JP2020162517A - コンバイン - Google Patents

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一春 喜安
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Wahei Ishiga
和平 石賀
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Tomohiro Minami
智弘 南
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【課題】刈取前処理装置のオーガ装置内で巻き上がる塵埃を効率良く集塵すると共に、エンジンによって加熱された空気をフィーダハウスを介して外部に排風することができるコンバインを提供する。【解決手段】エンジンを収容するエンジンルーム(6)と、穀稈を刈り取る刈刃装置(3B)と、穀稈を脱穀する脱穀装置(4)と、前記刈刃装置(3B)により刈り取られた穀稈を前記脱穀装置(4)へ供給するフィーダハウス(3D)と、前記フィーダハウス(3D)における、機体側面視で前記エンジンの近傍の部位に、前記エンジンルーム(6)側から吸引した空気を前記フィーダハウス(3D)内へ供給して前記フィーダハウス(3D)内の塵埃を排出する排塵ファン(40,70)を備え、前記排塵ファン(40,70)は、前記フィーダハウス(3D)が駆動されている場合、または、前記エンジンの冷却水温が所定以上高い場合に作動する。【選択図】図16

Description

本発明は、刈取前処理装置を備えたコンバインに関するものである。
従来、刈取前処理装置のオーガ装置内で巻き上がる塵埃を集塵すると共に、フィーダハウス内に滞留する塵埃を外部に排出するために、フィーダハウスの枠体の右壁に吸引ファンを設け、フィーダハウスの枠体の左壁に吸塵口を技術が知られている。(特許文献1)
特開2012−115161号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、オーガ装置内で巻き上がる塵埃を集塵して操縦部の操作環境を良好に維持することはできるが、操縦部の下方に搭載されたエンジンによって加熱された空気によって操縦部の温度が上昇して操作環境を悪化させる恐れがあった。
そこで、本発明の課題は、刈取前処理装置のオーガ装置内で巻き上がる塵埃を効率良く集塵すると共に、エンジンによって加熱された空気をフィーダハウスを介して外部に排風することができるコンバインを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、エンジンを収容するエンジンルーム(6)と、穀稈を刈り取る刈刃装置(3B)と、穀稈を脱穀する脱穀装置(4)と、前記刈刃装置(3B)により刈り取られた穀稈を前記脱穀装置(4)へ供給するフィーダハウス(3D)と、前記フィーダハウス(3D)における、機体側面視で前記エンジンの近傍の部位に、前記エンジンルーム(6)側から吸引した空気を前記フィーダハウス(3D)内へ供給して前記フィーダハウス(3D)内の塵埃を排出する排塵ファン(40,70)を備え、前記排塵ファン(40,70)は、前記フィーダハウス(3D)が駆動されている場合、または、前記エンジンの冷却水温が所定以上高い場合に作動するコンバインである。
請求項2に係る発明は、前記排塵ファン(40,70)は、前記脱穀装置(4)が駆動されている場合に作動する請求項1に記載のコンバインである。
請求項3に係る発明は、前記排塵ファン(40,70)は、前記フィーダハウス(3D)または前記脱穀装置(4)の駆動が停止した時点から所定時間の間、作動を継続する請求項1または請求項2に記載のコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、フィーダハウス(3D)内の塵埃を効率的に排出でき、かつ、フィーダハウス(3D)内の乾燥を促進することができる。また、排塵ファン(40,70)の作動によって消費するエネルギーを少なくすることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、排塵ファン(40,70)の作動によって消費するエネルギーを更に少なくすることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、排塵ファン(40,70)の作動によって消費するエネルギーを更に少なくすることができる。
