JP2020166044A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】状況に応じて撮像装置とストロボ装置の通信方式を切り替えられるようにする。【解決手段】撮像装置100は、ストロボ接続部118を介して装着された第1のストロボ装置200と有線通信を行う。また、撮像装置100は、例えばストロボ装置200が電源ONのまま撮像装置100から取り外されたとき、第1のストロボ装置200との間でBluetooth通信による無線通信ネットワークを構築する。そして、Bluetooth通信による無線通信ネットワークに、第2のストロボ装置600が参加するときに、Wi-Fi通信による無線通信ネットワークに切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
従来、撮像装置は、レンズやストロボ装置といった交換可能なアクセサリ装置と専用のコネクタを介して通信するのが一般的である。撮像装置のコネクタは、装着されるアクセサリ装置毎に異なる形状をしているため、撮像装置には多種のコネクタが搭載されている。
このような状況を鑑みて、特許文献1には、カメラ本体に装着される交換可能なユニットに情報通信チップを設けて、この情報通信チップから当該ユニットの識別情報および仕様データを含むユニット情報を非接触で読み込むようにした構成が開示されている。
また、特許文献2には、カメラと無線通信を行い、前記カメラの状態を示す状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、省電力状態への切替えを決定する電子機器が開示されている。
特開2005−345802号公報 特開2018−5244号公報
撮像装置の使い方として、一台の撮像装置から複数台のストロボ装置を制御する多灯撮影がある。多灯撮影では、撮像装置において受光する期間に、複数台のストロボ装置を同時に発光させることが重要となる。
上述した特許文献1、2に開示された従来技術は、撮像装置とアクセサリ装置を1対1で無線通信接続することが言及されているが、多灯撮影を行うようなことは想定されていない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、状況に応じて撮像装置とストロボ装置の通信方式を切り替えられるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、第1の無線通信を行う第1の無線通信手段と、第1の無線通信よりも消費電力は大きいが、同期性の高い第2の無線通信を行う第2の無線通信手段と、一台のストロボ装置と無線通信する場合、前記第1の無線通信によるネットワークを構築し、複数台のストロボ装置と無線通信する場合、前記第2の無線通信によるネットワークを構築するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、状況に応じて撮像装置とストロボ装置の通信方式を切り替えることができる。
第1の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るストロボ装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態において撮像装置が実行する処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態においてストロボ装置が実行する処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるネットワーク構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるネットワーク構成例を示す図である。 第1の実施形態において撮像装置が実行する処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態において第2のストロボ装置が実行する処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるネットワーク構成例を示す図である。 第2の実施形態において撮像装置が実行する処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるネットワーク構成例を示す図である。 第3の実施形態において撮像装置が実行する処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態においてストロボ装置が実行する処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図である。なお、各フローチャートにおいては、撮像装置をカメラと称する。
レンズ101は、被写体からの光を取り込んで撮像素子103に結像する。レンズ101は、撮像装置100と一体化されたものでもよいし、ユニット化されて撮像装置100に着脱可能なものでもよい。レンズ制御部102は、レンズ101のズーム制御や絞り制御、ズーム方向やズーム位置の取得等、レンズ101を制御、管理する。レンズ制御部102は、撮像装置100側にあってもよいし、着脱可能としたレンズ101側にあってもよい。
撮像素子103は、レンズ101を通して得られた光の情報を電荷として蓄積する。A/D変換器104は、撮像素子103で蓄積した電荷の情報をデジタルデータに変換する。
マイクロコンピュータ105は、撮像装置100の各部の制御、具体的には撮像装置100の操作制御や画像処理シーケンス制御、動画圧縮制御、通信制御等を行う。揮発性メモリ106は、マイクロコンピュータ105の制御に使用したり、撮像素子103から取得した画素情報や、外部に転送する画像情報の一次記憶先として使用したり、画像処理部108が処理に使用したりするメモリである。不揮発性メモリ107は、マイクロコンピュータ105が実行するプログラム、Wi-Fi(登録商標)通信に必要なパラメータや、Bluetooth(登録商標)通信に必要なIDが記憶されている。
画像処理部108は、撮像素子103からA/D変換器104を通して得られたデータに対して現像処理を行う。
