JP2021083375A - 汎用コンバイン - Google Patents

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智弘 南
Tomohiro Minami
智弘 南
北川 智志
Tomoshi Kitagawa
智志 北川
和平 石賀
Wahei Ishiga
和平 石賀
飯泉 清
Kiyoshi Iiizumi
清 飯泉
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明の課題は、刈取部と運転操作部との間に、刈取作業時発生する塵埃を吸塵して機外に排出し、運転操作部のオペレータに悪影響及ぼすことなく、また、他の作業者にも悪影響を及ぼすことなく、常に衛星的な作業環境のもとに作業が行えるようにすることを目的とする。【解決手段】 本発明は、運転席(12)等を備えた運転操作部(15)と横側部の脱穀部(9)の前側に刈取部(8)を備えた汎用コンバインにおいて、刈取部(8)と運転操作部(15)との間には、刈取部(8)での刈取作業時に作物から発生する塵埃を吸い込んで機外下方に排出する吸塵ファン(18)を備える。【選択図】 図3

Description

この発明は、防塵装置を備えた汎用コンバインに関する。
従来、汎用コンバインにおいて、刈取部と運転操作部との間に刈取部で発生する塵埃が後方の運転部に浮遊しないようエアカーテンを発生させて防塵する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−80426号公報
上記従来技術は、圧風フアンによってエアカーテンを生成するものであるため、オペレータへの防塵は可能でも、塵埃が運転部を除く側方或いは上方に吹き飛ばされて浮遊し他の作業者に影響を及ぼす問題がある。
本発明は、刈取部と運転操作部との間に、刈取作業時発生する塵埃を吸塵して機外に排出し、運転操作部のオペレータに悪影響及ぼすことなく、また、他の作業者にも悪影響を及ぼすことなく、常に衛生的な作業環境のもとに作業が行えるようにすることを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、運転席(12)等を備えた運転操作部(15)と横側部の脱穀部(9)の前側に、刈取部(8)を備えた汎用コンバインにおいて、刈取部(8)と運転操作部(15)との間には、刈取部(8)での刈取作業時に作物から発生する塵埃を吸い込んで機外下方に排出する吸塵ファン(18)を備えてあることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1において、前記吸塵ファン(18)の吸塵口(19)は、少なくとも運転操作部(15)の前側において横幅方向に長く構成してあることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2において、前記吸塵ファン(18)の排塵経路は、テーブル(6)背面から下方に向けて排出すべく構成してあることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3において、前記吸塵ファン(18)は、横断流ファンからなり、ファン軸芯方向が左右横方向に位置すべく配置してあることを特徴とする。
以上要するに、請求項1記載の本発明によれば、刈取作業時、作物から発生した塵埃等の影響でオペレータの作業環境が悪くなる問題を解消し得る。また、吸塵ファンで吸塵処理し、機外下方に排出するため、近くにいる他の作業者にあっても影響を及ぼさない。
請求項2記載の本発明によれば、請求項1記載の効果に加えて、吸塵口が横幅方向に長く構成されるので、作物から発生する塵埃を広く吸い取ることができ、運転操作部への影響を確実に防ぐことができる。
請求項3記載の本発明によれば、請求項1又は請求項2記載の効果に加えて、機外への排塵は、刈取部のテーブル背面から下方の地面に向けて排出するため、コンバイン周辺への飛散、浮遊がなく、作業環境の悪化を招かない。
請求項4記載の本発明によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の効果に加えて、吸塵ファンは、横断流ファンで構成し、ファン軸が左右横方向に位置するよう配備しているため、吸い込んだ塵埃を巻き上げながら下方に吹き出すことができ、吸引排塵効果がアップし、特に、横断ファンによるため、運転操作部の前側だけでなく、刈幅全幅にわたっても長く構成することが容易であり、これによる場合は、オペレータへの防塵効果をより高めることができる。
本発明の実施の形態にかかる汎用コンバインの正面図 同汎用コンバイン要部の平面図 同要部の側面図 同汎用コンバインの横断流ファン(吸塵ファン)要部の正面図 同要部の側断面図
