JP2020161936A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

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【課題】画像データに基づいて画像処理を行う画像処理装置が、観察距離に適した画像処理を行うことが可能な技術を提供すること。【解決手段】MFP100は、画像データを取得し、取得した画像データが示す画像である原画像に基づく印刷を行う場合の印刷対象の画像である印刷画像のサイズを特定し、特定したサイズに基づいてブロックサイズを決定し、決定されたブロックサイズにてドットデータを複数のブロックに分割し、分割された各ブロックのうち所定の条件を満たすブロックの連続値であるランレングスを算出し、算出されたランレングスを用いて文字領域か中間調領域かを判定する。【選択図】図3

Description

本明細書に開示される技術分野は、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
従来から、スキャナやデジタルカメラ等の画像入力装置で生成された画像データに基づいて印刷等の画像出力処理を行う場合、画像データが示す画像を複数のブロックに分割し、ブロック単位で得られる特徴量を用いて、画像データの画像に対して画像処理を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、原稿画像を複数のブロックに分割し、ブロック単位で色を判定し、白以外の色のブロックが連続する数値(ランレングス)を閾値と比較することで、文字領域か中間調領域かを判定する構成が開示されている。
特開平3−208467号公報
印刷物のサイズによって、ユーザにとっての好適な観察距離(視認距離)が異なることが知られている。例えば、A4サイズの印刷物と比較して、名刺等の小サイズの印刷物では、印刷される文字が小さい傾向にあり、観察距離が短い。一方、ポスター等の大サイズの印刷物では、ユーザがその印刷物からある程度離れた位置でその印刷物を見ることが想定され、観察距離が長い。従来の技術では、この観察距離が考慮されていないため、より好適な画像処理を行う上で改善の余地がある。
本明細書は、画像データに基づいて画像処理を行う画像処理装置が、観察距離に適した画像処理を行うことが可能な技術を開示する。
この課題の解決を目的としてなされた画像処理装置は、コンピュータを備える画像処理装置であって、前記コンピュータは、画像データを取得する画像データ取得処理と、前記画像データ取得処理にて取得した前記画像データが示す画像である原画像に基づく印刷を行う場合の印刷対象の画像である印刷画像のサイズを特定するサイズ情報を取得するサイズ情報取得処理と、前記サイズ情報取得処理にて取得した前記サイズ情報に基づいて、ブロックのサイズを決定するブロックサイズ決定処理と、前記原画像を、前記ブロックサイズ決定処理で決定されたブロックのサイズにて複数のブロックに分割する分割処理と、
前記分割処理にて分割された前記ブロックであって、所定の条件を満たすブロックの連続値であるランレングスを算出する算出処理と、前記算出処理にて算出された前記ランレングスを用いて、文字領域か中間調領域かを判定する領域判定処理と、を実行する、ことを特徴としている。
本明細書に開示される画像処理装置は、印刷画像のサイズの情報に基づいて、分割するブロックのサイズを決定し、決定したブロックのサイズで原画像を複数のブロックに分割する。例えば、大サイズの印刷であれば観察距離が長く、精細な画像である必要性が低いことから、大サイズのブロックに分割し、小サイズの印刷であれば観察距離が短く、精細な画像である必要性が高くなることから、小サイズのブロックに分割する。大サイズのブロックに分割すると、処理の負荷が小さい一方、詳細な判定とはならない可能性がある。小サイズのブロックに分割した場合、詳細な判定が可能である一方、処理の負荷が大きい。画像処理装置は、印刷画像のサイズに応じたサイズのブロックに分割することで、観察距離に適した画像処理を行うことが期待できる。
上記装置の機能を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本発明によれば、画像データに基づいて画像処理を行う画像処理装置が、観察距離に適した画像処理を行うことが可能な技術が実現される。
本形態に係るMFPの電気的構成を示すブロック図である。 領域分割処理の手順を示すフローチャートである。 サイズ決定処理の手順を示すフローチャートである。 近点距離の変化の例を示す説明図である。 観察距離と視野角との例を示す説明図である。 ブロックに分割した状態の例を示す説明図である。 ランレングスの例を示す説明図である。
