JP2020178104A - 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 - Google Patents

切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020178104A
JP2020178104A JP2019081229A JP2019081229A JP2020178104A JP 2020178104 A JP2020178104 A JP 2020178104A JP 2019081229 A JP2019081229 A JP 2019081229A JP 2019081229 A JP2019081229 A JP 2019081229A JP 2020178104 A JP2020178104 A JP 2020178104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting means
contact
cutting
temperature
adhesive sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019081229A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7240942B2 (ja
Inventor
政徳 丸山
Masanori Maruyama
政徳 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2019081229A priority Critical patent/JP7240942B2/ja
Publication of JP2020178104A publication Critical patent/JP2020178104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7240942B2 publication Critical patent/JP7240942B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】塵埃の発生を極力抑制することができる切断手段の変温装置および切断手段の変温方法を提供すること。【解決手段】切断対象物ABを切断する切断手段CMを変温させる切断手段の変温装置EAにおいて、切断手段CMに当接する当接部材11を切断手段CMに当接させる当接手段10と、当接部材11を介して切断手段CMを変温させる変温手段20とを備え、当接手段10は、第1、第2当接部材11A、11Bを有し、静止している切断手段CMに対して当該第1、第2当接部材11A、11Bを相互に接近させ、第1、第2当接部材11A、11Bで切断手段CMを挟み込んで支持する挟持手段12を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、切断手段の変温装置および切断手段の変温方法に関する。
従来、切断対象物を切断する切断手段を変温させる切断手段の変温装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−044772号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来のカッター刃のストック装置(切断手段の変温装置)では、カッター刃21(切断手段)の傾斜面21Cを係合面43Aに着座させ、コイルヒーター45(変温手段)で加熱する(変温させる)構成となっているため、着座の度に傾斜面21Cと係合面43Aとが摺動して微細な塵埃が発生するという不都合がある。
本発明の目的は、塵埃の発生を極力抑制することができる切断手段の変温装置および切断手段の変温方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、静止している切断手段を複数の当接部材で挟み込んで支持し、当接部材を介して切断手段を変温させるので、切断手段と当接部材とが摺動することがなく、塵埃の発生を極力抑制することができる。
本発明の切断手段の変温装置の説明図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
本発明の切断手段の変温装置EAは、切断対象物としての接着シート基材ABを切断する切断手段CMを変温させる(本実施形態では加熱する)装置であって、切断手段CMに当接する当接部材11を切断手段CMに当接させる当接手段10と、当接部材11を介して切断手段CMを加熱する変温手段20とを備え、被着体WKに接着シート基材ABを貼付するシート貼付手段30と、切断手段CMと接着シート基材ABとを相対移動させて接着シート基材ABから所定形状の接着シートASを形成するシート形成手段40と、接着シートASが貼付された被着体WKを搬送する排出手段50とでシート貼付装置EA1を形成している。
なお、接着シート基材ABは、加熱されることで切断され易くなる性質のものが採用されている。
当接手段10は、複数の当接部材11として、凹部11A1が形成された第1当接部材11Aと、凹部11B1が形成され第1当接部材11Aとで切断手段CMを挟み込む第2当接部材11Bとを有し、静止している切断手段CMに対して当該第1、第2当接部材11A、11Bを相互に接近させ、当該第1、第2当接部材11A、11Bで切断手段CMを挟み込んで支持する挟持手段12を備えている。
