JP2020175940A - 泡吐出ディスペンサー及び泡吐出容器 - Google Patents

泡吐出ディスペンサー及び泡吐出容器 Download PDF

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愛理 小山
佐々木 剛
Takeshi Sasaki
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Seiichi Hakamata
征一 袴田
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Abstract

【課題】長時間放置しても、発泡部材における目詰まりの発生を抑制できる、泡吐出ディスペンサーの提供【解決手段】液剤と気体とを混合した混合液剤を泡化させる発泡部材40を有する泡吐出ディスペンサー100であって、前記発泡部材は、水に対する接触角が115°〜179°のメッシュである。【選択図】図7

Description

本発明は、液剤と気体とを混合した混合液剤を泡化させる発泡部材を有する泡吐出ディスペンサー及び泡吐出ディスペンサーを有する泡吐出容器に関する。
泡吐出容器において、一般的に、液体用シリンダの内部から供給された液体と空気用シリンダの内部から供給された空気とを混合させ、この混合流体が発泡手段を通過することで発泡させるように、発泡手段をメッシュで形成することが知られている(例えば、特許文献1)。
また、発泡部材を、ウレタンフォームなどの単一の多孔体発泡体で構成する特許文献2や、不織布で構成する特許文献3が知られている。
特開2012−157822号公報 特許第4729569号 特開2015−227183号
しかし、特許文献1〜3に示すメッシュ、ウレタンフォーム、不織布等のいずれを発泡部材に用いても、泡吐出容器を、高温多湿の環境下に長時間放置すると、発泡部材上で液剤が固化することで、発泡部材に目詰まりが発生して、ポンプが押せなくなり中身が出てこないことがあった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、長時間放置しても、発泡部材における目詰まりの発生を抑制できる、泡吐出ディスペンサーの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様では、
液剤と気体とを混合した混合液剤を泡化させる発泡部材を有する泡吐出ディスペンサーであって、
前記発泡部材は、水に対する接触角が115°〜179°のメッシュである
泡吐出ディスペンサー、を提供する。
一態様によれば、泡吐出ディスペンサーにおいて、長時間放置しても、発泡部材における目詰まりの発生を抑制できる。
本発明の一実施形態に係る泡吐出容器の全体断面図。 固体表面に対する液滴の接触角の説明図。 比較例のメッシュの接触角の測定した際の水滴の状態を示す図。 本発明の撥水樹脂メッシュ及び金属メッシュの接触角の測定した際の水滴の状態を示す図。 比較例及び本発明の泡吐出容器から吐出された泡を示す図。 比較例及び本発明の泡吐出容器を放置した際の、押圧感覚の実験結果。 本発明に泡吐出容器への適用に適したメッシュの各寸法と接触角を示す表。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。
<泡吐出容器の構成>
まず、本発明の泡吐出容器の全体構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る泡吐出容器1の全体図である。
図1に示すように、泡吐出容器1は、液剤Lを常圧で貯留する容器本体900と、容器本体900に対して着脱可能に装着されるキャップ部である泡吐出ディスペンサー100と、を備えて構成されている。
容器本体(ボトル部)900は、液体の液剤Lを貯留する。容器本体900は、胴部91と、肩部92と、口部93と、底部94と、を有している。底部94は、胴部91との下端を閉塞しており、胴部91と底部94とが液体の収容部となる。肩部92は、胴部91の上端に連接されている。口部93は、肩部92の内側端に連接され、胴部91よりも径が小さい円筒状形状であり、口部93の上面は開口している。
なお、図1に示す容器本体900の胴部形状は、胴部91が円筒状である例を示しているが、胴部91の形状は、口部93が略円筒状であれば、胴部は、角筒状や、円錐状、ひょうたん型、卵型等、どのような形状であってもよい。
泡吐出ディスペンサー100は、液剤Lを貯留する容器本体900に装着して用いられる。ポンプ機能を有する泡吐出ディスペンサー100が、容器本体900に装着されることで、泡吐出容器1は、プッシュ式のポンプ容器として機能する。