画像形成装置を具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は、画像形成機能と画像読取機能とを含む画像処理機能を有する複合機(以下、「MFP」とする)を開示するものである。
本形態のMFP100の電気的構成について説明する。本形態のMFP100は、図1に示すように、CPU31と、ROM32と、RAM33と、不揮発性メモリ34と、を含む制御基板30を備えている。また、MFP100は、画像形成デバイス10と、画像読取デバイス20と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)37と、操作パネル40と、を備え、これらが制御基板30に電気的に接続されている。
ROM32には、MFP100を起動するための起動プログラム等が記憶されている。RAM33は、各種の処理が実行される際の作業領域として、あるいは、データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。不揮発性メモリ34は、例えば、HDD、フラッシュメモリであり、各種のプログラムや画像データ等のデータや各種設定を記憶する領域として利用される。CPU31は、コンピュータの一例である。
画像形成デバイス10は、用紙に画像を形成するための構成を含む。画像形成デバイス10は、インクジェット方式プリンタ、電子写真方式プリンタなど、どのような方式のデバイスでも良い。また、画像形成デバイス10は、カラー画像の形成が可能なデバイスであっても良いし、モノクロ画像のみを形成するデバイスであっても良い。また、MFP100は、複数の画像形成デバイス10を備えていても良い。
画像読取デバイス20は、用紙に形成されている画像を読み取って、画像データを取得するための構成を含む。MFP100の画像読取デバイス20は、カラー原稿を読み取ってカラー画像データを取得するカラーイメージスキャナであっても良いし、モノクロ画像データのみを取得するモノクロイメージスキャナであっても良い。
通信IF37は、パーソナルコンピュータ等の外部装置との通信を行うための構成を含む。MFP100は、複数種類の通信方式に対応可能であってもよい。操作パネル40は、ディスプレイ等の表示のための構成と、入力ボタン等の指示入力を受け付けるための構成とを含む。操作パネル40は、例えば、タッチパネル等の表示と入力受け付けとの両方の機能を備えるものであっても良い。
MFP100は、画像データを取得し、取得した画像データが示す画像である原画像に基づく印刷を実行する機能を備えている。画像データは、MFP100の画像読取デバイス20にて読み取って取得したデータでも良いし、通信IF37を介して外部装置から取得したデータでも良い。MFP100は、取得した画像データを一旦、RAM33または不揮発性メモリ34に記憶し、印刷用のデータを生成する前に、画像データに示される画像に対して各種の画像処理を施す。
MFP100にて実行される画像処理には、例えば、文字領域と中間調領域との判定処理が含まれる。文字領域は、文字や線画等の2値画像を含む領域であり、中間調領域は、写真や網点等の中間調画像を含む領域である。取得した画像データが文字領域と中間調領域とを含む画像の画像データである場合、MFP100は、文字領域か中間調領域かを判定して、それぞれの領域に適した処理を行う。具体的には、例えば、文字領域に対してはエッジ強調処理、中間調領域に対しては平滑化処理を行うことで、MFP100は、文字は鮮明で写真は滑らかな見やすい印刷物を生成できる。
本形態では、画像データを同じ大きさの複数のブロックに分割し、ブロックごとに文字領域と中間調領域との判定を行う。ブロックの大きさは、領域判定のための処理負荷が大きすぎない程度に大きく、かつ、複数の領域が混在しない程度に小さいことが望ましい。
続いて、本形態のMFP100における領域判定方法について説明する。本形態の領域分割処理の手順について、図2のフローチャートを参照して説明する。この領域分割処理は、例えば、印刷実行の指示を受け付けたことを契機に、CPU31にて実行される。
領域分割処理では、CPU31は、まず、印刷対象として指定された画像のドットデータを取得する(S101)。S101は、画像データ取得処理の一例である。印刷指示にて指定される印刷対象の画像のデータ形式は、様々な形式のものである。CPU31は、指定された画像の画像データに基づいて、ドットデータを取得する。例えば、受け付けた印刷指示がコピー指示であれば、CPU31は、画像読取デバイス20にて読み取ったデータであるドットデータを取得する。あるいは、外部装置から取得したPDLデータの印刷指示であれば、CPU31は、PDLデータをラスタライズして、ドットデータを取得する。ドットデータは、YMCKデータでもRGBデータでも良い。また、画像データは、不揮発性メモリ34やRAM33から読み出したデータであっても良い。
