JP2020160420A - 電子装置、投影装置及び冷却制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】静音化しながら冷却対象物を冷却可能な電子装置、投影装置及び冷却制御方法を提供すること。【解決手段】電子装置は、筐体と、筐体の第一側面に近接して配置され、筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、第一排気ファンと対応して配置され、第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、筐体の第一側面に近接して配置され、第一排気ファンと並設され、筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、第二排気ファンと対応して配置され、第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、第一排気ファンの回転数と第二排気ファンの回転数とを制御する制御部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電子装置と、投影装置と、電子装置の冷却制御方法に関する。
従来から、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子や液晶板を用いて形成した画像等を、スクリーンに投影する投影装置が提案されている。例えば、特許文献1の画像投影装置は、第1の光源の側方に配置される第1の光源用の第1のヒートシンクと、第2の光源の側方に配置される第2の光源用の第2のヒートシンクと、第1のヒートシンクと第2のヒートシンクとの間に両者と平行に配置される軸流型送風機である第1の冷却ファンとを備える。また、この画像投影装置内において、第2の光源より高温の第1の光源は、第1の冷却ファンに対し風下側に配置されている。
特開2015−222301号公報
上述の画像投影装置は、第1のヒートシンク、第2のヒートシンク及び第1の冷却ファンを、直列的に配置しているため、負の風圧を高くすることができる。しかし、第1の冷却ファンを、第1のヒートシンクや第2のヒートシンク等の冷却対象物に近づけることで、その冷却対象物を通過する冷却風の風切り音等により騒音が大きくなる場合がある。騒音を低減するために第1の冷却ファンの回転数を下げると空気の輸送量も低下して十分な冷却効果を得られないことが想定される。
本発明は、以上の点に鑑み、静音化しながら冷却対象物を冷却可能な電子装置、投影装置及び冷却制御方法を提供することを目的とする。
本発明の電子装置は、筐体と、前記筐体の第一側面に近接して配置され、前記筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、前記第一排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、前記筐体の前記第一側面に近接して配置され、前記第一排気ファンと並設され、前記筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、前記第二排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、前記第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、前記第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、前記第一排気ファンの回転数と前記第二排気ファンの回転数とを制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の投影装置は、筐体と、光源装置と、前記光源装置から出射された光源光により画像光を生成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、前記筐体の第一側面に近接して配置され、前記筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、前記第一排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、前記筐体の前記第一側面に近接して配置され、前記第一排気ファンと並設され、前記筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、前記第二排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、前記第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、前記第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、前記光源装置及び前記表示素子を制御するとともに、前記第一排気ファンの回転数と前記第二排気ファンの回転数とを制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の冷却制御方法は、電子装置の冷却制御方法であって、前記電子装置は、筐体と、前記筐体の第一側面に近接して配置され、前記筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、前記第一排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、前記筐体の前記第一側面に近接して配置され、前記第一排気ファンと並設され、前記筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、前記第二排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、前記第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、前記第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記第一排気ファンの回転数と前記第二排気ファンの回転数とを制御する、ことを特徴とする。
本発明によれば、静音化しながら冷却対象物を冷却可能な電子装置、投影装置及び冷却制御方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る投影装置の左前方側から見た外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の右後方側から見た外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の機能回路ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態に係る光源装置及び光源側光学系周辺の構成を示す平面模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。図1及び図2は、投影装置10の左前方側及び右後方側から見た外観斜視図である。投影装置10は、略直方体状に形成される。投影装置10の筐体には、側板である正面パネル12、背面パネル13、右側パネル14、及び左側パネル15が設けられる。以下本実施形態の説明において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10の投影方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10の筺体の上面パネル11には、キー/インジケータ部37が設けられる。このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱した時に報知をする過熱インジケータ等の各種設定を行うためのキーやインジケータが配置されている。
