JP2021069318A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】刈取前処理装置のオーガ装置から操縦部に飛来してきた塵埃を集塵すると共に、エンジンによって加熱された操縦部の空気を外部に排風することができるコンバインを提供する。【解決手段】刈取前処理装置(3)は、穀稈を掻込んで後方に搬送する掻込装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)を備え、フィーダハウス(3D)の枠体(10)の上壁に、ステー(50)に支持された吸塵ファン(40)を設け、側面視において、刈取前処理装置(3)を待機位置に上昇させた場合に、吸塵ファン(40)が操縦部(5)のサイドパネル(5B)よりも上方に位置する。【選択図】図8

Description

本発明は、刈取前処理装置を備えたコンバインに関するものである。
従来、刈取前処理装置のオーガ装置内で巻き上がる塵埃を集塵すると共に、フィーダハウス内に滞留する塵埃を外部に排出するために、フィーダハウスの枠体の右壁に吸引ファンを設け、フィーダハウスの枠体の左壁に吸塵口を技術が知られている。(特許文献1)
特開2012−115161号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、刈取前処理装置のオーガ装置から操縦部に飛来してきた塵埃によって操縦部の操作環境が悪化する恐れがあった。また、エンジンによって加熱された空気によって操縦部の温度が上昇して操作環境を悪化させる恐れがあった。
そこで、本発明の課題は、刈取前処理装置のオーガ装置から操縦部に飛来してきた塵埃を集塵すると共に、エンジンによって加熱された操縦部の空気を外部に排風することができるコンバインを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、機体フレーム(1)の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方左側に収穫された穀稈の脱穀を行う脱穀装置(4)を設け、前記刈取前処理装置(3)の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の下方にエンジンを搭載するエンジンルーム(6)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取前処理装置(3)は、穀稈を掻込んで後方に搬送する掻込装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を前記脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)を備え、前記フィーダハウス(3D)の枠体(10)の上壁に、ステー(50)に支持された吸塵ファン(40)を設け、側面視において、前記刈取前処理装置(3)を待機位置に上昇させた場合に、前記吸塵ファン(40)が操縦部(5)のサイドパネル(5B)よりも上方に位置することを特徴とするコンバインである。
請求項2に係る発明は、平面視において、前記枠体(10)の上壁における右側前部に、前記吸塵ファン(40)を設けた請求項1記載のコンバインである。
請求項3に係る発明は、前記フィーダハウス(3D)の前後方向の中間部に、前記エンジンの出力回転が伝動される左右方向に延在する第1回転軸(13)を設け、前記ステー(50)の上部に左右方向に延在する第2回転軸(41)を回転自在に設け、前記第1回転軸(13)におけるフィーダハウス(3D)の右壁よりも右側に延出する部位に第1プーリ(43)を支持し、前記第2回転軸(41)の左部に吸塵ファン(40)を支持し、前記第2回転軸(41)の右部に第2プーリ(44)を支持し、前記第1プーリ(43)と第2プーリ(44)にベルト(45)を巻回した請求項1又は2記載のコンバインである。
請求項4に係る発明は、前記ステー(50)は、前記枠体(10)の上壁に着脱自在に固定される固定部(51)と、該固定部(51)から上方に向かって延在する柱部(52)と、該柱部(52)の上部に、前記第2回転軸(41)が内嵌される左右方向に延在する筒部(53)から形成され、横方向の断面視において、前記柱部(52)は、左部が開口されたコの字形状に形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、刈取前処理装置(3)は、穀稈を掻込んで後方に搬送する掻込装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)を備え、フィーダハウス(3D)の枠体(10)の上壁に、ステー(50)に支持された吸塵ファン(40)を設け、側面