操作部111は、ボタンやスイッチ等により構成されており、ユーザからの入力を受け付ける。ユーザからの操作は、操作部111で受け付け、マイクロコンピュータ105が処理内容に応じて各ブロックを制御することで実現する。
圧縮伸長処理部120は、揮発性メモリ106に一次記憶されている画素情報に対して圧縮伸長処理を行う。
記録メディア113は、画像処理部108で現像された画像データを記憶する。記録メディア113は、内蔵のものでもよいし、着脱可能なものでもよい。
表示部114は、撮影設定の表示や撮像装置100状態、無線通信部121、123のON/OFF制御、装着されたストロボ装置200の設定等を表示する。
ストロボ通信部116は、ストロボ接続部118を介して装着されたストロボ装置200と有線通信を行う。ストロボ検出部117は、ストロボ装置200の装着を検出する。ストロボ接続部118は、撮像装置100にストロボ装置200を装着するためのコネクタである。
第1の無線通信部121は、2.4GHz帯のBluetooth規格に準拠する無線通信(以下、Bluetooth通信と呼ぶ)を行う無線通信部であり、例えばリモコン装置から撮像装置100を制御する際に使用される。特にVersion4.0以降は、低消費電力に注力することで幅広い分野の機器で採用が進んでいる。一般的にVersion4.0以降のBluetoothは、BLE(Bluetooth Low Energy)と呼ばれている。なお、本実施形態においては、Bluetooth通信及び第1の無線通信部121が、本発明でいう第1の無線通信及び第1の無線通信手段に相当する。
第2の無線通信部123は、2.4GHz帯のWi-Fi規格に準拠する無線通信(以下、Wi-Fi通信と呼ぶ)を行う無線通信部であり、例えば撮像装置100で生成された撮影画像データをワイヤレスでパソコン等の周辺機器に転送する際に使用される。Wi-Fi通信は、Bluetooth通信と比較して、消費電力は大きいが、通信距離が長く、また、通信速度が速く、同期性が高い。なお、本実施形態においては、Wi-Fi通信及び第2の無線通信部123が、本発明でいう第2の無線通信及び第2の無線通信手段に相当する。
アンテナ部122は、第1の無線通信部121及び第2の無線通信部123から出力される2.4GHz帯の無線通信信号を放射する。撮像装置100は、第1の無線通信部121及び第2の無線通信部123を排他的もしくは時分割で使用するため、アンテナ部122を2種類の無線通信部121、123で共有することが可能である。
電池124は、撮像装置100を駆動するための電池である。
図2は、第1の実施形態に係るストロボ装置200の構成を示すブロック図である。
第1の無線通信部201は、撮像装置100の第1の無線通信部121と同様、Bluetooth通信を行う無線通信部である。
第2の無線通信部202は、撮像装置100の第2の無線通信部123と同様、Wi-Fi通信を行う無線通信部である。
アンテナ部207は、第1の無線通信部201及び第2の無線通信部202から出力される2.4GHz帯の無線通信信号を放射する。ストロボ装置200は、第1の無線通信部201及び第2の無線通信部202を排他的もしくは時分割で使用するため、アンテナ部207を2種類の無線通信部201、202で共有することが可能である。
マイクロコンピュータ203は、ストロボ装置200の各部の制御を行う。また、マイクロコンピュータ203は、撮像装置通信部204を介して撮像装置100と通信を行い、撮像装置100との通信内容に応じて無線通信部201、202を制御する。
撮像装置通信部204は、撮像装置100のストロボ通信部116と同じ通信インタフェースであり、撮像装置接続部210を介して装着された撮像装置100と有線通信を行う。撮像装置検出部205は、撮像装置100への装着を検出する。撮像装置接続部210は、撮像装置100にストロボ装置200を装着するためのコネクタである。
電池206は、ストロボ装置200を駆動するための電池である。本実施形態では、撮像装置100及びストロボ装置200それぞれに電池を挿入する形態であるが、これに限られるものではない。
表示部211は、電池残量を表示したり、無線通信部201、202で通信しているアイコンを表示したりするのに使用される。
操作部212は、ダイヤルボタンやプッシュボタン等により構成されており、ユーザからの入力を受け付ける。操作部212は、例えばストロボ装置200の発光モードを選択するために使用される。
図3は、撮像装置100とストロボ装置200が1対1で接続する場合に撮像装置100が実行する処理を示すフローチャートである。
図5(a)に示すように、撮像装置100にストロボ装置200が装着された状態にあるとする。
ステップS301で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ検出部117を介して、ストロボ装置200が装着されていることを検出する。
ステップS302で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ通信部116を介して、有線通信により、ストロボ装置200にBluetooth通信に必要なBluetooth接続パラメータを通知する。
ステップS303で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ通信部116を介して、有線通信により、ストロボ装置200にWi-Fi通信に必要なWi-Fi接続パラメータを通知する。
ステップS304で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ通信部116を介して、有線通信によりストロボ装置200の制御を行う。
ステップS305で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ検出部117を介して、ストロボ装置200が電源ONのまま撮像装置100から取り外されたか否かを判定する。マイクロコンピュータ105がストロボ装置200は取り外されていないと判定した場合、処理はステップS304に戻る。一方、マイクロコンピュータ105がストロボ装置200は取り外されたと判定した場合、処理はステップS306に進む。図5(a)に示すように、撮像装置100にストロボ装置200が装着された状態から、図5(b)に示すように、ストロボ装置200が取り外されると、処理はステップS306に進む。
