JP6202346B2 - 放熱装置、光源装置及び投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放熱容量を高めた放熱装置、及びこの放熱装置を備える光源装置と、この光源装置を備える投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
そして、このような投影装置においては、レーザダイオードやLED等の半導体発光素子が光源に用いられているものがある。例えば、特許文献1に開示される投影装置は、複数の半導体発光素子が備えられる励起光照射装置と、この励起光照射装置からの励起光が照射されて蛍光光が発光される蛍光板装置が設けられている。そして、励起光照射装置における複数の半導体発光素子を保持するホルダの背面には、複数の半導体発光素子を冷却するための放熱装置としてのヒートシンクが設けられている。
また、特許文献2には、レーザダイオード等からなる励起光源と蛍光板とを備える投影装置が開示されている。この投影装置には、励起光源を冷却するため、励起光源の背面側に放熱装置としてのヒートシンクが設けられるとともに、このヒートシンクを冷却する冷却ファンが設けられている。この投影装置では、映像信号の輝度レベルに応じて励起光源の励起光出力が制御されるとともに、冷却ファンの冷却風も制御される。
特開2013−196946号公報 特開2014−206581号公報
複数の半導体発光素子を備える光源には、上述の通りヒートシンク等の放熱装置が備えられている。このような放熱装置は、光源や冷却ファンを制御して放熱効率を向上させることはできるが、放熱容量には上限がある。一方、近年においては、小型で高輝度な半導体発光素子が提供されている。そして、このような小型で高輝度な半導体発光素子を複数用いた光源では、発熱密度が高くなり、半導体発光素子の冷却が困難となり、ひいては半導体発光素子の高密度化による光源装置の小型化が困難となる。すると、半導体発光素子やこれを保持するホルダを小型に形成することができず、投影装置の小型化が困難となる。
本発明の目的は、高輝度の光源装置を小型に形成することができる放熱装置、及びこの放熱装置を備える光源装置及び投影装置を提供する。
本発明の放熱装置は、第1の光源の背面と接続される第1の接続面と、前記第1の光源の側面と接続される第2の接続面とを有し、前記第1の光源を固定する固定部と、前記固定部の背面側に設けられる複数のフィンを有する第1の放熱部と、前記第2の接続面側の前記固定部から一方側に立設する平板部と、前記平板部に設けられる複数のフィンを有する第2の放熱部と、を有することを特徴とする。
本発明の光源装置は、複数の半導体発光素子を保持するホルダを有する上述の放熱装置を備える前記第1の光源が設けられることを特徴とする。
本発明の投影装置は、上述の前記光源装置と、前記光源装置からの光を表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から出射された画像をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記光源装置や前記表示素子を制御する投影装置制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、光源装置を小型に形成することのできる放熱装置及びこの放熱装置を備える光源装置及び投影装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態に係るヒートシンクを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るヒートシンクを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係るヒートシンクの変形例を示し、(a)は変形例1の側面図、(b)は変形例2の側面図である。 本発明の実施形態に係る付勢部材を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るヒートシンクを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るヒートシンクを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
そして、投影装置10の筐体は、図1に示すように、略直方体形状であって、正面パネル12、背面パネル13、右側パネル14及び左側パネル15からなる側面パネルと、上面パネル11と下面パネル16とにより形成されている。投影装置10は、正面パネル12の左側方に投影部を有する。さらに、正面パネル12には、複数の吸排気孔17が設けられている。そして、投影装置10は、図示しないが、リモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられる。このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
さらに、背面パネル13には、図示しないUSB端子やアナログRGB映像信号が入力される映像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、音声出力端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子が設けられている。また、背面パネル13には、複数の吸気孔が形成されている。
