JP2005224180A - 普通型コンバイン - Google Patents

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Shiro Okuda
史郎 奥田
Osamu Kime
修 木目
Takuji Segawa
卓二 瀬川
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Kubota Corp
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Abstract

【課題】 刈取部やフィーダ入り口部分及びその周辺の塵埃を効果的に集塵できる集塵機構を備えた普通型コンバインを提供する。
【解決手段】 作物を刈り取る刈取部4を備え、刈り取ったものを脱穀装置に供給するフィーダ5を前記刈取部4の後方に備えた普通型コンバインにおいて、前記刈取部4の後面で、前記フィーダ5の前記刈取部側の端部の横側に隣接する箇所に、塵埃を吸入する吸入口8aを備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、作物を刈り取る刈取部を備え、刈り取ったものを脱穀装置に供給するフィーダを刈取部の後方に備えてある普通型コンバインに関する。
この種の普通型コンバインでは、刈取作業をできるだけ効率的に行うため、作業者はコンバインの適正走行位置を維持するように、刈取部の側端部(通常、デバイダが装備されている部分)の通過位置に注目しながらコンバインを運転操作している。従来のコンバインでは、穀稈が刈取部で刈り取られる際、或いは、刈り取った穀稈がフィーダに供給される際に、刈取部周辺に塵埃が浮遊するようになっており、フィーダの入り口付近では浮遊する塵埃の発生が特に顕著であった。一方で、フィーダの入り口付近は、作業者の視点から刈取部の左右端部を目視する視線上に位置する場合があるため、大量に浮遊する塵埃により刈取部の側端部の正確な位置が認識できないといった問題があった。
このような問題に対しては、例えば、特許文献1に記載された構成により対策を施したものがある。すわなち、フィーダの上面において吸塵ファンを設けてフィーダ内部の空気を吸引することでフィーダ内の塵埃を吸引し、フィーダの左側下方に吸引した塵埃を排出するように構成されたものがある。
特開2002−345320号公報(図4)
ところが、上記特許文献1のような構成であると、塵埃が立ち込め易い刈取部やフィーダの入り口部分に対しては、吸引口が離れた位置になるので、吸引作用が直接的には作用しないことになり、吸引不足になりがちで、刈取部付近やフィーダの入り口付近での吸塵効果が弱いといった問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、刈取部やフィーダ入り口部分及びその周辺の塵埃を効果的に集塵できる普通型コンバインを提供することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、作物を刈り取る刈取部を備え、刈り取ったものを脱穀装置に供給するフィーダを刈取部の後方に備えてある普通型コンバインにおいて次のように構成することにある。
刈取部の後面において、フィーダの刈取部側の端部の横側に隣接する箇所に、塵埃を吸入する吸入口を備えてある。
(作用)
本発明の第1特徴によると、刈取部付近及びフィーダの入り口付近で多量に発生する塵埃に対して、近い位置において吸入口に向かう吸引作用が働く。したがって、発生した塵埃が周辺の空間に拡散する前で密度の高い状態において、塵埃を吸入口から吸入することができる。
(効果)
本発明の第1特徴によると、発生した塵埃が周辺の空間に拡散する前で密度の高い状態において、塵埃を吸入口から吸入することができるので、吸塵効果が向上するといった効果が期待できる。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴において次のように構成することにある。
運転部をフィーダの右又は左の横外側に備えるとともに、この運転部が備えてある側とは反対のフィーダの横外側に吸入口を備えてある。
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を
備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