詳しくは、泡吐出ディスペンサー100は、ポンプ機能を有する送出機構10と、気液混合部20と、泡流路である噴射部材30と、メッシュ41,42を備えている発泡部材40と、吐出口51を含むヘッド部50と、ネジキャップ部60とを備えている。
泡吐出ディスペンサー100では、送出機構10によって、容器本体900から吐出口51に向けて液体の液剤Lを送り出し、気液混合部20において液剤Lと気体とが混合して、粗く泡化した混合液剤Mとなる。そして、送出機構10の送り出し力により、気液混合部20にて気体と混合した混合液剤Mを、噴射部材30内を通過させて、ヘッド部50の吐出口51に向けて流動する。この際、発泡部材40は、噴射部材30内部で、混合液体Mをきめ細かく均一に泡化させる。さらに、送出機構10の送り出し力により、泡化した液剤Fを、ヘッド部50内部で流動させて、吐出口51から泡化した液剤Fを吐出する。
送出機構10には、液剤及び気体のポンプ機能が含まれており、ヘッド部50が押下されることにより、容器本体900から吐出口51(流通路)に向けて液体の液剤Lを吸い込んで、送り出す。この送り出し期間中に、泡吐出ディスペンサー100において、液剤を泡化し、泡化した液剤を吐出する。
なお、本明細書において、容器本体900に貯留されている非泡状の液体状の液剤をL、気液混合後の液剤をM、泡流路後の泡状の液剤F(泡)と呼称し、それぞれ区別して記載する。
泡吐出ディスペンサー100の上方に設けられるヘッド部50は、吐出口51が形成されている吐出ノズル52と、操作受部53と、流動管54と、外筒55とを有する。操作受部53は、ヘッド部50の上面であって、使用者が泡を吐出させる際に、接触して押下操作を受け付ける。流動管54及び外筒55は、操作受部53から垂下して、上下方向に延伸している円筒状(円管状)の部材である。本構成例では、内筒である流動管54の方が、外筒55よりも下方向に長く延伸している。
また、流動管54の内周面には、筒状の泡流路である噴射部材30が設けられている。噴射部材30は、軸方向が上下方向に延在している、上下で異なる形状を有する筒状形状である。噴射部材30は、上流側(下側)から外流側(上側)に向かって徐々に径が大きくなる拡径リング32と、その拡径リング32の下流端と連接され、該下流端よりも径の大きい大径リング31とで構成されている。噴射部材30の大径リング31の外周は、ヘッド部50の流動管54の内周面に嵌め込まれている。
また、噴射部材30の内側には、上流側メッシュ41、下流側メッシュ42及び流動筒43を有する発泡部材40が嵌めこまれている。メッシュ41,42は、流動筒43の軸方向に対して直交するように、張られている。流動筒43には、メッシュ41,42が接着されており、例えば、メッシュ41,42とそれぞれ接着されるように流動筒43を上下2体に分割されたものを、噴射部材30に取り付けてもよい。
また、ネジキャップ部60は、泡吐出ディスペンサー100において、容器本体90の口部93に装着される。詳しくは、ネジキャップ部60は、装着部61と、キャップ肩部62と、起立筒部63とを備えている。装着部61は、円筒形状であって、螺合等によって容器本体900の口部93に対して着脱可能に装着される。
また、泡吐出ディスペンサー100を組み立てる際に、ヘッド部50の流動管54と外筒55とが、ネジキャップ部60の起立筒部63を内側と外側から挟むように、ヘッド部50がネジキャップ部60に対して係合される。
さらに、泡吐出ディスペンサー100を容器本体900に取り付ける際に、ネジキャップ部60の装着部61が、容器本体900の口部93に装着されることにより、泡吐出ディスペンサー100の全体が口部93に装着されて、泡吐出ディスペンサー100によって容器本体900の開口が閉鎖される。
泡吐出ディスペンサー100は、ヘッド部50の押下操作に連動して作動する送出機構10によって、液剤ポンプ機能及び気体ポンプ機能を有している。
次に、送出機構10の詳細構成について説明する。泡吐出ディスペンサー100において、送出機構10は、シリンダ部110と、ピストンガイド120と、液ピストン130と、ポペット140と、気体ピストン150と、ボール弁160とを備えている。
シリンダ部110は、ネジキャップ部60に固定されており、一部に液体が注入され、他の部分に気体を一時的に貯留する。詳しくは、シリンダ部110はエアーシリンダ部111と、環状連結部113と、液シリンダ部114とを一体的に構成している。
