JP6111574B2 - 光源装置、投影装置及び光源装置の製造方法 - Google Patents

光源装置、投影装置及び光源装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6111574B2
JP6111574B2 JP2012205842A JP2012205842A JP6111574B2 JP 6111574 B2 JP6111574 B2 JP 6111574B2 JP 2012205842 A JP2012205842 A JP 2012205842A JP 2012205842 A JP2012205842 A JP 2012205842A JP 6111574 B2 JP6111574 B2 JP 6111574B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
holder
light
source device
flexible printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012205842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014059515A (ja
JP2014059515A5 (ja
Inventor
政典 太田
政典 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2012205842A priority Critical patent/JP6111574B2/ja
Publication of JP2014059515A publication Critical patent/JP2014059515A/ja
Publication of JP2014059515A5 publication Critical patent/JP2014059515A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6111574B2 publication Critical patent/JP6111574B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、光源装置、それを用いた投影装置及びその製造方法に関する。
一般に、パーソナルコンピュータ等から出力された画像データに基づく画像をスクリーン等に投影する投影装置が知られている。このような投影装置の一種として、光源から射出された光をデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD;登録商標)と呼ばれるマイクロミラー表示素子に集光させ、このマイクロミラー表示素子からの反射光で画像を形成する方式を採るものが知られている。
このような投影装置における光源として、近年、発光ダイオードやレーザダイオードを用いたものが知られている。例えば、特許文献1には、光源としてのレーザダイオードを、前側と後側の2つの保持体(ホルダ)によって挟み込むようにして保持する構成が開示されている。また、特許文献1では、後側の保持体にヒートシンクが当接され、このヒートシンクによってレーザダイオードの放熱が行われている。
特開2011−134668号公報
近年、プロジェクタから光源素子としてのレーザダイオードが勝手に抜き取られることがある。光源として用いられるレーザダイオードは出力が大きいので、勝手に使用されると非常に危険である。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたものであり、光源素子が抜き取られて勝手に使用されることのない構成を有する光源装置、それを用いた投影装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の第1の態様の光源装置は、光を発する光源素子と、前記光源素子を保持するホルダと、前記ホルダに装着される背面部材と、前記ホルダと前記背面部材との間に介在され、前記光源素子のリード線に接続されたフレキシブルプリント配線基板と、を備え、前記背面部材には、前記フレキシブルプリント配線基板に引っかかる爪部が設けられており、前記爪部は、前記背面部材が前記ホルダから取り外される際に、前記フレキシブルプリント配線基板に引っかかり、前記光源素子のリード線を引っ張る方向に力を与える。
また、前記の目的を達成するために、本発明の第2の態様の光源装置の製造方法は、光
源素子をホルダに保持させ、前記ホルダに形成された開口内にフレキシブルプリント配線基板を配置して該フレキシブルプリント配線基板と前記光源素子のリード線とを接合し、前記ホルダに形成された開口に、爪部が形成された背面部材の前記爪部を挿入し、前記背面部材を前記フレキシブルプリント配線基板の側にスライドさせて前記ホルダに前記背面部材を装着する。
本発明によれば、光源素子が抜き取られて勝手に使用されることのない構成を有する光源装置、それを用いた投影装置及びその製造方法を提供することができる。
一実施形態に係るプロジェクタの外観の一例を示す斜視図である。 一実施形態に係るプロジェクタの外観の一例を示す斜視図である。 一実施形態に係るプロジェクタの構成例の概略を示すブロック図である。 一実施形態に係るプロジェクタの内部構造の一例を示す平面模式図である。 一実施形態に係るプロジェクタの光学系の一例の概略を示す図である。 レーザ光源ユニットの斜視図である。 図6の6A−6A線断面図である。 図6の6B−6B線断面図である。 FPCの構造例を示す図である。 レーザ光源ユニットの製造方法を示す図である。 ヒートシンクの装着手法を示す図である。 ヒートシンクの取り外し時にLDにかかる負荷について説明するための図である。 爪部に返しをつける変形例を示す図である。 FPCの接合位置をLDの本体に近接させる変形例を示す図である。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係る投影装置としてのプロジェクタは、マイクロミラー表示素子を用いたDigital Light Processing(DLP)(登録商標)方式を用いている。本実施形態に係るプロジェクタ1の外観について図1及び図2を参照して説明する。プロジェクタ1は、ほぼ直方体の形状をしている。この説明では、プロジェクタ1の投影方向を前側、その反対方向を後側とする。また、プロジェクタ1を例えば机に据え置いたときの天井側を上側、机側を下側と定義し、また、投影方向を垂直方向と見たときに水平となる方向に右側と左側とを定義し、以下説明を行う。図1及び図2に示されるように、プロジェクタ1の筐体は、上面パネル11と、前側の正面パネル12と、後側の背面パネル13と、右側パネル14と、左側パネル15と、底面パネル16とを有する。