次に、投影装置10の投影装置制御部について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御部により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能するものであり、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動するものである。そして、この投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、光源側光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像(画像光)を形成し、投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
そして、筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出され、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御しており、この光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させる個別の制御を行う。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置本体の電源オフ後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置本体の電源をオフにする等の制御も行う。
次に、この投影装置10の内部構造について図3に基づいて述べる。図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、左側パネル15の近傍に制御回路基板241を備えている。この制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えてなる。また、投影装置10は、投影装置10筐体の前方右寄りに光源装置60を備えている。さらに、投影装置10は、光源装置60と背面パネル13との間に、光源側光学系170が配置される。投影装置10の左側パネル15側には、投影側光学系220が配置されている。
光源装置60は、青色波長帯域光の光源とされる第1の光源を備え、励起光源ともされる励起光照射装置70と、赤色波長帯域光の光源とされる第2の光源である赤色光源装置120と、緑色波長帯域光の光源とされる第3の光源である緑色光源装置80と、を備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と、蛍光板装置100とにより構成される。そして、光源装置60には、赤、緑、青の各色波長帯域光を導光し、出射する導光光学系140が配置されている。導光光学系140は、各色光源装置から出射される各色波長帯域光をライトトンネル175の入射口に集光する。
励起光照射装置70は、投影装置10の筐体における前側略中央部分の正面パネル12の近傍に配置される。そして、励起光照射装置70は、右側パネル14及び左側パネル15と光軸が平行になるよう配置された複数の半導体発光素子である青色レーザダイオード71を保持するブロック状のホルダ72と、このホルダ72が設けられる放熱装置であるヒートシンク81とを備える。なお、本実施形態においては、後述するように、2行4列の合計8個の青色レーザダイオード71がホルダ72に設けられて第1の光源とされている。
また、各青色レーザダイオード71の光軸上には、各青色レーザダイオード71からの各出射光の指向性を高めるように各々平行光に変換する複数のコリメータレンズを備えるレンズアレイ73が配置されている。
赤色光源装置120は、赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の光軸が励起光照射装置70から出射されて第一反射ミラー141で反射される青色波長帯域光及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光の光軸と交差するように励起光照射装置70の右側に並設されている。赤色光源装置120は、青色レーザダイオード71と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、を備える。この赤色光源121は、赤色波長帯域の光を発する半導体発光素子である赤色発光ダイオードである。
また、赤色光源装置120は、赤色光源121の正面パネル12側に配置されるヒートシンク130を備える。一方、励起光照射装置70の左側には冷却ファン261が配置されている。この冷却ファン261からの冷却風は、励起光照射装置70のヒートシンク81及び赤色光源装置120のヒートシンク130に送風され、それぞれのヒートシンク81,130により青色レーザダイオード71及び赤色光源121がそれぞれ冷却される。
緑色光源装置80を構成する蛍光板装置100は、励起光照射装置70から出射されて第一反射ミラー141で反射される励起光の光路上であって、右側パネル14の近傍に配置される。蛍光板装置100は、右側パネル14と平行となるように、つまり、励起光照射装置70からの出射光の光軸と平行となるように配置された蛍光ホイールとされる蛍光板101と、この蛍光板101を回転駆動するモータ110と、励起光照射装置70から出射され、第一反射ミラー141により反射された励起光の光線束を蛍光板101に集光するとともに蛍光板101から左側パネル15方向に出射される光線束を集光する集光レンズ群111と、蛍光板101を透過又は拡散透過されて右側パネル14方向に出射される光線束を集光する集光レンズ115と、を備える。なお、モータ110の右側パネル14側には冷却ファン262が配置されており、この冷却ファン262によって蛍光板装置100等が冷却される。
