JP2020177745A - 点火プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】火炎核を成長させ易くできる点火プラグを提供すること。【解決手段】点火プラグは、先端側から後端側へ向かって軸線に沿って延びる筒状の主体金具と、主体金具の内側に絶縁保持された中心電極と、主体金具に電気的に接続され、中心電極と自身の端部との間に火花ギャップを形成する接地電極と、主体金具の先端側において、中心電極と接地電極の端部とを先端側から覆うと共に、貫通孔が形成されたキャップ部と、を備え、接地電極の端部の後端よりも先端側のキャップ部の内面および貫通孔の内面の算術平均粗さは6.3μm以下である。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの燃焼室に副室を形成する点火プラグに関するものである。
エンジンの燃焼室に副室を形成する点火プラグが知られている(例えば特許文献1)。この種の点火プラグは、主体金具に接続されたキャップ部に貫通孔が形成される。燃焼室に露出したキャップ部は燃焼室に副室を形成する。キャップ部には貫通孔を通って燃焼室から可燃混合気が流入する。点火プラグは火花ギャップに到達した可燃混合気に点火し、可燃混合気の燃焼によって生じる膨張圧力により、火炎を含むガス流を貫通孔から燃焼室に噴射する。その火炎の噴流によって燃焼室内の可燃混合気が燃焼する。
特開2006−144648号公報
しかし、特許文献1に開示の技術では、貫通孔を通って燃焼室からキャップ部に流入した可燃混合気の乱れのばらつきが大きくなると、設計した通りに可燃混合気が火花ギャップに到達し難くなり、火花ギャップに生成された火炎核の成長が抑制され、燃焼が不安定になる場合がある。
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、火炎核を成長させ易くできる点火プラグを提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明の点火プラグは、先端側から後端側へ向かって軸線に沿って延びる筒状の主体金具と、主体金具の内側に絶縁保持された中心電極と、主体金具に電気的に接続され、中心電極と自身の端部との間に火花ギャップを形成する接地電極と、主体金具の先端側において、中心電極と接地電極の端部とを先端側から覆うと共に、貫通孔が形成されたキャップ部と、を備え、接地電極の端部の後端よりも先端側のキャップ部の内面および貫通孔の内面の算術平均粗さは6.3μm以下である。
本発明の点火プラグによれば、接地電極の端部の後端よりも先端側のキャップ部の内面および貫通孔の内面の算術平均粗さは6.3μm以下なので、貫通孔を通って燃焼室からキャップ部の内面に沿って火花ギャップに到達する可燃混合気の流れの乱れのばらつきを小さくできる。これにより設計した通りに可燃混合気が火花ギャップに到達し易くなるので、火炎核を成長させ易くできる。
なお、キャップ部の内面および貫通孔の内面の算術平均粗さが1.6μm以下であると、可燃混合気の流れの乱れのばらつきをより小さくできるので、火炎核をさらに成長させ易くできる。キャップ部の内面および貫通孔の内面の算術平均粗さが0.8μm以下であると、効果はより大きい。
主体金具の外面の後端側におねじが形成され、おねじよりも先端側でキャップ部の後端部と主体金具とが溶接される場合、主体金具との溶接部を除くキャップ部の外面の算術平均粗さが6.3μm以下であると、キャップ部の外面に沿って燃焼室から貫通孔に流入する可燃混合気の流れの乱れのばらつきを小さくできる。その結果、貫通孔を通って火花ギャップに到達する可燃混合気の流れの乱れのばらつきをより小さくできるので、火炎核をさらに成長させ易くできる。
キャップ部の外面の後端側におねじが形成される場合、おねじの先端よりも先端側のキャップ部の外面の算術平均粗さが6.3μm以下であると、キャップ部の外面に沿って燃焼室から貫通孔に流入する可燃混合気の流れの乱れのばらつきを小さくできる。その結果、貫通孔を通って火花ギャップに到達する可燃混合気の流れの乱れのばらつきをより小さくできるので、火炎核をさらに成長させ易くできる。
なお、キャップ部の外面の算術平均粗さが1.6μm以下であると、可燃混合気の流れの乱れのばらつきをより小さくできるので、火炎核をさらに成長させ易くできる。キャップ部の外面の算術平均粗さが0.8μm以下であると、効果はより大きい。
軸線に平行な平面とキャップ部の表面との交線上で測定される算術平均粗さが上記の範囲にある場合、貫通孔から火花ギャップへ向かう流れの乱れのばらつきを小さくする効果をより大きくできる。その結果、火炎核をさらに成長させ易くできる。