運転部が備えてある側とは反対のフィーダの横外側に浮遊する塵埃を集中的に吸引でき、フィーダに関して運転部と反対側にある刈取部の端部を運転部から臨む視界が良くなる。
(効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前述の本発明の第1特徴の「発
明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備
えている。
本発明の第2特徴によると、フィーダに関して運転部と反対側にある刈取部の端部を運転部から臨む視界が良くなるので、刈取作業時の機体の適正走行位置を把握し易くなり、作業性が向上する。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、作物を刈り取る刈取部を備えてある普通型コンバインにおいて次のように構成することにある。
塵埃を吸入する吸入部を、刈取部の後面の上端の左右に亘って備えてある。
(作用)
本発明の第3特徴によると、刈取部の左右に亘る刈取幅に対応した広い範囲において塵埃の吸入作用が生じる。したがって、刈取部の左右に亘って刈取時に発生する多くの塵埃をそれぞれの発生箇所の後方において効果的に吸入できる。
(効果)
本発明の第3特徴によると、刈取部の左右に亘って刈取時に発生する多くの塵埃をそれぞれの発生箇所の後方において効果的に吸入できるので、吸塵効果が向上し、刈取部周辺の視認性が良くなるという効果が期待できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に普通形コンバインを示してあり、この普通形コンバインは、左右一対のクローラ走行装置1に支持させた走行機体2に脱穀装置3を搭載し、刈取部4と刈取り穀稈搬送用のフィーダ5とを一体に連結した状態で、フィーダ5の後端部を走行機体2に横軸芯P周りに揺動自在に支持させ、運転部7をフィーダ5の右外方に位置する状態に走行機体2に配備して構成してある。また、前記フィーダ5には、オーガー13で寄せ集めた穀稈を脱穀装置3の扱胴(図示せず)の始端側に搬送する無端回動コンベア14を搬送ケース15内に設けてある。
前記刈取部4は、植立穀稈を引起こしながら機体後方に掻込むリール10を、前処理フレーム11から延出した支持アーム16に支持させ、掻込まれた穀稈を刈り取るバリカン型の刈取装置12を前処理フレーム11に設け、刈り取った穀稈を刈り幅内の寄せ集め箇所にその両横側から寄せ集めるオーガー13を前処理フレーム11に設けて、左右の処理フレーム11に亘って刈取部4の背面を形成する背面パネル8(本発明の後面に相当)を設けてある。
図3及び図4に示すように、背面パネル8において、フィーダ5と刈取部4との接続箇所の左外方箇所(運転部7とは反対側)に開口8a(本発明の吸入口に相当)を設け、この開口8aはフィルタ9で覆われている。フィルタ9の後方に、取り付け位置周辺の空気を吸引して後下方に排出する排塵ファン6を設けてある。排塵ファン6は機体前後方向に回転軸芯を備えた回転羽根6a、回転羽根6aの回転外周面及び背面を覆って、背面の下方位置に排出口6dを後方下方向きに設けたカバー6b、カバー6bの後方に突設され、回転羽根6aを回転駆動する駆動モータ6cで構成されている。カバー6bの前面は背面パネル8と機体前後方向で同じ位置になっている。すなわち、カバー6bの前面がフィルタ9となっている。
排塵ファン6は刈取作業時に発生する塵埃を発生直後に直接的に吸引し、刈取部4の後方に排出する。したがって、排塵ファン6の前方周辺に発生した塵埃は速やかに刈取部4の後方に移送され、刈取部4の左側端部周辺の塵埃が効果的に除去される。このとき、運転部7に搭乗して機体前方を注視するオペレータにとっては、刈取作業時に刈取部4の左側端部の認識が良好に行えることになる。もって、刈取高さの調節や、刈取作業時の機体の適正走行位置の把握がし易くなり、作業性が向上する。また、塵埃を発生直後に吸引し、刈取部4の周辺から除去できるので、刈取後の穀稈処理で穀粒が汚れるおそれが低減し、コンバインの品質向上が図られる。
吸塵ファン6は逆回転機能を有している。刈取作業の方向変更の際には刈取部4を上昇状態にし、走行機体2の走行方向を変更したのち、刈取部4を下降操作して、刈取作業を再開する。この刈取作業方向を変更する際に吸塵ファン6は逆回転を行うように構成されている。吸塵ファン6の前面にあるフィルタ9にはワラくずなどが吸着しやすく、刈取作業の継続と伴に吸塵効果が低下するおそれがあるので、適正な吸塵効果を得るために、フィルタ9に吸着したワラくずなどを取り除く必要がある。しかし、作業途中に作業を中断してワラくずなどの除去作業を行うと、作業効率が低下してしまう。
