JP2024036089A - シート供給装置およびシート供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着シートが形成されているか否かを確実に検知することができるシート供給装置およびシート供給方法を提供する。【解決手段】帯状の接着シート基材ABを繰り出す繰出手段10と、繰出手段10で繰り出される接着シート基材ABに接着シートASが形成されているか否かを検知する検知手段20と、検知手段20によって接着シート基材ABに接着シートASが形成されていないことが検知されたときに、当該接着シート基材ABに接着シートASを形成する接着シート形成手段30と、接着シート基材ABから接着シートASを抜き取って供給する供給手段40とを備え、接着シート基材ABには、所定の間隔EDで貫通孔APが形成されており、検知手段20は、貫通孔APの存在を確認し、繰出手段10によって接着シート基材ABが所定の間隔ED以上繰り出されても、接着シート基材ABに貫通孔APの存在が確認されないことで、接着シート基材ABに接着シートASが形成されていないことを検知する。【選択図】図1

Description

本発明は、シート供給装置およびシート供給方法に関する。
接着シートの有無を検知し、その存在が確認されなかった場合、接着シート基材に接着シートを形成して当該接着シートを供給するシート供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-165364号公報
特許文献1に記載されたマウント装置10(シート供給装置)では、テープ基材TB(接着シート基材)にダイシングテープDT(接着シート)が形成されているか否かを検知するために、接着シート基材における接着シートとその外側の不要テープ部分との間の細い切込みCを検知しなければならず、接着シートが形成されていてもその存在を確認することができずに接着シートを形成してしまう可能性がある。
本発明の目的は、接着シートが形成されているか否かを確実に検知することができるシート供給装置およびシート供給方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、接着シート基材が所定の間隔以上繰り出されても、当該接着シート基材に貫通孔の存在が確認されないことで、接着シート基材に接着シートが形成されていないことを検知するため、接着シートが形成されているか否かを確実に検知することができる。
本発明の一施形態に係るシート供給装置を備えたシート貼付装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
シート供給装置EAは、帯状の接着シート基材ABを繰り出す繰出工程を実施する繰出手段10と、繰出手段10で繰り出される接着シート基材ABに接着シートASが形成されているか否かを検知する検知工程を実施する検知手段20と、検知手段20によって接着シート基材ABに接着シートASが形成されていないことが検知されたときに、当該接着シート基材ABに接着シートASを形成する接着シート形成工程を実施する接着シート形成手段30と、接着シート基材ABから接着シートASを抜き取って供給する供給工程を実施する供給手段40とを備えている。シート供給装置EAは、被着体WKに接着シートASを押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ50とでシート貼付装置EA1を構成し、被着体WKを支持する支持手段60の近傍に配置されている。
なお、図1中AAを付した図に示すように、接着シート基材ABには、予め所定の間隔EDで閉ループ状の切込CUが形成され、当該切込CUの内側に接着シートAS、当該切込CUの外側に不要シートUSが形成されており、不要シートUSに所定の間隔EDで貫通孔APも形成されている。この貫通孔APは、接着シート基材ABに形成されている各接着シートASに対して1個ずつ対をなして設けられている。
繰出手段10は、剥離シートRLに接着シート基材ABが仮着された原反RSを支持する支持ローラ11と、接着シート形成手段30よりも原反RSの繰出方向上流側で原反RSを案内するガイドローラ12と、接着シート形成手段30よりも原反RSの繰出方向下流側で原反RSを案内するガイドローラ13と、駆動機器としての回動モータ14Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ14Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ14と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EA1の自動運転が行われている間、ピンチローラ14Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ15とを備えている。ガイドローラ12の外周面には、周方向に延びる溝12Aが形成されている。
なお、図1中AAを付した図に示すように、本実施形態の接着シート基材ABには、不要シートUSから独立することのない蓋AB1付きの貫通孔APが形成されており、当該接着シート基材ABが仮着されている剥離シートRLにも、蓋AB1付きの貫通孔APと同じ位置に同様の蓋付きの貫通孔が形成されている。