正面パネル12の左側には投影光が射出される投影レンズ部が設けられている。投影レンズ部には、投影レンズ部を覆うようにレンズカバー21が設けられている。レンズカバー21は、プロジェクタ1の使用時には取り外される。また、正面パネル12には、リモコン受光部22が設けられている。また、正面パネル12には、吸気口23aが設けられている。右側パネル14には、排気口24aが設けられており、左側パネル15には、排気口24bが設けられている。
上面パネル11には、電源スイッチキー、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、各種設定の入力を行うための十字キー及び決定キー等を含む操作部25と、電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、光源ユニットや表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等を含むインジケータ部26とが設けられている。
底面パネル16には、プロジェクタ1が机に据え置かれるときの支点となるフロントフット27及びリアフット28が設けられている。フロントフット27は、角度が変更されることで高さが変更されるようになっている。フロントフット27の角度変更によって、プロジェクタ1の設置角度は調整され得る。リアフット28は、ねじ込むことで、高さが微調整されるようになっており、設置時のプロジェクタ1の傾きが調整されるようになっている。さらに底面パネル16には、天吊り時に天吊り金具が取り付けられる金具取付ネジ穴29が設けられている。
背面パネル13には、リモコン受光部22と、吸気孔23bと、スピーカ35と、電源コネクタ36とが設けられている。さらに背面パネル13には、入力部30に含まれる画像信号等入力用のRCA端子31、D−SUB端子32、HDMI(登録商標)端子33、USB端子34等が設けられている。
本実施形態に係るプロジェクタ1の構成の概略を図3に示す。プロジェクタ1は、入力部30と、画像変換部52と、投影処理部53と、マイクロミラー素子101と、光源部110と、全反射ミラー102と、投影レンズ部103と、中央制御部51と、プログラムメモリ60と、メインメモリ61と、操作部25と、音声処理部55と、スピーカ35と、天吊り検出部57と、リモコン受光部22と、リモコン処理部56と、冷却制御部59と、冷却部58と、システムバス63とを有する。
入力部30には、例えばRCA端子31又はD−SUB端子32からアナログ画像信号が入力される。入力部30は、入力された各種規格のアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。入力部30は、変換したデジタル画像信号を、システムバス63を介して画像変換部52に出力する。なお、入力部30には、例えばHDMI端子33等も設けられており、アナログ画像信号に代えてデジタル画像信号も入力され得る。また、入力部30には、アナログ又はデジタル信号による音声信号が入力される。入力部30は、入力された音声信号をシステムバス63を介して音声処理部55に出力する。
画像変換部52は、スケーラとも称される。画像変換部52は、システムバス63に接続されている。画像変換部52は、入力された画像データを投影に適した所定のフォーマットの画像データに変換し、変換データを投影処理部53に送信する。必要に応じて画像変換部52は、On Screen Display(OSD)用の各種動作状態を示すシンボルを重畳した画像データを、加工画像データとして投影処理部53に送信する。
光源部110は、投影処理部53の制御の下、赤(R)、緑(G)、青(B)の原色光を含む複数色の光を射出する。ここで、光源部110は、複数色の色を時分割で順次射出するように構成されている。光源部110から射出された光は、全反射ミラー102で全反射し、マイクロミラー素子101に入射する。
マイクロミラー素子101は、例えばデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD;登録商標)のように、アレイ状に配列された複数の微小ミラーを有する。各微小ミラーは、高速でオン/オフ動作して、光源部110からこのマイクロミラー素子101の光入射出面に向かって照射された光を投影レンズ部103の方向に反射させたり、投影レンズ部103の方向からそらしたりする。マイクロミラー素子101の光入射出面には、微小ミラーが例えばWXGA(Wide eXtended Graphic Array)(横1280画素×縦800画素)分だけ並べられている。各微小ミラーにおける反射によって、マイクロミラー素子101は、例えばWXGA解像度の画像を形成する。このように、マイクロミラー素子101は空間的光変調素子として機能する。
投影処理部53は、システムバス63に接続されており、画像変換部52から送信された画像データに応じて、その画像データが表す画像を表示させるようにマイクロミラー素子101を駆動する。即ち、投影処理部53は、マイクロミラー素子101の各微小ミラーをオン/オフ動作させる。ここで、投影処理部53は、マイクロミラー素子101を高速に時分割駆動する。単位時間の分割数は、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば60[フレーム/秒]と、色成分の分割数と、表示階調数とを乗算して得られる数である。また、投影処理部53は、マイクロミラー素子101の動作と同期させて光源部110の動作も制御する。即ち、投影処理部53は、各フレームを時分割して、フレーム毎に全色成分の光を順次射出するように光源部110の動作を制御する。