エアーシリンダ部111は、ネジキャップ部60のキャップ肩部62の下面側に対して上端部が固定されており、上下方向に延伸している。泡吐出ディスペンサー100が容器本体900に対して閉塞状態を保つように、空気弁170の部分を除き、容器本体900の内部空間が密閉される。また、側壁状のエアーシリンダ部111には横穴112が形成されている。
液シリンダ部114は、容器本体900の液体の液剤Lを吸引する筒状の吸引ノズルであって、上下方向に延伸している。液シリンダ部114は、先端の小径部と、上側の大径部と、小径部と大径部とを連結する、径縮部115とで構成されている。径縮部115の内側テーパー面とポペット140のバルブ141とが接触・離間することで液の流入・停止を制御する。
環状連結部113は、シリンダ部110における内底部であって、エアーシリンダ部111の下端部と液シリンダ部114の上端部とを連結する部分である。液シリンダ部114は環状連結部113の内周縁から垂下している。
ピストンガイド120は、中央で上下方向に延伸している筒状部材であり、上端には、筒状起立部121及び環状起立部122が一体的に設けられている。また、ピストンガイド120の下端は、液シリンダ部114の上端付近の内周に位置している。さらに、ピストンガイド120の外周には、静置中に、気体ピストン150の内周壁152の下端と上面が接触するガイド突起123が設けられている。
ピストンガイド120の上端の筒状起立部121は、ヘッド部50の、流動管54の下端周辺に内嵌された状態で、流動管54に対して上下位置が固定される。
液ピストン130は、ピストンガイド120の内周側に挿入され、ピストンガイド120から下方に突出するように、ピストンガイド120の下端に固定されて設けられている。したがって、ヘッド部50、ピストンガイド120及び液ピストン130は、液シリンダ部114に対して、一体的に上下動する。液ピストン130の下端部と液シリンダ部114とは、密着して接触し気密性を常に確保している。
そして、ポペット140は、上下に延伸する棒状部材であって、液ピストン130を貫通した状態で、ピストンガイド120の内部から液シリンダ部114の内部に亘って挿通されている。ポペット140は、液ピストン130及びピストンガイド120に対して相対的に上下動可能であるとともに、液シリンダ部114に対しても相対的に上下動可能となっている。ポペット140の一端(下端)は、中心の軸部に比べ拡径したバルブ141であり、他端(上端)には、筒の外周側に径が広がった拡径部又は外周側へ突出する突起が設けられている。
また、ポペット140のバルブ141以外の軸部の略下半分を取り囲むように、上下方向に力を調整するコリルバネであるスプリング180が設けられている。
ここで、気体ピストン150は、ピストンガイド120の外周とエアーシリンダ部111の上端周辺の内壁との間に配置されている。気体ピストン150の外周端は広がったスライド外端壁151であり、エアーシリンダ部111に対して密着して接触しており、内周側の内周壁152は、ピストンガイド120に対して、相対的に上下動可能な遊挿状態で広がって外嵌されている。静置状態では、スライド外端壁151は、静置状態では、エアーシリンダ部111の横穴112を塞いでいる。また、気体ピストン150の内周壁152の近傍には、上部孔153が形成されている。
また、気体ピストン150の内周壁152の外側に、空気弁170が設けられている。静置時は、空気弁170の下面と、気体ピストン150の下面と、エアーシリンダ部111と環状連結部113で囲まれた空間に、気体が貯留されている。
そして、ピストンガイド120の上端の筒状起立部121の内周であって、環状起立部122の上側に、ボール弁160が設けられている。ボール弁160は、環状起立部122の上端を開閉する。泡吐出ディスペンサー100では、ヘッド部50に装着されている噴射部材30の下側の拡径リング32の外周面は、ピストンガイド120の上端の筒状起立部121の内側に嵌めこまれる。
ここで、気液混合部20は、例えば、ボール弁160の周辺であって、筒状起立部121に囲まれる内側空間である。
そして、気液混合部20にて気体と混合した液剤Mは、ヘッド部50に装着された噴射部材30及びメッシュ41,42を通過することで、さらにきめ細かく泡化される。
詳しくは、2枚のメッシュ41,42が内側に設けられている発泡部材40において、上流側メッシュ(第1のメッシュ)41が、混合液体Mを泡化させ、下流側メッシュ(第2のメッシュ)42が、その泡をきめ細かくし、吐出される泡Fを生成する。そのため、下流側メッシュ42の目開きは、上流側メッシュ41の目開きよりも細かいと好適である。