蛍光板101は、励起光照射装置70から集光レンズ群111を介した出射光を励起光として受けて緑色波長帯域の蛍光光を出射する蛍光発光領域と、励起光照射装置70からの出射光である励起光を透過又は拡散透過させる領域と、が周方向に連続して設けられている。
蛍光板101の基材は銅やアルミニウム等から成る金属基材であって、この基材の励起光照射装置70側の表面には、環状の溝を形成し、この溝の底部が銀蒸着等によってミラー加工されており、このミラー加工された表面に緑色蛍光体の層が敷設されている。さらに、励起光が透過又は拡散透過する領域のうち、透過する領域とされる場合には、基材の切抜き透光部に透光性を有する透明基材が嵌入される。拡散透過する領域とされる場合には、表面をサンドブラスト等で微細凹凸を形成した透明基材が嵌入される。
蛍光板101の蛍光体層は、励起光照射装置70からの励起光としての青色波長帯域光が蛍光板101の緑色蛍光体層に照射されると、緑色蛍光体層における緑色蛍光体が励起され、緑色蛍光体から全方位に緑色波長帯域光を出射する。蛍光発光された光線束は、左側パネル15側へ出射され、集光レンズ群111に入射する。一方、蛍光板101における入射光が透過又は拡散透過する領域に入射された励起光照射装置70からの青色波長帯域光は、蛍光板101を透過又は拡散透過し、蛍光板101の背面側(換言すれば、右側パネル14側)に配置された集光レンズ115に入射する。
そして、導光光学系140は、赤色、緑色、青色波長帯域の光線束を集光させる集光レンズや、各色波長帯域の光線束の光軸を変換して同一の光軸とさせる反射ミラー、ダイクロイックミラー等からなる。具体的には、導光光学系140は、第一反射ミラー141,集光レンズ151,拡散板152,第一ダイクロイックミラー142,第二反射ミラー143,集光レンズ146,第三反射ミラー149,集光レンズ147,集光レンズ145,第二ダイクロイックミラー148からなる。
第一反射ミラー141は、励起光照射装置70の背面パネル13側に配置される。この第一反射ミラー141は、励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光の光軸を右側パネル14方向に90度変換する。
集光レンズ151は、第一反射ミラー141の右側パネル14側に配置される。拡散板152は、集光レンズ151の右側パネル14側に配置される。第一反射ミラー141により反射された励起光は、集光レンズ151により集光されて、拡散板152により拡散される。
拡散板152を拡散透過する青色波長帯域光及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光とが交差する位置に、青色及び赤色波長帯域光を透過させ、緑色波長帯域光を反射してこの緑色波長帯域光の光軸を背面パネル13方向に90度変換する第一ダイクロイックミラー142が配置されている。
また、蛍光板101を透過又は拡散透過した青色波長帯域光の光軸上、つまり、集光レンズ115と右側パネル14との間には、青色波長帯域光を反射してこの青色光の光軸を背面パネル13方向に90度変換する第二反射ミラー143が配置されている。第二反射ミラー143における背面パネル13側には、集光レンズ146が配置され、さらにこの集光レンズ146の背面パネル13側には、第三反射ミラー149が配置されている。第三反射ミラー149の左側パネル15側には、集光レンズ147が配置されている。第三反射ミラー149は、第二反射ミラー143により反射され、集光レンズ146を介して入射される青色波長帯域光の光軸を左側パネル15側に90度変換する。
また、第一ダイクロイックミラー142の背面パネル13側には、集光レンズ145が配置されている。さらに、集光レンズ145の背面パネル13側であって、集光レンズ147の左側パネル15側には、第二ダイクロイックミラー148が配置されている。第二ダイクロイックミラー148は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射して左側パネル15側に90度光軸を変換し、集光レンズ147を介して入射される青色波長帯域光を透過させる。
第一ダイクロイックミラー142を透過した赤色波長帯域光の光軸と、この赤色波長帯域光の光軸と一致するように第一ダイクロイックミラー142により反射された緑色波長帯域光の光軸は、集光レンズ145に入射する。そして、集光レンズ145を透過した赤色及び緑色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148により反射され、光源側光学系170の集光レンズ173を介してライトトンネル175の入射口に集光される。一方、集光レンズ147を透過した青色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148を透過して、集光レンズ173を介してライトトンネル175の入射口に集光される。
