部W1から離れた位置に形成される場合、これら溶着部W2と溶着部W1との間に、ヘッダー突出部22と内側突出部50が接触しない非接触空間(図2において符号75で示す)が形成されてもよい。
溶着部W3は、ヘッダー突出部22の先端部32の径方向外側の縁部に形成されている。本実施形態の溶着部W3は、溶着部W2よりも筒状容器2の径方向外側に配置されている(図2、図3参照)。
溶着部W1、溶着部W2、さらには溶着部W3の各位置で筒状容器2とヘッダー5とが互いに溶着されるようにするべく、これら溶着部W1、溶着部W2、そして溶着部W3となる部分のヘッダー突出部22、内側突出部50および外側突出部51の少なくともいずれかには、筒状容器2とヘッダー5とを接合する際に干渉して溶着代(インターフェアランス部分)となる部分があらかじめ形成されている。
また、溶着部W1、溶着部W2、そして溶着部W3のうち少なくともいずれかは、ヘッダー突出部22の周方向の全周に亘って連続的に形成されていれば、それ以外は周方向において断続的に形成されていてもよい。ただし、好ましいのは、溶着部W1、溶着部W2および溶着部W3のうちの2つ、あるいはすべてが全周に亘って連続的に形成されていることである。
また、本実施形態では、ヘッダー5と筒状容器2を溶着する溶着部W1、溶着部W2および溶着部W3の一部または全部におけるジョイントデザインとしてシェアジョイントを採用している。
筒状容器2及びヘッダー5の原材料は、特に限定されるものではなく各種の熱可塑性樹脂から選択される。例えば、結晶性樹脂ではエチレンとα―オレフィンとの共重合体や、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンといったポリエチレン系樹脂や、プロピレン単体の重合体、プロピレンとエチレンとの共重合体あるいはプロピレンとエチレンと他のα―オレフィンとの共重合体といった、ポリプロピレン系樹脂が挙げられる。一方で非晶性樹脂では、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、スチレン‐ブタジエン共重合体(SBS)、アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン共重合体(ABS)等の樹脂が挙げられ、これらは単体で用いられても良くあるいは混合物として利用しても良い。本実施形態における好適な樹脂は、上記の中でもポリプロピレン系樹脂であり、中でもプロピレンとエチレンのランダム共重合体が剛性と耐熱性の観点で好ましく、エチレン含量が1〜8質量%に調整されたプロピレンとエチレンのランダム共重合体がより好ましい。
また、本実施形態では、筒状容器2およびヘッダー5を、溶着部W1、溶着部W2、溶着部W3が以下のごとき態様となるように構成している(図3参照)。
すなわち、筒状容器2にヘッダー5を押圧して超音波溶着する際、ヘッダー5と筒状容器2とがまず溶着部W3において接触し、その後、溶着部W1および溶着部W2において接触するようにしている。ヘッダー5と筒状容器2とがまず溶着部W3において接触することで、ヘッダー5の側部(図中、符号26で示す)、より具体的にはヘッダー突出部22の側部に、径方向外側から内側へと向かう外力Fiが筒状容器2の外側突出部51から作用する(図3参照)。上記のごとき本実施形態の中空糸膜モジュール1においては、複数の溶着部のうち、径方向外側に位置する溶着部W3が起点となり、続いて溶着部W2,W3において溶着が行われる。
<ヘッダーの天面の形状>
さらに、本実施形態では、中空糸膜モジュール1を構成するヘッダー5として、径方向中心よりも外周部ほどヘッダー天面24が高くなる環状の傾斜部25を備えたヘッダー5を採用する(図3参照)。該ヘッダー5は、ヘッダー天面24のうち外周付近が部分的に反り返るように形成された、いわば「いかり肩」のような形状となっている。当該形状のヘッダー5を構成部品に含む場合、後述の製造方法の項目で説明するように、製造過程においてヘッダー天面24に傷が生じないようにすることができる。なお、ヘッダー天面24に傷が生じないようにすることには、傷を皆無にすることはもちろんであるが、本明細書においては、超音波溶着の際に生じる傷をより少なくすることも含まれることに注意されたい。
ヘッダー5の傾斜部25の天面角度(中心軸Pに垂直な平面Qに対するヘッダー天面24の傾斜部25の斜度ないしは勾配のことをいい、本明細書および図面においては符号θで表す。図3、図4参照)は、製造過程においてヘッダー天面24に傷が生じないようにすることができる範疇にある限り特に限定されることはなく、当該ヘッダー5さらには筒状容器2などの形状、大きさ、材質といったファクターに応じて変わりうる。具体例としては、天面角度θを3度以下にすることが挙げられる。詳細は、後述の実施例および比較例を参照されたい。
また、ヘッダー天面24のうち部分的に反り返るように形成されるべき領域の具体例も、製造過程においてヘッダー天面24に傷が生じないようにすることができる範疇にある限り特に限定されることはない。ただし、製造過程における超音波ホーン(超音波溶着器)90との接触領域をできるだけ平坦にする(あるいは、超音波ホーン90のヘッダー5への接触面の形状にできるだけ合わせた形状にする)という観点からすれば、ヘッダー天面24のうち、超音波ホーン90と接触する領域を主とした環状の局所的な領域のみを部分的に反り返るように形成することは好ましい態様の一例である(図4参照)。