検知手段20は、本体21Aから離間する方向に付勢された検知アーム21Bを有するリミットスイッチ21と、検知アーム21Bに回転可能に支持され、変位して貫通孔APに嵌まり込む変位手段としての変位ローラ22とを備え、貫通孔APの存在を確認し、繰出手段10によって接着シート基材ABが所定の間隔ED以上繰り出されても、当該接着シート基材ABに貫通孔APの存在が確認されないことで、接着シート基材ABに接着シートASが形成されていないことを検知する構成となっている。
接着シート形成手段30は、駆動機器としての回動モータ31の出力軸31Aに支持されたダイカットローラ32と、ダイカットローラ32の外周面に支持され、原反RSにおける接着シート基材ABに閉ループ状の切込CUを形成することで、当該切込CUの内側に接着シートASを形成するとともに、当該切込CUの外側に不要シートUSを形成する切断手段としての第1切断刃33と、ダイカットローラ32と同期回転するプラテンローラ34とを備えている。
供給手段40は、剥離縁41Aで剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから接着シートASを剥離して供給する剥離板41を備えている。
支持手段60は、駆動機器としてのリニアモータ61と、リニアモータ61のスライダ61Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な支持面62Aを有するテーブル62とを備えている。
以上のシート供給装置EAを備えたシート貼付装置EA1の動作を説明する。
先ず、図1中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EA1に対し、当該シート貼付装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、繰出手段10が回動モータ14Aを駆動し、原反RSを繰り出し、図1中実線で示すように、先頭の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板41の剥離縁41Aで所定長さ剥離されると、回動モータ14Aの駆動を停止する。なお、繰出手段10によって接着シート基材ABが繰り出される間、図1中BBを付した図の二点鎖線で示すように、変位ローラ22が変位して貫通孔APに嵌まり込むので、検知手段20は、接着シート基材ABが所定の間隔ED以上繰り出される間に貫通孔APの存在を確認し、接着シート基材ABに接着シートASが形成されていることを検知する。
次いで、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、支持面62A上の所定の位置に被着体WKを載置すると、支持手段60が図示しない減圧手段を駆動し、支持面62Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。その後、支持手段60がリニアモータ61を駆動し、テーブル62を左方へ移動させ、当該テーブル62が所定の位置に到達すると、繰出手段10が回動モータ14Aを駆動し、テーブル62の移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASは、剥離シートRLから剥離されることで接着シート基材ABから抜き取られ、当該接着シート基材ABから抜き取られた接着シートASは、図1中二点鎖線で示すように、押圧ローラ50によって被着体WKに押圧されて貼付される。次に、接着シートAS全体が被着体WKに貼付され、先頭の接着シートASに続く次の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板41の剥離縁41Aで所定長さ剥離されると、繰出手段10が回動モータ14Aの駆動を停止する。そして、テーブル62が押圧ローラ50の左方所定位置に到達すると、支持手段60がリニアモータ61の駆動を停止した後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面62Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。次いで、使用者または図示しない搬送手段が、接着シートASが貼付された被着体WKを次工程に搬送すると、支持手段60がリニアモータ61を駆動し、テーブル62を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
ここで、接着シート基材ABに貫通孔APが形成されていない場合、繰出手段10によって接着シート基材ABが繰り出される間、変位ローラ22が変位して貫通孔APに嵌まり込むことはない。すると、検知手段20は、接着シート基材ABが所定の間隔ED以上繰り出される間に貫通孔APの存在を確認することができないので、接着シート基材ABに接着シートASが形成されていないことを検知することとなる。このように、接着シート基材ABに接着シートASが形成されていないことを検知手段20が検知すると、接着シート形成手段30が回動モータ14A、31を駆動し、原反RSの繰出速度に合わせてダイカットローラ32を回転させる。これにより、接着シート基材ABに切込CUが形成され、当該接着シート基材ABに接着シートASが形成される。その後、形成された接着シートASの繰出方向先端部が剥離板41の剥離縁41Aで所定長さ剥離されると、接着シート形成手段30が回動モータ14A、31の駆動を停止し、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、接着シート基材ABが所定の間隔ED以上繰り出されても、当該接着シート基材ABに貫通孔APの存在が確認されないことで、接着シート基材ABに接着シートASが形成されていないことを検知するため、接着シートASが形成されているか否かを確実に検知することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
