JP2020167281A - 半導体基板構造体、その製造方法、及び半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板を過度に研磨することなく、オン抵抗を低減できる半導体基板構造体、この半導体基板構造体の製造方法、及びこの半導体基板構造体を備える半導体装置を提供する。【解決手段】半導体基板構造体は、溝部を有する基板と、前記溝部を覆う金属バリア層と、前記基板に一部が埋没し、前記金属バリア層を覆う第1金属層と、前記第1金属層上に配置された第2金属層と、を有し、前記第1金属層は前記第2金属層と接し、前記第1金属層の上面全体は、前記溝部の上面と同一平面または上方にある。【選択図】図1

Description

本実施の形態は、半導体基板構造体、その製造方法、及び半導体装置に関する。
近年、Si半導体やGaAs半導体に比べてバンドギャップエネルギーが広く、高電界耐圧性能を有するため、高耐圧化、大電流化、低オン抵抗化、高効率化、低消費電力化、高速スイッチング等を実現できるシリコンカーバイド(SiC:Silicon Carbide:炭化ケイ素)半導体が注目されている。SiCは、その低消費電力性能のために炭酸ガス(CO)の発生を削減可能であることから、環境保護の点でも注目されている。
最近では、SiCデバイスは、例えば、空気調節装置(エアコン)、太陽光発電システム、自動車システムや列車・車両システム等数多くの応用分野に適用されている。
特開2006−202931号公報
パワー半導体装置に用いる縦型の電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)の抵抗には、例えば、ドレイン電極の抵抗、基板の抵抗、ドリフト領域の抵抗、チャネル領域の抵抗、及びソース電極の抵抗等が挙げられ、FETのオン抵抗を低減するためにはこれらの抵抗を低減する必要がある。
上記の抵抗において、基板の抵抗を低減するためには、電流の通過経路である基板の厚さを薄くすればよいが基板の厚さを過度に薄くしてしまうと後工程での搬送が困難になってしまう。また、基板を研磨して厚さを薄くする方法は、研磨量を精緻に制御することが困難であるため基板の研磨量を小さくせざるを得なく、それに伴って基板を厚めにせざるを得ないという問題がある。
本実施の形態は、基板を過度に研磨することなく、オン抵抗を低減できる半導体基板構造体、この半導体基板構造体の製造方法、及びこの半導体基板構造体を備える半導体装置を提供する。
本実施の形態の一態様は、溝部を有する基板と、前記溝部を覆う金属バリア層と、前記基板に一部が埋没し、前記金属バリア層を覆う第1金属層と、前記第1金属層上に配置された第2金属層と、を有し、前記第1金属層は前記第2金属層と接し、前記第1金属層の上面全体は、前記溝部の上面と同一平面または上方にある半導体基板構造体である。
また、本実施の形態の他の一態様は、上記の半導体基板構造体を備える半導体装置である。
また、本実施の形態の他の一態様は、基板を形成する工程と、前記基板に溝部を形成する工程と、前記溝部を覆う金属バリア層を形成する工程と、前記金属バリア層上に第1金属層を形成する工程と、前記溝部を埋めるように前記第1金属層上に第2金属層を形成する工程と、前記第2金属層の上面を研磨する工程と、研磨した前記第2金属層上に第3金属層を形成する工程と、を有する半導体基板構造体の製造方法である。
本実施の形態によれば、基板を過度に研磨することなく、オン抵抗を低減できる半導体基板構造体、この半導体基板構造体の製造方法、及びこの半導体基板構造体を備える半導体装置を提供することができる。
図1は、本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体を用いて製造したトレンチゲート型MOSFETの模式的断面図である。 図2は、比較例のトレンチゲート型MOSFETの模式的断面図である。 図3は、本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体の製造方法の一例を説明する図であって、(a)バックシール12BSを基板12上に形成する工程の断面図、(b)基板12を研削する工程の断面図、(c)レジスト13を基板12上にパターン形成する工程の断面図、及び(d)基板12をエッチングする工程の断面図である。 図4は、本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体の製造方法の一例を説明する図であって、(a)レジスト13を基板12から剥離する工程の断面図、(b)金属バリア層17及び金属層16を形成する工程の断面図、(c)基板12の底面に保護テープ12Pを張る工程の断面図、及び(d)金属層16上にめっき処理により金属層16を形成する工程の断面図である。 