挟持手段12は、切断手段CMが載置される載置面12A1を有する挟持フレーム12Aと、挟持フレーム12Aのベース部材12A2上に支持された2体のリニアレール12Bと、各リニアレール12Bそれぞれに2体ずつ設けられ、各リニアレール12Bの延出方向に沿って移動する4体のスライダ12Cと、一方のリニアレール12Bに沿って移動する1体のスライダ12Cおよび、他方のリニアレール12Bに沿って移動する1体のスライダ12Cに支持され、それぞれで第1、第2当接部材11A、11Bを支持する2体の支持プレート12Dと、本体12E1側が一方の支持プレート12Dに支持され、出力軸12E2側が他方の支持プレート12Dに接続された駆動機器としてのエアシリンダ12Eと、第2当接部材11Bの移動を規制するストッパ12Fと、第2当接部材11Bを左方に付勢する付勢手段としてのスプリング12Gと、載置面12A1上に設けられ、当該載置面12A1上に載置される切断手段CMの位置決めを行う3体の位置決めピン12Hとを備え、切断手段CMの位置に合わせて、第1、第2当接部材11A、11Bで当該切断手段CMを挟み込む位置を変更可能に設けられている。
変温手段20は、第1当接部材11Aの内部に配置された変温部材としてのコイルヒータ21と、切断手段CMの温度を計測する熱電対や温度センサ等の図示しない温度計測手段を備え、第1、第2当接部材11A、11Bのうち第1当接部材11Aを介して切断手段CMを加熱する構成となっている。
シート貼付手段30は、接着シート基材ABが帯状の剥離シートRLに仮着された原反RSを支持する支持ローラ31と、原反RSを案内するガイドローラ32と、剥離縁33Aで剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから接着シート基材ABを剥離する剥離手段としての剥離板33と、被着体WKに接着シート基材ABを押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ34と、駆動機器としての回動モータ35Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ35Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ35と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EA1の自動運転が行われている間、ピンチローラ35Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ36と、駆動機器としてのリニアモータ37と、リニアモータ37のスライダ37Aに支持された支持テーブル38とを備えている。
支持テーブル38の上面には、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能とされた内側支持面38Aと、当該内側支持面38Aの外周に、上方から見下ろした平面視で環状の凹溝38Bを隔てて形成された外側支持面38Cとが設けられている。
シート形成手段40は、複数のアームによって構成され、その作業範囲内において、作業部である先端アーム41Aで支持したものを何れの位置、何れの角度にでも変位可能な駆動機器としての所謂多関節ロボット41と、先端アーム41Aに着脱可能とされた切断手段CMとを備えている。
切断手段CMは、先端アーム41Aが嵌り込む切断手段被支持部CM1が設けられたブラケットCM2と、ブラケットCM2に支持され、蓄熱が可能な部材で構成された刃保持部材CM3と、刃保持部材CM3に支持された切断部材としての切断刃CM4とを備えている。
なお、挟持手段12は、第1、第2当接部材11A、11Bで刃保持部材CM3を挟み込んで切断手段CMを保持し、変温手段20は、刃保持部材CM3を介して切断刃CM4を加熱する構成となっている。
排出手段50は、シート形成手段40と共用される多関節ロボット41と、先端アーム41Aが嵌り込む排出手段被支持部51Aが設けられ、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)で吸着保持が可能な吸着保持面51Bを有する搬送アーム51とを備えている。
以上の切断手段の変温装置EAが採用されたシート貼付装置EA1の動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EA1に対し、当該シート貼付装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、変温手段20がコイルヒータ21を駆動し、刃保持部材CM3を加熱することで切断刃CM4を加熱し、図示しない温度計測手段の温度計測結果を基にして、切断刃CM4を所定の温度にまで加熱してその温度を保持する。また、シート貼付手段30が回動モータ35Aを駆動し、原反RSを繰り出し、先頭の接着シート基材ABの繰出方向先端部が剥離板33の剥離縁33Aで所定長さ剥離されると、回動モータ35Aの駆動を停止する。
次いで、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、図1(A)に示すように、内側支持面38A上に被着体WKを載置すると、シート貼付手段30が図示しない減圧手段を駆動し、当該内側支持面38Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。その後、シート貼付手段30がリニアモータ37を駆動し、支持テーブル38を左方に移動させ、当該支持テーブル38が所定の位置に到達すると、回動モータ35Aを駆動し、当該支持テーブル38の移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シート基材ABが剥離シートRLから剥離され、当該剥離シートRLから剥離された接着シート基材ABは、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ34によって、外側支持面38Cおよび被着体WKの上面に押圧されて貼付される。次に、先頭の接着シート基材ABに次ぐ次の接着シート基材ABの繰出方向先端部が、剥離板33の剥離縁33Aで所定長さ剥離されると、シート貼付手段30が回動モータ35Aの駆動を停止する。