左側パネル15側に設けられる投影画像調整部15aは、一つ又は複数の回動摘みを備える。回動摘みを操作すると、図4で後述する投影光学系220の可動レンズの位置が調節され、投影画像の大きさやピントの調整を行うことができる。また、投影装置10は、リモートコントローラからの制御信号を受信する図示しないIr受信部を備える。
投影装置10の左前方側の角部には、すり鉢状に窪んだ光出射部12aが設けられる。この光出射部12aの右側の内面には、長矩形状の複数の孔部により形成された吸気口310が設けられる。また、正面パネル12の下端には、高さ調整ボタン12bが設けられる。投影装置10は、高さ調整ボタン12b上方の内部に支脚を備える。投影装置10は、高さ調整ボタン12bが押下されている間、下面からその支脚を出没させることができる。高さ調整ボタン12bを操作することにより支脚を任意の突出高さで固定し、投影装置10の高さや傾きを調節することができる。
正面パネル12及び背面パネル13の一部を含む左側パネル15(第二側面)側には、吸気口320が設けられる。吸気口320は、左側面視においてそれぞれ上端高さが異なる複数の吸気口321〜323を含む。前方側に形成される吸気口321は、投影装置10の左前方側の角部であって、光出射部12a及び投影画像調整部15aの下方に配置される。そのため、吸気口321(第二吸気口)は正面パネル12の左端部の一部にも形成される。吸気口321の後方に配置される吸気口322(第一吸気口)は、前方の吸気口321よりも上端が高く形成されて、投影装置10の前後方向における中央側に配置される。吸気口322よりも後方に配置される吸気口323(第二吸気口)は、吸気口322よりも上端が高く形成されて、平面視において投影装置10の左後方側の角部に配置される(図2も参照)。そのため、吸気口323は背面パネル13の左端部の一部にも形成される。
図2に示す右側パネル14には、前後方向及び上下方向に亘る略全面に排気口330が設けられる。排気口330の全体形状は、前後に長尺な略矩形状に形成される。なお吸気口320及び排気口330はそれぞれ長丸状の複数の孔部により形成される。
背面パネル13には、USB端子や画像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、HDMI(登録商標)端子等の端子や電源アダプタプラグ等を含む各種入出力コネクタ部21が設けられている。
図3は、投影装置10の機能回路ブロック図である。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバスSBを介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶された上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜のフレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、導光光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光学像を形成し、投影光学系220を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影光学系220の可動レンズ群は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動を行うことができる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体であるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力する。よって、画像圧縮/伸長部31は、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を行うことができる。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成される。
キー/インジケータ部37は、筐体に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成される。キー/インジケータ部37の操作信号は、制御部38に直接送出される。また、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36でコード信号に復調されて制御部38に出力される。
制御部38はシステムバスSBを介して音声処理部47と接続されている。音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
制御部38は、光源制御回路41を制御している。光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の励起光照射装置の動作を個別に制御する。また、光源制御回路41は、制御部38の指示により蛍光ホイール101及びカラーホイール201(図5参照)の同期のタイミングを制御する。
また、制御部38は、排気ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から第一排気ファン402、第二排気ファン401、403の回転速度を制御する。また、制御部38は、排気ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置10本体の電源OFF後も第一排気ファン402、第二排気ファン401、403の回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によって投影装置10本体の電源をOFFにする等の制御も行う。
図4は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、前方側及び前後方向の中央側に、光源装置60、光源側光学系170及び投影光学系220等を備える。また、投影装置10は、後方側に入出力コネクタ部21と接続される回路基板241、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を含む回路基板242,243、及び回路基板242と接続されて光源装置60内の駆動部(励起光照射装置70、赤色光源装置120、蛍光ホイール装置100及びカラーホイール装置200等)の駆動回路を有する回路基板244を備える。
投影装置10内において、光源装置60の後方側には、投影装置10内の一部を前後に区画する板状の仕切部91と、投影装置10内の仕切部91よりも後方側の一部を上下に区画する板状の仕切部92とが設けられる。仕切部91は、前後方向に板面を向けて左右方向に段状に形成される。仕切部92は、仕切部91の下方に配置されて上下方向に板面を向けて左右方向に形成される。回路基板241は、仕切部92の後方側において、前後方向に板面を向けて配置される。また、破線で示す回路基板242は、仕切部91,92及び回路基板241の上方に配置される。回路基板243は、仕切部92の図示しない下面側に配置される。回路基板243には、比較的大容量のコンデンサやレギュレータ等を含む変圧回路が形成される(不図示)。このように、光源装置60の後方には、回路基板241,242及び仕切部91,92により四方が略囲われて左右に延設された筒状の流路F3が形成される。