図5は、本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体の製造方法の一例を説明する図であって、(a)保護テープ12Pを基板12から除去する工程の断面図、及び(b)金属層16の上面をCMP法により平坦化し、金属層10を形成する工程の断面図である。 図6は、本実施の形態の他の一態様に係る半導体基板構造体の製造方法の一例を説明する図であって、(a)バックシール12BSを基板12上に形成する工程の断面図、(b)基板12を研削する工程の断面図、(c)酸化膜12PTを基板12上に形成する工程の断面図、及び(d)レジスト13を酸化膜12PT上にパターン形成する工程の断面図である。 図7は、本実施の形態の他の一態様に係る半導体基板構造体の製造方法の一例を説明する図であって、(a)酸化膜12PTをエッチングし、ハードマスクを形成する工程の断面図、(b)レジスト13をハードマスクから剥離する工程の断面図、(c)基板12の底面に保護テープ12P1を張る工程の断面図、及び(d)基板12をエッチングする工程の断面図である。 図8は、本実施の形態の他の一態様に係る半導体基板構造体の製造方法の一例を説明する図であって、(a)ハードマスクを基板12から剥離する工程の断面図、(b)保護テープ12P1を基板12から除去する工程の断面図、(c)基板12の底面に保護テープ12P2を張る工程の断面図、及び(d)金属バリア層17及び金属層16を形成する工程の断面図である。 図9は、本実施の形態の他の一態様に係る半導体基板構造体の製造方法の一例を説明する図であって、(a)金属層16上にめっき処理により金属層16を形成する工程の断面図、(b)保護テープ12P2を基板12から除去する工程の断面図、及び(c)金属層16の上面をCMP法により平坦化し、金属層10を形成する工程の断面図である。 図10は、本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体の金属層16の平面図の一例を説明する図であって、(a)金属層16がストライプ状、(b)金属層16がストライプ状で、かつ、互いに接続されている、(c)金属層16が櫛歯状、(d)金属層16が格子状である。 図11は、本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体の金属層16の平面図の一例を説明する図であって、(a)金属層16が斜傾ストライプ状、(b)金属層16が斜傾ストライプ状で、かつ、互いに接続されている、及び(c)金属層16が斜傾格子状である。 図12は、本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体の金属層16の平面図の一例を説明する図であって、(a)金属層16が多角ドット状、(b)金属層16が円形ドット状、(c)金属層16が多角千鳥格子状、及び(d)金属層16が円形千鳥格子状である。
次に、図面を参照して、本実施の形態について説明する。以下に説明する図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各構成部品の厚みと平面寸法との関係等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
また、以下に示す実施の形態は、技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を特定するものではない。この実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本実施の形態に係る半導体基板構造体を備える半導体素子を図1に示す。当該半導体素子は、金属層10と基板12とからなる半導体基板構造体を用いたトレンチゲート型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。
[半導体基板構造体]
基板12は、溝部を有しており、金属バリア層17と金属バリア層17の側面を覆う金属層16が溝部に埋没されるように形成されている。また、金属層16は、金属層10と接している。図1に示す金属層16の上面全体は、溝部の上面と同一平面にあるがこれに限られず、溝部の上面の上方にあってもよい。なお、本明細書等の半導体基板構造体において、基板12に対して金属層10側を上方向として説明する。