視において、刈取前処理装置(3)を待機位置に上昇させた場合に、吸塵ファン(40)が操縦部(5)のサイドパネル(5B)よりも上方に位置するので、刈取前処理装置(3)のオーガ装置(3C)から操縦部(5)に飛来してくる塵埃を集塵ファン(40)で集塵して操縦部(5)の外部に排出し、また、エンジンによって加熱された操縦部(5)内の空気を集塵ファン(40)で操縦部(5)の外部に排風して操縦部(5)の操作環境を良好に維持することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、平面視において、枠体(10)の上壁における右側前部に、吸塵ファン(40)を設けたので、操縦部(5)の操作環境をより良好に維持することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、フィーダハウス(3D)の前後方向の中間部に、エンジンの出力回転が伝動される左右方向に延在する第1回転軸(13)を設け、ステー(50)の上部に左右方向に延在する第2回転軸(41)を回転自在に設け、第1回転軸(13)におけるフィーダハウス(3D)の右壁よりも右側に延出する部位に第1プーリ(43)を支持し、第2回転軸(41)の左部に吸塵ファン(40)を支持し、第2回転軸(41)の右部に第2プーリ(44)を支持し、第1プーリ(43)と第2プーリ(44)にベルト(45)を巻回したので、エンジンの出力回転で吸塵ファン(40)を回転させることができ、吸塵ファン(40)を回転させるモータ等を別途に設ける必要がない。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、ステー(50)は、枠体(10)の上壁に着脱自在に固定される固定部(51)と、該固定部(51)から上方に向かって延在する柱部(52)と、該柱部(52)の上部に、第2回転軸(41)が内嵌される左右方向に延在する筒部(53)から形成され、横方向の断面視において、柱部(52)は、左部が開口されたコの字形状に形成したので、ステー(50)を軽量で、且つ、高剛性に形成して、ステー(50)の変形を防止することができる。
コンバインの平面図である。 コンバインの左側面図である。 コンバインの正面図である。 フィーダハウスの左側面図である。 フィーダハウスの左右方向に縦方向に断面した正面図である。 フィーダハウスの右側面図である。 フィーダハウスの前後方向に縦方向に断面した左側面図である。 吸塵ファンを備えるフィーダハウスの左右方向に縦方向に断面した正面図である。 吸塵ファンを備えるフィーダハウスの左側面図である。 他のテンションアームの正面図である。
図1〜3に示すように、汎用コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置3が設けられ、刈取前処理装置3の後方左側に収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取前処理装置3の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の前部には、操作レバー等が配置されたフロントパネル5Aが設けられ、操縦部5の左部には、走行装置2の走行速度を増減速する変速レバー等が配置されたサイドパネル5Bが設けられている。また、操縦部5の下部には、エンジンを内装するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側には、脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7の後側には、穀粒を外部に排出する排出筒8が設けられている。排出筒8は、グレンタンク7の下部に連通され上下方向に延在する縦排出筒と、縦排出筒の上部に連通され前後方向に延在する横排出筒から形成されている。
刈取前処理装置3は、圃場の穀稈を起立させながら掻込んで後方に搬送する掻込装置3Aと、後方に搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置3Bと、後方に搬送された穀稈を左側に寄せ集めるオーガ装置3Cと、寄せ集められた穀稈を脱穀装置4に搬送するフィーダハウス3Dから構成されている。
図4〜7に示すように、フィーダハウス3Dの枠体10の左右壁の後部には、エンジンの出力回転が伝動される左右方向に延存する回転軸11が架設され、回転軸11の左部には、第1スプロケット(図示省略)が支持されている。枠体10の左壁の前部には、左右方向に延存する支軸12が設けられ、支軸12の左部には、第2スプロケット(図示省略)が回転自在に支持されている。なお、支軸12の左部における第2スプロケットよりも左側部位には、エンジンの出力回転を掻込装置3A等に伝動する第3スプロケット(図示省略)が並設されている。