投影レンズ部103は、マイクロミラー素子101から導かれた光を、例えば図示しないスクリーン等の被映写体に投影する光に調整する。したがって、マイクロミラー素子101による反射光で形成された光像は、投影レンズ部103を介して、例えばスクリーンに映写される。
音声処理部55は、システムバス63に接続されており、PCM音源等の音源回路を備える。入力部30から入力されたアナログ音声データに基づいて、又は投影動作時に与えられたデジタル音声データをアナログ化した信号に基づいて、音声処理部55は、スピーカ35を駆動して拡声放音させる。また、音声処理部55は、必要に応じてビープ音等を発生させる。スピーカ35は、音声処理部55から入力された信号に基づいて音声を射出する一般的なスピーカである。
冷却部58は、プロジェクタ1の各部で発生する熱を逃がすための冷却機構を含む。例えば冷却部58は、光源部110やマイクロミラー素子101を冷やすために吸気口23a及び23bから取り込んだ空気を循環させ排気口24a及び24bから排出させるファンを含む。冷却部58の動作は、システムバス63に接続された冷却制御部59によって制御される。
中央制御部51は、システムバス63に接続されており、画像変換部52、投影処理部53、音声処理部55、冷却制御部59等の動作を制御する。この中央制御部51は、プログラムメモリ60及びメインメモリ61と接続されている。プログラムメモリ60は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリで構成される。プログラムメモリ60は、中央制御部51が実行する動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。メインメモリ61は、例えばSRAMで構成される。メインメモリ61は、中央制御部51のワークメモリとして機能する。
また、中央制御部51は、操作部25と接続されている。操作部25は、ユーザが各種キーを操作したときに生成するキー操作信号を中央制御部51に出力する。また、中央制御部51は、リモコン処理部56と接続されている。リモコン受光部22は、ユーザが操作するリモコンから発射された無線の操作信号を受信する。リモコン処理部56は、リモコン受光部22が受信した操作信号を処理し、中央制御部51に出力する。中央制御部51は、プログラムメモリ60及びメインメモリ61に記憶されたプログラムやデータを用いて、操作部25やリモコン処理部56から入力されたユーザの指示に応じてプロジェクタ1の各部の動作を制御する。インジケータ部26は、中央制御部51の制御下で、プロジェクタ1の状態に係る各種表示を行う。
天吊り検出部57は、プロジェクタ1が天吊り状態であるか否かを検出する。天吊り検出部57は、ユーザによって切り変えられるスイッチでもよいし、例えば重力センサでもよいし、金具取付ネジ穴29の周辺に設けられた力センサでもよい。天吊り検出部57は、プロジェクタ1が天吊り状態であるか否かの情報を、システムバス63を介して中央制御部51に出力する。
プロジェクタ1の内部構造の一例を図4を参照して説明する。図4にも示されるプロジェクタ1の光学系のうち、光源部110、マイクロミラー素子101、投影レンズ部103等に係る光学系のみを抜き出した図を図5に示し、図5も参照して説明する。光源部110には、青色のレーザ光を発する半導体発光素子である半導体レーザ(レーザダイオード;LD)121を光源素子として有するレーザ光源ユニット120が設けられている。LD121は、レーザ光源ユニット120内にアレイ状に配列されている。例えば本実施形態では、5行8列に計40個のLD121がアレイ状に配置されている。各LD121が発する青色のレーザ光は、各LD121に対応して配置されたコリメータレンズ122を通り平行光となる。
コリメータレンズ122と対向した位置には、ミラー123が階段状に配置されている。LD121から射出されたレーザ光は、ミラー123で反射され、その光路を90度変化させつつ、1つの光束にまとめられる。このようにして、光束がレーザ光源ユニット120から射出される。レーザ光源ユニット120には、放熱のためのヒートシンク124が設けられている。
この光束の光路上には、レンズ141,142及び第1のダイクロイックミラー143が配置されている。ミラー123で反射されたレーザ光は、レンズ141,142により平行な光束とされた後、第1のダイクロイックミラー143に入射する。第1のダイクロイックミラー143は、青色光を透過する。透過光の光路には、レンズ144,145及び蛍光ホイール146が配置されている。第1のダイクロイックミラー143を透過した青色光は、レンズ144,145を介して蛍光ホイール146に照射される。
蛍光ホイール146は、円盤形状をしている。蛍光ホイール146は、2つの領域に分割されており、その一方には透過用の拡散板が形成され、他方には拡散板を含む蛍光層が形成されている。蛍光層が存在する部分の蛍光ホイール146には、レーザ光源ユニット120からのレーザ光が照射される面に蛍光体が塗布されている。この蛍光体は、青色の光が照射された際に緑色の蛍光を放射する蛍光体である。蛍光体の裏面には、反射板が形成されている。蛍光ホイール146の拡散板は、青色光を透過し、かつその光を拡散させる板である。蛍光ホイール146は、回転駆動部であるモータ147の駆動により回転する。この回転は、投影処理部53によって、マイクロミラー素子101とともに同期制御される。投影処理部53は、制御の際、蛍光ホイール146に形成された図示しないマーカの回転を検出し、その検出結果を利用する。
青色のレーザ光は、蛍光ホイール146の蛍光体に入射すると、緑色の蛍光を放射する。この緑色の蛍光は、等方的に放射される。蛍光体の裏面側に放射された蛍光は、反射板によって反射される。したがって、蛍光層から放射された蛍光は、レンズ145,144側に導かれる。レンズ145,144を通過した緑色光は、第1のダイクロイックミラー143に入射する。