第1実施の形態における点火プラグの部分断面図である。 図1のIIで示す部分を拡大した点火プラグの断面図である。 軸線に平行な平面で切断されたキャップ部の斜視図である。 第2実施の形態における点火プラグの部分断面図である。 図4のVで示す部分を拡大した点火プラグの断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は第1実施の形態における点火プラグ10の部分断面図である。図1では、紙面下側を点火プラグ10の先端側、紙面上側を点火プラグ10の後端側という(図2、図4、図5においても同じ)。図1には、点火プラグ10の先端側の部位の軸線Oを含む断面が図示されている。図1に示すように点火プラグ10は、絶縁体11、中心電極13、主体金具20、接地電極30及びキャップ部40を備えている。
絶縁体11は、軸線Oに沿う軸孔12が形成された略円筒状の部材であり、機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等のセラミックスにより形成されている。絶縁体11の軸孔12の先端側には中心電極13が配置されている。中心電極13は、軸孔12内で端子金具14と電気的に接続されている。端子金具14は、高圧ケーブル(図示せず)が接続される棒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。端子金具14は絶縁体11の後端に固定されている。
主体金具20は、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成された略円筒状の部材である。主体金具20は、外周面におねじ21が形成される先端部22と、先端部22の後端側に隣接する座部23と、座部23の後端側に形成される工具係合部24と、を備えている。おねじ21はエンジン1のねじ穴2に螺合する。座部23は、エンジン1のねじ穴2とおねじ21との隙間を塞ぐための部位であり、おねじ21の外径よりも外径が大きく形成されている。工具係合部24は、エンジン1のねじ穴2におねじ21を締め付けるときに、レンチ等の工具が係合する。
接地電極30は、Pt等を主成分とする金属材料によって形成された棒状の部材である。本実施形態では接地電極30はおねじ21の位置に配置されており、先端部22を貫通して先端部22の内側に突き出ている。接地電極30は一端部31が中心電極13に対向している。主体金具20の先端部22には、おねじ21の先端側にキャップ部40が接続されている。なお、接地電極30の主成分元素はこれに限られるものではなく、他の元素を主成分とすることは当然可能である。他の元素としては、例えばNiやIrが挙げられる。
キャップ部40は、中心電極13及び接地電極30の一端部31を先端側から覆う部位である。キャップ部40は、Fe等を主成分とする金属材料によって形成されている。キャップ部40には、接地電極30よりも先端側に貫通孔41が形成されている。おねじ21によってエンジン1のねじ穴2に点火プラグ10が取り付けられた状態で、キャップ部40はエンジン1の燃焼室3に露出する。貫通孔41は、主体金具20とキャップ部40とに囲まれてできる副室42と燃焼室3とを連通する。本実施形態では、貫通孔41はキャップ部40に複数形成されている。なお、キャップ部40の主成分元素はこれに限られるものではなく、他の元素を主成分とすることは当然可能である。他の元素としては、例えばNiやCuが挙げられる。
図2は図1のIIで示す部分を拡大した点火プラグ10の軸線Oを含む断面図である。主体金具20の先端部22には、おねじ21の部位に、径方向の内側に向けて凹む凹部25が形成されている。先端部22には、凹部25の径方向の内側に凹部25よりも細い穴26が形成されている。穴26は先端部22を径方向に貫通する。穴26に挿入された接地電極30の他端部32は、溶接部27により先端部22に接合されている。接地電極30の一端部31は中心電極13との間に火花ギャップ33を形成する。接地電極30は主体金具20のおねじ21の部位に接合されているので、接地電極30の熱は、おねじ21からエンジン1に伝わる。
キャップ部40の外面43には貫通孔41によって外側開口端44が形成され、キャップ部40の内面45には貫通孔41によって内側開口端46が形成される。本実施形態では、円錐状に形成されたキャップ部40の内面45の全体が、接地電極30の一端部31の後端34よりも先端側に位置する。キャップ部40の内面45に囲まれた副室42の、軸線Oに垂直な断面積は、先端側から後端側へ向かうにつれて大きくなっている。