枠体10の左右壁の略中間部には、左右方向に延在する回転軸(請求項の「第1回転軸」)13が架設されている。枠体10の左壁よりも左側に延出した回転軸13の左部には、スプロケット14が支持されている。
回転軸13は、左右方向に延在する円筒状の筒体13Aにベアリング13Bを介して内装されている。これにより、枠体10内を移送される穀稈が、回転軸13に絡み付くのを防止することができる。
枠体10の左壁よりも左側に延出した回転軸13の左部におけるスプロケット14よりも右側部位には、テンションアーム15のアーム15Aの基部が、回転自在に支持されている。テンションアーム15は、アーム15Aと、アーム15Aの先端部に回転自在に支持されたスプロケット15Bから形成されている。
アーム15Aの前後方向の中間部には、バネ等からなる付勢手段16の後部が連結されている。付勢手段16の前部は、枠体10の左壁の上部に固定されている。テンションアーム15は、後上がり姿勢に設けられ、付勢手段16は、後下がり姿勢で設けられ、テンションアーム15のアーム15Aと付勢手段16とは、略90度の交差角度をもって連結されている。
枠体10の左壁における前側下部には、アイドラ17が設けられ、枠体10の左壁における回転軸13よりも後側下部には、アイドラ18とアイドラ19が設けられている。
第1スプロケットと、スプロケット15Bと、スプロケット14と、第2スプロケットと、アイドラ17と、アイドラ18と、アイドラ19には、チェン20が巻回されている。
これにより、エンジンの出力回転を掻込装置3A等に伝動するチェン20を駆動して、回転軸13を回動することができる。また、チェン20の張力は、テンションアーム15によって適正な張力に調整され、チェン20の左右と上下方向への蛇行もアイドラ17〜19によって抑制されている。
枠体10の左壁には、スプロケット14、テンションアーム15、チェン20等を覆う、カバー21が着脱自在に設けられている。これにより、作業者がチェン20等に接触することを防止することができる。
回転軸11における枠体10の内部に位置する部位には、回転体22が支持され、回転体22の外周部には、左右方向に所定の間隔を隔てて左スプロケット23Aと右スプロケット23Bが並設されている。なお、本明細書では、左スプロケット23Aと右スプロケット23Bを総称して後スプロケット23と言う。
枠体10の左右壁の前部には、左右方向に延在する回転軸25が架設され、回転軸25における枠体10の内部に位置する部位には、回転体26が支持され、回転体26の外周部には、左右方向に所定の間隔を隔てて左スプロケット27Aと右スプロケット27Bが並設されている。なお、本明細書では、左スプロケット27Aと右スプロケット27Bを総称して前スプロケット27と言う。
左スプロケット23Aと左スプロケット27Aには、左スラットチェン28Aが巻回され、右スプロケット23Bと右スプロケット27Bには、右スラットチェン28Bが巻回されている。また、左スラットチェン28Aと右スラットチェン28Bには、前後方向に所定の間隔を隔てて、略コの字状に形成されたスラット29が架設されている。これにより、オーガ装置3Cからフィーダハウス3Dに搬送されてきた穀稈を後方に効率良く移送して脱穀装置に搬送することができる。なお、本明細書では、左スラットチェン28Aと右スラットチェン28Bを総称してスラットチェン28と言う。
図8,9に示すように、枠体10の上壁における右側前部には、吸塵ファン40が設けられている。これにより、フィーダハウス3Dを上昇させて待機姿勢に位置させた場合には、側面視において、吸塵ファン40が操縦部5のサイドパネル5Bよりも上側に移動させることができるので、吸塵ファン40で操縦部5内に飛散している塵埃を吸塵して操縦部5の外部に塵埃を排出することができ、また、操縦部5内の空気を吸引して対流を起こし操縦部5内の熱気を外部に放出することができる。
吸塵ファン40は、枠体10の上壁における前部を覆うように設けられたプレート30に着脱自在に固定されたステー50に支持されている。
正面視において、プレート30は、下側が開口された略コの字形状に形成され、プレート30の上下方向に延在する左脚は枠体10の左壁に着脱自在に固定され、プレート30の上下方向に延在する右脚は枠体10の右壁に着脱自在に固定されている。
ステー50は、プレート30の上面に着脱自在に取付けられる矩形状の固定部51と、固定部51の上面の右部に形成された上下方向に延在する柱部52と、柱部52の上部に形成された左右方向に延在する円筒状の筒部53を備えている。
柱部52を横方向に断面した形状は、左側が開口された略コの字形状に形成されている。これにより、柱部52は、軽量で、剛性が高く、柱部52に生じる変形を防止することができる。