光源側光学系170は、集光レンズ173,ライトトンネル175,集光レンズ178,集光レンズ179,照射ミラー185、コンデンサレンズ195により構成されている。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を固定レンズ群225及び可動レンズ群235に向けて出射するので、投影側光学系220の一部ともされている。
ライトトンネル175と第二ダイクロイックミラー148の間には、ライトトンネル175の入射口に光源光を集光する集光レンズ173が配置されている。よって、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光は、集光レンズ173により集光され、ライトトンネル175に入射される。ライトトンネル175に入射された光線束は、ライトトンネル175により均一な強度分布の光線束とされる。
ライトトンネル175の左側パネル15側の光軸上には、集光レンズ178,179が配置される。ライトトンネル175から出射された光線束は、集光レンズ178,179を介して照射ミラー185に照射され、照射ミラー185によりコンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。なお、DMDとされる表示素子51は、背面パネル13側にヒートシンク190が設けられ、このヒートシンク190により表示素子51は冷却される。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影側光学系220は、コンデンサレンズ195、可動レンズ群235、固定レンズ群225により構成されている。可動レンズ群235は、レンズモータにより移動可能に形成される。そして、可動レンズ群235及び固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。よって、可動レンズ群235を備える固定鏡筒は、可変焦点型レンズとされ、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光板101を回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から異なるタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140を介して集光レンズ173及びライトトンネル175に順次入射され、さらに光源側光学系170を介して表示素子51に入射されるため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、励起光照射装置70における放熱装置とされるヒートシンク81及びホルダ72について図4〜図7に基づいて説明する。図4はホルダ72が備えられるヒートシンク81の斜視図である。図5(a)はこのヒートシンク81の正面図であり、図5(b)はヒートシンク81の側面図である。図6(a),(b)はヒートシンク81の変形例である。図7は、ホルダ72を付勢する付勢部材とされる板バネ97を示す斜視図である。ホルダ72に保持される青色レーザダイオード71は、図5(b)において左側に向けてレーザ光を出射する。第1の光源は、複数の半導体発光素子である青色レーザダイオード71がホルダ72に保持されて形成される。
なお、ヒートシンク81は、青色レーザダイオード71の出射方向を背面パネル13側に向け、図4における上側を上面パネル11側に向けて配置されるが、以下の説明においては、青色レーザダイオード71の出射方向を前、青色レーザダイオード71の出射方向と反対側の方向を後としてヒートシンク781の構造を説明する。
ヒートシンク81に備えられるホルダ72は、外形を略ブロック状として形成されている。ホルダ72は、アルミダイキャストにより製造される。ホルダ72には、2行4列に配置される合計8個の保持孔74が形成されている。各保持孔74には、青色レーザダイオード71が保持されている。このようにして、本実施例におけるホルダ72には、2行4列の合計8個の青色レーザダイオード71が備えられる。
図4及び図5(a),(b)に示すように、ヒートシンク81は、多数の平板を組み合わせて形成されている。ヒートシンク81は、アルミ合金の押し出し成形により形成されるので、この多数の平板は、図5(a)における左右の横幅寸法が同一に形成されている。そして、ホルダ72を収納する凹部とされる固定部として図5(b)の側面視コ字状に形成される固定部82と第1の放熱部91と、により主放熱部が形成され、固定部82から立設される第二縦板87と第2の放熱部92と、により補助放熱部が形成されている。従って、補助放熱部は、主放熱部の上側に設けられることとなる。
ヒートシンク81は、下端に基部縦板83が形成されている。基部縦板83の上端からは、後方に向けて基部水平板84が形成されている。基部水平板84の後端からは、上方に向けて立設する第一縦板85が形成されている。第一縦板85の上端からやや下方側からは、前方に向けて水平板86が形成されている。水平板86の前端からは、上方に向けて、平板部とされる第二縦板87が立設されている。第二縦板87の上端からは、前方に向けて送風用水平板88が形成されている。
主放熱部の第一縦板85の背面である固定部82と反対側の面からは、後方に向けて複数の水平な薄板である放熱フィンが設けられて、第1の放熱部91が形成されている。同様に、補助放熱部の第二縦板87の背面からは、後方に向けて複数の水平な薄板である放熱フィンが設けられて、第2の放熱部92が形成されている。なお、第1の放熱部91における最下部の放熱フィンとされる薄板は、前後方向の長さをその他の第1の放熱部91における放熱フィンとされる薄板に比べて若干短く形成されている。また、第2の放熱部92の放熱フィンとされる薄板の前後方向の長さは、上側から下側に渡って、漸次長くなるように形成されている。さらに、送風用水平板88の下面からは、下方に向けて多数の垂直な放熱フィンとされる薄板が設けられて、第3の放熱部93が形成されている。