コンバインの平面図である。 コンバインの左側面図である。 コンバインの正面図である。 第1実施形態のフィーダハウスの左側面図である。 同フィーダハウスの左右方向に縦方向に断面した正面図である。 同フィーダハウスの右側面図である。 同フィーダハウスの前後方向に縦方向に断面した左側面図である。 同フィーダハウスの左右方向に縦方向に断面した正面図であり、ファンとスラットの関係の説明図である。 同フィーダハウスの左右方向に縦方向に断面した正面図であり、ファンとチェンの関係の説明図である。 同フィーダハウスの左側面図であり、排塵口の説明図である。 同フィーダハウスを左右方向に縦方向に断面した正面図であり、排塵口のかえり部の説明図である。 同フィーダハウスの左側面図であり、他の排塵口の説明図である。 テンションアームの正面図である。 他のテンションアームの正面図である。 第2実施形態のフィーダハウスの平面図である。 フィーダハウスを下降させた状態の左側面図である。 第3実施形態のフィーダハウスの左側面図である。 同フィーダハウスの左右方向に縦方向に断面した正面図である。 第3実施形態の他のフィーダハウスの左側面図である。 同フィーダハウスの左右方向に縦方向に断面した正面図である。
図1〜3に示すように、汎用コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置3が設けられ、刈取前処理装置3の後方左側に収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取前処理装置3の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の下部には、エンジンを内装するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側には、脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7の後側には、穀粒を外部に排出する排出筒8が設けられている。排出筒8は、グレンタンク7の下部に連通され上下方向に延在する縦排出筒と、縦排出筒の上部に連通され前後方向に延在する横排出筒から形成されている。
刈取前処理装置3は、圃場の穀稈を起立させながら掻込んで後方に搬送する掻込装置3Aと、後方に搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置3Bと、後方に搬送された穀稈を左側に寄せ集めるオーガ装置3Cと、寄せ集められた穀稈を脱穀装置4に搬送するフィーダハウス3Dから構成されている。
図4〜6に示すように、フィーダハウス3Dの枠体10の左右壁の後部には、エンジンの出力回転が伝動される左右方向に延存する回転軸(請求項の「後回転軸」)11が架設され、回転軸11の左部には、第1スプロケット(図示省略)が支持されている。枠体10の左壁の前部には、左右方向に延存する支軸12が設けられ、支軸12の左部には、第2スプロケット(図示省略)が回転自在に支持されている。なお、支軸12の左部における第2スプロケットよりも左側部位には、エンジンの出力回転を掻込装置3A等に伝動する第3スプロケット(図示省略)が並設されている。
枠体10の左右壁の略中間部には、左右方向に延在する回転軸13が架設されている。枠体10の左壁よりも左側に延出した回転軸13の左部には、スプロケット14が支持され、枠体10の右壁よりも右側に延出した回転軸13の右部には、塵埃を吸引するファン40が支持されている。また、回転軸13は、左右方向に延在する円筒状の筒体13Aにベアリング13Bを介して内装されている。これにより、枠体10内を移送される穀稈が、回転軸13に絡み付くのを防止することができる。
枠体10の左壁よりも左側に延出した回転軸13の左部におけるスプロケット14よりも右側部位には、テンションアーム15を形成するアーム15Aの基部が、回転自在に支持されている。テンションアーム15は、アーム15Aと、アーム15Aの先端部に回転自在に支持されたスプロケット15Bから形成されている。
アーム15Aの前後方向の中間部には、バネ等からなる付勢手段16の後部が連結されている。付勢手段16の前部は、枠体10の左壁の上部に固定されている。テンションアーム15は、後上がり姿勢に設けられ、付勢手段16は、後下がり姿勢で設けられ、テンションアーム15のアーム15Aと付勢手段16とは、略90度の交差角度をもって連結されている。