投影装置10は、筐体の右側パネル14(第一側面)側の内側に近接して配置された複数の第一排気ファン402、第二排気ファン401、403を備える。第二排気ファン401及び第二排気ファン403は第一排気ファン402の両側方に設けられる。第一排気ファン402、第二排気ファン401、403は、排気口330側に空気を送風するように、右側パネル14と略平行に並設された軸流ファンである。したがって、投影装置10内には第一排気ファン402、第二排気ファン401、403に対応して略平行な複数の流路F1〜F3が形成されて、冷却風全体は、吸気口310,320が形成された左側パネル15側から、排気口330が形成された右側パネル14側に向かって流通する。このように、投影装置10は、各熱源よりも冷却風の下流側である排気口330側に第一排気ファン402、第二排気ファン401、403が配置されたプル型冷却により冷却される。
ここで、図5を参照して、光源装置60及び光源側光学系170周辺の構成について説明する。光源装置60は、青色波長帯域光の光源であって励起光源でもある励起光照射装置70と、緑色波長帯域光の光源である緑色光源装置80と、赤色波長帯域光の光源である赤色光源装置120と、カラーホイール装置200とを備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と蛍光ホイール装置100とにより構成される。
光源装置60には、各色波長帯域光を導光する導光光学系140が配置されている。導光光学系140は、励起光照射装置70、緑色光源装置80及び赤色光源装置120から出射される光を光源側光学系170に導光する。
励起光照射装置70は、投影装置10の正面パネル12近傍に配置される。励起光照射装置70は、複数の青色レーザダイオード71から成る光源群、集光レンズ77,78及び拡散板79を備える。青色レーザダイオード71は、半導体発光素子であり、背面パネル13と光軸が平行となるよう配置される。
上述の光源群は、複数の青色レーザダイオード71がマトリクス状に配置されて形成される。各青色レーザダイオード71の光軸上には、青色レーザダイオード71からの出射光の指向性を高めるように、各々平行光に変換するコリメータレンズ73が配置される。集光レンズ77及び集光レンズ78は、青色レーザダイオード71から出射される光線束を一方向に縮小して拡散板79に出射する。拡散板79は、入射した青色波長帯域光を、蛍光ホイール101側に配置された第一ダイクロイックミラー141へ拡散透過する。
励起光照射装置70は、投影装置10内に配置されたヒートシンク500等によって冷却される。ヒートシンク500は、励起光照射装置70とベース板530により接続される。ヒートシンク500のフィン520は、ヒートパイプ510を介してベース板530と接続される。フィン520は投影装置10の前後方向における略中央側において第一排気ファン402に対して近接配置される(図4も参照)。
図4の平面視に示すように、フィン520の板体のうち投影装置10の内側の一端部には、斜め後方へ向けて屈曲した屈曲部521が形成される。屈曲部521は右側パネル14側の外側から投影装置10の内部を見たときに内部の回路基板244等が殆ど見えない程度に屈曲している。したがって、投影装置10の回路基板244等の故障を想定した安全対策規格に対応することができる。
さらに、投影装置10内後方の流路F3には複数の回路基板241〜243が配置される。第二排気ファン403及び吸気口323における投影装置10の内側には複数の開口孔が形成された板状のメッシュ板金701,702が配置される。メッシュ板金701,702の開口孔は、吸気口310,320及び排気口330の孔部よりも細目に形成され、例えばメッシュ板金701,702の開口孔の形状は、長尺方向については5mm以下とし、短尺方向については1mm以下に設定される。したがって、フィン520の屈曲部521と同様に、内部の回路基板241〜243等の安全対策規格に対応することができる。本実施形態の投影装置10は、フィン520に屈曲部521を設けたことにより、回路基板244に対応する流路F2においてはメッシュ板金の配置を省略することができ、安全対策に使用する部品点数を少なくすることができる。また、屈曲部521は投影装置10の内側に設けたため、屈曲部521をフィン520の第一排気ファン402側に設けた場合に比べて、流路F2における流路抵抗の増加を低減することができる。
図5に示す蛍光ホイール装置100は、励起光照射装置70から出射される励起光の光路上であって、正面パネル12の近傍に配置される。蛍光ホイール装置100は、蛍光ホイール101、モータ110、集光レンズ群111及び集光レンズ115を備える。蛍光ホイール101は、励起光照射装置70からの出射光の光軸と直交するように配置される。モータ110は、蛍光ホイール101を回転駆動する。
蛍光ホイール101は、円板状に形成され、モータ110の駆動により回転することができる。蛍光ホイール101は、図示はしないが、蛍光発光領域と透過領域を、周方向に並設している。蛍光ホイール101の基材は銅やアルミニウム等の金属基材により形成することができる。この基材の励起光照射装置70側の表面は銀蒸着等によってミラー加工されている。蛍光発光領域には、このミラー加工された表面に形成された緑色蛍光体層が形成される。蛍光発光領域は、励起光照射装置70から青色波長帯域光を励起光として受けて、全方位に緑色波長帯域の蛍光を出射する。この蛍光は、投影装置10から右側パネル14側へ出射され、集光レンズ群111に入射する。
また、蛍光ホイール101の透過領域は、蛍光ホイール101の基材に形成された切抜部に、透光性を有する透明基材を嵌入して形成することができる。透明基材は、ガラスや樹脂等の透明な材料で形成される。また、透明基材には、青色波長帯域光が照射される側又はその反対側の表面に拡散層を設けてもよい。拡散層は、例えば、その透明基材の表面に、サンドブラスト等による微細凹凸を形成して設けることができる。透過領域に入射された励起光照射装置70からの青色波長帯域光は、透過領域を透過又は拡散透過し、集光レンズ115に入射する。
集光レンズ群111は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光の光線束を蛍光ホイール101に集光するとともに蛍光ホイール101から右側パネル14方向に出射された蛍光を集光する。集光レンズ115は、蛍光ホイール101から左側パネル15方向に出射された光線束を集光する。
赤色光源装置120は、青色レーザダイオード71と出射光の光軸が平行となるように配置された半導体発光素子である赤色発光ダイオード121と、赤色発光ダイオード121から出射された赤色波長帯域光を集光する集光レンズ群125と、を備える。赤色光源装置120は、赤色発光ダイオード121が出射する赤色波長帯域光の光軸と、蛍光ホイール101から出射されて第一ダイクロイックミラー141で反射された緑色波長帯域光の光軸とが交差するように配置される。