ステップS306で、マイクロコンピュータ105は、Bluetooth接続用IDのAdvertiseを開始して、取り外されたストロボ装置200とのBluetooth接続を試みる。
ステップS307で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ装置200からペアリング情報を受信したか否かを判定する。マイクロコンピュータ105がペアリング情報を受信したと判定した場合、処理はステップS308に進む。一方、マイクロコンピュータ105がペアリング情報を受信していないと判定した場合、処理はステップS310に進む。
ステップS308で、マイクロコンピュータ105は、Bluetooth通信のペアリングを完了する。これにより、ストロボ装置200とのBluetooth接続が成功して、図5(b)に示すように、撮像装置100とストロボ装置200との間でBluetooth通信による無線通信ネットワーク500が構築される。無線通信ネットワーク500の電波が届く限り、撮像装置100はBluetooth通信によりストロボ装置200を制御することが可能である。
ステップS309で、マイクロコンピュータ105は、第1の無線通信部121を介して、Bluetooth通信によりストロボ装置200の制御を行う。
ステップS310で、マイクロコンピュータ105は、所定時間経過したか否かを判定する。マイクロコンピュータ105が所定時間経過していないと判定した場合、処理はステップS307に戻る。一方、マイクロコンピュータ105が所定時間経過したと判定した場合、タイムアウトとして、処理はステップS311に進む。
ステップS311で、マイクロコンピュータ105は、エラー通知を行う。例えば表示部114に、ストロボ装置200とのBluetooth接続が失敗した旨を表示する。
図4は、撮像装置100とストロボ装置200が1対1で接続する場合にストロボ装置200が実行する処理を示すフローチャートである。
図5(a)に示すように、撮像装置100にストロボ装置200が装着された状態にあるとする。
ステップS401で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置検出部205を介して、撮像装置100に装着されていることを検出する。
ステップS402で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置通信部204を介して、有線通信により、撮像装置100からBluetooth接続パラメータを受信する。
ステップS403で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置通信部204を介して、有線通信により、撮像装置100からWi-Fi接続パラメータを受信する。
ステップS404で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置通信部204を介して、有線通信により、撮像装置100からストロボ装置200の制御を行える状態に遷移する。
ステップS405で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置検出部205を介して、ストロボ装置200が電源ONのまま撮像装置100から取り外されたか否かを判定する。マイクロコンピュータ203がストロボ装置200は取り外されていないと判定した場合、処理はステップS404に戻る。一方、マイクロコンピュータ203がストロボ装置200は取り外されたと判定した場合、処理はステップS406に進む。図5(a)に示すように、撮像装置100にストロボ装置200が装着された状態から、図5(b)に示すように、ストロボ装置200が取り外されると、処理はステップS406に進む。
ステップS406で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置100からのBluetooth接続用IDのAdvertiseを受信したか否かを判定する。マイクロコンピュータ203がAdvertiseを受信したと判定した場合、処理はステップS407に進む。一方、マイクロコンピュータ203がAdvertiseを受信していないと判定した場合、処理はステップS410に進む。
ステップS407で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置100に対して、ペアリング情報を送信する。
ステップS408で、マイクロコンピュータ203は、Bluetooth通信のペアリングを完了する。これにより、撮像装置100とのBluetooth接続が成功して、図5(b)に示すように、撮像装置100とストロボ装置200との間でBluetooth通信による無線通信ネットワーク500が構築される。
ここまでの処理で、ストロボ装置200は、撮像装置100とBluetooth接続状態を維持している。したがって、ストロボ装置200は、撮像装置100からの制御コマンドをBluetooth通信で受信することが可能となる。ステップS409で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置100からの制御コマンドをBluetooth通信により受信するのを待ち受ける状態になり、マイクロコンピュータ203が制御コマンドを受信したと判定した場合、処理はステップS412に進む。
ステップS412で、マイクロコンピュータ203は、制御コマンドに従ってストロボ動作を実行し、その後、処理はステップS409に戻る。
ステップS410で、マイクロコンピュータ203は、所定時間経過したか否かを判定する。マイクロコンピュータ203が所定時間経過していないと判定した場合、処理はステップS406に戻る。一方、マイクロコンピュータ203が所定時間経過したと判定した場合、タイムアウトとして、処理はステップS411に進む。