貫通孔41の内側開口端46は、接地電極30の一端部31の後端34よりも先端側に位置する。貫通孔41の内面47は、内側開口端46から外側開口端44へ近づくにつれて先端側へ向かって傾斜している。キャップ部40の後端部48は、溶接部49を介して主体金具20の先端部22に接合されている。
図3は、軸線O(図1参照)に平行な平面50で切断されたキャップ部40の斜視図である。図3にはキャップ部40の周の一部が図示されている。キャップ部40は、磁性流体研磨やラップ研磨等により、外面43、内面45及び貫通孔41の内面47の表面粗さが整えられている。キャップ部40の外面43、内面45及び貫通孔41の内面47の算術平均粗さRaは、軸線Oに平行な平面50とキャップ部40の表面との交線51上で測定される。
算術平均粗さRaは、例えば光を使った非接触式表面粗さ測定機を用いて交線51を検出し、JIS B0601:2013に準拠して、交線51の短波長成分や長波長成分を遮断するフィルタを通して得られる曲線(図示せず)から求められる。算術平均粗さの評価長さは、JIS B0633:2001に基づいて定められる。
キャップ部40の外面43、内面45及び貫通孔41の内面47の算術平均粗さは、それぞれ6.3μm以下である。好ましくは、キャップ部40の外面43、内面45及び貫通孔41の内面47の算術平均粗さは、それぞれ1.8μm以下に設定される。より好ましくは、キャップ部40の外面43、内面45及び貫通孔41の内面47の算術平均粗さは、それぞれ0.8μm以下に設定される。なお、キャップ部40の外面43及び内面45の粗さは、溶接部49を除く部位の粗さのことである。
エンジン1(図1参照)に取り付けられた点火プラグ10には、エンジン1のバルブ操作により、燃焼室3から貫通孔41を通ってキャップ部40の内側に可燃混合気が流入する。点火プラグ10は、中心電極13と接地電極30との間の放電により、火花ギャップ33に火炎核を生成する。火炎核が成長するとキャップ部40の内側の可燃混合気に点火し可燃混合気が燃焼する。その燃焼によって生じる膨張圧力により、点火プラグ10は、火炎を含むガス流を貫通孔41から燃焼室3に噴射する。その火炎の噴流によって燃焼室3内の可燃混合気が燃焼する。
点火プラグ10は、接地電極30の一端部31の後端34よりも先端側のキャップ部40の内面45及び貫通孔41の内面47の算術平均粗さが6.3μm以下なので、貫通孔41の内面45に沿って燃焼室3からキャップ部40に流入し、キャップ部40の内面45に沿って火花ギャップ33に到達する可燃混合気の流れの乱れのばらつきを小さくできる。これにより設計した通りに可燃混合気が貫通孔41を通って燃焼室3から火花ギャップ33に到達し易くなるので、火花ギャップ33に生成された火炎核を成長させ易くできる。よって、設計した通りに可燃混合気に点火できる。
キャップ部40の内面45に囲まれた副室42の、軸線Oに垂直な断面積が、先端側から後端側へ向かうにつれて大きくなっているので、燃焼室3からキャップ部40に流入した可燃混合気の、キャップ部40の先端付近の流速より後端部48付近の流速を遅くできる。流速が遅いほど流れの乱れは弱くなるので、火花ギャップ33を流れる可燃混合気の乱れのばらつきをより小さくできる。その結果、火花ギャップ33に生成された火炎核をより成長させ易くできる。
主体金具20とキャップ部40との溶接部49を除くキャップ部40の外面43の算術平均粗さが6.3μm以下なので、キャップ部40の外面43に沿って燃焼室3から貫通孔41に流入する可燃混合気の流れの乱れのばらつきを小さくできる。その結果、貫通孔41を通って火花ギャップ33に到達する可燃混合気の流れの乱れのばらつきをより小さくできるので、火花ギャップ33に生成された火炎核をより成長させ易くできる。
図4及び図5を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施形態では、主体金具20にキャップ部40が溶接されている場合について説明した。これに対し第2実施形態では、先端にキャップ部75が形成された筒状部材70を主体金具61に接続する場合について説明する。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図4は第2実施の形態における点火プラグ60の部分断面図であり、図5は図4のVで示す部分を拡大した点火プラグ60の断面図である。