<ヘッダーと筒状容器との接合工程>
続いて、中空糸膜モジュール1の製造方法について、とくにヘッダー5と筒状容器2との接合工程を中心に説明する(図3等参照)。
まず、最終的に必要な長さよりも長い中空糸膜束3が用意され、筒状容器2内に収容される。次に筒状容器2内にポッティング部4が形成される。このポッティング部4は、中空糸膜束3の両端部3aを包埋しつつ中空糸膜束3を筒状容器2の内周面50aに固定する。次に、ポッティング部4(中空糸膜束3の両端部3a)の不要部分が、中心軸Pに対し垂直の断面で切断されて、ポッティング部切断面が形成される。
次に、ヘッダー5が筒状容器2に溶着される。本実施形態では、先述のごとくヘッダー天面24が部分的に反り返るように形成されたヘッダー5を、超音波ホーン90で筒状容器2に押圧しながら超音波を発振させ、超音波溶着する。この際、超音波ホーン90を、ヘッダー天面24の部分的に反り返るように形成された外周付近に当接させて押圧する(図4参照)。
すなわち、筒状容器2にヘッダー5を押圧して超音波溶着する際、ヘッダー5と筒状容器2とがまず溶着部W3において接触し、その後、溶着部W1および溶着部W2において接触するようにしている。ヘッダー5と筒状容器2とがまず溶着部W3において接触することで、ヘッダー5の側部26(本実施形態の場合、ヘッダー突出部22の側部)に、径方向外側から内側へと向かう外力Fiが筒状容器2の外側突出部51から作用する(図3参照)。外力Fiが作用することにより、ヘッダー5が内向きに反るように変形し、ヘッダー天面24のうち傾斜部25を含む部分が凸状に変形して平坦ないしはこれに近似した状態となる。これにより、ヘッダー5と超音波ホーン90との接触領域が偏って狭小となることを回避しつつ押圧しながら超音波溶着することが可能となるので、ヘッダー天面24に傷が生じないようにすることができる。
なお、超音波ホーン90が発振する超音波振動については、周波数、圧力、振幅及び時間が重要である。例えば、周波数は15kHz、20kHz、30kHz、40kHz、50kHz、70kHz、振幅は20から125μm、圧力は50N〜3000N、時間は0.1から1秒など溶着するに足りるものであれば特に限定されることはないが、状況に応じて比較的低い周波数(例えば、一般的に周波数20kHz程度の超音波が利用される場合における15kHz程度の低周波数)の超音波振動としてもよい。こうした場合は、超音波ホーン90から離れた位置にまで超音波振動が届きやすくなる。振幅、圧力、時間は溶着を強固にしたい場合は、それらの値の一部、もしくは全てを大きくする場合がある。超音波振動が強すぎて筒状容器2やヘッダー5が損傷する場合は、それらの値の一部、もしくは全てを小さくしたり、周波数の大きなものを採用する場合がある。
超音波溶着におけるヘッダー5と筒状容器2が押し込まれていく速度は、0.5から10mm/秒、好ましくは、1〜3mm/秒である。速度は遅いほど、溶着部での摩擦熱による溶融量が増加して接合強度が増すが、遅すぎると摩擦熱が過剰となって炭化が生じることがある。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の実施形態では、接合過程において、ヘッダー突出部22の側部に、筒状容器2の外側突出部51を当接させて径方向外側から内側へと向かう外力Fiを作用させたが(図3参照)、これは好適な一例にすぎない。この他、例えば、環状の外枠部材(例えば、アンビル)120を用いてヘッダー5に外力Fiを作用させてもよい(図5)。外枠部材120としては、ヘッダー5の側部26を規制し、超音波溶着の際にヘッダー5が外側に変形することを妨げるとともに反作用として外力Fiを作用させる環状または筒状の部材を用いることができる。
また、上述した実施形態で示した中空糸膜モジュール1の構造は好適な一例にすぎず、例えばヘッダー5のヘッダー突出部22の構造、筒状容器2の内側突出部50と外側突出部51の構造などは上述したものに限られない。また、筒状容器2、ヘッダー5の全体構造も上述したものに限られない。また、中空糸膜モジュール1の用途は、血液などの液体処理に限られず、気体の処理であってもよい。
以下に実施例および比較例を示す(図6参照)。以下においては、天面角度θを下記の各値にしたヘッダー5を、筒状容器2の外側突出部51から径方向内側への外力Fiを作用させながら超音波溶着した場合(以下、「溶着部W3から溶着」と表現する場合がある)、または、アンビル(外枠部材120)を用いて外力Fiを作用させながら超音波溶着した場合における、超音波ホーン90との接触領域に生じたヘッダー5の傷(溶融傷)の大きさを調べて比較した。
[実施例1]
天面角度θが1度であるヘッダー5を溶着部W3から溶着しながら筒状容器2に超音波溶着した。溶融傷は生じなかった。
[実施例2]
天面角度θが2.5度であるヘッダー5を溶着部W3から溶着しながら筒状容器2に超音波溶着した。小さい溶融傷が生じた。
[実施例3]
天面角度θが2.5度であるヘッダー5を、アンビルを用いて外力Fiを作用させながら筒状容器2に超音波溶着した。小さい溶融傷が生じた。
[比較例1]
天面角度θが1度であるヘッダー5を、外力Fiを作用させずに筒状容器2に超音波溶着した。大きい溶融傷が生じた。
[比較例2]
天面角度θが-1度であるヘッダー(すなわち、ヘッダー天面24の外周付近が、外側のほうが低くなるように形成されたヘッダー)5を、溶着部W3から溶着しながら筒状容器2に超音波溶着した。大きい溶融傷が生じた。