ステップS411で、マイクロコンピュータ203は、エラー通知を行う。例えば表示部211に、撮像装置100とのBluetooth接続が失敗した旨を表示する。
本実施形態では、ストロボ装置200が取り外されるまでは、撮像装置100が有線通信によりストロボ装置200の制御を行うことを説明した。変形例として、撮像装置100とストロボ装置200との間でBluetooth通信が可能になれば、ストロボ装置200が取り外されていない状態であっても、無線通信ネットワーク500を構築するようにしてもよい。このようにストロボ装置200の装着時であっても無線通信を利用することにより、コネクタ通信不良を発生させないメリットがある。
次に、図6(a)に示すように、撮像装置100とストロボ装置200との間で構築されたBluetooth通信による無線通信ネットワーク500に、他のストロボ装置600が参加する状況を説明する。なお、他のストロボ装置600は、図2で説明したストロボ装置200と同様の構成を有する。撮像装置100と無線通信ネットワーク500を構築しているストロボ装置200を第1のストロボ装置、他のストロボ装置600を第2のストロボ装置と呼ぶ。
図7は、無線通信ネットワーク500に第2のストロボ装置600が参加する場合に撮像装置100が実行する処理を示すフローチャートである。
撮像装置100と第1のストロボ装置200が無線通信ネットワーク500を構築している状態にある(ステップS700)。この状態において、ステップS701で、マイクロコンピュータ105は、操作部111を介して、第2のストロボ装置600を参加させるためのワイヤレスストロボ接続の選択を受け付ける。
ステップS702で、マイクロコンピュータ105は、Bluetooth接続用IDのAdvertiseを開始して、第2のストロボ装置600とのBluetooth接続を試みる。
ステップS703で、マイクロコンピュータ105は、第2のストロボ装置600からペアリング情報を受信したか否かを判定する。マイクロコンピュータ105がペアリング情報を受信したと判定した場合、処理はステップS704に進む。なお、ここでは図示を省略するが、マイクロコンピュータ105がペアリング情報を受信していないと判定した場合、図3のステップS310、S311で説明したのと同様、所定時間経過するまでペアリング情報の受信を待ち、所定時間経過したときにタイムアウトとしてエラー通知を行う。
ステップS704で、マイクロコンピュータ105は、Bluetooth通信のペアリングを完了する。これにより、第2のストロボ装置600とのBluetooth接続が成功して、図6(b)に示すように、撮像装置100とストロボ装置200、600との間でBluetooth通信による無線通信ネットワーク601が構築される。
ここで、Bluetooth通信は、端末毎に定期的に割り当てられた送信タイミングに合わせてデータを送信する通信方式である。一方、撮像装置100から通知されるストロボ制御通信は、ユーザの操作に応じて非同期に発生するものである。さらに、撮像装置100において撮像素子103が受光している期間に、ストロボ装置を発光させる必要があり、装置間で精度の高いタイミング同期が求めされる。
撮像装置100とストロボ装置が1対1で接続する場合であれば、撮像装置100は一台のストロボ装置と同期を取るだけでよい。同期を取る方式の一例を述べる。撮像装置100がストロボ装置に対してBluetooth通信により発光命令を通知する。撮像装置100は、ストロボ装置からのACK応答を受信したタイミングから撮像素子103を受光させる。ストロボ装置は、ACK応答を行ってから所定時間後に発光する。
しかしながら、図6(b)に示すように、一台の撮像装置100から複数台のストロボ装置を制御する多灯撮影を行う場合、送信タイミングが所定時間間隔でしか回ってこないBluetooth通信では、装置間の同期をとるのが非常に難しいことが想定される。
そこで、撮像装置100が複数台のストロボ装置とBluetooth通信した場合には、同期性の高いWi-Fi通信に切り替えるように制御する。
図7に説明を戻して、ステップS705で、マイクロコンピュータ105は、二台以上、すなわち複数台のストロボ装置とBluetooth接続しているか否かを判定する。マイクロコンピュータ105が複数台のストロボ装置とBluetooth接続していると判定した場合、処理はステップS707に進む。一方、マイクロコンピュータ105が複数台のストロボ装置とBluetooth接続していないと判定した場合、処理はステップS706に進む。
ステップS706で、マイクロコンピュータ105は、第1の無線通信部121を介して、Bluetooth通信によりストロボ装置の制御を行う。
ステップS707で、マイクロコンピュータ105は、第1の無線通信部121を介して、Blutooth通信により、第2のストロボ装置600にWi-Fi接続パラメータを通知する。なお、第1のストロボ装置200は、図3のステップS303において同じWi-Fi接続パラメータを取得済みである。これにより、撮像装置100は、ストロボ装置200、600とWi-Fi接続パラメータを共有できている状態にある。
ステップS708で、マイクロコンピュータ105は、Bluetooth接続を切断し、Wi-Fi接続に切り替える。
ステップS709で、マイクロコンピュータ105は、アクセスポイントモードとして動作して、ストロボ装置200、600とのWi-Fi接続を完了し、Wi-Fi通信による無線通信ネットワークであるワイヤレスストロボシステムが構築される。
ステップS710で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ装置を制御する操作が発生したか否かを判定する。マイクロコンピュータ105が操作発生を判定した場合、処理はステップS716に進む。一方、マイクロコンピュータ105が操作非発生を判定した場合、処理はステップS711に進む。
ステップS716で、マイクロコンピュータ105は、第2の無線通信部123を介して、Wi-Fi通信により制御コマンドを送信する。