赤色光源装置120は、投影装置10内に配置されたヒートシンク600等によって冷却される。ヒートシンク600は、赤色光源装置120とベース板630により接続される。ヒートシンク600のフィン620は、ヒートパイプ610を介してベース板630と接続される。フィン620は投影装置10の前後方向における略中央側に配置される(図4も参照)。
導光光学系140は、第一ダイクロイックミラー141、第二ダイクロイックミラー142、第三ダイクロイックミラー143、光線束を集光させる集光レンズ145,146,147、青色波長帯域光を第三ダイクロイックミラー143側へ反射する反射ミラー144等からなる。以下、各部材について説明する。
第一ダイクロイックミラー141は、拡散板79と集光レンズ群111との間の位置に配置される。第一ダイクロイックミラー141は、青色波長帯域光を集光レンズ群111側へ透過するとともに、緑色波長帯域光を集光レンズ145方向に反射してその光軸を90度変換する。
第一ダイクロイックミラー141で反射された緑色波長帯域光は、集光レンズ145で集光されて、第二ダイクロイックミラー142に入射する。第二ダイクロイックミラー142は、緑色波長帯域光と赤色波長帯域光とを同一光軸に合成する合成手段であり、緑色波長帯域光を反射し、赤色波長帯域光を透過する。
第二ダイクロイックミラー142で反射された緑色波長帯域光は、集光レンズ146で集光され、集光レンズ146の左側パネル15側に配置された第三ダイクロイックミラー143に入射する。第三ダイクロイックミラー143は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射して、青色波長帯域光を透過する。従って、第三ダイクロイックミラー143は、集光レンズ146で集光された赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を集光レンズ173へ反射して、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を導光する。
また、蛍光ホイール101における青色波長帯域光の照射領域が透過領域であるとき、青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光は蛍光ホイール101を透過し、集光レンズ115で集光された後に反射ミラー144に導光される。反射ミラー144は、蛍光ホイール101を透過又は拡散透過した青色波長帯域光の光軸上に配置される。反射ミラー144は、青色波長帯域光を反射してその光軸を背面パネル13側に配置された集光レンズ147に導光する。第三ダイクロイックミラー143は、集光レンズ147により集光された青色波長帯域光を透過して、集光レンズ173に向けて導光する。
光源側光学系170は、集光レンズ173、ライトトンネル175、集光レンズ178、光軸変換ミラー181、集光レンズ183、照射ミラー185、コンデンサレンズ195を備える。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を投影光学系220に向けて出射するので、投影光学系220の一部でもある。
集光レンズ173は、ライトトンネル175の第三ダイクロイックミラー143側に配置される。集光レンズ173は、第三ダイクロイックミラー143から導光された緑色波長帯域光、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を集光する。集光レンズ173により集光された各色波長帯域光は、カラーホイール装置200のカラーホイール201に照射される。
カラーホイール装置200は、カラーホイール201と、そのカラーホイール201を回転駆動するモータ210とを備える。カラーホイール装置200は、集光レンズ173から出射された光線束の光軸とカラーホイール201上の照射面が直交するように、集光レンズ173とライトトンネル175との間に配置される。
カラーホイール201は、円板状に形成され、モータ210により回転駆動することができる。カラーホイール201は、全色透過領域と、青赤透過領域とを周方向に並設している。全色透過領域は、青色波長帯域光、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光を透過させることができる。また、青赤透過領域は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を透過することができる。カラーホイール201に入射した青色波長帯域光、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光は、全色透過領域又は青赤透過領域を透過して調光された後、ライトトンネル175に向かって導光される。ライトトンネル175に入射した光線束は、ライトトンネル175内で均一な強度分布の光線束となる。
ライトトンネル175の背面パネル13側の光軸上には、集光レンズ178が配置される。集光レンズ178のさらに背面パネル13側には、光軸変換ミラー181が配置される。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により、左側パネル15側に反射される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。DMDである表示素子51の下方前方側にはヒートシンク190が設けられる(図4も参照)。表示素子51は、このヒートシンク190により冷却される。
図4及び図5の平面視において、フィン191の板体のうち投影装置10の内側の一端部には、斜め後方へ向けて屈曲した屈曲部191aが形成される。屈曲部191aは左側パネル15側の外側から投影装置10の内部を見たときに内部の回路基板244等が殆ど見えない程度に屈曲している。屈曲部191aを設けたことにより、投影装置10の左側パネル15側においても、回路基板244等の故障を想定した安全対策規格に対応することができる。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影光学系220は、コンデンサレンズ195と、レンズ鏡筒230内に設けられた可動レンズ群及び固定レンズ群により構成される。レンズ鏡筒230は、可変焦点型レンズとされ、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。可動レンズ群は、レンズモータ45により自動で又は投影画像調整部15aにより手動で移動可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光ホイール101及びカラーホイール201を同期回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から適宜のタイミングで光を出射すると、緑色、青色及び赤色の各波長帯域光が導光光学系140を介して集光レンズ173に入射され、光源側光学系170を介して表示素子51に入射される。そのため、表示素子51がデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、本実施形態の投影装置10に設けられた流路F1〜F3について説明する。図4に示す投影装置10の筐体内には、前述の通り三つの流路F1〜F3が形成される。各流路F1〜F3は、図4の平面視において略平行な同一方向となるように形成される。