金属層10は、ドレイン電極として機能し、Ti、Ni、Au、Ag、及びAlからなる群から選択される少なくとも1種類を用いることができる。また、金属層10は、上記材料を含む単層構造を有していてもよいし、積層構造でもよい。
基板12は、IV族元素半導体、III―V族化合物半導体、及びII−VI族化合物半導体、BN、AlN、Al、Ga、ダイヤモンド、カーボン、及びグラファイト、並びに、シリコンカーバイド、窒化ガリウム、シリコン、窒化アルミニウム、酸化ゲルマニウム、及び酸化ガリウムからなる群から選択される少なくとも1種類を用いることができる。
金属層16は、溝部への埋め込み性の観点から、スパッタリング法、化学的気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法、及び原子層堆積(ALD:Atomic Layer Deposition)法等により薄く成膜した後、めっき処理により溝部を埋め込むように形成することが好ましい。
また、溝部の断面は矩形状及びテーパー形状等であってもよいが順テーパー形状であると溝部の角部に金属層16が埋め込まれやすくなるため好ましい。
さらに、金属層16は、金属層10より抵抗の小さい材料を用いることが好ましく、例えば、銅を用いることが好ましい。
抵抗の小さい材料を含む金属層16を基板12の溝部に埋め込むことで基板12の厚さを確保できるため、後工程での搬送においても影響が生じることなく、基板12の抵抗を低減することができる。
金属バリア層17は、金属層16の金属成分が基板12へ拡散されることを抑制する機能を有している。上記拡散を抑制することにより、金属成分が基板12において抵抗成分となることを抑制することができる。このため、基板12の抵抗を低減することができる。基板12の抵抗の低減に伴って、半導体基板構造体を備えるMOSFETのオン抵抗を低減することができる。
また、金属バリア層17は、金属層16と比較して基板12との密着性がよい。このため、金属バリア層17を設けることで金属バリア層17に接して形成する金属層16を溝部に埋め込むことができる。
[半導体基板構造体の一形態の製造方法]
半導体基板構造体の一形態の製造方法について図面を用いて説明する。
まず、図3(a)に示すように、基板12を用意し、基板12上にバックシール12BSを形成する。バックシール12BSは、ポリシリコンや酸化シリコンを用いることができる。
次に、図3(b)に示すように、バックシール12BS、及び基板12の一部を研削し、基板12を所望の厚さにする。研削には、例えば、化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法や機械的研磨(MP:Mechanical Polishing)法を用いることができる。本実施の形態では、基板12の厚さが400μmになるように研削する。
次に、図3(c)に示すように、基板12上にレジスト13をパターン形成する。
次に、図3(d)に示すように、レジスト13をマスクとして基板12をエッチングし、基板12に溝部を形成する。溝部の深さは、例えば300〜350μmであることが好ましく、幅は、例えば150〜550μmであることが好ましい。溝部の深さを上記の範囲にすることでと以後の工程におけるプロセスマージンが広がるため歩留りが向上し、それに伴って製造コストを低減することができる。なお、基板12の厚さと溝部の深さとの差は、例えば50〜100μmであることが好ましい。また、溝部は2つ以上あってもよく、溝部の一と、最近接する溝部の他の一との間隔は、例えば50〜150μmである。
なお、基板温度を、例えば−50〜−30℃の雰囲気下において溝部を形成すると、溝部の側壁部分のエッチングが抑制されるため溝部が順テーパー形状になる。溝部が順テーパー形状であると溝部の角部に、後に形成する金属層16が埋め込まれやすくなるため好ましい。本実施の形態では、基板温度を−40℃の雰囲気下において基板12をドライエッチングした後、プラズマを用いて基板12の表面処理を行う。また、溝部の深さは350μmであり、幅は175μmであり、各溝部の間隔は100μmである。
次に、図4(a)に示すように、レジスト13を基板12から剥離する。
次に、図4(b)に示すように、溝部に金属バリア層17及び金属層16を形成する。金属バリア層17及び金属層16は、スパッタリング法、CVD法、及びALD法等により薄く成膜することができる。金属バリア層17の厚さは、例えば1000〜3000Åであることが好ましく、金属層16の厚さは、例えば7000〜9000Åであることが好ましい。本実施の形態では、金属バリア層17に厚さ1800ÅのTiを、金属層16に厚さ8000ÅのCuをそれぞれ用いる。