第1のダイクロイックミラー143は、緑色光を反射する。反射光の光路には、レンズ148と第2のダイクロイックミラー149が配置されている。第1のダイクロイックミラー143で反射された緑色光は、レンズ148を介して第2のダイクロイックミラー149に入射する。第2のダイクロイックミラー149は緑色光を反射する。この反射光の光路には、レンズ150と、インテグレータ151と、レンズ152と、ミラー153と、レンズ154と、全反射ミラー102とがこの順に配置されている。インテグレータ151は、光束の輝度分布を均一にする素子である。第2のダイクロイックミラー149で反射された緑色光は、レンズ150を介してインテグレータ151を通り輝度分布が均一な光束とされ、レンズ152、ミラー153、レンズ154を介して全反射ミラー102に入射する。
また、レーザ光源ユニット120から射出された青色レーザ光の光路上に、蛍光ホイール146の拡散板がある場合、この青色レーザ光は、以下の経路を通る。レーザ光源ユニット120から射出された青色レーザ光は、蛍光ホイール146の拡散板に入射し、この拡散板を拡散しつつ透過する。透過光の光路上には、レンズ156、ミラー157、レンズ158、ミラー159、レンズ160、第2のダイクロイックミラー149が配置されている。拡散板を透過した青色光は、レンズ156を介してミラー157で反射され、レンズ158を介してさらにミラー159で反射され、レンズ160を介して、第2のダイクロイックミラー149に入射する。第2のダイクロイックミラー149は、青色光を透過させる。第2のダイクロイックミラー149を透過した青色光は、レンズ150を介してインテグレータ151を通り輝度分布が均一な光束とされる。インテグレータ151から出射した青色光は、レンズ152、ミラー153、レンズ154を介して全反射ミラー102に入射する。
光源部110は、さらに赤色光を発する半導体発光素子である発光ダイオード(LED)131を光源として有する発光ダイオードユニット130を有する。発光ダイオードユニット130には、放熱のためのヒートシンク134が設けられている。LED131から射出された光の光路上には、レンズ132,133及び第1のダイクロイックミラー143が配置されている。LED131が発する赤色光は、レンズ132,133を介して、第1のダイクロイックミラー143に入射する。第1のダイクロイックミラー143は、赤色光を透過する。第1のダイクロイックミラー143を透過した赤色光は、レンズ148を介して第2のダイクロイックミラー149に入射する。第2のダイクロイックミラー149は赤色光を反射する。第2のダイクロイックミラー149で反射された赤色光は、レンズ150を介してインテグレータ151を通り輝度分布が均一な光束とされる。インテグレータ151から出射した赤色光は、レンズ152、ミラー153、レンズ154を介して全反射ミラー102に入射する。
全反射ミラー102で反射された緑色光、青色光、赤色光はそれぞれ、フィールドレンズ155を介してマイクロミラー素子101に照射される。マイクロミラー素子101は、投影レンズ部103方向への反射光によって光像を形成する。この光像は、フィールドレンズ155及び投影レンズ部103を介して投影対象の図示しないスクリーン等に照射される。フィールドレンズ155の構成については後で詳しく説明する。
なお、ここに示した光学系は一例であり、赤色光、緑色光、及び青色光をマイクロミラー素子101に入射させ、マイクロミラー素子101の反射光を光像として例えばスクリーンなどに照射させる光学系であれば、適宜変更され得る。したがって、上述以外の種々の光学素子が用いられてもよい。
プロジェクタ1は、図4に示されるように、レーザ光源ユニット120のヒートシンク124を冷却するための冷却ファン58aを備える。また、プロジェクタ1は、発光ダイオードユニット130のヒートシンク134を冷却するための冷却ファン58bを備える。また、プロジェクタ1は、蛍光ホイール146及びモータ147等を冷却するための冷却ファン58cを備える。また、プロジェクタ1は、中央制御部51、プログラムメモリ60、メインメモリ61、画像変換部52、投影処理部53、リモコン処理部56、冷却制御部59等を構成する集積回路等が実装された制御回路基板70を備える。
本実施形態に係るプロジェクタ1の動作を説明する。なお、以下の動作は、中央制御部51の制御の下、投影処理部53が実行するものである。レーザ光源ユニット120の青色発光用のLD121と赤色発光用のLED131との発光タイミング、この発光タイミングに同期した蛍光ホイール146の回転タイミング、及びマイクロミラー素子101の動作は、何れも投影処理部53により制御される。
例えば赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)の3色の光をマイクロミラー素子101に入射させる場合を例に挙げて説明する。赤色光をマイクロミラー素子101に入射させるタイミングにおいては、赤色発光用のLED131を点灯し、青色発光用のLD121を消灯する。緑色光をマイクロミラー素子101に入射させるタイミングにおいては、赤色発光用のLED131を消灯し、青色発光用のLD121を点灯する。この際、蛍光ホイール146は、モータ147による回転によって、青色光の光路に蛍光層が位置するようになっている。青色光をマイクロミラー素子101に入射させるタイミングにおいては、赤色発光用のLED131を消灯し、青色発光用のLD121を点灯する。この際、蛍光ホイール146は、モータ147による回転によって、青色光の光路に拡散板が位置するようになっている。以上のように、LED131及びLD121の点灯及び消灯と、モータ147による蛍光ホイール146の回転角度とを制御することで、マイクロミラー素子101に順次、赤色光、緑色光、及び青色光を入射させる。
マイクロミラー素子101は、各色の光について微小ミラー毎(画素毎)に、画像データに基づく輝度が高い程入射した光を投影レンズ部103に導く時間を長くし、輝度が低い程入射した光を投影レンズ部103に導く時間を短くする。即ち、投影処理部53は、輝度が高い画素に対応する微小ミラーが長時間オン状態となるように、輝度が低い画素に対応する微小ミラーが長時間オフ状態となるように、マイクロミラー素子101を制御する。このようにすることで、投影レンズ部103から射出される光について、微小ミラー毎(画素毎)に各色の輝度を表現できる。