そして、外側支持面38Cおよび被着体WKに接着シート基材AB全体が貼付され、支持テーブル38がシート形成手段40の作業範囲内に到達すると、シート貼付手段30がリニアモータ37の駆動を停止する。次いで、シート形成手段40が多関節ロボット41を駆動し、先端アーム41Aを切断手段被支持部CM1に嵌め込んで切断手段CMを支持すると、図1(C)に示すように、挟持手段12がエアシリンダ12Eを駆動し、第1、第2当接部材11A、11Bを刃保持部材CM3から離間させる。この際、第2当接部材11Bがスプリング12Gによって左方に付勢されているので、エアシリンダ12Eが駆動した当初は、第2当接部材11Bが刃保持部材CM3から離間し、当該第2当接部材11Aがストッパ12Fに当接すると、第1当接部材11Aが刃保持部材CM3から離間する。その後、シート形成手段40が多関節ロボット41を駆動し、図1(A)中二点鎖線で示すように、切断刃CM4を接着シート基材ABに突き刺した後、当該切断刃CM4を凹溝38Bに沿って1周させて被着体WKに貼付された接着シートASを形成し、被着体WKに接着シートASが貼付された一体物を形成する。
次に、シート形成手段40が多関節ロボット41を駆動し、切断手段CMを初期位置に復帰させると、図1(B)に示すように、挟持手段12がエアシリンダ12Eを駆動し、第1、第2当接部材11A、11Bで刃保持部材CM3を挟み込んで切断手段CMを保持する。この際、第2当接部材11Bがスプリング12Gによって左方に付勢されているので、エアシリンダ12Eが駆動した当初は、第1当接部材11Aが刃保持部材CM3に向って移動し、当該第1当接部材11Aが刃保持部材CM3に当接すると、第2当接部材11Bがスプリング12Gの付勢力に抗して刃保持部材CM3に向って移動する。そして、第1、第2当接部材11A、11Bで切断手段CMを保持すると、変温手段20が図示しない温度計測手段の温度計測結果を基に、上記と同様にして切断刃CM4を所定の温度にまで加熱してその温度を保持する。
次いで、シート形成手段40が多関節ロボット41を駆動し、先端アーム41Aを切断手段被支持部CM1から抜き取った後、排出手段50が多関節ロボット41を駆動し、先端アーム41Aを排出手段被支持部51Aに嵌め込み、搬送アーム51を支持する。その後、排出手段50が多関節ロボット41を駆動し、被着体WKに貼付された接着シートAS上に搬送アーム51の吸着保持面51Bを当接させた後、図示しない減圧手段を駆動し、当該吸着保持面51Bでの一体物の吸着保持を開始する。次に、シート貼付手段30が図示しない減圧手段の駆動を停止し、内側支持面38Aでの被着体WKの吸着保持を解除すると、排出手段50が多関節ロボット41を駆動し、吸着保持面51Bで吸着保持している一体物を所定の位置に搬送する。そして、排出手段50が多関節ロボット41を駆動し、搬送アーム51を初期位置に復帰させた後、先端アーム41Aを排出手段被支持部51Aから抜き取り、当該先端アーム41Aを初期位置に復帰させる。次いで、使用者または図示しないシート剥離手段が、接着シートASが切り抜かれた接着シート基材ABを外側支持面38C上から剥離して破棄すると、シート貼付手段30がリニアモータ37を駆動し、支持テーブル38を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、静止している切断手段CMを第1、第2当接部材11A、11Bで挟み込んで支持し、当接部材11を介して切断手段CMを加熱するので、切断手段CMと当接部材11とが摺動することがなく、塵埃の発生を極力抑制することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、変温手段は、当接部材を介して切断手段を変温させることが可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
当接手段10は、複数の当接部材11が切断刃CM4に当接し、当該当接部材11を介して変温手段20で切断刃CM4を変温させる構成でもよいし、複数の当接部材11が刃保持部材CM3と切断刃CM4との両方に当接し、当該当接部材11を介して変温手段20で切断刃CM4を変温させる構成でもよいし、複数の当接部材11全てが同じ形状でもよいし、第1、第2当接部材11A、11Bに凹部11A1、11B1がなくてもよいし、複数の当接部材11が3体以上でもよいし、当接部材11が切断手段CMを損傷させないように弾性部材で構成されていてもよいし、弾性部材で構成されていなくてもよいし、弾性部材を介して切断手段CMに当接するものでもよいし、弾性部材を介して切断手段CMに当接するものでなくてもよい。
挟持手段12は、載置面12A1を備えることなく、複数の当接部材11で切断手段CMを挟み込んで支持してもよいし、リニアレール12B、スライダ12C、支持プレート12Dおよびエアシリンダ12Eに代えて、チャックシリンダ等で複数の当接部材11を移動させて切断手段CMを挟み込んで支持してもよいし、ストッパ12F、スプリング12Gおよび位置決めピン12Hのうち少なくとも1つが備わっていなくてもよいし、切断手段CMの位置に合わせて、複数の当接部材11で当該切断手段CMを挟み込む位置を変更できなくてもよい。