次に、図4(c)に示すように、基板12の底面に保護テープ12Pを張り、基板12を保護する。
次に、図4(d)に示すように、薄く形成した金属層16上にさらに溝部を埋め込むように金属層16を形成する。金属層16は、めっき処理により形成することができる。
次に、図5(a)に示すように、保護テープ12Pを基板12から除去する。
次に、図5(b)に示すように、金属層16の上面に平坦化処理を行い、平坦化した金属層16上に金属層10を形成する。なお、図1に示すように金属バリア層17が溝部の側面および底面のみに残るように平坦化処理を行ってもよい。平坦化処理には、例えば、CMP法を用いることができる。なお、本明細書等における平坦とは、表面粗さRaが0.3nm以下のものを含む。
上記工程を経ることにより、基板12の抵抗を低減した半導体基板構造体を得ることができる。
なお、半導体素子は、基板12に設けられた状態で上記工程を経て半導体基板構造体を形成してもよいし、上記工程を経て形成した半導体基板構造体上に半導体素子を形成したり、張付けたりしてもよい。
[半導体基板構造体の他の一形態の製造方法]
また、半導体基板構造体の他の一形態の製造方法について図面を用いて説明する。
前述した半導体基板構造体の一形態の製造方法と同様、まず、図6(a)に示すように、基板12を用意し、基板12上にバックシール12BSを形成する。
次に、図6(b)に示すように、バックシール12BS、及び基板12の一部を研削し、基板12を所望の厚さにする。本実施の形態では、基板12の厚さが400μmになるように研削する。
次に、図6(c)に示すように、基板12上に酸化膜12PTを形成する。酸化膜12PTは、例えば、USG(Undoped Silica Glass)層等の酸化シリコンを用いることができる。
次に、図6(d)に示すように、酸化膜12PT上にレジスト13をパターン形成する。
次に、図7(a)に示すように、レジスト13をマスクとして酸化膜12PTをエッチングする。パターン形成した酸化膜12PTはハードマスクとして機能する。基板12をエッチングする最中にレジスト13が後退して基板12を所望の形状に加工することが困難である場合があるがハードマスクとして機能する酸化膜12PTを用いることで基板12とのエッチング選択比をレジスト13と比較して大きくすることができるため基板12を所望の形状に加工することできる。
次に、図7(b)に示すように、レジスト13を酸化膜12PTから剥離する。
次に、図7(c)に示すように、基板12の底面に保護テープ12P1を張り、基板12を保護する。
次に、図7(d)に示すように、酸化膜12PTをマスクとして基板12を異方性エッチングし、基板12に溝部を形成する。なお、異方性エッチングによって溝部に(111)面が露出する。溝部の深さは、例えば300〜350μmであることが好ましく、幅は、例えば150〜550μmであることが好ましい。溝部の深さを上記の範囲にすることでと以後の工程におけるプロセスマージンが広がるため歩留りが向上し、それに伴って製造コストを低減することができる。なお、基板12の厚さと溝部の深さとの差は、例えば50〜100μmであることが好ましい。また、溝部は2つ以上あってもよく、溝部の一と、最近接する溝部の他の一との間隔は、例えば50〜150μmである。
次に、図8(a)に示すように、酸化膜12PTを基板12から剥離する。酸化膜12PTを剥離するための剥離剤は、例えば、フッ酸を用いることができる。
次に、図8(b)に示すように、剥離剤により劣化した保護テープ12P1を基板12から除去する。
次に、図8(c)に示すように、再度、基板12の底面に保護テープ12P2を張り、基板12を保護する。なお、保護テープ12P1の劣化の度合が小さく、後の工程においても保護テープ12P1で基板12を保護できる場合は、保護テープ12P1を除去せずにそのまま用いてもよい。
以降の工程は、前述した半導体基板構造体の一形態の製造方法と同様、図8(d)に示すように、溝部に金属バリア層17及び金属層16を形成する。金属バリア層17の厚さは、例えば1000〜3000Åであることが好ましく、金属層16の厚さは、例えば7000〜9000Åであることが好ましい。本実施の形態では、金属バリア層17に厚さ1800ÅのTiを、金属層16に厚さ8000ÅのCuをそれぞれ用いる。
次に、図9(a)に示すように、薄く形成した金属層16上にさらに溝部を埋め込むように金属層16を形成する。金属層16は、めっき処理により形成することができる。