なお、図4及び図5(b)に示すように、第3の放熱部93の最前部の薄板は、他の第3の放熱部93の薄板よりも上下方向の長さが長く形成されている。そして、この第3の放熱部93の最前部の薄板と、送風用水平板88及び第二縦板87により、開口を下に向けた縦断面コ字状のダクト部が形成される。後述するが、このダクト部に沿って、冷却風が流される。
また、図6(a)にヒートシンクの変形例1の側面図を示すように、ヒートシンク81の第二縦板87の正面に、冷却ファン261からの冷却風を、赤色光源装置120の方向に流す縦断面コ字状のダクト部のみを形成し、このダクト部にフィンを設けない構造とすることができる。
更には、図6(b)にヒートシンクの変形例2の側面図を示すように、ヒートシンク81の第二縦板87の正面に、第二縦板87と、送風用水平板88と、送風用水平板88から垂下する送風用垂直板89からなる、冷却ファン261からの冷却風を、赤色光源装置120の方向に流す縦断面コ字状のダクト部を形成し、送風用垂直板89の第二縦板87と対向する面側に、第2の放熱部92の複数のフィンと平行な整流のためのフィン95を複数設けた構造とすることができる。
ヒートシンク81は、基部縦板83と基部水平板84により鉤状部94が形成される。この鉤状部94により、ヒートシンク81を投影装置10に配置する際、容易に位置決めすることができる。そして、基部水平板84と、第一縦板85と、水平板86により、縦断面コ字状の固定部82が形成されている。固定部82にホルダ72が設けられている。なお、第一縦板85の正面には、左右に渡る溝85aが上下二段に形成される。この溝85aには、図5(b)に示すように、青色レーザダイオード71から突出されるリード端子71aと接続される図示しないFPCが挿入される。
一方、ホルダ72の四隅近傍には、それぞれ取付孔76が設けられている。取付孔76は、正面視において半円部と直線部が接続された半長孔状に形成されている。取付孔76は、正面視半長孔状の孔で座繰り部が形成される。そして、この座繰り部からは、後方にかけて正面視円形の貫通孔が開けられる。
ホルダ72の下側2箇所の取付孔76には、図7に示す板バネ97が挿入されている。板バネ97は、板金部品として形成される。板バネ97は、垂直板97aと、垂直板97aの下端から前下方に傾斜して延びる傾斜板97bからなる。垂直板97aには、略中心に上下にやや長いねじ用孔97a1が形成されている。
板バネ97のホルダ72への取り付けは、ホルダ72の下側2箇所の取付孔76に板バネ97を挿入して取り付けられる。このとき、板バネ97の垂直板97aの背面が、取付孔76の半長孔状の座繰り部に当接される。すると、板バネ97の垂直板97aと傾斜板97bとが接続される屈曲部の弾性力により、ホルダ72は上方の接続面側に付勢される。この板バネ97をホルダ72に取り付けた後、四隅近傍の4箇所の取付孔76にねじが挿入され、ホルダ72とヒートシンク81が固定される。
そして、ホルダ72は、背面側が、第1の接続面とされる第一縦板85の正面と接続して固定される。また、板バネ97により、ホルダ72は上方に付勢されるので、ホルダ72の側面のうちの一の側面である上面と、水平板86の下面とが密接して接続して配置される。すなわち、第二縦板87の端部近傍と連設される水平板86の下面は第2の接続面とされる。換言すれば、第二縦板87は、第2の接続面の端部近傍に設けられている。
このようにして、ホルダ72がヒートシンク81に備えられることによって、複数の青色レーザダイオード71が駆動されて発熱しても、その熱は、ホルダ72の背面を伝って第一縦板85に伝わり、第1の放熱部91で放熱される。さらに、複数の青色レーザダイオード71からの発熱は、ホルダ72の上面を伝って水平板86から第二縦板87に伝わって、第2の放熱部92により放熱される。そしてさらに、第二縦板87に伝わった熱のうち、第2の放熱部92により放熱しきれなかった熱は、送風用水平板88を伝って第3の放熱部93により放熱される。
なお、第1の放熱部91,第2の放熱部92及び第3の放熱部93それぞれの放熱容量によっては、相互に放熱容量を補うことができる。また、第1の放熱部91及び第2の放熱部92の放熱容量が十分ある場合には、第3の放熱部93を省略することもできる。
また、このヒートシンク81は、励起光照射装置70として、図3に示す位置で投影装置10に配置される。ここで、第1の光源を備える励起光照射装置70が出射する青色波長帯域光と異なる赤色波長帯域光が発光される第2の光源とされる赤色光源装置120は、励起光照射装置70と並設される。そして、赤色光源装置120と反対側には、冷却風を送風する冷却ファン261が配置される。従って、赤色光源装置120は、励起光照射装置70よりも風下側に配置されることとなる。
このとき、冷却ファン261から冷却風が送風されると、この冷却風は、図4及び図5(b)で示すように、ヒートシンク81の上部に形成される縦断面コ字状のダクト部に沿って流される。すると、図3で示す励起光照射装置70の風下側に並設される赤色光源装置120のヒートシンク130に適切に冷却風が送風される。