変温手段20は、赤外線ヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段で構成されていてもよいし、接着シート基材ABとして冷却されることで切断され易くなる性質のものが採用されている場合、ペルティエ素子の吸熱側やヒートパイプの冷却側等の冷却手段を採用してもよいし、接着シート基材ABとして加熱されたり冷却されたりすることで切断され易くなる性質のものが採用されなくても、切断手段CMを加熱してもよいし、当接部材11の外部に配置されていてもよいし、第1、第2当接部材11A、11Bのうち第2当接部材11Bを介して切断手段CMを加熱してもよいし、第1、第2当接部材11A、11Bのうち両方を介して切断手段CMを加熱してもよいし、3体以上の当接部材11のうち何れか1つまたは、何れか複数または、全て介して切断手段CMを加熱してもよいし、温度計測手段を備えていなくてもよい。
シート貼付手段30は、帯状の接着シート基材を外側支持面38Cおよび被着体WKの上面に貼付する構成でもよいし、支持ローラ31やガイドローラ32等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSを支持したり案内したりしてもよいし、原反RSを巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよいし、剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、巻回したりファンフォールド折りにしたりすることなく単に集積して剥離シートRLを回収してもよいし、剥離シートRLを回収しなくてもよいし、支持テーブル38を移動させずにまたは移動させつつ、剥離板33、押圧ローラ34、駆動ローラ35等を移動させて被着体WKに接着シート基材ABを貼付してもよいし、剥離シートRLが仮着されていない接着シート基材ABを繰り出して被着体に貼付してもよいし、シート貼付装置EA1や本発明の切断手段の変温装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
シート形成手段40は、切断手段CMを移動させずにまたは移動させつつ、接着シート基材ABを移動させて当該接着シート基材ABを切断してもよいし、切断刃CM4における切っ先側が被着体WKから遠ざかる方向に当該切断刃CM4を傾斜させて接着シート基材ABを切断してもよいし、同切っ先側が被着体WKに接近する方向に当該切断刃CM4を傾斜させて接着シート基材ABを切断してもよいし、同切っ先側が被着体WKから遠ざかる方向または接近する方向にも傾斜させることなく接着シートASを切断してもよいし、被着体WKの外縁に切断刃CM4を押し当てるようにして接着シート基材ABを切断してもよいし、被着体WKの外縁と同形状となるように接着シート基材ABを切断してもよいし、被着体WKの外縁よりも被着体WKから離れた位置で接着シート基材ABを切断してもよいし、被着体WKの外縁よりも内側で接着シート基材ABを切断してもよいし、被着体WKの外縁の形状とは関係なく接着シート基材ABを切断してもよいし、接着シート基材ABのみを切断してもよいし、接着シート基材ABおよび被着体WKの両方を切断してもよいし、被着体WKに貼付されていない接着シート基材ABを切断してもよいし、接着シート基材ABを介して被着体WKが内側支持面38Aに支持されたものから当該接着シート基材ABを切断してもよいし、切断手段CMを着脱可能または着脱不能な構成でもよいし、切断手段CMの着脱を自動で行ったり、人手で行ったり、他の装置で行ったりしてもよいし、多関節ロボット41が接着シートASが切り抜かれた接着シート基材ABを保持可能な保持手段を先端アーム41Aで支持し、当該接着シートASが切り抜かれた接着シート基材ABを外側支持面38C上から剥離するシート剥離手段として機能してもよいし、シート貼付装置EA1や本発明の切断手段の変温装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
切断手段CMは、切断部材として接着シート基材ABを切断可能なものであればどのようなものが採用されてもよく、例えば、切断刃CM4の延出方向(図1(A)の状態におけるZ軸方向)に対して峰が平行で刃先が傾斜した切断刃CM4が採用されてもよいし、切断刃CM4の延出方向に対して刃先が平行で峰が傾斜した切断刃CM4が採用されてもよいし、切断刃CM4の延出方向に対して刃先および峰の両方が傾斜した所謂両刃の切断刃CM4が採用されてもよいし、丸刃や鋸刃等のその他の形状の切断刃CM4が採用されてもよいし、刃保持部材CM3が蓄熱不能でもよいし、ブラケットCM2や刃保持部材CM3に支持されることなく切断刃CM4が直接多関節ロボット41に支持される構成でもよいし、シート貼付装置EA1や本発明の切断手段の変温装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
排出手段50は、シート形成手段40と共用されることのない駆動機器で搬送アーム51を移動させてもよいし、シート貼付装置EA1や本発明の切断手段の変温装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
本発明の切断手段の変温装置EAは、切断手段CMを変温させる装置であればよく、切断手段CMを加熱する装置であってもよいし、切断手段CMを冷却する装置であってもよいし、切断手段CMを加熱および冷却の両方が可能な装置であってもよいし、切断手段CMが静止しないものや静止し難いものであった場合や、静止可能なものであった場合であっても、当該切断手段CMを保持したり支持したりすることで、当該切断手段CMを静止させる静止手段を備えていてもよいし、シート貼付装置EA1以外に、例えば、接着シートASを積層するシート積層装置や、接着シートASに印字や塗布を行う印刷装置等の他の装置に用いられてもよいし、シート貼付装置EA1や他の装置等に用いられることなく、単独で用いられてもよい。
切断対象物としては、接着シート基材AB以外に、例えば、紙、樹脂、ゴム、木材、金属、板材、土類、硝子、食品、衣類等何でもよい。