このように、液剤Lがピストンガイド120を通って、ヘッド部50の流動管54の内側流動する際に、噴射部材30内に収容されたメッシュ41,42によって泡化された液剤Fは、ヘッド部50の流動管54の上部の内周内を上方に流動した後、横方向に延伸する吐出ノズル52に沿って流動して吐出口51から吐出される。
(液体・気体の流れ)
ここで、液体、気体の流れの概略を説明する。
(静置状態)ヘッド部50が押下されずに待機している静置状態では、吸い上げられた液体は、ピストンガイド120の環状起立部122の上端でボール弁160によってシールされ、保持されている。さらに空気弁170と気体ピストン150とは接触し、気密状態が保持されている。一方、ポペット140の下端のバルブ141の下端面は液シリンダ部114の径縮部115の内側テーパー面を開放している。
(押し下げ)ヘッド部50が押し下げられている期間では、ヘッド部50の下方向への作動と連動して、ピストンガイド120が押し下がり、ピストンガイド120の上側の内周側に設けられる内側リブによって、ポペット140の上端周辺の突起が押し下げられることで、ポペット140の下端のバルブ141で液シリンダ部114の下端の径縮部115の内側テーパー面がシールされる。
また、ヘッド部50の押し下げにより、上部孔153は空気弁170に閉鎖されたまま、ガイド突起123の上面が、気体ピストン150の内周壁152の下端から離間することで、エアーシリンダ部111に貯留されていた気体が、ピストンガイド120の外周と内周壁152の内周との間へと押し出される。
押し出された空気はボール弁160付近の気液混合部20で液と混ざりあって混合液体Mとなり、製泡される。その直後、液と空気の混合物が泡流路である噴射部材30の小径を通過し、ジェット噴射することでメッシュ41,42に当たり整泡され、泡Fとして吐出される。
(押し戻り)そして、押し下げ後は、ポペット140を取り囲むスプリング180の復元力により、ヘッド部50が上方に自動的に復帰する。この際、上方のボール弁160によるボールシールが閉じ、下端のポペット140によるポペットシールが開放することで液が吸い上げられる。
この押し戻りの際、エアーシリンダ部111の圧力低下に伴い、空気弁170が気体ピストン150から離間して開くことで、上部孔153を通って空気がエアーシリンダ部111内に供給される。
また、押し下げ及び押し戻りにおいて、ヘッド部50が静置状態から所定高さ(例えば、数mm)以上移動している期間は、スライド外端壁151がエアーシリンダ部111の横穴112を開放し、横穴112から容器本体900に空気が供給される。
なお、上記では、手動ポンプ式の送出機構10により、液剤と気体とを吸い上げて混合して押し出す例を説明したが、本発明の泡吐出容器は、この例に限らず、電動ポンプによって液剤Lと気体とをそれぞれ圧送し、これらを混合させて泡化し吐出する電動ディスペンサーであってもよい。あるいは、泡吐出容器は、容器本体が圧搾されることにより泡を吐出するように構成されるスクイズボトルであってもよい。
ここで、図1では、容器本体900及び泡吐出ディスペンサー100の構成の説明において、下方向を上流側、上方向を下流側として説明したが、これらの方向は、容器本体900及び泡吐出ディスペンサー100の製造時及び使用時における方向を制限するものではなく、泡吐出容器1は、下向きや横向きに配置して使用してもよい。
ここで、一般的な泡吐出容器を、高温多湿の環境下に長時間放置すると、中身が固化し、メッシュに目詰まりが発生し、ヘッド部をプッシュしても中身が出てこないという不具合が発生することがあった。
<発泡手段の選定について>
そこで、発泡手段を備える泡吐出容器として、発泡手段には種々の素材が提案されているが、その中で大幅な設計変更をせずに発泡部材に対して固化を防ぐ方法として、本発明者は、発泡部材を構成するメッシュの表面の接触角に注目した。
ここで、接触角(θ:Contact Angle)は、ぬれの程度を定量化したものであって、「静止液体の自由表面が、固体壁に接する場所で、液面と固体面とのなす角(液の内部にある角をとる)」と定義されている。
液体を固体表面に滴下すると、液体は自らの持つ表面張力で丸くなり、図2に示す液滴の接線と固体表面とのなす角度θが「接触角」となる。
図2(a)に示すように、固体表面に接触した際の液体が球(丸)に近い程、接触角が大きく濡れにくく、図2(b)に示すように、固体表面に接触した際の液体が球から潰れて平たい程、接触角が小さく濡れやすい。
ここで、比較例として、長時間放置することにより、目詰まりが発生することが知られている、一般的なナイロンメッシュを用いた構成における接触角を測定した。