そして、CPU31は、取得したドットデータを分割するブロックのサイズを決定するサイズ決定処理を実行する(S102)。サイズ決定処理の手順について、図3のフローチャートを参照して説明する。
サイズ決定処理では、CPU31は、まず用紙サイズを取得する(S201)。CPU31は、例えば、印刷指示に含まれる印刷パラメータに基づいて、印刷対象となる用紙の用紙サイズを取得する。S201は、サイズ情報取得処理の一例である。用紙サイズは、印刷パラメータから直接取得しても良いし、印刷パラメータに含まれる他の情報を用いて取得しても良い。例えば、印刷パラメータとして給紙トレイが指定されている場合、CPU31は、指定されている給紙トレイにセットされている用紙の用紙サイズを、画像形成デバイス10から取得しても良い。用紙サイズは、サイズ情報の一例である。
CPU31は、印刷指示がNin1印刷の指示であるか否かを判断する(S202)。Nin1印刷は、複数ページ分の画像を1ページに集約して印刷する印刷態様であり、Nは、1ページに集約される元のページ数を示す数値である。例えば、2in1印刷では、2ページ分の画像を1ページに集約して印刷する。Nin1印刷は、集約印刷の一例である。
Nin1印刷の指示であると判断した場合(S202:YES)、CPU31は、用紙サイズを、1つの画像が印刷される範囲のサイズに変更する(S203)。例えば、A3の用紙に2in1印刷を行う印刷指示であれば、CPU31は、S201では用紙サイズとしてA3サイズを取得し、S203にて用紙サイズをA4サイズに変更する。
S203の後、または、Nin1印刷の指示ではないと判断した場合(S202:NO)、CPU31は、用紙サイズに対応する観察距離Dを取得する(S204)。観察距離Dは、人が印刷物の全体を見る場合の目と印刷物との距離であり、印刷物が大きいほど観察距離Dは大きい。本形態では、印刷物のサイズごとに観察距離が予め設定されている。具体的には、A3サイズの観察距離Dは100cm、A4サイズの観察距離Dは30cm、名刺サイズの観察距離Dは10cmとする。用紙サイズによって大凡の観察距離を推測できるので、好適なブロックサイズを簡単に決定できる。
前述した観察距離Dは印刷物の全体を眺める場合の距離であり、印刷物を詳細に見る場合にはより近い近点距離を観察距離Dとして適用することが好ましい。この近点距離は、例えば、図4に示すように、加齢により変化することが知られている。観察者が30歳代までであれば、近点距離は短く、観察距離Dも前述した設定値よりも小さくすることが好ましい。一方、観察者が60歳以上であれば、近点距離が長く、観察距離Dも前述した設定値よりも大きくすることが好ましい。
そこで、本形態では、CPU31は、これから形成する印刷物を見る観察者の年齢層の指定を受け付ける(S205)。年齢層は、印刷パラメータとして受け付けても良いし、MFP100の操作パネル40にて受け付けても良い。そして、CPU31は、受け付けた年齢層に基づいて、観察距離Dを調整する(S206)。例えば、観察者が30歳代までであれば、CPU31は、観察距離Dを設定値の3分の1とする。一方、観察者が60歳以上であれば、CPU31は、観察距離Dを設定値の2倍とする。観察者が40歳から60歳までの間であるか、あるいは観察者の年齢層が不明である場合には、CPU31は、観察距離Dを変更しない。
次に、CPU31は、印刷指示のカラーモードがモノクロ印刷であるか否かを判断する(S207)。S207は、カラーモード取得処理の一例である。モノクロ印刷の指示ではなく、カラー印刷の指示であると判断した場合(S207:NO)、CPU31は、印刷対象として選択されている用紙の用紙種を取得する(S208)。S208は、用紙種取得処理の一例である。用紙種としては、例えば、写真用の光沢紙やマット紙、普通紙、厚紙、OHP用紙がある。
CPU31は、選択された用紙種が写真用の用紙であるか否かを判断する(S209)。光沢紙やマット紙等の写真用の用紙が選択されていると判断した場合(S209:YES)、CPU31は、視野角θを10度に決定する(S210)。用紙種は、用途情報の一例である。