ステップS711で、マイクロコンピュータ105は、所定時間、Wi-Fi通信による制御コマンドの送信がないか判定する。マイクロコンピュータ105が所定時間経過したと判定した場合、処理はステップS712に進む。一方、マイクロコンピュータ105が所定時間経過していないと判定した場合、処理はステップS710に戻る。
ステップS712で、マイクロコンピュータ105は、消費電力の大きいWi-Fi接続を切断し、Bluetooth接続に切り替える。
ステップS713で、マイクロコンピュータ105は、撮像装置100自体の電源をOFFするモードに遷移する。
ステップS714で、マイクロコンピュータ105は、ユーザの撮影動作を待ち受ける状態になり、マイクロコンピュータ105が撮影動作が発生したと判定した場合、処理はステップS715に進む。
ステップS715で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ装置200、600に対して、Bluetooth通信によりWi-Fi接続に切り替わる旨を通知し、処理はステップS708に戻る。このように、撮像装置100とストロボ装置200、600は、ユーザの撮影動作の意思に基づいて、同期性の高いWi-Fi通信による無線通信ネットワークを再確立する。
図8は、無線通信ネットワーク500に第2のストロボ装置600が参加する場合に第2のストロボ装置600が実行する処理を示すフローチャートである。
ステップS801で、マイクロコンピュータ203は、操作部212を介して、第2のストロボ装置600を参加させるためのワイヤレスストロボ接続の選択を受け付ける。
ステップS802で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置100からのBluetooth接続用IDのAdvertiseを受信したか否かを判定する。マイクロコンピュータ203がAdvertiseを受信したと判定した場合、処理はステップS803に進む。一方、マイクロコンピュータ203がAdvertiseを受信していないと判定した場合、処理はステップS807に進む。
ステップS803で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置100に対して、ペアリング情報を送信する。
ステップS804で、マイクロコンピュータ203は、Bluetooth通信のペアリングを完了する。これにより、撮像装置100とのBluetooth接続が成功して、図6(b)に示すように、撮像装置100とストロボ装置200、600との間でBluetooth通信による無線通信ネットワーク601が構築される。
ステップS807で、マイクロコンピュータ203は、所定時間経過したか否かを判定する。マイクロコンピュータ203が所定時間経過していないと判定した場合、処理はステップS802に戻る。一方、マイクロコンピュータ203が所定時間経過したと判定した場合、タイムアウトとして、処理はステップS808に進む。
ステップS808で、マイクロコンピュータ203は、エラー通知を行う。例えば表示部211に、撮像装置100とのBluetooth接続が失敗した旨を表示する。
図6(b)に示すように、撮像装置100とストロボ装置200、600との間で無線通信ネットワーク601が構築された状態にある。この状態において、ステップS805で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置100からBluetooth通信によりWi-Fi接続パラメータを受信するのを待ち受ける。マイクロコンピュータ203がWi-Fi接続パラメータを受信したと判定した場合、処理はステップS806に進む。
ステップS806で、マイクロコンピュータ203は、Bluetooth接続を切断する。
ステップS809で、マイクロコンピュータ203は、受信したWi-Fi接続パラメータを用いてWi-Fi接続を確立する。
ステップS810で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置100とのWi-Fi接続を完了し、Wi-Fi通信による無線通信ネットワークであるワイヤレスストロボシステムが構築される。
ステップS811で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置100からWi-Fiパケットを受信するのを待ち受ける。マイクロコンピュータ203がWi-Fiパケットを受信したと判定した場合、処理はステップS812に進む。
ステップS812で、マイクロコンピュータ203は、Wi-Fiパケットが通信切替パケットであるか否かを判定する。マイクロコンピュータ203が通信切替パケットでなく、制御コマンドのパケットであると判定した場合、処理はステップS813に進む。一方、マイクロコンピュータ203が通信切替パケットであると判定した場合、処理はステップS814に進む。
ステップS813で、マイクロコンピュータ203は、ストロボ制御を実行して、処理はステップS811に戻る。
ステップS814で、マイクロコンピュータ203は、Wi-Fi接続を切断し、撮像装置100とBluetooth接続するように通信方式の切り替えを実行する。第2のストロボ装置600と撮像装置100がBluetooth接続に切り替わったとき、撮像装置100は、図7のステップS713の状態に遷移し、電源OFF状態にある。ステップS715で、撮像装置100は、ユーザ操作に応じて、再度ストロボ装置に対してWi-Fi接続への切り替えを要求する。
ステップS815で、マイクロコンピュータ203は、Bluetooth通信により、撮像装置100からのWi-Fi通信切替パケットを受信するのを待ち受ける状態になる。マイクロコンピュータ203がWi-Fi通信切替パケットを受信したと判定した場合、処理はステップS809に戻る。ステップS814においてストロボ装置600が、電源OFF状態の撮像装置100と通信を維持していることで、撮像装置100がユーザ操作により復帰した際に、即座に撮像装置100とストロボ装置200、600がWi-Fi接続に切り替わるためである。