図3に、比較例のメッシュの接触角を測定した水滴の状態を示す。図3において、(a)は、上流側のメッシュ、(b)は下流側のメッシュを示す。
そして、比較例で用いたメッシュの構成と接触角の測定結果を、表1に示す。なお、接触角測定試験として、水滴2μlを滴下し、着滴後1秒後に、協和界面科学社製のDropMaster501を用いて画像を取得し、同社の解析ソフトウエア「FAMAS(interFAce Measurement & Analysis System)を用いて接触角を算出した、5回の撮影・算出結果の平均値である。
ここで、比較例として、上記表1に示す寸法のメッシュの一例として、上流側メッシュ41、下流側メッシュ42には、一般的な市販品に使用されるナイロンメッシュを用いた。
そして、メッシュの接触角を大きくするため
(1)撥水加工された樹脂メッシュを用いること、
(2)金属製のメッシュを使用すること、
を検討した。
泡の決め細かさ等が悪化しないように、目開き等は同じ又は近いものを使用した。そして、検討した(1)撥水加工された樹脂メッシュと、(2)金属製のメッシュ、について、接触角を測定した。
図4に、本発明のメッシュの接触角を測定した水滴の状態を示す。図4において、(a)は撥水加工された上流側のメッシュ、(b)は撥水加工された下流側のメッシュ、(c)は金属製の上流側のメッシュ、(d)は金属製の下流側のメッシュ上の水滴の状態を示す。
比較例及び本発明で用いたメッシュの構成と接触角の測定結果を、表2に示す。なお、今回も、接触角測定試験として、水滴2μlを滴下し、着滴後1秒後に、協和界面科学社製のDropMaster501を用いて画像を取得し、同社の解析ソフトウエアFAMASを用いて接触角を算出した、5回の撮影・算出結果の平均値である。
なお、測定の際の撥水加工された樹脂メッシュの一例としてポリエステルメッシュに撥水加工されたメッシュを用い、上流側メッシュ41、下流側メッシュ42の各寸法は表に示す通りである。また、測定の際の金属メッシュの一例として、SUS(ステンレス鋼)を用い、上流側メッシュ41、下流側メッシュ42の各寸法は表に示す通りである。
表2を参照して、今回検討した、撥水加工された樹脂メッシュ及び金属メッシュは、比較例に係る既存のメッシュよりも、接触角が大きいことが分かる。
上記例において、「撥水加工されたメッシュ」は、一般的な素材(例えば、ナイロンやポリエステル等の樹脂)に対して、スプレー塗布やディッピング法などを適用した湿式法や,あるいは真空成膜装置などを使った乾式法で有機材料(シリコーン)や無機材料(フッ素)を塗布したり、フッ素加工した樹脂を表面に微細なシワ加工した収縮プラスチックを用いる等により、撥水加工を施すことで、実現していた。
ただし、樹脂単体で、撥水性が高い素材を用いる場合は、撥水加工をしなくてもよい。樹脂単体で撥水性が高い素材は例えば、テフロン(登録商標)等のフッ素樹脂である。撥水性の高いフッ素樹脂の例として、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、4フッ化エチレン・エチレン共重合樹脂(ETFE)等でありうる。
<本発明の発泡手段を用いた泡の泡質>
図5に泡吐出容器から吐出された泡の写真を示す。図5(a)は比較例のナイロンメッシュを用いた泡吐出容器から吐出された泡の吐出結果であり、図5(b)は撥水加工された樹脂のメッシュを用いた泡吐出容器から吐出された泡吐出結果であり、図5(c)は金属メッシュを用いた泡吐出容器から吐出された泡吐出結果である。
図5(a)と図5(b)と図5(c)とを比較して、泡の質にほとんど差はなく、いずれも十分に泡立っていることが分かる。
<液剤の組成>
本実施形態において、液剤Lは、水よりも高粘度である。空気と混合して泡化する前の液剤Lの粘度は、特に限定されないが、例えば、B型粘度計で測定して、20℃において1mPa・s以上200mPa・s以下とすることができ、2mPa・s以上100mPa・s以下であると、より好ましい。
本実施形態では、液剤101として、ハンドソープ、洗顔料、クレンジング剤、ボディソープ、食器用洗剤、整髪料、髭剃り用クリーム、ファンデーションや美容液等の肌用化粧料、染毛剤、消毒薬など、泡状で用いられる種々のものを例示することができる。
ここで、本発明の液吐出容器において、使用される液剤がハンドソープ、洗顔料、クレンジング剤、ボディソープ等の皮膚洗浄剤である場合、
皮膚洗浄剤の組成は、
(A)水
(B)界面活性剤、及び
(C)泡質改善剤
を含むことが知られている。