正面視において、柱部52の下部は、左下り傾斜に形成、すなわち、下側に向かうにしたがって左方向に延在して形成されている。また、左側面視において、固定部51と柱部52の下部は略三角形状のリブ54で連結されている。これにより、柱部52の下部の剛性を高めて、柱部52の下部の変形をより防止することができる。
柱部52の右面の上下方向の中間部には、後述するテンションアーム46を回転自在に支持する左右方向に延在する支軸55が設けられている。
筒部53の左部には、吸塵ファン40の外周部を覆うファンカバー56を着脱自在に固定する円形状のプレート57が設けられ、筒部53の右部には、後述するベルトカバー48を支持する支持部58が設けられている。
ファンカバー56は、円筒状のケース部56Aと、ケース部56Aの右端部に設けられた円形状の取付部56Bと、取付部56Bとケース部56Aを連結する3本のアーム部56Cから形成されている。
ステー50のプレート57の径と、ファンカバー56の取付部56Bの径は、吸塵ファン40の羽根が放射状に立設された円形状の基部の径よりも小さく形成されている。これにより、プレート57等が障害にならず吸塵ファン40の吸塵効率の低下を防止することができる。
また、左側面視において、ステー50の柱部52とファンカバー56の1本のアーム部56Cを対向する位置に設けられている。これにより、柱部52が障害にならず吸塵ファン40の吸塵効率の低下をより防止することができる。
吸塵ファン40の基部は、左右方向に延在する回転軸(請求項の「第2回転軸」)41の左部に着脱自在に固定されている。回転軸41は、ベアリング42を介して筒部53に回転自在に内嵌されている。
フィーダハウス3Dに設けられた回転軸13の右部にはプーリ(請求項の「第1プーリ」)43が支持され、回転軸41の右部にはプーリ(請求項の「第2プーリ」)44が支持され、プーリ43とプーリ44にはベルト45が巻回されている。これにより、エンジンの出力回転を回転軸13、ベルト45等を介して吸塵ファン50に伝動して、吸塵ファン40を回転させることができる。
ベルト45の張力は、テンションアーム46によって所定の張力に調整されている。テンションアーム46は、基部が支軸55に回転自在に支持されたアーム46Aと、アーム46Aの先端部に回転自在に支持されたプーリ46Bから形成されている。
テンションアーム46のプーリ46Bは、支軸55に装着されたコイルスプリング等の付勢手段47によってベルト45に押圧されている。付勢手段47の上端部は、筒部53に係合され、付勢手段47の下端部は、アーム46Aに係合されている。これにより、ベルト45の張力が適正な張力に維持されて、ベルト45がプーリ44等からの脱落するのを防止することができる。
ベルト45の右側、すなわち、操縦部5側には、プーリ43,44、ベルト45を右側から覆うベルトカバー48が設けられている。これにより、操縦者がベルト45等に接触するのを防止して安全性を高めることができる。また、ベルトカバー48の上部は、筒部53の設けられた支持部58に支持されている。
図10に示すように、テンションアーム46のアーム46Aの基部を、筒部53に回転自在に外嵌し、アーム46Aの基部の両側にCリング等の固定リング59を設けて左右方向の移動を規制することもできる。これにより、別途、テンションアーム46のアーム46Aを支持する部材を形成する必要がなくなり部品点数を削減することができる。
1 機体フレーム
3 刈取前処理装置
3A 掻込装置
3B 刈刃装置
3C オーガ装置
3D フィーダハウス
4 脱穀装置
5 操縦部
5B サイドパネル
6 エンジンルーム
10 枠体
13 回転軸(第1回転軸)
40 吸塵ファン
41 回転軸(第2回転軸)
43 プーリ(第1プーリ)
44 プーリ(第2プーリ)
45 ベルト
50 ステー
51 固定部
52 柱部
53 筒部
本発明は、刈取前処理装置を備えたコンバインに関するものである。
従来、刈取前処理装置のオーガ装置内で巻き上がる塵埃を集塵すると共に、フィーダハウス内に滞留する塵埃を外部に排出するために、フィーダハウスの枠体の右壁に吸引ファンを設け、フィーダハウスの枠体の左壁に吸塵口を技術が知られている。(特許文献1)
特開2012−115161号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、刈取前処理装置のオーガ装置から操縦部に飛来してきた塵埃によって操縦部の操作環境が悪化する恐れがあった。また、エンジンによって加熱された空気によって操縦部の温度が上昇して操作環境を悪化させる恐れがあった。