視野角は、視野の全体のうちの対象物に意識を向ける範囲を示す角度である。視野角は、写真や絵画など全体的に眺める対象物では大きく、文字や図形など細部に注目する対象物では小さい。例えば、比較的広い範囲を全体的に見る写真の視野角は約10度、詳細に観察する文字の視野角は約2度であると言われている。印刷用途によって視野角が異なり、選択されている用紙種によって印刷用途が推測できることから、本形態では、CPU31は、カラーモードと用紙種とに基づいて視野角を決定する。本形態では、カラー印刷であって写真用の用紙に印刷する指示であれば、視野角θを10度とする。光沢紙やマット紙などにカラー画像を印刷する場合、写真用途である可能性が高い。
一方、モノクロ印刷であると判断した場合(S207:YES)、または、カラー印刷であっても写真用紙ではないと判断した場合(S209:NO)、CPU31は、視野角θを2度に決定する(S211)。モノクロ印刷であれば、文書、図表等の画像である可能性が高いことから、写真用途である可能性は低く、CPU31は、写真用途の場合に比較して狭い視野角を用いる。これにより、例えば、図5に示すように、観察距離Dと視野角θとが決定される。
CPU31は、S206にて決定した観察距離Dと、S210またはS211にて取得した視野角θとから、ブロックサイズLを決定して(S212)、サイズ決定処理を終了する。S212は、ブロックサイズ決定処理の一例である。ブロックサイズLは、ドットデータを複数のブロックに分割する場合の1ブロックの一辺の長さである。
S212では、CPU31は、ブロックサイズL(cm)を、以下の(式1)にて決定する。
L(cm) = D(cm) × tanθ × 2 … (式1)
本形態では、用紙サイズに基づく観察距離Dと、印刷用途に基づく視野角θと、をブロックサイズLの決定に反映させるので、印刷対象の画像ごとに、より好適なブロックサイズLを決定できる。
この(式1)に、前述した観察距離Dの設定値と2種類の視野角θとの数値(図5参照)を当てはめると、ブロックサイズLは、以下のようになる。
観察距離:100cm 視野角:10度 ブロックサイズ:約35.2cm
観察距離:100cm 視野角: 2度 ブロックサイズ:約 7.0cm
観察距離: 30cm 視野角:10度 ブロックサイズ:約10.6cm
観察距離: 30cm 視野角: 2度 ブロックサイズ:約 2.0cm
観察距離: 10cm 視野角:10度 ブロックサイズ:約 3.4cm
観察距離: 10cm 視野角: 2度 ブロックサイズ:約 0.6cm
図2の領域判断処理の説明に戻る。CPU31は、S101にて取得したドットデータを、一辺がサイズ決定処理にて決定したブロックサイズLの正方形のブロックに分割する(S103)。S103は、分割処理の一例である。例えば、図6に示すように、印刷対象の用紙Q内に配置された場合の印刷画像51を、Lcm四方のブロックBに分割する。例えば、A4の原稿を300dpiにて読み取った画像データを、A4サイズの用紙に印刷するコピー処理において、L=2cmとした場合、CPU31は、300×20/25.4から、一辺が236ドットの正方形のブロックに分割する。なお、用紙Qの周辺のマージンは無くても良い。
さらに、CPU31は、分割した各ブロックの色を判定する(S104)。S104は、色判定処理の一例である。ブロックの色は、例えば、白以外でブロック内に現れる頻度が最大の色をCMYKRGBの7色から判定する。なお、ブロック内の全てのドットが白である場合には、CPU31は、そのブロックの色を白と判定する。また、CPU31は、ブロック中に所定の閾値よりも高濃度のドットがある場合、そのブロックを文字候補として記憶してもよい。
なお、ブロック内の全ての画素を判定対象とする必要はなく、例えば、ブロックサイズに関わらず同程度の所定のサンプル数となるように、画素を間引く等の処理を行っても良い。このようにすれば、ブロックサイズの大小に関わらず、同程度の処理負荷となる。
そして、CPU31は、主走査方向について、所定条件を満たすブロックの連続値であるランレングスを算出する(S105)。S105は、算出処理の一例である。所定条件は、例えば、ブロックの色が白以外の色と判定されたことであり、ランレングスは、白以外のブロックが連続する個数である。このようにすると、例えば、図7に示すように、ラインmでは文字と文字との間でランレングスが途切れることからランレングスが短く、ラインnでは、白以外のブロックが連続することからランレングスが長い。なお、S104にて、白以外の最大頻度の色をブロックの色としたことから、例えば、網点領域であってもランレングスは長い。
CPU31は、ランレングスが所定の閾値よりも短いブロックを文字候補とし、S104で判定した色に基づいて、黒文字か色文字かの判定も行う。S104にて、所定の閾値よりも高濃度のドットがある場合に文字候補とすることで、CPU31は、低濃度の領域では、ランレングスが短くても文字領域と判定しない。