なお、上述の冷却ファン261に換えて、又は冷却ファン261と共に、赤色光源装置120の右側パネル14側に筐体内部の空気を筐体外部に排出する冷却ファンを設けることもできる。この場合においても、冷却風は、励起光照射装置70から赤色光源装置120に向けて流れる。
次に、他の実施形態に係る放熱装置について、図8及び図9に基づいて説明する。図8は放熱装置であるヒートシンク381の斜視図であり、図9(a)はヒートシンク381の正面図、図9(b)はヒートシンク381の側面図である。なお、上下二箇所のホルダ72は、前述の実施形態におけるホルダ72と同様の構成とされるので、同じ個所、部材には同じ符号を付して、説明を省略又は簡略化する。
本実施形態におけるヒートシンク381は、上下に離間して設けられた主放熱部の間に渡って補助放熱部が設けられてなる。すなわち、主放熱部は、前述の実施形態と同様に、固定部382と、第1の放熱部391とで形成される。固定部382は、基部水平板384と、第一縦板385と、水平板386とによりなる。第一縦板385の背面からは、多数の薄板が後方に延びて、第1の放熱部391が形成されている。
なお、上側の主放熱部と下側の主放熱部及びそれぞれの基部水平板384の前端と接続される基部縦板383は、上下対称に形成されている。
一方、補助放熱部は、平板部とされる第二縦板387と、この第二縦板387の背面から後方に延びる薄板により形成される第2の放熱部392とによりなる。そして、上下の主放熱部は、上下に配置される水平板386が第二縦板387により接続される。
なお、本実施形態においても、ヒートシンク381は、アルミ合金の押し出し成形により形成される。そして、前述の実施形態と同様に、図3に示すヒートシンク81と同様の位置に配置される。
また、そして、上下の各ホルダ72は、それぞれ4箇所に設けられる取付孔76にねじが挿入されて、ヒートシンク381に固定される。このとき、上下の各ホルダ72の背面は、上下それぞれの第1の接続面とされる上下の第一縦板385の正面と接続される。
また、ヒートシンク381に保持される2つのホルダ72は、それぞれ板バネ97により付勢されている。下側のホルダ72は、下側のホルダ72における下側2箇所の取付孔76に板バネ97が挿入されることにより上方に向けて付勢される。従って、下側のホルダ72の上面は、下側の水平板386の下面と密接して接続される。このように、下側の主放熱部においては、第二縦板387と連設される下側の水平板386の下面が第2の接続面とされる。
一方、上側のホルダ72は、上側のホルダ72における上側2箇所の取付孔76に板バネ97が挿入されることにより下方に向けて付勢される。従って、上側のホルダ72の下面は、上側の水平板386の上面と密接して接続される。このように、上側の主放熱部においては、第二縦板387と連設される上側の水平板386の上面が第2の接続面とされる。
このようにして、上下の各ホルダ72においても、各ホルダ72における一の側面と背面がヒートシンク381と接続される。従って、各青色レーザダイオード71が駆動されて発熱しても、この熱は、各ホルダ72の背面から各第一縦板385を介して各第1の放熱部391から放熱されるとともに、各ホルダ72における一の側面から各水平板386及び第二縦板387を介して第2の放熱部392から放熱される。
なお、本実施形態においては、このヒートシンク381の2箇所の固定部382に、それぞれ複数の青色レーザダイオード71を配置したが、これに限られず、それぞれ異なる波長帯域光を出射する光源を備えることもできる。例えば、上側の固定部382には赤色光源装置を備え、下側の固定部382には青色光源装置を備えるようにしてもよい。
また、ヒートシンク381の上側の基部縦板383の端部や第二縦板387の正面に、冷却ファン261からの冷却風を流す縦断面コ字状のダクト部を形成することもできる。さらに、このダクト部に第3の放熱部を設けることもできる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は以上の実施形態によっては限定されることなく、種々の形態で実施することができる。例えば、ホルダ72は、ヒートシンク81,381の第2の接続面と一の側面で接続されるように形成したが、第2の接続面を複数形成して複数の側面が第2の接続面と接続されるようにしてもよい。例えば、ヒートシンク81において、ホルダ72の上面と、第2の接続面とされる水平板86の下面とが接続されるよう形成したが、これらの接続に加えて、ホルダ72の左右の側面や下面がヒートシンク81と接続されるようにしてもよい。
以上の通り、放熱装置とされるヒートシンク81,381は、青色レーザダイオード71を保持するホルダ72である第1の光源を固定する固定部82,382と、第1の放熱部91,391とを備える。そして、固定部82,382からは平板部とされる第二縦板87,387が立設される。第二縦板87,387には、複数の放熱フィンを有する第2の放熱部が設けられる。これにより、放熱装置の放熱容量を増大させることができるので、高輝度の光源を備えることができるとともに小型化可能な放熱装置を提供することができる。
また、固定部82,382は、第一縦板85の正面である第1の接続面と、水平板86の下面及び水平板366の上面である第2の接続面を備える。そして、第1の接続面は、ホルダ72を備える第1の光源の背面と接続され、第2の接続面は第1の光源の側面と接続される。
これにより、ブロック状に形成されるホルダ72の背面だけではなく側面もヒートシンク81,381に接続させることができるとともに、放熱装置の放熱容量を増大させることができるので、ヒートパイプ等の他の冷却手段を設ける必要がなく、放熱装置を形成することができる。