そこで、刈取作業が一時的に中断する刈取作業方向変更時に吸塵ファン6を逆回転させることで、フィルタ9に吸着しているワラくずなどを機体前方に向けて吹き飛ばすようにしてある。すなわち、刈取部4の昇降状態に応じて排塵ファン6の回転方向が切換設定される。このように構成することで、刈取作業方向変更後に刈取作業を再開するときには、フィルタ9には、それまでの刈取作業時に吸着したワラくずなどが、ほぼ取り除かれた状態になっており、排塵ファン6による適正な吸塵効果が得られることになる。
なお、背面パネル8において、フィーダ5と刈取部4との接続箇所の右外方箇所に、上述した構成と同様の構成をもつ吸塵ファン6を設けてもよい。また運転部7をフィーダ5の左外方に位置する状態に走行機体2に配備して構成してもよい。この場合、開口8a、フィルタ9及び排塵ファン6は、刈取部4の背面パネル8においてフィーダ5と刈取部4との接続箇所の右外方箇所、或るいは左右両外方箇所に設けることになる。
〔発明の実施の別形態〕 図5及び図6に示すように、背面パネル8の上端には、刈取部の左右に亘って角パイプ製の横フレーム18が設けてあり、横フレーム18の左右の両端には前処理フレーム11が接続されている。横フレーム18の上面には、刈取部4の左右に亘って、吸入部17が併設してある。
吸入部17は、塵埃を吸入するための気流を発生する吸塵ファン17bと、一方の端部が閉じられ他方の端部の前処理フレーム11より機体外側に吸塵ファン17bを有する吸塵パイプ17dとで構成されている。吸塵パイプ17dには多数の吸塵口17aが設けられており、それぞれの吸塵口17aから塵埃を吸入するように構成されている。吸塵ファン17bには後方下方向きの排出口17cが設けられており、吸塵口17aから吸入された塵埃が吸塵パイプ17dを介して吸塵ファン17bまで移送され、排出口17cから刈取部4の後方下方に排出される。
塵埃を吸入する吸入部17は、刈取部4の後面すなわち背面パネル8の上端で左右に亘って備えてあるので、刈取部4の左右に亘る刈取幅に対応した広い範囲において塵埃の吸入作用が生じる。したがって、刈取時に刈取部4の左右に亘って発生する多くの塵埃をそれぞれの発生箇所の上後方において効果的に吸入できる。
なお、吸塵パイプ17dは横フレーム18で代用しても良い。すなわち、横フレーム18の上面或いは前面に吸塵口17aを複数設けて構成しても良い。このように構成することで、部材の兼用が可能となり、構成の簡素化によるコストの削減が図られる。
また、〔発明を実施するための最良の形態〕における排塵ファン6により刈取部4の後方に排出される塵埃を、ダクトを介して脱穀装置3に移送するように構成してもよい。同様に〔発明の実施の別形態〕において、吸入部17の排出口17cから刈取部4の後方に排出される塵埃を、ダクトを介して脱穀装置3に移送するように構成してもよい。
普通型コンバインの前部の側面図 普通型コンバインの前部の平面図 刈取部後部の縦断側面図 刈取部の縦断正面図 発明の実施の別形態における刈取部後部の側面図 発明の実施の別形態における刈取部の縦断正面図
符号の説明
3 脱穀装置
4 刈取部
5 フィーダ
7 運転部
8 後面
8a 吸入口
17 吸入部

Claims (3)

  1. 作物を刈り取る刈取部を備え、刈り取ったものを脱穀装置に供給するフィーダを前記刈取部の後方に備えるとともに、
    前記刈取部の後面において、前記フィーダの前記刈取部側の端部の横側に隣接する箇所に、塵埃を吸入する吸入口を備えてある普通型コンバイン。
  2. 運転部を前記フィーダの右又は左の横外側に備えるとともに、この運転部が備えてある側とは反対のフィーダの横外側に前記吸入口を備えてある請求項1に記載の普通型コンバイン。
  3. 作物を刈り取る刈取部を備え、塵埃を吸入する吸入部を、前記刈取部の後面の上端の左右に亘って備えてある普通型コンバイン。
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CN113711758A (zh) * 2021-07-21 2021-11-30 刘彬茜 一种用于联合收割机收集粉尘的节能环保装置

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