本発明における接着シート基材AB、接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シート基材ABや接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状でもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シート基材ABや接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シート基材ABや接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、付勢手段が採用されている場合、ばね、ゴム、樹脂等で構成してもよい。
EA 切断手段の変温装置
10 当接手段
11 当接部材
11A 第1当接部材(複数の当接部材)
11B 第2当接部材(複数の当接部材)
12 挟持手段
20 変温手段
AB 接着シート基材(切断対象物)
CM 切断手段

Claims (4)

  1. 切断対象物を切断する切断手段を変温させる切断手段の変温装置において、
    前記切断手段に当接する当接部材を前記切断手段に当接させる当接手段と、
    前記当接部材を介して前記切断手段を変温させる変温手段とを備え、
    前記当接手段は、複数の前記当接部材を有し、静止している前記切断手段に対して当該複数の当接部材を相互に接近させ、当該複数の当接部材で前記切断手段を挟み込んで支持する挟持手段を備えていることを特徴とする切断手段の変温装置。
  2. 前記変温手段は、前記複数の当接部材のうち少なくとも1つを介して前記切断手段を変温させることを特徴とする請求項1に記載の切断手段の変温装置。
  3. 前記挟持手段は、前記切断手段の位置に合わせて、前記複数の当接部材で当該切断手段を挟み込む位置を変更可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の切断手段の変温装置。
  4. 切断対象物を切断する切断手段を変温させる切断手段の変温方法において、
    前記切断手段に当接する当接部材を前記切断手段に当接させる当接工程と、
    前記当接部材を介して前記切断手段を変温させる変温工程とを実施し、
    前記当接工程では、複数の前記当接部材を用い、静止している前記切断手段に対して当該複数の当接部材を相互に接近させ、当該複数の当接部材で前記切断手段を挟み込んで支持する挟持工程を実施することを特徴とする切断手段の変温方法。
JP2019081229A 2019-04-22 2019-04-22 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 Active JP7240942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019081229A JP7240942B2 (ja) 2019-04-22 2019-04-22 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019081229A JP7240942B2 (ja) 2019-04-22 2019-04-22 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020178104A true JP2020178104A (ja) 2020-10-29
JP7240942B2 JP7240942B2 (ja) 2023-03-16

Family

ID=72936402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019081229A Active JP7240942B2 (ja) 2019-04-22 2019-04-22 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7240942B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112021001024T5 (de) 2020-02-13 2022-12-15 Sony Semiconductor Solutions Corporation Sendevorrichtung, empfangsvorrichtung und kommunikationssystem

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07276304A (ja) * 1994-04-04 1995-10-24 Miyaden:Kk 丸鋸チップソー及びその製造方法
JP2006051582A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Asahi Sansho Kk 切断装置
JP2007044772A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Lintec Corp カッター刃のストック装置
JP2007136615A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Lapmaster Sft Corp 半導体ウエハの保護用テープ切断装置
JP2008012614A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Lintec Corp 切断装置及びカッター刃の装着方法
JP2013046940A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Nogami Giken:Kk 打ち抜き方法