そこで、本発明の課題は、刈取前処理装置のオーガ装置から操縦部に飛来してきた塵埃を集塵すると共に、エンジンによって加熱された操縦部の空気を外部に排風することができるコンバインを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、機体フレーム(1)の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方左側に収穫された穀稈の脱穀を行う脱穀装置(4)を設け、前記刈取前処理装置(3)の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の下方にエンジンを搭載するエンジンルーム(6)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取前処理装置(3)は、穀稈を掻込んで後方に搬送する掻込装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を前記脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)を備え、前記フィーダハウス(3D)の枠体(10)の上壁に、ステー(50)に支持された吸塵ファン(40)を設け、側面視において、前記刈取前処理装置(3)を待機位置に上昇させた場合に、前記吸塵ファン(40)が操縦部(5)のサイドパネル(5B)よりも上方に位置し、前記フィーダハウス(3D)の前後方向の中間部に、前記エンジンの出力回転が伝動される左右方向に延在する第1回転軸(13)を設け、前記ステー(50)の上部に左右方向に延在する第2回転軸(41)を回転自在に設け、前記第1回転軸(13)におけるフィーダハウス(3D)の右壁よりも右側に延出する部位に第1プーリ(43)を支持し、前記第2回転軸(41)の左部に吸塵ファン(40)を支持し、前記第2回転軸(41)の右部に第2プーリ(44)を支持し、前記第1プーリ(43)と第2プーリ(44)にベルト(45)を巻回したことを特徴とするコンバインである。
請求項2に係る発明は、平面視において、前記枠体(10)の上壁における右側前部に、前記吸塵ファン(40)を設けた請求項1記載のコンバインである。
請求項に係る発明は、前記ステー(50)は、前記枠体(10)の上壁に着脱自在に固定される固定部(51)と、該固定部(51)から上方に向かって延在する柱部(52)と、該柱部(52)の上部に、前記第2回転軸(41)が内嵌される左右方向に延在する筒部(53)から形成され、横方向の断面視において、前記柱部(52)は、左部が開口されたコの字形状に形成した請求項1又は2記載のコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、刈取前処理装置(3)は、穀稈を掻込んで後方に搬送する掻込装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)を備え、フィーダハウス(3D)の枠体(10)の上壁に、ステー(50)に支持された吸塵ファン(40)を設け、側面視において、刈取前処理装置(3)を待機位置に上昇させた場合に、吸塵ファン(40)が操縦部(5)のサイドパネル(5B)よりも上方に位置するので、刈取前処理装置(3)のオーガ装置(3C)から操縦部(5)に飛来してくる塵埃を集塵ファン(40)で集塵して操縦部(5)の外部に排出し、また、エンジンによって加熱された操縦部(5)内の空気を集塵ファン(40)で操縦部(5)の外部に排風して操縦部(5)の操作環境を良好に維持することができる。
また、フィーダハウス(3D)の前後方向の中間部に、エンジンの出力回転が伝動される左右方向に延在する第1回転軸(13)を設け、ステー(50)の上部に左右方向に延在する第2回転軸(41)を回転自在に設け、第1回転軸(13)におけるフィーダハウス(3D)の右壁よりも右側に延出する部位に第1プーリ(43)を支持し、第2回転軸(41)の左部に吸塵ファン(40)を支持し、第2回転軸(41)の右部に第2プーリ(44)を支持し、第1プーリ(43)と第2プーリ(44)にベルト(45)を巻回したので、エンジンの出力回転で吸塵ファン(40)を回転させることができ、吸塵ファン(40)を回転させるモータ等を別途に設ける必要がない。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、平面視において、枠体(10)の上壁における右側前部に、吸塵ファン(40)を設けたので、操縦部(5)の操作環境をより良好に維持することができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、ステー(50)は、枠体(10)の上壁に着脱自在に固定される固定部(51)と、該固定部(51)から上方に向かって延在する柱部(52)と、該柱部(52)の上部に、第2回転軸(41)が内嵌される左右方向に延在する筒部(53)から形成され、横方向の断面視において、柱部(52)は、左部が開口されたコの字形状に形成したので、ステー(50)を軽量で、且つ、高剛性に形成して、ステー(50)の変形を防止することができる。