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1、図2、図3は、圃場に立毛する稲麦や菜種等の作物茎稈を自走しながら刈り取って収穫する汎用コンバインを示すものであり、下部に左右一対の走行クローラ2,2を備えた車体1の前側には、分草具3により分草された作物茎稈を後方に掻き込む掻込リール4と、掻込後の茎稈を切断するバリカン式の横向き刈刃装置5と刈取後の茎稈をテーブル6上に掻き込む掻込オーガ7等からなる刈取部(刈取前処理部)8を備えている。
刈取部8の左側から後方にわたって装備されたフィーダハウス10内には、刈取部8からの作物茎稈を受け継いで後方上方に揚上搬送して脱穀部9内に供給するフィードコンベア11が装備されている。
フィーダハウス10の右側には、運転席12やフロント操作ボックス13、サイド操作パネル14等からなる運転操作部15が装備され、運転操作部15の後方には収穫物を一時的に貯留するグレンタンク16が設置されている。
グレンタンク16内の収穫物が満杯になると、排出オーガ17によって機外に排出するようになっている。
図2及び図3に示すように、刈取部8と運転操作部15との間には、刈取部8での刈取作業時に作物から発生する塵埃を吸い込んで機外下方に排出する吸塵ファン18を備えている。
要するに、刈取作業時、作物から発生して舞い上がる塵埃等がオペレータにふりかかることがなく、塵埃は、前面に開口した吸塵フアン18の吸塵口19から吸い込まれ、ファンにより持ち回りされて下方向きに開口された排塵口20から下方に向けて排出されるようになっている。
吸塵口19は、可能な限り大きくしておくと、塵埃の吸い込み量も多くできるが、この部分に網を設けておくと、藁がファンの中に侵入するのを防止できる。また、吸塵口19は、少なくとも、運転操作部15の前側において、横方向に長く構成されるが、刈り幅の全幅にわたる位置まで長く構成することもできる。
また、排塵口20からの排塵経路は、テーブル6の背面に沿って下方の地面に叩きつけるように排出される構成になっており、機体後方、或いは、横側方に排出する場合のように塵埃が浮遊して近くにいる他の作業者に影響を及ぼすことがない。
上記のように構成できる吸塵ファンにあっては、図4及び図5に示すような横断ファンによるところが大きく、刈幅の全幅にわたって長く構成でき、防塵効果も一層高めることができる。
なお、ファンカバー21は、ボルト締結として取り外しできるようにすると、メンテナンスが容易にできる。
吸塵ファン18のファンカバー21内部に赤外線センサを設けて、吸い込んだ塵埃量を検知できるようにし、運転席近くのモニタに表示するように構成する。これによると、ファン内の異常の有無を確認することができる。なお、検知した塵埃の量は、モニタに緑ランプと赤ランプの二段階表示とすれば、表示を見て瞬時に判断することができ、表示が簡潔になる。
吸塵フアン18は、実施例では、フィードコンベア11より右側位置に配置され、テーブル6の上部フレームに装着されている。そして、該吸塵ファン18の駆動は、フィードコンベア11から回転動力を取り出し、駆動ベルト22を介して駆動回転するようになっている。駆動ベルト22は、フィーコンベア内部に溶着した軸受パイプ23内の回転軸から駆動され、この回転軸はフィードコンベアへの入力軸24から回転駆動されるよう連動されている。
駆動ベルト22には、回転動力を入り切りする入り切りクラッチを設けて必要に応じて入り切りできるようになっている。
ファン径は、できるだけ小径にする方が省スペースになり、軽量化もできることはいうまでもない。また、ファン回転数を大きくすれば、多量の塵埃を吸塵し排出することができる。
6 テーブル
8 刈取部
9 脱穀部
12 運転席
15 運転操作部
18 吸塵ファン
19 吸塵口
20 排塵口

Claims (4)

  1. 運転席(12)等を備えた運転操作部(15)と横側部の脱穀部(9)の前側に、刈取部(8)を備えた汎用コンバインにおいて、前記刈取部(8)と前記運転操作部(15)との間には、前記刈取部(8)での刈取作業時に作物から発生する塵埃を吸い込んで機外下方に排出する吸塵ファン(18)を備えてあることを特徴とする汎用コンバイン。
  2. 前記吸塵ファン(18)の吸塵口(19)は、少なくとも前記運転操作部(15)の前側において横幅方向に長く構成してあることを特徴とする請求項1記載の汎用コンバイン。
  3. 前記吸塵ファン(18)の排塵経路は、テーブル(6)背面から下方に向けて排出すべく構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の汎用コンバイン。
  4. 前記吸塵ファン(18)は、横断流ファンからなり、ファン軸芯方向が左右横方向に位置すべく配置してあることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の汎用コンバイン。
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