JP2020164001A - クォータガラスウェザストリップ - Google Patents

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紘亮 森
Kosuke Mori
紘亮 森
玉置 清隆
Kiyotaka Tamaoki
清隆 玉置
豊栄 藤田
Toyoe Fujita
豊栄 藤田
暢夫 羽山
Nobuo Hayama
暢夫 羽山
訓司 小川
Kunji Ogawa
訓司 小川
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Abstract

【課題】高圧洗車等、駆け上がる水に対しても車室内への水の侵入を抑制するクォータガラスウェザストリップを提供する。【課題を解決するための手段】クォータガラスウェザストリップ5のドアガラス3側の上縁部には、車外側に突出した庇部57が形成されている。庇部57がルーフサイドウェザストリップ7によって、上方から押さえられると共に、ドアガラス3によって下方から押えられることにより、クォータガラスウェザストリップ5の庇部57が、ドアガラス3の上縁から車外側に回り込んで被さるように変形してルーフサイドウェザストリップ7とドアガラス3に当接する。【選択図】図2

Description

本発明は、開閉可能なルーフを有するコンバーチブル車のクォータガラスに取付けられるクォータガラスウェザストリップに関する。
開閉可能なルーフを有するコンバーチブル車のクォータガラス(クォータウインドウ)においては、クォータガラスの車両前側の縦辺部に、ドアガラス(サイドガラス)の後側縦辺部と当接してドアガラスの後側縦辺部とクォータガラスの車両前側の縦辺部の間をシールし、且つドアガラスの後側縦辺部の上下をガイドするクォータガラスウェザストリップが取付けられている。
また、クォータガラスウェザストリップの車両前側の上縁部では、クォータガラスウェザストリップと、開閉可能なルーフの側端に沿って車両前後に延設されるルーフサイドウェザストリップがドアガラスに対して当接することによりシール構造が形成されている。そして、これらの3部材が重なり合う付近に発生する隙間からの雨水等の車内側への侵入については、スムーズに排水する観点での構造が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の技術は、図8に示すように、ピラーウェザストリップ500の先端部510よりも下方の位置で且つ車室R側に、車外から侵入する流体を排水させる排水穴520を設けた。また、ピラーウェザストリップ500の車外側に、閉止時のウィンドウガラス300に向かって突出する弾性変位可能な突出部を設け、その突出部がウィンドウガラス300に弾接されて折曲げられることにより、ウィンドウガラス300との間に排水穴520へと連続して繋がる車外側排水路530を形成して、流体排水特性を向上させている。
特開2010−89694号公報
ところで、コンバーチブル車におけるルーフサイドウェザストリップは、ドアガラスの上縁部とクォータガラスウェザストリップの上縁部に当接しているが、ドアガラスとクォータガラスウェザストリップの間の段差のため、この部分に略三角状の隙間が発生する。そのため、ドアガラスとクォータガラスウェザストリップの間を、高圧洗車等により下方から水が駆け上がると、この略三角状の隙間から車室内に水が浸入する問題が発生し、この問題は、上記の特許文献1のピラーウェザストリップの構造によっても解決されない。
上記課題を解決するために、請求項1の本発明は、クォータガラスに取付けられて、クォータガラスと開閉可能なルーフに取付けられるルーフサイドウェザストリップとドアガラスとの間をシールするクォータガラスウェザストリップであって、クォータガラスウェザストリップのドアガラス側の上縁部には、車外側に突出した庇部が形成されていることを特徴とするクォータガラスウェザストリップである。
請求項1の本発明では、クォータガラスウェザストリップのドアガラス側の上縁部には、車外側に突出した庇部が形成されているので、庇部がルーフサイドウェザストリップによって、上方から押さえられると共に、ドアガラスによって下方から押えられることにより、クォータガラスウェザストリップの庇部が、ドアガラスの上縁から車外側に回り込んで被さるように変形してルーフサイドウェザストリップとドアガラスに当接する。その結果、下方から駆け上がる水が車室内側に浸入することを抑制することができる。