正面パネル12側の流路F1の空気は、主に吸気口310,321から吸気される。投影装置10内において、光出射部12aの下方に位置する吸気口321から吸気された流路F1の空気は、主にレンズ鏡筒230の下面側を流通した後に、光源装置60の筺体の蛍光ホイール装置100、カラーホイール装置200、赤色光源装置120及び励起光照射装置70周辺の下面側を流通する。カラーホイール装置200の下面を経て赤色光源装置120の下面を流通した空気は、ヒートシンク600のヒートパイプ610やベース板630の周辺を通り、励起光照射装置70側へ向かう。赤色光源装置120及び蛍光ホイール装置100の下面を通り励起光照射装置70の下面を流通した空気は、ヒートシンク500のヒートパイプ510やベース板530の周辺を通り、第二排気ファン401を介して排気口330の正面パネル12側から外部に排気される。第二排気ファン401には流路F1内に配置される冷却対象物であるヒートパイプ510やベース板530(第二冷却対象物)が近接して配置される。
また、投影装置10内において、吸気口310から吸気された流路F1の空気は、主に光源装置60の筺体の上面側(上面パネル11側)或いは前面側(正面パネル12側)を流通した後に、ヒートパイプ510やベース板530の周辺を通り、第二排気ファン401を介して排気口330の正面パネル12側から外部に排気される。したがって、流路F1を流通する空気により、主として、熱源である蛍光ホイール装置100、カラーホイール装置200、赤色光源装置120及び励起光照射装置70を含む光源装置60の筺体の一部、ヒートシンク600のベース板630側、及びヒートシンク500のベース板530側を冷却することができる。
中央側の流路F2の空気は、主に吸気口322から吸気される。投影装置10内において、吸気口322から吸気された流路F2の空気は、主にレンズ鏡筒230の下面に配置されるヒートシンク190のフィン191を通った後に、光源装置60の筺体の光源側光学系170側の下面を流通する。その後、流路F2の空気は、ヒートシンク600のフィン620、回路基板244周辺、及びヒートシンク500のフィン520の順に通り、第一排気ファン402を介して排気口330の前後方向の中央側から排気される。したがって、流路F2を流通する空気により、主として、フィン191,620,520を冷却して表示素子51、赤色光源装置120及び励起光照射装置70を冷却するとともに、光源装置60の筺体の光源側光学系170側の一部や回路基板244を冷却することができる。
背面パネル13側の流路F3の空気は、主に吸気口323から吸気される。投影装置10内において、吸気口323の上側の吸気領域323a(図1参照)から吸気された流路F3の空気は、主に、光源装置60の後方に配置された仕切部91,92と、回路基板241,242とによって形成される略筒状の空間を流通する。また、吸気口323の下側の吸気領域323b(図1参照)から吸気された流路F3の空気は、主に仕切部91及び回路基板241の下端側と、仕切部92と、投影装置10の図示しない底面部とによって形成される略筒状の空間を流通する。したがって、流路F3の空気は、仕切部92によって区画された上段の流路と下段の流路とに分かれて流通する。流路F3の上段側を流通する空気は、主として、回路基板241,242を冷却することができる。流路F3の下段側を流通する空気は、主として、回路基板243や回路基板241の下端側の一部を冷却することができる。流路F3を流れる空気は、第二排気ファン403側で合流し、第二排気ファン403を介して排気口330の背面パネル13側から外部に排気される。第二排気ファン403は、流路F3内に配置される冷却対象物である回路基板241,243(第二冷却対象物)に近接して配置される。したがって、流路F3を流通する空気により、主として、回路基板241,242,243を冷却することができる。
本実施形態では、表示素子51、蛍光ホイール装置100、赤色発光ダイオード121及び青色レーザダイオード71の順に発熱量が大きくなる。例えば、各熱源から発生する熱エネルギーとしては、例えば、表示素子51は10[W]、蛍光ホイール101は15〜20[W]、赤色発光ダイオード121を含む赤色光源装置120は25[W]、青色レーザダイオード71を含む励起光照射装置70は100[W]程度となる。カラーホイール201から発生する熱エネルギーについても蛍光ホイール101と同様に15〜20[W]程度となる。したがって、赤色光源装置120の発熱量は、表示素子51、蛍光ホイール装置100やカラーホイール装置200よりも大きい中程度の発熱量である。また、励起光照射装置70の発熱量は赤色光源装置120よりも大きい発熱量である。
したがって、投影装置10の内部において、第二排気ファン401に対応する流路F1の冷却対象物(第二冷却対象物)として、冷却風の上流側である吸気口310,321側に配置される冷却対象物が、下流側である排気口330側の冷却対象物よりも発熱量が小さくなるように配置される。
また、第一排気ファン402に対応する流路F2の冷却対象物(第一冷却対象物)は、表示素子51のヒートシンク190のフィン191と、赤色光源装置120のヒートシンク600のフィン620と、励起光照射装置70のヒートシンク500のフィン520の順に、発熱量が大きくなる。そのため、冷却風の上流側である吸気口322側に配置される冷却対象物が、下流側である排気口330側の冷却対象物よりも発熱量が小さくなるように配置される。したがって、流路F1及び流路F2では、直列的に流路に沿って配置された各冷却対象物に対して、その冷却対象物の温度よりも低温の空気を当てることができ、効率的に冷却を行うことができる。
さらに、第二排気ファン403に対応する流路F3の冷却対象物(第二冷却対象物)は、主として左右方向の流路に沿って配置された回路基板241,242,243であるため、効率良く冷却することができる。
また、本実施形態では、第一排気ファン402に対応する投影装置10の中央側の流路F2に主冷却対象物であるフィン191,620,520を直列的に複数配置している。流路F2は、投影装置10内では中央側に位置し、流路F2に隣接する流路F1,F3も流路F2と略平行に流通するように形成されるため、比較的流路抵抗が小さい。また、第一排気ファン402、第二排気ファン401,403を排気口330と対応する略全面に配置したことにより、投影装置10内の全体に空気が流通するように大きな送風量を得ることができる。そのため、主冷却ファンである第一排気ファン402に対応するフィン191,620,520の冷却効果を高め、その結果、熱源である赤色光源装置120や励起光照射装置70の温度上昇を低減することができる。
このように、本実施形態では流路F2が形成される投影装置10の中央側にフィン191,620,520を配置させており、中央側の第一排気ファン402を主冷却ファンとして機能させ、第一排気ファン402の側方に配置される第二排気ファン401,403を副冷却ファンとして機能させることができる。
また、主冷却ファンである第一排気ファン402の両側方の二箇所に近接するように並設された第二排気ファン401,403の回転数は、第一排気ファン402の回転数よりも大きくなるように制御される。これにより、各排気ファン401〜403により発生した騒音が重畳されても、各騒音のピークとなる周波数同士がずれて、特定の周波数における騒音レベルが強まり合うことを防止できる。全体の風量を低下させることなく静音化することができる。また、このように副冷却ファンである第二排気ファン401,403の回転数を、第一排気ファン402の回転数よりも大きくなるように制御すると、静音化しながら第一排気ファン402に発熱量の比較的大きいフィン520を近接して配置することができる。したがってフィン520が接続される熱源である励起光照射装置70を効果的に冷却することができる。