点火プラグ60は、絶縁体11、中心電極13、主体金具61、接地電極64及びキャップ部75を備えている。主体金具61は、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成された略円筒状の部材である。主体金具61は、外周面におねじ62が形成される先端部63を備えている。先端部63の後端側に座部23及び工具係合部24が設けられている。接地電極64は、Pt,Ni,Ir等を主成分とする金属材料によって形成された棒状の部材である。本実施形態では、接地電極64は先端部63のおねじ62の先端側に配置されている。接地電極64の一端部65(図5参照)は中心電極13に対向している。
筒状部材70は先端が閉じた筒状の部材であり、胴部71と、胴部71の後端側に隣接する鍔部74と、胴部71の先端側に隣接するキャップ部75と、を備えている。胴部71の内側には主体金具61の先端部63が配置される。胴部71の内周面にはめねじ72が形成され、胴部71の外周面にはおねじ73が形成されている。胴部71のめねじ72は主体金具61のおねじ62に結合する。胴部71のおねじ73はエンジン1のねじ穴2に結合する。鍔部74の外径は、おねじ73の外径よりも大きい。鍔部74の径方向の内側には主体金具61の座部23が配置される。
キャップ部75は、中心電極13及び接地電極64の一端部65を先端側から覆う部位である。キャップ部75には、接地電極64よりも先端側に貫通孔76が形成されている。おねじ73によってエンジン1のねじ穴2に点火プラグ60の筒状部材70が取り付けられた状態で、キャップ部75はエンジン1の燃焼室3に露出する。貫通孔76は、主体金具61とキャップ部75とに囲まれてできる副室77と燃焼室3とを連通する。本実施形態では、貫通孔76はキャップ部75に複数形成されている。
図5に示すように主体金具61の先端部63には、おねじ62より先端側の部位に、接地電極64の他端部66が接合されている。接地電極64の一端部65は中心電極13との間に火花ギャップ67を形成する。キャップ部75の外面78には貫通孔76によって外側開口端79が形成され、キャップ部75の内面80には貫通孔76によって内側開口端81が形成されている。キャップ部75の内面80は球冠状に形成されている。貫通孔76の内側開口端81は、接地電極64の一端部65の後端68よりも先端側に位置する。貫通孔76の内面82は、内側開口端81から外側開口端79へ近づくにつれて先端側へ向かって傾斜している。
キャップ部75の内面80の一部(先端側の部位)は、接地電極64の一端部65の後端68よりも先端側に位置する。キャップ部75の内面80のうち接地電極64の一端部65の後端68よりも先端側の部位の算術平均粗さ、及び、貫通孔76の内面80の算術平均粗さは、それぞれ6.3μm以下である。また、おねじ73の先端よりも先端側のキャップ部75の外面78の算術平均粗さは6.3μm以下である。これにより第2実施形態における点火プラグ60は第1実施形態における点火プラグ10と同様の作用効果を実現できる。なお、算術平均粗さは、第1実施形態で説明したように、軸線Oに平行な平面(図示せず)とキャップ部75の表面との交線上で測定される。
本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
試験者は、第2実施形態と同様にして、キャップ部75の内面80の算術平均粗さ、キャップ部75の外面78の算術平均粗さ、貫通孔76の内面82の算術平均粗さが異なる種々のサンプル1−8を製造した。キャップ部75の表面の算術平均粗さは、キャップ部75の内面80及び外面78、並びに、貫通孔76の内面82を研磨する砥粒の大きさや研磨方法を製造ロット毎に変えて、異ならせた。サンプル1−8は、キャップ部75や貫通孔76の形状や大きさ等の、キャップ部75の表面の算術平均粗さ以外の要素は同一にした。
算術平均粗さは、レーザ光を使った非接触式表面粗さ測定機を用い、軸線Oに平行な平面とキャップ部75の表面との交線上で、JIS B0601:2013に準拠して求めた。貫通孔76の内面82の算術平均粗さは、貫通孔76の内面82が現れるように、同一製造ロットのキャップ部75を、貫通孔76の外側開口端79と内側開口端81とを通る平面で切断した後、レーザ光を使った非接触式表面粗さ測定機を用いて求めた。
試験者は、排気量1.6リットルの4気筒直噴エンジンに各サンプルを取り付け、エンジンを運転した。エンジンの運転条件は、回転数を1600rpm、負荷を図示平均有効圧力(NMEP)480kPaとした。エンジンの燃焼室に可燃混合気を取り込み燃焼して燃焼ガスを排出するまでの一連の動作を1サイクルとして、1000サイクルの間の燃焼室の圧力を検出することにより、可燃混合気の点火に失敗したサイクル数を測定する試験を行った。各サンプルについてこの試験を5回行い、点火に失敗した割合を求めた。