請求項2の本発明は、クォータガラスウェザストリップの庇部は、ルーフサイドウェザストリップに当接したときに、庇部のない上縁部との間に段差を生じないように変形するクォータガラスウェザストリップである。請求項2の本発明では、クォータガラスウェザストリップの庇部は、ルーフサイドウェザストリップに当接したときに、庇部のない上縁部との間に段差を生じないように変形するので、クォータガラスウェザストリップとルーフサイドウェザストリップとの間に隙間ができず、クォータガラスウェザストリップとルーフサイドウェザストリップとの間から車室内に水が浸入することを防止することができる。
請求項3の本発明は、クォータガラスウェザストリップは、取付基部と、中空部と、中空部の先端よりもドアガラス側の位置から車外側、且つクォータガラス側に延出するリップ部を有し、リップ部には、ビード部が形成され、庇部は、ビード部と連続的に形成されているクォータガラスウェザストリップである。
請求項3の本発明では、クォータガラスウェザストリップは、取付基部と、中空部と、中空部の先端よりもドアガラス側の位置から車外側、且つクォータガラス側に延出するリップ部を有しているので、リップ部によって、ドアガラスの後側縦辺部の上下をガイドすると共に、リップ部と中空部によって、ドアガラスとクォータガラスウェザストリップの間をシールすることができる。
また、リップ部には、ビード部が形成され、庇部は、ビード部と連続的に形成されているので、ドアガラスとクォータガラスウェザストリップとの間をより確実にシールすることができる。
さらに、下方から駆け上がる水が、ドアガラスとクォータガラスウェザストリップの中空部との間から車室内側に侵入しようとした場合には、ドアガラスとクォータガラスウェザストリップはリップ部と中空部でシールされているので、リップ部と中空部の間の空間を利用して車外に排水することができる。
請求項4の本発明は、クォータガラスウェザストリップの庇部の下側には、車外側に開口する排水穴が形成されているクォータガラスウェザストリップである。請求項4の本発明では、クォータガラスウェザストリップの庇部の下側には、車外側に開口する排水穴が形成されているので、例え、リップ部と中空部との間の空間を上回る量の水が庇部近傍から車室内側に侵入しようとした場合であっても、クォータガラスウェザストリップの庇部の下側に形成された排水穴に導いて車外に排水することができる。
クォータガラスに取付けられて、クォータガラスと、開閉可能なルーフに取付けられるルーフサイドウェザストリップと、ドアガラスとの間をシールするクォータガラスウェザストリップにおいて、クォータガラスウェザストリップのドアガラス側の上縁部には、車外側に突出した庇部が形成されているので、庇部がドアガラス上縁から車外側に回り込んで被さるように変形することにより、高圧洗車等により下方から駆け上がる水が車室内側に浸入することを抑制することができる。
クォータガラスウェザストリップの庇部は、ルーフサイドウェザストリップに当接したときに、庇部のない上縁部との間に段差を生じないように変形するので、クォータガラスウェザストリップとルーフサイドウェザストリップとの間に隙間ができず、クォータガラスウェザストリップとルーフサイドウェザストリップとの間から車室内に水が浸入することを防止することができる。
クォータガラスウェザストリップは、取付基部と、中空部と、中空部の先端よりもドアガラス側の位置から車外側、且つクォータガラス側に延出するリップ部を有し、リップ部には、ビード部が形成され、庇部は、ビード部と連続的に形成されているので、ドアガラスとクォータガラスウェザストリップとの間をより確実にシールすることができる。また、下方から駆け上がる水が、庇部から車室内側に侵入した場合であっても、リップ部と中空部との間の空間を利用して車外に排出することができる。
クォータガラスウェザストリップの庇部の下側に車外側に開口する排水穴を設けた場合は、下方から駆け上がる水が多量の場合であっても、排水穴を利用して車外に排水することができる。