次に、図9(b)に示すように、保護テープ12Pを基板12から除去する。その後、図9(c)に示すように、金属層16の上面に平坦化処理を行い、平坦化した金属層16上に金属層10を形成する。なお、図1に示すように金属バリア層17が溝部の側面および底面のみに残るように平坦化処理を行ってもよい。
上記工程を経ることにより、基板12の抵抗を低減した半導体基板構造体を得ることができる。
なお、半導体素子は、基板12に設けられた状態で上記工程を経て半導体基板構造体を形成してもよいし、上記工程を経て形成した半導体基板構造体上に半導体素子を形成したり、張付けたりしてもよい。
[金属層の形状]
金属層16の形状の一例について図10〜12を用いて説明する。図10〜12は、本実施の形態に係る半導体基板構造体を備える半導体素子を含むチップが4つ並んでおり、各チップ内の金属層16の平面における形状を示す図である。
金属層16は、図10(a)に示すように、ストライプ状に形成されていてもよい。また、金属層16は、図10(b)に示すように、ストライプ状で、かつ、互いに接続されて形成されていてもよい。また、金属層16は、図10(c)に示すように、櫛歯状に形成されていてもよい。また、金属層16は、図10(d)に示すように、格子状に形成されていてもよい。
また、金属層16は、図11(a)に示すように、図10(a)に示す金属層16に対して45°傾いたストライプ状(斜傾ストライプ状)に形成されていてもよい。また、金属層16は、図11(b)に示すように、図10(a)に示す金属層16に対して45°傾いたストライプ状、かつ、互いに接続されて形成されていてもよい。また、金属層16は、図11(c)に示すように、図10(d)に示す金属層16に対して45°傾いた格子状(斜傾格子状)に形成されていてもよい。
また、金属層16は、図12(a)に示すように、島状の多角形(例えば、四角形)が連なった多角ドット状に形成されていてもよい。また、金属層16は、図12(b)に示すように、島状の円形が連なった円形ドット状に形成されていてもよい。また、金属層16は、図12(c)に示すように、島状の多角形(例えば、四角形)で、かつ、千鳥格子状(多角千鳥格子状)に形成されていてもよい。また、金属層16は、図12(d)に示すように、島状の円形で、かつ、千鳥格子状(円形千鳥格子状)に形成されていてもよい。
[半導体素子]
本実施の形態に係る半導体基板構造体を備える半導体素子は、図1に示すように、ドリフト領域14と、絶縁層20、21、22、24、及び26と、電極18及び19と、金属層28と、n型のソース領域と、p型のボディ領域と、を備える。
絶縁層20、21、22、24、及び26は、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、及び酸化タンタル等を用いることができ、単層または積層構造であってもよい。
絶縁層24は、電極18及び19の側面に被覆しており、第1厚さT1及び第2厚さT2(T2<T1)を有している。絶縁層24の幅WTに対する第1厚さT1の比T1/WTは、例えば0.1以上0.4以下であってもよい。比T1/WTは、0.1以上0.15以下、0.15以上0.2以下、0.2以上0.25以下、0.25以上0.3以下、0.3以上0.35以下、または0.35以上0.4以下であってもよく、0.25以上0.35以下であることが好ましい。
第1厚さT1は、例えば1500Å以上4000Å以下であってもよい。第1厚さT1は、1500Å以上2000Å以下、2000Å以上2500Å以下、2500Å以上3000Å以下、3000Å以上3500Å以下、または3500Å以上4000Å以下であってもよく、1800Å以上3500Å以下あることが好ましい。
第2厚さT2は、例えば第1厚さT1の1/100以上1/10以下であってもよい。第2厚さT2は、100Å以上500Å以下であってもよい。第2厚さT2は、100Å以上200Å以下、200Å以上300Å以下、300Å以上400Å以下、または400Å以上500Å以下であってもよく、200Å以上400Å以下あることが好ましい。
電極18及び19は、導電性ポリシリコン、タングステン、アルミニウム、銅、アルミニウム合金、及び銅合金からなる群から選択される少なくとも1種類を用いてもよい。導電性ポリシリコンは、n型不純物またはp型不純物を含んでいてもよく、n型不純物を含むことが好ましい。なお、電極18はゲート電極として機能する。
電極19はフローティング電位であり、グラウンド、電源、信号源等に電気的に接続されていない。したがって、電極19は、ソース電極、ドレイン電極、ゲート電極には電気的に接続されていない。電極19は、チャネル方向の電界を緩和する機能を有し、絶縁層や半導体等の破壊を抑制することができ、半導体装置の耐圧を向上させることができる。