フィン520(第一冷却対象物)は第一排気ファン402に対して近接配置されているので、主冷却ファンである第一排気ファン402の回転数を、副冷却ファンである第二排気ファン401,403に対して大きくすると、騒音が大きくなってしまう。
これに対し、副冷却ファンである第二排気ファン401と、ヒートパイプ510やベース板530(第二冷却対象物)との距離は、第一排気ファン402とフィン520(第一冷却対象物)との距離に対して離間配置されているため、副冷却ファンである第二排気ファン401の回転数を第一排気ファン402の回転数と比較して大きくすることができる。また、副冷却ファンである第二排気ファン403と、回路基板241,243(第二冷却対象物)との距離も、第一排気ファン402とフィン520(第一冷却対象物)との距離に対して離間配置されているため、副冷却ファンである第二排気ファン403の回転数を第一排気ファン402の回転数と比較して大きくすることができる。このように、副冷却ファンの回転数を大きくすることで騒音を低下できる。
なお、投影モードによって、第一排気ファン402(主冷却ファン)と、第二排気ファン401、403(副冷却ファン)との回転数を同じにするときと、異なる回転数にするときと、切り替える制御を行うことができる。
また、投影装置10内に複数設けられた温度センサの結果によっては、熱源の温度上昇を抑えるように第一排気ファン402の回転数を増減させて冷却することが有るが、この場合も第二排気ファン401,403の回転数は第一排気ファン402の回転数よりも大きくなるように設定される。なお、第二排気ファン401,403の回転数を増加させることにより流路F1,F3における負圧を増加させることができるが、流路F2に比べて流路F1,F3の流路抵抗が低すぎると流路F2を冷却風が通り難くなるため、例えば、メッシュ板金701,702の開口孔の目の粗さや配置する位置或いは枚数を適宜設定して各流路F1〜F3における流路抵抗の差が大きくなり過ぎないように調整してもよい。
また、第二排気ファン401と第二排気ファン403の回転数の関係は、流路F1,F3に配置された冷却対象物の温度上昇や騒音等を抑えるように適宜設定することができる。第二排気ファン401の回転数は第二排気ファン403と同じ又は異なるように設定することができる。或いは第二排気ファン403の回転数は、第二排気ファン403よりも高く設定してもよいし、低く設定してもよい。
本実施形態では、ヒートパイプ510若しくはベース板530、又は回路基板241,243(第二冷却対象物)は、第一排気ファン402とフィン191(第一冷却対象物)との間の距離よりも第二排気ファン401,403から離間して配置される構成について示したが、第二排気ファン401,403と、ヒートパイプ510若しくはベース板530、又は回路基板241,243(第二冷却対象物)との間の距離よりも、フィン191(第一冷却対象物)が第一排気ファン402から離間して配置されてもよい。各排気ファン401〜403からそれぞれ対応する冷却対象物までの距離は同じであってもよい。
なお、本実施形態では、投影装置10が、主冷却ファンである第一排気ファン402と、第一排気ファン402の両側方の二箇所に近接するように並設された副冷却ファンである第二排気ファン401,403とによる合計3個の排気ファンを備える構成としたが、主冷却ファン及び副冷却ファンがそれぞれ1個ずつ設けられる構成としてもよい。或いは、主冷却ファン一個に対して副冷却ファンが複数、又は主冷却ファン及び副冷却ファンがそれぞれ複数配置される構成としてもよい。
また、本実施形態では、主冷却ファンである第一排気ファン402と、副冷却ファンである第二排気ファン401,403と、第一排気ファン402により冷却される冷却対象物を筐体内に備える投影装置10を例に説明したが、熱源である冷却対象物や複数の排気ファンを筐体内に備えるその他の電子装置に適用してもよい。
以上、本実施形態で説明した電子装置である投影装置10が、筐体と、筐体の第一側面に近接して配置された第一排気ファンと、筐体の第一側面に近接しており、第一排気ファンと並設された第二排気ファンと、第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、第二排気ファンの回転数を、第一排気ファンの回転数よりも大きくなるように制御する制御部38と、を備える構成について説明した。第一排気ファン402、第二排気ファン401、403が第一側面に近接して配置されており、プル型冷却により冷却対象物を冷却する構成としたため、熱源毎に局所冷却用のファンを必要とせず全体を小型化することができる。また、第二排気ファン401、403の回転数を第一排気ファン402の回転数よりも大きくすることで全体の送風量を下げることなく、第一排気ファン402、第二排気ファン401、403による全体の駆動音を静音化し、第一冷却対象物を冷却することができる。よって、静音化しながら冷却対象物の冷却をする電子装置、投影装置10及び冷却制御方法を構成することができる。
また、第一排気ファン及び第二排気ファンが、筐体の第一側面側に空気を送風するように第一側面と平行に並設した軸流ファンである構成の電子装置は、略同方向に風量の大きな冷却風を流通させることができる。
また、第二排気ファンに対応して近接配置された第二冷却対象物が、第一排気ファンと、第一排気ファンに近接配置された第一冷却対象物との間の距離よりも、第二排気ファンから離間して配置される電子装置は、排気ファン401〜403の駆動による騒音を静音化しながら、主冷却対象物である第一冷却対象物の冷却を効果的に行うことができる。
また、第二排気ファンが、第一排気ファンの両側方に設けられる電子装置は、筐体内を流通する冷却風の風量を増加させることができる。
第一排気ファン402と第二排気ファン401、403は、略同一形状且つ略同一サイズである。また、筐体は、第一側面に排気口330を有し、第一側面と反対側の第二側面に吸気口320を有し、吸気口320と、第一排気ファン402との間に第一排気ファンに対応して直列的に配置された複数の第一冷却対象物を有し、複数の第一冷却対象物のうち、吸気口320側の第一冷却対象物(例えばフィン191)は、排気口330側の第一冷却対象物(例えばフィン520)よりも発熱量が小さい構成について説明した。そのため、各第一冷却対象物に対して、低温の空気を当てることができ、冷却効率を高めることができる。
なお、上記実施形態においては、略同一形状且つ略同一サイズの第一排気ファン402、第二排気ファン401、403において、第一排気ファン402の両側方に、第二排気ファン401、403を設ける構成とした。更に、第二排気ファン401、403の回転数を第一排気ファン402の回転数よりも大きくすることで、全体の送風量を下げることなく、第一排気ファン402、第二排気ファン401、403による全体の駆動音を静音化し、第一冷却対象物を冷却するものとした。しかし、この構成に限らない。