開閉可能なルーフを備えた車両の側面図である。 本発明の第1の実施形態に用いるクォータガラスウェザストリップの上縁部付近の斜視図(下方は断面)である。 本発明の第1の実施形態に用いるクォータガラスウェザストリップとルーフサイドウェザストリップとドアガラスが当接したときの側面図であり、図1におけるX部の拡大図である。 図3におけるA−A断面図である。 図3におけるB−B断面図である。 図3におけるC−C断面図である。 本発明の第2の実施形態に用いるクォータガラスウェザストリップの上縁部付近の側面図である。 従来の排水穴を有するピラーウェザストリップの要部斜視図である(特許文献1)。
本発明の第1の実施形態について図1から図6に基づき説明する。図1で示される車両はコンバーチブル車であり、車体1は、ハードタイプのルーフを備え、2サイドドア、2列、4座タイプである。ただし、このタイプに限定されるものではない。なお、本実施形態の車体構造は、左右対称または左右略対称であり、図面では車両右側のみを示している。
ここで、「コンバーチブル」とは、屋根がないか、もしくは屋根開放が可能な乗用自動車を指す言葉であり、ロードスター(Roadster )、ドロップヘッドクーペ(Drophead Coupe )、カブリオレ・カブリオレット(Cabriolet / Kabriolett )、カブリオ (Cabrio )と同義である。また、格納可能若しくは取り外し可能なルーフには、樹脂製のハードタイプと布製の幌を用いたソフトタイプが含まれる。
フロントピラー10の後部には、車室が形成されており、ドアガラス3を備えたドア2で開閉すべく構成されている。また、ドアガラス3の後方にはクォータガラス4が、リアフェンダ8の車内側内部に上下に可動に組み込まれている。
車室の上方は、前席用ルーフに該当するフロントルーフ11、後席用ルーフに該当するリヤルーフ81、リヤガラス82を有するガラスユニット83と、フロントルーフ11、リヤルーフ81およびガラスユニット83を格納する格納部84を有している。フロントルーフ11、リヤルーフ81およびガラスユニット83が格納部84内に折りたたまれる形で格納されると車室上方には、開放された空間が出来る。
車幅方向における、フロントルーフ11とリヤルーフ81との隙間,リヤルーフ81とガラスユニット83との隙間、ガラスユニット83と格納部84との隙間は、それぞれルーフ間ウェザストリップ6、6、6でシールされている。一方、フロントルーフ11とドアガラス3との当接部、リヤルーフ81とクォータガラス4と後述するクォータガラスウェザストリップ5との当接部は、ルーフサイドウェザストリップ7、7でシールされている。
なお、ルーフの分割部分や分割数は、上記と異なる場合でもよく、また、フロントルーフ11、リヤルーフ81およびガラスユニット83を一体にして製作し、取り外し式にしてもよい。さらに、コンバーチブルは、ハードタイプのルーフではなく、布製の幌を用いたソフトタイプのルーフであってもよく、この場合も折り畳み式や取り外し式であってもよい。
クォータガラス4の車両前側の縦辺部40には、ドアガラス3の後側縦辺部と当接して、ドアガラス3の後側縦辺部とクォータガラス4の前側の縦辺部40をシールし、且つドアガラス3の後側縦辺部の上下をガイドする、若しくはドアガラス3に対してクォータガラス4の上下をスムーズに行うためのクォータガラスウェザストリップ5が取付けられている。クォータガラス4に取付けられたクォータガラスウェザストリップ5は、クォータガラス4と共に昇降する。
クォータガラスウェザストリップ5は、図2に示すように、クォータガラス4の前側の縦辺部40に取付けられる本体部51と、クォータガラス4の前側上縁部とドアガラス3の後側上縁部とルーフサイドウェザストリップ7に当接する上縁部52から構成されている。本体部51は、押出し成形法により成形され、上縁部52は型成形法により成形される。そして、上縁部52を型成形するときに、接続部53で、本体部51と上縁部52が接続される。
クォータガラスウェザストリップ5の本体部51と上縁部52は共に、取付基部54と、取付基部54から車両前側に、且つ車外側に凸状の弧形状を有する中空部55と、中空部55の先端よりもドアガラス3側の位置から車外側、且つ前記クォータガラス4側に延出するリップ部56を有している。そして、上縁部52のリップ部56の先端部分には、ビード部58が形成されている。