点火に失敗した割合に応じて、各サンプルをAからGのいずれかに判定した。判定は、点火に失敗した割合が10%以上をG、9%以上10%未満をF、8%以上9%未満をE、7%以上8%未満をD、6%以上7%未満をC、5%以上6%未満をB、5%未満をAとした。表1にキャップ部の表面の算術平均粗さ及び判定を記した。
Figure 2020177745
表1に示すように、サンプル8は、キャップ部75の内面80及び外面78、並びに、貫通孔76の内面82の算術平均粗さが12.5μmであり、判定がGであった。これに対しサンプル1は、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82の算術平均粗さが6.3μm、キャップ部75の外面78の算術平均粗さが12.5μmであり、判定がFであった。これにより、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82の算術平均粗さを6.3μm以下にすることにより、点火が失敗し難くなることがわかった。
サンプル1とサンプル2とを比較すると、サンプル2は、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82の算術平均粗さが6.3μm、キャップ部75の外面78の算術平均粗さが1.6μmであり、判定がEであった。これにより、キャップ部75の外面78の算術平均粗さを1.6μm以下にすることにより、点火がさらに失敗し難くなることがわかった。
サンプル1とサンプル3とを比較すると、サンプル3は、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82の算術平均粗さが1.6μm、キャップ部75の外面78の算術平均粗さが12.5μmであり、判定がEであった。これにより、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82の算術平均粗さを1.6μm以下にすることにより、点火がさらに失敗し難くなることがわかった。
サンプル3とサンプル4とを比較すると、サンプル4は、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82の算術平均粗さが0.8μm、キャップ部75の外面78の算術平均粗さが12.5μmであり、判定がDであった。これにより、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82の算術平均粗さを0.8μm以下にすることにより、点火がさらに失敗し難くなることがわかった。
サンプル4とサンプル5とを比較すると、サンプル5は、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82の算術平均粗さが0.8μm、キャップ部75の外面78の算術平均粗さが6.3μmであり、判定がCであった。これにより、キャップ部75の外面78の算術平均粗さを6.3μm以下にすることにより、点火がさらに失敗し難くなることがわかった。
サンプル5とサンプル6とを比較すると、サンプル6は、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82の算術平均粗さが0.8μm、キャップ部75の外面78の算術平均粗さが1.6μmであり、判定がBであった。これにより、キャップ部75の外面78の算術平均粗さを1.6μm以下にすることにより、点火がさらに失敗し難くなることがわかった。
サンプル6とサンプル7とを比較すると、サンプル7は、キャップ部75の内面80及び貫通孔76の内面82、並びに、キャップ部75の外面78の算術平均粗さが0.8μmであり、判定がAであった。これにより、キャップ部75の外面78の算術平均粗さを0.8μm以下にすることにより、点火がさらに失敗し難くなることがわかった。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えばキャップ部40,75の形状や貫通孔41,76の数や形状、大きさ等は適宜設定できる。
第1実施形態では、主体金具20の先端部22を貫通する接地電極30を、おねじ21の位置に設ける場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、主体金具20の先端部22の先端面が露出するようにキャップ部を配置して、先端部22の先端面に接地電極を接続することは当然可能である。接地電極の形状は直線状であっても屈曲していても良い。キャップ部に接地電極を接合しても良い。