例えば、第一排気ファン402、第二排気ファン401、403の面積を略同一としながら、第一排気ファン402の厚さを第二排気ファン401、403の厚さより薄くする構成にしても良い。このような構成にすることで、第一排気ファン402の厚さと第二排気ファン401、403の厚さとが略同一の場合と比較して、第一排気ファン402と第一冷却対象物であるフィン520との距離をより大きくすることができる。これにより、第一排気ファン402と、第二排気ファン401、403と、の回転数を略同一とした場合でも、第一排気ファン402、第二排気ファン401、403による全体の駆動音を静音化しながら、第一冷却対象物を効率良く冷却することができる。
或いは、第一排気ファン402、第二排気ファン401、403の厚さを略同一としながら、第一排気ファン402の面積を第二排気ファン401、403の面積より小さくしても良い。この場合も、第一排気ファン402と、第二排気ファン401、403と、の回転数を調整することで、全体の駆動音を静音化しながら、第一冷却対象物を効率良く冷却することができる。
なお、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 筐体と、
前記筐体の第一側面に近接して配置され、前記筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、
前記第一排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、
前記筐体の前記第一側面に近接して配置され、前記第一排気ファンと並設され、前記筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、
前記第二排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、
前記第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、
前記第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、
前記第一排気ファンの回転数と前記第二排気ファンの回転数とを制御する制御部と、
を備えることを特徴とする電子装置。
[2] 前記第一排気ファン及び前記第二排気ファンは、前記筐体の前記第一側面側に空気を送風するように前記第一側面と平行に並設した軸流ファンであることを特徴とする前記[1]に記載の電子装置。
[3] 前記第二排気ファンは、前記第一排気ファンの両側方に設けられることを特徴とする前記[1]乃又は前記[2]に記載の電子装置。
[4] 前記制御部は、前記第二排気ファンの回転数を、前記第一排気ファンの回転数よりも大きくなるように制御することを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れかに記載の電子装置。
[5] 前記第二排気ファンに対応して近接配置された前記第二冷却対象物は、前記第一排気ファンと、前記第一排気ファンに近接配置された前記第一冷却対象物との間の距離よりも、前記第二排気ファンから離間して配置される、ことを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れかに記載の電子装置。
[6] 前記第一排気ファンと前記第二排気ファンとは、略同一形状且つ略同一サイズであることを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の電子装置。
[7] 前記第一排気ファンの厚さは前記第二排気ファンの厚さよりも薄い、又は前記第一排気ファンの面積は前記第二排気ファンの面積よりも小さい、ことを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れかに記載の電子装置。
[8] 前記筐体は、
前記第一側面に排気口を有し、
前記第一側面と反対側の第二側面に吸気口を有し、
前記吸気口と前記第一排気ファンとの間に、前記第一排気ファンに対応して直列的に配置された複数の前記第一冷却対象物を有し、
複数の前記第一冷却対象物のうち、前記吸気口側の前記第一冷却対象物は、前記排気口側の前記第一冷却対象物よりも発熱量が小さい、
ことを特徴とする前記[1]乃至前記[7]の何れかに記載の電子装置。
[9] 筐体と、
光源装置と、
前記光源装置から出射された光源光により画像光を生成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
前記筐体の第一側面に近接して配置され、前記筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、
前記第一排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、
前記筐体の前記第一側面に近接して配置され、前記第一排気ファンと並設され、前記筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、
前記第二排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、
前記第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、
前記第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、
前記光源装置及び前記表示素子を制御するとともに、前記第一排気ファンの回転数と前記第二排気ファンの回転数とを制御する制御部と、
を備えることを特徴とする投影装置。
[10] 電子装置の冷却制御方法であって、
前記電子装置は、
筐体と、
前記筐体の第一側面に近接して配置され、前記筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、
前記第一排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、
前記筐体の前記第一側面に近接して配置され、前記第一排気ファンと並設され、前記筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、
前記第二排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、
前記第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、
前記第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第一排気ファンの回転数と前記第二排気ファンの回転数とを制御する、
ことを特徴とする冷却制御方法。
10 投影装置 11 上面パネル
12 正面パネル 12a 光出射部
12b 高さ調整ボタン 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
15a 投影画像調整部 21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 排気ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 60 光源装置
70 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
73 コリメータレンズ 77 集光レンズ
78 集光レンズ 79 拡散板
80 緑色光源装置 91 仕切部
92 仕切部 100 蛍光ホイール装置