クォータガラスウェザストリップ5の上縁部52には、車内側に膨らみを有すると共に、車外側に突出した庇部57が形成されており、ビード部58は、庇部57に連続して形成されている。なお、リップ部56は、庇部57の車両前側の付け根部分において、実質的に無くなり、ビード部58のみが庇部57に受け継がれるように形成される。これは、詳細は後述するが、庇部57が変形するときに、リップ部56によって、庇部57の変形が妨げられるのを防止するためである。さらに、庇部57の形状は、庇部57がルーフサイドウェザストリップ7に当接したときに、庇部57のない上縁部52との間に段差を生じないように変形するように設計されている。
クォータガラスウェザストリップ5は、材料としてEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)を用い、本体部51の中空部55には、EPDMのスポンジ材を、本体部51の他の部分と上縁部52には、EPDMのソリッド材を用いた。クォータガラスウェザストリップ5は、取付基部54でクォータガラス4に、例えば、接着剤を用いて取付けられる。
図4は、図3におけるA−A断面図である。ドアガラス3は、クォータガラスウェザストリップ5のリップ部56を車外側から乗り越えて変形させると共に、ドアガラス3の後側縦辺部が、クォータガラスウェザストリップ5の中空部55を車内側に変形させて当接しており、クォータガラスウェザストリップ5のリップ部56と中空部55によって、ドアガラス3との間をシールしている。
図3に示すように、クォータガラスウェザストリップ5の上縁部52とルーフサイドウェザストリップ7の当接部においては、破線5aのようにクォータガラスウェザストリップ5の庇部57は、クォータガラスウェザストリップ5の庇部57のない上縁部52との間に段差を生じないように変形する。その結果、クォータガラスウェザストリップ5とルーフサイドウェザストリップ7との間に隙間ができず、クォータガラスウェザストリップ5とルーフサイドウェザストリップ7との間から車室内に水が浸入することを防止することができる。なお、図3において、破線5bは、ルーフサイドウェザストリップ7とドアガラス3との当接部、破線5cは、ルーフサイドウェザストリップ7とクォータガラス4との当接部を示している。
図5は、図3におけるB−B断面図であり、ドアガラス3の存在しない部分である。クォータガラスウェザストリップ5の上縁部52とルーフサイドウェザストリップ7が当接したときには、クォータガラスウェザストリップ5の上縁部52の庇部57は、ルーフサイドウェザストリップ7によって上方から押さえられて変形し、ルーフサイドウェザストリップ7と密着する。その結果、下方から駆け上がる水は、変形した庇部57の内面によってブロックされるので、水が車室内側に浸入することを抑制することができる。なお、図5と図6におけるルーフサイドウェザストリップ7は、外形線を示したものである。
図6は、図3におけるC−C断面図であり、ドアガラス3の存在する部分である。クォータガラスウェザストリップ5の上縁部52とルーフサイドウェザストリップ7とドアガラス3が当接したときには、クォータガラスウェザストリップ5の庇部57は、ルーフサイドウェザストリップ7によって上方から押さえられ、さらに、クォータガラスウェザストリップ5の庇部57は、ドアガラス3によって下方から押さえられるので、庇部57は、ドアガラス3の上縁から車外側に回り込んで被さるように変形し、庇部57の車外側では、ルーフサイドウェザストリップ7と、庇部57の車内側ではドアガラス3と密着する。その結果、下方から駆け上がる水は、庇部57とビード部58によってブロックされるので、水が車室内側に浸入することを抑制することができる。
また、ドアガラス3の上縁部が当接するクォータガラスウェザストリップ5の庇部57の車両前側の付け根部分には、リップ部56が存在しないので、庇部57はリップ部56によって、変形が妨げられることはない。したがって、庇部57の付け根部分では、ビード部58がドアガラス3に当接して、水が車室内に侵入することを防止することができる。