コンバインの平面図である。 コンバインの左側面図である。 コンバインの正面図である。 フィーダハウスの左側面図である。 フィーダハウスの左右方向に縦方向に断面した正面図である。 フィーダハウスの右側面図である。 フィーダハウスの前後方向に縦方向に断面した左側面図である。 吸塵ファンを備えるフィーダハウスの左右方向に縦方向に断面した正面図である。 吸塵ファンを備えるフィーダハウスの左側面図である。 他のテンションアームの正面図である。
図1〜3に示すように、汎用コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置3が設けられ、刈取前処理装置3の後方左側に収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取前処理装置3の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の前部には、操作レバー等が配置されたフロントパネル5Aが設けられ、操縦部5の左部には、走行装置2の走行速度を増減速する変速レバー等が配置されたサイドパネル5Bが設けられている。また、操縦部5の下部には、エンジンを内装するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側には、脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7の後側には、穀粒を外部に排出する排出筒8が設けられている。排出筒8は、グレンタンク7の下部に連通され上下方向に延在する縦排出筒と、縦排出筒の上部に連通され前後方向に延在する横排出筒から形成されている。
刈取前処理装置3は、圃場の穀稈を起立させながら掻込んで後方に搬送する掻込装置3Aと、後方に搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置3Bと、後方に搬送された穀稈を左側に寄せ集めるオーガ装置3Cと、寄せ集められた穀稈を脱穀装置4に搬送するフィーダハウス3Dから構成されている。
図4〜7に示すように、フィーダハウス3Dの枠体10の左右壁の後部には、エンジンの出力回転が伝動される左右方向に延存する回転軸11が架設され、回転軸11の左部には、第1スプロケット(図示省略)が支持されている。枠体10の左壁の前部には、左右方向に延存する支軸12が設けられ、支軸12の左部には、第2スプロケット(図示省略)が回転自在に支持されている。なお、支軸12の左部における第2スプロケットよりも左側部位には、エンジンの出力回転を掻込装置3A等に伝動する第3スプロケット(図示省略)が並設されている。
枠体10の左右壁の略中間部には、左右方向に延在する回転軸(請求項の「第1回転軸」)13が架設されている。枠体10の左壁よりも左側に延出した回転軸13の左部には、スプロケット14が支持されている。
回転軸13は、左右方向に延在する円筒状の筒体13Aにベアリング13Bを介して内装されている。これにより、枠体10内を移送される穀稈が、回転軸13に絡み付くのを防止することができる。
枠体10の左壁よりも左側に延出した回転軸13の左部におけるスプロケット14よりも右側部位には、テンションアーム15のアーム15Aの基部が、回転自在に支持されている。テンションアーム15は、アーム15Aと、アーム15Aの先端部に回転自在に支持されたスプロケット15Bから形成されている。
アーム15Aの前後方向の中間部には、バネ等からなる付勢手段16の後部が連結されている。付勢手段16の前部は、枠体10の左壁の上部に固定されている。テンションアーム15は、後上がり姿勢に設けられ、付勢手段16は、後下がり姿勢で設けられ、テンションアーム15のアーム15Aと付勢手段16とは、略90度の交差角度をもって連結されている。
枠体10の左壁における前側下部には、アイドラ17が設けられ、枠体10の左壁における回転軸13よりも後側下部には、アイドラ18とアイドラ19が設けられている。
第1スプロケットと、スプロケット15Bと、スプロケット14と、第2スプロケットと、アイドラ17と、アイドラ18と、アイドラ19には、チェン20が巻回されている。
これにより、エンジンの出力回転を掻込装置3A等に伝動するチェン20を駆動して、回転軸13を回動することができる。また、チェン20の張力は、テンションアーム15によって適正な張力に調整され、チェン20の左右と上下方向への蛇行もアイドラ17〜19によって抑制されている。