フレーム毎に、微小ミラーがオンになっている時間で表現された輝度を各色について組み合わせることで画像が表現される。以上のようにして、投影レンズ部103からは、画像が表現された投影光が射出される。この投影光が、例えばスクリーンに投影されることで、スクリーン等には画像が表示される。
なお、上記説明では、赤色光、緑色光、青色光の3色を用いるプロジェクタの例を示したが、マゼンタやイエロー等の補色や、白色光等を組み合わせて画像を形成するように、これら色の光を射出できるようにプロジェクタを構成してもよい。
本実施形態に係る光源装置の一例としてのレーザ光源ユニット120の構造の詳細を説明する。レーザ光源ユニット120の斜視図を図6に示す。また、レーザ光源ユニット120の断面図を図7及び図8に示す。図7は、図6の6A−6A線断面図であり、図8は、図6の6B−6B線断面図である。
レーザ光源ユニット120の光源素子としてのLD121は、第1のホルダ230と第2のホルダ240とによって保持されている。第1のホルダ230には、凹部が設けられている。この凹部の内径は、LD121の底部の外径とほぼ一致している。このようにして、LD121の底部は、第1のホルダ230の凹部に嵌め込まれる。
第1のホルダ230には、ヒートシンク124が接続されている。ヒートシンク124により、LD121で発生した熱が放熱される。
第2のホルダ240は、第1のホルダ230に重ね合わされるように嵌め込まれている。第2のホルダ240のLD121に対応する位置には、貫通孔242が設けられている。貫通孔242の第1のホルダ230側の内径は、LD121の本体である、即ち青色レーザ光を射出する側の部分の外径よりも大きい。このようにして、LD121は、貫通孔242に配置される。また、貫通孔242にはコリメータレンズ122が配置される。貫通孔242のコリメータレンズ122が配置される側の内径は、コリメータレンズ122の外径とほぼ一致している。即ち、コリメータレンズ122は、貫通孔242内に配置され、貫通孔242によってその光軸と直交する平面における位置決めがなされている。さらに、貫通孔242には、LD121側の内径がコリメータレンズ122の外径よりも小さくなるような段差244が設けられている。この段差244によって、コリメータレンズ122とLD121との間に間隙が形成されるようにコリメータレンズ122が配置される。即ち、コリメータレンズ122は、所定の位置よりもLD121側に移動しないように、段差244によってその光軸方向について位置決めされている。
コリメータレンズ122をLD121側に押し付けるために、レンズ押さえ具260と押さえ板金270とが配置されている。
レンズ押さえ具260及び押さえ板金270は、コリメータレンズ122の数に対応した5行8列で計40個の円形の穴を有する。この穴は、コリメータレンズ122と通過した光が通る穴である。各コリメータレンズ122の射出側にレンズ押さえ具260及び押さえ板金270を嵌め、これらのレンズ押さえ具260及び押さえ板金270をネジ272によって固定することによって、コリメータレンズ122がその光軸方向に移動しないように固定される。
また、第1のホルダ230のLD121が嵌め込まれる側と反対側には、開口232が形成されており、この開口232にフレキシブルプリント配線基板(FPC)290が配置される。LD121のリード線121aは、FPC290に例えば半田付けによって接合されている。LD121は、FPC290を介して供給される電力により、発光する。
図9にFPC290の構造例を示す。この例のFPC290は、5行8列の計40でなるLD121を行毎に直列に接続しており、行毎に直列に接続されたLD121を同時に発光させることが可能になされている。開口232は、図9に示したような複数列のLD121を同時接続できる形状をしたFPC290をその内部で保持できるよう、LD121の行に沿った方向に延在している。なお、LD121は、必ずしも行毎に直列接続する必要はない。例えば、LD121を列毎に直列接続してもよい。FPC290の形状を図9と異ならせた場合、それに合わせて開口232の形状も異ならせる必要がある。
また、本実施形態におけるヒートシンク124には、鉤状の爪部124aがネジ124bを介して取り付けられている。ここで、開口232には、FPC290が実装された状態でヒートシンク124に形成された爪部124aを挿入してスライドさせられるだけの空間が確保されている。このために、開口232の径が、爪部124aの幅とFPC290の幅との和よりも大きくなるように設計される。
また、レンズ抑え具260と押さえ板金270とは、ネジ272によって第2のホルダ240に固定され、また、レンズ押さえ具260と、押さえ板金270と、第2のホルダ240と、第1のホルダ230と、ヒートシンク124とは、ネジ274によって一体的に固定される。
レーザ光源ユニット120の製造方法を図10のフローチャートを参照して説明する。ステップS101において、第1のホルダ230に形成された凹部にLD121を装着する。
ステップS102において、第1のホルダ230に第2のホルダ240を装着する。ここで、第2のホルダ240には、コリメータレンズ122、レンズ押さえ具260及び押さえ板金270が予め装着されており、第2のホルダ240に装着されたレンズ押さえ具260及び押さえ板金270は、ネジ272によって固定されている。
ステップS103において、第1のホルダ230と第2のホルダ240とでなる光源ユニットを所定の検査治具にのせる。その後のステップS104において、検査治具によってLD121を発光させ、光源異常のチェック並びに光路のチェックを行う。光源異常のチェックは、各LD121が正常に発光しているか否かのチェックである。また、光路のチェックは、各コリメータレンズ122から出射される光の光路が斜めになっていないか否かのチェックである。LD121が発光しない等の異常がある場合にはLD121を交換する。また、光路に異常があった場合には、第1のホルダ230と第2のホルダ240との位置調整を行う。光源異常及び光路の異常がなくなった後で処理が次のステップに進む。