ここで、(B)界面活性剤は、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選択される1種又は2種以上からなる。
ノニオン性界面活性剤としては、一般にノニオン界面活性剤として使用される化合物の中から適宜選択することができるが、例えば、ポリオキシアルキレン付加型のノニオン界面活性剤、モノあるいはジエタノールアミド系ノニオン界面活性剤、糖系ノニオン界面活性剤、グリセリン系ノニオン界面活性剤などが挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、一般にアニオン性界面活性剤として使用される化合物の中から適宜選択することができるが、脂肪酸石鹸、N−アシルグルタミン酸塩、アルキルエーテル酢酸等のカルボン酸塩型、α−オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸等のスルホン酸型、高級アルコール硫酸エステル塩等の硫酸エステル塩型、リン酸エステル塩型等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、一般にカチオン性界面活性剤として使用される化合物の中から適宜選択することができるが、脂肪族アミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩等を挙げることができる。
両性界面活性剤としては、一般に両性界面活性剤として使用される化合物の中から適宜選択することができるが、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン等のカルボベタイン型両性界面活性剤、アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤、アミドアミノ酸塩等が挙げられる。
アルキルベタインとしては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等が挙げられる。アルキルアミドベタインとしては、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が挙げられる。アルキルスルホベタインとしては、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン等が挙げられる。アルキルヒドロキシスルホベタインとしては、ラウリルジメチルアミノヒドロキシスルホベタイン等が挙げられる。ホスホベタイン型両性界面活性剤としては、ラウリルヒドロキシホスホベタイン等が挙げられる。イミダゾリン型両性界面活性剤としては、ヤシ油アルキル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
また、(C)泡質改善剤は、一般に持続性または弾力性に優れた泡質するために使用される化合物の中から適宜選択することができるが、例えば、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリエチレングリコール、等が挙げられる。
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体は、市販品を用いることができ、その具体例としては、マーコート550PR(塩化ジメチルジアリルアンモニウム:アクリルアミド=30:70(モル比)、重量平均分子量160万、ルーブリゾール社製)、マーコート3330PR(アクリル酸:塩化ジメチルジアリルアンモニウム:アクリルアミド=34:31:35(モル比)、重量平均分子量150万、ルーブリゾール社製)、マーコート740(塩化ジメチルジアリルアンモニウム:アクリルアミド=24:76(モル比)、重量平均分子量12万、ルーブリゾール社製)、マーコート2003PR(アクリル酸:塩化ジメチルジアリルアンモニウム:アクリルアミド=10:40:50(モル比)、重量平均分子量120万、ルーブリゾール社製)、マーコート280(アクリル酸:塩化ジメチルジアリルアンモニウム=35:65(モル比)、重量平均分子量45万、ルーブリゾール社製)、マーコート295(アクリル酸:塩化ジメチルジアリルアンモニウム=5:95(モル比)、重量平均分子量19万、ルーブリゾール社製)などが挙げられる。