さらに、CPU31は、副走査方向について、エッジ検出を行う(S106)。S105では、図形の一部である横線が含まれる場合、そのランレングスが長くなり、文字候補とならない可能性が高い。CPU31は、例えば、副走査方向に数ブロックの範囲にエッジが有るか否かに基づいて、エッジが有る場合には文字候補とする。これにより、主走査方向に長い横線も、文字候補となる。
CPU31は、S105とS106の結果に基づいて、画像データの領域判定を行い(S107)、領域分割処理を終了する。S107は、領域判定処理の一例である。例えば、CPU31は、主走査方向か副走査方向かの何れかで文字候補が存在し、かつ、ブロック内に、YMCのうち最大のものが閾値以上である画素がある場合、このブロックを文字領域と判定する。一方、CPU31は、ランレングスの長い領域を、例えば、中間調や網点が連続する領域であり、中間調領域であると判定する。また、CPU31は、白ブロックが連続する領域を、背景領域であると判定する。
つまり、本形態のMFP100は、ブロック色判定手段にて分割に用いるブロックの大きさを、印刷対象の用紙サイズと印刷の用途とを含む、印刷設定に基づいて決定することから、適切なサイズのブロックを用いて、領域判定を行うことができる。
その後、MFP100は、文字領域と中間調領域とのそれぞれに応じて異なる処理を実行し、印刷に適した印刷用データを生成する。MFP100は、例えば、文字領域か中間調領域かの判定結果を、例えば色の特定に利用してもよいし、その色の特定結果に基づいて、階調補正、エッジ強調補正、ディザ補正を行っても良い。
以上、詳細に説明したように、本形態のMFP100によれば、ブロックサイズを印刷画像のサイズに応じて可変とし、そのブロックサイズによってブロック単位での領域判定を行う。大きいブロックサイズを用いた場合、精細な領域判定とはならないが、処理時間が短い傾向にある。一方、小さいブロックサイズを用いた場合、処理時間が長くなる可能性があるが、精細な領域判定が可能である。本形態では、印刷対象の画像のサイズに基づいてブロックサイズが決定される。例えば、用紙に印刷される印刷画像の物理的なサイズの大小によって観察距離が異なる傾向にあることから、MFP100は、観察距離に基づいてブロックサイズを決定する。観察距離に基づいてブロックサイズを決定することで、人間の網膜上に形成される画像中の1ブロック分の画像領域の大きさは、ほぼ同一となる。従って、例えばハードウェアの規模等によって定められた固定サイズの場合と比較して、各画像に応じた適切なブロックサイズとなる可能性が高く、観察距離に適した画像処理を行うことが期待できる。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本明細書に開示される技術は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、MFPに限らず、プリンタ、複写機、FAX装置等、画像形成機能を備えるものであれば適用可能である。
また、例えば、全ての処理をMFP100で行う構成に限らず、一部の処理を他の装置にて行っても良い。つまり、本形態の処理を行う画像処理装置は、MFP100やプリンタであってもよいし、プリンタに画像データを送信するPCであってもよいし、プリンタと接続するサーバであってもよい。PCあるいはサーバが、画像データを取得し、図2に示した領域分割処理や領域分割後の各種の画像処理を行い、さらに、印刷用データを生成してMFP100やプリンタに送信しても良い。また、領域分割後の各種の画像処理は、さらに別の装置が行っても良い。
また、印刷画像のサイズは、用紙サイズに基づいて決定する例に限らず、印刷ジョブの印刷パラメータに基づいて決定しても良い。例えば、ポスター印刷や画像の拡縮が設定されている場合、拡縮後のサイズに基づいて印刷画像のサイズを決定しても良い。
また、前述した(式1)にてブロックサイズLを算出する例に限らず、例えば、予め複数種のブロックサイズを用意し、その中から、(式1)の結果に最も近いブロックサイズを選択する構成であってもよい。例えば、L=10cmの大ブロックと、L=2cmの中ブロックと、L=0.5cmの小ブロックと、を用意し、(式1)による算出結果が10cm以上であれば大ブロックを、2〜10cmであれば中ブロック、2cm未満であれば小ブロックを用いるとしても良い。この場合、例えば、ブロックサイズごとに画像処理を行うハードウェアを用意し、各ハードウェアを用いて画像処理を行っても良い。また、ドットデータの縦横の全ドット数に応じて、割り切れる大きさとなるようにブロックサイズを調整しても良い。