また、平板部とされる第二縦板87,387は、第2の接続面の端部近傍に設けられる。これにより、第2の接続面と、第2の放熱部92を有する平板部とされる第二縦板87,387とを近い距離で形成することができる。従って、ホルダ72と第2の放熱部92との距離を短くすることができるので、ホルダ72の側面からの放熱効率を向上させることができる。
また、第1の光源のホルダ72は、付勢部材とされる板バネ97により第2の接続面とされる水平板86,386の上面又は下面に向けて付勢される。これにより、ホルダ72の側面と水平板86,386の上面又は下面とが密接して接続されるので、熱の伝達をより確実に行うことができる。
また、第2の放熱部92を有する補助放熱部は、ホルダ72が固定される主放熱部の上側に設けられる。これにより、熱は上昇して伝わっていくので、さらに効率よくホルダ72の放熱を行うことができる。
また、第1の放熱部は離間して上下2箇所に設けられ、第2の放熱部の平板部とされる第二縦板387が第1の放熱部の間に渡って設けられる。これにより、2つの光源をスタックしてヒートシンク381に設けつつ、放熱を適切に行うことができる。
また、ヒートシンク81には、開口部を下側に向けた縦断面コ字状のダクト部が設けられている。これにより、ヒートシンク81に向けて送風された冷却風の一部を、このダクト部に沿って、冷却が必要な他の装置に送り出すことができる。
また、ダクト部には、第3の放熱部93が設けられている。これにより、ダクト部を流れる冷却風を利用して効率よく放熱を行うことができるので、さらにヒートシンク81の放熱容量を増大させることができる。
また、ヒートシンク81,381に、第1の光源である半導体発光素子である青色レーザダイオード71を複数個保持するブロック状のホルダ72を設けた。そして、励起光照射装置70は、この放熱装置であるヒートシンク81,381を備える第1の光源が設けられるよう形成した。これにより、高輝度でコンパクトな光源装置60を提供することができる。
また、第1の光源を備える励起光照射装置70と、第2の光源とされる赤色光源装置120とを並設して配置した。これにより、冷却が必要な各色光源装置に対して冷却ファンを一箇所に配置することができるので、一箇所の冷却ファン261で2つの光源装置それぞれのヒートシンク81,130を効率よく冷却することができる。
また、第1の光源を備える励起光照射装置70から出射される光を励起光として、緑色波長帯域の蛍光光を出射する蛍光板装置100を備えた。そして、蛍光板装置100は、蛍光発光領域と、透過領域とを備えるので、励起光照射装置70からの励起光を青色光源とすることができる。これにより、赤、緑、青の各色波長帯域光を備え、ヒートシンク81,381の放熱容量を高めた光源装置60を提供することができる。
また、投影装置10は、光源装置60と、表示素子51と、投影側光学系220と、投影装置制御部とにより形成した。これにより、高輝度でコンパクトな投影装置10を提供することができる。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]第1の光源を固定する固定部と、
前記固定部の背面側に設けられる複数のフィンを有する第1の放熱部と、
前記固定部から立設する平板部と、
前記平板部に設けられる複数のフィンを有する第2の放熱部と、
を有することを特徴とする放熱装置。
[2]前記固定部は、前記第1の光源の背面と接続される第1の接続面と、前記第1の光源の側面と接続される第2の接続面を有することを特徴とする前記[1]に記載の放熱装置。
[3]前記平板部は、前記第2の接続面の端部近傍に設けられることを特徴とする前記[2]に記載の放熱装置。
[4]前記第1の光源は、付勢部材により前記第2の接続面の側に付勢されることを特徴とする前記[2]又は前記[3]に記載の放熱装置。
[5]前記第2の放熱部は、前記第1の放熱部の上側に形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れか記載の放熱装置。
[6]前記第1の放熱部は、離間して2箇所に設けられ、
前記第2の放熱部の前記平板部は、2箇所の前記第1の放熱部の間に渡って設けられることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の放熱装置。
[7]前記平板部は、縦断面コ字状に形成されるダクト部を有することを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れか記載の放熱装置。
[8]前記ダクト部は、複数のフィンを有する第3の放熱部を有することを特徴とする前記[7]に記載の放熱装置。
[9]前記第1の光源は、複数の半導体発光素子を有し、
前記固定部は、前記複数の半導体発光素子を保持するホルダが固定されることを特徴とする前記[7]に記載の放熱装置。
[10]複数の半導体発光素子を保持するホルダを有する前記[9記載の放熱装置を備える前記第1の光源が設けられることを特徴とする光源装置。
[11]前記第1の光源は、前記第1の光源とは異なる波長帯域光が発光される第2の光源と並設されることを特徴とする前記[10]に記載の光源装置。
[12]前記第1の光源からの出射光を励起光として蛍光光を出射する蛍光発光領域と、前記第1の光源からの出射光を透過する透過領域とを有して前記第1の光源及び前記第2の光源それぞれとは異なる波長帯域光を出射する蛍光板装置を備えることを特徴とする前記[11]に記載の光源装置。