アルコキシル化メチルグルコシドは、例えば、メチルグルセス−10、メチルグルセス−20、PPG−10メチルグルコースエーテル、およびPPG−20メチルグルコースエーテル(Lubrizol Advanced Materials,Inc.から各々、商品名Glucam(登録商標)E10、Glucam(登録商標)E20、Glucam(登録商標)P10、およびGlucam(登録商標)P20で入手可能)が挙げられ、疎水的に修飾されたアルコキシル化メチルグルコシド、例えば、PEG120メチルグルコースジオレエート、PEG−120メチルグルコーストリオレエート、およびPEG−20メチルグルコースセスキステアレート(Lubrizol Advanced Materials,Inc.から、各々、商品名、Glucamate(登録商標)DOE−120、Glucamate(商標)LT、およびGlucamate(商標)SSE−20で入手可能)、ならびにこれらの混合物などが挙げられる。
ポリエチレングリコールは、例えば、PEG‐20000(重量平均分子量2万、日油株式会社製)などが挙げられる。
これらの泡質改善剤は、メッシュ上で液剤の膜がふくらむ際の個々の泡の膜粘度を強くするものであるため、ヘッド部50をプッシュし、液剤と気体とを混合した混合液剤がメッシュ41,42を通過した後、メッシュ41,42上に残ると、液剤の固化の原因になる。しかし、泡化する際の泡質を改善するためのものであるため、若干量混合する必要がある。
また、皮膚洗浄剤には保湿剤およびその他成分を含んでいてもよい。
保湿剤は、化粧料等に通常配合されるものから選択することができ、特に限定されないが、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、ソルビトール等の多価アルコールが挙げられる。
前記その他の成分としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、粘度調整剤、溶剤、pH調整剤、ビタミン類、アミノ酸類、抗炎症剤、紫外線吸収剤、冷感付与剤、酸化防止剤、着色剤、香料、制汗剤、殺菌剤、消臭剤、防腐剤、包接化合物、水不溶性粉体(無機粉体、有機粉体等)、などが挙げられる。
<経時変化の観測>
ここで、表3に示す皮膚洗浄剤を液剤Lとして使用して、下記の経時変化を観察する実験を行った。
経過変化として、同じ皮膚洗浄液を液剤として入れ、表1に示す比較例のナイロンメッシュ、表2に示す撥水樹脂メッシュ、金属メッシュ(金属製のメッシュ)を用いた泡吐出容器を、それぞれ10個(N=10)ずつ用意し、50℃環境に放置し、1週間おきに常温に取り出して5回ヘッド部50を押下し、その際の押圧感覚を測定した。
図6は、比較例及び本発明の泡吐出容器を放置した際の、押圧感覚の実験結果である。図6の表において、〇は許容内のもの、×は「異常」のものを示している。この実験での「異常」は、ヘッド部50の押圧が重く(硬く)なったことを示している。この際、ヘッド部50の押圧が重くなると、吐出される泡が水っぽくなったり、大量の粗泡が混ざったりする現象が発生する。
図6から、比較例のメッシュを使用した泡吐出容器よりも、本発明の撥水メッシュ及び金属メッシュを使用した泡吐出容器の方が、長時間放置した際に、押圧感覚の変化が発生しにくいことがわかる。
図7に本発明に泡吐出容器への適用に適したメッシュの各寸法と接触角を示す。
上述の実験では、接触角は、本発明のメッシュとして、撥水メッシュで上流側メッシュが129.27°、下流側メッシュが131.45°、金属メッシュで上流側メッシュが119.43°、下流側メッシュが119.795°のものを用いたが、図7に示すように、本発明の泡吐出容器において適用するメッシュは、水に対する接触角が115°〜179°であると好適である。さらに好ましくは、一般的なメッシュの接触角よりも5°以上大きく、実現可能性が高い118°〜175°であるとより好適である。
上述の実験では、上流側メッシュの一例として目開き96μm(撥水)、77μm(金属)のものを用いたが、本発明において、上流側メッシュの目開きは、70μm〜300μmであってもよい。
また、下流側メッシュの一例として目開き48μm(撥水)、45μm(金属)のものを用いたが、本発明において、下流側メッシュの目開きは、30μm〜80μmであってもよい。
また、線径、オープニングエリアは図7に示す表のとおりである。そして、発泡部材は、2つのメッシュとして、混合液剤の流動方向の上流側と下流側に異なる種類のメッシュを適用した例を説明したが、メッシュの種類は、上流側及び下流側で、同じ種類であってもよい。
さらに、発泡部材としてメッシュの数は1枚であってもよいし、あるいは、3枚以上であってもよい。メッシュの数が1枚の場合は、メッシュの目開きは、30μm〜300μmであると好適である。
このような寸法及び接触角のメッシュを用いることで、泡吐出容器において、長時間放置しても、発泡部材における目詰まりの発生を抑制できる。