また、コピーの場合、MFP100は、原稿を低解像度で読み取るプリスキャンを行っても良く、プリスキャンにて得られた低解像度の画像データに基づいて、文字領域と中間調領域との識別を行っても良い。
また、観察者の年齢層による観察距離Dの調整は、行わなくても良い。その場合、サイズ決定処理のS205とS206とを削除して、S204の後、S207に進むとすればよい。
また、実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
31 CPU
100 MFP

Claims (12)

  1. コンピュータを備える画像処理装置であって、
    前記コンピュータは、
    画像データを取得する画像データ取得処理と、
    前記画像データ取得処理にて取得した前記画像データが示す画像である原画像に基づく印刷を行う場合の印刷対象の画像である印刷画像のサイズを特定するサイズ情報を取得するサイズ情報取得処理と、
    前記サイズ情報取得処理にて取得した前記サイズ情報に基づいて、ブロックのサイズを決定するブロックサイズ決定処理と、
    前記原画像を、前記ブロックサイズ決定処理で決定されたブロックのサイズにて複数のブロックに分割する分割処理と、
    前記分割処理にて分割された前記ブロックであって、所定の条件を満たすブロックの連続値であるランレングスを算出する算出処理と、
    前記算出処理にて算出された前記ランレングスを用いて、文字領域か中間調領域かを判定する領域判定処理と、
    を実行する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載する画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記サイズ情報取得処理では、前記サイズ情報として、前記原画像に基づく印刷を行う場合の印刷対象の用紙サイズを取得し、
    さらに前記コンピュータは、
    前記ブロックサイズ決定処理では、前記サイズ情報取得処理にて取得した前記用紙サイズに対応する観察距離を用いて、前記ブロックのサイズを決定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載する画像処理装置において、
    前記観察距離は、あらかじめ用紙サイズごとに定められており、第1の用紙サイズに対応する第1の観察距離は、前記第1の用紙サイズよりも大きい第2の用紙サイズに対応する第2の観察距離と比較して、短く、
    前記コンピュータは、
    前記ブロックサイズ決定処理では、前記観察距離が長いほど、前記ブロックのサイズを大きい値に決定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載する画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記ブロックサイズ決定処理では、Nページ分の画像を1ページに集約する集約印刷が設定されている場合、前記サイズ情報取得処理にて取得した前記用紙サイズのN分の1のサイズに対応する観察距離を用いて、前記ブロックのサイズを決定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか1つに記載する画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記ブロックサイズ決定処理では、前記ブロックのサイズの決定に、さらに印刷用途を特定する用途情報を用いる、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項5に記載する画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記原画像に基づく印刷を行う場合の印刷対象の用紙種を取得する用紙種取得処理を実行し、
    前記ブロックサイズ決定処理では、前記用紙種取得処理にて取得した前記用紙種を前記用途情報とし、前記用途情報に対応する視野角を用いて、前記ブロックのサイズを決定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6に記載する画像処理装置において、
    前記視野角は、あらかじめ用紙種ごとに定められており、写真用途である第1の用紙種に対応する第1の視野角は、写真用途以外の用途である第2の用紙種に対応する第2の視野角と比較して、大きく、
    前記コンピュータは、