[比較例3]
天面角度θが5度であるヘッダー5を溶着部W3から溶着しながら筒状容器2に超音波溶着した。大きい溶融傷が生じた。
本発明は、超音波溶着によってヘッダーと筒状容器とを接合して製造される中空糸膜モジュールに適用して好適である。
1…中空糸膜モジュール、2…筒状容器、2a…端部、3…中空糸膜束、3a…端部、4…ポッティング部、5…ヘッダー、10…ポート、20…ノズル部、21…天板部、21a…内面、22…ヘッダー突出部、23…空間、24…ヘッダー天面、25…傾斜部、26…ヘッダーの側部、30…基部、30a…第1の内周面、31…中段部、31a…第2の内周面、32…先端部、32a…第3の内周面、32b…外周面、40…平坦面(段部)、42…環状面(段部)、50…内側突出部、50a…内周面、51…外側突出部、52…環状の凹部、75…非接触空間、90…超音波ホーン(超音波溶着器)、120…アンビル(外枠部材)、P…中心軸、Q…中心軸Pに垂直な平面、W1…溶着部、W2…溶着部、W3…溶着部、θ…ヘッダーの天面角度

Claims (13)

  1. 一端部および他端部が開口した筒状容器と、
    前記筒状容器に装填された中空糸膜束と、
    前記中空糸膜束を、前記筒状容器の両端部で包埋固定しているポッティング部と、
    流体の出入口となるノズル部と、前記筒状容器に向けて突出するヘッダー突出部とを有し、前記筒状容器の中心軸方向の両端部に設けられるヘッダーと、
    を備える中空糸膜モジュールの製造方法において、
    前記ヘッダーとして、径方向中心よりも外周部ほどヘッダー天面が高くなる環状の傾斜部を備えたヘッダーを用い、
    前記ヘッダーに径方向外側から外力を与えながら、前記ヘッダー天面に接触させた超音波溶着器から超音波を発振させ、前記ヘッダーの一部を前記筒状容器に溶着する、中空糸膜モジュールの製造方法。
  2. 前記ヘッダーとして、前記ヘッダー天面の前記傾斜部の傾斜角度が中心軸に垂直な平面に対して3度以下であるものを用いる、請求項1に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  3. 前記容器と前記ヘッダーとを複数個所において溶着する、請求項1または2に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  4. 前記ヘッダー突出部を前記筒状容器に溶着する、請求項1から3のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  5. 前記筒状容器として、前記ヘッダー突出部の一部が嵌合する環状の凹部をさらに有するものを用いる、請求項4に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  6. 前記ヘッダーの側部に径方向外側からの外力を与える、請求項1から5のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  7. 前記ヘッダー突出部の側部に径方向外側からの外力を与える、請求項6に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  8. 複数箇所の溶着個所の起点が、前記ヘッダー突出部の外側から始まる請求項4から7のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  9. 前記容器と前記ヘッダーとをシェアジョイント構造によって溶着する、請求項1から8のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  10. 前記環状の凹部から前記ヘッダーの側部に径方向外側から外力を与えながら、前記ヘッダー天面に接触させた超音波溶着器から超音波を発振させる、請求項5から8のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  11. 前記ヘッダー天面に前記超音波溶着器を接触させ、該超音波溶着器から押圧力を作用させて前記ヘッダー突出部を前記環状の凹部に接触させ、該環状の凹部から前記ヘッダー突出部に径方向外側から外力を与えながら当該ヘッダー突出部を前記筒状容器に溶着する、請求項5から10のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  12. 外枠部材から前記ヘッダーの側部に径方向外側から外力を与えながら、前記ヘッダー天面に接触させた超音波溶着器から超音波を発振させる、請求項1から7のいずれか一項に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  13. 一端部および他端部が開口した筒状容器と、
    前記筒状容器に装填された中空糸膜束と、
    前記中空糸膜束を、前記筒状容器の両端部で包埋固定しているポッティング部と、
    流体の出入口となるノズル部を有し、前記筒状容器の中心軸方向の両端部に設けられるヘッダーと、
    を備える中空糸膜モジュールにおいて、
    前記ヘッダーとして、径方向中心よりも外周部ほどヘッダー天面が高くなる環状の傾斜部を備えたヘッダーが前記筒状容器に取り付けられてなる、中空糸膜モジュール。
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