ステップS105において、FPC290を第1のホルダ230に形成された開口232に配置し、例えば、半田付けにより、FPC290とLD121とを接続する。
ステップS106において、第1のホルダ230にヒートシンク124を装着する。前述したように、第1のホルダ230には、FPC290を配置した状態でヒートシンク124の爪部124aを挿入できるだけの空間を有する開口232が形成されている。第1のホルダ230にヒートシンクを装着する際には、図11に示されるように、ヒートシンク124の爪部124aを第1のホルダ230に形成された開口232に挿入し(図示矢印A)、その後にヒートシンク124をFPC290の側にスライドさせる(図示矢印B)ことにより、ヒートシンク124を第1のホルダ230に装着する。最後に、ネジ274によって、第1のホルダ230とヒートシンク124との間にFPC290を介在させた状態で、第1のホルダ230、第2のホルダ240、ヒートシンク124を固定する。以上の工程により、レーザ光源ユニット120が製造される。
以上説明したような本実施形態のレーザ光源ユニット120では、LD121を抜き取るために、ネジ274を外した後でヒートシンク124を図12の矢印Cで示されるようにして外そうとすると、爪部124aがFPC290に引っかかり、結果として、LD121のリード線121aには、引っ張る方向に力が加わる。ここで、LD121とFPC290との接合は、例えば半田付けによる比較的強固な接合がなされている。これに対し、LD121の本体とリード線121aとの接合は、それほど強固ではない。したがって、図12の矢印Cで示される力が加えられた場合、LD121の本体からリード線121aが外れ、LD121が使用できなくなる。このように、本実施形態では、LD121を抜き取って勝手に使用することができない構造を提供することができる。
ここで、爪部124aとFPC290とを接着しておくようにしてもよい。この場合、FPC290と爪部124aの何れかに例えば熱硬化性の接着剤を塗布し、また、ヒートシンク124を第1のホルダ230に装着した際に、爪部124aとFPC290とが接触するようにFPC290の配置位置又は爪部124aの高さ(ヒートシンク124からの距離)を設定しておく。この状態で、LD121を発光させることにより、LD121の発光によって発生した熱によって接着剤が硬化して爪部124aとFPC290とを接着する。爪部124aとFPC290とを接着しておくことにより、爪部124aを介して効率よくFPC290に力が加わるので、ヒートシンク124を取り外そうとした際にLD121が破壊される確率をより高めることが可能である。
また、FPC290と爪部124aとを接着せず、爪部124aの先端が抜き取り防止構造となっていてもよい。抜き取り防止構造としては、図13のDで示されるように、例えば爪部124aの先端に返しをつける構造が考えられる。図13で示されるように、爪部124aの返しは内向きにつけられている。即ち、ヒートシンク124を第1のホルダ230に装着した状態において、FPC290側に向けて形成された返し部を爪部124aは有している。これにより、ヒートシンク124を取り外そうとした際に爪部124aがよりFPC290に引っかかり易くなっている。このような構造であっても、爪部124aを介して効率よくFPC290に力が加わるので、ヒートシンク124を取り外そうとした際にLD121が破壊される確率をより高めることが可能である。
また、図14で示されるようにして、FPC290をLD121の本体に近づくように折り曲げることにより、FPC290とリード線121aとの接合位置をよりLD121の本体側に近づけるようにしてもよい。FPC290には、ある程度の弾性があるので、FPC290とリード線121aとの接合位置がLD121の本体から遠い位置にあると、爪部124aを介して加えられる力が効率よくLD121の本体とリード線121aとの間に加わらない可能性がある。FPC290とリード線121aとの接合位置をLD121の本体に近づけることにより、よりLD121が破壊される確率をより高めることが可能である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても、発明が解決しようとする課題の欄で述べられた課題が解決でき、かつ、発明の効果が得られる場合には、この構成要素が削除された構成も発明として抽出され得る。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 光を発する光源素子と、
前記光源素子を保持するホルダと、
前記ホルダに装着され、前記光源素子で発生した熱を放熱するヒートシンクと、
前記ホルダと前記ヒートシンクとの間に介在され、前記光源素子のリード線に接続されたフレキシブルプリント配線基板と、
を備え、
前記ヒートシンクには、前記フレキシブルプリント配線基板に引っかかる爪部が設けられている光源装置。
[2] 前記爪部は、前記ヒートシンクが前記ホルダから取り外される際に、前記フレキシブル配線基板に引っかかり、前記光源素子のリード線を引っ張る方向に力を与えることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
[3] 前記爪部は、先端が抜き取り防止構造となっている請求項1又は2に記載の光源装置。
[4] 前記爪部は、前記フレキシブル配線基板側に向けて形成された返し部を有していることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
[5] 前記爪部と前記フレキシブルプリント配線基板とは接着されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の光源装置。
[6] 前記フレキシブルプリント配線基板は、前記光源素子のリード線に近接して接合される請求項1乃至5の何れか1項に記載の光源装置。