    前記ブロックサイズ決定処理では、前記視野角が大きいほど、前記ブロックのサイズを大きい値に決定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項7に記載する画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記原画像に基づく印刷を行う場合のカラーモードを取得するカラーモード取得処理を実行し、
    前記ブロックサイズ決定処理では、前記カラーモード取得処理にて取得した前記カラーモードがモノクロを示す場合、前記第2の視野角を用いて、前記ブロックのサイズを決定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載する画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記分割処理にて分割された前記ブロックごとに、前記ブロックの色を判定する色判定処理を実行し、
    前記算出処理では、前記色判定処理にて判定された色が白以外であることを前記所定の条件として、前記ランレングスを算出する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項1に記載する画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記サイズ情報取得処理では、前記サイズ情報として、前記原画像に基づく印刷を行う場合の印刷対象の用紙サイズを取得し、
    さらに前記コンピュータは、
    前記原画像に基づく印刷を行う場合の印刷対象の用紙種を取得する用紙種取得処理を実行し、
    さらに前記コンピュータは、
    用紙サイズごとに観察距離が定められており、
    用紙種ごとに視野角が定められており、
    さらに前記コンピュータは、
    前記ブロックサイズ決定処理では、前記サイズ情報取得処理にて取得した前記用紙サイズに対応する観察距離Dと、前記用紙種取得処理にて取得した前記用紙種に対応する視野角θを用いて、次の式(1)から算出される長さLに基づいて前記ブロックの一辺の長さを決定する、
    L=D×tanθ×2 (1)
    ことを特徴とする画像処理装置。
  11. 原画像について文字領域か中間調領域かを判定する画像処理方法であって、
    画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記画像データ取得ステップにて取得した前記画像データが示す画像である前記原画像に基づく印刷を行う場合の印刷対象の画像である印刷画像のサイズを特定するサイズ情報を取得するサイズ情報取得ステップと、
    前記サイズ情報取得ステップにて取得した前記サイズ情報に基づいて、ブロックのサイズを決定するブロックサイズ決定ステップと、
    前記原画像を、前記ブロックサイズ決定ステップで決定されたブロックのサイズにて複数のブロックに分割する分割ステップと、
    前記分割ステップにて分割された前記ブロックであって、所定の条件を満たすブロックの連続値であるランレングスを算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにて算出された前記ランレングスを用いて、文字領域か中間調領域かを判定する領域判定ステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  12. 画像処理装置のコンピュータによって実行可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    画像データを取得する画像データ取得処理と、
    前記画像データ取得処理にて取得した前記画像データが示す画像である原画像に基づく印刷を行う場合の印刷対象の画像である印刷画像のサイズを特定するサイズ情報を取得するサイズ情報取得処理と、
    前記サイズ情報取得処理にて取得した前記サイズ情報に基づいて、ブロックのサイズを決定するブロックサイズ決定処理と、
    前記原画像を、前記ブロックサイズ決定処理で決定されたブロックのサイズにて複数のブロックに分割する分割処理と、
    前記分割処理にて分割された前記ブロックであって、所定の条件を満たすブロックの連続値であるランレングスを算出する算出処理と、
    前記算出処理にて算出された前記ランレングスを用いて、文字領域か中間調領域かを判定する領域判定処理と、
    を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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