枠体10の左壁には、スプロケット14、テンションアーム15、チェン20等を覆う、カバー21が着脱自在に設けられている。これにより、作業者がチェン20等に接触することを防止することができる。
回転軸11における枠体10の内部に位置する部位には、回転体22が支持され、回転体22の外周部には、左右方向に所定の間隔を隔てて左スプロケット23Aと右スプロケット23Bが並設されている。なお、本明細書では、左スプロケット23Aと右スプロケット23Bを総称して後スプロケット23と言う。
枠体10の左右壁の前部には、左右方向に延在する回転軸25が架設され、回転軸25における枠体10の内部に位置する部位には、回転体26が支持され、回転体26の外周部には、左右方向に所定の間隔を隔てて左スプロケット27Aと右スプロケット27Bが並設されている。なお、本明細書では、左スプロケット27Aと右スプロケット27Bを総称して前スプロケット27と言う。
左スプロケット23Aと左スプロケット27Aには、左スラットチェン28Aが巻回され、右スプロケット23Bと右スプロケット27Bには、右スラットチェン28Bが巻回されている。また、左スラットチェン28Aと右スラットチェン28Bには、前後方向に所定の間隔を隔てて、略コの字状に形成されたスラット29が架設されている。これにより、オーガ装置3Cからフィーダハウス3Dに搬送されてきた穀稈を後方に効率良く移送して脱穀装置に搬送することができる。なお、本明細書では、左スラットチェン28Aと右スラットチェン28Bを総称してスラットチェン28と言う。
図8,9に示すように、枠体10の上壁における右側前部には、吸塵ファン40が設けられている。これにより、フィーダハウス3Dを上昇させて待機姿勢に位置させた場合には、側面視において、吸塵ファン40が操縦部5のサイドパネル5Bよりも上側に移動させることができるので、吸塵ファン40で操縦部5内に飛散している塵埃を吸塵して操縦部5の外部に塵埃を排出することができ、また、操縦部5内の空気を吸引して対流を起こし操縦部5内の熱気を外部に放出することができる。
吸塵ファン40は、枠体10の上壁における前部を覆うように設けられたプレート30に着脱自在に固定されたステー50に支持されている。
正面視において、プレート30は、下側が開口された略コの字形状に形成され、プレート30の上下方向に延在する左脚は枠体10の左壁に着脱自在に固定され、プレート30の上下方向に延在する右脚は枠体10の右壁に着脱自在に固定されている。
ステー50は、プレート30の上面に着脱自在に取付けられる矩形状の固定部51と、固定部51の上面の右部に形成された上下方向に延在する柱部52と、柱部52の上部に形成された左右方向に延在する円筒状の筒部53を備えている。
柱部52を横方向に断面した形状は、左側が開口された略コの字形状に形成されている。これにより、柱部52は、軽量で、剛性が高く、柱部52に生じる変形を防止することができる。
正面視において、柱部52の下部は、左下り傾斜に形成、すなわち、下側に向かうにしたがって左方向に延在して形成されている。また、左側面視において、固定部51と柱部52の下部は略三角形状のリブ54で連結されている。これにより、柱部52の下部の剛性を高めて、柱部52の下部の変形をより防止することができる。
柱部52の右面の上下方向の中間部には、後述するテンションアーム46を回転自在に支持する左右方向に延在する支軸55が設けられている。
筒部53の左部には、吸塵ファン40の外周部を覆うファンカバー56を着脱自在に固定する円形状のプレート57が設けられ、筒部53の右部には、後述するベルトカバー48を支持する支持部58が設けられている。
ファンカバー56は、円筒状のケース部56Aと、ケース部56Aの右端部に設けられた円形状の取付部56Bと、取付部56Bとケース部56Aを連結する3本のアーム部56Cから形成されている。
ステー50のプレート57の径と、ファンカバー56の取付部56Bの径は、吸塵ファン40の羽根が放射状に立設された円形状の基部の径よりも小さく形成されている。これにより、プレート57等が障害にならず吸塵ファン40の吸塵効率の低下を防止することができる。
また、左側面視において、ステー50の柱部52とファンカバー56の1本のアーム部56Cを対向する位置に設けられている。これにより、柱部52が障害にならず吸塵ファン40の吸塵効率の低下をより防止することができる。
吸塵ファン40の基部は、左右方向に延在する回転軸(請求項の「第2回転軸」)41の左部に着脱自在に固定されている。回転軸41は、ベアリング42を介して筒部53に回転自在に内嵌されている。