[7] 請求項1乃至6の何れか1項に記載の光源装置を備えた投影装置。
[8] 光源素子をホルダに保持させ、
前記ホルダに形成された開口内にフレキシブルプリント配線基板を配置して該フレキシブルプリント配線基板と前記光源素子のリード線とを接合し、
前記ホルダに形成された開口に、爪部が形成されたヒートシンクの前記爪部を挿入し、前記ヒートシンクを前記フレキシブルプリント配線基板の側にスライドさせて前記ホルダに前記ヒートシンクを装着する、
光源装置の製造方法。
1…プロジェクタ、11…上面パネル、12…正面パネル、13…背面パネル、14…右側パネル、15…左側パネル、16…底面パネル、21…レンズカバー、22…リモコン受光部、23a…吸気口、23b…吸気孔、24a…排気口、24b…排気口、25…操作部、26…インジケータ部、27…フロントフット、28…リアフット、29…金具取付ネジ穴、30…入力部、31…RCA端子、32…SUB端子、33…HDMI端子、34…USB端子、35…スピーカ、36…電源コネクタ、51…中央制御部、52…画像変換部、53…投影処理部、55…音声処理部、56…リモコン処理部、57…天吊り検出部、58…冷却部、58a,58b,58c、59…冷却制御部、60…プログラムメモリ、61…メインメモリ、63…システムバス、70…制御回路基板、101…マイクロミラー素子、102…全反射ミラー、103…投影レンズ部、110…光源部、120…レーザ光源ユニット、121…半導体レーザ(LD)、121a…リード線、122…コリメータレンズ、123…ミラー、124…ヒートシンク、124a…爪部、124b…ネジ、130…発光ダイオードユニット、131…発光ダイオード(LED)、132,133…レンズ、134…ヒートシンク、141,142…レンズ、143…第1のダイクロイックミラー、144,145…レンズ、146…蛍光ホイール、147…モータ、148…レンズ、149…第2のダイクロイックミラー、150…レンズ、151…インテグレータ、152…レンズ、153…ミラー、154…レンズ、155…フィールドレンズ、156…レンズ、157…ミラー、158…レンズ、159…ミラー、160…レンズ、230…第1のホルダ、232…開口、240…第2のホルダ、242…貫通孔、244…段差、260…レンズ押さえ具、270…押さえ板金、272…ネジ、274…ネジ、290…フレキシブルプリント配線基板(FPC)

Claims (13)

  1. 光を発する光源素子と、
    前記光源素子を保持するホルダと、
    前記ホルダに装着される背面部材と、
    前記ホルダと前記背面部材との間に介在され、前記光源素子のリード線に接続されたフレキシブルプリント配線基板と、
    を備え、
    前記背面部材には、前記フレキシブルプリント配線基板に引っかかる爪部が設けられており、
    前記爪部は、前記背面部材が前記ホルダから取り外される際に、前記フレキシブルプリント配線基板に引っかかり、前記光源素子のリード線を引っ張る方向に力を与えることを特徴とする光源装置。
  2. 前記背面部材は、前記光源素子で発生した熱を放熱するヒートシンクを含むことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記爪部は、先端が抜き取り防止構造となっていることを特徴とする請求項又はに記載の光源装置。
  4. 前記爪部は、前記フレキシブルプリント配線基板側に向けて形成された返し部を有していることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記フレキシブルプリント配線基板は、前記光源素子のリード線に近接して接合されることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の光源装置。
  6. 請求項1乃至の何れか1項に記載の光源装置を備えたことを特徴とする投影装置。
  7. 光を発する光源素子と、
    前記光源素子を保持するホルダと、
    前記ホルダに装着される背面部材と、
    前記ホルダと前記背面部材との間に介在され、前記光源素子のリード線に接続されたフレキシブルプリント配線基板と、
    を備え、
    前記背面部材には、前記フレキシブルプリント配線基板に引っかかる爪部が設けられており、
    前記爪部と前記フレキシブルプリント配線基板とは接着されていることを特徴とする光源装置。
  8. 前記背面部材は、前記光源素子で発生した熱を放熱するヒートシンクを含むことを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
  9. 前記爪部は、先端が抜き取り防止構造となっていることを特徴とする請求項8に記載の光源装置。
  10. 前記爪部は、前記フレキシブルプリント配線基板側に向けて形成された返し部を有していることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  11. 前記フレキシブルプリント配線基板は、前記光源素子のリード線に近接して接合されることを特徴とする請求項7乃至10の何れか1項に記載の光源装置。
  12. 請求項7乃至11の何れか1項に記載の光源装置を備えたことを特徴とする投影装置。
  13. 光源素子をホルダに保持させ、
    前記ホルダに形成された開口内にフレキシブルプリント配線基板を配置して該フレキシブルプリント配線基板と前記光源素子のリード線とを接合し、
    前記ホルダに形成された開口に、爪部が形成された背面部材の前記爪部を挿入し、前記背面部材を前記フレキシブルプリント配線基板の側にスライドさせて前記ホルダに前記背面部材を装着する、
    光源装置の製造方法。