一方、ドアガラス3の後側縦辺部とクォータガラスウェザストリップ5との当接部では、高圧の水が駆け上がった場合に、クォータガラスウェザストリップ5とドアガラス3の間に水が浸入する場合がある。その場合は、クォータガラスウェザストリップ5のリップ部56と中空部55の間の空間を利用して車外に排水することができるので、水が車室内に浸入することを防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図7に基づき説明する。第2の実施形態において、上記の第1の実施形態との相違点は、第2の実施形態では、クォータガラスウェザストリップ5の庇部57の下側には、車外側に開口する排水穴59が形成されている点である。
図7に示すように、クォータガラスウェザストリップ5の庇部57の下側には、庇部57の下側の中空部55の一部が切除された排水穴59が形成されている。排水穴59の開口の幅、すなわち、中空部55の車両前方からクォータガラス4側方向については、庇部57の存在する位置と同じまで開口されている。これは、庇部57によって水の方向が上向きから下向きに変えられたときに、その下方に排水穴59の開口部分を形成することにより、多量の水がかかった場合にも効率的に排水することを考慮したためである。
この結果、例え、下方から駆け上がる水がリップ部56と中空部55との間の空間を上回る量の場合であっても、侵入した水は、クォータガラスウェザストリップ5の庇部57の下側の中空部55に形成された排水穴59を利用して車外に排出することができるので、車室内に水が浸入することを防止することができる。
本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
本発明の実施形態では、クォータガラスウェザストリップ5は、材料としてEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)を用いて作製したが、例えば、動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)を用いて作製してもよい。
本発明の実施形態では、クォータガラスウェザストリップ5は、取付基部54でクォータガラス4に接着剤を用いて取付けたが、クォータガラスウェザストリップ5を固定する部材、例えば、リテーナなどにクォータガラスウェザストリップ5を取付け、クォータガラス4をクォータガラスウェザストリップ5と上記の固定する部材で挟み込むようにして固定してもよい。
図6では、排水穴59のクォータガラス4側は、中空部55の車両前方と略平行に開口されているが、庇部57の形状により、例えば、排水穴59の開口部の下方がクォータガラス4側方向に拡がるような、若しくは狭まるような形状にしてもよい。
1 車体
3 ドアガラス
4 クォータガラス
5 クォータガラスウェザストリップ
7 ルーフサイドウェザストリップ
51 本体部
52 上縁部
53 接続部
54 取付基部
55 中空部
56 リップ部
57 庇部
58 ビード部
59 排水穴

Claims (4)

  1. クォータガラスに取付けられて、前記クォータガラスと、開閉可能なルーフに取付けられるルーフサイドウェザストリップと、ドアガラスとの間をシールするクォータガラスウェザストリップであって、
    前記クォータガラスウェザストリップの前記ドアガラス側の上縁部には、車外側に突出した庇部が形成されていることを特徴とするクォータガラスウェザストリップ。
  2. 前記クォータガラスウェザストリップの前記庇部は、前記ルーフサイドウェザストリップに当接したときに、前記庇部のない上縁部との間に段差を生じないように変形する請求項1に記載のクォータガラスウェザストリップ。
  3. 前記クォータガラスウェザストリップは、取付基部と、中空部と、前記中空部の先端よりも前記ドアガラス側の位置から車外側、且つ前記クォータガラス側に延出するリップ部を有し、前記リップ部には、ビード部が形成され、前記庇部は、前記ビード部に連続して形成されている請求項1又は請求項2に記載のクォータガラスウェザストリップ。
  4. 前記クォータガラスウェザストリップの前記庇部の下側には、車外側に開口する排水穴が形成されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のクォータガラスウェザストリップ。
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