フィーダハウス3Dに設けられた回転軸13の右部にはプーリ(請求項の「第1プーリ」)43が支持され、回転軸41の右部にはプーリ(請求項の「第2プーリ」)44が支持され、プーリ43とプーリ44にはベルト45が巻回されている。これにより、エンジンの出力回転を回転軸13、ベルト45等を介して吸塵ファン50に伝動して、吸塵ファン40を回転させることができる。
ベルト45の張力は、テンションアーム46によって所定の張力に調整されている。テンションアーム46は、基部が支軸55に回転自在に支持されたアーム46Aと、アーム46Aの先端部に回転自在に支持されたプーリ46Bから形成されている。
テンションアーム46のプーリ46Bは、支軸55に装着されたコイルスプリング等の付勢手段47によってベルト45に押圧されている。付勢手段47の上端部は、筒部53に係合され、付勢手段47の下端部は、アーム46Aに係合されている。これにより、ベルト45の張力が適正な張力に維持されて、ベルト45がプーリ44等からの脱落するのを防止することができる。
ベルト45の右側、すなわち、操縦部5側には、プーリ43,44、ベルト45を右側から覆うベルトカバー48が設けられている。これにより、操縦者がベルト45等に接触するのを防止して安全性を高めることができる。また、ベルトカバー48の上部は、筒部53の設けられた支持部58に支持されている。
図10に示すように、テンションアーム46のアーム46Aの基部を、筒部53に回転自在に外嵌し、アーム46Aの基部の両側にCリング等の固定リング59を設けて左右方向の移動を規制することもできる。これにより、別途、テンションアーム46のアーム46Aを支持する部材を形成する必要がなくなり部品点数を削減することができる。
1 機体フレーム
3 刈取前処理装置
3A 掻込装置
3B 刈刃装置
3C オーガ装置
3D フィーダハウス
4 脱穀装置
5 操縦部
5B サイドパネル
6 エンジンルーム
10 枠体
13 回転軸(第1回転軸)
40 吸塵ファン
41 回転軸(第2回転軸)
43 プーリ(第1プーリ)
44 プーリ(第2プーリ)
45 ベルト
50 ステー
51 固定部
52 柱部
53 筒部

Claims (4)

  1. 機体フレーム(1)の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方左側に収穫された穀稈の脱穀を行う脱穀装置(4)を設け、前記刈取前処理装置(3)の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の下方にエンジンを搭載するエンジンルーム(6)を設けたコンバインにおいて、
    前記刈取前処理装置(3)は、穀稈を掻込んで後方に搬送する掻込装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を前記脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)を備え、
    前記フィーダハウス(3D)の枠体(10)の上壁に、ステー(50)に支持された吸塵ファン(40)を設け、
    側面視において、前記刈取前処理装置(3)を待機位置に上昇させた場合に、前記吸塵ファン(40)が操縦部(5)のサイドパネル(5B)よりも上方に位置することを特徴とするコンバイン。
  2. 平面視において、前記枠体(10)の上壁における右側前部に、前記吸塵ファン(40)を設けた請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記フィーダハウス(3D)の前後方向の中間部に、前記エンジンの出力回転が伝動される左右方向に延在する第1回転軸(13)を設け、
    前記ステー(50)の上部に左右方向に延在する第2回転軸(41)を回転自在に設け、
    前記第1回転軸(13)におけるフィーダハウス(3D)の右壁よりも右側に延出する部位に第1プーリ(43)を支持し、
    前記第2回転軸(41)の左部に吸塵ファン(40)を支持し、前記第2回転軸(41)の右部に第2プーリ(44)を支持し、
    前記第1プーリ(43)と第2プーリ(44)にベルト(45)を巻回した請求項1又は2記載のコンバイン。
  4. 前記ステー(50)は、前記枠体(10)の上壁に着脱自在に固定される固定部(51)と、該固定部(51)から上方に向かって延在する柱部(52)と、該柱部(52)の上部に、前記第2回転軸(41)が内嵌される左右方向に延在する筒部(53)から形成され、
    横方向の断面視において、前記柱部(52)は、左部が開口されたコの字形状に形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
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