JP2012205842A 2012-09-19 2012-09-19 光源装置、投影装置及び光源装置の製造方法 Active JP6111574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012205842A JP6111574B2 (ja) 2012-09-19 2012-09-19 光源装置、投影装置及び光源装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012205842A JP6111574B2 (ja) 2012-09-19 2012-09-19 光源装置、投影装置及び光源装置の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014059515A JP2014059515A (ja) 2014-04-03
JP2014059515A5 JP2014059515A5 (ja) 2015-10-15
JP6111574B2 true JP6111574B2 (ja) 2017-04-12

Family

ID=50616015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012205842A Active JP6111574B2 (ja) 2012-09-19 2012-09-19 光源装置、投影装置及び光源装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6111574B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10139714B2 (en) 2014-06-03 2018-11-27 Sony Corporation Light source apparatus including force reducing supporting section
JP6202346B2 (ja) * 2015-03-20 2017-09-27 カシオ計算機株式会社 放熱装置、光源装置及び投影装置
JP6837216B2 (ja) * 2016-12-19 2021-03-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置および放熱部材

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007023916A1 (ja) * 2005-08-26 2007-03-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 投写型ディスプレイ装置
JP5028975B2 (ja) * 2006-11-28 2012-09-19 セイコーエプソン株式会社 光源装置、プロジェクタ及びモニタ装置
JP2008192889A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Shinko Electric Ind Co Ltd ヒートスプレッダー及び電子部品モジュール
JP5500339B2 (ja) * 2009-09-29 2014-05-21 カシオ計算機株式会社 光源装置及びプロジェクタ
JP5319493B2 (ja) * 2009-10-30 2013-10-16 パナソニック株式会社 光源装置
JP5516948B2 (ja) * 2009-12-25 2014-06-11 カシオ計算機株式会社 光源装置及びプロジェクタ
JP5444046B2 (ja) * 2010-03-09 2014-03-19 スタンレー電気株式会社 車両用前照灯
JP2011204495A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Panasonic Corp 光源装置及び画像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014059515A (ja) 2014-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5783405B2 (ja) 光源装置及びプロジェクタ並びに光源装置の組込み方法
JP5316911B2 (ja) 光源装置及びプロジェクタ
JP5834723B2 (ja) 光源装置及びプロジェクタ装置
CN102998886B (zh) 透镜阵列、光源装置、投影仪以及光源装置的制造方法
JP5982915B2 (ja) 光源装置及びプロジェクタ
JP6202346B2 (ja) 放熱装置、光源装置及び投影装置
JP6731142B2 (ja) 光源装置、投影装置及び光源装置の基板取付方法
JP2011134669A (ja) 光源装置及びプロジェクタ
CN109100909B (zh) 光源装置和投影装置
JP2015220204A (ja) 照明装置および表示装置
JP6111574B2 (ja) 光源装置、投影装置及び光源装置の製造方法
JP5783409B2 (ja) 光源装置及びプロジェクタ並びに光源装置の組込み方法
JP2013196946A (ja) 光源装置、プロジェクタ、及び、光源装置の製造方法
JP2024003005A (ja) 電子装置及び投影装置
JP2014059513A (ja) プロジェクタ
JP6410085B2 (ja) 締結構造及びこの締結構造を備える投影装置、締結方法
JP6924392B2 (ja) シール構造及び投影装置
JP6820703B2 (ja) 光源装置及び投影装置
JP5880924B2 (ja) 光源装置、プロジェクタ、及び、光源装置の製造方法
JP5849578B2 (ja) レンズ固定機構、光源装置及びプロジェクタ
JP2013195841A (ja) 反射板、光源装置、及びプロジェクタ
JP2013195843A (ja) レーザ光源ユニット及びプロジェクタ
JP5716959B2 (ja) 光源装置及びプロジェクタ
JP2016177216A (ja) 光源装置及び投影装置
JP2014059482A (ja) 光源装置及び投影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150831

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6111574

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150