図13に示すように、筒体13Aの左部には、テンションアーム15のアーム15Aの基部が外嵌され、アーム15Aの基部の両側部に設けられたカラー13Cによって左右方向に位置が位置決めされている。これにより、テンションアーム15を支持する部材を別に設ける必要がなくなり部材点数を削減することができる。また、図14に示すように、テンションアーム15のアーム15Aの基部には、右壁を有する筒体状の連結体15Cが形成されている。回転軸13の左部には、テンションアーム15の連結体15Cがベアリング13Dを介して外嵌され、ベアリング13Dの両側部に設けられたカラー13Eによって左右方向に位置が位置決めされている。これにより、テンションアーム15の連結体15Cを回転軸13を中心として効率良く回動させることができ、チェン20の張力変動に迅速に応答して、チェン20の設定された張力を維持することができる。
図4に示すように、枠体10の左壁における前側下部には、アイドラ17が設けられ、枠体10の左壁における回転軸13よりも後側下部には、アイドラ18とアイドラ19が設けられている。
第1スプロケットと、スプロケット15Bと、スプロケット14と、第2スプロケットと、アイドラ17と、アイドラ18と、アイドラ19には、チェン20が巻回されている。
これにより、エンジンの出力回転を掻込装置3A等に伝動するチェン20を駆動してファン40を回動することができ、ファン40を回動するモータを設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。また、チェン20の張力は、テンションアーム15によって適正な張力に調整され、チェン20の左右と上下方向への蛇行もアイドラ17〜19によって抑制されている。
枠体10の左壁には、スプロケット14、テンションアーム15、チェン20等を覆う、外装カバー21が着脱自在に設けられている。これにより、作業者がチェン20等に接触することを防止することができる。
回転軸11における枠体10の内部に位置する部位には、回転体22が支持され、回転体22の外周部には、左右方向に所定の間隔を隔てて左スプロケット23Aと右スプロケット23Bが並設されている。なお、本明細書では、左スプロケット23Aと右スプロケット23Bを総称して後スプロケット23と言う。
枠体10の左右壁の前部には、左右方向に延在する回転軸(請求項の「前回転軸」)25が架設され、回転軸25における枠体10の内部に位置する部位には、回転体26が支持され、回転体26の外周部には、左右方向に所定の間隔を隔てて左スプロケット27Aと右スプロケット27Bが並設されている。
左スプロケット23Aと左スプロケット27Aには、左スラットチェン28Aが巻回され、右スプロケット23Bと右スプロケット27Bには、右スラットチェン28Bが巻回されている。また、左スラットチェン28Aと右スラットチェン28Bには、前後方向に所定の間隔を隔てて、略コの字状に形成されたスラット29が架設されている。これにより、オーガ装置3Cからフィーダハウス3Dに搬送されてきた穀稈を後方に効率良く移送して脱穀装置に搬送することができる。なお、本明細書では、左スプロケット27Aと右スプロケット27Bを総称して前スプロケット27と言い、左スラットチェン28Aと右スラットチェン28Bを総称してスラットチェン28と言う。
図7に示すように、側面視において、回転軸13は、回転軸11の中心と回転軸25の中心を結んだ仮想線L上に設けられている。これにより、籾が、枠体10から外部に飛散するのを防止して、籾の飛散ロスを低減することができると共に、枠体10の下部に多く堆積する粉塵を吸塵して枠体10の外部に効率良く排出することができる。なお、籾の飛散ロスをより低減する場合には、回転軸13を仮想線Lよりも上方に設け、枠体10の下部に多く堆積する粉塵を吸塵して枠体10の外部に効率良く排出する場合には、回転軸13を仮想線Lよりも下方に設けるのが好ましい。
側面視において、回転軸13は、回転軸11と回転軸25の前後方向の中心よりも回転軸25側に偏移して設けられている。これにより、枠体10における前側下部に多く堆積する粉塵を吸塵して枠体10の外部に効率良く排出することができる。なお、枠体10の下部に堆積する粉塵を均等に吸塵して枠体10の外部に効率良く排出する場合には、回転軸13を回転軸11と回転軸25の前後方向の中心に設け、操縦部5に浮遊する粉塵を吸塵して枠体10の外部に効率良く排出する場合には、回転軸13を回転軸11と回転軸25の前後方向の中心よりも回転軸11側に偏移して設けるのが好ましい。