金属層28は、ソース電極として機能し、Ti、Ni、Au、Ag、及びAlからなる群から選択される少なくとも1種類を用いることができる。また、金属層10は、上記材料を含む単層構造を有していてもよいし、積層構造でもよい。
ソース電極として機能する金属層28とドレイン電極として機能する金属層10との間(ソース−ドレイン間)に所定の電位差を発生させた状態で、ゲート電極として機能する電極18に所定の電圧(ゲート閾値電圧以上の電圧)を印加することにより、電極18からの電界によりボディ領域における絶縁層との界面近傍にチャネルを形成することができる。これにより、金属層28と金属層10との間に電流を流すことができ、MOSFETをオン状態にさせることができる。
また、図示は省略するが、本実施の形態に係る半導体基板構造体は、例えば、各種SiC半導体素子の製造に利用することができる。例えば、SiCショットキーバリアダイオード(SBD:Schottky Barrier Diode)、SiCトレンチゲート(T:Trench)型金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、及びSiCプレーナゲート型MOSFET等が挙げられる。
また、図示は省略するが、本実施の形態に係る半導体基板構造体を用いてバイポーラトランジスタを製造することもできる。その他、本実施の形態に係る半導体基板構造体は、SiC−pnダイオード、SiC絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)、SiC相補型MOSFET等の製造に用いることもできる。
本実施の形態に係る半導体基板構造体を備えるパワー半導体装置は、SiC系、Si系、GaN系、AlN系、酸化ガリウム系のIGBT、ダイオード、MOSFET、サイリスタのいずれかを備えていてもよい。
本実施の形態に係る半導体基板構造体を備えるパワー半導体装置は、ワンインワンモジュール、ツーインワンモジュール、フォーインワンモジュール、シックスインワンモジュール、セブンインワンモジュール、エイトインワンモジュール、トゥエルブインワンモジュール、又はフォーティーンインワンモジュールのいずれかの構成を備えていてもよい。
図2は、本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体を用いずに製造した比較例のトレンチゲート型MOSFETの模式的断面図である。本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体と比較して、半導体基板構造体に溝部、金属層16、及び金属バリア層17を備えていない構成となっている。
図2に示すMOSFETは、金属層10、基板12、ドリフト領域14と、絶縁層20、21、22、24、及び26と、電極18及び19と、金属層28と、n型のソース領域と、p型のボディ領域と、を備える。
図2に示すMOSFETの抵抗には、金属層10の抵抗Rbm、基板12の抵抗Rsub、ドリフト領域14の抵抗Rdr、チャネル領域の抵抗Rch、及び金属層28の抵抗Rtm等が挙げられる。
本実施の形態の一態様に係る半導体基板構造体を用いることで基板12の抵抗Rsubを低減することができ、オン抵抗を低減できる半導体基板構造体を備えるパワー半導体装置を提供することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、いくつかの実施の形態について記載したが、開示の一部をなす論述及び図面は例示的なものであり、限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。このように、本実施の形態は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含む。
本実施の形態の半導体基板構造体、その製造方法、及びこの半導体基板構造体を備えるパワー半導体装置は、IGBTモジュール、ダイオードモジュール、MOSモジュール(Si、SiC、GaN、AlN、酸化ガリウム)等の各種の半導体モジュール技術に利用することができ、電気自動車(ハイブリッド車を含む)・電車・産業用ロボット等の動力源として利用される電動モータを駆動するインバータ回路用パワーモジュール、また、太陽電池・風力発電機その他の発電装置(とくに自家発電装置)が発生する電力を商用電源の電力に変換するインバータ回路用パワーモジュール等幅広い応用分野に適用可能である。