以上のように、撮像装置100は、一台のストロボ装置と無線通信する場合、Bluetooth通信による無線通信ネットワークを構築する。Bluetooth接続でも、撮像装置100と一台のストロボ装置との間の同期はとれるので、省電力を優先とすることができる。一方、撮像装置100は、複数台のストロボ装置と無線通信して多灯制御を行う場合、同期性の高いWi-Fi通信による無線通信ネットワークを構築する。
なお、Wi-Fi通信による無線通信ネットワークから、例えば第2のストロボ装置600が電池残量不足や故障等により離脱した場合は、撮像装置100と第1のストロボ装置200は再度Bluetooth接続に遷移し、省電力通信を実行する。
以上述べたように、状況に応じて撮像装置とストロボ装置の通信方式を切り替えることができ、ユーザが構築する撮影環境に適した形式でストロボ装置をワイヤレス制御することが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、図9、図10を参照して、第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、撮像装置100は、ストロボ接続部118を介して装着された第1のストロボ装置200と有線通信を行う。また、撮像装置100は、第1のストロボ装置200と無線通信する場合、Bluetooth通信による無線通信ネットワークを構築する。そして、Bluetooth通信による無線通信ネットワークに、第2のストロボ装置600が参加するときに、Wi-Fi通信による無線通信ネットワークに切り替える。
ここで、撮像装置100に接続可能な通信装置には、ストロボ装置以外に例えばモコン装置が存在する。
第2の実施形態では、図9(a)に示すように、撮像装置100とストロボ装置200との間で構築されたBluetooth通信による無線通信ネットワーク500に、リモコン装置900が参加する状況を説明する。
図10は、無線通信ネットワーク500にリモコン装置900が参加する場合に撮像装置100が実行する処理を示すフローチャートである。
撮像装置100とストロボ装置200が無線通信ネットワーク500を構築している状態にある(ステップS1001)。この状態において、ステップS1002で、マイクロコンピュータ105は、操作部111を介してリモコン操作モードが選択されると、リモコン接続動作を実行する。
ステップS1003で、マイクロコンピュータ105は、リモコン接続用として新規のBluetooth接続IDをストロボ装置200に通知する。
ステップS1004で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ装置200との間で確立していたBluetooth接続を一旦切断する。
ステップS1005で、マイクロコンピュータ105は、Bluetooth接続用IDのAdvertiseを開始し、ストロボ装置200及びリモコン装置900とのBluetooth接続を試みる。なお、本実施形態では、ステップS1003〜S1005において新規のBluetooth接続IDを生成するようにしている。しかしながら、撮像装置100は、ステップS1003、1004を省略し、既に確立しているストロボ装置200とのBluetooth接続IDと同じIDを使用するようにしてもよい。
ステップS1006で、マイクロコンピュータ105は、リモコン装置900からペアリング情報を受信したか否かを判定する。マイクロコンピュータ105がペアリング情報を受信したと判定した場合、処理はステップS1007に進む。一方、マイクロコンピュータ105がペアリング情報を受信していないと判定した場合、処理はステップS1011に進む。
ステップS1007で、マイクロコンピュータ105は、Bluetooth通信のペアリングを完了する。これにより、リモコン装置900とのBluetooth接続が成功する。一方、ステップS1011、S1012で、マイクロコンピュータ105は、図3のステップS310、S311で説明したのと同様、所定時間経過するまでペアリング情報の受信を待ち、所定時間経過したときにタイムアウトとしてエラー通知を行う。
ステップS1008で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ装置200からペアリング情報を受信したか否かを判定する。マイクロコンピュータ105がペアリング情報を受信したと判定した場合、処理はステップS1009に進む。一方、マイクロコンピュータ105がペアリング情報を受信していないと判定した場合、処理はステップS1013に進む。
ステップS1009で、マイクロコンピュータ105は、Bluetooth通信のペアリングを完了する。これにより、ストロボ装置200とのBluetooth接続が成功する。一方、ステップS1013、S1104で、マイクロコンピュータ105は、図3のステップS310、S311で説明したのと同様、所定時間経過するまでペアリング情報の受信を待ち、所定時間経過したときにタイムアウトとしてエラー通知を行う。
これにより、ストロボ装置200及びリモコン装置900とのBluetooth接続が成功して、図9(b)に示すように、撮像装置100とストロボ装置200、リモコン装置900との間でBluetooth通信による無線通信ネットワーク901が構築される。
なお、図10のフローチャートでは、撮像装置100がリモコン装置900、ストロボ装置200の順番でペアリングを完了するように説明したが、その順番は限られるものではなく、逆であってもよい。
ここで、リモコン装置900を用いた撮影システムについて述べる。撮像装置100は、リモコン装置900からのBluetooth通信により撮影命令を受信すると、撮影動作を実行することになる。撮像装置100は、一連の撮影動作の中でストロボ装置200に対して発光命令をBluetooth通信で通知する。このように、撮像装置100は、リモコン装置900のリモコン動作による通知を受けてからストロボ装置200に通知を行うというシーケンシャルな動作を行う。そのことから、撮像装置100がストロボ装置200と、ストロボ装置以外の通信装置との間で無線通信ネットワークを構築したとしても、同期性が求められるワイヤレス通信は発生しないと考えられる。そこで、第2の実施形態では、撮像装置100は、ストロボ装置200とリモコン装置900とは、Bluetooth通信による無線通信ネットワークを構築して、ワイヤレス撮影を実行するものとする。これにより、無線通信における省電力を実現することが可能となる。