第2実施形態では、筒状部材70の内周面にめねじ72を形成し、先端部63に形成されたおねじ62にめねじ72を接合することにより、主体金具61の先端側にキャップ部75を配置する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。他の手段によってキャップ部75が設けられた筒状部材70を主体金具61に接続することは当然可能である。他の手段としては、例えば筒状部材70の鍔部74と主体金具61の座部23とを溶接等によって接合するものが挙げられる。筒状部材70は、例えばニッケル基合金等の金属材料や窒化ケイ素等のセラミックスにより形成できる。
実施形態では、貫通孔41,76の内側開口端46,81が、軸線Oを含む平面でキャップ部40,75を切断した切り口に現出する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。貫通孔41,76の内側開口端46,81が軸線Oを含む断面に現出しないで、軸線Oに平行な平面でキャップ部40,75を切断した切り口に貫通孔41,76の内側開口端46,81が現出するように、軸線Oに対する内側開口端47,81の位置をずらして、キャップ部40,75に貫通孔41,76を設けることは当然可能である。
実施形態では、接地電極30,64の一端部31,65が中心電極13の先端側に配置され、中心電極13の先端側に火花ギャップ33,67が形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、中心電極13の側面と離隔して接地電極30,64の一端部31,65を配置し、中心電極13の側面と接地電極30,64の一端部31,65との間に火花ギャップ33,67を形成することは当然可能である。また、接地電極30,64を複数配置して火花ギャップ33,67を複数設けることは当然可能である。
10,60 点火プラグ
13 中心電極
20,61 主体金具
21,73 おねじ
30,64 接地電極
31,65 接地電極の一端部(端部)
33,67 火花ギャップ
34,68 接地電極の一端部の後端
40,75 キャップ部
41,76 貫通孔
43,78 キャップ部の外面
45,80 キャップ部の内面
47,82 貫通孔の内面
48 キャップ部の後端部
49 溶接部
50 平面
51 交線
O 軸線

Claims (8)

  1. 先端側から後端側へ向かって軸線に沿って延びる筒状の主体金具と、
    前記主体金具の内側に絶縁保持された中心電極と、
    前記主体金具に電気的に接続され、前記中心電極と自身の端部との間に火花ギャップを形成する接地電極と、
    前記主体金具の先端側において、前記中心電極と前記接地電極の端部とを先端側から覆うと共に、貫通孔が形成されたキャップ部と、を備える点火プラグであって、
    前記接地電極の端部の後端よりも先端側の前記キャップ部の内面および前記貫通孔の内面の算術平均粗さは6.3μm以下である点火プラグ。
  2. 前記キャップ部の前記内面および前記貫通孔の前記内面の算術平均粗さは1.6μm以下である請求項1記載の点火プラグ。
  3. 前記キャップ部の前記内面および前記貫通孔の前記内面の算術平均粗さは0.8μm以下である請求項1記載の点火プラグ。
  4. 前記主体金具は、自身の外面の後端側におねじが形成され、前記おねじよりも先端側で前記キャップ部の後端部と溶接されており、
    前記主体金具との溶接部を除く前記キャップ部の外面の算術平均粗さは6.3μm以下である請求項1から3のいずれかに記載の点火プラグ。
  5. 前記キャップ部の外面の後端側におねじが形成され、
    前記おねじの先端よりも先端側の前記キャップ部の前記外面の算術平均粗さは6.3μm以下である請求項1から3のいずれかに記載の点火プラグ。
  6. 前記キャップ部の前記外面の算術平均粗さは1.6μm以下である請求項4又は5に記載の点火プラグ。
  7. 前記キャップ部の前記外面の算術平均粗さは0.8μm以下である請求項4又は5に記載の点火プラグ。
  8. 前記算術平均粗さは、前記軸線に平行な平面と前記キャップ部の表面との交線上で測定される請求項1から7のいずれかに記載の点火プラグ。
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