101 蛍光ホイール 110 モータ
111 集光レンズ群 115 集光レンズ
120 赤色光源装置 121 赤色発光ダイオード
125 集光レンズ群 140 導光光学系
141 第一ダイクロイックミラー 142 第二ダイクロイックミラー
143 第三ダイクロイックミラー 144 反射ミラー
145 集光レンズ 146 集光レンズ
147 集光レンズ 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 181 光軸変換ミラー
183 集光レンズ 185 照射ミラー
190 ヒートシンク 191 フィン
195 コンデンサレンズ 200 カラーホイール装置
201 カラーホイール 210 モータ
220 投影光学系 230 レンズ鏡筒
241〜244 回路基板 310 吸気口
320(321〜323) 吸気口 323a 吸気領域
323b 吸気領域 330 排気口
401、403 第二排気ファン 402 第一排気ファン
500 ヒートシンク
510 ヒートパイプ 520 フィン
521 屈曲部 530 ベース板
600 ヒートシンク 610 ヒートパイプ
620 フィン 630 ベース板
701 メッシュ板金 702 メッシュ板金
F1 流路 F2 流路
F3 流路 SB システムバス

Claims (10)

  1. 筐体と、
    前記筐体の第一側面に近接して配置され、前記筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、
    前記第一排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、
    前記筐体の前記第一側面に近接して配置され、前記第一排気ファンと並設され、前記筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、
    前記第二排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、
    前記第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、
    前記第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、
    前記第一排気ファンの回転数と前記第二排気ファンの回転数とを制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする電子装置。
  2. 前記第一排気ファン及び前記第二排気ファンは、前記筐体の前記第一側面側に空気を送風するように前記第一側面と平行に並設した軸流ファンであることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記第二排気ファンは、前記第一排気ファンの両側方に設けられることを特徴とする請求項1乃又は請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記制御部は、前記第二排気ファンの回転数を、前記第一排気ファンの回転数よりも大きくなるように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電子装置。
  5. 前記第二排気ファンに対応して近接配置された前記第二冷却対象物は、前記第一排気ファンと、前記第一排気ファンに近接配置された前記第一冷却対象物との間の距離よりも、前記第二排気ファンから離間して配置される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電子装置。
  6. 前記第一排気ファンと前記第二排気ファンとは、略同一形状且つ略同一サイズであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の電子装置。
  7. 前記第一排気ファンの厚さは前記第二排気ファンの厚さよりも薄い、又は前記第一排気ファンの面積は前記第二排気ファンの面積よりも小さい、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電子装置。
  8. 前記筐体は、
    前記第一側面に排気口を有し、
    前記第一側面と反対側の第二側面に吸気口を有し、
    前記吸気口と前記第一排気ファンとの間に、前記第一排気ファンに対応して直列的に配置された複数の前記第一冷却対象物を有し、
    複数の前記第一冷却対象物のうち、前記吸気口側の前記第一冷却対象物は、前記排気口側の前記第一冷却対象物よりも発熱量が小さい、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の電子装置。
  9. 筐体と、
    光源装置と、
    前記光源装置から出射された光源光により画像光を生成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
    前記筐体の第一側面に近接して配置され、前記筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、
    前記第一排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、
    前記筐体の前記第一側面に近接して配置され、前記第一排気ファンと並設され、前記筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、
    前記第二排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、
    前記第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、
    前記第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、
    前記光源装置及び前記表示素子を制御するとともに、前記第一排気ファンの回転数と前記第二排気ファンの回転数とを制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする投影装置。
  10. 電子装置の冷却制御方法であって、
    前記電子装置は、
    筐体と、
    前記筐体の第一側面に近接して配置され、前記筐体内の空気を排気するための第一排気ファンと、
    前記第一排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第一吸気口と、
    前記筐体の前記第一側面に近接して配置され、前記第一排気ファンと並設され、前記筐体内の空気を排気するための第二排気ファンと、
    前記第二排気ファンと対応して配置され、前記第一側面と反対側の第二側面に形成された第二吸気口と、
    前記第一排気ファンに対応して配置された第一冷却対象物と、
    前記第二排気ファンに対応して配置された第二冷却対象物と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第一排気ファンの回転数と前記第二排気ファンの回転数とを制御する、
    ことを特徴とする冷却制御方法。
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