以上、第2の実施形態では、撮像装置100が、Bluetooth通信とWi-Fi通信とを切り替える条件を、通信装置の台数ではなく、通信装置の種類も含めるようにし、高い同期性が求められる場合にWi-Fi通信に切り替えるようにしている。同期性の高いWi-Fi通信は、消費電力が高くなってしまうため、電池駆動である撮像装置100やストロボ装置200においては有効でない場合がある。そのため、同期性が求められない場合、低消費電力であるBluetooth通信を優先し、Bluetooth通信を維持することとしている。その結果、各装置における駆動時間を延ばし、発熱を抑えることが可能となり、ユーザにとって最適な撮影システムを提供できることとなる。
<第3の実施形態>
次に、図11乃至図13を参照して、第3の実施形態を説明する。
第3の実施形態では、図11(a)に示すように、撮像装置100にストロボ装置200が装着された状態にある。また、撮像装置100と二台のストロボ装置1101、1102との間でWi-Fi通信による無線通信ネットワーク1103が構築されている。第1の実施形態で述べたように、一台の撮像装置100から複数台のストロボ装置を制御する多灯撮影を行う場合、同期性の高いWi-Fi通信を利用するためである。この状態から、図11(b)に示すように、ストロボ装置200が取り外される状況を説明する。なお、ストロボ装置1101、1102は、図2で説明したストロボ装置200と同様の構成を有する。
図12は、撮像装置100が実行する処理を示すフローチャートである。
撮像装置100にストロボ装置200が装着された状態で(ステップS1201)、かつ、撮像装置100とストロボ装置1101、1102がWi-Fi接続する状態にある(ステップS1202)。この状態において、ステップS1203で、マイクロコンピュータ105は、ストロボ検出部117を介して、ストロボ装置200が電源ONのまま撮像装置100から取り外されたか否かを判定する。マイクロコンピュータ105がストロボ装置200は取り外されていないと判定した場合、処理はステップS1203に戻る。一方、マイクロコンピュータ105がストロボ装置200は取り外されたと判定した場合、処理はステップS1204に進む。図11(a)に示すように、撮像装置100にストロボ装置200が装着された状態から、図11(b)に示すように、ストロボ装置200が取り外されると、処理はステップS1204に進む。
ステップS1204で、マイクロコンピュータ105は、取り外されたストロボ装置200からWi-Fi接続要求を受信したか否かを判定する。マイクロコンピュータ105がWi-Fi接続要求を受信したと判定した場合、処理はステップS1205に進む。一方、マイクロコンピュータ105がWi-Fi接続要求を受信していないと判定した場合、処理はステップS1206に進む。
ステップS1205で、マイクロコンピュータ105は、無線通信ネットワーク1103にストロボ装置200を参加させる。これにより、図11(b)に示すように、3台のストロボ装置200、1101、1102との間でWi-Fi通信による無線通信ネットワーク1103が構築される。
ステップS1206で、マイクロコンピュータ105は、所定時間経過したか否かを判定する。マイクロコンピュータ105が所定時間経過していないと判定した場合、処理はステップS1204に戻る。一方、マイクロコンピュータ105が所定時間経過したと判定した場合、タイムアウトとして、処理はステップS1207に進む。
ステップS1207で、マイクロコンピュータ105は、エラー通知を行う。例えば表示部114に、ストロボ装置200とのWi-Fi接続が失敗した旨を表示する。
図13は、ストロボ装置200が実行する処理を示すフローチャートである。
撮像装置100にストロボ装置200が装着された状態で、ストロボ装置200は撮像装置100から有線通信により経由でWi-Fi接続パラメータを受信している(ステップS1301)。この状態において、ステップS1302で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置検出部205を介して、ストロボ装置200が電源ONのまま撮像装置100から取り外されたか否かを判定する。マイクロコンピュータ203がストロボ装置200は取り外されていないと判定した場合、処理はステップS1302に戻る。一方、マイクロコンピュータ203がストロボ装置200は取り外されたと判定した場合、処理はステップS1303に進む。図11(a)に示すように、撮像装置100にストロボ装置200が装着された状態から、図11(b)に示すように、ストロボ装置200が取り外されると、処理はステップS1303に進む。
ステップS1303で、マイクロコンピュータ203は、既に撮像装置100から受信しているWi-Fi接続パラメータを用いて、撮像装置100にWi-Fi接続要求を送信する。
ステップS1304で、マイクロコンピュータ203は、撮像装置100からWi-Fi接続許可を受信したか否か、すなわちWi-Fi接続が完了したか否かを判定する。マイクロコンピュータ203がWi-Fi接続が完了したと判定した場合、処理はステップS1305に進む。一方、マイクロコンピュータ203がWi-Fi接続が完了していないと判定した場合、処理はステップS1306に進む。
ステップS1305で、マイクロコンピュータ203は、無線通信ネットワーク1103に参加し、図11(b)に示すように、3台のストロボ装置200、1101、1102との間でWi-Fi通信による無線通信ネットワーク1103が構築される。