10…金属層、12…基板、13…レジスト、14…ドリフト領域、16…金属層、17…金属バリア層、18…電極、19…電極、20…絶縁層、21…絶縁層、22…絶縁層、24…絶縁層、26…絶縁層、28…金属層、12BS…バックシール、12P…保護テープ、12P1…保護テープ、12P2…保護テープ、12PT…酸化膜

Claims (19)

  1. 溝部を有する基板と、
    前記溝部を覆う金属バリア層と、
    前記基板に一部が埋没し、前記金属バリア層を覆う第1金属層と、
    前記第1金属層上に配置された第2金属層と、を有し、
    前記第1金属層は前記第2金属層と接し、
    前記第1金属層の上面全体は、前記溝部の上面と同一平面または上方にある、半導体基板構造体。
  2. 前記溝部は、前記第2金属層及び前記金属バリア層を備え、かつ、前記溝部の断面が矩形状を備える、請求項1に記載の半導体基板構造体。
  3. 前記溝部は、前記第2金属層及び前記金属バリア層を備え、かつ、前記溝部の断面がテーパー形状を備える、請求項1に記載の半導体基板構造体。
  4. 前記テーパー形状は順テーパーである、請求項3に記載の半導体基板構造体。
  5. 前記基板の厚さと前記溝部の深さとの差は、50〜100μmである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体基板構造体。
  6. 前記溝部の深さは、300〜350μmである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体基板構造体。
  7. 前記溝部は、2つ以上あり、前記溝部の一と、最近接する前記溝部の他の一との間隔は、50〜100μmである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体基板構造体。
  8. 前記基板は、シリコンカーバイド、窒化ガリウム、シリコン、窒化アルミニウム、酸化ゲルマニウム、及び酸化ガリウムからなる群から選択される少なくとも1種類を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体基板構造体。
  9. 前記第1金属層は、銅を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の半導体基板構造体。
  10. 前記第1金属層の平面における形状は、ストライプ状、櫛歯状、格子状、斜傾ストライプ状、斜傾格子状、多角ドット状、円形ドット状、多角千鳥格子状、及び円形千鳥格子状から選ばれる少なくとも1種類である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体基板構造体。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の半導体基板構造体を備える半導体装置。
  12. 前記半導体装置は、SiCショットキーバリアダイオード、SiC−MOSFET、SiCバイポーラトランジスタ、SiCダイオード、SiCサイリスタ、及びSiC絶縁ゲートバイポーラトランジスタの群から選ばれる少なくとも1種類を備える、請求項11に記載の半導体装置。
  13. 基板を形成する工程と、
    前記基板に溝部を形成する工程と、
    前記溝部を覆う金属バリア層を形成する工程と、
    前記金属バリア層上に第1金属層を形成する工程と、
    前記溝部を埋めるように前記第1金属層上に第2金属層を形成する工程と、
    前記第2金属層の上面を研磨する工程と、
    研磨した前記第2金属層上に第3金属層を形成する工程と、を有する半導体基板構造体の製造方法。
  14. 前記第1金属層及び第2金属層は同一材料である、請求項13に記載の半導体基板構造体の製造方法。
  15. 前記溝部の断面が矩形状を備える、請求項14に記載の半導体基板構造体の製造方法。
  16. 前記溝部の断面が順テーパー形状を備える、請求項14に記載の半導体基板構造体の製造方法。
  17. 前記溝部は、基板温度が−50〜−30℃の雰囲気下で形成される、請求項16に記載の半導体基板構造体の製造方法。
  18. 前記第2金属層の上面は、化学機械研磨法により平坦化される、請求項13〜17のいずれか1項に記載の半導体基板構造体の製造方法。
  19. 前記第1金属層をスパッタリング法により形成し、
    前記第2金属層をめっき処理により形成する、請求項13〜18のいずれか1項に記載の半導体基板構造体の製造方法。
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