図8に示すように、正面視において、回転軸13の右部に支持されたファン(請求項における「吸塵ファン」)40の外径を、チェン20で移動されるスラット29の上下方向の間隔よりも大きく形成されている。これにより、スラット29に付着した藁屑等の粉塵を除去して、枠体10の外部に効率良く排出することができる。また、図9に示すように、正面視において、ファン40の外径を、チェン20の上下方向の間隔よりも小さく形成することもできる。これにより、チェン20に給油された潤滑油の飛散を防止してチェン20の耐久性の低下を防止することができる。
図8に示すように、ファン40は、ファンカバー41で覆われている。ファンカバー41は、パンチングメタル等で形成されている。これにより、ファン40を回転させてファンカバー41の外側の空気を効率良く吸引することができる。
ファンカバー41の右壁には、左右方向に延在する支軸45が設けられ、支軸45には、ファン40の上部を覆う遮風板46の後部が揺動可能に支持されている。また、遮風板46の上部には、遮風板46の揺動を操作する上下方向に延在する操作レバー47が設けられている。これにより、ファン40によって吸引される風量を容易に調整することができる。
枠体10の右壁におけるファン40と対向する部位には、ファン40によって吸引された空気を枠体10内に送風する排塵口50が形成されている。排塵口50の径は、ファン40の径と略同一径に形成されている。これにより、ファン40によって吸引された空気を効率良く枠体10内に送風することができる。
枠体10の左壁における排塵口50と対向する部位には、枠体10内の空気を外装カバー21内に送風する排塵口52が形成されている。排塵口52は、種々の形状に形成することができる。例えば、図10に示すように、回転軸13を中心として円周方向に所定の間隔を隔てて4個の扇形状の排塵口で形成することができる。また、図12に示すように、回転軸13を中心として前後方向に所定の間隔を隔てて2個の矩形状の排塵口で形成することもできる。これらの場合、図11に示すように、排塵口の外周部を枠体10の内側に向かって折曲げた飛散防止部53を形成するのが好ましい。これにより、籾が枠体10の排塵口52から外部に飛散するのを防止して、籾の飛散ロスを低減することができる。また、枠体10の上壁には、前後方向に所定の間隔を隔てて2個の開閉自在な掃除蓋56が設けられている。これにより、枠体10内のチェン28A,28Bに絡んだ穀稈を容易に取除くことができる。
図11に示すように、外装カバー21における排塵口52と対向する部位には、外装カバー21内の空気を外部に送風する排塵口55が形成されている。排塵口55は、排塵口52と同様に種々の形状に形成することができる。また、正面視において、外装カバー21の左壁を左下がり傾斜に形成して、外装カバー21の下壁に複数の開口部を形成するのが好ましい。これにより、枠体10から外装カバー21内に排出された藁屑とうの粉塵の巻上げを防止して、良好な作業環境を維持することができる。
図16に示すように、左側面視において、刈取前処理装置3が最も下方に移動した下降姿勢の場合には、ファン40はエンジンルーム6に対向する位置に設けられ、刈取前処理装置3が最も上方に移動した上昇姿勢の場合には、ファン40は操縦部5の操縦者が脚を載せるステップ板の下側に近接した位置に設けられている。これにより、ファン40によってエンジンルーム6内のエンジンによって加熱された空気を吸引して、フィーダハウス3D内を通過させた後に、フィーダハウス3Dの外部に排出するので、操縦部5の温度の上昇が抑制されて操縦部5の温度上昇を防止して作業環境を向上させることができ、また、フィーダハウス3D内を移動する穀稈の湿り気を除去して脱穀装置4における脱穀効率を高めることができる。
次に、第2実施形態のフィーダハウス3Dについて説明する。なお、第1実施形態とフィーダハウス3Dと同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図15に示すように、枠体10の右壁よりも右側に延出した回転軸11の右部には、スプロケット61が設けられ、枠体10の右壁よりも右側に延出した回転軸13の右部におけるファン40よりも右側部位には、スプロケット62が設けられ、スプロケット61とスプロケット62には、チェン63が巻回されている。なお、チェン63の張力は、テンションアーム(図示省略)で調整され、テンションアームの姿勢、すなわち、チェン63の張力を緊張させるテンションアームの姿勢と、チェン63の張力を弛緩させるテンションアームの姿勢は、操縦部5に設けられたスイッチによって切換えられる。これにより、フィーダハウス3Dの駆動状態に関わらず、スイッチによってファン40の回動を自在に操作することができる。なお、回転軸11の右部には、エンジンの出力回転を、ベルトを介して回転軸11に伝動するプーリ60が支持されている。