[13]前記[10]乃至前記[12]の何れか記載の前記光源装置と、
前記光源装置からの光を表示素子に導光する光源側光学系と、
前記表示素子から出射された画像をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記光源装置や前記表示素子を制御する投影装置制御部と、
を備えることを特徴とする投影装置。
10 投影装置 11 上面パネル
12 正面パネル 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
16 下面パネル 17 吸排気孔
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 51 表示素子
60 光源装置
70 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
71a リード端子 72 ホルダ
73 レンズアレイ 74 保持孔
76 取付孔 80 緑色光源装置
81 ヒートシンク 82 固定部
83 基部縦板 84 基部水平板
85 第一縦板 85a 溝
86 水平板
87 第二縦板 88 送風用水平板
89 送風用垂直板 91 第1の放熱部
92 第2の放熱部 93 第3の放熱部
94 鉤状部 95 フィン
97 板バネ 97a 垂直板
97a1 ねじ用孔 97b 傾斜板
100 蛍光板装置
101 蛍光板 110 モータ
111 集光レンズ群 115 集光レンズ
120 赤色光源装置 121 赤色光源
125 集光レンズ群 130 ヒートシンク
140 導光光学系 141 第一反射ミラー
142 第一ダイクロイックミラー 143 第二反射ミラー
145 集光レンズ 146 集光レンズ
147 集光レンズ 148 第二ダイクロイックミラー
149 第三反射ミラー 151 集光レンズ
152 拡散板 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 179 集光レンズ
185 照射ミラー
190 ヒートシンク 195 コンデンサレンズ
220 投影側光学系 225 固定レンズ群
235 可動レンズ群 241 制御回路基板
261 冷却ファン 262 冷却ファン
381 ヒートシンク 382 固定部
383 基部縦板 384 基部水平板
385 第一縦板 386 水平板
387 第二縦板 391 第1の放熱部
392 第2の放熱部

Claims (11)

  1. 第1の光源の背面と接続される第1の接続面と、前記第1の光源の側面と接続される第2の接続面とを有し、前記第1の光源を固定する固定部と、
    前記固定部の背面側に設けられる複数のフィンを有する第1の放熱部と、
    前記第2の接続面側の前記固定部から一方側に立設する平板部と、
    前記平板部に設けられる複数のフィンを有する第2の放熱部と、
    を有することを特徴とする放熱装置。
  2. 前記第1の光源は、付勢部材により前記第2の接続面側に付勢されることを特徴とする請求項に記載の放熱装置。
  3. 前記第2の放熱部は、前記第1の放熱部の前記一方側に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放熱装置。
  4. 前記固定部は、離間して2箇所に設けられ、
    記平板部は、2箇所の前記固定部の間に渡って設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか記載の放熱装置。
  5. 前記平板部は、縦断面コ字状に形成されるダクト部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか記載の放熱装置。
  6. 前記ダクト部は、複数のフィンを有する第3の放熱部を有することを特徴とする請求項に記載の放熱装置。
  7. 前記第1の光源は、複数の半導体発光素子を有し、
    前記固定部は、前記複数の半導体発光素子を保持するホルダが固定されることを特徴とする請求項に記載の放熱装置。
  8. 複数の半導体発光素子を保持するホルダを有する請求項記載の放熱装置を備える前記第1の光源が設けられることを特徴とする光源装置。
  9. 前記第1の光源は、前記第1の光源とは異なる波長帯域光が発光される第2の光源と並設されることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  10. 前記第1の光源からの出射光を励起光として蛍光光を出射する蛍光発光領域と、前記第1の光源からの出射光を透過する透過領域とを有して前記第1の光源及び前記第2の光源それぞれとは異なる波長帯域光を出射する蛍光板装置を備えることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  11. 請求項乃至請求項1の何れか記載の前記光源装置と、
    前記光源装置からの光を表示素子に導光する光源側光学系と、
    前記表示素子から出射された画像をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記光源装置や前記表示素子を制御する投影装置制御部と、
    を備えることを特徴とする投影装置。
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