例えば、繰出手段10は、カメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等で構成された図示しない停止位置検知手段によって、剥離板41の剥離縁41Aで蓋AB1または貫通孔APが検知されると、接着シート基材ABの繰り出しを停止して被着体WKの到着を待機する構成としてもよいし、剥離シートRLに仮着されていない接着シート基材ABを繰り出してもよいし、巻回することなく、例えばファンフォールド折りにした接着シート基材ABから当該接着シート基材ABを繰り出してもよいし、巻回することなく、例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだり、無造作に集積したりして剥離シートRLを回収する回収手段を採用してもよいし、回収手段を採用しなくてもよい。
検知手段20は、検知アーム21Bに代えてプランジャで変位ローラ22を回転可能に支持するプランジャタイプのリミットスイッチ21を採用してもよいし、変位ローラ22を採用せず、検知アーム21Bやプランジャを変位手段として採用してもよいし、変位手段を備えていなくてもよいし、例えば、接触式または非接触式のセンサを採用してもよいし、カメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等を採用してもよい。
接着シート形成手段30は、出力軸で回動モータ31を支持する直動モータ等の駆動機器によって、ダイカットローラ32を原反RSに離間接近させて接着シートASを形成してもよいし、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切込CUを形成して接着シートASを形成してもよいし、切断手段としてカッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等を採用してもよいし、多関節ロボット等の駆動機器で切断手段を移動させて切込CUを形成し、接着シートASを形成してもよいし、図1中二点鎖線で示すように、貫通孔APが形成されていない接着シート基材ABに当該貫通孔APを形成する第2切断刃35を備えていてもよく、例えば、接着シート形成手段30よりも原反RSの繰出方向上流側にも検知手段20と同等のものを設け、接着シート基材ABに貫通孔APが形成されていないことを検知する構成としてもよい。
供給手段40は、剥離シートRLに仮着されていない接着シート基材ABが採用された場合(剥離シートRLに仮着されている接着シート基材ABが採用された場合でも)、例えば、剥離板41に代えてまたは併用して、駆動機器としての直動モータと、直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な接着シート保持部材とを備えたものを採用し、当該接着シート保持部材で保持した接着シートASを接着シート基材ABから抜き取って供給してもよい。
押圧手段は、駆動機器としての直動モータと、直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な保持部材とを備え、当該保持部材で保持した接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する構成を採用してもよいし、繰出手段10、供給手段40、押圧ローラ50等を天地反転して配置したり横置きに配置したりして、被着体WKの下面や側面等に接着シートASを押圧して貼付するように構成してもよいし、押圧ローラ50を被着体WKに離間接近させる押圧部材接離手段としての駆動機器を採用し、被着体WKにストレスがかかったり損傷したりすることを防止するようにしてもよいし、本発明のシート供給装置EAやシート貼付装置EA1に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよく、備わっていない場合、他の装置で被着体WKに接着シートASを押圧して貼付ししてもよい。
支持手段60は、支持面62Aで吸着保持ができないテーブル62が採用されてもよいし、本発明のシート供給装置EAやシート貼付装置EA1に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよく、備わっていない場合、他の装置で被着体WKを移動させてもよい。
シート供給装置EAは、接着シート基材ABから抜き取った接着シートASを押圧手段以外の例えば、公知の印刷装置や検査装置等の他の装置に供給したり、使用者に供給したりしてもよい。
接着シート基材ABには、当該接着シート基材ABの繰出方向に直交する幅方向全体に形成された切込で仕切られた接着シートASが形成されていてもよいし、不要シートUSから独立した蓋AB1付きの貫通孔APが形成されていてもよいし、蓋AB1のない貫通孔APが形成されていてもよい。