次に、第3実施形態のフィーダハウス3Dについて説明する。なお、第1実施形態とフィーダハウス3Dと同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図17,18に示すように、枠体10の右壁の右面には、ファン70が設けられ、ファン70の基部の右側には、ファン70を回動させるモータ71が取付けられ、ファン70とモータ71は、ファンカバー72で覆われている。また、枠体10の左壁の左面には、ファン75が設けられ、ファン75の基部の左側には、ファン75を回動させるモータ76が取付けられ、ファン75とモータ76は、ファンカバー77で覆われている。これにより、ファン70で吸引され枠体10内に排風された空気を、ファン75によって枠体10の外側に効率良く排風することができる。なお、機体左側面視で、ファン70とファン75は、アイドラ19よりも後側に設けられている。
ファンカバー72を枠体10の右壁に形成された上下方向に延在する支軸(図示省略)を中心として揺動可能に支持し、ファンカバー77を枠体10の左壁に形成された上下方向に延在する支軸(図示省略)を中心として揺動可能に支持することもできる。これにより、ファン70とファン75の排風方向を調整して、操縦部5の作業環境の向上を図ることができる。また、ファンカバー72の上部を枠体10の上壁よりも上側に設けることもできる。これにより、枠体10の上壁上に付着した粉塵を効率良く除去することができる。
図19,20に示すように、ファン75の基部の中心をファン70の基部の中心よりも上側に設けることができる。これにより、籾が、枠体10から外部に飛散するのを防止して、籾の飛散ロスをより低減することができる。また、ファン75の基部の中心をファン70の基部の中心よりも前側に設けることができる。さらに、ファン70とファン75の回転速度を同一速度に設定することも、ファン75の回転速度をファン70の回転速度よりも高速に設定することもできる。
ファン40,70をモータにより駆動する場合、または、フィーダハウス3Dや刈取前処理装置3からは独立してファン40,70を駆動できる構成の場合、ファン40,70を次記のように駆動制御することが好ましい。
すなわち、フィーダハウス3Dが駆動されている場合や、脱穀装置4が駆動されている場合、そして、エンジンの水温が所定以上高い場合の何れかの場合にファン40,70を作動させる。
また、上記の条件のうちの複数の条件が満たされた場合にファン40,70を作動させることもできる。
また、上記の条件を満たさなくなってから所定時間の間、作動を継続することも望ましい。
3B 刈刃装置
3D フィーダハウス
4 脱穀装置
6 エンジンルーム
40 ファン(排塵ファン)
70 ファン(排塵ファン)

Claims (3)

  1. エンジンを収容するエンジンルーム(6)と、
    穀稈を刈り取る刈刃装置(3B)と、
    穀稈を脱穀する脱穀装置(4)と、
    前記刈刃装置(3B)により刈り取られた穀稈を前記脱穀装置(4)へ供給するフィーダハウス(3D)と、
    前記フィーダハウス(3D)における、機体側面視で前記エンジンの近傍の部位に、前記エンジンルーム(6)側から吸引した空気を前記フィーダハウス(3D)内へ供給して前記フィーダハウス(3D)内の塵埃を排出する排塵ファン(40,70)を備え、
    前記排塵ファン(40,70)は、前記フィーダハウス(3D)が駆動されている場合、または、前記エンジンの冷却水温が所定以上高い場合に作動するコンバイン。
  2. 前記排塵ファン(40,70)は、前記脱穀装置(4)が駆動されている場合に作動する
    請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記排塵ファン(40,70)は、前記フィーダハウス(3D)または前記脱穀装置(4)の駆動が停止した時点から所定時間の間、作動を継続する
    請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
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