JP2013229467A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Lapis Semiconductor Co Ltd 保護テープ貼付け方法、保護テープ貼付け装置、及び半導体装置の製造方法
JP2017039196A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 日産自動車株式会社 切断装置および切断方法
JP2017200714A (ja) * 2016-05-06 2017-11-09 住友ゴム工業株式会社 ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07276304A (ja) * 1994-04-04 1995-10-24 Miyaden:Kk 丸鋸チップソー及びその製造方法
JP2006051582A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Asahi Sansho Kk 切断装置
JP2007044772A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Lintec Corp カッター刃のストック装置
JP2007136615A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Lapmaster Sft Corp 半導体ウエハの保護用テープ切断装置
JP2008012614A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Lintec Corp 切断装置及びカッター刃の装着方法
JP2013046940A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Nogami Giken:Kk 打ち抜き方法
JP2013229467A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Lapis Semiconductor Co Ltd 保護テープ貼付け方法、保護テープ貼付け装置、及び半導体装置の製造方法
JP2017039196A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 日産自動車株式会社 切断装置および切断方法
JP2017200714A (ja) * 2016-05-06 2017-11-09 住友ゴム工業株式会社 ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112021001024T5 (de) 2020-02-13 2022-12-15 Sony Semiconductor Solutions Corporation Sendevorrichtung, empfangsvorrichtung und kommunikationssystem

Also Published As

Publication number Publication date
JP7240942B2 (ja) 2023-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6412442B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP2017137115A (ja) シート供給装置および供給方法
JP7446071B2 (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
JP2020178104A (ja) 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法
JP6951904B2 (ja) 押圧装置および押圧方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法
JP2020176986A (ja) 厚み測定装置および厚み測定方法
WO2021256219A1 (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
JP6445882B2 (ja) シート転写装置および転写方法
JP6924670B2 (ja) シート供給装置およびシート供給方法
JP2020188089A (ja) 支持装置および支持方法
JP7360812B2 (ja) シート支持装置およびシート支持方法
JP7458245B2 (ja) 転写装置および転写方法
JP7382986B2 (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
JP6906673B1 (ja) 支持装置および異物除去方法
JP3225039U (ja) 巻取装置
JP2020188241A (ja) シート支持装置およびシート支持方法
JP7296222B2 (ja) シート剥離装置およびシート剥離方法
JP3230322U (ja) シート貼付装置
JP3235423U (ja) シート貼付装置
JP6983062B2 (ja) シート供給装置およびシート供給方法
JP7346092B2 (ja) シート回収装置およびシート回収方法
JP3210845U (ja) シート繰出装置
JP7364327B2 (ja) 不要シート除去装置および不要シート除去方法
JP2024036089A (ja) シート供給装置およびシート供給方法
WO2020084968A1 (ja) シート貼付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7240942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150