貫通孔APは、接着シート基材ABの幅方向の端部が切り抜かれて形成されてもよいし、接着シート基材ABに形成されている各接着シートASに対して1個ずつまたは複数個ずつ対をなし設けられていてもよいし、接着シート基材ABに形成されている各接着シートASに対して対をなさずに設けられていてもよいし、U字形状、V字形状、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよい。
原反RSは、貫通孔APと同じ位置に同様の貫通孔が剥離シートRLに形成されていなくてもよいし、接着シート基材ABおよび剥離シートRLの両方に蓋のない貫通孔が形成されていてもよいし、接着シート基材ABに蓋のない貫通孔APが形成され、剥離シートRLに蓋付きの貫通孔が形成されていてもよいし、接着シート基材ABに蓋付きの貫通孔APが形成され、剥離シートRLに蓋のない貫通孔が形成されていてもよい。
接着シート基材AB、接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シート基材AB、接着シートASおよび被着体WKは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シート基材ABは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シート基材ABが採用された場合は、接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、接着シート基材ABは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層とが積層された2層のもの、基材と接着剤層との間に1または複数の中間層が積層された3層または3層以上のもの、基材の上面に1または複数のカバー層が積層された3層または3層以上のもの、基材、中間層またはカバー層が剥離可能に設けられたもの、接着剤層のみからなる単層の両面接着シート、1または複数の中間層の両最外面に接着剤層が積層された両面接着シート等、どのようなものでもよい。さらに、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、供給手段は、接着シート基材から接着シートを抜き取って供給するものであればどんなものでもよく、出願当初の技術常識に照らし合わせてその技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ブラシ状部材の他、大気やガス等の気体の吹き付けによるものを採用してもよいし、押圧するものをゴム、樹脂、スポンジ等の変形可能な部材で構成してもよいし、金属や樹脂等の変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよいし、付勢手段が採用されている場合、ばね、ゴム、樹脂または駆動機器等で構成してもよい。
EA…シート供給装置
10…繰出手段
20…検知手段
22…変位ローラ(変位手段)
30…接着シート形成手段
40…供給手段
AB…接着シート基材
AP…貫通孔
AS…接着シート
ED…間隔

Claims (4)

  1. 帯状の接着シート基材を繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段で繰り出される前記接着シート基材に接着シートが形成されているか否かを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記接着シート基材に前記接着シートが形成されていないことが検知されたときに、当該接着シート基材に前記接着シートを形成する接着シート形成手段と、
    前記接着シート基材から前記接着シートを抜き取って供給する供給手段とを備え、
    前記接着シート基材には、所定の間隔で貫通孔が形成されており、
    前記検知手段は、前記貫通孔の存在を確認し、前記繰出手段によって前記接着シート基材が前記所定の間隔以上繰り出されても、当該接着シート基材に前記貫通孔の存在が確認されないことで、前記接着シート基材に前記接着シートが形成されていないことを検知することを特徴とするシート供給装置。
  2. 前記検知手段は、変位して前記貫通孔に嵌まり込む変位手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 前記接着シート形成手段は、前記貫通孔が形成されていない前記接着シート基材に当該貫通孔を形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート供給装置。
  4. 帯状の接着シート基材を繰り出す繰出工程と、
    前記繰出工程で繰り出される前記接着シート基材に接着シートが形成されているか否かを検知する検知工程と、
    前記検知工程によって前記接着シート基材に前記接着シートが形成されていないことが検知されたときに、当該接着シート基材に前記接着シートを形成する接着シート形成工程と、
    前記接着シート基材から前記接着シートを抜き取って供給する供給工程とを実施し、
    前記接着シート基材には、所定の間隔で貫通孔が形成されており、
    前記検知工程では、前記貫通孔の存在を確認し、前記繰出工程によって前記接着シート基材が前記所定の間隔以上繰り出されても、当該接着シート基材に前記貫通孔の存在が確認されないことで、前記接着シート基材に前記接着シートが形成されていないことを検知することを特徴とするシート供給方法。
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