なお、図7では、撥水加工した樹脂メッシュの一例として、シリコーン加工又はフッ素加工等の撥水加工を施し、撥水性を115°以上に高くしたメッシュを例に示したが、素材自体に撥水性を有するフッ素樹脂であれば、表面を加工しなくても本発明のメッシュの対象に含みうる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
1 泡吐出容器
10 送出機構
20 気液混合部
30 噴射部材
40 発泡部材
41 上流側メッシュ(第1のメッシュ)
42 下流側メッシュ(第2のメッシュ)
50 ヘッド部
51 吐出口
52 吐出ノズル
53 操作受部
54 流動管
55 外筒
60 ネジキャップ部
100 泡吐出ディスペンサー
110 シリンダ部
111 エアーシリンダ部
112 開口部
114 液シリンダ部
115 縮径部
120 ピストンガイド
130 液ピストン
140 ポペット
150 気体ピストン
160 ボール弁
170 空気弁
900 容器本体
F 泡化した液剤
L 液体の液剤
M 混合液剤

Claims (17)

  1. 液剤と気体とを混合した混合液剤を泡化させる発泡部材を有する泡吐出ディスペンサーであって、
    前記発泡部材は、水に対する接触角が115°〜179°のメッシュである
    泡吐出ディスペンサー。
  2. 前記発泡部材は、撥水加工されたメッシュである
    請求項1に記載の泡吐出ディスペンサー。
  3. 前記撥水加工されたメッシュの表面は、シリコーン加工又はフッ素加工されている
    請求項2に記載の泡吐出ディスペンサー。
  4. 前記撥水加工されるメッシュの素材は、樹脂である
    請求項2又は3に記載の泡吐出ディスペンサー。
  5. 前記撥水加工されるメッシュの樹脂は、ナイロン又はポリエステルである
    請求項4に記載の泡吐出ディスペンサー。
  6. 前記発泡部材は、フッ素樹脂メッシュである
    請求項1に記載の泡吐出ディスペンサー。
  7. 前記フッ素樹脂メッシュは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、又は4フッ化エチレン・エチレン共重合樹脂(ETFE)である
    請求項6に記載の泡吐出ディスペンサー。
  8. 前記発泡部材は、金属メッシュである
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の泡吐出ディスペンサー。
  9. 前記金属メッシュは、ステンレス鋼である
    請求項8に記載の泡吐出ディスペンサー。
  10. 前記メッシュの目開きは、30μm〜300μmである
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の泡吐出ディスペンサー。
  11. 前記発泡部材は、1又は複数枚のメッシュを含む
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載の泡吐出ディスペンサー。
  12. 前記発泡部材は、前記メッシュに対して、前記混合液剤の流動方向の上流側及び/又は下流側に異なる種類または、同じ種類の第2のメッシュを含む
    請求項11に記載の泡吐出ディスペンサー。
  13. 当該泡吐出ディスペンサーは、
    前記液剤と気体とが混合する気液混合部と、
    前記気液混合部にて前記気体と混合した前記混合液剤が前記気液混合部から下流側に流動する流動管と、
    前記流動管の出口に連接され、泡化した前記液剤を吐出する吐出ノズルと、
    液剤を貯留する容器本体から前記吐出ノズルの入口に向けて前記液剤を送出する送出機構と、をさらに備えており、
    前記発泡部材は、前記流動管内に設けられる
    請求項1乃至12のいずれか一項に記載の泡吐出ディスペンサー。
  14. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の泡吐出ディスペンサーと、
    前記液剤を貯留する容器本体と、を備える
    泡吐出容器。
  15. 前記液剤は、界面活性剤を含む
    請求項14に記載の泡吐出容器。
  16. 前記界面活性剤に、泡質改善剤を含む
    請求項15に記載の泡吐出容器。
  17. 前記泡質改善剤は、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリエチレングリコールである
    請求項16に記載の泡吐出容器。
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