ステップS1306で、マイクロコンピュータ203は、所定時間経過したか否かを判定する。マイクロコンピュータ203が所定時間経過していないと判定した場合、処理はステップS1303に戻る。一方、マイクロコンピュータ203が所定時間経過したと判定した場合、タイムアウトとして、処理はステップS1307に進む。
ステップS1307で、マイクロコンピュータ203は、エラー通知を行う。例えば表示部211に、撮像装置100とのWi-Fi接続が失敗した旨を表示する。
以上、第3の実施形態では、撮像装置100から取り外されたストロボ装置200が、Bluetooth通信を介さず、いきなりWi-Fi通信を行う場合を述べた。このようにユーザが構築している撮影システムをストロボ装置200に通知することで、ストロボ装置200が撮像装置100から取り外されたときにも、ユーザが構築した撮影システムを容易に継承することが可能となっている。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:撮像装置、105:マイクロコンピュータ、116:ストロボ通信部、117:ストロボ検出部、121:第1の無線通信部、123:第2の無線通信部、200、600、1101、1102:ストロボ装置

Claims (13)

  1. 第1の無線通信を行う第1の無線通信手段と、
    第1の無線通信よりも消費電力は大きいが、同期性の高い第2の無線通信を行う第2の無線通信手段と、
    一台のストロボ装置と無線通信する場合、前記第1の無線通信によるネットワークを構築し、
    複数台のストロボ装置と無線通信する場合、前記第2の無線通信によるネットワークを構築するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. コネクタを介して装着された第1のストロボ装置と有線通信を行う有線通信手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1のストロボ装置と無線通信する場合、前記第1の無線通信によるネットワークを構築し、
    前記第1の無線通信によるネットワークに、第2のストロボ装置が参加するときに、前記第2の無線通信によるネットワークに切り替えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1のストロボ装置に、前記有線通信により、前記第1の無線通信に必要な情報及び前記第2の無線通信に必要な情報を通知することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の無線通信によるネットワークに、前記第2のストロボ装置が参加するときに、前記第2のストロボ装置を前記第1の無線通信によるネットワークに参加させた後、前記第2の無線通信によるネットワークに切り替えるように制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2のストロボ装置に、前記第1の無線通信により、前記第2の無線通信に必要な情報を通知することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1のストロボ装置が取り外されたとき、前記第1のストロボ装置と前記第1の無線通信によるネットワークを構築することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1のストロボ装置と前記第1の無線通信が可能になれば、前記第1のストロボ装置が取り外されていない状態であっても、前記第1のストロボ装置と前記第1の無線通信によるネットワークを構築することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の無線通信によるネットワークに、ストロボ装置以外の通信装置が参加するときに、前記第1の無線通信によるネットワークを維持することを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記第2の無線通信によるネットワークが構築されている状態で、ストロボ装置が離脱することで、一台のストロボ装置と無線通信を行う状態になった場合、前記第1の無線通信によるネットワークに切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記制御手段は、前記第2の無線通信によるネットワークが構築されている状態で、
    所定時間、当該撮像装置から制御コマンドがないとき、前記第1の無線通信によるネットワークに切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、コネクタを介して第1のストロボ装置が装着された状態で、かつ、前記第2の無線通信によるネットワークが構築されている状態で、前記第1のストロボ装置が取り外されたとき、前記第1のストロボ装置を前記第2の無線通信によるネットワークに参加させるように制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 第1の無線通信を行う第1の無線通信手段と、第1の無線通信よりも消費電力は大きいが、同期性の高い第2の無線通信を行う第2の無線通信手段とを備えた撮像装置の制御方法であって、
    一台のストロボ装置と無線通信する場合、前記第1の無線通信によるネットワークを構築し、
    複数台のストロボ装置と無線通信する場合、前記第2の無線通信によるネットワークを構築するステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. 第1の無線通信を行う第1の無線通信手段と、第1の無線通信よりも消費電力は大きいが、同期性の高い第2の無線通信を行う第2の無線通信手段とを備えた撮像装置を制御するためのプログラムであって、
    一台のストロボ装置と無線通信する場合、前記第1の無線通信によるネットワークを構築し、
    複数台のストロボ装置と無線通信する場合、前記第2の無線通信によるネットワークを構築する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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